JP2005031931A - 作画装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

作画装置、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】塗り込みコマンドを実装したオブジェクト指向の作画エディタを提供する。
【解決手段】作画装置1の作画処理部5は、作画制御部5aによって、画像データを作成するためにオブジェクトごとに図形を管理する。作画処理部5の輪郭抽出部5bは、オブジェクトとして管理される線で囲まれた閉領域から、輪郭を抽出した塗り込みオブジェクトを生成する。ポリゴン生成部5cは、塗り込みオブジェクトに属する点のうちの隣り合う点をそれぞれ接続することによって、塗り込みポリゴンを生成する。塗り込み部5dは、塗り込みポリゴンの内部を指定された方式で塗り込む。このように、塗りこむための閉領域を、ポリゴンオブジェクトとして管理する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画面に表示するための画像を作成する作画装置、プログラムおよび記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プログラマブル表示器のような表示装置において画面に表示される描画アイテムなどは、画像を作成するための作画装置を用いて作成されることがある。このような作画装置は、例えばエディタプログラム(以下、エディタとする。)をコンピュータが読取って実行することによって実現される。
【0003】
従来の作画装置は、ペイント系のエディタによって実現されており、各描画データを例えばドットごとの「描画命令」として持つ場合が一般的であった。
【0004】
近年では、作画装置のエディタとして、複数のプラットフォームに対応するためにオブジェクト指向とされた、ドロー系(ベクトル系)のオブジェクト指向エディタが用いられるようになっている。
【0005】
オブジェクト指向の作画エディタは、個々の図形をオブジェクトとして管理する。ここで、オブジェクトとは、属性(状態)とメソッド(振る舞い)とが定義されたものである。例えば、その図形オブジェクトの属性を変更することによって、表示位置や大きさ、色などを変更できる。このように、オブジェクト指向の作画エディタにおいては、例えばビットマップのようなデータを扱うペイント系の作画エディタとは異なり、図形単位での取扱い、すなわちオブジェクトに対する操作がなされる。
【0006】
このように、オブジェクト指向であれば、複数のプラットフォームへの対応が容易となる。すなわち、多くのプラットフォームにおいて略同様の画面を表示するためには、プラットフォーム(ランタイム)の制限(解像度や表示可能な階調など)に合わせて、個々のオブジェクトを表示するために実行される命令(機械語)を変更すればよい。
【0007】
また、近年では、各描画アイテムを移動させる、拡大縮小する、表示色を変える等といったように、リアルタイムに変化させるというニーズが生じている。この場合にも、各描画データをオブジェクトとして扱うことが有利である。
【0008】
このような作画装置の一例が、日本国の公開特許公報「特開2001−266171号公報(公開日:2001年9月28日)」に開示されている。また、作画装置によって作成された画像データを用いる表示装置の例が、プログラム式表示装置として日本国の公開特許公報「特開平11−65740号公報(公開日:1999年3月9日)」に、また画面データの処理システムとして日本国の公開特許公報「特開2000−276339号公報(公開日:2000年10月6日)」に、それぞれ開示されている。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−266171号公報
【0010】
【特許文献2】
特開平11−65740号公報
【0011】
【特許文献3】
特開2000−276339号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のオブジェクト指向の作画エディタにおいては、塗り込みコマンドがサポートされていないという問題がある。
【0013】
ここで、塗り込みコマンドとは、例えば座標と境界色と塗り込み方法(パターン、前景色、背景色)とを指定すると、指定された座標を囲む、指定された境界色の閉領域内を、指定された塗りこみ方法で塗りこむコマンドである。
【0014】
この塗り込みコマンドを、オブジェクト指向の作画エディタにおいてサポートしようとすると、以下のような問題が生じ得る。
【0015】
例えば、オブジェクト指向のエディタを用いる場合には、異なるプラットフォームにおいて、解像度が相違したり、各描画オブジェクトを表示する際に実行される機械語が異なっていたりすることがある。このため、例えば、あるプラットフォームでは互いに接していた二つの線が、他のプラットフォームでは接していなかったりすることがある。この場合には、色もれが発生して不所望な場所を塗りつぶし、正常に表示されていた他の領域における表示の邪魔になる虞れがある。
【0016】
また、例えば、塗り込みコマンドの実行結果が各描画オブジェクトの表示順に依存してしまい、円形のオブジェクトを表示した後に長方形のオブジェクトを表示する、またはその逆の順序で表示するといったように、各描画オブジェクトの表示と塗り込みコマンドとを実行する順番が変わると、塗り込み結果が変わってしまうという問題を生ずる。
【0017】
これは、オブジェクト指向のエディタにおいては、オブジェクトとしての個々の図形ごとの管理を行うため、各描画オブジェクトの表示順が変わると、塗り込みコマンドの実行時点における画面上での閉領域の状態が変わってしまうからである。
【0018】
このような理由から、オブジェクト指向の作画エディタにおいては、塗り込みコマンドがサポートされていないという問題がある。
【0019】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、塗り込みコマンドをサポートした、オブジェクト指向の作画装置、プログラムおよび記録媒体を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る作画装置は、上記課題を解決するために、画像データを作成するためにオブジェクトとして図形を管理する作画処理部を備えた作画装置において、上記図形による閉領域を特定するための塗り込みオブジェクトを、上記閉領域中に設定される指定位置を含むようにして、上記作画処理部の管理する上記図形ごとの上記オブジェクトから新たに生成するオブジェクト生成部を備えていることを特徴としている。
【0021】
上記作画装置においては、作画処理部がオブジェクトごとに図形を管理して、画像データを作成する。作画装置は、例えばユーザの指示に応じて、オブジェクトごとに管理している図形を変更、消去、または生成などすることによって、ユーザの所望の画像データを作成する。作成した画像データは、例えば他の表示装置において用いることができる。
【0022】
オブジェクト生成部は、例えばユーザによって、図形による閉領域を選択するように閉領域中の指定位置が設定される場合には、その指定位置を含んでいる閉領域を特定するための塗り込みオブジェクトを生成する。より詳細には、オブジェクト生成部は、作画処理部の管理する図形ごとのオブジェクトを参照し、例えば指定位置から順次閉領域を塗りつぶし、塗りつぶした領域の境界となる画素のみを抽出することによって、閉領域の輪郭を抽出した塗り込みオブジェクトを生成する。
【0023】
オブジェクト生成部によって生成された塗り込みオブジェクトは、作画処理部によって管理される。このため、この塗り込みオブジェクトによって、図形としての閉領域を管理できる。
【0024】
したがって、図形としての閉領域は、上記作画装置によれば、例えばプラットフォームの違いによって輪郭が変更されることがない。すなわち、作画装置は、閉領域自身を塗り込みオブジェクトとして管理するので、各描画オブジェクトの表示順に応じて閉領域の状態が変わることはない。また、異なるプラットフォームにおいて、解像度が相違したりする場合であっても、プラットフォームごとに閉領域の状態が変わることはない。このように、塗り込みオブジェクトを用いるので、プラットフォームによらずに、閉領域を確実に特定できる。また、閉領域についての塗り込みを確実に行うことができる。
【0025】
また、図形をオブジェクトとして扱う作画装置において、各オブジェクトの表示順を固定することなく、塗り込みコマンドを実現できる。
【0026】
このように、上記作画装置においては、従来の塗り込みコマンドの代わりに、ユーザが塗り込みコマンドを実行した時点で、塗り込まれる閉領域についての塗り込みオブジェクトを生成する。
【0027】
本発明に係る作画装置は、上記課題を解決するために、上記構成において、上記オブジェクト生成部は、上記閉領域の輪郭を抽出することによって、上記オブジェクトから上記塗り込みオブジェクトを生成することを特徴としている。
【0028】
この構成によれば、オブジェクト生成部の一例を実現できる。すなわち、オブジェクト生成部は、例えば閉領域を特定するために、閉領域の輪郭を抽出して、オブジェクトから塗り込みオブジェクトを生成する構成であってもよい。
【0029】
オブジェクト生成部は、例えば、上記指定位置から閉領域内を順次塗りつぶすようにして閉領域全てを塗りつぶし、境界に位置する画素のみを残すようにして、輪郭を抽出してもよい。この場合、抽出した輪郭の画素を、塗り込みオブジェクトとすればよい。なお、輪郭の抽出の方法はこれに限るものではない。
【0030】
本発明に係る作画装置は、上記課題を解決するために、上記構成において、上記オブジェクト生成部によって生成された上記塗り込みオブジェクトに属する点のうちの隣り合う点を互いに接続することによって、上記閉領域の輪郭に沿うような辺を有する塗り込みポリゴンを生成するポリゴン生成部を備えていることを特徴としている。
【0031】
ポリゴン生成部は、塗り込みオブジェクトに属する点のうちの隣り合う点を互いに接続することによって、塗り込みオブジェクトから塗り込みポリゴンを生成する。これによって、例えば閉領域の輪郭に沿うような辺を有するポリゴンを生成できる。
【0032】
ここで、塗り込みオブジェクトに属する点のうちの隣り合う点を互いに接続する方法は、ポリゴン生成部のような直線を用いた接続に限るものではなく、例えば曲線によって接続するものであってもよいが、上記構成のように直線で接続すれば最も簡単であり、生成される塗り込みポリゴンを容易に扱うことができる。なお、接続するために、互いに隣りあっている点を選択する方法については、特に限定されない。隣り合う点を接続することによって得られるポリゴンの辺が、閉領域の輪郭に沿うようなものとなればよい。
【0033】
また、ポリゴンであれば、作画装置において作成された画像データを表示装置において表示する際に、描画を早くできる。
【0034】
また、上述のように生成したポリゴンから、傾きのほぼ等しい隣り合うポリラインを一つのラインにまとめて置き換えることによって、頂点の数を減らした新たなポリゴンを生成してもよい。
【0035】
ここで、例えば、上記の構成において、塗りつぶした領域に穴がある場合には、抽出した輪郭は、外側の輪郭と内部の穴の輪郭とからなることになる。この場合には、例えば内部の穴から外側の輪郭への線、または他の内部の穴への線を追加することによって、この輪郭を、一筆書き可能な輪郭とすることができる。このように設定した輪郭を、新たなポリゴンとしてもよい。
【0036】
本発明に係る作画装置は、上記課題を解決するために、上記構成において、上記ポリゴン生成部の生成した上記塗り込みポリゴンの内部を、指定された方式で塗り込むための塗り込み部を備えていることを特徴としている。
【0037】
塗り込み部は、例えばユーザの指定に応じた方式で、オブジェクトである塗り込みポリゴンの内部を塗りこむ。このポリゴンの内部の塗り込みは、例えば、オブジェクトである塗り込みポリゴンのプロパティを設定することによって行うものであってもよい。このように、ポリゴンの内部を塗り込むので、塗り込みを確実にできる。すなわち、閉領域についての塗り込みオブジェクトに対する塗り込みなので、どのようなプラットフォームであっても色漏れ(色抜け)を発生させない。また、オブジェクトを塗りこむので、塗り込みの結果がプラットフォームに依存することがない。
【0038】
さらに、塗りつぶすべき領域(輪郭)がオブジェクトとして既に決定されているので、作成された画像データを表示装置において表示する際に、塗りつぶすべき領域をランタイムが描画中に探しながら描画する場合と比較して、描画に要する演算量を少なくでき、描画速度を向上させやすい。
【0039】
本発明に係るプログラムは、上記課題を解決するために、画像データを作成するためにオブジェクトごとに図形を管理する作画処理部を備えた作画装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムにおいて、上記図形による閉領域を特定するための塗り込みオブジェクトを、上記閉領域中に設定される指定位置を含むようにして、上記図形ごとの上記オブジェクトから新たに生成するオブジェクト生成部を備えている作画装置として、コンピュータを機能させることを特徴としている。
【0040】
このプログラムをコンピュータにて読取って実行すれば、コンピュータを上述の作画装置として機能させることができる。
【0041】
本発明に係る記録媒体は、上記課題を解決するために、上述のプログラムを記録した、コンピュータ読取可能な記録媒体であることを特徴としている。
【0042】
この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータにて読取って実行させれば、コンピュータを上述の作画装置として機能させることができる。
【0043】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態について図1ないし図4に基づいて説明すると以下の通りである。
【0044】
本実施形態の作画装置1は、図1に示すように、制御ユニット2に含まれる表示装置(プログラマブル表示器)3の画面に表示する画面データを作成するためのものである。作画装置1は、作成した画面データを表示装置3にダウンロードする。作画装置1は、表示装置3における表示状態を、画面データによって調整し、設定することができる。作画装置1は、記録媒体に記録された、表示装置3の操作画面を作成するための作画エディタプログラム(以下、作画エディタとする。)が、コンピュータに読み込まれて実行されることによって実現されるものである。
【0045】
ここで、作画装置1の作画エディタは、オブジェクト指向の作画エディタである。このようなオブジェクト指向の作画エディタにおいては、個々の図形をオブジェクトとして管理する。ここで、オブジェクトとは、属性(状態)とメソッド(振る舞い)とが定義されたものである。オブジェクト指向の作画エディタは、オブジェクトを操作の対象とする。したがって、作画エディタによってその図形オブジェクトの属性を変更することによって、表示位置や大きさ、色などを変更できる。このように、オブジェクト指向の作画エディタは、ビットマップと異なり、図形単位での操作が可能な作画エディタである。
【0046】
制御ユニット2は、表示装置3、PLC(Programmable Logic Controller)(制御装置)4、およびデバイスD1〜Dnを含んでいる。
【0047】
制御ユニット2は、PLC4に接続されたターゲットシステムとしてのデバイスD1〜Dnの状態を表示装置3に表示させて、デバイスD1〜Dnの制御を行うものである。表示装置3は、書き換え可能な画面データに基づいて、デバイスの状態を表示する。この表示装置3に、画面データを作成、変更するための作画装置1が接続されている。
【0048】
作画装置1は、図1に示すように、作画処理部5、制御部6、記憶部7、メモリ8、表示部9および操作部10を含んでいる。
【0049】
作画処理部5は、図示しないCPUが記憶装置(記憶部7)に格納された図示しないプログラムをメモリ8に読み込んで実行し、図示しない入出力回路などの周辺回路を制御することによって実現される機能ブロックである。作画処理部5は、画像を作成するための機能を、アイコンのような所定のインタフェースとして表示部9に表示する。そして、操作部10を用いたユーザの選択に応じた処理を実行して、画像データを作成する。
【0050】
例えば、作画処理部5は、ユーザによる、エディタのツールバーに設けられた塗り込みボタン(アイコン)の選択を検出すると、以下で説明する「塗り込み」描画機能を実行する。または、オブジェクト指向エディタの「塗り込み」描画機能を実現する。すなわち、ユーザが塗り込み操作を実施すると、エディタ内部でこれをポリゴン図形に変換して貼り付ける。本実施形態の作画処理部5は、いずれの実施をも行うが、これに限るものではなく、一方のみであってもよい。
【0051】
制御部6は、作画装置1の制御を行うためのものである。制御部6は、本実施形態においてはCPU(Central Processing Unit)や通信インタフェースによって実現される。制御部6の動作については後述する。
【0052】
記憶部7は、作画装置1の記憶装置であり、例えば作画処理部5によって作成された画面データ7aを記憶する。
【0053】
この画面データ7aは、画面上の領域と、当該領域への表示や入力に対応するデバイスのアドレスとの対応関係を示すタグを組み合わせて構成される。または、画面データ7aは、ベース画面(単位画面)のファイル番号と、ベース画面上で実行すべき動作内容を特定する事象名と、実行事象ごとに参照される1または複数の参照情報とを含むタグを組み合わせた構成であってもよい。
【0054】
メモリ8は、作画装置1の高速アクセス可能な揮発性の記憶装置である。表示部9は、作画装置1の表示装置であり、表示画面を含んでいる。操作部10は、ユーザによる指示を検出するために作画装置1に備えられている装置である。
【0055】
ここで、作画処理部5による画像データの作成について簡単に説明する。
【0056】
作画処理部5は、例えば、タグのパレットを表示し、パレット中のタグを選択して画面上に所望のタグを配置するように、ユーザへ促す。また、作画処理部5は、配置されたタグを指定された座標に表示して、ユーザの操作に応じてタグの座標を調整する。また、作画処理部5は、タグに関連するデバイスアドレスを入力するようにユーザへ促す。これらの結果、ユーザは、作画処理部5を操作して、画面上の所望の位置にタグを配置すると共に、各タグとデバイスのアドレスとを対応付けるだけで、画面データを作成できる。
【0057】
このように作成された画面データ7aは、作画処理部5によって記憶部7内に記憶される。その後、表示装置3に送信されて画面データ14aとして記憶される。これによって、表示装置3は、画面データ14aに基づき、複数の単位画面を切り換え表示可能となる。
【0058】
例えば、表示部12の画面上には、画面データ14aに応じて、例えば、銘板など表示内容を変更しない静止図形や、スイッチやランプあるいはメータなどのように形状や色、点滅状態などの表示状態が変換する部品図形が表示される。なお、例えば、一つの画面の画面データに複数のタグが含まれている場合には、各タグに関連するデバイスアドレスにそれぞれ順次アクセスして、得たデータを画面に表示する。
【0059】
ここで、作画処理部5は、より詳細には、作画制御部5a、輪郭抽出部(オブジェクト生成部)5b、ポリゴン生成部5cおよび塗り込み部5dを含んでいる。
【0060】
作画制御部5aは、作画処理部5においてオブジェクトごとに図形を管理するものであり、操作部10に対するユーザの指示に応じて、図形データを作成、変更し、または図形データに対するプロパティの設定を行う。
【0061】
より詳細には、作画制御部5aは、ユーザの指示に応じて、内部に保持している部品図形のうちのいずれかのデータを選択し、メモリ8の所定の位置(以下、画面領域メモリとする。)に書き込みを行う。そして、制御部6が、メモリ8の画面領域メモリに書き込まれた、オブジェクトとしての部品図形のデータを読み出して、実際に画面に表示する画素ごとのデータへと変換し、表示部9に表示する。
【0062】
また、作画制御部5aは、ユーザの指示に応じて、メモリ8の画面領域メモリに書き込まれている図形データのプロパティを変更する。そして、制御部6が、メモリ8の画面領域メモリに書き込まれた、図形データを読み出して、実際に画面に表示する画素ごとのデータへとプロパティに応じて変換し、表示部9に表示する。
【0063】
また、作画制御部5aは、ユーザの指示に応じて、記憶部7に記憶されている画面データ7aをメモリ8の画面領域メモリに書き込む。これによって、制御部6に、画面データ7aの内容を表示部9に表示させることもできる。
【0064】
また、作画制御部5aは、メモリ8の画面領域メモリに書き込まれて表示部9の画面に表示されている画面データを、ユーザの指示に応じて、画面データ7aとして、または新たな画面データとして、記憶部7に保存する。
【0065】
輪郭抽出部5bは、ユーザによって設定される、画面中の閉領域(塗り込み領域)内の指定位置を含むようにして、閉領域を特定するための塗り込みオブジェクトを、画面に表示されている図形のオブジェクトから新たに生成する。
【0066】
より詳細には、作画処理部5は、表示部9に表示したツールバーの塗り込みボタンに対するユーザによる選択を検出すると、「塗り込み」描画機能のための塗り込みモードに移行する。この塗り込みモードは、所定の処理が終了するか、またはツールバーの解除ボタンが選択されるかのいずれかによって終了する。
【0067】
輪郭抽出部5bは、ユーザによる操作部10を用いた指定位置の設定を検出する。このように指定位置が設定されることによって、表示部9に表示されている各図形によって形成される閉領域の一つが選択される。
【0068】
輪郭抽出部5bは、メモリ8の画面領域メモリにアクセスして、作画処理部5によって管理され、表示部9に表示されている各図形のオブジェクトデータを取得する。輪郭抽出部5bは、取得した各図形のオブジェクトデータから、指定位置を含む閉領域の輪郭を抽出して、オブジェクトデータ(塗り込みオブジェクト)を生成する。より詳細には、例えば、オブジェクトデータから得られて、表示部9に表示されている画素ごとのデータを用いて、指定位置を含む閉領域を、指定位置から出発して順次塗りつぶすようにする。そして、塗りつぶした領域の境界に位置する画素のみを抽出して、閉領域の輪郭を抽出したオブジェクトデータを生成する。なおオブジェクトデータの生成の手順はこれに限るものではなく、他の方法を用いても良いことはもちろんである。例えば、輪郭抽出部5b自身が各図形のオブジェクトデータを画素ごとのデータに変換した上で、上述のような塗りつぶし、抽出を行う構成であってもよい。
【0069】
輪郭抽出部5bは、生成したオブジェクトデータをポリゴン生成部5cへと出力する。
【0070】
また、輪郭抽出部5bは、種々の属性をもつ複数のオブジェクトからなる閉領域について、この閉領域の輪郭を抽出することによって、塗り込みにもちいるための新たなオブジェクトを生成するものである、と表現することもできる。輪郭抽出部5bは、本実施形態においては、閉領域(塗り込み領域)の輪郭(境界)を示すポイント(画素)を抽出する。
【0071】
ポリゴン生成部5cは、輪郭抽出部5bによって生成されたオブジェクトデータから、このオブジェクトデータに属する点のうちの隣り合う点を互いに接続することによって、ポリゴンデータ(塗り込みポリゴン)を生成する。また、傾きのほぼ等しい隣り合うポリライン(ポリゴンの一辺)を一つのラインにまとめることによって、新たなポリゴンデータ(塗り込みポリゴン)を生成する。
【0072】
より詳細には、ポリゴン生成部5cは、輪郭抽出部5bによって生成されたオブジェクトデータから、所定の手順によって定めた、互いに隣り合う点を抽出し、順次接続していく。このようにして、輪郭抽出部5bによるオブジェクトデータに対して新たに形状(輪郭)のプロパティが設定された、ポリゴンデータが生成される。本実施形態においては、この形状(輪郭)のプロパティは、ユーザには示さないようになっている。
【0073】
また、本実施形態のポリゴン生成部5cは、傾きのほぼ等しい隣り合うポリライン(ポリゴンの一辺)を一つのラインにまとめることによって、ポリゴンの辺の数を減らした、新たなポリゴンデータ(塗り込みポリゴン)を生成する。
【0074】
ポリゴン生成部5cは、ポリゴンデータを塗り込み部5dに出力する。
【0075】
塗り込み部5dは、ポリゴン生成部5cによって生成されたポリゴンデータ(塗り込みポリゴン)の内側を、指定された色を含む指定された方式で塗り込むものである。
【0076】
より詳細には、塗り込み部5dは、予め内部に有しているプロパティ設定ウィンドウの画像データを、例えば所定のタイミングにて、塗り込みを行う閉領域の塗り込みプロパティの設定を促すために、メモリ8の画面領域メモリに書き込みをする。そして、制御部6が、メモリ8の画面領域メモリに書き込まれた図形データを読み出して画素ごとのデータへと変換し、表示部9に表示する。
【0077】
塗り込み部5dは、ユーザによる操作部10を用いた塗り込み領域のためのプロパティ設定を検出する。
【0078】
塗り込み部5dは、ユーザの指示に応じたプロパティを設定することによって、ポリゴンオブジェクトの内部を塗り込みしたオブジェクトデータを、メモリ8の画面領域メモリに書き込みする。制御部6が、メモリ8の画面領域メモリにアクセスして図形データを読み出して、実際に画面に表示する画素ごとのデータを生成し、表示部9に表示する。これによって、作画装置1の表示部9において、ユーザの所望の閉領域に塗り込みがなされる。
【0079】
以上の所定の処理によって、作画処理部5における塗り込みモードが終了する。
【0080】
この状態において、ユーザの指示に応じて、作画制御部5aは、メモリ8の画面領域メモリに書き込まれて表示部9の画面に表示されている画面データを、画面データ7aとして、または新たな画面データとして、記憶部7に保存することができる。
【0081】
ここで、塗り込みの手順における作画処理部5の動作について説明する。
【0082】
上述のように、ユーザの指示に応じて、作画制御部5aの管理するオブジェクトのデータが、メモリ8の画面領域メモリに書き込まれて、制御部6によって表示部9の画面に図形として表示される。
【0083】
この状態において、作画処理部5は、表示部9に表示したツールバーの塗り込みボタンに対するユーザによる選択を検出すると、「塗り込み」描画機能のための塗り込みモードに移行する。すなわち、ツールバー等にアイコンが配置された、(塗り込み多角形変換式)塗り込み描画コマンド(塗り込みコマンド)のユーザによる選択を検出する。
【0084】
次に、作画処理部5の輪郭抽出部5bは、図2(a)に示すように、ユーザのマウスクリック等による塗り込み位置(指定位置)P1の選択を検出する(図4のS1)。ここで、図2(a)に示す一例においては、塗り込み位置P1によって指定される閉領域は、領域T1の内部であり、かつ、領域T2・T3・T4の外部である領域に相当する。
【0085】
次に、輪郭抽出部5bは、図2(b)に示すように、塗り込み位置を含む閉領域を横直線で塗り込む(図4のS2)。この時の直線の色は、指定されたいずれの境界色とも異なる色を使用する。なお、この閉領域の塗り込みは、これに限るものではなく、例えば縦直線で塗り込むこともできる。また、塗り込みの際には、塗り込み位置P1から順に塗り込みを開始し、そこから順次広げて全体を塗りこむようにしてもよい。閉領域全体の塗り込みが完了すると、次に進む。
【0086】
輪郭抽出部5bは、図2(c)に示すように、横直線の両端の点以外を消去する(図4のS3)。この時、区間R1〜R3として示すように、その横直線の上もしくは下に、横直線がない場合は、それを消去しないで残すようにする。このようにして、輪郭抽出部5bは、閉領域の境界、輪郭に属する画素を抽出する。本実施形態においては、この画素の集まりが、閉領域を特定するための塗り込みオブジェクトに相当する。なお、塗り込みオブジェクトを生成する方法は、この横直線の塗り込みによる方法に限るものではなく、他の方法を用いることもできることはもちろんである。
【0087】
そして、作画処理部5のポリゴン生成部5cは、図2(d)に示すように、最上部の横直線の左端の点から矢印X1で示す向き(左回り)に点をなぞって、上述の図2(c)において残った両端の点を接続し、ポリゴン(塗り込みポリゴン)L0を作成する(図4のS4)。このとき、Y座標が同じでX座標が2以上離れた点に連続する場合は、内側に横直線(区間R4)を1本追加して、それに接続する。これによって、1ドットずつ、縦、横、または斜めのいずれかに隣接している点を結ぶ直線を辺(ポリライン)として含んでいるポリゴンが生成される。このような手順によって、ポリゴン生成部5cは、オブジェクトデータから、所定の手順によって定めた、互いに隣り合う点を抽出し、順次接続する。
【0088】
次に、ポリゴン生成部5cは、図2(e)に示すように、領域T2〜T4による穴がある場合には、それぞれ区間R5・R7・R6のように直線を追加して、他の穴又は最外部の内壁に接続する(図4のS5)。また、それぞれの穴部分の最上部左上の点から、矢印X2〜X4で示す方向(右回り)に接続する。この時、Y座標が同じでX座標が2以上離れた点に接続する場合には、穴の外側に横直線を1本追加してそれに接続する。
【0089】
なお、図2(e)に示す図形は、より詳細には、図2(f)のように一筆書きの閉領域のポリゴン(塗り込みポリゴン)L1となっている。以上に説明したような動作によって、閉領域の輪郭がポリゴンオブジェクトとして抽出される。
【0090】
そして、ポリゴン生成部5cは、抽出された輪郭としてのポリゴンに対して、傾きのほぼ等しい隣り合うポリラインを一つのラインにまとめることによって、新たなポリゴンを生成する(図4のS6)。本実施形態においては、傾きを45度毎に区分して、この区分によって、隣同士の傾きが等しいか否かを判別する。そして、傾きが等しく、かつ連続しているポリラインを、一つのラインにまとめて、ポリゴンの辺の数を減らすようにした。このようにして得られるポリゴンは、閉領域の輪郭に沿うような辺を有している。
【0091】
ここで、上述のように、塗り込み部5dは、ユーザによるプロパティの設定を促すための画像を表示部9に表示する。このようなプロパティの一例は、例えば図3(a)に示すように名前、座標X、座標Y、前景色、背景色、塗り込みパターン、境界色1、境界色2、境界色3、および塗り込み位置を含んでいる。なお、塗り込み位置は上述のマウスクリックなどによって設定されている。一方、このような塗り込みオブジェクト以外の通常の図形オブジェクトは、図3(b)に示すように、プロパティとして、境界色1〜3、および塗り込み位置を含まないものとなっている。
【0092】
このように、本実施形態の作画装置1において塗り込み領域を特定するオブジェクト(塗り込みオブジェクト)は、作画装置1における他の図形オブジェクトとは明確に区別されている。すなわち、塗り込みオブジェクトは、他のオブジェクトのプロパティ(図形データのデータ構造)に加えて、閉領域を特定するための閉領域中の指定位置についてのプロパティを含んでいる。また、境界色のプロパティを含んでいる。すなわち、塗り込み領域を、指定された座標を囲む、指定された境界色の閉領域として特定している。
【0093】
なお、塗り込み部5dによる、表示部9への、プロパティの設定を促すためのプロパティ設定ウィンドウの画像の表示は、上述のように塗り込み位置の指定の後に行うものであってもよいし、または塗り込みモードが選択された後すぐに、ユーザによる塗り込み位置の設定の前に表示するものであってもよい。また、本実施形態においては、塗り込みオブジェクトの形状(ポリゴン生成部5cによって設定された形状のプロパティ)などについては、作画装置1内部で用いるのみであり、ユーザによって指定されるプロパティには含めていない。
【0094】
次に、塗り込み部5dは、ユーザによるプロパティの設定を検出すると、ポリゴン生成部5cによって生成されたポリゴンに対してそのプロパティを設定する。これによって、例えばポリゴンの内側が指定された色で塗り込まれる(図4のS7)。なお、ここで、塗りこむ際に境界色を指定しないようにすれば、図2(f)に示すポリゴンL1のポリラインは見えないので、妨げになることはない。
【0095】
以上のようにして、表示部9に表示している図形による閉領域を塗りこむことができる。また、この表示状態に応じた図形データを、ユーザの指示に応じて記憶部7の画面データ7aとして保存することができる。
【0096】
以上のような作画処理によって作成された画面データ7aが、表示装置3の記憶部14に画面データ14aとして記憶される。なお、上述した手順は単なる一例であり、これに限るものではない。また、ここでは表示装置3において用いるための画面データを作成する作画装置1について説明をしているが、これに限るものではなく、図形をオブジェクトとして管理するドロー系の作画エディタ一般に適用可能であることはいうまでもない。
【0097】
また、以上のようにして、作画装置1において塗り込みコマンドを実現すれば、複雑な図形であっても簡単に塗り込みをすることができる。また、作画装置1において塗り込みのためにポリゴンを生成するので、表示装置3における表示の際に、ランタイムに負担をかけることがなく、描画を早くすることができる。これは、ポリゴンであれば、扱いが容易であり、辺の数が多くても早く描画できるためである。
【0098】
また、以上のようにして、作画装置1にて作成した画面データ14aを用いるので、異なるプラットフォームの表示装置3が同じデータを表示する場合でも、色漏れなどを防止できる。
【0099】
なお、本実施形態においては、輪郭抽出部5bの作成する点の集まりをオブジェクトとした上で、さらにポリゴン生成部5cによって閉領域についてのポリゴンデータに変換し、また塗り込み部5dによって塗り込みを行ったデータを、表示装置3の記憶部14に記憶する画面データ14aとしているが、これに限るものではない。
【0100】
例えば、表示装置3側でポリゴン生成部5cと塗り込み部5dとに相当する手段を備えている場合には、作画装置1の輪郭抽出部5bの生成するオブジェクトデータを、表示装置3に記憶させてもよい。また、輪郭抽出部5bの生成するオブジェクトデータに加えて、塗り込み部5dによって設定されるプロパティを含めたデータを表示装置3に記憶させてもよい。
【0101】
また、例えば、表示装置3側で塗り込み部5dを備えている場合には、作画装置1側で輪郭抽出部5bの作成する点の集まりをオブジェクトとした上で、さらにポリゴン生成部5cによって変換した閉領域についてのポリゴンデータを、表示装置3に記憶させてもよい。
【0102】
ここで、作画装置1において作成した画面データを用いる制御ユニット2の動作について説明する。制御ユニット2は、各デバイスD1〜Dnの状態を画面データ14aに基づいて表示装置3に表示させて、デバイスD1〜Dnの制御をするために以下のように動作する。
【0103】
表示装置3は、上述の画面データに基づいて、デバイスの状態を表示する。より詳細には、表示装置3は、PLC4から送信されるデバイスD1〜Dnの状態についてのデータを表示する。また、表示されたデータに対するユーザによる指示を検出して、PLC4へと送信する。また、PLC4は、デバイスD1〜Dnのデータを表示装置3に送信する。また、PLC4は、表示装置3からの指示に応じて、デバイスD1〜Dnに所望の制御信号を送って制御する。
【0104】
表示装置3は、制御部11、表示部12、操作部13および記憶部14を含んでいる。
【0105】
制御部11は、表示装置3の制御を行うためのものである。制御部11は、例えば、図示しないROM(Read Only Memory)に蓄積されたプログラムを図示しないCPU(Central Processing Unit)が読み込んで実行することによって実現される。また、制御部11は、作画装置1との接続、PLC4との接続に用いられる、接続インタフェースとしてのハードウェアでもある。
【0106】
表示部12は、制御部11からのデータを表示する表示パネルである。操作部13は、ユーザによる指示を検出するための装置である。本実施形態の表示部12・操作部13は、一体となったタッチパネルとなっている。
【0107】
記憶部14は、表示装置3のメモリである。記憶部14には、作画装置1にて作成された画面データ14aが、作画装置1から送信されて保存される。画面データ14aは、表示装置3が表示を行う際に用いる、書き換え可能な画面データに相当する。この画面データ14aは、画面上の領域を示すデータと、その領域への表示や入力に対応するデバイスのアドレスを関係付けるタグとを組み合わせた構成である。
【0108】
また、記憶部14には、PLC4から送信された各デバイスの状態のようなデータも記憶される。より詳細には、記憶部14の特定の領域に、デバイスD1〜Dnにアクセスするためのアドレスが割り当てられ、このアドレスにアクセスすることによって対応するデバイスの状態を得ることができる。また、記憶部14には、操作部13にて検出した、ユーザによる指示に関するデータも保存される。
【0109】
次に、PLC4について説明する。PLC4は、制御部15、記憶部16およびデバイス通信部17を含んでいる。
【0110】
制御部15は、PLC4の制御を行うためのものである。また、制御部15は、PLC4に接続されたデバイスD1〜Dnの制御を行うためのものである。制御部15は、例えば、図示しないROMに蓄積されたプログラムを図示しないCPUが読み込んで実行することによって実現される。また、制御部は、表示装置3との接続に用いられる、接続インタフェースとしてのハードウェアでもある。
【0111】
記憶部16は、PLC4のメモリである。記憶部16の特定の領域には、接続されたデバイスD1〜Dnにアクセスするためのアドレスが割り当てられる。また、記憶部16には、表示装置3から送信された、ユーザの指示についてのデータも保存される。
【0112】
デバイス通信部17は、デバイスD1〜Dnとの接続インタフェースとしてのハードウェアである。
【0113】
次に、上記構成の制御ユニット2における、デバイスD1〜Dnの制御について説明する。ここで、制御ユニット2の表示装置3においては、記憶部14に記憶されている画面データ14aに応じた画面が、表示部12に表示される。すなわち、表示部12の画面上には、画面データ14aに応じて、例えば、銘板など表示内容を変更しない静止図形や、スイッチやランプあるいはメータなどのように形状や色、点滅状態などの表示状態が変換する部品図形が表示される。
【0114】
例えば、表示タグは、所定の画面領域(表示座標範囲)へ、所定のデバイスアドレスの内容に応じた部品図形を表示するものである。この場合、参照情報には、表示座標範囲と、デバイスアドレスと、例えば、部品図形がスイッチの場合、ONを示す図形のファイルおよびOFFを示す図形のファイルなど、表示時に参照するファイル番号とが含まれる。また、例えば、タグが入力タグの場合、参照情報として、有効入力座標範囲と、入力結果が書き込まれるデバイスアドレスとが含まれる。
【0115】
そして、表示装置3の制御部11が、所定の時間間隔で、画面データ14aから、ベース画面のファイル番号が、現在表示中のベース画面である表示タグを抽出する。そして、各表示タグのデバイスアドレスの内容を、PLC4に問い合わせる。表示装置3とPLC4との間での通信については後述する。問い合わせ結果を受信すると、表示装置3は、部品図形を表示部12の画面に表示する。これにより、表示装置3の画面には、所望のデバイスの状態が表示される。
【0116】
また、表示装置3は、操作部13(タッチパネル)への押し操作を検出して、各デバイスを制御する。詳細には、操作部が、タッチパネルへの押し操作など、ユーザによる入力操作を検出すると、制御部11が、上記画面データから、現在表示中のベース画面に対応し、当該入力操作にマッチする入力タグを検索すると共に、入力結果に応じて、入力タグが示すデバイスアドレスの内容を変更するよう、PLC4へ指示する。表示装置3は、PLC4からの応答を受信する。なお、入力操作の後も、表示装置3の画面には、所望のデバイスの状態が表示されるので、操作結果が画面表示に反映される。
【0117】
なお、デバイスは、デバイスアドレスにより特定可能で、しかも、状態を取得して制御(変更)できるものであれば、例えば、デバイスD1〜Dn自体であってもよいし、例えば、PLC4や表示装置3の記憶部などの、記憶装置の一領域を示していてもよい。
【0118】
ここで、表示装置3とPLC4との間での通信について説明する。
【0119】
例えば、表示装置3から、PLC4を介して、デバイスD1〜Dnの全てに対して状態の問い合わせをするような場合を考える。この問い合わせは、例えば、接続されたデバイスD1〜Dnが正常に動作しているか否かを表すエラーデータを得るための問い合わせであってもよい。この場合、ユーザによる画面の一部への押し操作を検出すると、表示装置3の制御部11が画像データから対応するデバイスアドレスなどを抽出する。より詳細には、制御部11は、デバイス種類、デバイスの先頭アドレス、同時に問い合わせをするデバイスの数(デバイス数)などに応じて、所定のデータ形式にて問い合わせを行う。
【0120】
問合せデータを受信したPLC4は、制御部15が、送信されたデータに応じたデータを作成して、表示装置3へと返信する。より詳細には、記憶部16の所定の領域にアクセスして、所望のデータを得る。
【0121】
ここで、PLC4においては、接続されたデバイスD1〜Dnの状態について、制御部15がデバイス通信部17を介して定期的に問い合わせを行い、得たデータを記憶部16の所定の領域に書き込む。このため、制御部15が、送信された問合せデータを参照して記憶部16の特定の領域にアクセスすれば、所望のデバイスの状態が得られる。
【0122】
このようにして、制御ユニット2において、デバイスD1〜Dnの状態を表示装置3に表示させ、デバイスD1〜Dnの制御をすることができる。
【0123】
ここで、上述のように、制御ユニット2の表示装置3は、作画装置1において作成した画面データ14aを用いるので、閉領域を塗り込みした画面を表示できる。また、塗り込みの際に色漏れが発生することがないので、表示を確実にできる。また、画面の表示を早くできる。
【0124】
以上のように、本実施形態の作画装置1は、図形による閉領域を特定するために設定される、閉領域中の指定位置を含むようにして、オブジェクトから閉領域についての塗り込みオブジェクトを新たに生成する輪郭抽出部5bを備えている構成である。
【0125】
したがって、複数のプラットフォームにおいて用いられる場合であっても、確実に塗り込みができる。また、従来の作画エディタで作成された描画データを、オブジェクト指向の作画エディタで扱うことのできるデータに変換できる。
【0126】
また、塗り込みオブジェクトを作画装置1にて作成し、ランタイムでの描画計算を行わないので、表示装置3側における表示を早くできる。また、表示装置3における表示が速いので、制御ユニット2の使い勝手をよくすることができる。
【0127】
また、作画装置1の作画エディタは、塗り込み指示に基づいて、ポリゴンオブジェクトを作成するものである、と表現することもできる。また、作画装置1の作画エディタは、座標と、境界色と、塗り込み方法(パターン、前景色、背景色)とが指定されると、輪郭を示す属性の内容が「指定された座標を囲む、指定された境界色の閉曲線」であり、輪郭内の塗りつぶし方を示す属性の内容が、指定された塗り込み方法である多角形オブジェクトを作成する、と表現することもできる。
【0128】
また、作画装置1は、塗り込みコマンドボタンによってポリゴンオブジェクトを作成可能な作画エディタに関するものである、と表現することもできる。また、作画装置1は、塗り込みコマンドによってポリゴンオブジェクトを生成(変換)する作画方法を行うものである、と表現することもできる。
【0129】
また、作画装置1の行う作画方法を、表示装置の画面に表示するための画面データを作成する作画方法において、塗り込みデータをポリゴンデータに変換する工程を含んでいる作画方法である、と表現することもできる。また、従来のプログラマブル表示器用描画エディタによって記述された塗り込みデータ(塗り込みポイントのみを指定する形式)を、ポリゴン(多角形)データに変換する方法である、と表現することもできる。また、上記工程において、塗り込みデータから検出した塗り込み境界の各ポイントを接続し、ポリライン(連続直線)を生成することによって、上記ポリゴンデータを得る方法であってもよい。
【0130】
また、作画装置1には、オブジェクト指向エディタに「データインポート」機能を設けるようにしてもよい。このため、例えば、作画エディタのメニューに、プロジェクトのインポートをつけるようにしてもよい。このインポートからコンバータを起動し、塗り込み命令があればボリゴン図形に変換して取り込むようにしてもよい。
【0131】
また、作画装置1における、塗り込みオブジェクトのプロパティ(図形データのデータ構造)は、例えば、図形を一つのオブジェクトとして扱うための第1データを含んでいる、作画装置において画像データを作成するための図形データのデータ構造であって、上記第1データに相当する図形による閉領域を特定するために設定された、上記閉領域中の一点に相当する指定位置についての第2データを含んでいる構成である、と表現することもできる。
【0132】
なお、上述の実施形態においては、表示装置3の操作画面を作成するための作画エディタ、およびそのプログラムについて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、図形をオブジェクトとして管理する、一般のドロー系の作画装置(および、そのプログラム)に対して適用可能である。
【0133】
また、上述の実施の形態においては、作画装置1と表示装置3とが別体となっている構成について説明したが、これに限るものではなく、作画装置1と表示装置3とは一体に設けられていてもよい。また、さらにPLC4が一体に設けられていてもよい。
【0134】
このようにして、本実施形態の作画エディタは、輪郭を描いてから塗り込みを実施する等の手順を実現しながら、塗り込みコマンド(塗り込みオブジェクト)が抱える問題点を解決する。
【0135】
すなわち、本実施形態の作画装置1は塗り込みオブジェクトを生成するので、作画装置1と別体であり、その場で画像データを作成、修正することのできない表示装置3においても、プラットフォームごとの表示状態の違いに起因する色漏れなどを生ずることがなく、確実に所望の表示状態を実現して、表示装置3のオペレータへの通知を正しく行うことができる。
【0136】
ところで、作画エディタの分野において、塗り込みコマンドはユーザに人気がある。この塗り込みコマンドの作業手順として、通常、ユーザはロゴ等を作成する際に、まず輪郭のみを描画し、その形を整えてから塗り込みコマンドで内部を塗り込んでいく手順が採られていた。
【0137】
これに対して、オブジェクト指向となった従来のエディタは、上述の理由より、塗り込みコマンドをサポートしていなかったので、上記のような作業手順でロゴ等を作成することができなくなった。このため、ユーザは、例えばペイント等の描画ソフトにて描画し、そのビットマップ(Bit Map:BMP)データ等をエディタに貼り付けて利用するようになっていた。しかしながら、BMPデータ等でロゴ等を作成すると、これを後から拡大縮小した時に、斜めに引いた直線が階段状になる等の弊害があった。このため、ユーザにとっては、写真データ等を除く通常画面を、全てエディタ上にて描画したいという要求があった。
【0138】
そこで、上述のように、作画装置1において塗り込みコマンドをサポートして、塗り込みを含む描画を全て同一の作画エディタ上で可能とした。
【0139】
また、上述のように、作画装置1のオブジェクト指向エディタに、「データインポート」機能を設けた。これによって、例えば以前に作成したBMPデータ等をインポートして、塗り込みオブジェクトを作成することもできる。すなわち、作画装置1を、ペイント系の塗り込み図形データをドロー系(ベクトル系)の塗り込み図形データに変換するコンバータとして機能させることもできる。
【0140】
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
【0141】
上述の具体的な実施形態または実施例は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかにするものであって、本発明はそのような具体例にのみ限定して狭義に解釈されるべきものではなく、特許請求の範囲に示した範囲で種々の変更が可能であり、変更した形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0142】
【発明の効果】
本発明に係る作画装置は、以上のように、図形による閉領域を特定するための塗り込みオブジェクトを、上記閉領域中に設定される指定位置を含むようにして、作画処理部の管理する上記図形ごとのオブジェクトから新たに生成するオブジェクト生成部を備えている構成である。
【0143】
それゆえ、図形としての閉領域は、上記作画装置によれば、例えばプラットフォームの違いによって輪郭が変更されることがないので、塗り込みオブジェクトによって塗り込みを確実に行うことができるという効果を奏する。
【0144】
本発明に係る作画装置は、以上のように、上記構成において、上記オブジェクト生成部は、上記閉領域の輪郭を抽出することによって、上記オブジェクトから上記塗り込みオブジェクトを生成する構成である。
【0145】
それゆえ、閉領域全てを塗りつぶし、境界に位置する画素のみを残すようにして、オブジェクト生成部の一例を実現できるという効果を奏する。
【0146】
本発明に係る作画装置は、以上のように、上記構成において、上記オブジェクト生成部によって生成された上記塗り込みオブジェクトに属する点のうちの隣り合う点を互いに接続することによって、上記閉領域の輪郭に沿うような辺を有する塗り込みポリゴンを生成するポリゴン生成部を備えている構成である。
【0147】
それゆえ、塗り込みのためのオブジェクトをポリゴンオブジェクトとするので、扱いが容易になるという効果を奏する。
【0148】
本発明に係る作画装置は、以上のように、上記構成において、上記ポリゴン生成部の生成した上記塗り込みポリゴンの内部を指定された方式で塗り込むための塗り込み部を備えている構成である。
【0149】
それゆえ、塗り込み部は、ユーザの指定に応じた方式で、オブジェクトである塗り込みオブジェクトの内部を塗りこむので、塗り込みを確実にできるという効果を奏する。また、塗りつぶすべき領域(輪郭)がオブジェクトとして既に決定されているので、描画に要する演算量が少なく、描画速度を向上しやすいという効果を奏する。
【0150】
本発明に係るプログラムは、以上のように、図形による閉領域を特定するための塗り込みオブジェクトを、上記閉領域中に設定される指定位置を含むようにして、上記図形ごとのオブジェクトから新たに生成するオブジェクト生成部を備えている作画装置として、コンピュータを機能させる構成である。
【0151】
それゆえ、このプログラムをコンピュータにて読取って実行すれば、上述の作画装置を実現できるという効果を奏する。
【0152】
本発明に係る記録媒体は、以上のように、上述のプログラムを記録した、コンピュータ読取可能な記録媒体である構成である。
【0153】
それゆえ、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータにて読取って実行すれば、上述の作画装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作画装置の一例および作画装置によって作成された画面データを用いる制御ユニットの一例を示す、概略のブロック図である。
【図2】(a)は複数のオブジェクトからなる閉領域の一例を示す平面図であり、(b)は上記(a)の閉領域に所定の処理を行った状態を示す平面図であり、(c)は上記(b)の閉領域にさらに所定の処理を行った状態を示す平面図であり、(d)は上記(c)の閉領域にさらに所定の処理を行った状態を示す平面図であり、(e)は上記(d)の閉領域にさらに所定の処理を行った状態を示す平面図であり、(f)は上記(e)の閉領域を説明するための概略の平面図である。
【図3】(a)は上記作画装置に対して設定される、塗り込みを行うための領域のプロパティの一例を示す図であり、(b)は上記作画装置に対して設定される、図形のプロパティの一例を示す図である。
【図4】上記作画装置による塗り込み動作の一例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 作画装置
2 制御ユニット
3 表示装置
4 PLC(Programmable Logic Controller)(制御装置)
5 作画処理部
5a 作画制御部
5b 輪郭抽出部(オブジェクト生成部)
5c ポリゴン生成部
5d 塗り込み部
6 制御部
7 記憶部
7a 画面データ
8 メモリ
9 表示部
10 操作部
D1〜Dn デバイス
L0、L1 ポリゴン(塗り込みポリゴン)
P1 塗り込み位置(指定位置)

Claims (6)

  1. 画像データを作成するためにオブジェクトとして図形を管理する作画処理部を備えた作画装置において、
    上記図形による閉領域を特定するための塗り込みオブジェクトを、上記閉領域中に設定される指定位置を含むようにして、上記作画処理部の管理する上記図形ごとの上記オブジェクトから新たに生成するオブジェクト生成部を備えていることを特徴とする作画装置。
  2. 上記オブジェクト生成部は、上記閉領域の輪郭を抽出することによって、上記オブジェクトから上記塗り込みオブジェクトを生成することを特徴とする請求項1に記載の作画装置。
  3. 上記オブジェクト生成部によって生成された上記塗り込みオブジェクトに属する点のうちの隣り合う点を互いに接続することによって、上記閉領域の輪郭に沿うような辺を有する塗り込みポリゴンを生成するポリゴン生成部を備えていることを特徴とする請求項2に記載の作画装置。
  4. 上記ポリゴン生成部の生成した上記塗り込みポリゴンの内部を、指定された方式で塗り込むための塗り込み部を備えていることを特徴とする請求項3に記載の作画装置。
  5. 画像データを作成するためにオブジェクトごとに図形を管理する作画処理部を備えた作画装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムにおいて、上記図形による閉領域を特定するための塗り込みオブジェクトを、上記閉領域中に設定される指定位置を含むようにして、上記図形ごとの上記オブジェクトから新たに生成するオブジェクト生成部を備えている作画装置として、コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムを記録した、コンピュータ読取可能な記録媒体。
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