JP5141012B2 - アルペジオ生成装置及びプログラム - Google Patents
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Description
従って、この発明によれば、入力演奏音数(Nn)がアルペジオ発音パターンデータ(Pt)のキー番号種類(Kn)よりも多い場合は(Nn>Kn)、割当て順位が後方の各音高(例えば、「第5音」〜「第16音」)も、或るキー番号情報(例えば、Key=5)への割当て音高がアルペジオデータ生成の対象となったときに、和音状態で同時出力させることができる。
図1は、この発明の一実施例によるアルペジオ生成システムのハードウエア構成例を示す。このアルペジオ生成システムの例では、アルペジオ生成装置には、電子楽器のような音楽専用の情報処理装置(コンピュータ)が用いられるが、パーソナルコンピュータ等の汎用の情報処理装置(コンピュータ)に演奏入力及び楽音生成機能を付設したものを用いてもよい。このアルペジオ生成装置は、中央処理装置(CPU)1、ランダムアクセスメモリ(RAM)2、読出専用メモリ(ROM)3、外部記憶装置4、入力操作部5、表示部6、音源部7、通信インターフェース(通信I/F)8等の要素を備え、これら要素1〜8はバス9を介して互いに接続される。
この発明の一実施例によるアルペジオ生成システムでは、ユーザ操作に基づき、所定のアルペジオパターンデータを選択して複数の演奏音を同時に入力すると、アルペジオ生成プログラムに従い、これらの入力演奏音に対応する音高が順次アルペジオパターンデータのキー番号(Key)に割り当てられてアルペジオパターンデータに応じたアルペジオデータが生成され、アルペジオパターンデータに用意されたキー番号の種類数よりも入力演奏音の数が多い場合は、各キー番号に入力演奏音を通常の順序で割り当てた場合に余ることになる残余の入力演奏音が所定のキー番号に優先的に割り当てられ、ユーザの演奏を活かした変化のあるアルペジオデータが生成される。図2は、この発明の一実施例によるアルペジオ発音データの生成過程を極く概略的に示した概略機能ブロック図であり、ROM3又は外部記憶装置4の所定領域には、アルペジオパターン記憶部PM及び割当てルール記憶部RMが確保される。
図3は、この発明の一実施例によるアルペジオ発音パターンデータとこれを基にして生成される発音データリストの例を表わす。アルペジオパターン記憶部PMから選択されるアルペジオ発音パターンデータPtは、図3(1)に示すように、所定の音楽的時間にわたる(例えば、1小節分)アルペジオの発音パターンを表わし、第3列に示されるキー番号Keyは、アルペジオ発音ノート(Note)の音高を指示するのに用いられる。この例では、3つの番号値“1”,“2”,“3”を有するキー番号Keyが使用されており、キー番号Keyの種類数Knは「3」である。なお、キー番号Keyは、番号値の小さい順に、第1キー番号Key1,第2キー番号Key2,…とも呼ばれる。
図4は、アルペジオ発音パターンデータのキー番号種類数が「5」の場合に適用される押鍵音割当てルールをテーブル形式で表わした適用例であり、図4〔1〕は、第1ルール(順位付けルールを含む)に基づくキー番号への押鍵音割当て例を示し、図4〔2〕は、第2ルールに基づく押鍵音割当て例を示す。この発明の一実施例によるアルペジオデータ生成システムにおいては、複数個Kn(例えば、Kn=5)のキー番号Key(例えば、Key=1〜5)を含むアルペジオ発音パターンデータPtが選択され、演奏音Nt(第1〜16音)が入力されると、〔1〕第1モードでは、入力演奏音の音高NtをパターンデータRtのキー番号Keyに割り当てる際、後方順位の入力演奏音(例えば、押鍵数Nn=6なら第6音)が必ずキー番号Keyに割り当てられるように制御する。〔2〕第2モードでは、パターンデータRtのキー番号Keyに入力演奏音Ntを順次割り当て、順次割当てができない後方順位演奏音(例えば、第6〜16音)は、全て、何れかのキー番号Key(例えば、Key=5)に追加的に割り当てる。そして、各キー番号Keyに割り当てた入力演奏音の音高に従ってアルペジオデータArを生成する。
図5及び図6は、この発明の一実施例によるアルペジオ生成処理についてキーオン・キーオフイベントのみに着目した動作例を表わすフローチャートであり、図5のフローチャートは、第1の押鍵音割当てルールに従い後方順位押鍵音を優先して所定のキー番号に割り当てる第1モードのアルペジオ生成処理1を示し、図6のフローチャートは第2の押鍵音割当てルールに従って残余押鍵音を所定キー番号に追加割当てする第2モードのアルペジオ生成処理2を示す。
まず、図5のアルペジオ生成処理1につては、パネル操作子5における第1モード開始ボタンのユーザ操作により第1モードのアルペジオ生成開始を指示すると、アルペジオ生成プログラムに従ってアルペジオ生成処理1がスタートする。まず、CPU1は、最初のステップA1で、ユーザのパターン選択操作に応じてアルペジオパターン記憶部PMから所望のアルペジオパターンデータPtを選択してRAM2に読み込む。
次に、図6のアルペジオ生成処理2については、第2モード開始ボタンのユーザ操作により第2モードのアルペジオ生成開始を指示すると、アルペジオ生成プログラムに従ってアルペジオ生成処理2がスタートする。まず、CPU1は、最初のステップB1で、パターン選択操作に応じてアルペジオパターン記憶部PMから所望のアルペジオパターンデータPtを選択してRAM2に読み込む。次いで、ステップB2にて、ルール選択操作に応じて割当てルール記憶部RMから所望の第2の押鍵音割当てルールを選択しRAM2に保持してキー番号への押鍵音高の割当てルールを決定する。
以上、この発明の好適な一実施例について説明したが、これは単なる一例であって、この発明は、発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、種々の態様で実施することができる。例えば、実施例では、第1及び第2のルールによるアルペジオ生成機能を1つの装置上においてON/OFF切替えができるように構成したが、第1又は第2のルールによる何れか一方のアルペジオ生成機能をもつ専用の装置としてもよい。
IN,AG 入力演奏情報(押鍵情報)検出部とアルペジオ生成部、
Pt,Kn アルペジオパターンデータ(発音パターンデータ)とキー番号種類数、
Nt,Nn 入力演奏音(押鍵音)又はその音高と入力演奏音数(押鍵音数)、
Ru 押鍵音割当てルール、
Ar アルペジオ発音データ(発音データリスト)、
Np 後方優先音。
Claims (3)
- 複数個のキー番号情報を含むアルペジオ発音パターンデータを供給するアルペジオパターン供給手段と、
発音パターンデータのキー番号情報に対して入力演奏音を割り当てる際のルールを記述した演奏音割当てルールを記憶するルール記憶手段であって、該演奏音割当てルールは、入力演奏音の数がキー番号情報の数よりも多くキー番号情報への割り当てができない残余の入力演奏音が生じる場合に、当該残余の入力演奏音を追加的に所定のキー番号情報に割り当てるルールであるものと、
演奏音を入力する演奏音入力手段と、
演奏音入力手段により入力された演奏音を入力演奏音とし、ルール記憶手段により記憶された演奏音割当てルールに従って、当該入力演奏音の音高を、アルペジオパターン供給手段により供給されたアルペジオ発音パターンデータのキー番号情報に割り当てる演奏音割当て手段と、
演奏音割当て手段により各キー番号情報に割り当てられた音高に従ってアルペジオデータを生成するアルペジオデータ生成手段と
を具備することを特徴とするアルペジオ生成装置。 - 前記演奏音割当てルールは、前記場合に、何れかの入力演奏音を各キー番号情報に割り当てると共に、所定のキー番号情報には、さらに、残余の入力演奏音を全て追加して割り当てるものであることを特徴とする請求項1に記載のアルペジオ生成装置。
- 複数個のキー番号情報を含むアルペジオ発音パターンデータを供給するアルペジオパターン供給ステップと、
発音パターンデータのキー番号情報に対して入力演奏音を割り当てる際のルールを記述した演奏音割当てルールを記憶するルール記憶ステップであって、該演奏音割当てルールは、入力演奏音の数がキー番号情報の数よりも多くキー番号情報への割り当てができない残余の入力演奏音が生じる場合に、当該残余の入力演奏音を追加的に所定のキー番号情報に割り当てるルールであるものと、
演奏音を入力する演奏音入力ステップと、
演奏音入力ステップで入力された演奏音を入力演奏音とし、ルール記憶ステップで記憶された演奏音割当てルールに従って、当該入力演奏音の音高を、アルペジオパターン供給ステップで供給されたアルペジオ発音パターンデータのキー番号情報に割り当てる演奏音割当てステップと、
演奏音割当てステップで各キー番号情報に割り当てられた音高に従ってアルペジオデータを生成するアルペジオデータ生成ステップと
から成る手順をコンピュータに実行させるためのアルペジオ生成プログラム。
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