JP5477334B2 - 遊技機の演出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、スロットマシン等の遊技機に用いられる演出装置の技術に関する。
従来、パチンコ機、スロットマシン等の遊技機においては、所定の場合に可動体を駆動させる演出装置(可動装置)の技術が公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の遊技機の可動装置(演出装置)は、
前後方向(水平方向)に延設されるとともに、上下方向を向いた支軸により回動自在に軸支される可動部材と、
可動部材の端部に固定される指標片(被検知片)と、
発光部と受光部とを対向させて構成され、指標片が移動する軌道上に配置される原位置検出センサ(検知部)と、
を具備するものである。
この技術によれば、モータの駆動力により可動部材を回転させた際に、指標片が原位置検出センサの発光部と受光部との間に進入したことを当該原位置検出センサにより検出することで、当該可動部材の位置を検出することができる。
特開2009−34243号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、可動部材の指標片側の端部を自由端として当該可動部材を水平方向に延設しているため、当該可動部材を繰り返し作動させるなどして当該可動部材と支軸との間にガタツキが生じると、自重により可動部材が傾倒して、指標片側の端部が下方に変位するおそれがある。これによって、指標片が下方に変位し、可動部材を作動させた際に指標片が原位置検出センサに接触し、原位置検出センサによる適切な位置検出が不可能となったり、部材の損傷を招いたりするという問題があった。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、被検知片の下方への変位を防止し、検出部による適切な位置検出が可能な遊技機の演出装置を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、移動可能な可動体と、前記可動体の位置を検出する位置検出手段とを備えた遊技機の演出装置であって、前記位置検出手段は、水平方向に延設され、水平面上を移動可能な移動部材と、前記移動部材と前記可動体とを連結して当該移動部材を前記可動体の移動に追従して前記水平面上を移動させる連結部材と、前記移動部材の一端部に形成される被検知片と、前記被検知片が移動する軌道上に配置され、前記被検知片の接近を検知する検知部と、前記被検知片又は前記移動部材の下方に配置され、当該被検知片又は当該移動部材との間に所定の間隙を設けた状態で、平面視において当該被検知片又は当該移動部材の軌道に沿って延設されるガイド部とを備え、前記移動部材は、一端部が他の部材に固定されない自由端とされるとともに、他の部分が前記連結部材に固定され、前記ガイド部は、前記移動部材の一端部が下方に向かうように傾倒したときに前記被検知片又は前記移動部材に下方から当接して当該被検知片又は当該移動部材を支持することで前記被検知片の下方への変位量を規制し、当該被検知片の高さを所定の高さ以上に保持するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、移動部材が傾倒した場合であっても、被検知片の高さを所定の高さ以上に保持することで、当該被検知片と他の部材(例えば、検知部)との接触を防止したり、被検知片が検知部から離れて当該検知部による検知が不可能となるのを防止したりすることができる。
また、移動部材が傾倒しない場合においては、ガイド部は被検知片及び移動部材と離間しているため、当該ガイド部によって移動部材の移動が妨げられたり、被検知片及び移動部材が摩耗したりするのを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る演出装置を備える遊技機の全体的な構成を示した正面図。 同じく、遊技機の窓枠が開放された状態を示した前方斜視図。 同じく、遊技盤を示した正面図。 演出装置を示した正面図。 ベース部材及び駆動機構を示した斜視図。 駆動機構を示した分解斜視図。 同じく、斜視図。 同じく、平面図。 同じく、側面図。 ベース部材及び駆動機構を示した平面図。 (a)図8におけるA−A断面を示した断面図。(b)図8におけるB−B断面を示した断面図。 駆動機構の動作の様子を示した平面図。 図12におけるC−C断面図。 ベース部材の動作の様子を示した平面図。 (a)移動部材が傾倒した場合の、図8におけるA−A断面を示した断面図。(b)同じく、図8におけるB−B断面を示した断面図。 本発明に係る演出装置の他の実施形態を示した断面図。 同じく、他の実施形態を示した断面図。
まず、本発明に係る遊技機の一実施形態である遊技機1の全体的な構成について、図1から図3を用いて説明する。
なお、以下の説明では、遊技機1を遊技者から見て、手前側を遊技機1の前側とし、奥側を遊技機1の後側として、前後方向を規定する。また、遊技機1を遊技者から見て、左手側を遊技機1の左側とし、右手側を遊技機1の右側として、左右方向を規定する。
遊技機1は、図1から図3が示すように、主として、外枠2と、中枠3と、窓枠4と、により構成される枠体に、各種の遊技部品が取り付けられて形成される。
外枠2は、遊技機1の外郭を成し、前後面が開口された略四角筒状に形成される枠体である。外枠2は、パチンコホール等の遊技場に設けられた台島に設置される。外枠2には、中枠3が設けられる。
中枠3は、前後面が開口された略四角筒状に形成される枠体である。中枠3は、外枠2の前側の開口部にヒンジ等の軸支部材を介して回動可能に支持される。中枠3には、窓枠4と、下皿ユニット5と、遊技盤6と、が設けられる。
窓枠4は、中央が開口された略平板状に形成される枠体である。窓枠4は、正面視で中枠3の下部を除く略全面に渡って配置される。窓枠4は、中枠3の前側の開口部にヒンジ部材を介して回動可能に支持される。窓枠4の中央には、正面視で略円形状の窓枠開口部7が形成される。窓枠開口部7は、透明板19により被覆される。窓枠開口部7の下部には、発射前の遊技球が貯溜される上皿8が配設される。窓枠開口部7の左右上方には、スピーカ9がそれぞれ配設される。
下皿ユニット5は、中枠3の下部であって窓枠4の下方に取り付けられる。下皿ユニット5の中央には、上皿8から溢れた遊技球が貯溜される下皿17が配設される。下皿ユニット5の右部であって下皿17の右方には、発射ハンドル18が配設される。発射ハンドル18は、上皿8に貯溜された遊技球を発射可能に構成される。
遊技盤6は、遊技球が転動する領域である遊技領域25が形成される部材である。遊技盤6は、窓枠4の後方であって、正面視で中枠3の下部を除く略全面に渡って配置される。遊技盤6は、中枠3に着脱可能に取り付けられる。なお、遊技盤6の遊技領域25は、窓枠4の窓枠開口部7の後方に配置され、前方から透明板19を介して視認可能に構成される。
次に、遊技盤6の構成について、図3を用いてさらに詳細に説明する。
遊技盤6は、図3に示すように、遊技板10と、ガイドレール11と、センター役物12と、図柄表示装置13と、可変入賞装置14と、大入賞装置15と、アウト口16と、演出装置100等により構成される。
遊技板10は、四隅が適宜に切り欠けられた略平板状に形成される部材である。遊技板10には、遊技盤6を構成する各種の遊技部品が取り付けられる。
ガイドレール11は、略円弧帯状に形成される部材である。ガイドレール11は、遊技板10に、前方へ向けて立ち上がり状に取り付けられる。ガイドレール11は、正面視で略円形状を形成するように配置される。なお、遊技板10においてガイドレール11によって略円形状に形成された内側の領域が、遊技球が転動する領域である遊技領域25として構成される。
センター役物12は、その外観により遊技板10を装飾する部材である。センター役物12は正面視で略環状であって、その中央にセンター開口部27が前後方向に貫通して形成される。センター役物12は、遊技板10を前後方向に貫通するように当該遊技板10の中央から上部に渡って形成される孔に前方から挿入され、ボルト等によって取り付けられる。
図柄表示装置13は、前方を臨むように配設された液晶画面26に図柄や数字等の変動(図柄遊技)を表示するように構成される装置である。図柄表示装置13は、遊技板10の後方に配置される。より詳細には、図柄表示装置13の液晶画面26が、遊技板10に取り付けられたセンター役物12のセンター開口部27の後方に配置される。これによって、前方からセンター開口部27を介して液晶画面26に表示される図柄遊技を視認することができる。
可変入賞装置14は、所定の作動条件に応じて左右一対の可動片28が開閉作動し、始動入賞口14aに遊技球が入球(入賞)可能な開放状態と入球(入賞)不能な閉塞状態とに切り替え可能に構成される装置である。可変入賞装置14は、遊技領域25の右部であってセンター役物12の下方に配置される。なお、可変入賞装置14は、前記開放状態において始動入賞口14aに遊技球が入球(入賞)すると図示せぬ賞球払出装置によって所定数の遊技球(賞球)が払い出されるように構成される。
大入賞装置15は、所定の大当たり抽選により大当たりが選択されると、大入賞口15aを開放して遊技球が入球(入賞)可能に構成される装置である。大入賞装置15は、遊技領域25の右下部であって可変入賞装置14の左下方に配置される。なお、大入賞装置15は、開放した大入賞口15aに遊技球が入球すると図示せぬ賞球払出装置によって所定数の遊技球(賞球)が払い出されるように構成される。
アウト口16は、遊技領域25を転動する遊技球が、大入賞口15aや始動入賞口14a等の各入賞口に入球(入賞)しなかった場合に、最終的に流入する開口部である。アウト口16は、遊技領域25の最下部に配置される。なお、アウト口16に流入した遊技球は、遊技機1が設置されたパチンコホール等の遊技場側に回収される。
次に、演出装置100の構成について、図3から図15までを用いて詳細に説明する。
演出装置100は、所定の場合に遊技者に視覚的な印象(インパクト)を与えるためのものである。演出装置100は、正面視(図3)において液晶画面26の右方に配置される。演出装置100は、主として可動体110と、駆動機構120とにより構成される。
図3及び図4に示す可動体110は、人の形状を模した部材である。可動体110の下端部は、平面視略扇形に形成された平板状のベース部材111(図5参照)の上面に固定される。ベース部材111の一端部(扇形の頂角部近傍)は、後述する連結部材180の上端部に固定される。
図4から図10までに示す駆動機構120は、本発明に係る位置検出手段を含むものであり、可動体110を水平方向に移動(本実施形態においては、回転移動)させるものである。駆動機構120は、主としてケース体130と、モータ140と、回転板150と、移動部材160と、被検知片170と、連結部材180と、検知部190とにより構成される。前記位置検出手段は、移動部材160と、被検知片170と、連結部材180及び検知部190、並びに後述するケース体130のガイド部131c等により構成される。
図4及び図5に示すケース体130は、可動体110を駆動させるための機構を収納する略箱状の部材である。ケース体130は、主として下部ケース131と、上部ケース132とにより構成される。
図4から図9までに示す下部ケース131には、主として凹部131aと、切り欠き部131bと、ガイド部131cとが形成される。
図6から図8までに示すように、下部ケース131には、下方に向かって凹むように凹部131aが形成される。凹部131aは、平面視において略扇形になるように形成される。
切り欠き部131bは、平面視における凹部131aの扇形の円弧部分の一部(より詳細には、当該円弧部分の右端部近傍)を切り欠くように形成される。
図6から図9までに示すように、ガイド部131cは、下部ケース131の上面において、上方に向かって突設されるものである。ガイド部131cは、平面視における凹部131aの扇形の円弧部分(より詳細には、当該円弧部分の切り欠き部131bのすぐ左から、当該円弧部分の左端部近傍まで)に沿うように延設される。
図4、図5及び図9に示すように、上部ケース132は、下部ケース131の上面を覆うようにして当該下部ケース131に固定される。
図4、図6、図7及び図9に示すモータ140は、可動体110を駆動させるための動力源となるものである。モータ140は下部ケース131の下面に固定される。モータ140の出力軸141は、下部ケース131の下面を貫通して、当該下部ケース131の凹部131a内に延設される。
図6から図8までに示す回転板150は、平面視円形の板状の部材である。回転板150は下部ケース131の凹部131a内に配置され、当該回転板150の中心はモータ140の出力軸141の上端部に固定される。回転板150の上面であって、当該回転板150の中心から所定距離離れた位置には、略円柱状の作用軸151が上方に向かって突設される。
図6から図9までに示す移動部材160は、水平方向に延設され、水平面上を移動可能なものである。移動部材160は、略直方体状に形成される。移動部材160は、その下部が下部ケース131の凹部131aに収まるように配置される。移動部材160には、主として固定部161と、長孔162とが形成される。
固定部161は、移動部材160の一端(概ね後方の端)に形成される略円筒形状の部分である。固定部161は、その軸線を上下方向に向けて形成される。
長孔162は、移動部材160を上下方向に貫通する孔である。長孔162は、移動部材160の一端部近傍から他端(概ね前方の端)部近傍まで、当該移動部材160の長手方向に沿って形成される。当該長孔162には、下方から作用軸151が挿通される(図6参照)。
被検知片170は、移動部材160の他端部に形成されるものである。被検知片170は、略矩形板状に形成され、その板面を上下方向に向けて配置される。被検知片170は、移動部材160の他端部から当該移動部材160の長手方向に突出するように、当該移動部材160の他端部の上面近傍に形成される。より詳細には、被検知片170は、平面視においてガイド部131cと重複する位置まで突設される。本実施形態に係る被検知片170は、移動部材160と一体的に形成される。
図5から図9までに示す連結部材180は、移動部材160と可動体110とを連結して当該移動部材160を可動体110の移動に追従して移動させるものである。連結部材180は、略円柱状の軸であり、その軸線を上下方向に向けて、平面視(図8)において下部ケース131の凹部131aの扇形の頂角部に配置される。
連結部材180の下端部は、移動部材160の固定部161に挿通され、当該移動部材160に相対回転不能となるように固定される(図6参照)。
連結部材180の上端部は、上部ケース132の上面を貫通し、当該上部ケース132の上面から突出するように延設される(図5及び図9参照)。当該連結部材180の上端部は、上部ケース132の上方においてベース部材111の一端部に相対回転不能となるように固定される(図5、図9及び図10参照)。この際、ベース部材111の他端部(扇形の円弧側端部)は、移動部材160の他端部(被検知片170が設けられる側の端部)と同じ方向に向かって延設される(図8及び図10参照)。
このようにして連結部材180は上部ケース132に回動可能に支持される。また、移動部材160の固定部161は当該連結部材180の下端部に固定されているため、当該移動部材160の一端部(固定部161側の端部)は固定端となる。一方、移動部材160の他端部は他の部材に固定されていないため、自由端となる。
図6から図9までに示す検知部190は、被検知片170が移動する軌道上に配置され、当該被検知片170の接近を検知するものである。検知部190は、光を発する発光部191と、光を受光する受光部192とからなるフォトセンサで構成される。検知部190は一側方が開放された側面視略コ字状に形成され、上部に発光部191が、下部に受光部192が、互いに対向するようにそれぞれ配置される。発光部191と受光部192との間に何らかの物体が進入すると、発光部191からの光が遮られ、受光部192において受光できなくなるため、物体が接近してきたことを検知することができる。検知部190は、開放側が下部ケース131の凹部131a側を向くようにして、当該下部ケース131の切り欠き部131bに配置される。検知部190は、その上下中間部の高さが被検知片170の高さと略一致するように配置される。
次に、上述の如く構成された演出装置100における下部ケース131、移動部材160、被検知片170及び検知部190の位置関係について説明する。
図7、図8及び図11に示すように、移動部材160は、平面視(図8)において下部ケース131の凹部131aに収まるように配置される。
被検知片170は、移動部材160の他端部から下部ケース131の凹部131aを越える位置(平面視(図8)において凹部131aの扇形の円弧部分を越える位置)まで延設される。また、被検知片170の高さは、検知部190の上下中間位置と略一致するように配置され、当該被検知片170と検知部190(発光部191及び受光部192)とは接触しないように互いに上下方向に所定の間隔を設けた状態で配置される。
下部ケース131のガイド部131cは、検知部190の受光部192よりも高い位置まで上方に突出する(図11(a)参照)。また、ガイド部131cと被検知片170とは接触しないように互いに上下方向に所定の間隔を設けた状態で配置される。
図7、図8及び図11に示すように、被検知片170の一側端部(図11(b)における左側端部)は、検知部190の一側端部と略一致する。この場合の移動部材160の位置を、以下では単に「原点位置」と記す。
被検知片170の幅(図11(b)における左右幅)は、検知部190の幅よりも広いため、原点位置において、被検知片170の他側端部(図11(b)における右側端部)は検知部190の他側端部よりも他側に突出し、当該他側端部は平面視(図8)において下部ケース131のガイド部131cと重複している。
次に、上述の如く構成された演出装置100の動作態様について説明する。
モータ140を駆動させ、回転板150を図8に示す位置から図12に示す位置まで平面視時計回りに回転させると、当該回転板150とともに作用軸151の位置が移動する。
当該作用軸151は、移動部材160の長孔162の側面を押しながら移動するため、当該移動部材160及び当該移動部材160に設けられた被検知片170も図12に示すように連結部材180を中心として水平方向に回転移動する。この際、連結部材180は下部ケース131の凹部131aの扇形の頂角部に配置されているため、当該連結部材180を中心として回転する被検知片170は、図12及び図13に示すように、下部ケース131のガイド部131cに沿うように移動する。
上述の如く移動部材160が回転移動すると、当該移動部材160とともに連結部材180も回転し、図14に示すように当該連結部材180とともにベース部材111も回転移動する。したがって、当該ベース部材111に固定された可動体110(図3及び図4参照)も回転移動することになる。
モータ140は、原点位置から任意の角度だけ回転した後にその駆動を停止する。原点位置は検知部190によって検知することができるため、可動体110を原点位置を基準として任意の角度だけ回転させることができる。
また、モータ140を上記とは逆回転に駆動させることにより、可動体110を逆方向に回転させることができる。またこの場合、検知部190により被検知片170を検知した時点でモータ140の駆動を停止させることで、常に正確な原点位置まで復帰することができる。
上述の如く移動部材160を移動させる場合、後述するように当該移動部材160が傾倒していなければ、被検知片170とガイド部131cとは離間している(図13参照)。したがって、当該ガイド部131cによって移動部材160の移動が妨げられたり、被検知片170が摩耗したりすることはない。
次に、上述の如く構成された演出装置100において、移動部材160が傾倒した場合について説明する。
前述の如く、移動部材160はその一端部が固定端とされ、他端部が自由端とされた、いわゆる片持ち構造になっている。したがって、図15に示すように、移動部材160を繰り返し回転移動させるなどして当該移動部材160(固定部161)と連結部材180との間にガタツキが生じると、当該移動部材160の自重によって当該移動部材160が傾倒し、当該移動部材160の他端部が下方に変位する場合がある。
また、移動部材160を繰り返し回転移動させるなどして連結部材180と当該連結部材180が挿通されている上部ケース132との間にガタツキが生じると、当該連結部材180が傾倒し、移動部材160の他端部が下方に変位する場合がある。特に本実施形態においては、連結部材180はベース部材111の一端部、すなわち可動体110及びベース部材111の重心位置から離れた部分に固定されている。このため、連結部材180と当該連結部材180が挿通されている上部ケース132との間にガタツキが生じると、可動体110の荷重によって連結部材180が傾倒し易く、ひいては移動部材160の他端部が下方に変位し易いと考えられる。
さらに、移動部材160が自重によって変形(湾曲)し、当該移動部材160の他端部が下方に変位する場合も考えられる。
このように、移動部材160の他端部が下方に変位した場合、当該移動部材160の他端部とともに、当該他端部に設けられた被検知片170も下方に変位するが、当該被検知片170の下方にはガイド部131cが形成されているため、当該ガイド部131cが当該被検知片170に下方から当接することになる。これによって、当該被検知片170の下方への変位量を規制し、当該被検知片170の高さを所定の高さ以上に保持することができる。
また、当該ガイド部131cは、検知部190の受光部192よりも高い位置まで上方に突設されているため、被検知片170が検知部190の受光部192に接触するのを防止することができる。
移動部材160が傾倒した状態で回転移動する場合も、被検知片170が移動する軌道に沿ってガイド部131cが延設されているため、当該被検知片170の下方への変位量を規制し続けることができる。
以上の如く、本実施形態に係る遊技機1の演出装置100は、
移動可能な可動体110と、
可動体110の位置を検出する位置検出手段と、
を備えた遊技機1の演出装置100であって、
前記位置検出手段は、
水平方向に延設され、水平面上を移動可能な移動部材160と、
移動部材160と可動体110とを連結して当該移動部材160を可動体110の移動に追従して移動させる連結部材180と、
移動部材160の一端部に形成される被検知片170と、
被検知片170が移動する軌道上に配置され、被検知片170の接近を検知する検知部190と、
被検知片170の下方に配置され、当該被検知片170との間に所定の間隙を設けた状態で、平面視において当該被検知片170の軌道に沿って延設されるガイド部131cと、
を備え、
移動部材160は、
一端部が他の部材に固定されない自由端とされるとともに、他の部分(他端部)が連結部材180に固定され、
ガイド部131cは、
移動部材160の一端部が下方に向かうように傾倒したときに被検知片170に下方から当接して当該被検知片170を支持することで被検知片170の下方への変位量を規制し、当該被検知片170の高さを所定の高さ以上に保持するものである。
このように構成することにより、移動部材160が傾倒した場合であっても、被検知片170の高さを所定の高さ以上に保持することで、当該被検知片170と他の部材(例えば、検知部190)との接触を防止したり、被検知片170が検知部190から離れて当該検知部190による検知が不可能となるのを防止したりすることができる。
また、移動部材160が傾倒しない場合においては、ガイド部131cは被検知片170及び移動部材160と離間しているため、当該ガイド部131cによって移動部材160の移動が妨げられたり、被検知片170及び移動部材160が摩耗したりするのを防止することができる。
なお、本実施形態においては、ガイド部131cは被検知片170の下方に配置するものとしたが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、図16に示すように、ガイド部131cを移動部材160の下方に配置することも可能である。
またこの場合、被検知片170の突出方向は、移動部材160の長手方向に限らず、図16に示すように、上方に突出させることも可能である。また、被検知片170は、下方や斜め上下方向等、移動部材160の長手方向と交わる方向に突出させることも可能である。
また、本実施形態においては、移動部材160はその一端部に設けられた固定部161において連結部材180に固定されるものとしたが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、図17に示すように、移動部材160の長手方向中途部に固定部161を設け、当該中途部において連結部材180に固定することも可能である。
また、本実施形態においては、ガイド部131cを下部ケース131に形成するものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、ガイド部131cを下部ケース131とは別部材で構成することも可能である。
また、本実施形態においては、検知部190としてフォトセンサを用いるものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、磁石及びホールICを用いた磁気センサ等、種々のセンサを用いることが可能である。
また、本実施形態においては、移動部材160を水平面上において回転移動させる構成としたが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、移動部材160の移動は摺動移動(水平面上での平行移動)等であっても良い。
また、移動部材160を移動させるための機構(モータ140、回転板150、作用軸151等の構成)は本実施形態に限るものではなく、当該移動部材160を水平面上で移動させることができる機構であれば良い。
1:遊技機,100:演出装置,110:可動体,120:駆動機構,130:ケース体,131:下部ケース,131c:ガイド部,160:移動部材,170:被検知片,180:連結部材,190:検知部

Claims (1)

  1. 移動可能な可動体と、
    前記可動体の位置を検出する位置検出手段とを備えた遊技機の演出装置であって、
    前記位置検出手段は、
    水平方向に延設され、水平面上を移動可能な移動部材と、
    前記移動部材と前記可動体とを連結して当該移動部材を前記可動体の移動に追従して前記水平面上を移動させる連結部材と、
    前記移動部材の一端部に形成される被検知片と、
    前記被検知片が移動する軌道上に配置され、前記被検知片の接近を検知する検知部と、
    前記被検知片又は前記移動部材の下方に配置され、当該被検知片又は当該移動部材との間に所定の間隙を設けた状態で、平面視において当該被検知片又は当該移動部材の軌道に沿って延設されるガイド部とを備え、
    前記移動部材は、
    一端部が他の部材に固定されない自由端とされるとともに、他の部分が前記連結部材に固定され、
    前記ガイド部は、
    前記移動部材の一端部が下方に向かうように傾倒したときに前記被検知片又は前記移動部材に下方から当接して当該被検知片又は当該移動部材を支持することで前記被検知片の下方への変位量を規制し、当該被検知片の高さを所定の高さ以上に保持することを特徴とする遊技機の演出装置。
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