JP5144146B2 - 防災表示装置及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、火災検出信号等の防災情報を受けて表示画面上に防災端末機器のシンボルを示した建物平面図などの監視対象の地図を表示する防災表示装置及び制御方法に関する。
従来、この種の防災表示装置は、防災受信機から火災発報した火災感知器の火災検出信号を受信した際に、火災発生場所を含む地図を液晶ディスプレイ等の表示画面上に表示している。
この表示画面に表示される地図には、火災感知器を含む各種センサや防排煙ダンパ等の防災制御機器を含む各種防災端末をシンボルで表示しており、その中の火災発報した火災感知器のシンボルを例えばカラー点滅表示して火災発生場所を示すようにしている。
また表示画面の地図に火災発報した火災感知器のシンボルをカラー点滅表示した場合には、オペレータがマウス操作によりカラー点滅しているシンボルにカーソルを移動してクリックすることで確認し、このような確認操作を検出すると、シンボルのカラー点滅表示をカラー点灯表示に切り替え、更に、防災表示装置で管理しているログ情報に、火災発報の確認操作を時刻情報と共に記録するようにしている。
特開平11−7592号公報
しかしながら、このような従来の防災表示装置にあっては、表示画面の地図に火災発報した火災感知器のシンボルをカラー点滅表示した場合、オペレータが火災発生時に別の対処に気を奪われて火災発報している感知器シンボルに対する確認操作に時間がかかったり、確認操作を忘れてしまう場合があり、火災発報した感知器シンボルを利用した確認操作が適切に行われないという問題がある。
本発明は、発報した感知器シンボルを利用した確認操作を忘れることなく適切に対応可能とする防災表示装置及び制御方法を提供することを目的とする。
本発明は防災表示装置を提供する。即ち、本発明は、火災感知器の火災発報に基づく火災検出信号を受信して表示する防災表示装置に於いて、
火災感知器の設置場所を示すシンボルを配置した監視対象の地図をデータベースに登録して管理する地図情報管理部と、
火災検出信号を受信した際に、発報した火災感知器のシンボルを配置した地図をデータベースから読出して表示画面上に表示すると共に、発報した火災感知器のシンボルを通常監視時とは異なる色の火災発報時のシンボルで表示させる地図情報表示部と、
火災発報時のシンボルに対するオペレータによる確認操作を監視し、確認操作を検出するまでの時間経過に応じて火災発報時のシンボルを変化させて表示し、確認操作を検出した際に、変化させて表示しているシンボルを表示が変化する以前の状態に戻すシンボル表示制御部と、
を設けたことを特徴とする。

ここで、地図情報表示部は、発報した火災感知器のシンボルを火災発報時のシンボルで点滅表示させ、シンボル表示制御部は、確認操作を検出した際に、点滅表示している火災発報時のシンボルを点灯表示に切り替える。

シンボル表示制御部は、確認操作を検出するまでの時間経過に応じて所定の最大サイズに達するまで火災発報時のシンボルを徐々に拡大させて表示する。また、シンボル表示制御部は、確認操作を検出するまでの時間が所定時間を越えた際に、火災発報時のシンボルを所定の拡大サイズに切えて表示するようにしても良い。

本発明は防災表示装置の制御方法を提供する。即ち、本発明は、火災感知器の火災発報に基づく火災検出信号を受信して表示する防災表示装置の制御方法に於いて、
火災感知器の設置場所を示すシンボルを配置した監視対象の地図をデータベースに登録して管理する地図情報管理ステップと、
火災検出信号を受信した際に、発報した火災感知器のシンボルを配置した地図をデータベースから読出して液晶ディスプレイ等の表示画面上に表示すると共に、発報した火災感知器のシンボルを通常監視時とは異なる色の火災発報時のシンボルで表示させる地図情報表示ステップと、
火災発報時のシンボルに対するオペレータによる確認操作を監視し、確認操作を検出するまでの時間経過に応じて火災発報時のシンボルを変化させて表示し、確認操作を検出した際に、変化させて表示しているシンボルを表示が変化する以前の状態に戻すシンボル表示制御ステップと、
を設けたことを特徴とする。

本発明によれば、表示画面の地図に火災発報した火災感知器のシンボルを表示している状態で確認操作を行わないと、時間の経過に伴って表示しているシンボルが徐々に又は段階的に拡大するなど変化して表示され、このシンボルの表示の変化によりオペレータに確認操作を促し、火災発生時いう緊急事態であっても、迅速且つ適切に確認操作ができ、確認忘れは確実に防止できる。
図1は防災監視システムと共に本発明による防災表示装置の実施形態を示したブロック図である。図1において、防災監視システムには防災受信盤10が設けられ、防災受信盤10から引き出された伝送路11に対し、感知器などの各種センサと防火ダンパや防火戸などの防災制御機器を接続している。
本実施形態にあっては、各種センサとして、中継器14を介して煙感知器16、中継器機能を備えたアナログ煙感知器20、中継器機能を備えたアナログ熱感知器22、更に光電式分離型煙感知器24を接続している。なお光電式分離型煙感知器24は発光部24aと受光部24bで構成され、両者を分離配置し、発光部24aからパルス光を発光し、煙用に減衰されたパルス光を受光部24bで受光して火災を検出している。
また伝送路11に対しては、各種防災制御機器として、中継器14を介して地区音響装置18、防排煙ダンパ17、防火戸21のラッチレリーズ19を接続している。
防災受信盤10に対しては本発明による防災表示盤(装置)12が接続されている。防災表示盤12はコントローラ26を備え、コントローラ26に対し液晶ディスプレイ28、キーボード30、マウス32、プリンタ34、監視区域を警戒するITVカメラ36及び防災警報などを行うスピーカ38を接続している。
防災表示盤12のコントローラ26はコンピュータで実現されており、監視対象となる警戒区域の地図情報を格納したデータベース40に加え、プログラムの実行により実現される機能として、地図情報管理部42、地図情報表示部44及びシンボル表示制御部46を設けている。
地図情報管理部42は、防災監視システムに設置している各種センサ及び各種防災制御機器の設置場所を示すシンボルを配置した監視対象の地図をデータベース40に登録して管理している。
地図情報表示部44は、防災受信機10から火災検出信号を受信した際に、発報した火災感知器のシンボルを配置した地図をデータベース40から読出して液晶ディスプレイ28の表示画面に表示すると共に、発報した火災感知器の感知器シンボルの色を通常監視時の色とは異なる別の色、具体的には通常監視時の青色から火災発報を示す赤色に変化させ、更に赤色で点滅表示させる。
また地図情報表示部44は、液晶ディスプレイ28のメニュー画面からオペレータの操作により地図選択情報を入力した場合にも、データベース40から対応する地図を読み出して、液晶ディスプレイ28の画面上に表示する。
シンボル表示制御部46は、火災発報により赤色に点滅表示している感知器シンボルに対するオペレータの確認操作を監視し、確認操作の待ち時間の経過に応じて感知器シンボルを拡大表示し、オペレータの確認操作を検出した際に感知器シンボルを元の大きさに戻す。
またシンボル表示制御部46は、火災発報している感知器シンボルの確認操作を検出すると、それまでの赤色の点滅表示から点灯表示に切り替え、確認済みであることがシンボル状態から分かるようにする。
またシンボル表示制御部46による火災発報した感知器シンボルの待ち時間の経過に伴う拡大方法は、確認操作の待ち時間に応じて所定の最大サイズに達するまでシンボルを徐々に連続して拡大表示する方法、又は、確認操作の待ち時間が所定時間を越えた際に、シンボルを所定の拡大サイズに段階的に切替表示する方法などとする。
図2は本実施形態における防災制御盤のハードウェア構成を示したブロック図である。図2において、防災表示盤12に設けたコントローラ26は、コンピュータのハードウェア環境で実現されている。
コントローラ26を実現するコンピュータはCPU50を備え、CPU50のバス51に対し、RAM52、ROM53、防災受信盤10を接続するシリアルインタフェース54、ハードディスクドライブ55を接続している。
また、コントローラ26の外部に設けている液晶ディスプレイ28、キーボード30、マウス32、プリンタ34、ITVカメラ36及びスピーカ38のそれぞれを、専用のインタフェース56,57,58,59,60,61を介して、CPU50のバス51に接続している。
コントローラ26のハードディスクドライブ55には、図1の防災表示盤12のコントローラ26に示したデータベース40及びCPU50による実行で、地図情報管理部42、地図情報表示部44及びシンボル表示制御部46として機能させるためのプログラムを格納している。
防災表示盤12の電源を投入するとコントローラ26が起動し、ROM53のブートコードの実行により初期化診断処理を行った後に、ハードディスクドライブ55からRAM52にOSをロードし、OSをCPU50で実行することで、ハードディスクドライブ55から本実施形態の防災表示処理を行うアプリケーションプログラムをRAM52にロードし、CPU50で実行する。
図3は本実施形態のデータベース40に格納された地図データファイルを示した説明図である。図3の地図データファイル62は、監視対象の例えば建物の階別に作成された地図を表示するためのデータであり、ヘッダ64、地図データ66及びシンボルデータ68で構成されている。
ヘッダ64には地図データファイル62の建物名及び階数などの識別情報が格納されている。地図データ66は建物の平面レイアウトを示した建物平面図などであり、通常、CADによる2次元地図データとして作成されている。
シンボルデータ68は、地図データ66により表示される地図上に配置される感知器を含む各種センサ及び各種防災制御機器のそれぞれの配置位置及びシンボル内容を個別に登録したデータである。シンボルデータ68については、その中に登録されている感知器シンボルデータ70を右側に取り出して示している。
感知器シンボルデータ70は、識別子を含むシンボル名、位置座標、図形データ及び指定色で構成されており、指定色については通常時の青色と火災時の赤色を指定している。この感知器シンボルデータ70を使用することで、地図データ66により表示された地図上の位置座標で決まる位置に、図形データで決まる感知器シンボルを、通常監視時にあっては青色で表示し、火災発報時には赤色に変化させて点滅表示させ、更に確認待ち時間に応じて拡大表示させる。
地図データファイル62に基づくシンボルを配置した地図の画面表示は、図2のRAM52のメモリ領域を使用したレイアウトレイヤ(レイアウト画層)とシンボルレイヤ(シンボル画層)を使用して行われる。
まず地図については、地図データファイル62から地図データ66を読み出してレイアウトレイヤに地図を展開する。またシンボルデータ68から全てのシンボルデータを読出し、シンボルレイヤにシンボルを展開する。続いてレイアウトレイヤとシンボルレイヤを重ね合わせた合成レイヤを生成し、これを表示画面に地図として表示する。
このようなレイヤ構造を利用したシンボルを配置した地図の表示において、図1に示したシンボル表示制御部46にあっては、シンボルレイヤに展開している感知器シンボルを対象に、オペレータによる確認操作を監視し、待ち時間の経過に伴って感知器シンボルの拡大表示のための書換えを行い、これをレイアウトレイヤに固定的に展開している地図に重ねて表示画面に表示することになる。
図4は図1に示した防災表示盤12で防災受信盤10からの火災検出信号を受信した際の本実施形態によるシンボル表示を示した説明図である。
図4において、防災受信盤10で火災検出信号を受信すると、図1に示した防災表示盤12のコントローラ26に設けた地図情報表示部44が、火災発報した火災感知器を含む地図データファイルをデータベース40から例えば図3に示すように読み出し、地図データ66とシンボルデータ68に基づき、図4に示すように、表示画面72に感知器シンボル76−1〜76−7を配置した建物平面レイアウトを示す地図74を表示し、その中の火災発報した火災感知器の感知器シンボル76−1を通常監視時の青色から赤色点滅状態に変化させる。
ここで表示画面72に表示した地図74の右側には操作部78が表示され、操作部78の中に、上から前画面キー、次画面キー、直下階キー、直上階キーが配置され、マウスクリックなどの操作により表示画面72の表示地図を切替表示することができる。
更に、操作部78の下側には拡大キーと縮小キーが設けられており、それぞれのキー操作により、現在、表示画面72に表示している地図74の拡大表示または縮小表示を行うことができる。
図4の表示画面72のように、火災検出信号の受信に伴い、地図74に表示している感知器シンボル76−1を赤色点滅表示とした場合、オペレータは感知器シンボル76−1に例えばマウス32の操作によりカーソル80を移動してクリックする確認操作を行うことになる。
図5は本実施形態による火災発報した感知器シンボルに対する確認操作を示した説明図である。図5において、火災発報により赤色点滅表示している感知器シンボル76−1に、図4に示したようにカーソル80をセットしてクリック操作を行うと、図5に示すように確認操作ウィンドウ82が開き、その中に表示されている確認キー84にカーソル80をセットしてクリック操作を行うことで確認操作ができる。
この確認操作を行うと、それまで赤色点滅表示となっていた火災発報している感知器シンボル76−1は、赤色点灯状態に切り替わり、確認操作が行われたことを示すようになる。またオペレータの確認操作に伴い、図1の防災表示盤12のコントローラ26にあっては、確認操作が行われたことを時刻情報と共にデータベース40のログ情報に記録する。シンボルのそばに「確認済」と表示しても良い。
図6は図4のように、火災検出信号を受信して感知器シンボル76−1を赤色点滅表示とした後に、オペレータが確認操作を行わずに時間が経過した場合の感知器シンボルの拡大変化を示した説明図である。
即ち図4に示す火災検出信号を受信して感知器シンボル76−1を赤色点滅としたときにタイマを起動し、且つオペレータによる確認操作を監視している。タイマで計数している確認待ち時間が例えば予め定めたT1時間に達すると、図6のように、図4の火災発報の赤色点滅表示している感知器シンボル76−1を一回り大きなサイズに拡大表示して赤色点滅表示とする。
このような火災発報を示す感知器シンボル76−1の拡大表示により、確認操作をオペレータが忘れている場合には、拡大表示により例えば防災監視盤から離れた位置にいても感知器シンボル76−1の大きな点滅が分かり、確認操作のために防災監視盤に戻って、カーソル80の移動によるクリック操作で確認を行うことを可能とする。
図7は図6の状態から確認操作をせずに更に時間が経過した場合の感知器シンボルの拡大変化を示しており、例えば図4の感知器シンボル76−1の表示の際に起動したタイマにつき、更に長い所定の経過時間T2に達したとき、図7に示すように、図6のT1時間の経過時の感知器シンボル76−1より更に一回り大きい感知器シンボル76−1の赤色点滅表示に切り替え、オペレータに対し強く確認操作を促すようにする。
このような火災発報した感知器シンボルの確認操作に対する待ち時間の経過に伴う拡大表示に対し、いずれかの段階で図5に示したようにオペレータが確認操作を行うと、それまで赤色点滅表示していた感知器シンボル76−1は点灯表示に切り替わり、且つサイズも図5に示すような元のサイズに戻ることになる。
図8は本実施形態による防災表示処理を示したフローチャートであり、図1を参照して説明すると次のようになる。
図8において、本実施形態の防災表示処理は、ステップS1で防災受信盤10からの火災検出信号の受信の有無をチェックしており、火災検出信号を受信すると、ステップS2に進み、防災表示盤12のコントローラ26に設けている地図情報表示部44が、火災発生場所を含む地図を例えば図4に示すように液晶ディスプレイ28の表示画面72に表示し、火災発報した例えば感知器シンボル76−1を赤色点滅表示とする。
続いてステップS3で確認操作の待ち時間を計数するタイマをスタートし、ステップS4で確認操作の有無を判別し、確認操作がなければ、ステップS5でタイマがT1時間経過したか否か判別している。スタートしたタイマでT1時間の経過を判別すると、ステップS6に進み、例えば図5に示したように第1段階の発報中の感知器シンボル76−1の拡大表示を行う。
続いてステップS7で確認操作があるか否か判別しており、確認操作が無ければステップS8で、ステップS3でスタートしたタイマの時間がT2時間を経過したか否か判別している。
タイマの時間がT2時間経過となることを判別すると、ステップS9に進み、例えば図7に示したように、発報中の感知器シンボル76−1を更に2段階大きくしたシンボルの拡大表示を行う。
このフローチャートにあっては、感知器シンボルのステップS6の1段階目の拡大表示とステップS9の2段階目の拡大表示で最大サイズとなり、それ以降は2段階目の拡大表示のシンボルサイズを維持する。
続いてステップS10で確認操作を判別すると、ステップS11でシンボルを元の大きさに戻し、且つシンボルの赤色点滅表示を赤色点灯表示に切り替える。
続いてステップS12で火災復旧があるまで、ステップS1からの処理を繰り返しており、ステップS12で火災復旧を判別すると、ステップS13で感知器シンボルの発報表示を停止し、元の青色のシンボルに戻すようにする。
ここで、ステップS3〜S11に示した感知器シンボルの確認操作時間の経過に伴うシンボル拡大表示の処理は、図1の防災表示盤12のコントローラ26に設けているシンボル表示制御部46の処理機能として実行されるものである。
なお図8のフローチャートにあっては、確認操作の待ち時間について経過時間T1と経過時間T2の2段階に判別して、段階的に感知器シンボルを拡大表示する場合を例にとっているが、経過時間の増加に応じて連続的に感知器シンボルを徐々に拡大表示するようにしてもよい。
また上記の実施形態は、確認操作を必要とする火災発報した感知器シンボルを対象とするものであったが、これ以外に適宜の検出信号の受信時あるいは防災制御機器からの動作信号の受信時に、確認操作を必要とする各種センサや防災制御機器のシンボルについても、火災発報した感知器シンボルの場合と同様、確認操作の待ち時間に応じてシンボルを拡大表示し、オペレータに確認操作を促すようにしてもよい。
さらに上記の実施形態はシンボルの大きさを段階的に変化させるが、シンボルに合わせて発報してからの経過時間を表示しても良く、また赤色の明度を変化させたりして変化させても良い。発報したシンボルを用意に確認ができるようにするため、未確認の発報端末を経過時間の長い順に検索して画面に表示させる、検索ボタンを画面上に追加しても良い。
また上記の実施形態は防災受信盤に接続された防災表示盤で行っているが、これに限らず、防災受信盤の表示画面で行っても良い。
また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
防災監視システムと共に本発明による防災表示装置の実施形態を示したブロック図 本実施形態における防災表示装置のハードウェア構成を示したブロック図 本実施形態でデータベースに登録された地図データファイルを示した説明図 火災検出信号を受信した際の本実施形態によるシンボル表示を示した説明図 本実施形態による火災発報した感知器シンボルに対する確認操作を示した説明図 確認操作をせずに時間が経過した場合の感知器シンボルの拡大変化を示した説明図 図6に続いて確認操作をせずに更に時間が経過した場合の感知器シンボルの拡大変化を示した説明図 本実施形態による防災表示処理を示したフローチャート
符号の説明
10:防災受信盤
11:伝送路
12:防災表示装置
14,15:中継器
16,20:アナログ煙感知器
17:防排煙ダンパ
18:地区音響装置
19:ラッチ;lーズ
21:防火戸
22:アナログ熱感知器
24:光電式分離型煙感知器
26:コントローラ
28:液晶ディスプレイ
30:キーボード
32:マウス
34:プリンタ
36:ITVカメラ
38:スピーカ
40:データベース
42:地図情報管理部
44:地図情報表示部
46:シンボル表示部
62:地図データファイル
64:ヘッダ
66:地図データ
68:シンボルデータ
70:感知器シンボルデータ
72:表示画面
74:地図
76−1〜74−7:感知器シンボル
78:操作部
80:カーソル
82:確認操作ウィンドウ
84:確認キー

Claims (5)

  1. 火災感知器の火災発報に基づく火災検出信号を受信して表示する防災表示装置に於いて、
    前記火災感知器の設置場所を示すシンボルを配置した監視対象の地図をデータベースに登録して管理する地図情報管理部と、
    火災検出信号を受信した際に、発報した火災感知器のシンボルを配置した地図を前記データベースから読出して表示画面上に表示すると共に、前記発報した火災感知器のシンボルを通常監視時とは異なる色の火災発報時のシンボルで表示させる地図情報表示部と、
    前記火災発報時のシンボルに対するオペレータによる確認操作を監視し、前記確認操作を検出するまでの時間経過に応じて前記火災発報時のシンボルを変化させて表示し、前記確認操作を検出した際に前記変化させて表示しているシンボルを表示が変化する以前の状態に戻すシンボル表示制御部と、
    を設けたことを特徴とする防災表示装置。
  2. 請求項1記載の防災表示装置に於いて、
    前記地図情報表示部は、発報した火災感知器のシンボルを前記火災発報時のシンボルで点滅表示させ、
    前記シンボル表示制御部は、前記確認操作を検出した際に、前記点滅表示している火災発報時のシンボルを点灯表示に切り替えることを特徴とする防災表示装置。
  3. 請求項1記載の防災表示装置に於いて、前記シンボル表示制御部は、前記確認操作を検出するまでの時間経過に応じて所定の最大サイズに達するまで前記火災発報時のシンボルを徐々に拡大させて表示することを特徴とする防災表示装置。
  4. 請求項1記載の防災表示装置に於いて、前記シンボル表示制御部は、前記確認操作を検出するまでの時間が所定時間を越えた際に、前記火災発報時のシンボルを所定の拡大サイズに切えて表示することを特徴とする防災表示装置。
  5. 火災感知器の火災発報に基づく火災検出信号を受信して表示する防災表示装置の制御方法に於いて、
    前記火災感知器の設置場所を示すシンボルを配置した監視対象の地図をデータベースに登録して管理する地図情報管理ステップと、
    火災検出信号を受信した際に、発報した火災感知器のシンボルを配置した地図を前記データベースから読出して表示画面上に表示すると共に、前記発報した火災感知器のシンボルを通常監視時とは異なる色の火災発報時のシンボルで表示させる地図情報表示ステップと、
    前記火災発報時のシンボルに対するオペレータによる確認操作を監視し、前記確認操作を検出するまでの時間経過に応じて前記火災発報時のシンボルを変化させて表示し、前記確認操作を検出した際に前記変化させて表示しているシンボルを表示が変化する以前の状態に戻すシンボル表示制御ステップと、
    を設けたことを特徴とする防災表示装置の制御方法。
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