JP2009034371A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 単な構造で容易且つ安価に製作でき、しかも外枠側の前後方向の傾斜に関係なく旋回皿を鉛直姿勢等の適正な姿勢に維持できるようにする。
【解決手段】 振り分けケース29内に供給シュート49と、複数個の振り分け口51a〜51cが設けられた旋回皿45とを有し、前記供給シュート49から供給された遊技球を前記旋回皿45内で周方向に旋回させた後、その前記振り分け口51a〜51cの何れかに振り分ける振り分け手段12を備えている。旋回皿45は振り分けケース29で吊り下げ手段46により揺動中心廻りに前後、左右方向に揺動自在に吊り下げられている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、旋回式の振り分け手段を備えた弾球遊技機に関し、振り分け手段の旋回皿を前後方向に対して鉛直状態に維持できるようにしたものである。
パチンコ機等の弾球遊技機には、遊技盤の遊技領域に旋回式の振り分け手段を備えたものがある。この振り分け手段は、振り分けケース内に供給シュートと、中央側に複数個の振り分け口が形成された旋回皿とを設け、入賞口等から入賞した遊技球を供給シュートを経て旋回皿へと供給し、この旋回皿内で遊技球を周方向に旋回させた後、振り分け口の何れかに振り分けるよう構成されている。
弾球遊技機を遊技島に装着する際には、外枠の上側を若干後方に倒した状態で遊技島に固定することがある。この場合には、振り分け手段の旋回皿が外枠の角度に応じて傾斜するため、鉛直状態の場合に比較して遊技球の振り分け率が変化するという問題がある。
そこで、従来の弾球遊技機には、旋回皿を左右方向の横軸廻りに回動自在に枢支し、この横軸廻りに旋回皿を回動させる駆動モータと、旋回皿の角度を検出するセンサとを備え、旋回皿が傾斜状態のときにセンサでその角度を検出して、駆動モータで横軸廻りに旋回皿を回動させて傾斜を修正するようにしたものがある(特許文献1)。
特開2005−296548号公報
しかし、従来の角度調整機能付の振り分け手段では、センサで旋回皿の傾斜角度を検出して、駆動モータで横軸廻りに旋回皿を回動させて傾斜を修正するため、振り分けケース内に駆動モータ、センサを組み込む必要がある上に、センサの検出信号に応じて駆動モータをフィードバック制御する制御装置が必要である等、構造的に非常に複雑で製作コストが大幅に高騰するという欠点がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、簡単な構造で容易且つ安価に製作でき、しかも外枠側の前後方向の傾斜に関係なく旋回皿を鉛直姿勢等の適正な姿勢に維持できる振り分け手段を備えた弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、振り分けケース29内に供給シュート49と、複数個の振り分け口51a〜51cが設けられた旋回皿45とを有し、前記供給シュート49から供給された遊技球を前記旋回皿45内で周方向に旋回させた後、その前記振り分け口51a〜51cの何れかに振り分けるようにした振り分け手段12を備えた弾球遊技機において、前記振り分けケース29内に、前記旋回皿45をその上方の揺動中心廻りに少なくとも前後方向に揺動自在に備えたものである。
本発明によれば、簡単な構造で容易且つ安価に製作でき、しかも外枠側の前後方向の傾斜に関係なく旋回皿を鉛直姿勢等の適正な姿勢に維持できる利点がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1〜図7は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施例を例示している。図1において、1は遊技機本体で、矩形枠状の外枠2と、この外枠2に上下一対のヒンジ3により開閉、着脱自在に枢着された前枠4とを備え、外枠2が遊技島に着脱自在に固定される。
前枠4の前側にはガラス扉5及び前面板6が上下に装着され、そのガラス扉5の後側に遊技盤7が着脱自在に装着されている。遊技盤7には、発射手段17から発射された遊技球を案内するガイドレール8が設けられ、そのガイドレール8の内側が遊技領域9となっている。遊技領域9には、入賞口10及び図柄表示手段11を含む振り分け手段12が略中央に配置され、その左右両側から下側に始動手段13、入賞手段14、特別入賞手段15、可変入賞手段16等が配置されている。
前面板6には発射手段17に供給するための遊技球を貯留する供給皿18が装着されている。前枠4には前面板6の裏側に対応して発射手段17が設けられ、また前面板6の下側に余剰球受け皿19、灰皿20及び発射ハンドル21が配置されている。発射手段17は発射ハンドル21を操作したときに供給皿18から発射レール22上に1個ずつ供給される遊技球を打撃槌23で打撃して、遊技盤7のガイドレール8側へと発射させるようになっている。
図柄表示手段11は例えば図3に示すように3個の遊技図柄25を表示可能であり、その各遊技図柄25には10種類の異なる図柄、例えば0〜9までの数字図柄が使用されている。可変入賞手段16は図柄表示手段11の変動後の各遊技図柄25が予め定められた当たり態様を停止表示したときに、開閉板26が所要時間だけ開くようになっている。
特別入賞手段15は、可変入賞手段16に入賞した遊技球が内部の特定領域(図示省略)を通過することにより作動する特別装置(図示省略)の作動中に、始動手段13が遊技球を検出したときに開閉翼27が開放して、遊技球の1個の入賞につき通常の2倍の賞球を払い出すようになっている。
振り分け手段12は図柄表示手段11の変動開始用であって、図2〜図6に示すように、振り分けケース29の入口50から供給シュート49を経て旋回皿45に供給された遊技球が旋回皿45内で周方向に旋回した後、3個(複数個)の振り分け口51a〜51cの内、その特定振り分け口51aに振り分けられたときに、図柄表示手段11の各遊技図柄25が所定時間変動するようになっている。
振り分けケース29は、図2〜図6に示すように遊技盤7の前面側の前部ケース30と、遊技盤7の装着孔32に嵌合する後部ケース31と、後部ケース31の裏側に装着された裏カバー33とを有し、取り付け板34がネジ等により遊技盤7の前面に着脱自在に固定されている。そして、振り分けケース29の上部には入賞口10が設けられ、また上下方向の中間に形成された表示窓35に対応して図柄表示手段11が装着されている。
入賞口10は通路36を介して遊技盤7の裏側へと遊技球を誘導し、その遊技球を図外の球検出スイッチにより検出するようになっている。図柄表示手段11は基板37等に取り付けられ、その基板37が取り付け板34の裏側等に固定されている。
振り分けケース29には、図柄表示手段11の下側に振り分け室40が設けられている。振り分け室40は前部ケース30の前面の化粧板53に形成され且つ前面側に開口する左右方向に長い略横長矩形状の視認窓41を有し、この視認窓41の裏側に、前部ケース30及び後部ケース31に跨がって後方に凹入状に形成されている。
振り分け室40は図柄表示手段11の下側近傍に配置された天井部42と、この天井部42の左右両側から下方に延びる左右一対の側壁部43と、天井部42の後端から下方に伸び且つ左右両端が各側壁部43の後端に連結された後壁部44とを有する。そして、振り分け室40の下部には、この振り分け室40を下側から塞ぐように旋回皿45が配置され、吊り下げ手段46を介して前後及び左右方向に揺動自在に天井部42から吊り下げられている。
旋回皿45は振り分け室40の略中央に位置して平面視略真円状に形成された旋回凹部47と、この旋回凹部47の外周に平面視略矩形状に形成された縁部48とを一体に備え、また一方の側壁部43側の縁部48上に側壁部43に近接して供給シュート49が設けられている。そして、旋回皿45の外周の縁部48は、前面側の化粧板(前壁部)53、側壁部43及び後壁部44の下部側に設けられた覆い部53a,43a,44aの下側に入っており、夫々の間には旋回皿45が前後、左右方向に揺動できる程度の所定の間隙が確保されている。
旋回凹部47は中央側が低くなる球面状に凹入しており、その外周側に周壁面47aが設けられている。この旋回凹部47の中央側には周方向に略等間隔をおいて3個の振り分け口51a〜51cが設けられ、旋回後の遊技球が何れかの振り分け口51a〜51cから下方に落下するようになっている。なお、旋回凹部47には、前部側の左右方向の略中央と、その後方近傍の左右両側とに障害突起55,56が設けられている。
3個の振り分け口51a〜51cの内、例えば後側等の1個が特定振り分け口51aとなっている。そして特定振り分け口51aは、振り分けされた遊技球を図外の球検出スイッチで検出した後、裏側通路57を経て遊技盤7の裏側へと誘導するようになっている。なお、前側の2個の振り分け口51b,51cは、遊技球を前側通路58を経て遊技盤7の前側へと振り分けるようになっている。
吊り下げ手段46は、天井部42の下面に設けられた吊り具59と、この吊り具59と旋回皿45とを連結する複数本、例えば3本の吊り索60とにより構成されている。吊り具59は旋回皿45の旋回凹部47の略中心の重心G(図5参照)を通る直線上で天井部42に設けられている。
吊り索60は例えば3本あり、その下端は旋回皿45の前部側の左右両側部、後部側の左右方向の中央部等に夫々連結されており、吊り具59の下端部等を揺動中心として旋回皿45を適正角度(適正姿勢)に保持するようになっている。
吊り索60は耐久性に優れたナイロン等の合成樹脂性紐等により構成され、視認窓41から旋回皿45の吊り下げ状態を視認できるようになっている。なお、吊り索60は可撓性を有する線材、剛性を有する線材、弾性を有する線材等でもよい。各吊り索60の下端は旋回皿45の前部側の左右両側部、後部側の左右方向の中央部等に夫々連結されている。
供給シュート49は旋回皿45の左右方向の一側を経て前部側から旋回凹部47に遊技球を案内するようになっている。なお、供給シュート49の先端から飛行した遊技球は、障害突起55を超えた位置A(図6参照)で旋回凹部47上に接触する。
供給シュート49の後端は後壁部44に形成された後側の供給口62aに所定の間隔をおいて対向している。供給口62aは後壁部44の裏側の合流通路62から左右の案内通路63を経て左右の入口50に連通している。左右の案内通路63の一部は、振り分け室40の左右の側壁部43の上部側に設けられている。
なお、旋回皿45の一側部に供給シュート49があるが、旋回凹部47の略中心に重心Gが位置するように供給シュート49を含む旋回皿45側全体の重量バランスを取っている。また後壁部44には振り分け室40内を照明し、又は特定振り分け口51aへの遊技球の振り分けを表示するためのLED等の発光体64が設けられている。発光体64は他の目的の表示用でもよい。
上記構成において、ゲームに際しては、発射ハンドル21を操作して発射手段17により遊技球を1個ずつ発射すると、その遊技球はガイドレール8を経て遊技盤7の遊技領域9へと案内されて行く。そして、遊技領域9へと案内された遊技球は、遊技盤7の前面に沿って下方へと落下し、その落下中に入賞口10、入賞手段14手段等に入賞すれば、それに応じて賞球として遊技球が払い出される。
また遊技球が振り分け手段12の入口50に入ると、この遊技球は案内通路63、合流通路62、供給口62aを経て供給シュート49へと案内され、この供給シュート49から旋回皿45の旋回凹部47へと供給されて行く。そして、旋回皿45の旋回凹部47に入った遊技球は、その慣性力に応じて周壁面47aに沿って周方向(図6のa矢示方向)に旋回した後、徐々に失速しながら中央側へと移動して、3個の振り分け口51a〜51cの何れかへと振り分けられる。
前側の2個の振り分け口51b,51cに振り分けられた遊技球は、前側通路58を経て遊技盤7の前側へと案内されて落下する。一方、後側の特定振り分け口51aに振り分けられた遊技球は、球検出スイッチで検出されると共に、裏側通路57を経て遊技盤7の裏側へと案内されて落下する。
遊技球が特定振り分け口51aへと振り分けられると、球検出スイッチの遊技球の検出を条件に図柄表示手段11の各遊技図柄25が変動を開始し、所定時間変動した後に停止する。このとき各遊技図柄25が当たり態様で停止すれば、可変入賞手段16の開閉板26が前側へと開放し、上方から落下する遊技球を開閉板26を介して可変入賞手段16内へと案内する。
可変入賞手段16に入賞した遊技球が特定領域を通過すると、特別装置が作動して始動手段13が有効になり、その間に始動手段13に遊技球が入賞すると、特別入賞手段15が開放する。そして、特別入賞手段15に遊技球が入賞すると、遊技球が1個入賞する毎に2倍の遊技球が賞球として払い出されることになる。
振り分け手段12では、このようにして3個の振り分け口51a〜51cの何れかに遊技球を振り分けるが、その振り分け率は旋回皿45の角度(姿勢)によって大きく変化する。しかし、この実施例では、旋回皿45は吊り下げ手段46により前後、左右方向に揺動自在に吊り下げているため、旋回皿45の角度を旋回凹部47が略水平となる鉛直状態に常時維持することができる。
例えば、外枠2を遊技島に取り付けたときに、仮に外枠2が図7に線分Xで示すように鉛直線Yに対して角度αだけ後方に傾斜しても、吊り索60を介して吊り具59により吊り下げられた旋回皿45は常に鉛直方向に垂下する。従って、旋回凹部47が略水平となるように供給シュート49を含む旋回皿45側全体の重量バランスを取っておけば、遊技島に対する外枠2の前後方向、左右方向の取り付け角度に関係なく旋回皿45を最適な姿勢に維持することができる。しかも、旋回皿45を吊り下げ手段46を介して吊り下げているため、構造的にも簡単で容易且つ安価に製作できる利点がある。
またゲーム中においても、供給シュート49を経て旋回皿45へと供給される遊技球の慣性力の大小によって、遊技球が旋回皿45の旋回凹部47に接触したときの衝撃が異なり、また旋回中の遠心力が異なるため、旋回皿45が吊り具59を支点に前後、左右に揺動する。そして、その揺動によって旋回皿45の姿勢が変化して、旋回凹部47内での遊技球の旋回状況もランダムに変化するため、遊技球を3個の振り分け口51a〜51cの何れかにランダムに振り分けることができる。また同時に、遊技者に対して遊技球の振り分けの面白さを演出することもできる。
更に供給シュート49が旋回皿45側にあるため、供給シュート49と旋回皿45、取り分けその旋回凹部47との関係を常に一定に保持できる利点もある。
図8は本発明の第2の実施例を例示する。この実施例では、供給シュート49は旋回皿45から分離して、側壁部43、後壁部44等の振り分けケース29側に装着されている。このように供給シュート49は振り分けケース29側に設けてもよい。
図9は本発明の第3の実施例を例示する。この実施例では、旋回皿45の左右両側に吊り下げアーム67が設けられ、その吊り下げアーム67の上端が内側壁部68と外側壁部69との左右方向の横軸70により前後方向に揺動自在に枢支されている。
旋回皿45を吊り下げる吊り下げ手段46は、このように吊り下げアーム67及び横軸70により構成してもよい。この場合には、吊り下げアーム67が内側壁部68の外側にあるため、吊り下げ手段46の露出を防止できる。
図10、図11は本発明の第4の実施例を例示する。この実施例では、旋回皿45の左右両側に、旋回凹部47の中央部を通る円弧の半径と略同程度の円弧状の案内部71が設けられ、その案内部71が前後方向に複数個の案内ローラ72等の案内手段により前後方向に揺動自在に下側から支持されている。なお、上側には案内部71の押えローラ73等の押え手段が設けられている。入賞口10は開閉翼74により開閉自在であり、この入賞口10に入賞した遊技球が案内通路63から供給シュート49を経て旋回皿45へと案内されるようになっている。
この場合にも、旋回凹部47の球面の略中心を揺動中心として前後方向に揺動自在に旋回皿45を支持することが可能である。従って、吊り下げ手段46以外の支持構造を採用しても、第1の実施例と同様に外枠2の前後方向の角度に関係なく旋回皿45を最適な鉛直状態に保持することが可能である。
図12は本発明の第5の実施例を例示する。この実施例の旋回皿45は、上側に球面状に突出する球面部76と、この球面部76の外周に溝状に形成された周方向の旋回凹部47と、旋回凹部47の溝底に周方向に所定間隔をおいて配置された複数個の振り分け口51a〜51cとを有する。旋回皿45は重心Gを通る鉛直線(旋回皿45の旋回凹部47の中心線)上で重心Gの上側近傍に配置された横軸70により前後方向に揺動自在に支持されている。
供給シュート49から旋回皿45に遊技球75が供給されると、遊技球75は図12に示すようにその慣性力により旋回凹部47の外周側の周壁面47aに沿って旋回し、徐々に失速して何れかの振り分け口51a〜51cに振り分けられるようになっている。
この場合にも、旋回皿45が重心Gよりも上側で重心Gを通る直線上の横軸70により前後方向に揺動自在に枢支されており、外枠2が傾斜すれば、それに応じて旋回皿45が横軸70廻りに回動するため、旋回皿45を適正な角度(適正な姿勢)に保持することができる。
以上、本発明の各実施例について詳述したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施例では旋回皿45を吊り下げ手段46で吊り下げて揺動自在に支持する場合と、旋回皿45を下側から支えて揺動自在に支持する場合とを例示しているが、旋回皿45がその上方を揺動中心として揺動する構造であれば、実施例以外の支持構造で旋回皿45を支持するようにしてもよい。
また吊り下げ手段46の吊り具59により旋回皿45を前後、左右方向の全周方向に揺動自在に吊り下げる場合、その吊り具59は天井部42に固定されたフック等でもよいし、球面継ぎ手、十字継ぎ手等の自在継ぎ手を利用したものでもよい。
吊り下げ手段46は前後又は左右方向の枢軸廻りに第1吊り下げ部材を揺動自在に枢支し、この第1吊り下げ部材に対し左右又は前後方向の枢軸廻りに第2吊り下げ部材を揺動自在に枢支して、これらにより旋回皿45を揺動自在に吊り下げてもよい。
旋回皿45の左右両側及び後側の三方に、振り分け室40の高さに対応する側壁部、後壁部等の周壁を設け、その周壁と一体に旋回皿45が前後及び左右方向又は前後方向に揺動するようにしてもよい。この場合、周壁の後壁部に振り分けケース29側の供給口62aと対応するように供給シュート49の受け取り部を配置して、この受け取り部で供給口62aからの遊技球を受け取るようにすればよい。
更に旋回皿45の揺動中心は旋回凹部47の球面中心近傍でもよいし、旋回皿45の旋回凹部47の略中心線上で且つ旋回皿45の重心Gよりも上側の位置であればよい。
旋回皿45を横軸70により揺動自在に枢支する場合には、旋回皿45の旋回凹部47の略中心又はその近傍の重心Gを通る鉛直線に対して重心Gの上側で略直交する方向に横軸70を配置することが望ましい。外枠2の角度偏位に対する旋回皿45の位置の移動を小さく抑える場合には、旋回皿45の揺動中心を旋回皿45の重心Gの上側近傍に配置すればよい。旋回皿45は旋回凹部47と複数個の振り分け口51a〜51cとを有するものであればよい。
振り分け手段12は実施例に例示のように図柄表示手段11と共に設けてもよいし、それ専用として独立して設けてもよい。更に他の入賞装置等の遊技部品と一緒に設けてもよい。
また遊技盤7の遊技領域9の始動手段13、入賞手段14、振り分け手段12等の遊技部品の配置は単なる一例に過ぎず、遊技部品の配置等はどのようなものでもよい。従って、パチンコ機に限らず、アレンジボール機、雀球遊技機等の他の弾球遊技機においても同様に実施可能であることは言うまでもない。
本発明の第1の実施例を示すパチンコ機の正面図である。 同振り分け手段の斜視図である。 同振り分け手段の正面図である。 同振り分け手段の一部破断正面図である。 同振り分け手段の縦断側面図である。 同振り分け手段の横断平面図である。 同説明図である。 本発明の第2の実施例を示す振り分け手段の縦断側面図である。 本発明の第3の実施例を示す振り分け手段の縦断正面図である。 本発明の第4の実施例を示す振り分け手段の正面図である。 同旋回皿の側面図である。 本発明の第5の実施例を示す旋回皿の断面図である。
符号の説明
12 振り分け手段
29 振り分けケース
45 旋回皿
49 供給シュート
51a〜51c 振り分け口

Claims (5)

  1. 振り分けケース(29)内に供給シュート(49)と、複数個の振り分け口(51a〜51c)が設けられた旋回皿(45)とを有し、前記供給シュート(49)から供給された遊技球を前記旋回皿(45)内で周方向に旋回させた後、その前記振り分け口(51a〜51c)の何れかに振り分けるようにした振り分け手段(12)を備えた弾球遊技機において、前記振り分けケース(29)内に、前記旋回皿(45)をその上方の揺動中心廻りに少なくとも前後方向に揺動自在に備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記振り分けケース(29)内に前記旋回皿(45)を少なくとも前後方向に揺動自在に吊り下げたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記振り分けケース(29)内に前記旋回皿(45)を前後及び左右方向に揺動自在に吊り下げたことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記振り分けケース(29)側に前記供給シュート(49)を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の弾球遊技機。
  5. 前記供給シュート(49)を前記旋回皿(45)側に備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の弾球遊技機。
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