JP5144148B2 - 土木用袋体 - Google Patents

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Description

本発明は、土木工事において用いられ、内部に注入材が注入される土木用袋体に関する。特に、狭い隙間や、逆に大きな隙間が不規則に存在するような、例えば法面の地盤とその地盤にアンカー固定される法面保護用のブロックとの間に配置される用途に好適な土木用袋体に関する。
従来、アンカー受圧板と地盤との間に袋体を配置し、その後袋体内にセメントミルクを注入して不陸を埋めるとともに、表土に圧力をかけて地盤を締め固める工法が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、この特許文献1に記載された技術と同様に、PCフレームと地盤との間に袋体を配置し、その後袋体内に充填材を注入する工法も知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、トンネルなどの空洞部を掘削する際には、地山の緩みや掘削面の崩壊を防止するために、H型鋼材などを円弧状に曲げた支保工を掘削面に沿って設置することが多い。しかし、この支保工と掘削面との間には隙間が生じることから、この隙間に袋体を間詰めしてから、袋体内にグラウトなどの注入材を注入し、袋体を地山に密着させた状態で注入材を固化させる工法がある。このような工法はプレロードシェル工法と呼ばれ、地山にプレロード(予荷重)をかけることにより地山の沈下抑制を行っている(例えば、特許文献3参照)。
特開平9−41373号公報 実開昭64−10547号公報 特公平2−5237号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載の工法においては、袋体がアンカー受圧板(またはPCフレーム)と地盤との間の狭い隙間に配置されるので、袋体内に例えば通常のセメントミルクを注入すると、セメントミルクが隙間の狭い箇所を通過するときに、袋体の表面から脱水が起こり流動性を失って袋体の隅々までセメントミルクが行き渡らない場合があった。また、特許文献3に記載の工法においても、掘削状態によっては、地山と支保工との間の隙間が狭くなり、セメントミルクが適切に注入できない場合があった。
そのため、袋体に注入する流動性固化材として、水中不分離剤および流動化剤を配合して注入性能を高めたセメントミルクを使用することが考えられる。しかしながら、上記特許文献1〜3に記載の袋体内にセメントミルクを注入した場合、そのセメントミルクの注入により袋体が膨張すると、袋体の基布の織目や縫製部分の縫い目がずれて開いてしまう虞があり、袋体の破断圧力に達する前に目開きした箇所からセメントミルクが流出して(漏れて)しまう可能性がある。
また、特許文献1〜3に記載の工法においては、地盤(または地山)の掘削状態によっては逆に余掘が大きくなり、アンカー受圧板(またはPCフレーム)と地盤との間や、支保工と地山との間に大きな隙間が形成されてしまう場合がある。大きな隙間が形成された状態で袋体内に注入材を注入して圧力を加えると、その注入によって膨張した袋体がすぐには密着状態にならないため、密着する前に袋体が破断してしまう場合がある。
本発明は、上記実情に鑑みることにより、袋体の隅々まで充填するために注入材としてのセメントミルクを用いても、袋体の破断圧力に達する前に織目や縫い目が目開きしてセメントミルクが流出してしまうことを抑制することができる土木用袋体を提供することを目的とする。また、地盤などとの間に大きな隙間が形成されているような場合であっても、その隙間に配置された袋体を破断させることなく高い注入圧力を確保して袋体の密着度を高めることができる土木用袋体を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の第1の観点による土木用袋体は、土木工事において用いられ、内部に注入材が注入される袋体に関する。そして、本発明の第1の観点による土木用袋体は、上記目的を達成するために以下のようないくつかの特徴を有しており、以下の特徴を単独で、若しくは、適宜組み合わせて備えている。
上記目的を達成するための本発明の第1の観点による土木用袋体における第1の特徴は、1100dtex以下の太さの糸で通気度が3cm/cm・s以下となるように織られた布帛が接合されることで形成されている袋を有する袋体本体部と、前記袋体本体部の内部に注入材を注入可能なように、前記袋体本体部に対して設けられている注入口と、を備えていることである。
この構成によると、袋体本体部が、1100dtex以下の太さの糸で通気度が3cm/cm・s以下となるように織られた布帛を接合して形成された袋を有しており、細い糸で緻密に織られて構成されている。このため、袋体の隅々まで充填するために注入材としてのセメントミルクを用いても、袋体の破断圧力に達する前に織目や縫い目が目開きしてセメントミルクが流出してしまうことを抑制することができる。
本発明の第1の観点による土木用袋体における第2の特徴は、前記袋体本体部は、1100dtex以下の太さの糸で通気度が3cm/cm・s以下となるように織られた布帛が接合されることで形成されている内袋と、当該内袋を覆うように設けられる外袋とを備える二重袋構造に形成され、前記注入口は、前記内袋の内部に注入材を注入可能なように設けられていることである。
この構成によると、細い糸で緻密に織られて構成されている内袋に注入材が注入されるため、袋体の隅々まで充填するために注入材としてのセメントミルクを用いても、袋体の破断圧力に達する前に織目や縫い目が目開きしてセメントミルクが流出してしまうことを抑制することができる。また、袋体本体部が、内袋と外袋との二重袋構造に形成されており、注入材を注入した際に、内袋と外袋との両方にて強度を確保することができる。このため、地盤などとの間に大きな隙間が形成されているような場合であっても、その隙間に配置された袋体を破断させることなく高い注入圧力を確保して袋体の密着度を高めることができる。
本発明の第1の観点による土木用袋体における第3の特徴は、前記内袋と前記外袋とが、同じ弾性率を有する布帛で形成されていることである。
この構成によると、内袋と外袋とが同じ弾性率を有する布帛で形成されており、注入材を注入した際に、内袋と外袋とのいずれか一方に過大な圧力が発生してしまうことを抑制することができる。このため、地盤などとの間に大きな隙間が形成されているような場合であっても、その隙間に配置された袋体を破断させることなく高い注入圧力を確保して袋体の密着度を高めることができる。
本発明の第1の観点による土木用袋体における第4の特徴は、前記外袋が、前記内袋を形成している布帛よりも高強度の布帛で形成されていることである。
この構成によると、外袋が内袋を形成している布帛よりも高強度の布帛で形成されており、注入材を注入した際に、外袋にて強度を確保することができる。このため、地盤などとの間に大きな隙間が形成されているような場合であっても、その隙間に配置された袋体を破断させることなく高い注入圧力を確保して袋体の密着度を高めることを容易に実現できる。
本発明の第1の観点による土木用袋体における第5の特徴は、前記外袋が、前記内袋を形成している布帛よりも高強度であるとともに高弾性率である布帛で形成されていることである。
この構成によると、外袋が内袋を形成している布帛よりも高強度且つ高弾性率の布帛で形成されているため、注入材を注入した際に、外袋にて強度を確保することができるとともに、この外袋によって内袋の過度な膨張を抑制することができる。従って、地盤などとの間に大きな隙間が形成されているような場合であっても、その隙間に配置された袋体を破断させることなく高い注入圧力を確保して袋体の密着度を高めることを容易に実現できる。
本発明の第2の観点による土木用袋体は、土木工事において用いられ、内部に注入材が注入される袋体に関する。そして、本発明の第2の観点による土木用袋体は、上記目的を達成するために以下のようないくつかの特徴を有しており、以下の特徴を単独で、若しくは、適宜組み合わせて備えている。
本発明の第2の観点による土木用袋体における第1の特徴は、布帛が接合されることで形成されている内袋と、布帛が接合されることで形成されているとともに前記内袋を覆うように設けられる外袋と、を備える二重袋構造に形成される袋体本体部と、前記内袋の内部に注入材を注入可能なように前記袋体本体部に対して設けられている注入口と、を備えていることである。
この構成によると、袋体本体部が、内袋と外袋との二重袋構造に形成されており、内袋に注入材を注入した際に、内袋と外袋との両方にて強度を確保することができる。このため、地盤などとの間に大きな隙間が形成されているような場合であっても、その隙間に配置された袋体を破断させることなく高い注入圧力を確保して袋体の密着度を高めることができる。
本発明の第2の観点による土木用袋体における第2の特徴は、前記袋体本体部は、前記内袋を形成している複数の内袋用布帛と前記外袋を形成している複数の外袋用布帛とが重ねられた状態で形成されているとともに、前記複数の内袋用布帛と前記複数の外袋用布帛とを重ねた状態で同一箇所で縫合することで接合する縫製部を備えていることである。
この構成によると、複数の内袋用布帛及び外袋用布帛を重ねた状態で同一箇所で縫合することで袋体本体部を形成することができるため、二重袋構造の本発明に係る土木用袋体を容易に形成することができる。
本発明の第2の観点による土木用袋体における第3の特徴は、前記外袋が、前記内袋を形成している布帛よりも高強度の布帛で形成されていることである。
この構成によると、外袋が内袋を形成している布帛よりも高強度の布帛で形成されており、内袋に注入材を十分に注入しても、外袋にて強度を確保することができる。このため、地盤などとの間に大きな隙間が形成されているような場合であっても、その隙間に配置された袋体を破断させることなく高い注入圧力を確保して袋体の密着度を高めることを容易に実現できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。
最初に、図1を参照して、本発明の実施形態に係る土木用袋体(以下、袋体と呼ぶ)を、法面保護用のブロックを法面の地盤に密着させるための袋体として用いる例について、その概略を説明する。尚、本発明に係る袋体(土木用袋体)は、トンネル、ビルなどを建築するときの土木工事において用いられる支保工と掘削面との間の隙間に設置して、掘削面の崩壊を防止する用途などに広く利用することができるものである。
図1は、本発明の実施形態に係る袋体10を法面保護用のブロック2と地盤5との間に配置し、その後袋体10の内部にセメントミルク4を注入して硬化させた状態を示す断面図である。図1に示すように、地盤5は、狭い隙間や逆に大きな隙間が不規則に存在する凹凸状の斜面となっている。まず、袋体10をこの地盤5上に設置する。そして、ブロック2を袋体10の上に載せる。その後、アンカー1をブロック2および袋体10に挿通させて地盤5中に打ち込み、ブロック2を仮固定する。尚、詳しくは後述するが、袋体10の略中央にはアンカー1を挿通させるための貫通孔が形成されている。最後に、袋体10内にセメントミルク4を注入し袋体10を膨張させて、袋体10をブロック2および地盤5に密着させるとともに、地盤5に圧力をかけて地盤5を締め固める。
袋体10内に注入するセメントミルク4(注入材、流動性固化材)としては、水中不分離剤および流動化剤を配合して注入性能を高めたセメントミルク4が使用される。例えば、セメント100重量部に対して、水60重量部、水中不分離剤0.5重量部、流動化剤5重量部を加えたセメントミルクが使用される。また、水中不分離剤としては、例えば太平洋マテリアル株式会社製のエルコン、流動化剤としては、例えば株式会社フローリック製のフローリックNSWがある。
水中不分離剤および流動化剤を配合したセメントミルク4を使用することで、ブロック2と地盤5との間の狭い隙間に配置される袋体10が、例えば、しわが発生している状態で配置されていたとしても、その袋体10の隅々まで注入材を充填することができる。なお、注入材としては、セメントミルクが望ましいが、注入後に硬化する流動性の材料であれば使用することができ、モルタルや熱硬化性樹脂等を使用することも可能である。
次に、本発明の実施形態に係る袋体10(11、12)について詳細に説明する。以下、この袋体10について、第1及び第2実施形態に分けて説明する。
(第1実施形態)
図2は、本発明の第1実施形態に係る袋体11を示す模式図である。図2に示すように、この袋体11は、袋体本体部21と注入口22とメッシュ要素33とを備えている。なお、図2は、袋体本体部21の内部構造を図示する模式図となっている。
袋体本体部21は、1100dtex以下の太さの糸で通気度が3.0cm/cm・s以下となるように織られた布帛が縫合により接合されることで形成された袋である。なお、dtex(デシテックス)は、糸の長さ10000mに対する糸の質量(単位はグラム(g))で表した糸の太さであり、通気度(m/cm・s)は、例えば、布によって生じる圧力差を一定としたときに単位面積の布帛を通過する空気の速度を測定することで求められるものである。
図3は、袋体本体部21の分解斜視図を示したものである。図2及び図3に示すように、袋体本体部21は、複数の布帛(23〜26)が縫合により接合されることで形成されている(即ち、図3は縫合による接合前の状態を示す分解斜視図である)。複数の布帛としては、袋体本体部21の上側部分を形成する上部布帛23、下側部分を形成する下部布帛24、及び、上部布帛23と下部布帛24との間に配置される貫通孔用布帛25・26が備えられている。なお、上述のように、これらの各布帛(23〜26)は、いずれも、1100dtex以下の太さの糸で通気度が3.0cm/cm・s以下となるように織られた布帛として形成されている。
上部布帛23及び下部布帛24は、例えば、略正方形状に形成された布帛であって、略中央部分に環状の貫通孔23a及び24aがそれぞれ形成されている。そして、上部布帛23及び下部布帛24は、互いに重ねられた状態でその外周の縁部分を縫合している縫製部28で接合されている。
貫通孔用布帛25及び26は、例えば、略環状に形成された布帛であって、略中央部分に環状の貫通孔25a及び26aがそれぞれ形成されている。この貫通孔用布帛25及び26は、互いに重ねられた状態でその周囲を縫合している縫製部30で接合されている。そして、貫通孔用布帛25における貫通孔25aの縁部分は、上部布帛23における貫通孔23aの縁部分と重ねられた状態で縫製部31により縫合されて接合されている。一方、貫通孔用布帛26における貫通孔26aの縁部分は、下部布帛24における貫通孔24aの縁部分と重ねられた状態で縫製部32により縫合されて接合されている。袋体本体部21では、このように複数の布帛23〜26が接合されることで、袋構造に形成されるとともに、略中央に貫通孔29が形成されており、例えばアンカー1などの棒状体を挿通できるようになっている。
注入口22は、袋体本体部21の内部に注入材を注入可能なように、袋体本体部21に対して設けられている。注入口22は、例えば、袋体本体部21の外周付近において貫通孔29を挟んで2箇所に設けられており、上部布帛23に対して取り付けられている。尚、注入口22を設ける位置は、この位置に限られるものではなく、施工条件によって適宜決定すればよい。図1に示したような法面保護用ブロック2の施工時においては、図2に二点鎖線で示すように、この各注入口22に対して、注入ホース7bがそれぞれ取り付けられる。そして、この注入ホース7bを介してポンプ(不図示)から注入材であるセメントミルク4が袋体本体部21内に注入されることになる。注入ホース7bからの注入材の注入は、いずれか一方の注入ホース7bから行われる。そして、袋体本体部21内に注入材が充満すると、他方の注入ホース7bから注入材が排出されてくることになるため、これにより、袋体本体部21内に十分に注入材が行き渡った状態になったことを確認することができる。なお、注入ホース7bからの注入材の注入は、2本の注入ホース7bから同時に注入するものであってもよい。
メッシュ要素33は、例えば、ポリプロピレン(PP)製の格子状のシート材として形成されたものを使用し、袋体本体部21の内部に配置される。このメッシュ要素33は、例えば、1枚の環状のシート状に形成されて上部布帛23と貫通孔用布帛25との間にフリーな状態で挿入される。このメッシュ要素33が配置されることで、例えば袋体11の上にブロック2を載置した際に袋体本体部21を構成している布帛が注入口22を塞ぐような状態で位置してしまって注入材を注入しにくくなることが防止される。
以上説明した第1実施形態に係る袋体11によると、袋体本体部21が、1100dtex以下の太さの糸で通気度が3.0cm/cm・s以下となるように緻密に織られた布帛を接合して形成された袋として構成されている。このため、袋体11の隅々まで充填するために注入材としてセメントミルクを用いても、袋体11の破断圧力に達する前に織目や縫い目が目開きしてセメントミルクが流出してしまうことを抑制することができる。なお、布帛の必要最低限の強度(単位幅あたりの引張強度)として500N/cm以上あることが好ましい。また、通気度が0.5cm/cm・s以下となるように織られた布帛であることがより好ましい。また、袋体本体部21の繊度の下限値は、300dtex程度であり、袋体本体部21の通気度の下限値は、0.1cm/cm・s程度である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る袋体について説明する。図4は、第2実施形態に係る袋体12を示す模式図である。図4に示すように、この袋体12は、袋体本体部50と注入口51とメッシュ要素52とを備えている。なお、図4は、図2と同様に、袋体本体部50の内部構造を図示する模式図となっている。
袋体本体部50は、内袋53と外袋54とを備える二重袋構造に形成されている。内袋53は、1100dtex以下の太さの糸で通気度が3.0cm/cm・s以下となるように織られた布帛が縫合により接合されることで形成されている。そして、外袋54は、内袋53と同様に布帛が接合されることで形成されているとともに、内袋53を覆うように設けられている。
また、内袋53は、内側上部布帛55、内側下部布帛56、及び、内側上部布帛55と内側下部布帛56との間に配置される貫通孔用内側布帛61・62を備えている。一方、外袋54は、外側上部布帛57、外側下部布帛58、及び、貫通孔用内側布帛61及び62の間に配置される貫通孔用外側布帛59・60を備えている。なお、上述のように、これらの布帛のうち、内袋53を形成する内側上部布帛55、内側下部布帛56、及び貫通孔用内側布帛61・62が、1100dtex以下の太さの糸で通気度が3.0cm/cm・s以下となるように織られた布帛として形成されている。
内側上部布帛55、内側下部布帛56、外側上部布帛57、及び外側下部布帛58は、第1実施形態における上部布帛23及び下部布帛24と同様に、略正方形状に形成された布帛であって、略中央部分に環状の貫通孔がそれぞれ形成されている。そして、これらの各布帛(55〜58)は、重ねられた状態でその外周の縁部分を縫合している縫製部63で接合されている。
貫通孔用内側布帛61・62、及び貫通孔用外側布帛59・60は、第1実施形態における貫通孔用布帛25・26と同様に、略環状に形成された布帛であって、略中央部分に環状の貫通孔がそれぞれ形成されている。これらの各布帛(59〜62)は、互いに重ねられた状態でその周囲を縫合している縫製部64で接合されている。そして、貫通孔用内側布帛61及び貫通孔用外側布帛59における貫通孔の縁部分は、内側上部布帛55及び外側上部布帛57における貫通孔の縁部分と重ねられた状態で縫製部65により縫合されて接合されている。一方、貫通孔用内側布帛62及び貫通孔用外側布帛60における貫通孔の縁部分は、内側下部布帛56及び外側下部布帛58における貫通孔の縁部分と重ねられた状態で縫製部66により縫合により接合されている。袋体本体部50では、このように複数の布帛55〜62が接合されることで、二重袋構造に形成されるとともに、略中央に貫通孔67が形成されている。
上述のように、袋体本体部50は、内袋53を形成している複数の内袋用布帛(55、56、61、62)と外袋54を形成している複数の外袋用布帛(57、58、59、60)とが重ねられた状態で形成されるようになっている。そして、縫製部(63〜66)により、これらの複数の内袋用布帛と外袋用布帛とは、互いにずれないように、各々同一箇所で縫合されて接合されている。
注入口51は、内袋53の内部に注入材を注入可能なように、袋体本体部50に対して設けられている。この注入口51は、第1実施形態の注入口21と同様に、袋体本体部50の外周付近において貫通孔67を挟んで2箇所に設けられている。そして、図1に示したような法面保護用ブロック2の施工時においては、この各注入口51に対して、注入ホース7bが取り付けられて、ポンプ(不図示)から注入材であるセメントミルク4が内袋53内に注入されることになる。
また、メッシュ要素52は、内袋53の内部に配置され、第1実施形態のメッシュ要素33と同様に、ポリプロピレン(PP)製の格子状のシート材として形成されたものを使用する。このメッシュ要素52を環状にカットして、内側上部布帛23と貫通孔用布帛25との間にフリーな状態で挿入される。
以上説明した袋体12は、法面保護用ブロック2と地盤5との間の隙間に配置され、袋体10をブロック2および地盤5に密着させるとともに地盤5に圧力をかけて地盤5を締め固めるための注入材であるセメントミルク4が注入されることになる。
以上説明した第2実施形態に係る袋体12によると、細い糸で緻密に織られて構成されている内袋53に注入材が注入されるため、袋体12の隅々まで充填するために注入材としてセメントミルク4を用いても、袋体12の破断圧力に達する前に織目や縫い目が目開きしてセメントミルク4が流出してしまうことを抑制することができる。また、袋体本体部50が、内袋53と外袋54との二重袋構造に形成されており、注入材を注入した際に、内袋53と外袋54との両方にて強度を確保することができる。このため、地盤5との間に大きな隙間が形成されているような場合であっても、その隙間に配置された袋体12を破断させることなく高い注入圧力を確保して袋体12とブロック2および地盤5との密着度を高めることができる。また、これにより、地盤5に圧力をかけて地盤5を強固に締め固めることができる。
また、袋体12によると、複数の内袋用布帛(55、56、61、62)及び外袋用布帛(57、58、59、60)を重ねた状態で同一箇所で縫合することで袋体本体部50を形成することができるため、二重袋構造の袋体を容易に形成することができる。
また、袋体12においては、内袋用布帛(55、56、61、62)と外袋用布帛(57、58、59、60)とを同じ弾性率(縦弾性係数:ヤング率)を有する布帛で形成することができる。内袋53と外袋54とを同じ弾性率を有する布帛で形成することで、注入材を注入した際に、内袋53のみに過大な圧力が発生してしまうことを抑制することができる。このため、地盤5との間に大きな隙間が形成されているような場合であっても、その隙間に配置された袋体12を破断させることなく高い注入圧力を確保して袋体12とブロック2および地盤5との密着度を高めることができる。また、これにより、地盤5に圧力をかけて地盤5を強固に締め固めることができる。
また、袋体12においては、外袋用布帛(57、58、59、60)を内袋用布帛(55、56、61、62)よりも高強度(高い引張強度)の布帛で形成することもできる。外袋54を内袋53を形成している布帛よりも高強度の布帛で形成することで、注入材を注入した際に、外袋54にて強度を確保することができる。このため、地盤5との間に大きな隙間が形成されているような場合であっても、袋体12を破断させることなく高い注入圧力を確保して袋体12の密着度を高めることを容易に実現できる。これにより、地盤5に圧力をかけて地盤5を強固に締め固めることができる。
また、袋体12においては、外袋用布帛(57、58、59、60)を内袋用布帛(55、56、61、62)よりも高強度(高い引張強度)であるとともに高弾性率(高い縦弾性係数)の布帛で形成することもできる。外袋54を内袋53を形成している布帛よりも高強度且つ高弾性率の布帛で形成することで、注入材を注入した際に、外袋54にて強度を確保することができるとともに、この外袋54によって内袋53の過度な膨張を抑制することができる。従って、地盤5との間に大きな隙間が形成されているような場合であっても、袋体12を破断させることなく高い注入圧力を確保して袋体12の密着度を高めることを容易に実現できる。これにより、地盤5に圧力をかけて地盤5を強固に締め固めることができる。
(実施例)
次に、以上説明した各実施形態における袋体10(11、12)の具体的な実施例について説明する。表1は、上述した実施形態の実施例である袋体((a)、(b)、(c)、(d)、(f))と比較用の実施例である袋体(e)とについて実施した気中破断試験の条件とその結果を示したものである。また、表2は、表1の実施例の袋体を構成するために用いられている布帛(基布)の構成や性質を示したものである。なお、気中破断試験は、ブロック2および地盤5との間に配置されず拘束の無い状態の袋体10に対して破断もしくは漏れが発生するまで注入材(流動性固化材)を注入し、破断時はその破断圧力を測定することで実施した。尚、縫合はケブラー♯3の縫製糸を用いて2.3mmピッチで縫製した。
なお、表1における袋体(a)、(b)、(d)は第1実施形態の袋体11に該当し、袋体(c)及び(f)は第2実施形態の袋体12に該当する。また、袋体(c)は内袋用布帛(55、56、61、62)と外袋用布帛(57、58、59、60)とを同じ弾性率(縦弾性係数:ヤング率)の布帛とした場合に該当し、袋体(f)は外袋用布帛(57、58、59、60)を内袋用布帛(55、56、61、62)よりも高強度の布帛とした場合に該当する。
Figure 0005144148
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表1及び表2に示すように、高密度基布A、Bで構成されている袋体(a)、(b)では、破断圧力に達するまで袋体からセメントミルクの漏れは発生しない。従って、袋体が破断しない限り、注入圧力が、地盤5を締め固める押圧力として確実に作用することになる。また、中強度基布で構成されている袋体(d)でも、セメントミルク注入中に、その縫製部から漏れがわずかに発生するものの、袋体が破断するまで注入圧力を付与することができる。従って、1100dtexの太さの糸で通気度がほぼ3.0cm/cm・sとなるように織られた布帛で構成される袋体(d)についても、袋体(a)及び(b)と同様に、注入圧力が、地盤5を締め固める押圧力として確実に作用することになる。以上より、1100dtex以下の太さの糸で通気度が3.0cm/cm・s以下となるように織られた布帛で構成されている袋体は、注入中にセメントミルクを漏らすことなく、地盤の締め固めに必要な圧力(0.5MPa程度)を作用させることができる。
また、比較用の実施例である袋体(e)では、モルタルを注入する実験結果から分かるように高い破断圧力を発揮するものの、セメントミルクを注入する場合は漏れが多くて破断圧力にまで達することができない。従って、1100dtexを超える太い糸で織られた高強度基布のみで構成される袋体(e)では、図1に示したような法面保護用ブロック2の実際の施工においてセメントミルクが注入された場合、地盤5を締め固めるために必要な圧力まで昇圧する前に、織目や縫い目が目開きしてセメントミルクが流出し始め、袋体の隅々までセメントミルクを注入することが困難といえる。
また、高密度基布の内袋を有する二重袋構造の袋体(c)及び(f)では、破断圧力に達するまで袋体からセメントミルクの漏れは発生しない。従って、袋体が破断しない限り、注入圧力が、袋体が設置された地盤5に対する押圧力として確実に作用することになる。さらに、袋体(c)及び(f)では、高密度基布のみで構成される袋体(a)及び(b)の場合よりも高い破断圧力を有するため、地盤5との間に大きな隙間が形成されているような場合であっても、袋体を破断させることなく高い注入圧力を確保して袋体の密着度を高めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、次のように変更して実施してもよい。
(1)第2実施形態においては、内袋が1100dtex以下の太さの糸で通気度が3.0cm/cm・s以下となるように織られた布帛で形成されている場合を説明したが、必ずしもこの通りでなくてもよい。即ち、注入材としてセメントミルクでなくモルタルを用いるのであれば、内袋及び外袋のいずれもが、1100dtex以下の太さの糸で通気度が3.0cm/cm・s以下となるように織られた布帛で形成されていないものであってもよい。このとき、地盤5との間に大きな隙間が形成されているような場合であっても、袋体は二重袋構造であるため、袋体を破断させることなく高い注入圧力を確保して袋体とブロック2および地盤5との密着度を高めることができる。
(2)袋体本体部を構成する各布帛の形状については、実施形態にて説明したものに限られず、種々変更して実施することができる。例えば、布帛(23、24、55、56、57、58)は、略中央部に貫通孔が設けられた長方形状であってもよいし、円形状であってもよい。布帛(25、26、59、60、61、62)は、略中央部に貫通孔が設けられた矩形状であってもよい。また、袋体本体部の略中央部のみにアンカー1などの棒状体を挿通するための貫通孔が形成されるものに限らず、複数箇所に貫通孔が形成されているものであってもよい。また、場合によっては、この開口部が形成されていないものであってもよい。
(3)上記第1及び第2実施形態では、縫合により布帛が接合されて袋体本体部が形成されている場合を説明したが、必ずしもこの通りでなくてもよい。縫合以外の接合手段として、例えば、接着や圧着等による手段が用いられているものであってもよい。
本発明の実施形態に係る土木用袋体を法面保護用のブロックと地盤との間に配置し、その後この土木用袋体の内部にセメントミルクを注入して硬化させた状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る土木用袋体を示す模式図である。 図2に示す袋体における袋体本体部の分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る土木用袋体を示す模式図である。
符号の説明
4 セメントミルク(注入材)
10、11、12 袋体(土木用袋体)
21 袋体本体部
22 注入口
23 上部布帛
24 下部布帛

Claims (8)

  1. 土木工事において用いられ、内部に注入材が注入される土木用袋体であって、
    1100dtex以下の太さの糸で通気度が3cm/cm・s以下となるように織られた布帛が接合されることで形成されている袋を有する袋体本体部と、
    前記袋体本体部の内部に注入材を注入可能なように、前記袋体本体部に対して設けられている注入口と、
    前記注入口が塞がらないように前記袋体本体部の内部に配置されたシート状のメッシュ要素と、
    を備え
    前記注入材が水中不分離剤および流動化剤を配合してなるセメントミルクであることを特徴とする、土木用袋体。
  2. 前記袋体本体部は、1100dtex以下の太さの糸で通気度が3cm/cm・s以下となるように織られた布帛が接合されることで形成されている内袋と、当該内袋を覆うように設けられる外袋とを備える二重袋構造に形成され、
    前記注入口は、前記内袋の内部に前記注入材を注入可能なように設けられており、
    前記メッシュ要素は、前記内袋の内部に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の土木用袋体。
  3. 前記内袋と前記外袋とが、同じ弾性率を有する布帛で形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の土木用袋体。
  4. 前記外袋が、前記内袋を形成している布帛よりも高強度の布帛で形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の土木用袋体。
  5. 前記外袋が、前記内袋を形成している布帛よりも高強度であるとともに高弾性率である布帛で形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の土木用袋体。
  6. 土木工事において用いられ、内部に注入材が注入される土木用袋体であって、
    布帛が接合されることで形成されている内袋と、布帛が接合されることで形成されているとともに前記内袋を覆うように設けられる外袋と、を備える二重袋構造に形成される袋体本体部と、
    前記内袋の内部に注入材を注入可能なように前記袋体本体部に対して設けられている注入口と、
    前記注入口が塞がらないように前記内袋の内部に配置されたシート状のメッシュ要素と、
    を備え
    前記注入材が水中不分離剤および流動化剤を配合してなるセメントミルクであることを特徴とする、土木用袋体。
  7. 前記袋体本体部は、前記内袋を形成している複数の内袋用布帛と前記外袋を形成している複数の外袋用布帛とが重ねられた状態で形成されているとともに、前記複数の内袋用布帛と前記複数の外袋用布帛とを重ねた状態で同一箇所で縫合することで接合する縫製部を備えていることを特徴とする、請求項6に記載の土木用袋体。
  8. 前記外袋が、前記内袋を形成している布帛よりも高強度の布帛で形成されていることを特徴とする、請求項6又は請求項7に記載の土木用袋体。
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