JP2010128140A - 端末装置及びプログラム - Google Patents

端末装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010128140A
JP2010128140A JP2008302181A JP2008302181A JP2010128140A JP 2010128140 A JP2010128140 A JP 2010128140A JP 2008302181 A JP2008302181 A JP 2008302181A JP 2008302181 A JP2008302181 A JP 2008302181A JP 2010128140 A JP2010128140 A JP 2010128140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
image
rotation
displayed
display unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008302181A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitohisa Koyama
仁久 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd
Original Assignee
Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd filed Critical Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd
Priority to JP2008302181A priority Critical patent/JP2010128140A/ja
Publication of JP2010128140A publication Critical patent/JP2010128140A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】画像を回転表示させる際に、画像の表示を適切に制御できるようにする。
【解決手段】図5(a−1)〜(a−4)は、横長状態の表示部16を回転させて縦長状態に変更する際に所定の速度よりも遅く回転させた場合で、表示部16内の画像は、表示部16内にほぼ表示しきれる表示サイズで表示される。一方、図12(c−1)〜(c−4)は、所定の速度よりも速く回転させた場合で、表示部16内の画像は、その直前に表示されていた表示サイズで表示される。つまり、画像の表示サイズの調整をほぼ行わずに画像を回転表示させる。
【選択図】 図12

Description

この発明は、表示部に画像を回転表示させるための制御を行う端末装置及びプログラムに関する。
従来、携帯電話などの端末装置には、その表示部に表示されている画像を回転表示させるようにした技術がある。この技術には、画像を回転表示させる際に、画像のほぼ全てが表示されるようにその表示サイズを調整して表示させる方法(前者の方法)と、画像の表示サイズの調整をほぼ行わずに表示させる方法(直前に表示されている表示サイズのまま表示させる方法)がある(後者の方法)。そして、この後者の方法に該当する技術としては、例えば、電子カメラにおいて、ボディの傾きに拘わらず、被写体の天が常に上向きになるように被写体像の画像を回転表示させるようにした技術がある(特許文献1参照)。
特開2008−048008号公報
しかしながら、前者の方法では、画像のほぼ全てが表示されるために、ユーザが画像の内容を確認できるという利点がある反面、表示サイズの調整と表示方向の調整という互いに関連した二つの表示演算処理が必要なために、演算処理に負担がかかってしまい、演算能力が低いと表示が遅れてしまうという欠点がある。また、後者の方法では、表示サイズの調整をほぼ行わないために(ほぼ直前に表示されている表示サイズのままのために)、演算処理に負担がかからないという利点がある反面、画像が表示部に表示しきれない場合には、ユーザが画像の内容を確認することができなくなってしまうという欠点がある。
この発明の課題は、画像を回転表示させる際に、画像の表示を適切に制御できるようにすることである。
上述した課題を解決するために請求項1記載の発明は、表示部に画像を回転表示させるための制御を行う端末装置であって、前記表示部に表示されている画像を回転表示させるための回転指示と、この回転表示の回転速度を指示する指示手段と、この指示手段による回転指示に基づいて画像を回転表示させる際に、この画像のほぼ全てが表示されるようにその表示サイズを調整して回転表示させる第1表示制御手段と、前記指示手段による回転指示に基づいて画像を回転表示させる際に、その表示サイズの調整をほぼ行わずに回転表示させる第2表示制御手段と、前記指示手段によって指示された回転速度を検出する速度検出手段と、この速度検出手段によって検出された回転速度に基づいて前記第1及び第2表示制御手段のいずれか一方を選択する選択手段と、を具備し、前記表示部に表示されている画像の回転表示を前記選択手段で選択された表示制御手段に応じて制御するようにしたことを特徴とする。
請求項1に従属する発明として、前記指示手段は、ユーザ操作に基づいて回転表示の指示を行う、ようにしたことを特徴とする請求項2記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記表示部の回転を検出する回転検出手段を更に備え、前記指示手段は、前記回転検出手段によって検出された表示部の回転に基づいて回転表示の指示を行う、ようにしたことを特徴とする請求項3記載の発明であってもよい。
請求項3に従属する発明として、前記選択手段で選択された表示制御手段は、前記表示部が回転されている回転途中でも画像がほぼ水平を維持するように画像を回転表示させる、ようにしたことを特徴とする請求項4記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記選択手段は、前記速度検出手段によって検出された回転速度が所定の速度よりも遅い場合に、前記第1表示制御手段を選択する、ようにしたことを特徴とする請求項5記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記選択手段は、前記速度検出手段によって検出された回転速度が所定の速度よりも速い場合に、前記第2表示制御手段を選択する、ようにしたことを特徴とする請求項6記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記第2表示制御手段は、画像を減色して回転表示させる、ようにしたことを特徴とする請求項7記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記第2表示制御手段は、画像の解像度を下げて回転表示させる、ようにしたことを特徴とする請求項8記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記第2表示制御手段は、直前に表示されていた画像の表示サイズとほぼ同じ表示サイズで画像を回転表示させる、ようにしたことを特徴とする請求項9記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記指示手段による回転指示に基づいて画像を回転表示させた状態において、その回転表示の停止を検出する停止検出手段と、この停止検出手段によって停止が検出された場合に、その直前に表示されていた画像の表示方向で、当該画像のほぼ全てが表示されるように画像の表示サイズを調整して表示させる第3表示制御手段と、を更に備える、ようにしたことを特徴とする請求項10記載の発明であってもよい。
請求項10に従属する発明として、前記停止検出手段は、ユーザ操作に基づいて回転表示の停止を検出する、ようにしたことを特徴とする請求項11記載の発明であってもよい。
請求項10に従属する発明として、前記停止検出手段は、前記表示部の回転の停止を検出することによって回転表示の停止を検出する、ようにしたことを特徴とする請求項12記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項13記載の発明は、コンピュータに対して、表示部に表示されている画像を回転表示させるための回転指示と、この回転表示の回転速度を指示する機能と、前記指示された回転速度を検出する機能と、前記回転指示に基づいて画像を回転表示させる際に、この画像のほぼ全てが表示されるようにその表示サイズを調整して回転表示させる第1表示制御手段と、前記回転指示に基づいて画像を回転表示させる際に、その表示サイズの調整をほぼ行わずに回転表示させる第2表示制御手段のうち、そのいずれか一方の表示制御手段を前記検出された回転速度に基づいて選択することによって、前記表示部に表示されている画像の回転表示を前記選択された表示制御手段に応じて制御する機能と、を実現させるためのプログラムを特徴とする。
この発明によれば、画像を回転表示させる際に、画像の表示を適切に制御することができ、利便性の高い回転表示を実現することが可能となる。
以下、図1〜図13を参照して本発明の実施形態を説明する。
この実施形態は、端末装置として携帯電話機に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話機が利用可能な通信ネットワークシステムを示したブロック図である。
携帯電話機1は、その機器本体(装置本体)を構成する複数の筐体の位置関係に応じて複数のスタイルに変更可能な2軸ヒンジタイプで、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)などを有している。携帯電話機1は、最寄りの基地局2A、交換機2Bから無線通信網(移動体通信網)2に接続されると、この無線通信網2を介して他の携帯電話機1との間で通話可能状態となる。また、携帯電話機1は、無線通信網2を介してインターネット3に接続されると、Webサイトをアクセスして閲覧可能となり、また、音楽、映画などのコンテンツをインターネット3、無線通信網2を介してダウンロード可能となる。
図2は、携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
中央制御部11は、二次電池を備えた電池部12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機1の全体動作を制御する中央演算処理装置やメモリなどを有している。記憶部13にはプログラム記憶部M1、各種情報一時記憶部M2、条件記憶部M3などが設けられている。プログラム記憶部M1は、図7〜図11に示す動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているほか、それに必要な各種の情報が記憶されている。各種情報一時記憶部M2は、表示用の画面情報、フラグ情報、タイマ情報など、携帯電話機1が動作するために必要な各種の情報を一時的に記憶するワーク領域である。なお、条件記憶部M3については、後で詳述するものとする。また、記憶部13には各種の画像を記憶する画像記憶部(図示せず)が設けられている。
無線通信部14は、無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能などの動作時に、最寄りの基地局2Aとの間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのち、音声信号処理部15を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを音声信号処理部15から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのち、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナから発信出力させる。
表示部16は、高精細液晶あるいは有機ELなどを使用し、例えば、文字情報、待受画像、データアイコン、機能アイコン、各種の画像などの情報を表示するもので、その表示画面の全体は矩形(長方形)を成している。そして、この表示部16の画面には、指、器具などの物体の接触を検出する接触操作部(透明な接触センサ)17が積層配設されており、この表示部16の画面と接触操作部17とによってタッチスクリーン(タッチ画面)TDが構成されている。なお、表示部16の画面全体をタッチ画面TDとする場合に限らず、その一部分をタッチ画面TDとしてもよい。
接触操作部17は、タッチ画面TDに指などが接触された際に、タッチ画面TDへの接触をタッチ操作として検出し、その検出結果を中央制御部11に与えるが、特殊なタッチ操作として、表示部16に表示されている画像上に指などで接触しながら半円を描くようにスライド回転するタッチ操作(スライド回転操作)が行われた場合には、その画像を回転させることを指示する回転指示を中央制御部11に対して行うようにしている。なお、接触操作部17は、接触の他に操作器具や指の押し込み(押圧)も検出可能となっている。中央制御部11は、接触操作部17からの操作信号に基づいてタッチ操作や押圧操作の有無を検出したり、そのタッチ位置を検出したりするが、上述のように半円を描くようにタッチ画面TD上でスライド回転操作(タッチ&スライド操作)が行われた場合には、その回転速度を検出すると共に、この回転速度に合わせて表示部16内の画像を回転表示させるようにしている。
キー操作部18は、十字キー(決定キー)、数値キー、文字キー、カーソルキーなど、各種の押し釦式のキーを備え、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、中央制御部11は、このキー操作部18からの入力操作信号に応じた処理を実行する。上述の十字キーは、円形釦部の中心部に決定キーを有し、その周縁部に4方向キー(上下左右のカーソルキー)を有する構成で、この十字キーの周縁部を押圧しながら半円を描くような回転操作が行われると、キー操作部18は、表示部16に表示されている画像を回転表示させることを指示する回転指示を中央制御部11に対して行うようにしている。ここで、中央制御部11は、十字キー上での回転操作が行われた場合に、その回転速度を検出し、この回転速度に合わせるように表示部16内の画像を回転表示させるようにしている。なお、十字キー上での回転操作においてその回転方向は時計回りでも反時計回りであってもよい。
RTC(リアルタイムクロックモジュール)19は、時計部を構成するもので、中央制御部11は、RTC19から現在日時を取得する。報知部20は、サウンドスピーカ21、LED(発光ダイオード)22、振動モータ23を備え、着信時に駆動されて着信報知を行うほか、アラーム報知時などでも駆動される。
表示部回転検出部24は、重力センサ、加速度センサなどによって構成されたもので、表示部16が回転(携帯電話機が回転)された際に、その表示部16の傾きとその回転速度を検出するようにしている。ここで、“表示部16の回転”とは、例えば、長方形の表示画面が縦長状態から横長状態となるように回転させたり、横長状態から縦長状態となるように回転させたりする場合で、その回転方向は時計回りでも反時計回りであってもよい。また、“表示部16の傾き”とは、例えば、表示部16を横長状態から縦長状態に変更したり、縦長状態から横長状態に変更したりした場合の角度(0度〜90度)であるが、その角度は、0度〜90度に限らず、0度〜180度であってもよい。
このように表示部16を回転する回転操作が行われると、表示部回転検出部24は、表示部16に表示されている画像を回転表示させることを指示する回転指示を中央制御部11に対して行うようにしている。このような回転指示に応答して中央制御部11は、表示部16の回転速度を検出すると共に、表示部16の傾きを検出し、この表示部16の回転速度に合わせて表示部16内の画像を回転表示させるようにしている。なお、表示部回転検出部24は、携帯電話機1に内蔵され、その取付け位置は任意であるが、所謂スピントップタイプの携帯電話機のように表示部16のみを回転させることが可能な場合には、表示部16側に表示部回転検出部24を設けるようにしてもよい。
図3は、携帯電話機1の外観図である。
携帯電話機1の機器本体(装置本体)を構成する操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとは、折り畳み開閉自在及び回動自在にヒンジ部1Cを介して連結されている。ヒンジ部1Cには操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとを折り畳み開閉するための開閉用ヒンジ軸が設けられているほか、この開閉用ヒンジ軸とほぼ直交して、一方の筐体を他方の筐体に対して回動するための回動用ヒンジ軸とが設けられている。
このような2軸ヒンジタイプの携帯電話機1は、操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとが、どのように連結されているかに応じて携帯電話機1の形態を複数のスタイル(クローズスタイル、オープンスタイル、ビュースタイルなど)に変更可能なもので、図3(1)は、操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとの折り畳みを開いた状態のオープンスタイルを示している。なお、操作部筐体1Aの内面には、十字キー(決定キー)CKを備えたキー操作部18が配置され、また、表示部筐体1Bの内面には、タッチ画面TDが配置されている。なお、操作部筐体1Aの内面側には、通話用スピーカSPが配置され、表示部筐体1Bの内面には、通話用マイクMCが配置されている。図3(2)は、オープンスタイルにおいて表示部筐体1Bを180度反転させてから折り畳んだ状態のビュースタイルを示し、オープンスタイルで内側となっていたタッチ画面TDは、ビュースタイルでは外側に向くようになる。
図4は、条件記憶部M3を説明するための図である。
条件記憶部M3は、表示部16に表示されている画像をどのように回転表示させるかの表示制御方法を選択するための条件を記憶するもので、「条件」、「表示制御内容」の各項目を有している。「条件」は、表示制御方法を選択するための条件データを記憶する項目で、キー操作部18での回転操作、タッチ画面TD上でのスライド回転操作又は表示部16の回転操作が行われた場合の回転速度をその選択条件としている。なお、図示の例では、1秒間に90度回転する速度を選択条件としている場合を示しているが、その単位は、速度を示す任意の単位でよい。また、「条件」内の回転速度“90度/秒”、“未満”、“以上”はユーザ操作によって任意に設定可能となっている。
ここで、中央制御部11は、十字キーCK又はタッチ画面TD上での回転操作が行われた場合、表示部16の回転を検出した場合に、その回転速度を検出すると、条件記憶部M3を参照して、検出した回転速度が「条件」の値以上か否かを判別し、この判別結果に応じて複数の表示制御方法の中からそのいずれかの表示制御方法を選択するようにしている。すなわち、図示の例では、回転速度が「条件」の値(回転速度が90度/秒)未満であれば、後述する第1の表示制御方法を選択し、「条件」の値(回転速度が90度/秒)以上であれば、後述する第2の表示制御方法を選択するようにしている。
「表示制御内容」は、表示部16に表示されている画像をどのように回転表示させるかの複数の表示制御方法(第1の表示制御方法、第2の表示制御方法)に対応して、その表示制御内容を記憶する項目で、更に、「表示サイズ」、「表示色」、「解像度」の各項目に分かれている。「表示サイズ」は、表示部16に表示されている画像の表示サイズを示している。「表示色」は、減色をするか、しないかを示し、「解像度」は、解像度を下げるか、下げないか(画像を粗く表示させるか、精細に表示させるか)を示している。図示の例において、第1の表示制御方法に対応してその「表示サイズ」には“表示部にほぼ表示される表示サイズ”が記憶され、「表示色」には“減色しない”、「解像度」には“下げない”が記憶されている。また、第2の表示制御方法に対応してその「表示サイズ」には“直前に表示されていた表示サイズ”が記憶され、「表示色」には“減色する”、「解像度」には“下げる”が記憶されている。なお、「表示制御内容」内の「表示色」及び「解像度」は、ユーザ操作によって任意に設定可能となっている。
“表示部にほぼ表示しきれる表示サイズ”とは、画像のほぼ全体が表示部16に収まった状態で表示されるような画像の大きさ(表示しきれる表示サイズ)を意味し、例えば、画像の極一部(角部、周縁部)が表示からはみ出したとしても画像全体の印象を全く妨げないような大きさである。このような大きさとなるように中央制御部11は、表示部16に表示されている画像の表示サイズを必要に応じて調整(画像の縮小又は拡大)しながら回転表示させるようにしている。また、“直前に表示されていた表示サイズ”とは、画像の回転表示を開始する直前に表示されていた画像の大きさであり、中央制御部11は、この直前の表示サイズを維持したまま画像を回転表示させるようにしている。
そして、回転速度が90度/秒未満の「条件」に対応付けられている第1の表示制御方法とは、表示部16に画像のほぼ全てが表示されるようにその表示サイズを調整して回転表示させると共に、その画像の表示色を減色せず、解像度も下げない表示制御方法であることを示している。また、回転速度が90度/秒以上の「条件」に対応付けられている第2の表示制御方法とは、表示部16に表示されている画像の表示サイズの調整をほぼ行わずに回転表示させると共に、その画像の表示色を減色し、解像度も下げる表示制御方法であることを示している。このように第1・第2の表示制御方法は、画像の回転表示中であってもユーザが画像を見るつもりであれば、回転速度を遅くする可能性が高く、画像を見るつもりがなければ、回転速度を速くする可能性が高いこと、また、画像を見るつもりがなければ、表示色を減色して解像度を下げても問題がないことを考慮したものである。
図5は、ビュースタイルにおいて所定の速度(例えば、90度/秒)よりも遅い速度で表示部16を回転させた場合(携帯電話機1全体を回転させた場合)の表示例を示した図である。ここで、横長状態の表示部16を反時計回りに90度回転させて縦長状態に変更したり、逆に、縦長状態の表示部16を時計回りに90度回転させて横長状態に変更したりする場合において、図5(a−1)は横長状態、図5(a−2)、(a−3)は変更途中(回転途中)、図5(a−4)は縦長状態を示している。
なお、図示の例において、表示部回転検出部24によって検出される表示部16の傾きαは、図5(a−1)の横長状態で“0度”、図5(a−2)の回転途中で“30度”、図5(a−3)の回転途中で“60度”、図5(a−4)の縦長状態で“90度”となっている。このように表示部16を所定の速度よりも遅く回転させると、条件記憶部M3では回転速度“90度/秒未満”の「条件」に対応する「表示制御内容」が選択されるので、図5(a−2)〜(a−4)に示すように、表示部16内にほぼ表示しきれる表示サイズとなるように画像を縮小して回転表示される。この場合、画像は表示部16の傾きに拘わらず、ほぼ水平となるように、その表示方向が調整されて回転表示される。
なお、図5(a−1)〜図6(a−4)は、横長状態の表示部16が縦長状態となるように90度回転させた場合の表示変遷図であるが、これとは逆に、図5(a−4)〜図5(a−1)は、縦長状態の表示部16が縦中状態となるように90度回転させた場合の表示変遷図であり、いずれの場合も回転速度が所定の速度(90度/秒)よりも遅い場合を示している。
図6は、ビュースタイルにおいて、キー操作部18(十字キーCK)上での回転操作又はタッチ画面TD上でのスライド回転操作が行われた場合に、その回転速度が所定の速度(90度/秒)よりも遅い場合の表示例を示した図である。なお、図中、半円形の矢印は、回転方向を示し、図6(b−1)の表示状態で時計回り、図6(b−4)の表示状態で反時計回りに回転操作した場合を示している。この場合、図6(b−1)に示す表示状態において、十字キーCK又はタッチ画面TD上で時計回りに半円を描くような回転操作が行われると、条件記憶部M3では回転速度“90度/秒未満”の「条件」に対応する「表示制御内容」が選択されるので、図6(b−2)〜(b−4)に示すように、表示部16にほぼ表示しきれる表示サイズで画像が回転表示される。この場合、回転操作の回転速度及び回転方向(時計回り)に合わせて表示部16内の画像が回転表示される。
なお、図6(b−1)〜図6(b−4)は、時計回りの回転操作が行われた場合の表示変遷図であるが、これとは逆に、図6(b−4)〜図6(b−1)は、反時計回りの回転操作が行われた場合の表示変遷図であり、いずれの場合も回転速度が所定の速度(90度/秒)よりも遅い場合を示している。
次に、この実施形態における携帯電話機の動作概念を図7〜図11に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行することもできる。
図7は、携帯電話機1の全体動作の概要を示したフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、電源を投入する電源オン操作が行われると(ステップA1でYES)、電源供給を開始させて所定のメモリなどを初期化する電源オン処理を実行したのち、所定の待受画像を読み出して表示させたり、基地局2Aとの間で通信を行って位置登録を行ったりする待受処理を実行する(ステップA2)。そして、何らかの操作の有無を検出したり(ステップA3、A7、A9、A11)、着信の有無を検出したりする(ステップA5)。
いま、何らかの操作を検出した場合に、それが設定操作であれば(ステップA3でYES)、その操作に応じた設定処理を行う(ステップA4)。例えば、条件記憶部M3に対する設定操作であれば、その「条件」内の回転速度“90度/秒”、“未満”、“以上”を設定したり、「表示制御内容」内の「表示色」、「解像度」を設定したりする設定処理を行う。その後、上述のステップA3に戻る。また、着信を検出したときには(ステップA5でYES)、通話可能状態とすると共に通話履歴を記憶したり、通話に関する情報を表示したりする通話処理を実行したのち(ステップA6)、上述のステップA3に戻る。
また、上述した画像記憶部の内容が一覧表示されている状態において任意の画像が表示対象として選択され、その表示を指示する画像表示操作が行われた場合には(ステップA7)、後述する画像表示処理を実行したのち(ステップA8)、上述のステップA3に戻る。また、電源オフ操作が行われた場合には(ステップA9でYES)、電源オフ処理を実行して(ステップA10)、このフローの終了となるが、その他の操作が行われた場合には(ステップA11でYES)、その操作に応じた処理として、例えば、通話発信処理、メール発信処理などを実行したのち(ステップA12)、上述のステップA3に戻る。
図8は、画像表示操作に応答して実行開始される画像表示処理(図7のステップA8)を詳述するためのフローチャートである。以下、この画像表示処理を図12、図13に示す具体例を参照しながら説明するものとする。なお、図12は、上述した図5の表示例と同様に、ビュースタイルにおいて表示部16を回転させた場合(携帯電話機1全体を回転させた場合)の表示例を示し、また、図13は、上述した図6と同様に、ビュースタイルにおいて表示部16のタッチ画面TD上でスライド回転操作が行われた場合の表示例を示した図である。先ず、中央制御部11は、この画像表示処理を開始すると、表示対象として任意に選択された画像を表示部16に表示させる初期化処理を行う(ステップB1)。
図9は、画像表示処理での初期化処理(図8のステップB1)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、表示部回転検出部24によって検出された表示部16の傾きを取得したのち(ステップC1)、この表示部16の傾きに基づいて表示対象画像の表示サイズと表示方向を調整する(ステップC2)。すなわち、表示部16内において画像がほぼ水平に表示されるようにその表示方向を調整すると共に、その画像全体がほぼ表示部16に表示しきれるようにその表示サイズを調整する。そして、この調整後の画像は、各種情報一時記憶部M2に記憶されると共に(ステップC3)、表示部16に表示される(ステップC4)。
なお、表示部16の傾きに基づいて表示対象画像の表示サイズと表示方向を調整する場合に、上述のステップC2では画像がほぼ水平に表示されるようにその表示方向を調整するようにしたが、これに限らず、予め指定された向きで表示してもよいし、表示部16の傾きに合わせて表示するようにしてもよい。また、初期化処理時には、表示部16にほぼ表示しきれるように表示する必要はなく、予め指定された表示サイズで表示するようにしてもよいし、原寸大で表示するようにしてもよい。
このような初期化処理(図8のステップB1)が終わると、表示部回転検出部24によって表示部16の回転が検出されたかを調べたり(ステップB2)、十字キーCK又はタッチ画面TD上での回転操作の有無を調べたり(ステップB5)、表示部回転検出部24によって表示部16の回転停止が検出されたかを調べたり(ステップB8)、回転操作が停止したかを調べたり(ステップB9)、画像表示終了操作が行われたかを調べたり(ステップB16)、その他の操作が行われたかを調べたりする(ステップB18)。
いま、その他の操作が行われた場合には(ステップB18でYES)、その操作に応じた処理として、例えば、画像編集処理、画像拡大縮小処理などを行う(ステップB19)。また、表示部回転検出部24によって表示部16の回転が検出された場合には(ステップB2でYES)、表示部回転検出部24から中央制御部11に対して回転表示指示が出力されるので(ステップB3)、この回転表示指示に応じて中央制御部11は、回転処理Aの実行に移る(ステップB4)。
図10は、表示部16の回転検出に応じて実行開始される回転処理A(図8のステップB4)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、表示部16の回転速度を検出すると共に(ステップD1)、この検出速度は、条件記憶部M3の「条件」として設定されている所定の速度よりも遅いか(90度/秒未満であるか)を調べ(ステップD2)、検出速度が速く、90度/秒以上であれば(ステップD2でNO)、第2の表示制御方法を選択して、それに応じた表示制御を行う。すなわち、上述した初期表示処理(図9のステップC3)で各種情報一時記憶部M2に記憶させた画像を読み出し(ステップD6)、この読み出した画像が水平に表示されるように画像の表示方向を調整する(ステップD7)。なお、この場合、画像の表示サイズは、各種情報一時記憶部M2から読み出した画像(直前に表示されていた画像)のままである。
そして、第2の表示制御方法に対応する「表示色」、「解像度」を参照し、「表示色」として“減色する”が設定されていれば、グレースケールなどの減色処理を行い(ステップD8)、「解像度」に“下げる”
が設定されていれば、画素の間引きなどの解像度低下処理を行う(ステップD9)。なお、「表示色」に“減色しない”が設定されていれば、上述の減色処理(ステップD8)を省略し、「解像度」に“下げない”
が設定されていれば、上述の解像度低下処理(ステップD9)を省略する。このようにして調整された画像は、各種情報一時記憶部M2に記憶されると共に(ステップD4)、表示部16に表示される(ステップD5)。なお、上述の解像度低下処理で画素を間引いた場合には、間引き処理後の画素をそのまま表示させたり、間引き処理後の画素を拡大して表示させたりする。
また、表示部16の回転速度が条件記憶部M3の「条件」として設定されている所定の速度よりも遅ければ(ステップD2でYES)、“90度/秒未満”に対応する第1の表示制御方法を選択して、それに応じた表示制御を行う。すなわち、表示部16に表示されている画像がほぼ水平に表示され、かつ、表示部16にほぼ表示しきれるように画像の表示サイズと表示方向とを調整する(ステップD3)。そして、この調整された画像は、各種情報一時記憶部M2に記憶されると共に(ステップD4)、表示部16に表示される(ステップD5)。
このようにして回転処理A(図8のステップB4)の実行後は、上述のステップB3に戻り、それ以降も引き続いて表示部16が回転されていれば(ステップB2でYES)、上述の回転処理Aを繰り返し実行する(ステップB4)。
図12(c−1)〜(c−4)は、ビュースタイルにおいて、横長状態の表示部16を反時計回りに90度回転させて縦長状態に変更する場合に、所定の速度(例えば、90度/秒)よりも速く回転させた場合(携帯電話機1全体を回転させた場合)の表示例を示した図で、(c−1)は横長状態、図12(c−2)、(c−3)は変更途中(回転途中)、図5(c−4)は縦長状態を示している。
表示部16を所定の速度よりも速く回転させると、条件記憶部M3では回転速度“90度/秒以上”の「条件」に対応する「表示制御内容」が選択されるので、図12(c−2)に示すように、表示部16内の画像は、その直前に表示されていた表示サイズ(図12(c−1)参照)で表示されると共に、表示部16が30度ほど傾いた状態であっても、ほぼ水平に表示される(図10のステップD5〜D9)。更に、表示部16を所定の速度よりも速く回転させると、図12(c−3)に示すように、表示部16内の画像は、その直前に表示されていた表示サイズ(図12(c−2)参照)で表示されると共に、表示部16が60度ほど傾いた状態であっても、ほぼ水平に表示される(図10のステップD5〜D9)。
このように表示部16を所定の速度よりも速く回転させた場合には、その表示サイズの調整をほぼ行わずに画像を回転表示させるが、表示部16を高速回転している回転途中において所定の速度よりも遅く回転させると、条件記憶部M3では回転速度“90度/秒未満”の「条件」に対応する「表示制御内容」が選択されるので、上述した図5(a−2)、(a−3)に示すように、表示部16内の画像は、表示部16にほぼ表示しきれるように画像の表示サイズが調整されて回転表示される(図10のステップD3〜D5)。このように回転途中においてその速度を適宜変えると、その速度に応じた回転表示に変更される。
いま、図12(c−3)の表示内容から図12(c−4)の表示内容に移行させる際に、表示部16の回転を一旦停止させると、表示部回転検出部24によって表示部16の回転停止が検出される(図8のステップB8でYES)。この停止検出によって中央制御部11は、図10の回転処理Aで各種情報一時記憶部M2に記憶させた画像を読み出し(ステップB10)、この一時記憶の画像の表示方向に合うように画像の表示方向を調整すると共に、表示部16にほぼ表示しきれるように画像の表示サイズを調整する(ステップB11)。そして、画像の「表示色」を減色していた場合には、その減色処理を中止し(ステップB12)、「解像度」を下げていた場合には、その解像度低下処理を中止する(ステップB13)。これによって調整された画像は、各種情報一時記憶部M2に記憶されると共に(ステップA14)、表示部16に表示される(ステップB15)。
図12(c−4)は、表示部16を縦長状態で停止させた場合の表示内容を示しているが、図12(c−3)で示した画像の表示サイズに比べて、画像は縮小されたものとなる。なお、図12(c−3)の表示内容から図12(c−4)の表示内容に移行させる際に、表示部16の回転を止めずに、そのまま所定の速度よりも速く回転させたものとすると、表示部16が縦長状態となっても直前の表示サイズ(図12(c−3)参照)のままの画像が表示される。
図12(c−4)、(c−5)、(c−6)、(c−1)は、ビュースタイルにおいて、縦長状態の表示部16を反時計回りに90度回転させて横長状態に変更する場合に、所定の速度(例えば、90度/秒)よりも速く回転させた場合した場合の表示例を示し、(c−5)、(c−6)は、その変更途中(回転途中)を示している。図12(c−4)に示す縦長状態において、所定の速度よりも速い速度で表示部16を回転させると、図12(c−5)に示すように、表示部16内の画像は、その直前に表示されていた表示サイズ(図12(c−4)参照)で表示されると共に、表示部16が30度ほど傾いた状態であっても、ほぼ水平に表示される(図10のステップD5〜D9)。更に、表示部16を所定の速度よりも速く回転させると、図12(c−6)に示すように、表示部16内の画像は、その直前に表示されていた表示サイズ(図12(c−5)参照)で表示されると共に、表示部16が60度ほど傾いた状態であっても、ほぼ水平に表示される(図10のステップD5〜D9)。
そして、この場合においても、図12(c−6)の表示内容から図12(c−1)の表示内容に移行させる際に、表示部16の回転を一旦停止させると(図8のステップB8)、表示部16にほぼ表示しきれるように画像の表示サイズが調整される結果(ステップB11)、図12(c−1)に示すように画像が拡大されて表示されることになる。なお、図12(c−6)の表示内容から図12(c−1)の表示内容に移行させる際に、表示部16の回転を止めずに、そのまま所定の速度よりも速く回転させたものとすると、表示部16が縦長状態となっても直前の画像の表示サイズ(図12(c−6)参照)のままの画像が表示される。
一方、十字キーCK又はタッチ画面TD上での回転操作が行われた場合には(図8のステップB5でYES)、接触操作部17又はキー操作部18から中央制御部11に対して回転表示指示が出力されるので(ステップB6)、この回転表示指示に応じて中央制御部11は、回転処理Bの実行に移る(ステップB7)。
図11は、十字キーCK又はタッチ画面TD上での回転操作に応じて実行開始される回転処理B(図8のステップB7)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、十字キーCK又はタッチ画面TD上での回転操作に応答して、その回転速度を検出し(ステップE1)、この検出速度は、条件記憶部M3の「条件」として設定されている所定の速度よりも遅いか(90度/秒未満であるか)を調べる(ステップE2)。いま、検出速度が速く、90度/秒以上であれば(ステップE2でNO)、第2の表示制御方法を選択して、それに応じた表示制御を行う。すなわち、上述した初期表示処理(図9のステップC3)で各種情報一時記憶部M2に記憶させた画像を読み出し(ステップE6)、その画像の表示方向を回転操作によって指示された方向に調整する(ステップE7)。なお、この場合、画像の表示サイズは、各種情報一時記憶部M2から読み出した画像(直前に表示されていた画像)のままである。
そして、上述した回転処理Aの場合と同様に、第2の表示制御方法に対応する「表示色」、「解像度」を参照し、「表示色」として“減色する”が設定されていれば、グレースケールなどの減色処理を行い(ステップE8)、「解像度」に“下げる”が設定されていれば、画素の間引きなどの解像度低下処理を行う(ステップE9)。このようにして調整された画像は、各種情報一時記憶部M2に記憶されると共に(ステップE4)、表示部16に表示される(ステップE5)。
また、十字キーCK又はタッチ画面TD上での回転操作の回転速度が条件記憶部M3の「条件」として設定されている所定の速度よりも遅ければ(ステップE2でYES)、“90度/秒未満”に対応する第1の表示制御方法を選択して、それに応じた表示制御を行う。すなわち、表示部16に表示されている画像の表示方向を回転操作によって指示された方向に調整すると共に、表示部16にほぼ表示しきれるように画像の表示サイズを調整する(ステップE3)。そして、調整された画像は、各種情報一時記憶部M2に記憶されると共に(ステップE4)、表示部16に表示される(ステップE5)。
このようにして回転処理B(図10のステップB7)を実行開始したのちは、上述のステップB3に戻り、それ以降も引き続いて回転操作が行われていれば(ステップB5でYES)、上述の回転処理Bが繰り返し実行される(ステップB7)。
図13(d−1)〜(d−3)は、ビュースタイルにおいて、十字キーCK又はタッチ画面TD上での回転操作が所定の速度(例えば、90度/秒)よりも速い場合の表示例を示した図である。ここで、図13(d−1)は、画像が正立した状態の表示内容を示し、図13(d−2)、(d−3)は画像を回転させた回転途中の状態の表示内容を示している。なお、図中、半円形の矢印は、回転操作の回転方向を示したもので、図13(d−1)では時計回りの回転操作を行った場合、また、図13(d−4)では反時計回りの回転操作を行った場合である。
回転操作が所定の速度よりも速い場合には、条件記憶部M3では回転速度“90度/秒以上”の「条件」に対応する「表示制御内容」が選択されるので、図13(d−2)に示すように、画像が30度ほど傾くと共に、その直前で表示されていた表示サイズ(図13(d−1)参照)で画像が回転表示される(図11のステップE5〜E9)。更に、所定の速度よりも速く回転させると、図13(d−3)に示すように、画像の向きが60度ほど傾くと共に、その直前に表示されていた表示サイズ(図13(d−2)参照)の画像が回転表示される(図11のステップE5〜E9)。
このように回転操作が所定の速度よりも速い場合には、その表示サイズの調整をほぼ行わずに画像を回転表示させるが、その回転途中において所定の速度よりも遅く回転させると、条件記憶部M3では回転速度“90度/秒未満”の「条件」に対応する「表示制御内容」が選択されるので、上述した図6(b−2)、(b−3)に示すように、表示部16にほぼ表示しきれるように画像の表示サイズを調整して回転表示させる(図11のステップE3〜E5)。このように回転途中においてその速度を適宜変えると、それに応じた回転表示に変更される。
いま、図13(d−3)の表示内容から図13(d−4)の表示内容に移行させる際に、回転操作を一旦停止させると(図8のステップB9でYES)、中央制御部11は、図11の回転処理Bで各種情報一時記憶部M2に記憶させた画像を読み出し(ステップB10)、この一時記憶の画像の表示方向に合うように画像の表示方向を調整すると共に、表示部16にほぼ表示しきれるように画像の表示サイズを調整する(ステップB11)。そして、画像の「表示色」を減色していた場合には、その減色処理を中止し(ステップB12)、「解像度」を下げていた場合には、その解像度低下処理を中止する(ステップB13)。
これによって調整された画像は、各種情報一時記憶部M2に記憶されると共に(ステップB14)、表示部16に表示される(ステップB15)。図13(d−4)は、回転操作を停止させた場合の表示内容を示しているが、図13(d−3)で示した画像の表示サイズに比べ、画像は縮小されたものとなる。なお、図13(d−3)の表示内容から図13(d−4)の表示内容に移行させる際に、回転操作を止めずに、そのまま所定の速度よりも速く回転させたものとすると、図13(d−4)でも直前の表示サイズ(図13(d−3)参照)の画像が表示される。
図13(d−4)、(d−5)、(d−6)、(d−1)は、ビュースタイルにおいて、十字キーCK又はタッチ画面TD上での回転操作が所定の速度(例えば、90度/秒)よりも速い場合の表示例を示した図である。ここで、図13(d−5)、(d−6)は画像の回転途中を示している。いま、回転操作が所定の速度(例えば、90度/秒)よりも速ければ、図13(d−5)に示すように、画像が60度ほど傾くと共に、その直前で表示されていた表示サイズ(図13(d−4)参照)で画像が回転表示される(図11のステップE5〜E9)。更に、所定の速度よりも速く回転させると、図13(d−6)に示すように、画像の向きが30度ほど傾くと共に、その直前に表示されていた表示サイズ(図13(d−5)参照)の画像が回転表示される(図11のステップE5〜E9)。そして、図13(d−6)の表示内容から図13(d−1)の表示内容に移行させる際に、回転操作を一旦停止させると(図8のステップB9でYES)、表示部16にほぼ表示しきれるように画像の表示サイズが調整される結果(ステップB11)、図12(d−1)に示すように画像が拡大されて表示されることになる。
以上のように、この実施形態においては、画像の回転表示が指示された場合に、指示された回転表示の回転速度を検出し、この検出速度に応じて画像の表示サイズを調整して表示させるか、その表示サイズをほぼ調整しないで表示させるかを選択するようにしたので、利便性の高い回転表示を実現することができる。
また、ユーザ操作による回転操作(十字キーCK又はタッチ画面TD上での回転操作)が行われた場合には、その回転速度に応じて画像の表示サイズを調整して表示させるか、表示サイズをほぼ調整しないで表示させるかを選択することができ、回転操作が比較的高速の場合と比較的低速の場合とに応じて回転表示の制御方法を区別することができる。
表示部16の回転速度に応じて、画像の表示サイズを調整して表示させるか、表示サイズをほぼ調整しないで表示させるかを選択することができ、比較的高速で表示部16を回転させた場合と、比較的低速で表示部16を回転させた場合とに応じて回転表示の制御方法を区別することができる。
表示部16が回転しても、画像がほぼ水平を維持して表示されるので、ユーザは画像の内容を容易に確認することができる。
画像を比較的低速で回転表示させる場合に、画像のほぼ全てが表示部16に表示されるように画像の表示サイズを調整して表示させるようにしたので、ユーザは画像全体の内容を容易に確認することができる。すなわち、比較的低速で回転させるということは、ユーザが画像の内容を確認したい状況である可能性が高いので、画像のほぼ全てが表示されるように表示サイズを調整することは極めて有効であり、ユーザの意向に合った表示制御となる。
画像を比較的高速で回転表示させる場合に、画像の表示サイズの調整をほぼ行わずに表示部に表示させるようにしたので、表示に関する演算処理の負担を軽減することができる。すなわち、比較的高速で回転させるということは、ユーザが画像の内容を確認したい状況ではない可能性が高いので、表示に関する演算処理の負担を軽減しても問題はなく、実情に即したものとなる。
画像の表示サイズの調整をほぼ行わずに表示部16に表示させる場合には、画像を減色して回転表示するようにしたので、更に、表示に関する演算処理の負担を軽減することができる。
画像の表示サイズの調整をほぼ行わずに表示部に表示させる場合には、画像の解像度を下げて回転表示するようにしたので、更に、表示に関する演算処理の負担を軽減することができる。
画像の表示サイズの調整をほぼ行わずに表示部16に表示させる場合には、直前に表示されていた画像の表示サイズで表示させるようにしたので、ユーザが見ていても表示に違和感がないし、表示サイズを調整するための演算処理の負担を軽減することができる。
画像の回転表示が停止した場合に、画像のほぼ全てが表示部16に表示されるように画像の表示サイズを調整して表示させるようにしたので、ユーザは画像全体の内容を容易に確認することができる。すなわち、回転を停止させるということは、ユーザが画像の内容を確認したい状況である可能性が高いので、画像のほぼ全てが表示されるように表示サイズを調整することは極めて有効であり、ユーザの意向に合った表示制御となる。
なお、上述した実施形態においては、回転表示させるための指示を行う回転操作として、十字キーCK上での回転操作又はタッチ画面TD上での回転操作(タッチ&スライド操作)を示したが、以下のように、回転指示、回転速度、回転角度を決定できる任意の操作であってもよい。
(a)十字キーCK上での回転操作又はタッチ画面TD上での回転操作に追随するように画像が逐次回転するようにしてもよい。
(b)十字キーCK又はタッチ画面TD上で回転操作を行ったのちに、その操作に応じて回転速度や回転角度を算出してから、画像を回転表示させるようにしてもよい。つまり、回転操作から回転表示までにタイムラグがあってもよい。
(c)十字キーCKでの回転操作に限らず、例えば、特殊なキー(回転指示キー)を操作している間だけ画像を回転表示させたり、この回転指示キーの操作後、所定の時間だけ回転表示させたりするようにしてもよい。この場合、回転操作の回転速度や回転角度は予め決められていてもよいし、回転指示キーを操作する前に所望する回転速度や回転角度を入力するようにしてもよい。また、回転速度は、回転指示キーを操作した長さ、回数、強さなどによって決定してもよい。例えば、回転指示キーが1回操作された場合には、所定の回転速度よりも遅い速度で回転表示させ、2回操作された場合には、所定の回転速度よりも速い速度で回転表示させるようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、回転表示を停止させる場合に、十字キーCK上での回転操作又はタッチ画面TD上での回転操作が停止された場合としたが、これに限らず、例えば、回転停止キーが操作された場合でもあってもよし、回転表示を開始してから所定時間が経過したのち、回転表示を停止させるようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、減色としてグレースケールを行う場合を例示したが、例えば、256色カラーなど、表示部16のカラー表示能力よりも少ない色数のカラー表示を行うことによって表示に関する演算処理の負担を軽減するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、2軸ヒンジタイプの端末装置としたが、例えば、ストレートタイプ、スライドタイプ、スピントップタイプなど任意の筐体構造の端末装置であってもよい。
また、表示部16は、端末装置に備えられた表示部に限らず、例えば、端末装置と通信ケーブルで接続された外部表示装置や端末装置と無線通信を行う外部表示装置など、端末装置に備えられていない外部表示部であってもよい。
その他、端末装置は携帯電話機に限らない。パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤーなど、任意の端末装置であってもよい。
端末装置として適用した携帯電話機が利用可能な通信ネットワークシステムを示したブロック図。 携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図。 携帯電話機1の外観図で、(1)は、操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとの折り畳みを開いた状態のオープンスタイルを示し、(2)は、オープンスタイルにおいて表示部筐体1Bを180度反転させてから折り畳んだ状態のビュースタイルを示した図。 条件記憶部M3を説明するための図。 ビュースタイルにおいて、所定の速度(例えば、90度/秒)よりも遅い速度で表示部16を回転させた場合の表示例を示した図。 ビュースタイルにおいて、キー操作部18(十字キーCK)上での回転操作又はタッチ画面TD上でのスライド回転操作が行われた場合に、その回転速度が所定の速度(90度/秒)よりも遅い場合の表示例を示した図。 携帯電話機1の全体動作の概要を示したフローチャート。 画像表示操作に応答して実行開始される画像表示処理(図7のステップA8)を詳述するためのフローチャート。 画像表示処理での初期化処理(図8のステップB1)を詳述するためのフローチャート。 表示部16の回転検出に応じて実行開始される回転処理A(図8のステップB4)を詳述するためのフローチャート。 十字キーCK又はタッチ画面TD上での回転操作に応じて実行開始される回転処理B(図8のステップB7)を詳述するためのフローチャート。 横長状態の表示部16を(c−1)の停止状態から所定の速度よりも速く反時計回りに回転させて(c−2)、(c−3)、縦長状態で停止させた場合(c−4)、縦長状態の表示部16を(c−4)の停止状態から所定の速度よりも速く反時計回りに回転させて(c−5)、(c−6)、横長状態で停止させた場合(c−1)の表示例を示した図。 正立した状態で表示されている画像を(d−1)の停止状態から、回転操作によって、所定の速度よりも速く時計回りに回転させて(d−2)、(d−3)、90度傾いた状態で停止させた場合(d−4)、90度傾いた状態で表示されている画像を(d−4)の停止状態から、所定の速度よりも速く反時計回りに回転させて(d−5)、(d−6)、正立した状態で停止させた場合(d−1)の表示例を示した図。
符号の説明
1 携帯電話機
11 中央制御部
13 記憶部
16 表示部
17 接触操作部
18 キー操作部
24 表示部回転検出部
M1 プログラム記憶部
M3 条件記憶部
TD タッチ画面
CK 十字キー

Claims (13)

  1. 表示部に画像を回転表示させるための制御を行う端末装置であって、
    前記表示部に表示されている画像を回転表示させるための回転指示と、この回転表示の回転速度を指示する指示手段と、
    この指示手段による回転指示に基づいて画像を回転表示させる際に、この画像のほぼ全てが表示されるようにその表示サイズを調整して回転表示させる第1表示制御手段と、
    前記指示手段による回転指示に基づいて画像を回転表示させる際に、その表示サイズの調整をほぼ行わずに回転表示させる第2表示制御手段と、
    前記指示手段によって指示された回転速度を検出する速度検出手段と、
    この速度検出手段によって検出された回転速度に基づいて前記第1及び第2表示制御手段のいずれか一方を選択する選択手段と、
    を具備し、
    前記表示部に表示されている画像の回転表示を前記選択手段で選択された表示制御手段に応じて制御するようにしたことを特徴とする端末装置。
  2. 前記指示手段は、ユーザ操作に基づいて回転表示の指示を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 前記表示部の回転を検出する回転検出手段を更に備え、
    前記指示手段は、前記回転検出手段によって検出された表示部の回転に基づいて回転表示の指示を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  4. 前記選択手段で選択された表示制御手段は、前記表示部が回転されている回転途中でも画像がほぼ水平を維持するように画像を回転表示させる、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の端末装置。
  5. 前記選択手段は、前記速度検出手段によって検出された回転速度が所定の速度よりも遅い場合に、前記第1表示制御手段を選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  6. 前記選択手段は、前記速度検出手段によって検出された回転速度が所定の速度よりも速い場合に、前記第2表示制御手段を選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  7. 前記第2表示制御手段は、画像を減色して回転表示させる、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  8. 前記第2表示制御手段は、画像の解像度を下げて回転表示させる、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  9. 前記第2表示制御手段は、直前に表示されていた画像の表示サイズとほぼ同じ表示サイズで画像を回転表示させる、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  10. 前記指示手段による回転指示に基づいて画像を回転表示させた状態において、その回転表示の停止を検出する停止検出手段と、
    この停止検出手段によって停止が検出された場合に、その直前に表示されていた画像の表示方向で、当該画像のほぼ全てが表示されるように画像の表示サイズを調整して表示させる第3表示制御手段と、を更に備える、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  11. 前記停止検出手段は、ユーザ操作に基づいて回転表示の停止を検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項10記載の端末装置。
  12. 前記停止検出手段は、前記表示部の回転の停止を検出することによって回転表示の停止を検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項10記載の端末装置。
  13. コンピュータに対して、
    表示部に表示されている画像を回転表示させるための回転指示と、この回転表示の回転速度を指示する機能と、
    前記指示された回転速度を検出する機能と、
    前記回転指示に基づいて画像を回転表示させる際に、この画像のほぼ全てが表示されるようにその表示サイズを調整して回転表示させる第1表示制御手段と、前記回転指示に基づいて画像を回転表示させる際に、その表示サイズの調整をほぼ行わずに回転表示させる第2表示制御手段のうち、そのいずれか一方の表示制御手段を前記検出された回転速度に基づいて選択することによって、前記表示部に表示されている画像の回転表示を前記選択された表示制御手段に応じて制御する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
JP2008302181A 2008-11-27 2008-11-27 端末装置及びプログラム Pending JP2010128140A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008302181A JP2010128140A (ja) 2008-11-27 2008-11-27 端末装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008302181A JP2010128140A (ja) 2008-11-27 2008-11-27 端末装置及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010128140A true JP2010128140A (ja) 2010-06-10

Family

ID=42328582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008302181A Pending JP2010128140A (ja) 2008-11-27 2008-11-27 端末装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010128140A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012100159A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Sharp Corp 映像表示装置,テレビジョン受像機
JP2013020531A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Jvc Kenwood Corp タッチパネル操作装置、タッチパネル操作装置の制御方法およびプログラム
JP2013065295A (ja) * 2011-08-29 2013-04-11 Kyocera Corp 装置、方法、及びプログラム
JP2013235114A (ja) * 2012-05-08 2013-11-21 Olympus Corp 内視鏡装置、内視鏡画像の表示方法、内視鏡画像表示装置およびプログラム
JP2013235568A (ja) * 2012-05-02 2013-11-21 Samsung Electronics Co Ltd 画面を移動させるための方法及びその電子装置
CN104040463A (zh) * 2012-01-13 2014-09-10 索尼公司 信息处理设备和信息处理方法、以及计算机程序
JP2015502602A (ja) * 2011-11-09 2015-01-22 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 画面回転制御方法、並びにこれをサポートする端末機及びタッチシステム
JP2017044918A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 シャープ株式会社 表示装置
JP2017069924A (ja) * 2015-10-02 2017-04-06 2.5次元ファクトリー株式会社 画像表示装置
JP2017084422A (ja) * 2017-02-10 2017-05-18 株式会社リコー 装置、方法、およびプログラム
CN107656789A (zh) * 2017-09-27 2018-02-02 惠州Tcl移动通信有限公司 一种多角度界面显示的方法、存储介质及智能终端
WO2018109988A1 (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 シャープ株式会社 表示装置、表示制御方法及びプログラム
JP2019168847A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 富士通株式会社 情報処理装置、表示システム及びウィンドウ配置プログラム
CN111418001A (zh) * 2017-12-06 2020-07-14 索尼公司 显示装置
US11250544B2 (en) 2017-08-11 2022-02-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Display device for visualizing contents as the display is rotated and control method thereof
US11402981B2 (en) 2017-08-11 2022-08-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Display device for visualizing contents as the display is rotated and control method thereof

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11196397A (ja) * 1997-12-26 1999-07-21 Canon Inc 表示装置及び通信システム
JP2004219791A (ja) * 2003-01-16 2004-08-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯型表示装置
JP2006254350A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末装置及び表示切替方法
JP2006259358A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Clarion Co Ltd 画像表示装置、画像表示方法、及び、画像表示プログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11196397A (ja) * 1997-12-26 1999-07-21 Canon Inc 表示装置及び通信システム
JP2004219791A (ja) * 2003-01-16 2004-08-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯型表示装置
JP2006254350A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末装置及び表示切替方法
JP2006259358A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Clarion Co Ltd 画像表示装置、画像表示方法、及び、画像表示プログラム

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012100159A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Sharp Corp 映像表示装置,テレビジョン受像機
JP2013020531A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Jvc Kenwood Corp タッチパネル操作装置、タッチパネル操作装置の制御方法およびプログラム
JP2013065295A (ja) * 2011-08-29 2013-04-11 Kyocera Corp 装置、方法、及びプログラム
JP2015502602A (ja) * 2011-11-09 2015-01-22 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 画面回転制御方法、並びにこれをサポートする端末機及びタッチシステム
US9785202B2 (en) 2011-11-09 2017-10-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for controlling rotation of screen and terminal and touch system supporting the same
CN104040463B (zh) * 2012-01-13 2017-02-22 索尼公司 信息处理设备和信息处理方法、以及计算机程序
CN104040463A (zh) * 2012-01-13 2014-09-10 索尼公司 信息处理设备和信息处理方法、以及计算机程序
JPWO2013105443A1 (ja) * 2012-01-13 2015-05-11 ソニー株式会社 情報処理装置及び情報処理方法、並びにコンピューター・プログラム
EP2804372A4 (en) * 2012-01-13 2015-09-16 Sony Corp DATA PROCESSING DEVICE, METHOD FOR DATA PROCESSING, AND COMPUTER PROGRAM
US9317899B2 (en) 2012-01-13 2016-04-19 Sony Corporation Information processing apparatus and information processing method, and computer program
JP2013235568A (ja) * 2012-05-02 2013-11-21 Samsung Electronics Co Ltd 画面を移動させるための方法及びその電子装置
JP2013235114A (ja) * 2012-05-08 2013-11-21 Olympus Corp 内視鏡装置、内視鏡画像の表示方法、内視鏡画像表示装置およびプログラム
JP2017044918A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 シャープ株式会社 表示装置
JP2017069924A (ja) * 2015-10-02 2017-04-06 2.5次元ファクトリー株式会社 画像表示装置
WO2018109988A1 (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 シャープ株式会社 表示装置、表示制御方法及びプログラム
JP2017084422A (ja) * 2017-02-10 2017-05-18 株式会社リコー 装置、方法、およびプログラム
US11250544B2 (en) 2017-08-11 2022-02-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Display device for visualizing contents as the display is rotated and control method thereof
US11402981B2 (en) 2017-08-11 2022-08-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Display device for visualizing contents as the display is rotated and control method thereof
CN107656789A (zh) * 2017-09-27 2018-02-02 惠州Tcl移动通信有限公司 一种多角度界面显示的方法、存储介质及智能终端
CN111418001A (zh) * 2017-12-06 2020-07-14 索尼公司 显示装置
CN111418001B (zh) * 2017-12-06 2023-09-01 索尼公司 显示装置
JP2019168847A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 富士通株式会社 情報処理装置、表示システム及びウィンドウ配置プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010128140A (ja) 端末装置及びプログラム
JP5140867B2 (ja) 電子機器及びプログラム
JP4709719B2 (ja) 電子機器
JP4960062B2 (ja) 携帯端末機
US9785308B1 (en) Mobile electronic device wrapped in electronic display
KR101569776B1 (ko) 접히는 표시부를 가지는 휴대 단말기 및 이의 운용 방법
EP2287703B1 (en) Information processing apparatus, information processing method, information processing program, and mobile terminal
JP4581788B2 (ja) 携帯情報端末装置及びそれに用いる機能選択起動方法
JP5246769B2 (ja) 携帯端末装置、及びプログラム
US20120192113A1 (en) Portable electronic device
US20120221966A1 (en) Mobile electronic device
JP5356752B2 (ja) 端末装置及びプログラム
KR101861593B1 (ko) 휴대용 단말기를 조작하기 위한 장치 및 방법
JP2000010655A (ja) 携帯型情報装置
KR101624161B1 (ko) 투과 영역을 포함하는 커버를 가지는 휴대 단말기의 디스플레이 방법 및 장치
JP2010183154A (ja) 端末装置及びプログラム
JP5297121B2 (ja) 端末装置及びプログラム
JP2005092667A (ja) 携帯型情報入力装置
JP5376658B2 (ja) 端末装置及びプログラム
JP2011155529A (ja) 携帯端末装置
JP5317172B2 (ja) 端末装置及びプログラム
JP2009086793A (ja) 携帯端末及びその表示制御方法
JP2006066974A (ja) 携帯通信端末
JP5731582B2 (ja) 端末装置及びプログラム
JP2010154056A (ja) 携帯端末装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100729

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130618

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20131010

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20131101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140117