JP5467064B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末装置に関するものである。
従来、2つの表示面を有する携帯端末装置が知られている。このような携帯端末装置には、アプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」と言う。)を実行し、当該アプリケーションに基づく画面を第1および第2表示面のそれぞれに表示する機能が設けられている(たとえば、特許文献1参照)。
この種の携帯端末装置において、一つのアプリケーションについて複数の処理が並行して実行されると、これらの処理が競合して、不整合が発生する場合がある。このため、このようなアプリケーションが既に実行されている場合には、当該アプリケーションをさらに起動すること(以下、「多重起動」と言う。)は禁止される。
特開平9−305262号公報
上記構成において、ユーザは、多重起動が禁止されているアプリケーションの画面が第1表示面に表示されている際に、この画面を第2表示面に表示させて、第2表示面に対して操作を行いたい場合がある。この場合、ユーザは、既に実行しているアプリケーションを一旦終了した上で、第2表示面に画面を表示するように、そのアプリケーションを再度起動する必要があり、手間がかかってしまう。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、複数の表示面のうち、ユーザが意図する表示面において所定の機能を容易に操作可能とする携帯端末装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、第1の表示部と、第2の表示部と、前記第1の表示部および前記第2の表示部の表示を制御する表示制御部と、前記第1の表示部に対する入力を検出
する第1の検出部と、前記第2の表示部に対する入力を検出する第2の検出部と、プログラムを記憶する記憶部と、前記第1の検出部および前記第2の検出部により検出された前記入力に応じて前記記憶部により記憶された前記プログラムを実行する実行部とを備える。ここで、前記記憶部に記憶されたプログラムのうち、実行中に新たに実行できないプログラムが前記第1の表示部を出力先として前記実行部により実行されているとき、当該プログラムを新たに実行する入力が前記第2の検出部により検出されると、前記実行部は、前記第1の表示部を出力先とする当該プログラムの実行を終了して、前記第2の表示部を出力先として当該プログラムを実行し、前記表示制御部は、新たに実行された当該プログラムに基づく画面を前記第2の表示部に表示させる。
本態様に係る携帯端末装置において、前記表示制御部は、前記第1の表示部においてプログラムを実行する入力がなされると、前記第1の表示部と前記第2の表示部のどちらを当該プログラムに基づく画面の出力先にするか選択する入力を受け付けるための画像を表示させるよう構成され得る。
本態様に係る携帯端末装置において、前記表示制御部は、前記実行中に新たに実行できない第1プログラムに基づく第1画面を前記第1の表示部に表示し、前記第1プログラムとは別の第2プログラムに基づく第2画面を前記第2の表示部に表示しているとき、前記第1プログラムを新たに実行する入力が前記第2の検出部により検出されると、前記第1画面を前記第2の表示部に表示させ、前記第2画面を前記第1の表示部に表示させるよう構成され得る。
本態様に係る携帯端末装置において、前記表示制御部は、前記実行中に新たに実行できない第1プログラムに基づく第1画面を前記第1の表示部に表示し、前記第1プログラムとは別の第2プログラムに基づく第2画面を前記第2の表示部に表示しているとき、前記第1プログラムを新たに実行する入力が前記第2の検出部により検出されると、前記第1画面を前記第1の表示部および前記第2の表示部に表示させるよう構成され得る。
本態様に係る携帯端末装置において、前記表示制御部は、前記実行中に新たに実行できない第1プログラムに基づく第1画面を前記第1の表示部に表示し、前記第1プログラム
とは異なる第2プログラムに基づく第2画面を前記第2の表示部に表示し、前記第1プログラムとは異なる第3プログラムに基づく第3画面の出力先を前記第1の表示部とするとき、前記第1プログラムを新たに実行する入力が前記第2の検出部により検出されると、前記第1画面を前記第2の表示部に表示させ、前記第3画面を前記第1の表示部に表示させるよう構成され得る。
本発明は、第1の表示部と、第2の表示部と、前記第1の表示部に対する入力を検出する第1の検出部と、前記第2の表示部に対する入力を検出する第2の検出部と、プログラムを記憶する記憶部とを備える携帯端末装置の制御方法に関する。本発明の制御方法は、前記第1の検出部および前記第2の検出部により検出された前記入力に応じて前記記憶部により記憶された前記プログラムを実行するステップと、前記記憶部に記憶されたプログラムのうち、実行中に新たに実行できないプログラムが前記第1の表示部を出力先として前記実行部により実行されているとき、当該プログラムを新たに実行する入力が前記第2の検出部により検出されると、前記第1の表示部を出力先とする当該プログラムの実行を終了して、前記第2の表示部を出力先として当該プログラムを実行するステップと、新たに実行された当該プログラムに基づく画面を前記第2の表示部に表示させるステップと、を含む。
本発明のプログラムは、第1の表示部と、第2の表示部と、前記第1の表示部に対する入力を検出する第1の検出部と、前記第2の表示部に対する入力を検出する第2の検出部と、プログラムを記憶する記憶部とを備える携帯端末装置のコンピュータに、前記第1の検出部および前記第2の検出部により検出された前記入力に応じて前記記憶部により記憶された前記プログラムを実行する機能と、前記記憶部に記憶されたプログラムのうち、実行中に新たに実行できないプログラムが前記第1の表示部を出力先として前記実行部により実行されているとき、当該プログラムを新たに実行する入力が前記第2の検出部により検出されると、前記第1の表示部を出力先とする当該プログラムの実行を終了して、前記第2の表示部を出力先として当該プログラムを実行する機能と、新たに実行された当該プログラムに基づく画面を前記第2の表示部に表示させる機能と、を付与する。
本発明によれば、複数の表示面のうち、ユーザが意図する表示面において所定の機能を容易に操作可能とする携帯端末装置を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
実施の形態に係る携帯電話機の外観構成を示す図である。 実施の形態に係る携帯電話機の状態の切り替えを説明するための図である。 実施の形態に係る携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るメールの作成画面およびサムネイル画像の一覧画面を各表示面に表示した図である。 実施の形態に係る各表示面に表示する画面を制御する処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係るメールの作成画面、サムネイル画像の一覧画面およびウェブページ画面を各表示面に表示した図である。 実施の形態に係る各表示面に表示する画面を制御する処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係るメールの作成画面、サムネイル画像の一覧画面およびウェブページ画面を各表示面に表示した図である。 実施の形態に係る各表示面に表示する画面を制御する処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係るメールの作成画面を両表示面に表示した図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
<携帯電話機の構成>
図1は、携帯電話機1の構成を示す分解斜視図である。携帯電話機1は、第1キャビネット10と、第2キャビネット20と、これら第1、第2キャビネット10、20を保持する保持体30とで構成されている。
第1キャビネット10は、横長の直方体形状を有する。第1キャビネット10の正面には、第1タッチパネルが配されている。第1タッチパネルは、第1ディスプレイ11および第1タッチセンサ12を含む。
第1ディスプレイ11は、表示部に相当し、第1表示面11a1に画像を表示する。第1ディスプレイ11は、第1液晶パネル11aおよび第1バックライト11bで構成されている。第1液晶パネル11aの前面に第1表示面11a1が設けられる。第1表示面11a1上に第1タッチセンサ12が重ねられている。第1バックライト11bは、1つまたは複数の光源を含み、第1液晶パネル11aを照明する。
第1タッチセンサ12は、第1ディスプレイ11に対する入力を検出する検出部に相当する。第1タッチセンサ12は、透明な長方形状のシートであり、第1ディスプレイ11の第1表示面11a1を覆う。第1タッチセンサ12は、マトリクス状に配された第1透明電極と第2透明電極とを備えている。第1タッチセンサ12は、これら透明電極間の静電容量の変化を検出することによって、ユーザが触れた第1表示面11a1上の位置を検出し、その入力位置に応じた位置信号を出力する。なお、ユーザが第1表示面11a1を触れるとは、たとえば、ユーザがペンなどの接触部材や指で第1表示面11a1をタッチすることである。第1表示面11a1にタッチした接触部材や指は静止してもよいし、移動してもよい。また、接触部材や指が第1表示面11a1にタッチしている時間は短くても、長くてもよい。
第1キャビネット10の内部には、中央やや後ろ位置にカメラモジュール14が配されている。このカメラモジュール14における被写体像を取り込むためのレンズ窓(図示せず)が、第1キャビネット10の下面に設けられている。
また、第1キャビネット10の内部には、前面近傍の中央位置に磁石15が配されており、右前角部に磁石16が配されている。
第1キャビネット10の右側面および左側面には、突起部17が設けられている。
第2キャビネット20は、横長の直方体形状であって、第1キャビネット10とほぼ同じ形状と大きさを有する。第2キャビネット20には、第2タッチパネルが配されている。第2タッチパネルは、第2ディスプレイ21および第2タッチセンサ22を含む。
第2ディスプレイ21は、表示部に相当し、第2表示面21a1に画像を表示する。第2ディスプレイ21は、第2液晶パネル21aおよび第2バックライト21bで構成されている。第2液晶パネル21aの前面に第2表示面21a1が設けられる。第2バックライト21bは1つまたは複数の光源を含み、第2液晶パネル21aを照明する。なお、第1ディスプレイ11および第2ディスプレイ21は、有機EL等他の表示素子により構成されてもよい。
第2タッチセンサ22は、第2ディスプレイ21に対する入力を検出する検出部に相当する。第2タッチセンサ22は、第1タッチセンサ12と同様の形状および構成を有する。第2タッチセンサ22は、第2ディスプレイ21の第2表示面21a1を覆い、ユーザが触れた第2表示面21a1上の位置を検出し、その入力位置に応じた位置信号を出力する。
第2キャビネット20の内部には、後面近傍の中央位置に磁石24が配されている。
この磁石24と第1キャビネット10の磁石15とは、後述する開状態で互いに引き合うよう配置されている。
第2キャビネット20の内部において、右前角部には閉鎖センサ25が配されている。閉鎖センサ25は、たとえば、ホールICなどで構成され、磁石16の磁力を検出すると、センサ信号を出力する。後述する閉状態で、第1キャビネット10の磁石16が閉鎖センサ25に接近するので、センサ信号が閉鎖センサ25からCPU100へ出力される。一方、開状態になると、第1キャビネット10の磁石16が閉鎖センサ25から離れるので、閉鎖センサ25からセンサ信号が出力されない。
第2キャビネット20の両側面にはそれぞれ2つの軸部27が設けられている。
保持体30は、底板部31と、底板部31の右端部に形成された右保持部32と、底板部31の左端部に形成された左保持部33とで構成されている。
底板部31には、3つのコイルバネ34が左右方向に並ぶように配されている。第2キャビネット20が保持体30に取り付けられた状態において、コイルバネ34は、第2キャビネット20の下面に当接し、第2キャビネット20に対して上方に押し上げる力を付与する。
右保持部32の上面にはマイク35および電源キー36が配されている。左保持部33の上面には、スピーカ38が配されている。また、右保持部32の外側面には、複数のハードキー37が配されている。
右保持部32および左保持部33の内側面には、案内溝39(左保持部33側のみ図示)が形成されている。案内溝39は、上溝39a、下溝39bおよび2つの縦溝39cとで構成されている。上溝39aおよび下溝39bは前後方向に延び、縦溝39cは、上溝39aと下溝39bとを繋ぐように上下に延びる。
携帯電話機1を組み立てる際には、軸部27が案内溝39の下溝39bに挿入され、第
2キャビネット20が保持体30の収容領域R内に配置される。突起部17が案内溝39の上溝39aに挿入され、第1キャビネット10が第2キャビネット20の上に配置され、第1キャビネット10が保持体30の収容領域R内に収まる。
こうして、底板部31、右保持部32および左保持部33に囲まれた収容領域Rの中に、第1キャビネット10および第2キャビネット20が上下に重なった状態で収容される。この状態では、第1キャビネット10は、上溝39aに案内されて前後にスライド可能である。第2キャビネット20は、下溝39bに案内されて前後にスライド可能である。また、第2キャビネット20が前方に移動し、軸部27が縦溝39cまでくると、第2キャビネット20は、縦溝39cに案内されて上下にスライド可能となる。
図2(a)〜図2(d)は、携帯電話機1を閉状態から開状態へ切り替えるための操作について説明するための図である。
図2(a)に示す閉状態では、第1キャビネット10が第2キャビネット20の上に重ねられて、携帯電話機1が畳まれる。閉状態は、第1キャビネット10により第2表示面21a1が覆われる第1形態に相当する。閉状態では、第1表示面11a1のみが外部に露出する。
図2(b)に示す矢印の方向に、第1キャビネット10が後方に移動し、図2(c)に示す矢印の方向に、第2キャビネット20が前方へ引き出される。これにより、閉鎖センサ25が磁石16の磁力を検出せず、センサ信号を出力しなくなると、携帯電話機1は開状態に切り替えられる。この開状態では、第2表示面21a1の一部が外部に現れる。
第2キャビネット20が第1キャビネット10に完全に重ならなくなると、図1に示す軸部27が縦溝39cにくる。これにより、軸部27が縦溝39cに沿って動き、第2キャビネット20は上下に移動可能になる。このとき、コイルバネ34の弾性力と、磁石15および磁石24の引力とにより、第2キャビネット20は上昇する。
図2(d)に示すように、第2キャビネット20が第1キャビネット10と密着して並び、第2表示面21a1が第1表示面11a1と同じ高さになる。これにより、第1キャビネット10および第2キャビネット20が広げられて、第1表示面11a1と第2表示面21a1の双方が外部に露出する。
なお、開状態は、図2(b)〜図2(d)に示すように、第2表示面21a1の少なくとも一部が外部に露出する第2形態に相当する。
また、突起部17が案内溝39の案内溝39の上溝39aを移動し、軸部27が下溝39b、縦溝39cおよび上溝39aを移動することにより、閉状態および開状態が切り替えられる。このため、突起部17、軸部27および案内溝39が閉状態および開状態を切替可能な切替部に相当する。
図3は、携帯電話機1の全体構成を示すブロック図である。本実施の形態の携帯電話機1は、上述した各構成要素の他、CPU100、メモリ200、映像エンコーダ301、音声エンコーダ302、キー入力回路303、通信モジュール304、バックライト駆動回路305、映像デコーダ306、音声デコーダ307、バッテリー309、電源部310およびクロック311を備えている。
カメラモジュール14はCCD等の撮像素子を有する。カメラモジュール14は、撮像素子から出力された撮像信号をデジタル化し、その撮像信号にガンマ補正等の各種補正を
施して映像エンコーダ301へ出力する。映像エンコーダ301は、カメラモジュール14からの撮像信号にエンコード処理を施してCPU100へ出力する。
マイク35は、集音した音声を音声信号に変換して音声エンコーダ302へ出力する。音声エンコーダ302は、マイク35からのアナログの音声信号をデジタルの音声信号に変換するとともに、デジタルの音声信号にエンコード処理を施してCPU100へ出力する。
キー入力回路303は、電源キー36やハードキー37の各キーが押されたときに、各キーに応じた入力信号をCPU100へ出力する。
通信モジュール304は、CPU100からのデータを無線信号に変換し、アンテナ304aを介して基地局へ送信する。また、通信モジュール304は、アンテナ304aを介して受信した無線信号をデータに変換してCPU100へ出力する。
バックライト駆動回路305は、CPU100からの制御信号に応じた駆動信号を第1バックライト11bおよび第2バックライト21bに供給する。第1バックライト11bは、バックライト駆動回路305による駆動信号により点灯し、第1液晶パネル11aを照明する。第2バックライト21bは、バックライト駆動回路305による駆動信号により点灯し、第2液晶パネル21aを照明する。
映像デコーダ306は、CPU100からの画像データを第1液晶パネル11aおよび第2液晶パネル21aで表示できる映像信号に変換し、これらを液晶パネル11a、21aに出力する。第1液晶パネル11aは、映像信号に応じた画像を第1表示面11a1に表示する。第2液晶パネル21aは、映像信号に応じた画像を第2表示面21a1に表示する。
音声デコーダ307は、CPU100からの音声信号と、着信音やアラーム音等の各種報知音の音信号とにデコード処理を施し、さらにアナログ信号に変換してスピーカ38に出力する。スピーカ38は、音声デコーダ307からの音信号や音信号を再生する。
バッテリー309は、CPU100やCPU100以外の各部へ電力を供給するためのものであり、二次電池からなる。バッテリー309は電源部310に接続されている。
電源部310は、バッテリー309の電圧を各部に必要な大きさの電圧に変換して各部へ供給する。また、電源部310は、外部電源(図示せず)を介して供給された電力をバッテリー309へ供給して、バッテリー309を充電する。
クロック311は、時間を計測し、計測した時間を応じた信号をCPU100へ出力する。
メモリ200は、ROMおよびRAMを含む。
メモリ200には、CPU100に制御機能を付与するための制御プログラムが記憶されている。かかる制御プログラムには、多重起動禁止のアプリケーションが第1および第2ディスプレイ11、21の一方を出力先として既に実行されているとき、アプリケーションに関連する所定の入力が他方のディスプレイ11、21に対してなされると、アプリケーションの画面を他方のディスプレイ11,21に表示させる制御プログラムが含まれる。なお、アプリケーションに関連する所定の入力とは、アプリケーションを直接的または間接的に実行させ、アプリケーションを利用する操作を含む。たとえば、後述する画像
を表示するアプリケーションにおいて画像をメールで送る操作がなされると、この操作はメールのアプリケーションに関連する所定の入力となる。
メモリ200には、通話、メール、ウェブブラウザ、映像表示、画像表示、アドレス帳等の各種アプリケーションが記憶されている。多重起動が禁止されているアプリケーション、たとえば、通話、映像表示、メールおよびアドレス帳のアプリケーションには、多重起動禁止の情報が付与されている。なお、通話および映像表示のアプリケーションが多重起動されることにより、複数の処理が並行して実行されると、音声データの出力が競合して、不整合が発生する。
メモリ200には、音声データ、画像データおよびテキストデータなどのデータが所定のファイル形式で保存される。これらのデータとしては、カメラモジュール14で撮影された写真のデータ、各タッチセンサ12、22により入力されたデータ、および通信モジュール304を介して外部から取り込んだデータなどが挙げられる。
メモリ200には、各表示面11a1、21a1に表示されている画像の表示情報が記憶されている。画像には、アイコン、ボタンおよび写真などの絵と、テキスト領域に入力されたテキストとなどがある。表示情報には、各表示面11a1、21a1に表示されている画像の情報および、各表示面11a1、21a1において画像が表示されている位置が含まれる。アイコンやボタンなど処理を表わす画像の情報には、アプリケーションやファイルなどの処理対象と、開始や終了などの処理内容とが含まれる。ハイパーリンクが設定された画像の情報には、参照情報の存在位置および参照情報を表示するためのアプリケーションなどの処理対象と、処理対象のアプリケーションによって参照情報を表示するための処理内容とが含まれる。
CPU100は、キー入力回路303からの入力信号および各タッチセンサ12、22からの位置信号に基づき、制御プログラムに従って、カメラモジュール14、マイク35、通信モジュール304、液晶パネル11a、21a、スピーカ38、スピーカ38等を動作させる。これにより、CPU100は、通話およびメール等の各種アプリケーションを実行する。
CPU100は、実行部として、ユーザにより選択されたアプリケーションを実行する。具体的には、CPU100は、各タッチセンサ12、22からの位置信号を受け付け、位置信号が示す入力位置に表示されている画像をメモリ200の表示情報に基づいて特定する。CPU100は、特定した画像の情報に従った処理対象のアプリケーションやファイルをメモリ200から読み出して、アプリケーションを実行する。
たとえば、ユーザがメールのアイコンをタッチすると、CPU100は、メールのアプリケーションを実行させる。実行されたアプリケーションの機能によりメールの作成および送受信が可能になる。これにより、作成および送受信されるメールは後述する表示制御部によって各表示面11a1、21a1に表示される。
また、ユーザが画像データフォルダのアイコンをタッチすると、CPU100は、画像を表示するアプリケーション実行させる。実行されたアプリケーションによりメモリ200から画像データが読み出されて、画像データがサムネイル画像の形式など表示条件に合う形式に調整される。これにより、サムネイル画像の一覧が表示制御部によって各表示面11a1、21a1に表示される。
さらに、ユーザがウェブブラウザのアイコンをタッチすると、CPU100はウェブブラウザを実行させる。実行されたウェブブラウザにより通信モジュール304を介してデ
ータが受信され、受信されたデータが各表示面11a1、21a1に表示可能な形態に調整される。これにより、受信されたデータに基づくウェブページが表示制御部によって各表示面11a1、21a1に表示される。
なお、多重起動が許されているアプリケーションに対して複数回の実行操作が可能である。実行操作がなされる毎に、アプリケーションにより新規の処理が開始され、複数の処理が並行して実行される。複数の処理に基づく画面はそれぞれ表示制御部によって各表示面11a1、21a1に表示される。
一方、多重起動が禁止されているアプリケーションは同時に1つの処理しか実行できない。このため、既に実行されているアプリケーションをさらに実行する新たな操作がなされると、CPU100は、既に実行されているアプリケーションの処理内容をメモリ200に保存した上で、そのアプリケーションを終了する。それから、CPU100は、新たなアプリケーションを実行し、新たな操作内容を応じた処理をアプリケーションに実行させる。
CPU100は、表示制御部として、映像デコーダ306およびバックライト駆動回路305へ制御信号を出力する。たとえば、CPU100は、バックライト駆動回路305を制御し、各バックライト11b、21bを消灯する。一方、CPU100は、各バックライト11b、21bを点灯すると共に、映像デコーダ306を制御し、各表示面11a1、21a1に画像を表示させる。なお、CPU100は、各表示面11a1、21a1に画像を表示する際のコントラスト、輝度、画面サイズ、および画面の透明度なども制御する。
たとえば、CPU100は、実行部により実行されたアプリケーションに基づく画面を表示する。また、アプリケーションに基づく画面の出力先を、ユーザの操作に応じて、第1ディスプレイ11または第2ディスプレイ21に設定する。たとえば、ユーザが第1表示面11a1のアイコンをタッチすると、アイコンに応じたアプリケーションが実行部により実行される。実行されたアプリケーションの画面の出力先は第1ディスプレイ11に設定され、アプリケーションの画面が第1表示面11a1に表示される。また、既に実行されていた多重起動禁止のアプリケーションを新たに実行する操作がなされると、アプリケーション画面の出力先が切り替えられる。
図4(a)に示すように、メールのアプリケーションが第1表示面11a1を出力先として実行されている場合、メールを作成するための画面が第1表示面11a1に表示される。メール作成画面には、メールの宛先、タイトルおよび本文の欄が設けられ、これらの欄にはそれぞれテキスト領域が配置される。ユーザにより入力された情報がテキスト領域に入力されて表示される。
また、メモリ200に保存された画像表示のアプリケーションが第2表示面21a1を出力先として実行されている場合、メモリ200から読み出された画像のサムネイル画像が第2表示面21a1に一覧表示される。
さらに、図6(b)に示すように、ウェブブラウザが第1表示面11a1を出力先として実行されている場合、ウェブページが第1表示面11a1に表示される。
<第1の実施形態の処理手順>
図4(a)は、第1表示面11a1にメールの作成画面を表示し、第2表示面21a1にサムネイル画像の一覧画面を表示した図である。図4(b)は、第1表示面11a1にサムネイル画像の一覧画面を表示し、第2表示面21a1にメールの作成画面を表示した
図である。図5は、図4(a)の表示状態においてメールのアプリケーションを利用する入力が第2タッチセンサにより検出されると、図4(b)に示す表示状態にする処理手順を示すフローチャートである。
多重起動が禁止されたアプリケーションの制御機能が設定されると、アプリケーションを制御する処理がCPU100により実行される。この制御処理では、ユーザの操作に応じて、アプリケーションが起動され終了されると共に、アプリケーションの画面の出力先が設定される。
図4(a)に示すように、第1表示面11a1を出力先としてメールのアプリケーションが実行され、メールの作成画面が第1表示面11a1に表示される(S101)。また、第2表示面21a1を出力先として画像表示アプリケーションが実行され、サムネイル画像の一覧画面が第2表示面21a1に表示される(S102)。
CPU100は、第1表示面11a1を出力先として実行されたアプリケーションの画面および第2表示面21a1を出力先として実行されたアプリケーションの画面において、新たなアプリケーションを実行する操作がなされたか否かを監視する(S103)。
サムネイル画像の一覧画面には、画像A〜Cの3つのサムネイル画像a〜cと、「送る」と示されたボタン(以下、「送るボタン」と言う。)とが表示されている。
ユーザが画像Cをメールで送付したい場合、まず、画像Cのサムネイル画像cがユーザによりタッチされる。このとき、サムネイル画像cの枠の線幅が太くなり、サムネイル画像cが強調表示される。次に、送るボタンがユーザによりタッチされると、送り先が表示される。送り先としては、メール、ウェブサイト、連絡先および壁紙設定などの項目が表示される。送り先の項目の中からメールをユーザが選択すると、メールのアプリケーションの実行操作がなされたと判断される(S103:YES)。
CPU100は、実行されたアプリケーションが多重起動禁止のアプリケーションであるか否かを判断し(S104)、多重起動禁止のアプリケーションであれば(S104:YES)、そのアプリケーションが既に実行されているか否かを判断する(S105)。ここでは、実行操作されたメールのアプリケーションには多重起動禁止の情報が付与されている(S104:YES)。また、メールのアプリケーションが第1表示面11a1を出力先として既に実行されている(S105:YES)。このため、ユーザの実行操作に応じて、CPU100はメールのアプリケーションを実行することができない。
そこで、CPU100は、実行中の処理内容をメモリ200に保存して、実行中のメールのアプリケーションを終了する(S106)。これにより、メールの宛先、タイトルおよび本文の内容が後から読み出せる状態になる。たとえば、新たに実行されたメールのアプリケーションが終了された後に、所定の操作がなされると、保存されたメールの宛先、タイトルおよび本文の内容が第1表示面11cに表示される。
メールのアプリケーションが終了されるに伴い、画像表示アプリケーションの出力先が第2ディスプレイ21から第1ディスプレイ11に切り替えられ、サムネイル画像の一覧画面が第1表示面11a1に表示される(S107)。
また、メールのアプリケーションが第2表示面21a1を出力先として新たに実行され、実行前に画像cを送るという操作内容に応じた処理が実行される。これにより、第2表示面21a1にメールの作成画面が表示され、メールの作成画面には画像Cが添付ファイルとして表示される(S108)。
なお、ユーザが実行しようとしているアプリケーションが、多重起動可能なアプリケーションである場合(S104:NO)、および、多重起動が禁止されたアプリケーションであっても、既に実行されていない場合(S105:NO)には、ユーザの操作に応じてアプリケーションがさらに実行され、実行されたアプリケーションの画面が各表示面11a1、21a1に表示される(S108)。
以上、本実施形態によれば、多重起動が禁止されたメールのアプリケーションが第1表示面11a1を出力先として既に実行されていても、第2表示面21a1においてメールのアプリケーションを実行する操作をユーザがすると、第2表示面21a1を出力先としてメールのアプリケーションが実行される。これにより、ユーザは、既に実行されているアプリケーションを終了した上で、再度アプリケーションを実行する必要がなく、操作性に優れる。
また、本実施形態によれば、ユーザは第2表示面21a1の画像の一覧画面において画像をメールで送付するボタンを選択すると、操作していた第2表示面21a1にメールの作成画面が表示される。即ち、操作していた表示面に、その操作に基づくアプリケーションの画面が表示される。このため、ユーザは、操作している表示面を変更することなく、同じ表示面において引き続き操作し続けることができ、利便性に優れる。
さらに、本実施形態によれば、第2表示面21a1に表示されたメールの作成画面には、画像3が添付ファイルとして表示される。このように、第2表示面21a1を出力先としてメールのアプリケーションが実行される前になされた操作内容が、実行されたメールのアプリケーションに反映されており、利便性に優れる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、第1表示面11a1を出力先とするアプリケーションは1つだけであった。これに対し、第2の実施形態では、第1表示面11a1を出力先として複数のアプリケーションが実行される。
図6(a)は、第1表示面11a1にメールの作成画面を表示し、第2表示面21a1に画像の一覧画面を表示した図である。図6(b)は、第1表示面11a1にウェブページを表示し、第2表示面21a1にメールの作成画面を表示した図である。
本実施形態のように、1つの表示面を出力先として複数のアプリケーションが実行され得る。この場合、複数のアプリケーションに基づく画面のうちの1つの画面が1つの表示面11a1、21a1に表示される。
<第2の実施形態の処理手順>
図7は、図6(a)に示す表示状態においてメールのアプリケーションを利用する操作が第2タッチセンサ22により検出されると、図6(b)に示す表示状態にする処理手順を示すフローチャートである。
図6(a)に示すように、第1表示面11a1を出力先として、メールのアプリケーションがフォアグラウンドで実行され、ウェブブラウザがバックグラウンドで実行されて、メールのアプリケーションの画面が第1表示面11a1に表示される(S201)。なお、ウェブブラウザにより開かれるウェブページは表示されない。
また、第2表示面21a1を出力先として画像表示アプリケーションが実行され、サムネイル画像の一覧画面が第2表示面21a1に表示される(S202)。
第2表示面21a1においてサムネイル画像cおよび送るボタンがタッチされると、送り先の項目が表示される。送り先の項目からメールが選択されることにより、第2表示面21a1を出力先としてメールのアプリケーションの実行操作がなされる(S203:YES)。
メールのアプリケーションは、多重起動が禁止され(S204:YES)、第1表示面11a1を出力先として既に実行されている(S205:YES)。このため、実行中の処理内容がメモリ200に保存されてから、実行中のアプリケーションが終了される(S206)。
図6(b)に示すように、メールのアプリケーションが終了するに伴い、第1表示面11a1を出力先としてバックグラウンドで既に実行されているウェブブラウザによるウェブページが第1表示面11a1に表示される(S207)。
また、実行操作されたメールのアプリケーションが第2表示面21a1を出力先として新たに実行され、第2表示面21a1にメールの作成画面が表示され、メールの作成画面には画像Cが予め添付ファイルとして表示されている(S208)。
以上、本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、多重起動が禁止されたアプリケーションが既に実行されていても、別の表示面においてアプリケーションを実行する操作がなされると、操作された表示面を出力先としてアプリケーションが実行されるため、操作性に優れる。また、実行操作した表示面において引き続き操作し続けることができ、利便性に優れる。さらに、アプリケーションが新たに実行される前の操作内容が新たに実行されたアプリケーションに反映されており、利便性に優れる。
また、本実施形態によれば、メールのアプリケーションが終了すると、メールの作成画面に代えてウェブページが第1表示面11a1に表示される。このように、第1表示面11a1を出力先とする複数のアプリケーションが実行されている場合、1つのアプリケーションが終了すると、別のアプリケーションの画面が第1表示面11a1に表示される。このため、別のアプリケーションを画面に表示するための操作が必要なく、利便性に優れる。
<第3の実施形態>
第3実施形態では、第2の実施形態と同様に、第1表示面11a1を出力先として複数のアプリケーションが実行されている。ただし、第2実施形態ではメールのアプリケーション画面が第1表示面11a1に表示されていたのに対し、第3実施形態ではメールのアプリケーション以外のアプリケーションの画面が第1表示面11a1に表示されている。
図8(a)は、第1表示面11a1にウェブページを表示し、第2表示面21a1に画像の一覧画面を表示した図である。図8(b)は、第1表示面11a1にウェブページを表示し、第2表示面21a1にメールの作成画面を表示した図である。図9は、図8(a)に示す表示状態においてメールのアプリケーションを利用する操作が第2タッチセンサ22により検出されると、図8(b)に示す表示状態にする処理手順を示すフローチャートである。
第1ディスプレイ11を出力先として、ウェブブラウザがフォアグラウンドで実行され、メールのアプリケーションがバックグラウンドで実行され、ウェブブラウザにより開かれるウェブページが第1表示面11a1に表示されている(S301)。また、第2ディスプレイ21を出力先として、画像を表示するアプリケーションが実行され、サムネイル
画像の一覧画面が第2表示面21a1に表示されている(S302)。
第2表示面21a1において画像をメールで送付する操作がなされると(S303:YES)、第1表示面11a1を出力先として実行中の処理内容が保存された上、メールのアプリケーションは終了される(S304:YES、S305:YES、S306)。メールのアプリケーションは終了されても、第1表示面11a1には予めウェブページが表示されているため、ウェブページがそのまま表示される(S307)。そして、メールのアプリケーションが新たに実行され、メールの作成画面が第2表示面21a1に表示される(S308)。
以上、本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、多重起動が禁止されたアプリケーションが既に実行されていても、別の表示面においてアプリケーションを実行する操作がなされると、操作された表示面を出力先としてアプリケーションが実行されるため、操作性に優れる。また、実行操作した表示面において引き続き操作し続けることができ、利便性に優れる。さらに、アプリケーションが新たに実行される前の操作内容が新たに実行されたアプリケーションに反映されており、利便性に優れる。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態によって何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も、上記以外に種々の変更が可能である。
たとえば、上記実施形態では、第2表示面21a1を出力先としてメールのアプリケーションを実行する操作がユーザによりなされると、図4(b)、図6(b)および図8(b)に示すように、第2表示面21a1のみにメールの作成画面が表示された。これに対して、図10に示すように、第2表示面21a1だけでなく第1表示面11a1も合わせた両表示面11a1、21a1の全体にメールの作成画面が表示されてもよい。これにより、ユーザの意図に応じた操作画面が表示されると共に、操作画面が広い範囲に表示されるため、操作し易い。
また、上記実施形態では、第2表示面21a1においてメールのアプリケーションを実行する操作がなされると、第1表示面11a1を出力先として既に実行していたメールのアプリケーションの操作内容が保存され、アプリケーションが一度終了した。そして、メールのアプリケーションが再度実行され、図4(b)、図6(b)および図8(b)に示すように、第2表示面21a1にメールの作成画面が表示された。これに対して、第2表示面21a1においてメールのアプリケーションを実行する操作がなされると、既に実行していたメールのアプリケーションの操作内容が保存される。そして、アプリケーションが終了せずに、アプリケーションの画面の出力先が第1表示面11a1から第2表示面21a1に切り替えられ、メールの作成画面が第2表示面21a1に表示されてもよい。
また、上記実施形態では、第1表示面11a1においてアプリケーションを実行する操作がなされると、アプリケーションの画面の出力先は第1ディスプレイ11に設定され、アプリケーションの画面が第1表示面11a1に表示された。これに対して、各表示面11a1、21a1に画面の出力先を選択する画像が表示されるようにし、ユーザが画像を選択することにより、画面の出力先が設定されるようにしても良い。これにより、第1表示面11a1に画面を表示するように、第2表示面21a1においてアプリケーションを実行する操作も可能である。
さらに、上記実施形態では、携帯電話機1を用いたが、PDAや携帯ゲーム機などの携帯端末装置を用いることもできる。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。たとえば、上記実施形態の一部または全部を組み合わせることができる。
1 携帯電話機
11 第1ディスプレイ
12 第1タッチセンサ
21 第2ディスプレイ
22 第2タッチセンサ
100 CPU

Claims (7)

  1. 第1の表示部と、
    第2の表示部と、
    前記第1の表示部および前記第2の表示部の表示を制御する表示制御部と、
    前記第1の表示部に対する入力を検出する第1の検出部と、
    前記第2の表示部に対する入力を検出する第2の検出部と、
    プログラムを記憶する記憶部と、
    前記第1の検出部および前記第2の検出部により検出された前記入力に応じて前記記憶部により記憶された前記プログラムを実行する実行部とを備え、
    記記憶部に記憶されたプログラムのうち、実行中に新たに実行できないプログラムが前記第1の表示部を出力先として前記実行部により実行されているとき、当該プログラムを新たに実行する入力が前記第2の検出部により検出されると、前記実行部は、前記第1の表示部を出力先とする当該プログラムの実行を終了して、前記第2の表示部を出力先として当該プログラムを実行し、前記表示制御部は、新たに実行された当該プログラムに基づく画面を前記第2の表示部に表示させる、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置において、
    前記表示制御部は、前記第1の表示部においてプログラムを実行する入力がなされると、前記第1の表示部と前記第2の表示部のどちらを当該プログラムに基づく画面の出力先にするか選択する入力を受け付けるための画像を表示させる、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 請求項1または2に記載の携帯端末装置において、
    前記表示制御部は、前記実行中に新たに実行できない第1プログラムに基づく第1画面を前記第1の表示部に表示し、前記第1プログラムとは別の第2プログラムに基づく第2画面を前記第2の表示部に表示しているとき、前記第1プログラムを新たに実行する入力が前記第2の検出部により検出されると、前記第1画面を前記第2の表示部に表示させ、前記第2画面を前記第1の表示部に表示させる、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  4. 請求項1または2に記載の携帯端末装置において、
    前記表示制御部は、前記実行中に新たに実行できない第1プログラムに基づく第1画面を前記第1の表示部に表示し、前記第1プログラムとは別の第2プログラムに基づく第2画面を前記第2の表示部に表示しているとき、前記第1プログラムを新たに実行する入力が前記第2の検出部により検出されると、前記第1画面を前記第1の表示部および前記第2の表示部に表示させる、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  5. 請求項1または2に記載の携帯端末装置において、
    前記表示制御部は、前記実行中に新たに実行できない第1プログラムに基づく第1画面を前記第1の表示部に表示し、前記第1プログラムとは異なる第2プログラムに基づく第2画面を前記第2の表示部に表示し、前記第1プログラムとは異なる第3プログラムに基づく第3画面の出力先を前記第1の表示部とするとき、前記第1プログラムを新たに実行する入力が前記第2の検出部により検出されると、前記第1画面を前記第2の表示部に表示させ、前記第3画面を前記第1の表示部に表示させる、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  6. 第1の表示部と、第2の表示部と、前記第1の表示部に対する入力を検出する第1の検出部と、前記第2の表示部に対する入力を検出する第2の検出部と、プログラムを記憶する記憶部とを備える携帯端末装置の制御方法であって、
    前記第1の検出部および前記第2の検出部により検出された前記入力に応じて前記記憶部により記憶された前記プログラムを実行するステップと、
    前記記憶部に記憶されたプログラムのうち、実行中に新たに実行できないプログラムが前記第1の表示部を出力先として前記実行部により実行されているとき、当該プログラムを新たに実行する入力が前記第2の検出部により検出されると、前記第1の表示部を出力先とする当該プログラムの実行を終了して、前記第2の表示部を出力先として当該プログラムを実行するステップと、
    新たに実行された当該プログラムに基づく画面を前記第2の表示部に表示させるステップと、を含む制御方法。
  7. 第1の表示部と、第2の表示部と、前記第1の表示部に対する入力を検出する第1の検出部と、前記第2の表示部に対する入力を検出する第2の検出部と、プログラムを記憶する記憶部とを備える携帯端末装置のコンピュータに、
    前記第1の検出部および前記第2の検出部により検出された前記入力に応じて前記記憶部により記憶された前記プログラムを実行する機能と、
    前記記憶部に記憶されたプログラムのうち、実行中に新たに実行できないプログラムが前記第1の表示部を出力先として前記実行部により実行されているとき、当該プログラムを新たに実行する入力が前記第2の検出部により検出されると、前記第1の表示部を出力先とする当該プログラムの実行を終了して、前記第2の表示部を出力先として当該プログラムを実行する機能と、
    新たに実行された当該プログラムに基づく画面を前記第2の表示部に表示させる機能と、を付与するプログラム。
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