JP5140867B2 - 電子機器及びプログラム - Google Patents

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この発明は、接触センサが配置されている複数の画面を有する電子機器及びプログラムに関する。
近年、押しボタン式のキーボードに代わりに、透明タッチセンサを表示パネルに積層配置して各キー部分にその機能名を表示するようにしたタッチスクリーン(タッチパネル表示部)を使用した電子機器が普及している。例えば、従来では、複数の画面のうち、そのいくつかがタッチ操作可能な操作部(タッチパネル表示部)となっている携帯電話などの電子機器が提案されている(特許文献1参照)。
特開2006−279361号公報
ところで、上述した先行技術のような電子機器にあっては、ユーザが使用するときに、いつもその機器を正しい向きに持つとは限らず、間違った向きに持ってしまうことがある。例えば、このような電子機器が折り畳み型の携帯電話の場合に、その表示部側の筐体と操作部側の筐体とが重なり合っているクローズ状態からそれらを開いてオープン状態に変えたときに、表示部側の筐体と操作部側の筐体との上下関係が逆向きになってしまうことがある。この場合、携帯電話を手に持ったときに、操作部側の筐体が下側となり、表示部側の筐体が上側となることが正しいが、それとは逆に操作部側の筐体が上側となり、表示部側の筐体が下側になってしまうと、表示は見難く、操作もし難いので、正しい向きに持ち直してから使用しなければならなかった。
このことは、折り畳み型の携帯電話に限らず、表示部と操作部とを備えた電子機器全般についても同様であり、表示部と操作部との位置関係を本来の状態に直してから使用するようにしていた。
この発明の課題は、表示を主体とする部分と操作を主体とする部分とに固定化しておかず、それらを切り替えて使用できるようにすることである。
請求項1に記載の発明は、接触センサが配置されている画面を備えるとともに、第1の筐体と第2の筐体を備え、前記第1及び第2の筐体は、ヒンジを介して結合されて、前記ヒンジ軸回りに互いに回動する電子機器であって、前記画面を合計3面備え、2面の前記画面は第1の筐体の特定の表面に配置され、他の1面の前記画面は第2の筐体の特定の表面に配置され、前記第1及び第2の筐体が互いに展開されるオープンスタイルと、前記第1の筐体の前記画面を備えない面と前記第2の筐体の前記画面を備え面が互いに対面するように、前記第1及び第2の筐体を折り重ねるビュースタイルを選択することができるとともに、前記電子機器が前記オープンスタイルあるいは前記ビュースタイルのいずれにあるかを検出するスタイル検出手段と、前記スタイル検出手段が検出したスタイルに基づいて、前記複数の画面の中から少なくとも1つの画面を主操作用画面として選択し、少なくとも他の1つの画面を主表示用画面として選択する画面選択手段と、この画面選択手段によって主操作用画面として選択された画面に主として操作用の情報を表示させ、主表示用画面として選択された画面に主としてユーザに報知する情報を表示させる表示制御手段と、前記画面選択手段によって主操作用画面として選択された画面への接触を当該画面に配置されている前記接触センサによって検出して、その接触操作に応じた処理を実行する操作制御手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1に記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項6に記載の発明)。
なお、上述した請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記画面選択手段は、前記スタイル検出手段が、前記オープンスタイルを検出する場合、前記第2の筐体の画面を主操作用画面に選択し、前記ビュースタイルを検出する場合には、前記第1の筐体の2つの画面の一方の画面を主表示用画面に、他方の画面を主操作用画面にそれぞれ選択する(請求項2記載の発明)。
前記表示制御手段は、前記スタイル検出手段によって検出される前記電子機器のスタイルが前記オープンスタイルまたは前記ビュースタイルに変化した際に、主操作用画面に主として操作用の情報を表示させ、主表示用画面に主としてユーザに報知する情報を表示させる(請求項3記載の発明)。
前記表示制御手段は、表示向きの変更が指示された際に、主操作用画面及び主表示用画面の表示の向きを制御する(請求項4記載の発明)。
さらに、前記第1及び第2の筐体の前記画面を備える面が互いに対面するように、前記第1及び第2の筐体を折り重ねるクローズスタイルを取ることができる(請求項5記載の発明)。
請求項6に記載の発明において、さらに、前記オープンスタイルが検出された場合、前記第2の筐体の画面を主操作用画面に選択し、前記ビュースタイルが検出された場合、前記第1の筐体の2つの画面の一方の画面を主表示用画面に、他方の画面を主操作用画面にそれぞれ選択する機能を実現させることができる(請求項7記載の発明)。
請求項6に記載の発明において、さらに、前記第1及び第2の筐体の前記画面を備える面が互いに対面するように、前記第1及び第2の筐体を折り重ねるクローズスタイルを検出する機能を実現させることができる(請求項8記載の発明)。
この発明は、表示を主体とする部分と操作を主体とする部分とに固定化しておかず、それらを切り替えて使用することができ、使い勝手が良くなって自由度を増すことが可能となる。
(実施例1)
以下、図1〜図12を参照して本発明の第1実施例を説明する。
この実施例は、電子機器として適用した携帯電話装置における通信ネットワークシステムを示したブロック図である。
携帯電話装置1は、最寄りの基地局2、交換機3から無線通信網(公衆移動体通信網)4に接続されているほか、この無線通信網4を介してインターネット5に接続されている。携帯電話装置1は、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)が備えられている。
図2は、携帯電話装置1の概略外観図である。
携帯電話装置1は、装置本体を構成する2つの筐体1A、1Bをヒンジ部1Cを介して180度開閉可能に連結することで当該装置本体を折り畳み可能としたもので、筐体1A、1Bを閉じたクローズスタイルと筐体1A、1Bを開いたオープンスタイルに変更可能となっている。この筐体1A、1Bの内面側(クローズスタイルで互いに対面する側)には、略同形同大の画面A、Bが配置されている。すなわち、筐体1Aの略全域には長方形の画面Aが配置され、また、筐体1Bの略全域には長方形の画面Bが配置されている。この画面A、Bは、図示した部分拡大断面図のように、高精細液晶あるいは有機ELを使用した表示パネルDであり、その上面には操作用の接触センサ(透明タッチセンサ)Tが積層配置されている。
このように2つの筐体1A、1Bの内面側には、表示パネルDと透明タッチセンサTとによって構成されたタッチスクリーン(タッチパネル表示部)がそれぞれ配置されており、このタッチスクリーンを構成する各画面A、Bのうち、その1つの画面を主操作用画面として選択し、他の1つの画面を主表示用画面として選択するようにしている。言い換えれば、画面Aを表示用画面とし、画面Bを操作用画面として固定化せず、画面A、Bのいずれかを主操作用画面としたり、主表示用画面としたりすることができるように、それらの切り替えを可能としたもので、装置本体の姿勢(画面A、Bのどちらが上側に位置しているかなど)に応じてその表示切り替えを制御するようにしている。
なお、図示の例では、画面Aが縦方向の上側に位置している場合であり、このように上側の画面Aを主表示用画面として選択し、下側の画面Bを主操作用画面として選択するようにしている。この主表示用画面は、主としてユーザに報知する情報、例えば、待受画像、アドレス帳データ、メールデータなどの表示用情報が表示される画面であり、主操作用画面は、主としてタッチスクリーン用の操作用情報(キー名やキーの位置情報)などが表示される画面であるが、主表示用画面の一部を簡易操作部(例えば、スクロール用のタッチキー)としてもよく、また、主操作用画面の一部を簡易表示部(例えば、1行メッセージ用の表示部)としてもよい。そして、画面A、B上の操作部(タッチキー)がタッチされた場合には、そのタッチ位置に対応するキーが操作されたものとしてキー入力信号が出力される。なお、この操作部以外の領域にも透明タッチセンサTが配置されており、この操作部以外の領域がタッチされた際には、タッチされた画面を主操作用画面として選択する表示切り替えを行うようにしている。また、タッチ操作としては、人体(指)による接触操作に限らず、タッチペンを使用した接触操作であってもよい。
また、筐体1Aの内面側において画面Aの外側近傍(筐体1Aの先端付近)には、通話用のマイクMA及びスピーカSAがそれぞれ配設され、また、筐体1Bの内面側において画面Bの外側近傍(筐体1Bの先端付近)には、通話用マイクMB及びスピーカSBがそれぞれ配設されている。すなわち、筐体1A、1Bを開いたオープンスタイルで通話する際に、装置本体の姿勢(画面A、Bのどちらが上に位置しているかなど)に拘わらず、通話を可能とするために、画面A、Bに対応する位置には、それぞれ対応する通話用マイクMA、MB、通話用スピーカSA、SBが1台ずつ配置されている。
図3及び図4は、装置本体の姿勢に応じて画面A、Bのいずれが主操作用画面となり、他の画面が主表示用画面となる場合を説明するための図である。
図3は、装置本体を開いたオープンスタイルにおいて画面A、Bが縦方向(上下方向)に配列されている場合を示し、図4は、装置本体を開いたオープンスタイルにおいて画面A、Bが横方向(左右方向)に配列されている場合を示している。すなわち、この第1実施例では、画面A、Bが縦方向に並んだ状態で使用する場合に限らず、それらが横方向に並んだ状態でも使用可能となっており、各画面は図3の場合には、縦長画面となり、図4の場合には、横長画面となる。
そして、図3(1)に示すように、画面A、Bが縦方向に並んでいる状態において、画面Aが上側に位置している場合には、画面Aが主表示用画面となり、画面Bが主操作用画面となる。この状態において縦方向の上下を逆にすると、図3(2)に示すように、画面Bが上側に位置するために画面Bが主表示用画面となり、画面Aが主操作用画面となる。ここで、図3(1)の場合において、画面A、Bの図中左上隅部“AS1”、“BS1”を表示データの書き始め位置とすると、図3(2)の場合には、この“BS1”の対角である“BS2”が画面Bの書き始め位置となり、また、“AS1”の対角である“AS2”が画面Aの書き始め位置となる。
また、図4(1)に示すように、画面A、Bが横方向(左右方向)に並んでいる状態において、画面Aが左側に位置している場合には、画面Aが主表示用画面となり、画面Bが主操作用画面となる。この状態において横方向の左右を逆にすると、図4(2)に示すように、画面Aが右側に位置するために画面Aが主操作用画面となり、画面Bが主表示用画面となる。ここで、図4(1)の場合において、画面A、Bの図中左上隅部“AS3”、“BS3”を表示データの書き始め位置とすると、図4(2)の場合には、この“BS3”の対角である“BS4”が画面Bの書き始め位置となり、また、“AS3”の対角である“AS4”が画面Aの書き始め位置となる。
また、タッチスクリーン用の操作用情報(キー名やキーの位置情報)に基づいて主操作用画面内に各タッチキーを割り当て配置した場合に、図3に示すように画面A、Bが縦方向に並ぶ場合と、図4に示すように画面A、Bが横方向に並ぶ場合では、画面の縦横の向きが異なるために、各キーの配列状態もそれに応じて異なる。すなわち、図3の例は、横4×縦5の各キーがマトリックス状に配置され、その下側にキートップの大きい3個のキーが配置された場合を示している。また、図4の例は、横6×縦3の各キーがマトリックス状に配置され、その下側にキートップの大きい4個のキーが配置された場合を示している。
図5は、携帯電話装置1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
CPU11は、ROM12内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する。ROM12のプログラム領域には、後述する図8〜図12に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されており、また、ROM12のデータ領域には、出荷初期時の待受画像などの表示用情報が記憶されていると共に、タッチスクリーン用の操作用情報(キー名やキーの位置情報)などが記憶されている。RAM13は、例えば、ワーク領域を有する内部メモリで、表示用情報記憶部M1のほか、後述する表示制御設定情報記憶部M2、タッチによる表示制御設定情報記憶部M3などが設けられている。なお、表示用情報記憶部M1は、外部から受信したり、操作によって入力されたりすることで取得した待受画像や各種機能に関するデータ(例えば、アドレス帳データ、メールデータ、画像データ)などを表示用情報として記憶する。
無線通信部14は、アンテナに接続された送受信部(ベースバンド部)の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのち、音声信号処理部15を介して受話スピーカSA、SBのいずれから音声出力させる。また、無線通信送受信部14は、送話マイクMA、MBのいずれから入力された音声データを音声信号処理部15から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのちに送受信部の送信側に与えられてアンテナから送信出力させる。一方、電子メール機能、インターネット接続機能によって無線通信部14を介して受信取得した表示データは、表示・操作制御部16を介して2つの画面A、Bのいずれかに与えられて表示される。
表示・操作制御部16は、CPU11の制御の下に画面A、Bのいずれかを主操作用画面として選択し、他の画面を主表示用画面として選択してそれらの画面に応じた表示制御を行うもので、主操作用画面として選択された画面に対しては、操作用のキー表示情報(キー名称やキーの位置情報)を表示させるほか、この主操作用画面への接触操作がその透明タッチセンサTによって検出された際には、その接触操作信号をCPU11に与える。なお、主操作用画面は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、CPU11は、表示・操作制御部16からの接触操作に応じた処理を実行する。また、表示・操作制御部16は、主表示用画面として選択された画面に、ユーザに報知する情報(例えば、待受画像、アドレス帳データ、メールデータなど)を表示させる。
RTC(リアルタイムクロックモジュール)17は、時計部を構成するもので、CPU11は、RTC17から現在日時を取得する。スタイル検出部18は、折り畳み型の装置本体を構成する2つの筐体1A、1Bの位置関係に応じて変化する各スタイルを検出可能なもので、磁気センサあるいはマイクロスイッチなどによって構成され、筐体1A、1Bを閉じているクローズスタイルと、筐体1A、1Bを開いているオープンスタイルを検出するもので、CPU11は、このスタイル検出部18からの検出信号に基づいて現在のスタイルを判別する。
姿勢検出部19は、例えば、回転角速度を検出するジャイロセンサを有する構成で、装置本体の姿勢、つまり、図3に示すように画面A、Bが縦方向(上下方向)に配列されている状態では、画面A、Bのどちらが上側に位置しているか、あるいは図4に示すように画面A、Bが横方向(左右方向)に配列されている状態では、画面A、Bのどちらが左側に位置しているかを検出するもので、CPU11は、この姿勢検出部19からの検出信号に基づいて現在の姿勢を判別する。
図6は、表示制御設定情報記憶部M2を説明するための図である。
画面A、Bのいずれかを主操作用画面、他の画面を主表示用画面として表示制御する場合において、表示制御設定情報記憶部M2は、その表示制御用の設定情報を記憶するもので、「種別」、「設定フラグ」、「設定内容」の各項目を有する構成となっている。「種別」は、姿勢検出部19の検出結果に応じて自動制御するか、ユーザ操作に応じて設定された情報に基づいて手動制御するかを示すもので、“手動制御(ユーザ設定)”あるいは“自動制御”が記憶される項目である。
「設定フラグ」は、“手動制御”を有効とするか“自動制御”を有効とするかを示すフラグが記憶される項目で、その値が“0”のときには無効、“1”のときには有効を示している。「設定内容」は、「スタイル」、「主表示用画面」、「主操作用画面」の項目に分かれており、現在の「スタイル」に応じて「主表示用画面」、「主操作用画面」をどの画面とするかなどを示す情報が記憶される項目である。なお、「設定フラグ」、「設定内容」の内容は、ユーザ操作によって任意に設定されたものである。
また、“ユーザ設定”の場合に、図3(1)、(2)のうち、その「設定内容」に基づいてユーザが一義的に決めた姿勢で装置本体を使用するようにしている。つまり、画面Aが主表示用画面として設定されている場合には、図3(1)の状態で使用し、画面Bが主表示用画面として設定されている場合には、図3(2)の状態で使用するようにしている。なお、画面Aが主表示用画面として設定されている場合には、図4(1)の状態で使用し、画面Bが主表示用画面として設定されている場合には、図4(2)の状態で使用するようにしてもよい。
図7は、タッチによる表示制御設定情報記憶部M3を説明するための図である。
この表示制御設定情報記憶部M3は、上述したように画面A、B上の操作部(タッチキー)以外の領域がタッチされた際に、タッチされた画面を主操作用画面へ切り替える表示制御を実行するか否かを示す設定情報を記憶するもので、「種別」、「設定フラグ」を有する構成となっている。「種別」は、“タッチによる表示制御を行う”、“タッチによる表示制御を行わない”を示す種類が記憶される項目である。「設定フラグ」は、タッチによる表示制御を実行するか否かを示すフラグが記憶される項目で、その値が“0”のときには無効、“1”のときには有効を示している。なお、「設定フラグ」の内容は、ユーザ操作によって任意に設定されたものである。
次に、この第1実施例における携帯電話装置1の動作概念を図8〜図12に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施例においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図8は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置1の全体動作の概要を示したフローチャートである。
先ず、CPU11は、電源を投入する電源オン操作が行われると(ステップA1でYES)、無線通信部14を作動させるほか、所定の待受画像を読み出して表示させる待受処理を行う(ステップA2)。この待受状態においてCPU11は、表示制御設定情報記憶部M2、M3に対する設定操作の有無をチェックし(ステップA3)、その設定操作が行われると、表示制御設定情報記憶部M2、M3に対する設定処理に移る(ステップA4)。この設定処理では、ユーザ操作に応じて表示制御設定情報記憶部M2の「設定フラグ」、「設定内容」に任意の内容を設定することができ、また、タッチによる表示制御設定情報記憶部M3の「設定フラグ」に任意の内容を設定することができる。
また、待受状態においてCPU11は、スタイル検出部18からの検出信号に基づいてオープンスタイルからクローズスタイルに変更されたかを判別し(ステップA5)、クローズスタイルへの変更が検出された際には、表示制御設定情報記憶部M2の内容に基づいてクローズ処理を実行する(ステップA6)。ここで、表示制御設定情報記憶部M2には“ユーザ設定”か“自動制御”かに拘わらず、クローズスタイルの“主操作用画面”、“主表示用画面”に対応して、それぞれ“表示消去”が設定されているので、画面A、Bの内容を全て消去する処理を行う。
このようにオープンスタイルからクローズスタイルへの変更のほか、CPU11は、待受状態においてスタイル検出部18からの検出信号に基づいてクローズスタイルからオープンスタイルに変更されたかを判別しており(ステップA7)、オープンスタイルへの変更が検出された際には、表示制御設定情報記憶部M2の内容に基づいてオープン処理を実行する(ステップA8)。
図9は、オープン処理(図8のステップA8)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、CPU11は、表示制御設定情報記憶部M2を参照し、「設定フラグ」が“1”の「種別」を読み出して(ステップB1)、“自動制御”が選択されているか“ユーザ設定(手動制御)”が選択されているかを判別する(ステップB2)。いま、“ユーザ設定”が選択されている場合には(ステップB2でNO)、表示制御設定情報記憶部M2の“ユーザ設定”、“オープンスタイル”に対応付けられている「設定内容」に従って主操作用画面を選択する(ステップB10)。
なお、図6の例では、“ユーザ設定”、“オープンスタイル”に対応する「主操作用画面」の項目には“画面B”設定されているので、オープンスタイルでの主操作用画面として画面Bが選択される。そして、ROM12のデータ領域から操作用情報(キー名やキーの位置情報)を読み出し(ステップB11)、この操作用情報を主操作用画面内に表示させることで当該画面内に各キーを割り当て配置させる(ステップB12)。この場合、キーの配置位置情報に基づいて各キーを主操作用画面内に配置表示させると共に、キー毎にそのキー名を配置表示させる。
次に、“ユーザ設定”、“オープンスタイル”対応の「設定内容」に従って主表示用画面を選択する(ステップB13)。なお、図6の例では、“ユーザ設定”、“オープンスタイル”に対応する「主表示用画面」の項目には“画面A”設定されているので、オープンスタイルでの主表示用画面として画面Aが選択される。そして、ROM12、RAM13又は外部から表示用情報(待受画像など)を取得し(ステップB14)、この表示用情報を主表示用画面内に表示させる(ステップB15)。なお、図示省略したが、主表示用画面の一部を簡易操作部(例えば、スクロール用のタッチキー)としている場合には、その操作用情報に基づいて当該キーを割り当て配置させ、また、主操作用画面の一部を簡易表示部(例えば、1行メッセージ用の表示部)としている場合には、その表示用情報を当該部分に表示させるようにしている(以下、同様)。
一方、表示制御設定情報記憶部M2の「設定フラグ」が“1”の「種別」として、“自動制御”が選択されている場合には(ステップB2でYES)、姿勢検出部19から検出信号を取り込み(ステップB3)、装置本体の姿勢に応じて下側あるいは右側に位置している画面を主操作用画面として選択する(ステップB4)。すなわち、図3に示すように画面A、Bが縦方向に配列されている状態では、画面A、Bのどちらが上側に位置しているか、あるいは図4に示すように画面A、Bが横方向に配列されている状態では、画面A、Bのどちらが右側に位置しているかを判別し、下側あるいは右側に位置している画面を主操作用画面として選択する。
そして、ROM12のデータ領域から操作用情報(キー名やキーの位置情報)を読み出し(ステップB5)、この操作用情報を主操作用画面内に表示させることで当該画面内に各キーを割り当て配置させる(ステップB6)。次に、上側あるいは左側に位置している画面を主表示用画面として選択したのち(ステップB7)、ROM12、RAM13又は外部から表示用情報(待受画像など)を取得し(ステップB8)、この表示用情報を主表示用画面内に表示させる(ステップB9)。なお、上述したように、主操作用画面内に各タッチキーを割り当て配置する際に、図3に示すように画面A、Bが縦方向に並ぶ場合と、図4に示すように画面A、Bが横方向に並ぶ場合では、画面の縦横の向きが異なるために各キーの配列状態もそれに応じて異なる(以下、同様)。
このようにして各画面A、Bへの表示処理が終わると、ステップB16に移り、操作用情報に応じて画面A、B内に割り当てられた各タッチキーへの接触を有効とすると共に、通話用マイクMA、MBのうち、主操作用画面の近辺に位置しているマイクを有効とし、他のマイクを無効とする(ステップB17)。これによって、例えば、主操作用画面が画面Bの場合には、図2に示すように、マイクMBが有効となり、マイクMAが無効となる。また、通話用スピーカSA、SBのうち、主表示用画面の近辺に位置しているスピーカを有効とし、他のスピーカを無効とする(ステップB18)。これによって、例えば、主表示用画面が画面Aの場合には、図2に示すように、スピーカSAが有効となり、スピーカSBが無効となる。
また、待受状態においてCPU11は、姿勢検出部19から検出信号を取り込んで姿勢が変化したかを調べ(図8のステップA9)、姿勢変化の検出に応じて姿勢変化処理の実行に移る(ステップA10)。この姿勢変化処理は、オープンスタイルにおいて姿勢変化が検出された際に、“自動制御”に設定されていることを条件に現在の姿勢に応じて画面A、Bの表示制御を行う処理である。
図10は、姿勢変化処理(図8のステップA10)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、CPU11は、スタイル検出部18からの検出信号を取り込んで現在のスタイルを判別し(ステップC1)、オープンスタイルであれば(ステップC2でYES)、表示制御設定情報記憶部M2を参照し、「設定フラグ」が“1”の「種別」を読み出し(ステップC3)、“自動制御”か “ユーザ設定”かの判別を行う(ステップC4)。なお、クローズスタイルの場合(ステップC2でNO)あるいは“ユーザ設定”が選択されている場合には(ステップC4でNO)、このフローから抜けて姿勢変化処理の終了となる。
いま、オープンスタイルの場合に、“自動制御”が選択されていれば(ステップC4でYES)、姿勢検出部19から検出信号を取り込み(ステップC5)、装置本体の姿勢に応じて下側あるいは右側に位置している画面を主操作用画面として選択する(ステップC6)。そして、ROM12のデータ領域から操作用情報(キー名やキーの位置情報)を読み出し(ステップC7)、この操作用情報を主操作用画面内に表示させることで当該画面内に各キーを割り当て配置させる(ステップC8)。次に、上側あるいは左側に位置している画面を主操作用画面として選択したのち(ステップC9)、ROM12、RAM13又は外部から表示用情報(待受画像など)を取得し(ステップC10)、この表示用情報を主表示用画面内に表示させる(ステップC11)。
このようにして各画面A、Bへの表示処理が終わると、ステップC12に移り、操作用情報に応じて画面A、B内に割り当てられた各タッチキーへの接触を有効とすると共に、通話用マイクMA、MBのうち、主操作用画面の近傍に位置しているマイクを有効とし、他のマイクを無効とする(ステップC13)。また、通話用スピーカSA、SBのうち、主表示用画面の近傍に位置しているスピーカを有効とし、他のスピーカを無効とする(ステップC14)。
また、待受状態においてCPU11は、表示・操作制御部16からの入力信号に基づいて画面A、Bへのタッチ(接触操作)を検出すると(図8のステップA11でYES)、画面タッチ処理に移る(図8ステップA12)。この画面タッチ処理は、画面A、B上の操作部(タッチキー)が操作された際に、そのタッチキーに対応する処理を実行し、操作部以外の領域がタッチされた際に、タッチによる表示制御設定情報記憶部M3を参照して、タッチされた画面を主操作用画面へ切り替える処理である。
図11は、画面タッチ処理(図8ステップA12)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、CPU11は、画面A、B上の操作部がタッチされたのか、それ以外の領域がタッチされたのかを調べ(ステップD1)、操作部内のタッチであれば、そのタッチキーに対応するキー入力処理を実行する(ステップD2)。また、操作部以外の領域がタッチされた際には(ステップD1でNO)、タッチによる表示制御設定情報記憶部M3を参照し、その「設定フラグ」が“1”の「種別」を読み出し(ステップD3)、“タッチによる表示制御をする”であるかを判別する(ステップD4)。
この結果、“タッチによる表示制御をしない”であれば(ステップD4でNO)、このフローから抜けるが、“タッチによる表示制御をする”であれば(ステップD4でYES)、主操作用画面にタッチされたのかを調べる(ステップD5)。いま、主操作用画面にタッチされた場合には(ステップD5でYES)、このフローから抜けるが、タッチされた画面が主操作用画面でなければ(ステップD5でNO)、タッチされた画面を主操作用画面として選択したのち(ステップD6)、操作用情報(キー名やキーの位置情報)を読み出し(ステップD7)、この操作用情報を主操作用画面内に表示させることで当該画面内に各キーを割り当て配置させる(ステップD8)。
次に、タッチされなかった画面を主表示用画面として選択したのち(ステップD9)、表示用情報(待受画像など)を取得し(ステップD10)、この表示用情報を主表示用画面内に表示させる(ステップD11)。そして、操作用情報に応じて画面A、B内に割り当てられた各タッチキーへの接触を有効とする(ステップD12)。そして、通話用マイクMA、MBのうち、主操作用画面の近傍に位置しているマイクを有効とし、他のマイクを無効とする(ステップD13)。また、通話用スピーカSA、SBのうち、主表示用画面の近傍に位置しているスピーカを有効とし、他のスピーカを無効とする(ステップD14)。
また、待受状態においてCPU11は、発信操作が行われたことを検出した場合には(図8のステップA13でYES)、通話処理の実行に移る(ステップA14)。また、着信を検出した場合にも(ステップA15でYES)、通話処理の実行に移る(ステップA16)。この通話処理は、発信元と発信先と間の接続確立に応じて通話可能な状態にセットするほか、この通話中での姿勢変化に応じて表示制御を行う処理である。
図12は、通話処理(図8のステップA14、A16)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、CPU11は、発信元と発信先と間の接続確立に応じて通話可能状態となるが(ステップE1)、その際、通話用スピーカSA、SBのうち現在有効なスピーカから音声を出力させると共に(ステップE2)、通話用マイクMA、MBのうち現在有効なマイクから音声を取り込む(ステップE3)。この通話中において姿勢検出部19から検出信号を取り込んで姿勢が変化したかを調べ(ステップE4)、姿勢が変化しなければ、回線が遮断されて通話終了となるまで姿勢の有無を調べながら通話可能状態を継続する(ステップE4、E5)。
いま、通話中に姿勢変化が検出されると(ステップE4でYES)、装置本体の姿勢に応じて下側あるいは右側に位置している画面を主操作用画面として選択する(ステップE6)。そして、操作用情報(キー名やキーの位置情報)を読み出し(ステップE7)、この操作用情報を主操作用画面内に表示させることで当該画面内に各キーを割り当て配置させる(ステップE8)。次に、上側あるいは左側に位置している画面を主操作用画面として選択したのち(ステップE9)、表示用情報(待受画像など)を取得し(ステップE10)、この表示用情報を主表示用画面内に表示させる(ステップE11)。
このようにして各画面A、Bへの表示処理が終わると、操作用情報に応じて画面A、B内に割り当てられた各タッチキーへの接触を有効とすると共に(ステップE12)、通話用マイクMA、MBのうち、主操作用画面の近傍に位置しているマイクを有効とし、他のマイクを無効とする(ステップE13)。また、通話用スピーカSA、SBのうち、主表示用画面の近傍に位置しているスピーカを有効とし、他のスピーカを無効とする(ステップE14)。
なお、待受状態においてCPU11は、電源オフ操作が行われた場合には(図8のステップA17でYES)、電源オフ処理に移るが(ステップA18)、その他の操作が行われた場合には(ステップA19でYES)、この操作に対応した処理として、例えば、電子メールの送受信処理などを実行する(ステップA20)。
以上のように、この第1実施例においてCPU11は、透明タッチセンサTが配置されている複数の画面A、Bのいずれかを主操作用画面、他の画面を主表示用画面とする表示制御を行うようにしたので、表示を主体とする部分と操作を主体とする部分とに固定化して分けておかず、それらを切り替えて使用することができ、使い勝手が良くなって自由度を増すことが可能となる。
表示制御設定情報記憶部M2の“ユーザ設定”に対応する「設定内容」に基づいて主操作用画面と主表示用画面とを選択することができるので、ユーザが自らの好みに応じた選択が可能となり、見易く、操作し易くすることができる。
CPU11は、姿勢検出部19によって検出された姿勢に基づいて複数の画面A、Bのうちから主操作用画面と主表示用画面とを選択するようにしたので、主操作用画面と主表示用画面とは装置本体の姿勢に適した配列となり、画面A、Bが縦方向に並んだ配列に限らず、横方向に並んだ配列でも使用可能となるほか、縦方向配列の上下を逆にしたり、横方向配列の左右を逆にしたりした場合でも使用可能となる。
この場合、装置本体の姿勢が変化した際に、主操作用画面に操作用の情報を表示させ、主表示用画面にユーザに報知する情報を表示させるための表示制御を行うようにしたので、適切なタイミングでの表示制御が可能となり、姿勢変化に応じて画面A、Bを主操作用画面あるいは主表示用画面として使用することができる。
画面A、B上の操作部(タッチキー)以外の領域にも透明タッチセンサTが配置されており、この操作部以外の領域がタッチされた際に、タッチされた画面を主操作用画面として選択することができるので、簡易な操作でユーザが自らの好みに応じた選択が可能となり、見易く、操作し易くすることができる。
この場合、タッチ検出に応じて主操作用画面に操作用の情報を表示させ、主表示用画面にユーザに報知する情報を表示させるための表示制御を行うようにしたので、適切なタイミングでの表示制御が可能となる。
複数の画面A、Bに対応して通話用スピーカSA、SB、通話用マイクMA、MBを設け、画面A、Bの中から主操作用画面と主表示用画面とを選択する画面選択に応じて音声の出力先/入力元となる通話用スピーカ/通話用マイクを選択するようにしたので、画面A、Bが縦方向に並んだ配列に限らず、横方向に並んだ配列でも適切なスピーカ/マイクを使用できるほか、縦方向配列の上下を逆にしたり、横方向配列の左右を逆にしたりした場合でも適切なスピーカ/マイクを使用することができる。
なお、上述した第1実施例においては、姿勢検出部19からの検出信号に基づいて装置本体の姿勢を判別し、現在の姿勢に応じて主操作用画面、他の画面を主表示用画面を選択するようにしたが、表示向きの変更が指示された際、例えば、画面の操作部以外の領域がタッチされた際に、各画面の表示の向きを制御するようにしてもよい。ここで、図13は、ユーザ本人と相手とが携帯電話装置1を挟んで対面している場合に、(1)は本人が画面を見るために画面を本人に向けた状態、(2)は相手に画面を見せるために画面を相手に向けた状態を示している。
このように対面しながら相手に画面を見せる場合には、その表示内容を逆向きにすればよい。すなわち、図中、実線の矢印に示すように装置本体を180度回転させて表示の向きを逆向きに変えたときには、主操作用画面、主表示用画面との関係を変更したり、各画面の表示向きを変更したりする必要はないが、装置本体の姿勢を変えず、つまり、装置本体を動かさずに各画面の表示向きだけを変更する場合には、主操作用画面、主表示用画面との関係を変更したり、各画面の表示向きを変更すればよい。この場合、図中破線矢印に示すように、図13(1)では画面Aが主表示用画面、画面Bが主操作用画面となるが、図13(2)では画面Aが主操作用画面、画面Bが主表示用画面となり、更に、表示データを180度回転させることによって(1)、(2)では表示の向きが逆となっている。このように装置本体を動かすことなく、各画面の内容を相手に見せることができる。
また、上述した第1実施例においては、装置本体の姿勢に応じて下側あるいは右側に位置している画面を主操作用画面として選択し、他の画面を主表示用画面として選択するようにしたが、これとは逆に、下側あるいは右側に位置している画面を主表示用画面として選択し、他の画面を主操作用画面として選択するようにしてもよい。
(実施例2)
以下、この発明の第2実施例について図14〜図19を参照して説明する。
なお、上述した第1実施例においては、姿勢検出部19からの検出信号に基づいて装置本体の姿勢を判別し、現在の姿勢に応じて主操作用画面、他の画面を主表示用画面を選択するようにしたが、この第2実施例においては、装置本体の現在のスタイルに基づいて主操作用画面、主表示用画面を選択するようにしたものである。
ここで、両実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
図14は、第2実施例において、回転2軸型の携帯電話装置を示した外観図である。
装置本体を構成する2つの筐体1A、1Bは、ヒンジ部1Cを介して開閉可能に連結されているほか、回転軸(縦軸)を介して回転可能に連結されたもので、装置本体を複数のスタイルに変更可能となっている。図14(1)は2つの筐体1A、1Bを開いたオープンスタイルを示し、(2)はオープンスタイルから筐体1Aを180度回転させたのちに筐体1Bに重ねた状態のビュースタイルを示した図である。なお、オープンスタイルにおいて筐体1Aを筐体1Bに重ねた状態がクローズスタイルとなる。
筐体1Aの内面側には、2つの画面として画面A1及びA2が配置されており、筐体1Bには画面Bが配置されている。なお、筐体1Aの内面側において画面A1、A2は、上下方向に隣接配置されたもので、画面A1は縦長の大型画面であるのに対し、画面A2はヒンジ部1Cの近傍に配置され、画面A1と同一横サイズの横長画面である。そして、各画面A1、A2、Bは、上述した第1実施例と同様に、高精細液晶あるいは有機ELを使用した表示パネルで、その上面には操作用の接触センサ(透明タッチセンサ)が積層配置されている。なお、上述した第1実施例では、通話用のスピーカ及びマイクを2つずつ設けるようにしたが、この第2実施例では、それらを1つずつ設けた構成となっている。すなわち、筐体1Bの内面側においてヒンジ部1Cの近傍には通話用マイクMを設け、筐体1Bの内面側において画面A1の近傍には通話用スピーカSを設けた構成となっている。
図15は、第2実施例における携帯電話装置1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この第2実施例の携帯電話装置1は、第1実施例と基本的には同様に、CPU11、ROM12、RAM13、無線通信部14、音声信号処理部15、表示・操作制御部16、RTC17、スタイル検出部18を有する構成となっている。この場合、RAM13には、表示用情報記憶部M1のほか、後述する表示制御設定情報記憶部M2が設けられている。音声信号処理部15は、通話用マイクM、通話用スピーカSを制御し、表示・操作制御部16は、画面A1、A2、Bに対する表示制御を行う。スタイル検出部18は、オープンスタイル、ビュースタイルを含めて複数のスタイルを検出する。
図16は、第2実施例における表示制御設定情報記憶部M2を説明するための図である。
表示制御設定情報記憶部M2は、オープンスタイル、ビュースタイル、クローズスタイルに対応して「主表示用画面」、「主操作用画面」をどの画面とするかなどを示す情報を記憶する構成となっている。なお、図示の例では、ビュースタイルでは「主表示用画面」として“画面A1”が設定され、「主操作用画面」として“画面A2”が設定されている場合を示し、オープンスタイルでは「主表示用画面」として“画面A1及びA2”が設定され、「主操作用画面」として“画面B”が設定されている場合を示している。なお、クローズスタイルでは、「主表示用画面」、「主操作用画面」に対応して“表示消去” 設定されている。
図17は、表示制御設定情報記憶部M2の設定内容に応じた表示例を示した図である。
図17(1)はオープンスタイルでの表示例、(2)はビュースタイルでの表示例である。ここで、図16に示すように、オープンスタイルでは画面A1及びA2が主表示用画面となり、画面Bが主操作用画面となる。また、ビュースタイルでは画面A1が主表示用画面となり、画面A2が主操作用画面となる。
図18は、第2実施例において、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置1の全体動作を示したフローチャートである。なお、図18は、第1実施例で示した図8のフローチャートと基本的に同様であるため、その相違点を中心に説明するものとする。
先ず、CPU11は、電源オン後の待受状態において(ステップF1、F2)、表示制御設定情報記憶部M2に対する設定操作が行われると、その設定処理に移る(ステップF3、F4)。また、オープンスタイルからクローズスタイルへの変更が検出された際には(ステップF5)、表示制御設定情報記憶部M2の内容に基づいてクローズ処理を実行し、画面A1、A2、Bの内容を全て消去する(ステップF6)。
また、クローズスタイルからオープンスタイルへの変更、あるいはビュースタイルからオープンスタイルへの変更が検出された場合には(ステップF7)、スタイル変更処理に移り(ステップF8)、また、オープンスタイルからビュースタイルへの変更が検出された場合にも(ステップF9)、スタイル変更処理に移る(ステップF10)。
図19は、スタイル変更処理(図18のステップF8、F10)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、CPU11は、スタイル検出部18からの検出信号を取り込んで現在のスタイルを判別し(ステップG1)、このスタイルに基づいて表示制御設定情報記憶部M2を参照し、現在のスタイルに対応付けられている「設定内容」を読み出すと共に(ステップG2)、この「設定内容」に従って主操作用画面を選択する(ステップG3)。そして、ROM12のデータ領域から操作用情報(キー名やキーの位置情報)を読み出し(ステップG4)、この操作用情報を主操作用画面内に表示させることで当該画面内に各キーを割り当て配置させる(ステップG5)。例えば、図17(1)に示すオープンスタイルでは、画面Bが主操作用画面となり、図17(2)に示すビュースタイルでは画面A2が主操作用画面となる。
次に、スタイル対応の「設定内容」に従って主表示用画面を選択したのち(ステップG6)。ROM12、RAM13又は外部から表示用情報(待受画像など)を取得し(ステップG7)、この表示用情報を主表示用画面内に表示させる(ステップG8)。例えば、図17(1)に示すオープンスタイルでは、画面A1及びA2が主表示用画面となり、図17(2)に示すビュースタイルでは画面A1が主表示用画面となる。このようにして各画面A1、A2、Bへの表示処理が終わると、操作用情報に応じて画面A1、A2、B内に割り当てられた各タッチキーへの接触を有効とする(ステップG9)。
なお、待受状態においてCPU11は、発信操作が行われた場合には(図18のステップF11でYES)、発信元と発信先と間の接続確立に応じて通話可能な状態にセットする通話処理に移り(ステップF12)、また、着信を検出した場合にも(ステップF13でYES)、この通話処理に移る(ステップF14)。また、電源オフ操作が行われた場合には(ステップF15でYES)、電源オフ処理に移るが(ステップF16)、その他の操作が行われた場合には(ステップF17でYES)、この操作に対応した処理として、例えば、電子メールの送受信処理などを行う(ステップF18)。
以上のように、この第2実施例においてCPU11は、スタイル検出部18からの検出信号を取り込んで現在のスタイルを判別し、このスタイルに基づいて表示制御設定情報記憶部M2を参照し、現在のスタイルに対応付けられている「設定内容」に基づいて主操作用画面と主表示用画面とを選択するようにしたので、スタイルに適した主操作用画面、主表示用画面となり、見易く、操作し易くすることができ、使い勝手が良くなって自由度を増すことが可能となる。
この場合、スタイルが変化した際に、主操作用画面に操作用の情報を表示させ、主表示用画面にユーザに報知する情報を表示させるための表示制御を行うようにしたので、適切なタイミングでの表示制御が可能となり、スタイル変化に応じて画面A1、A2、Bを主操作用画面あるいは主表示用画面として使用することができる。
なお、上述した各実施例においては、折り畳み型及び回転2軸型の携帯電話装置を示したが、リボルバー型、スライド型など他の筐体のタイプの携帯電話装置であってもよく、また、オープンスタイル、ビュースタイルに限らず、筐体のタイプに応じたスタイルであってもよい。
上述した各実施例においては、携帯電話装置に適用した場合を示したが、例えば、PDA、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、ゲーム機、電子腕時計、音楽再生機など、複数の画面を有する電子機器であれば、同様に適用可能である。
電子機器として適用した携帯電話装置における通信ネットワークシステムを示したブロック図。 携帯電話装置1の概略外観図。 装置本体の姿勢に応じて画面A、Bのいずれが主操作用画面となり、他の画面が主表示用画面となる場合を説明するための図で、装置本体を開いた状態において画面A、Bが縦方向(上下方向)に配列されている場合を示した図。 装置本体の姿勢に応じて画面A、Bのいずれが主操作用画面となり、他の画面が主表示用画面となる場合を説明するための図で、装置本体を開いた状態において画面A、Bが横方向(左右方向)に配列されている場合を示した図。 携帯電話装置1の基本的な構成要素を示したブロック図。 表示制御設定情報記憶部M2を説明するための図。 タッチによる表示制御設定情報記憶部M3を説明するための図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置1の全体動作の概要を示したフローチャート。 オープン処理(図8のステップA8)を詳述するためのフローチャート。 姿勢変化処理(図8のステップA10)を詳述するためのフローチャート。 画面タッチ処理(図8ステップA12)を詳述するためのフローチャート。 通話処理(図8のステップA14、A16)を詳述するためのフローチャート。 第1実施例の変形応用例を説明するための図で、ユーザ本人と相手とが携帯電話装置1を挟んで対面している場合に、(1)は本人が画面を見るために画面を本人に向けた状態、(2)は相手に画面を見せるために画面を相手に向けた状態を示した図。 第2実施例において、回転2軸型の携帯電話装置を示した外観図。 第2実施例における携帯電話装置1の基本的な構成要素を示したブロック図。 第2実施例における表示制御設定情報記憶部M2を説明するための図。 表示制御設定情報記憶部M2の設定内容に応じた表示例を示した図。 第2実施例において、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置1の全体動作を示したフローチャート。 第2実施例において、スタイル変更処理(図18のステップF8、F10)を詳述するためのフローチャート。
符号の説明
1 携帯電話装置
1A、1B 筐体
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 無線通信部
15 音声信号処理部
16 表示・操作制御部
18 スタイル検出部
19 姿勢検出部
A、A1、A2、B 画面
D 表示パネル
T 透明タッチセンサ
MA、MB、M 通話用マイク
SA、SB、S 通話用スピーカ
M1 表示用情報記憶部
M2 表示制御設定情報記憶部
M3 タッチによる表示制御設定情報記憶部

Claims (8)

  1. 接触センサが配置されている画面を備えるとともに、第1の筐体と第2の筐体を備え、前記第1及び第2の筐体は、ヒンジを介して結合されて、前記ヒンジ軸回りに互いに回動する電子機器であって、
    前記画面を合計3面備え、
    2面の前記画面は第1の筐体の特定の表面に配置され、他の1面の前記画面は第2の筐体の特定の表面に配置され、
    前記第1及び第2の筐体が互いに展開されるオープンスタイルと、前記第1の筐体の前記画面を備えない面と前記第2の筐体の前記画面を備え面が互いに対面するように、前記第1及び第2の筐体を折り重ねるビュースタイルを選択することができるとともに、
    前記電子機器が前記オープンスタイルあるいは前記ビュースタイルのいずれにあるかを検出するスタイル検出手段と、
    前記スタイル検出手段が検出したスタイルに基づいて、前記複数の画面の中から少なくとも1つの画面を主操作用画面として選択し、少なくとも他の1つの画面を主表示用画面として選択する画面選択手段と、
    この画面選択手段によって主操作用画面として選択された画面に主として操作用の情報を表示させ、主表示用画面として選択された画面に主としてユーザに報知する情報を表示させる表示制御手段と、
    前記画面選択手段によって主操作用画面として選択された画面への接触を当該画面に配置されている前記接触センサによって検出して、その接触操作に応じた処理を実行する操作制御手段と、
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 前記画面選択手段は、前記スタイル検出手段が、前記オープンスタイルを検出する場合、前記第2の筐体の画面を主操作用画面に選択し、前記ビュースタイルを検出する場合には、前記第1の筐体の2面の画面の一方の画面を主表示用画面に、他方の画面を主操作用画面にそれぞれ選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記表示制御手段は、前記スタイル検出手段によって検出される前記電子機器のスタイルが前記オープンスタイルまたは前記ビュースタイルに変化した際に、主操作用画面に主として操作用の情報を表示させ、主表示用画面に主としてユーザに報知する情報を表示させる、
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記表示制御手段は、表示向きの変更が指示された際に、主操作用画面及び主表示用画面の表示の向きを制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載に電子機器。
  5. さらに、前記第1及び第2の筐体の前記画面を備える面が互いに対面するように、前記第1及び第2の筐体を折り重ねるクローズスタイルを取ることができる、
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 接触センサが配置されている画面と、第1の筐体と第2の筐体を備え、前記第1及び第2の筐体はヒンジを介して結合されて、前記ヒンジ軸回りに互いに回動するとともに、前記画面を合計3面備え、2面の前記画面は第1の筐体の特定の表面に配置され、他の1面の前記画面は第2の筐体の特定の表面に配置され、前記第1及び第2の筐体が互いに展開されるオープンスタイルと、前記第1の筐体の前記画面を備えない面と前記第2の筐体の前記画面を備え面が互いに対面するように、前記第1及び第2の筐体を折り重ねるビュースタイルを選択することができ、前記オープンスタイルあるいは前記ビュースタイルのいずれにあるかを検出するスタイル検出手段を備える電子機器を制御するコンピュータであって、
    前記コンピュータに、
    前記スタイル検出手段が検出したスタイルに基づいて、前記複数の画面の中から少なくとも1つの画面を主操作用画面として選択し、少なくとも他の1つの画面を主表示用画面として選択する機能と、
    主操作用画面として選択された画面に主として操作用の情報を表示させ、主表示用画面として選択された画面に主としてユーザに報知する情報を表示させる機能と、
    主操作用画面として選択された画面への接触を当該画面に配置されている前記接触センタによって検出して、その接触操作に応じた処理を実行する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  7. さらに、前記オープンスタイルが検出された場合、前記第2の筐体の画面を主操作用画面に選択し、前記ビュースタイルが検出された場合、前記第1の筐体の2面の画面の一方の画面を主表示用画面に、他方の画面を主操作用画面にそれぞれ選択する機能を実現させる、
    ようにしたことを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  8. さらに、前記第1及び第2の筐体の前記画面を備える面が互いに対面するように、前記第1及び第2の筐体を折り重ねるクローズスタイルを検出する機能を実現させる、
    ようにしたことを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
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