JPH10105351A - プリンティングシステムとそのシステムで用いられる表示方法 - Google Patents

プリンティングシステムとそのシステムで用いられる表示方法

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JPH10105351A
JPH10105351A JP8254916A JP25491696A JPH10105351A JP H10105351 A JPH10105351 A JP H10105351A JP 8254916 A JP8254916 A JP 8254916A JP 25491696 A JP25491696 A JP 25491696A JP H10105351 A JPH10105351 A JP H10105351A
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instruction
printing system
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display screen
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JP8254916A
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Naohiro Yoshikawa
直廣 吉川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より装置利用者の利便性を高めたプリンティ
ングシステム及びそのシステムで用いられる表示方法を
提供する。 【解決手段】 プリンタに対するプリント命令の実行の
再確認指示を画面に確認ダイアログウィンドウ201を
表示することで利用者に視覚的に促し、その視覚的な表
示がなされてからの経過時間を測定し、その測定される
経過時間に従って、経過状況をアイコン206により表
示する。アイコン206は時間経過に従って表示状態が
変化し、利用者はそのアイコンの表示状態から経過時間
の推移を視覚的に認識できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンティングシス
テム及びそのシステムで用いられる表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のホストコンピュータ(以下、ホス
トという)とプリンタ装置とが接続されたプリンティン
グシステムでは、その利用者がホストを操作してあるデ
ータをプリントするためにプリント命令をプリンタ装置
に対して発行すると、図9に示すような確認ダイアログ
ウインドウ201がホストのディスプレイ画面上に表示
される。
【0003】図9において、202はダイアログウイン
ドウ201のタイトル部、203はダイアログウインド
ウ201を介してシステムの利用者に確認事項を表示す
るメッセージ部、204はメッセージ部203に表示さ
れたメッセージの内容に対して利用者がシステムに肯定
の返事をする場合に選択するメニュー、205はメッセ
ージ部203に表示されたメッセージの内容に対して利
用者がシステムに否定の返事をする場合に選択するメニ
ューである。
【0004】メニュー204が、例えば、マウスなどの
ポインティングデバイスによって選択されると、ホスト
が通常使用するように指定されているプリンタ装置(以
下、指定プリンタという)にプリント出力を行う指示が
発行される。そして、この指示に従って、ホストはプリ
ントすべきデータを指定プリンタに対して送信し始め
る。
【0005】一方、メニュー205が、例えば、マウス
などのポインティングデバイスによって選択されると、
ホストはプリントすべきデータを指定プリンタに対して
送信せず、システムの利用者がプリント命令の発行を指
示する以前の状態に戻る。
【0006】さて、このような構成のプリンティングシ
ステムでは、システムの利用者は図9に示すようなダイ
アログウインドウに対して必ず肯定或は否定の入力指示
を行わなければならず、操作が煩雑であるという問題が
あった。
【0007】従って、このような問題点を解決するため
に、図9に示すようなダイアログウインドウがホストの
ディスプレイ画面に表示された後、一定時間、システム
の利用者による肯定或は否定の入力指示がないと、ホス
トは肯定の返事であるメニュー204が選択されたもの
とみなして指定プリンタを用いてプリント処理を開始す
るという制御を行なっていた。
【0008】このプリント制御の処理について、図10
に示すフローチャートを参照して説明する。
【0009】まず、ステップS201でシステムの利用
者の操作によってプリント命令が発行されると、ステッ
プS202ではホストのディスプレイ画面に、図9に示
したようなダイアログウインドウ201が表示される。
続いて、ステップS203では所定の時間を計時する処
理を開始する。
【0010】次に、ステップS204では、システムの
利用者がダイアログウインドウ201に対してメニュー
選択の入力指示を行ったかどうかを調べる。ここで、そ
の入力指示がないと判断されたなら、処理はステップS
205に進んで、ステップS203で開始した計時処理
が所定時間経過したかどうかを調べる。ここで、所定の
時間の経過が確認されたなら、処理はステップS206
に進んで、システムの利用者がダイアログウインドウ2
01の肯定メニュー204を選択して“出力開始”を指
示したとみなし、プリント出力を開始する。その後、シ
ステムの利用者がプリント命令の発行指示を行なったこ
とによって実行されるべき一連の処理を終了する。
【0011】一方、ステップS205において、ステッ
プS203で開始した計時処理がまだ所定の時間に達し
ていないと判断されたなら、処理はステップS204に
戻る。
【0012】また、ステップS204において、システ
ムの利用者による入力があったと判断された場合には、
処理はステップS207に進み、その入力の種別(肯定
或は否定)を調べる。ここで、入力指示がメニュー20
4の選択(肯定)であった場合、処理はステップS20
6へ進み、その入力指示がメニュー205の選択(否
定)であった場合、処理はステップS208に進み、プ
リント出力を中止する処理を行い、その後、システムの
利用者がプリント命令の発行指示を行なったことによっ
て実行されるべき一連の処理を終了する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、依然として、システムの利用者が指定プリンタ
にプリント出力するべきか、他のプリンタ装置を指定し
直して、そのプリンタ装置に出力するべきかを迷ってい
るような場合に、あとどれくらいその選択のために考え
る猶予があるのかがわからないという問題点があった。
【0014】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、より装置利用者の利便性を高めたプリンティングシ
ステム及びそのシステムで用いられる表示方法を提供す
ることを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のプリンティングシステムは、以下のような構
成からなる。
【0016】即ち、プリントデータの生成や編集を行う
表示画面を備えたホストと前記プリントデータを用いて
プリント出力を行うプリンタとを有するプリンティング
システムであって、プリント命令の実行の再確認指示を
前記表示画面上で視覚的に促す確認手段と、前記再確認
指示を行う指示手段と、前記確認手段による視覚的な表
示がなされてからの経過時間を測定する計時手段と、前
記計時手段によって測定される経過時間に従って、前記
経過状況を表示する表示手段とを有することを特徴とす
るプリンティングシステムを備える。
【0017】また他の発明によれば、プリントデータの
生成や編集を行う表示画面を備えたホストと前記プリン
トデータを用いてプリント出力を行うプリンタとを有す
るプリンティングシステムに用いられる表示方法であっ
て、前記プリンタに対するプリント命令の実行の再確認
指示を前記表示画面上で視覚的に促す確認工程と、前記
再確認指示を行う指示工程と、前記確認工程において視
覚的な表示がなされてからの経過時間を測定する計時工
程と、前記計時工程において測定される経過時間に従っ
て、前記経過状況を表示する表示工程とを有することを
特徴とするプリンティングシステムに用いられる表示方
法を備える。
【0018】
【発明の実施の形態】以上の構成により本発明は、プリ
ントデータの生成や編集を行う表示画面を備えたホスト
とプリントデータを用いてプリント出力を行うプリンタ
とを有するプリンティングシステムに用いられ、プリン
タに対するプリント命令の実行の再確認指示を表示画面
上で視覚的に促し、その視覚的な表示がなされてからの
経過時間を測定し、その測定される経過時間に従って、
経過状況を表示するよう動作する。
【0019】ここで、その再確認指示を行う指示には、
例えば、マウスのようなポインティングデバイスを用い
ても良いし、その表示画面はCRT、或は、LCDの表
示画面を用いても良い。
【0020】さらに、測定される経過時間と所定時間と
を比較し、その比較結果に従って、再確認指示がなくと
も自動的にプリント命令の実行の再確認を行うようにし
ても良い。
【0021】さて、その再確認には表示画面上にウィン
ドウを表示し、そのウィンドウ内に再確認指示に対する
肯定的な返答指示を受け付ける第1のメニューと、否定
的な返答指示を受け付ける第2のメニューとを表示する
ようにしても良い。
【0022】また、測定経過時間の推移をそのウィンド
ウ内にアイコンで表示しても良い。そして、そのアイコ
ンは、円形のクロックの形をしており、そのクロックを
中心とする扇型の領域を変化させることで経過時間の推
移を表現する。
【0023】或は、測定経過時間の推移を表示画面上に
アニメーションとして表示しても良い。そのアニメーシ
ョンは、所定のアイコンを測定経過時間に従って、表示
画面上のある位置から別の位置へと移動表示させること
で実現する。そして、その移動表示に従って、さらに所
定のアイコンの形を少しずつ変化させるよう制御しても
良い。さらに、所定のアイコンの形を少しずつ変化させ
た複数のアイコンを表示するためのデータを記憶手段に
格納しておくようにしても良い。
【0024】なお、上記のプリンタには電子写真方式に
従って画像形成を行うレーザビームプリンタを含む。
【0025】以下添付図面を参照して本発明の好適な実
施の形態について詳細に説明する。
【0026】図1は本発明の代表的な実施形態であるプ
リンティングシステム1(以下、システムという)の構
成を示すブロック図である。システム1は、図1に示す
ように、文書、図形、画像データなどを生成編集するホ
ストコンピュータ10(以下、ホストという)とホスト
10から送られる各種データに基づいて画像形成を行
い、これをプリント出力するレーザビームプリンタ(L
BP)20とから構成されている。
【0027】ホスト10は、装置全体の制御、データの
編集生成、LBP20とのデータ送受信制御などを行う
CPU11と、CPU11が実行する各種制御プログラ
ムや処理プログラムを格納するROM12と、CPU1
1が各種プログラムを実行するにあたり作業領域として
用いられるRAM13と、各種データや以下に説明する
ダイアログウィンドウなどを表示するCRT14と、デ
ータや指示を入力するキーボード(KB)15と、CR
T14に表示されたアイコン、メニューなどをクリック
してホスト10に指示を与えるマウスなどのポインティ
ングデバイス16、LBP20とのインタフェース(I
/F)17と、以下に説明する処理で用いられる計時の
ためのクロック(CLK)18と、各構成要素を互いに
接続するCPUバス19で構成されている。
【0028】図2は電子写真方式を採用し、ホスト1か
ら供給される文字情報等を基に、記録媒体である記録紙
上に画像を形成し記録を行なうプリンタエンジンを含ん
だレーザビームプリンタ(LBP)20の内部構造を示
す側断面図である。
【0029】図2において、100は操作のためのスイ
ッチ及びLED表示器などが配されている操作パネル、
101はLBP20全体の制御、ホスト1からのプリン
ト情報の受信、及び、文字パターン情報等を解析するプ
リンタ制御ユニットである。LBP20では、プリンタ
エンジンを除いた機能は、プリンタ制御ユニット101
に含まれている。
【0030】レーザドライバ102は半導体レーザ10
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ103から発射されるレーザ光1
04をオン・オフ切替えする。レーザ光104は回転多
面鏡105で左右方向に振られて静電ドラム106上を
走査する。これにより、静電ドラム106上には文字パ
ターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム
106周囲の現像ユニット107により現像された後、
記録紙に転写される。この記録紙にはカットシートを用
い、カットシート記録紙はLBP20に装着した用紙カ
セット108に収納され、給紙ローラ109及び搬送ロ
ーラ110と111とにより装置内に取込まれて、静電
ドラム106に供給される。
【0031】このようにして、与えられたプリントデー
タは用紙上に記録出力される。
【0032】次に、システム1の利用者がプリント命令
の発行をホスト10に指示したことによってCRT14
の画面に表示される確認ダイアログウインドウについ
て、図3〜図4を参照して説明する。
【0033】図3は確認ダイアログウインドウの画面構
成を示す図である。なお、図4において、既に従来例の
図9に示した確認ダイアログウインドウの画面構成と同
じ部分については、同じ参照番号を付し、その説明は省
略し、ここではこの実施形態に特徴的な部分についての
み説明する。図3において、206はダイアログウイン
ドウが表示されてから所定時間(T)までの経過状況を
示すクロックの形をしたアイコンである。
【0034】アイコン206は時間の経過と共にその表
示状態が、図4に示すように、逐次変更される。即ち、
経過時間が“0”の時点ではアイコン206の表示は図
4(a)に示すようであるが、時間がT/4だけ(所定
時間の25%)経過後はアイコン206の表示は図4
(b)に示すように変化し、時間がT/2だけ(所定時
間の50%)経過後はアイコン206の表示は図4
(c)に示すように変化し、最後に所定時間(T)が経
過するとアイコン206の表示は図4(d)に示すよう
に変化する。
【0035】なお、この実施形態においては、クロック
の形をしたアイコンが時間の経過とともに、その形を変
えて表示されるようにしたが、時間の経過が可視化され
て表示される限り、他の表示方法を用いても良いことは
言うまでもない。
【0036】次に、図5に示すフローチャ−トを参照し
て、この実施形態におけるプリント処理について説明す
る。なお、図5のフローチャートにおいて、従来例の図
10のフローチャートに示した処理ステップと同じ処理
ステップについては、同じステップ参照番号を付して、
その説明を省略し、以下にはこの実施形態に特徴的な処
理ステップについてのみ説明する。
【0037】ステップS201〜S203の処理の後、
クロック(CLK)18を用いた計時処理が開始される
と、処理はステップS203aにおいて、図3に示した
アイコン206の表示をアップデートする。この処理
は、所定時間(T)に対する経過時間の割合に360度
に乗じて得られる角度を扇形の中心角度として、図4を
参照して説明したように、クロックの形をしたアイコン
206内の扇形の領域を塗り潰す処理を実行することで
ある。もちろん、ステップS203の計時処理の開始直
後は、アイコン206は、図4(a)に示すような状態
になっている。以降、時間の経過とともにステップS2
03aが実行されるたび毎にその扇形の領域を塗り潰す
処理を実行し、クロックの形をしたアイコン206はそ
の表示が変化してゆく。
【0038】以下、ステップS204〜S208の処理
は従来例と同様である。
【0039】従って以上説明した実施形態に従えば、シ
ステムの利用者がプリント命令を発行するよう指示をし
てプリント処理が開始されると、ダイアログウインドウ
内にその命令の実行が開始されてからの時間経過の状況
を視覚的に表示するので、その利用者は、あとどれくら
いプリントをするかどうかの判断のために考える猶予が
あるのかを視覚的に容易に知ることができる。
【0040】
【他の実施形態】上述の実施形態では、プリント命令の
発行によるプリント処理が開始されてからの時間経過を
アイコンの表示の形を変化させることで可視化して、シ
ステム利用者に知らせるようにしたが、この実施形態で
は、その時間経過をアニメーションによって表示する場
合について説明する。なお、この実施形態でも図1〜図
2に示したシステムを用いることとする。
【0041】図6はプリント命令の発行に伴ってCRT
14の画面に表示される確認ダイアログウインドウと時
間経過を示すアニメーションが表示される様子を示す図
である。図6の画面はいわゆるマルチウインドウシステ
ムの画面である。なお、図6に示す画面には図9を参照
して説明したのと同じ画面構成の確認ダイアログウイン
ドウ201が表示されている。従って、図6に示す状態
は、システム利用者の指示によって発行されたプリント
命令が実行されシステム利用者の確認入力を待っている
状態を表わしている。
【0042】また、図6において、701はCRT14
の表示画面の表示領域、702〜703は夫々ホスト1
0が文書作成編集などのために用いるウインドウ、70
7はアニメーションによって表示される翼をもったレー
ザビームプリンタのアイコン(以下、プリンタアイコン
という)である。プリンタアイコンは、表示領域701
の左辺705の任意の位置(例えば、点P)から表示領
域701の右辺706の任意の位置(例えば、点Q)へ
向かって羽ばたきながら移動し、この実施形態ではプリ
ンタアイコン707が点Pから点Qへ移動する時間が過
ぎると、システムの利用者が確認ダイアログウインドウ
201の肯定メニュー204を選択操作したとみなし
て、続くプリント処理を実行するものとみなす。
【0043】さて、プリンタアイコン707のアニメー
ション表示は以下のようにして行う。
【0044】即ち、一般的なアニメーションと同様に、
アニメーション表示しようとする対象(プリンタアイコ
ン707)に対して、少しずつ構図の異なる任意の数の
プリンタアイコンを用意し、これらを順に循環しながら
表示することで実現する。これにより、例えば、プリン
タアイコン707を描画する画面上の位置を一定に固定
すると、この実施形態における翼を持ったプリンタアイ
コン707は、その場で羽ばたいているように見える
し、その描画位置を例えば点Pから徐々に右方向へ点Q
に向かってずらして行けば、あたかも左方から右方へ向
かって飛行しているように見える。
【0045】なお、このようなアニメーション表示用の
プリンタアイコンのデータは、予めROM12に格納し
ておき、これを所定時間間隔でサイクリックに読み出し
て用いることができるが、システムの起動時にCPU1
1がこれらのデータを生成しRAM12に格納し、これ
を所定時間間隔でサイクリックに読み出して用いても良
いし、或は、CPU11の性能が高ければ、リアルタイ
ムにそのデータを生成して表示しても良い。
【0046】次に、図7に示すフローチャ−トを参照し
て、この実施形態におけるプリント処理について説明す
る。なお、図7のフローチャートにおいて、従来例の図
10のフローチャートに示した処理ステップと同じ処理
ステップについては、同じステップ参照番号を付して、
その説明を省略し、以下にはこの実施形態に特徴的な処
理ステップについてのみ説明する。
【0047】ステップS201〜S203の処理の後、
クロック(CLK)18を用いた計時処理が開始される
と、処理はステップS203bにおいて、表示領域70
1の左辺705近傍のプリンタアイコン707が最初に
表示される位置(点P)を求める。ここでは、CPU1
1が発生させた所定の位置に基づいて表示領域701に
おける点Pの座標値(Xs,Ys)を求め、その位置をプ
リンタアイコン707が最初に表示される位置とする。
続いて、ステップS203cでは表示領域701の右辺
706近傍のプリンタアイコン707が最後に表示され
る位置(点Q)の座標値(Xe,Ye)を求める。これ
は、点Pの座標値(Xs,Ys)を参考にして求められ
る。例えば、プリンタアイコンが画面に関して水平移動
するなら、Ys=Yeとなり、Xe=W−Xsとなる。ここ
で、Wは表示領域701の水平方向の長さである。
【0048】さらに、ステップS203dでは、プリン
タアイコンの単位更新表示当たり変位量を求める。これ
は、ステップS203b〜203cで求めた最初の表示
位置と最後の表示位置との間の距離を所定の更新回数で
割って求めるものとする。
【0049】そして、ステップS203eにおいて、図
6に示したプリンタアイコン707の表示をアップデー
トする。この処理は、(1)現在の表示位置に対して、
ステップS203dで求めた単位更新表示当たりの変位
量に基づいて、次の表示位置を求め、(2)アニメーシ
ョン表示するために用意した構図の異なる複数のプリン
タアイコンから現在表示中であったアイコンに続く次の
アイコンを(1)で求めた表示位置に表示することであ
る。もちろん、ステップS203の計時処理の開始直後
は、プリンタアイコン707は、図6に示す点Pに表示
され、次の更新タイミングではステップS203dで求
めた単位更新表示当たりの変位量だけ移動させて、プリ
ンタアイコン707をアップデートするのである。
【0050】以下、ステップS204〜S208の処理
は従来例と同様である。
【0051】従って以上説明した実施形態に従えば、シ
ステムの利用者がプリント命令を発行するよう指示をし
てプリント処理が開始されると、表示画面内にその命令
の実行が開始されてからの時間経過の状況をプリンタア
イコンの移動によって視覚的に表示するので、その利用
者は、あとどれくらいプリントをするかどうかの判断の
ために考える猶予があるのかを視覚的に容易に知ること
ができる。
【0052】なお以上2つの実施形態では各ウィンドウ
を表示するためにCRTを用いたが本発明はこれによっ
て限定されるものではなく、他の表示機器、例えば、L
CDやFLCDやPDP(プラズマディスプレイ)など
を用いても良い。
【0053】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0054】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0055】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0056】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0057】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0058】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図8のメモリマップ例に示す各モジュールを
記憶媒体に格納することになる。即ち、少なくとも「確
認処理モジュール」、「指示処理モジュール」、「計時
処理モジュール」、および、「表示処理モジュール」の
各モジュールのプログラムコードを記憶媒体に格納すれ
ばよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リントデータの生成や編集を行う表示画面を備えたホス
トとプリントデータを用いてプリント出力を行うプリン
タとを有するプリンティングシステムにおいて、プリン
タに対するプリント命令の実行の再確認指示を表示画面
上で視覚的に促し、その視覚的な表示がなされてからの
経過時間を測定し、その測定される経過時間に従って、
経過状況を表示するので、システムの利用者に再確認指
示の判断のためにどれくらい考える猶予があるのかを視
覚的に知らせることができ、システムの利便性がより高
まり、よりユーザフレンドリなシステムを提供できると
いう効果がある。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態であるプリンティン
グシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】電子写真方式を採用して記録を行なうレーザビ
ームプリンタ(LBP)の内部構造を示す側断面図であ
る。
【図3】確認ダイアログウインドウ201の画面構成を
示す図である。
【図4】アイコン206の時間経過に伴う表示の変化を
示す図である。
【図5】プリント処理を示すフローチャートである。
【図6】プリント命令の発行に伴ってCRT14の画面
に表示される確認ダイアログウインドウと時間経過を示
すアニメーションが表示される様子を示す図である。
【図7】他の実施形態に従うプリント処理を示すフロー
チャートである。
【図8】メモリマップを示す図である。
【図9】従来の確認ダイアログウインドウ201の表示
画面を示す図である。
【図10】従来のプリント処理を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 プリンティングシステム 10 ホスト 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 CRT 18 クロック(CLK) 20 レーザビームプリンタ(LBP) 206 アイコン 707 プリンタアイコン

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントデータの生成や編集を行う表示
    画面を備えたホストと前記プリントデータを用いてプリ
    ント出力を行うプリンタとを有するプリンティングシス
    テムであって、 プリント命令の実行の再確認指示を前記表示画面上で視
    覚的に促す確認手段と、 前記再確認指示を行う指示手段と、 前記確認手段による視覚的な表示がなされてからの経過
    時間を測定する計時手段と、 前記計時手段によって測定される経過時間に従って、前
    記経過状況を表示する表示手段とを有することを特徴と
    するプリンティングシステム。
  2. 【請求項2】 前記計時手段による経過時間と所定時間
    とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較結果に従って、前記指示手段に
    よる指示がなくとも自動的に前記プリント命令の実行の
    再確認を行う自動指示手段とをさらに有することを特徴
    とする請求項1に記載のプリンティングシステム。
  3. 【請求項3】 前記確認手段は、前記表示画面上にウィ
    ンドウを表示し、前記ウィンドウ内に前記再確認指示に
    対する肯定的な返答指示を受け付ける第1のメニュー
    と、否定的な返答指示を受け付ける第2のメニューとを
    表示することを特徴とする請求項1に記載のプリンティ
    ングシステム。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記ウィンドウ内に前
    記経過時間の推移を示すアイコンを表示することを特徴
    とする請求項3に記載のプリンティングシステム。
  5. 【請求項5】 前記アイコンは、円形のクロックの形を
    しており、前記クロックを中心とする扇型の領域を変化
    させることで前記経過時間の推移が表現されることを特
    徴とする請求項4に記載のプリンティングシステム。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は、前記表示画面上に前記
    経過時間の推移を示すアニメーションを表示するアニメ
    ーション表示手段を含むことを特徴とする請求項1に記
    載のプリンティングシステム。
  7. 【請求項7】 前記アニメーション表示手段は、所定の
    アイコンを前記経過時間に従って、前記表示画面上のあ
    る位置から別の位置へと移動表示させることを特徴とす
    る請求項6に記載のプリンティングシステム。
  8. 【請求項8】 前記アニメーション表示手段は、前記移
    動表示に従って、さらに前記所定のアイコンの形を少し
    ずつ変化させるよう制御することを特徴とする請求項7
    に記載のプリンティングシステム。
  9. 【請求項9】 前記アニメーション表示手段は、前記所
    定のアイコンの形を少しずつ変化させた複数のアイコン
    を表示するためのデータを格納する記憶手段を有するこ
    とを特徴とする請求項8に記載のプリンティングシステ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記プリンタは電子写真方式に従って
    画像形成を行うレーザビームプリンタを含むことを特徴
    とする請求項1に記載のプリンティングシステム。
  11. 【請求項11】 前記指示手段はマウスのようなポイン
    ティングデバイスを含むことを特徴とする請求項1に記
    載のプリンティングシステム。
  12. 【請求項12】 前記表示画面はCRT、或は、LCD
    の表示画面であることを特徴とする請求項1に記載のプ
    リンティングシステム。
  13. 【請求項13】 プリントデータの生成や編集を行う表
    示画面を備えたホストと前記プリントデータを用いてプ
    リント出力を行うプリンタとを有するプリンティングシ
    ステムに用いられる表示方法であって、 前記プリンタに対するプリント命令の実行の再確認指示
    を前記表示画面上で視覚的に促す確認工程と、 前記再確認指示を行う指示工程と、 前記確認工程において視覚的な表示がなされてからの経
    過時間を測定する計時工程と、 前記計時工程において測定される経過時間に従って、前
    記経過状況を表示する表示工程とを有することを特徴と
    するプリンティングシステムに用いられる表示方法。
  14. 【請求項14】 プリントデータの生成や編集を行う表
    示画面を備えたホストと前記プリントデータを用いてプ
    リント出力を行うプリンタとを有するプリンティングシ
    ステムに用いられる表示処理を実行するプログラムコー
    ドが格納されたコンピュータ可読メモリであって、 前記プリンタに対するプリント命令の実行の再確認指示
    を前記表示画面上で視覚的に促す確認工程を実行するコ
    ードと、 前記再確認指示を行う指示工程を実行するコードと、 前記確認工程において視覚的な表示がなされてからの経
    過時間を測定する計時工程を実行するコードと、 前記計時工程において測定される経過時間に従って、前
    記経過状況を表示する表示工程を実行するコードとを有
    することを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
JP8254916A 1996-09-26 1996-09-26 プリンティングシステムとそのシステムで用いられる表示方法 Withdrawn JPH10105351A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008109463A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Murata Mach Ltd 情報処理装置
JP2009015411A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Hochiki Corp 防災表示装置及び制御方法

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