JP7349252B2 - 防災表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、火災報知設備の防災情報をディスプレイに画面表示する防災表示装置に関する。
従来、受信機から引き出された信号回線に火災感知器を接続して火災を監視する火災報知設備にあっては、設備規模の大型化と複雑化に伴い防災センターには膨大な防災情報が集中することから、防災センターには防災表示装置が設置され、火災報知設備からの防災情報をディスプレイに画面表示し、防災情報に対し迅速且つ適切な対応を可能としている。
防災表示装置は、監視対象とする建物の平面図がディスプレイに表示されており、発生時には、火災発生階の平面図が自動的に表示されると共に、火災発生階の平面図の中で火災が発生した部屋等の区画に配置した火災感知器のシンボルが例えば赤点滅すると共に平面図の下側に火災発報の地区等を示すメッセージが表示され、更に、必要に応じて、メニュー選択により火災発生階や直上階の確認を平面図を替えて行うことができる。
特開平07-045386号公報 特開2017-211780号公報
ところで、このような従来の防災表示装置にあっては、設備規模の大型化と複雑化に伴いディスプレイの画面サイズが大きくなり、また、4Kや8Kといった高解像度のディスプレイが使用されており、このようにディスプレイの大型化と高解像度化が進むと、ディスプレイに表示している建物の平面図がその前に座っている監視員の視野に入り切らないという問題があり、平面図前部を視野に入れようとすると、監視員はディスプレイから離れた位置から見ることとなり、シンボルが小さくなりすぎ、火災発生時に表示される火災発報シンボルが見えづらくなってしまう問題がある。
この問題を解決するためにはシンボルを大きく表示することが考えられるが、シンボルを単純に大きくすると、平面図がディスプレイから溢れて全体を見ることができなくなる。
本発明は、ディスプレイの大型化や高解像度化に伴う警戒区域の平面図中の発報シンボルの見難さを改善して視認性と操作性を向上させる防災表示装置を提供することを目的とする。
(防災表示装置)
本発明は、火災報知設備の情報を画面表示する防災表示装置に於いて、
所定の区画毎に火災感知器のシンボルを配置した監視区域の平面図を画面表示する画面表示手段と、
火災発報した火災感知器を示すシンボルをそれ以外のシンボルに対し目立つ表示状態に制御する表示制御手段と、
が設けられたことを特徴とする。
(シンボルの通常表示と点滅表示)
表示制御手段は、火災発報したシンボルは所定の通常表示を維持し、火災発報したシンボル以外のシンボルは所定周期で点滅又は明滅する。
(シンボルRGB値の制御)
表示制御手段は、火災発報したシンボルは所定の通常表示の画素値(RGB値)を維持し、火災発報したシンボル以外のシンボルは所定の画素値に変化する。
(シンボルサイズの制御)
表示制御手段は、火災発報したシンボルは所定のサイズに拡大表示し、火災発報したシンボル以外のシンボルは消去するか又は所定のサイズに縮小表示する。
(吹き出しメッセージ)
表示制御手段は、火災発報したシンボルに対し所定の発報メッセージを示した吹き出しを配置する。
(吹き出しメッセージの制御)
表示制御手段は、吹き出しの連結先の火災発報したシンボルへの繋がりは維持し、発報メッセージの部分は移動自在で且つ消去自在とする。
(発報メッセージ欄から火災発報シンボルに線を引く表示)
本発明は、火災報知設備の情報を画面表示する防災表示装置であって、
所定の区画毎に監視区域を表示する縮小平面図、及び縮小平面図内の所定の操作により移動可能な任意のエリアを拡大表示して火災感知器を示すシンボルを配置した平面図を画面表示する画面表示手段と、
火災発報した火災感知器を示すシンボルをそれ以外のシンボルに対し目立つ表示状態に制御する表示制御手段と、
を備え、
表示制御手段は、平面図の外側に表示された火災発報のメッセージ欄から平面図上の火災発報したシンボルに引き出し線を、平面図の画像が隠れないように透過線により引くことを特徴とする

(基本的な効果)
本発明は、火災報知設備の情報をディスプレイに画面表示する防災表示装置に於いて、所定の区画毎に火災感知器を示すシンボルを配置した監視区域の平面図を画面表示する画面表示手段と、火災発報した火災感知器を示すシンボルをそれ以外のシンボルに対し目立つ表示状態に制御する表示制御手段とが設けられたため、ディスプレイの大型化や高解像度化に伴い、平面図全体を視野に入れるために、監視員が離れた位置からディスプレイを見ても、火災発報を示す火災感知器のシンボル、所謂発報シンボルが他のシンボルから目立つように表示されることで、発報シンボルを明確に見分けることが可能となり、発報シンボルの見難さを改善して視認性と操作性を向上させることができる。
(シンボルの通常表示と点滅表示による効果)
また、表示制御手段は、火災発報したシンボルは所定の通常表示を維持し、火災発報したシンボル以外のシンボルは所定周期で点滅又は明滅するようにしたため、発報シンボル以外のシンボルが点滅又は明滅することで、通常表示を維持している発報シンボルが浮き上がって目立つようになり、発報シンボルを明確に見分けることが可能となり、発報シンボルの見難さを改善して視認性と操作性を向上させることができる。
(シンボル画素値の制御による効果)
また、表示制御手段は、火災発報したシンボルは所定の通常表示の画素値(例えばRGB値)を維持し、火災発報したシンボル以外のシンボルの画素値は所定値に変化するようにしたため、発報シンボル以外のシンボルが薄くなることで、通常表示を維持している発報シンボルが浮き上がって目立つようになり、発報シンボルを明確に見分けることが可能となり、発報シンボルの見難さを改善して視認性と操作性を向上させることができる。
(シンボルサイズの制御による効果)
表示制御手段は、火災発報したシンボルは所定のサイズに拡大表示し、火災発報したシンボル以外のシンボルは消去するか又は所定のサイズに縮小表示するようにしたため、発報シンボル以外のシンボルを消去又は縮小することで、拡大表示している発報シンボルが目立ち、発報シンボルを明確に見分けることが可能となり、発報シンボルの見難さを改善して視認性と操作性を向上させることができる。
(吹き出しメッセージの効果)
表示制御手段は、火災発報したシンボルに対し所定の発報メッセージを示した吹き出しを配置するようにしたため、発報シンボルはメッセージ付きの吹き出しにより目立ち、発報シンボルを明確に見分けることが可能となり、発報シンボルの見難さを改善して視認性と操作性を向上させることができる。
また、表示制御手段は、吹き出しの連結先の火災発報したシンボルへの繋がりは維持し、発報メッセージの部分は移動自在で且つ消去自在とすることで、吹き出しメッセージによる発報シンボルの視認性が向上する。
(発報メッセージ欄から火災発報シンボルに線を引く表示の効果)
また、表示制御手段は、平面図の外側に表示された火災発報のメッセージ欄から平面図上の火災発報したシンボルに引き出し線を引くようにしたため、引き出し線により発報シンボルと火災発報のメッセージ欄がリンクされることで、発報シンボルが目立ち、また、発報シンボルの内容がどのようなものであるかが、引き出し線によりリンクされたメッセージ欄の表示から明確且つ容易に把握でき、初期消火や避難誘導といった必要な火災対処を適切且つ確実に行うことを可能とする。
本発明による防災情報装置が設けられたR型の火災報知設備の概要を示した説明図 防災表示装置の機能構成を示した説明図 防災表示装置の通常監視画面を示した説明図 発報シンボルの通常表示を維持し、それ以外のシンボルを点滅又は明滅する火災監視画面を示した説明図 火災シンボルは通常表示のRBG値を維持し、それ以外のシンボルはRGB値を低下させる火災監視画面の概略を示した説明図 火災シンボルは拡大表示し、それ以外のシンボルは縮小又は消去する火災監視画面の概略を示した説明図 火災シンボルに発報メッセージを示した吹き出しを配置する火災監視画面の概略を示した説明図 火災発報のメッセージ欄から火災シンボルに引き出し線を引いた火災監視画面を示した説明図
[実施形態の基本的な概念]
図1は本発明による防災表示装置が設けられたR型の火災報知設備の概要を示した説明図、図2は防災表示装置の機能構成を示した説明図、図3は防災表示装置の通常監視画面を示した説明図、図4は発報シンボルの通常表示を維持し、それ以外のシンボルを点滅又は明滅する火災監視画面を示した説明図である。
本発明による防災表示装置の実施形態の基本的な概念は、受信機10と火災感知器14を備えた火災報知設備の情報をディスプレイ36に画面表示する防災表示装置30であって、所定の区画毎に火災感知器14を示すシンボル50を配置した監視区域の平面図48を画面表示する画面表示手段として機能するディスプレイ36が設けられ、表示制御手段として機能する表示制御部32は、火災発報したシンボルをそれ以外のシンボルに対し目立つ表示状態に制御するというものである。
例えば、表示制御部32は、図4の火災監視画面42-2に示すように、火災発報した発報シンボル50aは所定の通常表示を維持し、発報シンボル50a以外の非発報シンボル50bは所定周期で点滅又は明滅する、というものである。
このため、ディスプレイ36の大型化や高解像度化に伴い、平面図全体を視野に入れるために、監視員が離れた位置からディスプレイ36を見ても、火災発報した火災感知器14を示す発報シンボル50aが非発報シンボル50bに対し目立つことで、発報シンボル50aの見難さを改善して視認性と操作性を向上させることができる。以下詳細に説明する。
[火災報知設備]
図1に示すように、監視対象とする建物や施設の防災センターには、本実施形態の防災表示装置30と火災報知設備の受信機10が設置され、受信機10から警戒区域に対し系統毎に分けて信号回線12-1~12-3が引き出されている。なお、以下の説明では、信号回線12-1~12-3を区別する必要がない場合は、信号回線12という場合がある。
受信機10はいわゆるR型(Record-type)であり、信号回線12-1,12-2には固有のアドレスが設定された伝送機能を有する複数のアナログ型の火災感知器14が接続され、また、固有のアドレスが設定された伝送機能を有する中継器16から引き出された感知器回線18にオンオフ型の火災感知器20及び発信機22が接続され、更に、固有のアドレスが設定された伝送機能を有するアドレッサブル発信機24が接続されている。
また、信号回線12-3には固有のアドレスが設定された伝送機能を有する中継器16を介して防排煙機器26が接続されている。
ここで、信号回線12-1~12-3に接続される火災感知器14、中継器16等の端末機器に設定される最大アドレス数は例えば255としており、信号回線12には最大255台の火災感知器14を含む端末機器が接続できる。
受信機10による火災監視制御は次のようになる。通常監視中にあっては、受信機10は、一定周期毎に、一括AD変換コマンドを含むブロードキャストの一括AD変換信号を送信しており、この一括AD変換信号を受信した火災感知器14は、煙濃度又は温度をセンサデータとして検出する。続いて、受信機10は、端末アドレスを順次指定したポーリングコマンドを含む呼出信号を送信している。
火災感知器14は自己アドレスに一致するアドレスを持つ呼出信号を受信すると、そのとき保持しているセンサデータを含む応答信号を送信する。また、火災感知器14は煙濃度又は温度が所定の注意レベルを超えると受信機10に対し火災割込み信号を送信する。
受信機10は火災割込み信号を受信すると、グループ検索コマンド信号を送信して火災を検出している火災感知器14を含むグループを特定し、続いて、グループ内検索コマンド信号を送信して火災を検出している火災感知器14のアドレスを特定してセンサのアナログデータを集中的に収集する。
受信機10は受信したアナログデータを所定の注意レベルより高い所定の火災判定レベルと比較しており、アナログデータが火災判定レベルに達した場合に火災と判定し、火災代表灯を点灯し、スピーカから音響警報を出力し、ディスプレイに火災が検出された感知器アドレスに基づき火災発生場所を含む火災発報情報を表示させ、更に、移報部により火災移報信号を外部に出力して所定の移報制御等を行わせる。
このように受信機10の火災監視制御で取得された防災情報(火災発報情報を含む)は、例えばRS232等の伝送線15を介して接続された防災表示装置30に伝送される。
[防災表示装置]
(防災表示装置の概要)
図2に示すように、防災表示装置30は、表示制御部32、伝送部34、タッチパネル38が設けられたディスプレイ36、及び記憶部40で構成され、表示制御部32はCPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路等で構成されている。
伝送部34は図1に示した火災報知設備の受信機10と伝送線15により接続され、受信機10の火災監視制御で得られた火災発報情報を含む防災情報を受信して記憶部40に保存し、必要に応じてディスプレイ36に防災情報を表示する。また、ディスプレイ36の画面操作は、タッチパネル38によるタッチ操作や図示しないマウス操作により行うことができる。
(通常監視画面)
図2に示した防災表示装置30の表示制御部32は、通常監視状態で図3に示す通常監視画面42-1をディスプレイ36に表示している。通常監視画面42-1は、画面左上のメニュー欄44の「平面図をみる」の操作釦を操作し、且つ画面右下の「2F」の操作釦45を操作した場合であり、これにより画面中央に監視対象とする建物の平面図48が表示される。
画面表示された平面図48は、画面左下の縮小平面図46の中の斜線で示すエリア46aを拡大表示したものであり、エリア46aをマウス操作又はタッチ操作で移動すると、平面図48を操作方向にスクロールすることができる。
平面図48は建物2Fの監視区画に対応した部屋割りが表示されると共に、図1に示した火災感知器14の設置を示すシンボル50が表示されている。なお、本実施形態にあっては、説明を簡単にするため、火災感知器(煙感知器)14のシンボル50のみを表示しているが、実際には、煙感知器以外の熱感知器、炎感知器、光電式分離型感知器、発信機等のシンボルに加え、スプリンクラー消火設備等の消火設備のシンボルも合わせて表示される。
(火災監視画面の発報シンボル表示の第1実施形態)
図4は受信機10で火災が判断された場合に表示される火災監視画面42-2であり、画面下部のメッセージ欄54に火災発報情報として例えば「2019/02/20 14:02 2階46地区テナント201 (火災レベル)発報」が表示され、この火災発報情報に基づき2階の火災発生場所を含む平面図48が画面中央に表示される。
本実施形態の表示制御部32は、発報シンボル50aについては所定の通常表示を維持し、発報シンボル50a以外の非発報シンボル50bは所定周期で点滅又は明滅する制御を行う。
このように発報シンボル50aは通常表示を維持し、それ以外の非発報シンボル50bが点滅又は明滅することで、通常表示を維持している発報シンボル50aが浮き上がって目立つようになり、発報シンボル50aを明確に見分けることを可能とし、発報シンボル50aの視認性と操作性が向上する。
(火災監視画面の発報シンボル表示の第2実施形態)
図5は火災シンボルは通常表示のRBG値を維持し、それ以外のシンボルはRGB値を低下させる火災監視画面の概略を示した説明図であり、図5(A)は通常監視画面42-1を示し、図5(B)は火災監視画面42-2を示しており、それぞれ建物の平面図48のみを簡略化して示している。
本実施形態の表示制御部32は、火災発報情報を受信した場合には、図5(B)に示すように、火災発生区画56の発報シンボル50aは、図5(A)に示した通常表示の画素値と同じ例えばRGB値を維持し、発報シンボル50a以外の非発報シンボル50bはRGB値を所定値に低下する制御を行う。
このように通常表示のRGB値となる発報シンボル50aに対し、非発報シンボル50bのRGB値を低下させることで、非発報シンボル50bは薄い色で表示されて不鮮明となり、通常のRGB値で表示している発報シンボル50aが浮き上がって目立つようになり、発報シンボルを明確に見分けることを可能とし、発報シンボル50aの視認性と操作性を向上させることができる。また、非発報シンボル50bの透過率を上昇させることにより不鮮明としても良い。また、色の変化はフェードイン・フェードアウト等の画像効果を伴うものであっても良い。
(火災監視画面の発報シンボル表示の第3実施形態)
図6は火災シンボルは拡大表示し、それ以外のシンボルは縮小又は消去する火災監視画面の概略を示した説明図であり、図6(A)は通常監視画面42-1を示し、図6(B)は火災監視画面42-2を示しており、それぞれ建物の平面図48のみを簡略化して示している。
本実施形態の表示制御部32は、火災発報情報を受信した場合、図6(B)に示すように、火災発生区画56の発報シンボル50cは所定のサイズに拡大表示し、一方、非発報シンボル50dは消去又は縮小する制御を行う。
このように拡大表示した発報シンボル50cに対し、非発報シンボル50dを消去するか又は縮小することで、拡大表示している発報シンボル50cが目立ち、発報シンボル50cを明確に見分けることを可能とし、発報シンボル50cの視認性と操作性を向上することができる。
(火災監視画面の発報シンボル表示の第4実施形態)
図7は火災シンボルに発報メッセージを示した吹き出しを配置する火災監視画面の概略を示した説明図であり、図7(A)は通常監視画面42-1を示し、図7(B)は火災監視画面42-2を示しており、それぞれ建物の平面図48のみを簡略化して示している。
本実施形態の表示制御部32は、火災発報情報を受信した場合、図7(B)に示すように、火災発生区画56の発報シンボル50aに対し所定の発報メッセージ,例えば「(火災レベル)発報」を示した吹き出し58を配置するよう制御する。
このように発報シンボル50cに発報メッセージ62を示した吹き出し58を配置することで、発報シンボル50aが目立ち、発報シンボル50aを明確に見分けることが可能となり、発報シンボル50cの視認性と操作性を向上することができる。
また、表示制御部32は、画面表示している吹き出し58の連結先の発報シンボル50aへの繋がり部60を維持し、吹き出し58の発報メッセージ62の部分はタッチ操作又はマウス操作に応じて移動自在で且つ消去自在とする制御を行う。このため必要に応じて吹き出し58の発報メッセージ62の部分を動かすことで、吹き出し58により隠れた部分を確認する等の活用ができる。
(火災監視画面の発報シンボル表示の第5実施形態)
図8は火災発報のメッセージ欄から火災シンボルに引き出し線を引いた火災監視画面を示した説明図である。
本実施形態の表示制御部32は、火災発報情報を受信した場合、図8に示すように、画面下側のメッセージ欄54に表示された発報メッセージから平面図48上の火災発生区画56の発報シンボル50aに引き出し線70を引くように表示する制御を行う。
ここで、引き出し線70は透過線としており、引き出し線70の下側の画像は透過して見えるように表示しており、引き出し線70を引いても平面図48が隠されることはない。
このように発報シンボル50aとメッセージ欄54の発報メッセージが引き出し線70によりリンクされることで、発報シンボル50aが目立ち、また、発報シンボル50aの内容がどのようなものであるかが、リンクされたメッセージ欄54の表示から明確且つ容易に把握でき、初期消火や避難誘導といった必要な火災対処を適切且つ確実に行うことを可能とする。
[本発明の変形例]
(火災注意情報に基づく発報シンボル)
上記の実施形態は、防災情報として火災発報情報を防災表示装置で表示する場合の発報シンボルを例にとっているが、火災感知器14のアナログデータが所定の注意レベルを超えた時の割込み信号の送信で検知される火災注意情報についても、防災情報として受信機10から受信し、平面図に注意レベルを超えた火災感知器14の発報シンボルを同様に目立つ形態で表示するようにしても良い。
(発報シンボル)
上記の実施形態は、火災検知器(煙感知器)の発報シンボルの表示制御を例にとるものであったが、熱感知器、炎感知器、光電式分離型感知器等の感知器シンボルを発報シンボルとして表示する場合にも、同様に適用することができる。
(P型受信機)
また、上記の実施形態は、R型の受信機からの信号回線を介してR型の火災感知器を接続した火災報知設備を例にとっているが、P型(Proprietary-type)の受信機から引き出した感知器回線にアドレスを設定すると共に伝送機能を備えたアドレッサブル火災感知器を接続した火災報知設備についても、同様に、受信機から防災情報を防災表示装置に伝送してディスプレイの平面図に発報シンボルを表示する場合にもそのまま適用できる。
(その他)
また、本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:受信機
12-1~12-3:信号回線
14,20:火災感知器
15:伝送線
16:中継器
18:感知器回線
22:発信機
24:アドレッサブル発信機
26:防排煙機器
30:防災表示装置
32:表示制御部
34:伝送部
36:ディスプレイ
38:タッチパネル
40:記憶部
42-1:通常監視画面
42-2:火災監視画面
44:メニュー欄
46:縮小平面図
46a:エリア
48:平面図
50:シンボル
50a,50c:発報シンボル
50b,50d:非発報シンボル
54:メッセージ欄
56:火災発生区画
58:吹き出し
70:引き出し線

Claims (7)

  1. 火災報知設備の情報を画面表示する防災表示装置であって
    所定の区画毎に火災感知器を示すシンボルを配置した監視区域の平面図を画面表示する画面表示手段と、
    火災発報した火災感知器を示すシンボルをそれ以外のシンボルに対し目立つ表示状態に制御する表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記火災発報したシンボルに対し所定の発報メッセージを示した吹き出しを配置し、前記吹き出しの連結先の前記火災発報したシンボルへの繋がりは維持したまま、前記発報メッセージの部分は移動自在に制御することを特徴とする防災表示装置。
  2. 請求項1記載の防災表示装置に於いて、
    前記表示制御手段は、前記火災発報したシンボルは所定の通常表示を維持し、前記火災発報したシンボル以外のシンボルは所定周期で点滅又は明滅することを特徴とする防災表示装置。
  3. 請求項1記載の防災表示装置に於いて、
    前記表示制御手段は、前記火災発報したシンボルは所定の通常表示の画素値を維持し、前記火災発報したシンボル以外のシンボルの画素値は所定値に変化することを特徴とする防災表示装置。
  4. 請求項1記載の防災表示装置に於いて、
    前記表示制御手段は、前記火災発報したシンボルは所定のサイズに拡大表示し、前記火災発報したシンボル以外のシンボルは消去するか又は所定のサイズに縮小表示することを特徴とする防災表示装置。
  5. 請求項1記載の防災表示装置に於いて、
    前記表示制御手段は、前記発報メッセージの部分を消去自在に制御することを特徴とする防災表示装置。
  6. 火災報知設備の情報を画面表示する防災表示装置であって
    所定の区画毎に監視区域を表示する縮小平面図、及び前記縮小平面図内の所定の操作により移動可能な任意のエリアを拡大表示して火災感知器を示すシンボルを配置した平面図を画面表示する画面表示手段と、
    火災発報した火災感知器を示すシンボルをそれ以外のシンボルに対し目立つ表示状態に制御する表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記平面図の外側に表示された前記火災発報のメッセージ欄から前記平面図上の前記火災発報したシンボルに引き出し線を引くことを特徴とする防災表示装置。
  7. 請求項6記載の防災表示装置に於いて、
    前記表示制御手段は、前記平面図の画像が隠れないように、前記引き出し線を透過線により引くことを特徴とする防災表示装置
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