JP5145129B2 - クリップ - Google Patents

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Description

本発明は、グロメット及びピンからなるクリップに関し、特にグロメットに対するピンの仮組み付け又は本止め構造との関係でピンのグロメット側挿入孔への挿入位置が規制されるタイプに関する。
対象のクリップは、特許文献1に開示されているごとく、少なくとも一部に非円形の断面を持つピンと、該ピンが挿入可能な挿入孔を有したグロメットとからなり、グロメットがピンの挿入孔への挿入により一部を拡開可能、つまり本止め状態となる。詳述すると、ピンは、頭部及び該頭部に下設された軸部並びに該軸部の一部に突設されたリブつまり抜止め突起及び抜止め片とを有している。グロメットは、挿入孔を形成している略筒形の脚部及び該脚部の上側外周に突設された鍔部(フランジ)並びに脚部に設けられて該脚部の先端から前記鍔部の下面付近まで延びている複数のスリット(隙間)を有し、抜止め突起がスリットに入り込むことでピンを仮組み付けする。
そして、以上のクリップは、例えば、板部材同士を結合する場合、前記仮組み付け状態で各板部材の取付孔へ挿入され、ピンの押操作によって脚部の筒孔に押入される軸部を介して脚部を拡開し、鍔部と脚部の拡開部分との間で板部材同士を締結したり挟持する。
特許第4067341号公報
上記したクリップは、ピン及びグロメットが成形時のままだと煩わしいため、製造後にピンをグロメットに仮組み付けし、該仮組み付け状態で搬送されたり管理され、更には当該クリップを使用する各種組立ラインに投入される。この仮組み付け作業は自動組立機で行われることが多い。自動組立操作では、例えば、グロメットが自動組立機の把持手段に対し保持された後、該グロメットの挿入孔に対しピンがロボットハンドを介して位置合わせを伴って移動されると、ピン側抜止め突起がスリットに入り込む。
ところが、自動組立機による仮組み付け作業は効率的ではあるが、ピンとグロメットとの位置合わせ、つまりグロメット側脚部のスリットに対するピン側抜止め突起(リブ)の挿入位置にズレが生じると、ピンが仮組み付けされないだけではなく、抜止め突起(リブ)を損傷したり、自動組立機が停止して作業効率を悪化させる原因となる。
本発明は、以上のような問題を解消して、ピンをグロメットの挿入孔に挿入するとき、手作業による挿入性を向上したり、上述した自動組立機による挿入時の位置合わせに失敗した場合でも損傷の虞をなくし、ピン或いはグロメットの移動を伴って正規位置へ修正して仮組み付け作業効率を向上することにある。
上記目的を達成するため本発明は、頭部及び該頭部に下設された断面が略円形の軸部並びに前記軸部の一部に突設されたリブを有したピンと、該ピンが挿入可能な挿入孔を形成している略筒形の脚部及び該脚部の上側外周に突設された鍔部並びに前記脚部に設けられて該脚部の先端から前記鍔部の下面付近まで延びている複数のスリットを有したグロメットとからなり、前記グロメットが前記ピンの前記挿入孔への挿入により前記リブの前記スリットへの入り込みを伴って前記ピンを抜け止め状態に仮組み付けし、かつ、前記ピンの前記挿入孔への更なる挿入により一部を拡開可能となるクリップにおいて、前記グロメットは、前記挿入孔の入口側孔縁部にあって、前記脚部を構成して前記スリット同士の間に区画されている各脚片の上方に設けられ、該脚片の両側にあるスリット同士の略中間位置に対応した箇所から両側のスリットに向かって、或いは、該脚片の両側にある一方スリットに対応した箇所から他方スリットに向かって低く傾斜している斜面を有し、前記ピンが正規位置からずれて前記リブを前記挿入孔の入口側孔縁部に当接し、かつ前記ピンと前記グロメットとが接近方向の応力を受けると、前記斜面の誘い込み作用により、前記ピン又はグロメットを相手側の中心軸回りの回動を伴って該ピンを前記挿入孔内へと導くと共に、前記リブを対応する前記スリットに嵌合可能にすることを特徴としている。
請求項1の発明では、仮組み付け作業において、ピンが正規位置からずれてグロメット側挿入孔の入口側孔縁部に当接したとき、挿入孔の入口側孔縁部に設けられた斜面の誘い込み作用により入口側孔縁部から挿入孔内へと導かれるため課題に挙げたような問題を解消できる。換言すると、非円形のピンをグロメット側挿入孔に挿入する場合には、挿入孔の孔形状に合わせてピンを位置合わせしてから挿入することが必要となるが、本発明ではグロメット側挿入孔の入口側孔縁部に設けられた斜面の誘い込み作用により、ピンの挿入位置が多少ズレていても正規位置へ導くことから、位置合わせを省略したり緩和でき、それにより仮組み付けの作業性を向上できる。
また、この発明では、例えば、ピンの挿入位置が多少ズレた状態で、ピンとグロメットとが接近方向の応力を受けると、上記挿入孔の入口側孔縁部に設けられた斜面の誘い込み作用により、ピン或いはグロメットの回動を伴って正規位置へ導くことから、特に仮組み付け作業を自動組立機で行う場合に好適となる。
なお、この発明では、ピンが従来品と同じでも上記した本発明の利点を具備でき、グロメットが上記した挿入孔の入口側孔縁部に設けられる斜面を除いて従来と同じ形態を維持しながら上記した本発明の利点を具備できる。
また、上記した本発明の斜面としては図3のごとくスリット同士の間に区画されている各脚片の上方に設けられて該脚片の両側にあるスリット同士の略中間位置に対応した箇所から両側のスリットに向かって低く傾斜したり、図9のごとく脚片の両側にある一方スリットに対応した箇所から他方スリットに向かって低く傾斜しているため、シンプルな形状で実施できる。
本発明の最適な形態を図面を参照しながら説明する。以下の説明では、図1〜図7のクリップ構造、作動、図8と図9の各変形例の順で詳述する。なお、図4(a)において、ピンは図7のF−F線断面に相当し、グロメットは図5のB−B線断面に相当している。図4(b)において、ピンは図7のG−G線断面に相当し、グロメットは図5のC−C線断面に相当している。図6のグロメットにおいて、(a)は図5のC−C線断面に相当し、(b)は図5のB−B線断面に相当している。
(クリップ構造)形態例のクリップ1は、特許文献1の従来品と同じく、少なくとも一部に非円形の断面を持つピン2と、該ピン2が挿入可能な挿入孔31を有したグロメット3とからなり、グロメット3がピン2の挿入孔31への挿入により一部を拡開可能となる構造であり、例えば、図4(b)のごとく板部材7を板部材6に取り付けたり、複数の板部材6,7を重合状態に締結する場合に用いられる。ピン2及びグロメット3は共に樹脂成形品である。
ここで、ピン2は、頭部20及び頭部20に下設した軸部21を有している。頭部20は概略円形状をなしている。軸部21は、頭部下面の中心から突設されており、先端側の少し手前の周囲に突設された仮組み付け用リブ22及びその少し上側の周囲に設けられた本止め用段部23とを有し、先端側が少し径小となっている。リブ22及び段部23は、図7のごとく軸部周囲にあって、周囲を等分つまり180度変位した箇所に設けられている。リブ22は、下から上に行くに従って次第に張出量を大きくした形状であり、後述するピン2をグロメット3に仮組み付け可能にする箇所である。段部23は、軸部21の周囲の一部を凹状ないしは段差状にした形状であり、後述するピン2をグロメット3に本止め可能にする箇所である。
なお、符号22aは、各段部23に接近する箇所から下側のリブ22の段差端面まで延びていると共に、張出量がリブ22より小さく、かつ下に行くほど張出量を少し大きくした状態に設けられた仮保持用リブである。ピン2は、図4のごとくグロメット3に対しリブ22aの存在により仮組み付けされた状態に仮保持される。
グロメット3は、弾性脚部30及び鍔部35を有している。脚部30は、概略筒形をなし、上端外周に鍔部35を一体に突出形成している。また、脚部30は、筒形上下に貫通した挿通孔31を形成していると共に、筒形の周囲等間に設けられてそれぞれ軸方向へ延びている4本の上下スリット32により4つの脚片33に分割されている。各脚片33は、筒孔内にあって先端内側に下向きのテーパー部を介し爪部34を形成しており、爪部34同士の間が最小隙間となっている。鍔部35は、ピン側頭部20を受け入れる凹部36と、下面に設けられた複数の浅い溝部37とを有している。
また、この構造では、ピン2が正規位置からずれて挿入孔31の入口側孔縁部31aに当接した際に、該ピン2を挿入孔31の孔内へと導く斜面4を有している。この斜面4は、図3の拡大図から明らかなごとく、孔縁部31aにあって、スリット32同士の間に区画されている各脚片33の上方内面に設けられており、脚片33の両側にあるスリット32同士の略中間位置に対応した箇所から両側のスリット32に向かって低く傾斜した形状となっている。すなわち、形態例の斜面4は、挿入孔31の入口側孔縁部31aにあって、スリット32同士の間に区画されている各脚片33の上方内面を単位とし(従って、この単位は4つとなる)、かつ、該各単位の上方内面に2個づつ設けられており、合計8個で構成されている。各斜面4の形状は、前記各単位の上方内面において、周方向中間を境として、該境が最も高い側4aに設定され、該高い側4aから最も低い側4bである両側のスリット32に向かって傾斜している。
(作動)以上のクリップ1は、ピン2が図4(a)のごとくグロメット3に対し軸部21を脚部側挿入孔31に挿入して、各リブ22を脚部側スリット32に係合した仮組み付け状態と、ピン2が図4(b)のごとく更に挿入されて各脚片33が拡開されると共に、脚片33の内側爪部34が軸部側段部23の段差と係合することで本止め状態となる。仮組み付け状態において、ピン2は、軸部21が脚部側挿入孔31に対し各リブ22により抜け止めされると共に、挿入孔31と適度に圧接するリブ22aの存在により図4(a)のごとくグロメット3から所定寸法だけ突出した仮組み付け状態に保持される。また、本止め状態において、クリップ1は、図4(b)のごとくグロメット側脚部30が板部材6,7の取付孔6a,7aに挿入された状態で、鍔部35と各脚片33の拡開部分との間で板部材6,7を挟持し、板部材(例えば、物品側の板部材)7をハウジングやパネル等の板部材6に固定したり板部材6,7同士を締結することができる。これらは従来と同じか類似している。
また、この構造では、課題に記載した仮組み付け作業との関係で、特に自動組立機で仮組み付けを行うときに次のような作動が得られる。すなわち、自動組立では、例えば、グロメット3が自動組立機の本体側把持手段に対し回動自在に保持された後、該グロメット側挿入孔31に対しピン2がロボットハンドを介して位置合わせを伴って移動されると、各リブ22が対応するスリット32に入り込む。この自動組立において、ロボットハンドは頭部20を介してピン2を保持するが、その保持角度や保持位置が何らかの原因でズレることもある。そのような場合、この構造では、ピン2が正規位置からずれてグロメット側挿入孔31の入口側孔縁部31aに当接したとき、図2と図3のごとく挿入孔31の入口側孔縁部31aに設けられた複数の斜面4のうち、ピン軸部側のリブ22が当接した斜面4の誘い込み作用、つまり当該斜面の高い側4aから低い側4bへの移行を伴って挿入孔31内へと導かれる。
すなわち、この例では、図2の状態からピン2が下移動されると、リブ22が対応斜面4に当たった後、グロメット3をピン2の中心軸回りに回動(この回動は高い側4aより低い側4bへ向けての回動)しながら、対応するスリット32(前記低い側4bにあるスリット32)に嵌合されて、上記した仮組み付け状態となる。従って、他の構成として、グロメット3が自動組立機の本体側把持手段等に対し固定保持され、ピン2がロボットハンド等に回動自在に保持される構造だと、図2の状態からピン2が下移動されると、リブ22が対応斜面4に当たった後、グロメット3に対しピン2がグロメット中心軸回りに回動(この回動も高い側4aより低い側4bへ向けての回動)しながら、対応するスリット32(前記低い側4bにあるスリット32)に嵌合されて、上記した仮組み付け状態となる。このため、この構造では、グロメット側挿入孔31の入口側孔縁部31aに設けられた斜面4の誘い込み作用により、ピン2の挿入位置が多少ズレていても正規位置へ導くことから、位置合わせを省略したり緩和でき、それにより仮組み付けの作業性を向上できる。
(変形例1)図8は上記ピンを変形した一例を示している。この説明では、上記形態と同じ部位に同じ符号を付し、変更点だけを詳述する。すなわち、このピン2Aは、上記ピン2に対して、仮組み付け用リブ22が軸部周囲を等分する箇所に設けられた合計4つで構成されている点と、本止め用段部23が軸部21の周囲にあって180度変位した箇所にある2つのリブ22の真上に設けられた突起24の上端面にて構成されている点と、軸部上側に設けられて幅方向に貫通した弾性付与用のスリット25を有している点で相違している。要は、上記したグロメット3は、ピン2との組み合わせ構成と、ピン2Aとの組み合わせ構成とがあり、両ピン2,2Aの兼用品として設計されている。
(変形例2)図9は上記グロメット側斜面を変形した一例を図3に対応して示している。この説明でも、上記形態と同じ部位に同じ符号を付し、変更点だけを詳述する。すなわち、この斜面4は、上記形態と同じくピン2が正規位置からずれて挿入孔31の入口側孔縁部31aに当接した際に、該ピン2を挿入孔31の孔内へと導くものであり、孔縁部31aにあって、スリット32同士の間に区画されている各脚片33の上方内面に設けられて、脚片33の両側にあるスリット32,32のうち、一方スリット32から他方スリット32に向かって低く傾斜した形状となっている。
すなわち、変形例の斜面4は、挿入孔31の入口側孔縁部31aにあって、スリット32同士の間に区画されている各脚片33の上方内面を単位とし、該各単位の上方内面にそれぞれ設けられて合計4個で構成されている。各斜面4の形状は、前記各単位の上方内面において、同方向にある一方スリット32側が高い側4aに設定され、該高い側4aから最も低い側4bである他方スリット32に向かって傾斜している。この斜面構成でも上記形態と同様な作動が得られる、以上のように、本発明のクリップ1は、請求項で特定される構成を備えておればよく、細部は必要に応じて種々変更可能なものである。
(a),(b)は形態例のピンをグロメット側挿入孔へ挿入する前の状態及び挿入開始直前の状態で示す斜視図である。 (a)は図1(b)と同じ状態で示す縦断面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 要部を示し、(a)は図5のD部拡大図、(b)は図6のE部拡大図である。 (a)はクリップを仮組み付け状態で示す縦断面図、(b)はクリップを本止め状態で示す縦断面図である。 上記グロメットの細部を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図である。 (a)は図5のC−C線断面図、(b)は図5のB−B線断面図である。 上記ピンの細部を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は底面図である。 上記ピンの変形例を示し、(a)は斜視図、(b)は半断面した正面図、(c)は半断面した側面図、(d)は底面図である。 要部の変形例を図3に対応して示し、(a)は図5のD部に対応した拡大図、(b)は図6のE部に対応した拡大図である。
1…クリップ
2,2A…ピン(20は頭部、21は軸部、22は仮組み付け用リブ)
3…グロメット(30は脚部、31は挿入孔31、32はスリット、35は鍔部)
4…斜面(4aは高い側、4bは低い側)
6,7…板部材(6a,7aは取付孔)

Claims (1)

  1. 頭部及び該頭部に下設された断面が略円形の軸部並びに前記軸部の一部に突設されたリブを有したピンと、該ピンが挿入可能な挿入孔を形成している略筒形の脚部及び該脚部の上側外周に突設された鍔部並びに前記脚部に設けられて該脚部の先端から前記鍔部の下面付近まで延びている複数のスリットを有したグロメットとからなり、前記グロメットが前記ピンの前記挿入孔への挿入により前記リブの前記スリットへの入り込みを伴って前記ピンを抜け止め状態に仮組み付けし、かつ、前記ピンの前記挿入孔への更なる挿入により一部を拡開可能となるクリップにおいて、
    前記グロメットは、前記挿入孔の入口側孔縁部にあって、前記脚部を構成して前記スリット同士の間に区画されている各脚片の上方に設けられ、該脚片の両側にあるスリット同士の略中間位置に対応した箇所から両側のスリットに向かって、或いは、該脚片の両側にある一方スリットに対応した箇所から他方スリットに向かって低く傾斜している斜面を有し、
    前記ピンが正規位置からずれて前記リブを前記挿入孔の入口側孔縁部に当接し、かつ前記ピンと前記グロメットとが接近方向の応力を受けると、前記斜面の誘い込み作用により、前記ピン又はグロメットを相手側の中心軸回りの回動を伴って該ピンを前記挿入孔内へと導くと共に、前記リブを対応する前記スリットに嵌合可能にすることを特徴とするクリップ。
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