JP5138417B2 - 吊り戸の吊り下げ装置 - Google Patents

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本発明は、吊り戸をガイドレールに移動可能に吊り下げるための装置に関し、特に、ガイドレールに取り付けられた走行ユニットと吊り戸に固着された固着ユニットとが互いに連結離脱可能な吊り下げ装置に関する。
吊り戸の吊り下げ装置は、ガイドレールに取り付けられた走行ユニットと戸側に取り付けられる固着ユニットとからなる。走行ユニットと固着ユニットとが連結離脱可能な吊り下げ装置にあっては、前もって走行ユニットをガイドレールにセットしておき、吊り戸の固着ユニットを後から走行ユニットに連結することにより、吊り戸の吊り込みがなされる。
この吊り込み作業の容易化を図ったものとして、走行ユニットの下方に突出した吊り下げ軸(吊り金具)を固着ユニット内に導入して仮保持状態にした後、固着ユニット内の本固定部に吊り下げ軸を相対移動させて本固定できるようにした吊り下げ装置が知られている(特許文献1)。本固定状態においては、吊り下げ軸の先端部に形成されたフランジ状の軸頭部に固着ユニット内の弾性ロック片が係合することにより吊り下げ軸の離脱を阻止する。弾性ロック片には操作部が連結されていて、この操作部を指で押し上げたときに弾性ロック片がばね力に抗してロック解除方向に回動するようになっており、この状態で走行ユニットから吊り戸が取り外される。
特開2005−68856号公報
上述した従来の技術では、ガイドレールから吊り戸を外す場合には、固着ユニットの操作部を指で押し上げながら、吊り戸を持ち上げて、走行ユニットの吊り下げ軸から固着ユニットを外す作業を行う必要があるため、吊り戸の取り外しを一人で行うのは容易ではなかった。
本発明が解決しようとする課題は、吊り戸の取り外しを一人でも簡単に行なうことができる吊り下げ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の吊り下げ装置は、建物の開口部を開閉する吊り戸を、当該開口部の上縁部に沿設されたガイドレールに吊り下げて保持する吊り下げ装置であって、
前記ガイドレールに走行可能に取り付けられた走行ユニットと、
前記吊り戸の上端部に固着される固着ユニットと、を有し、
前記走行ユニットと前記固着ユニットのうちの一方は吊り下げ方向に延びる吊り下げ軸を有し、他方は当該吊り下げ軸を受け入れて係脱自在に係止する吊り下げ軸係止機構を有し、
前記吊り下げ軸は、その先端部にフランジ状の軸頭部を有し、
前記吊り下げ軸係止機構は、
前記吊り下げ軸を水平方向に出入り可能に受け入れる受入部と、
前記軸頭部と係合して前記吊り戸の荷重を受けるべく前記受入部の水平方向最奥部に形成された係合部と、
前記係合部と係合した前記軸頭部に対し前記係合部とは反対側から係合することにより前記係合部からの前記軸頭部の離脱を阻止するロックレバーと、
前記ガイドレールからの前記吊り戸の取り外し作業時に前記軸頭部に対する前記ロックレバーの係合を解除した状態に保持するためのロック解除用操作子と、を有する。
上記のように構成された本発明の吊り下げ装置によれば、ガイドレールから吊り戸を外す際、ロック解除用操作子を操作することにより、吊り下げ軸の軸頭部に対するロックレバーの係合を解除した状態に保つことができる。これにより、従来固着ユニットの操作部を指で押し上げるために使用していた方の手が解放されるので、両方の手で吊り戸を持ち上げて取り外し作業を行うことができるようになる。
本発明の吊り下げ装置において、
前記ロックレバーは、
その中間部を支持する回動軸を中心にして上下方向に回動自在であると共に前記軸頭部の離脱を阻止する向きに常時付勢されており、
前記吊り戸を前記走行ユニットに取り付ける際、前記吊り下げ軸の先端により押圧されて反付勢方向に回動した後、前記軸頭部が前記係合部に係合した時点で付勢力により復帰して前記軸頭部に係合するように構成されていることが望ましい。
本発明の吊り下げ装置において、
前記ロック解除用操作子は、
前記軸頭部に対する前記ロックレバーの係合を解除しないロック非解除位置から前記軸頭部に対する前記ロックレバーの係合を解除するロック解除位置に手動で移動させることができ且つ移動後はその位置に保持され、
これが前記ロック解除位置に保持されている状態で、前記吊り戸を前記走行ユニットに取り付ける際、前記吊り下げ軸の先端により前記ロックレバーが押圧される動作に連動して前記ロック非解除位置に復帰するように構成されていることが望ましい。
本発明の吊り下げ装置によれば、ガイドレールから吊り戸を外す際、ロック解除用操作子を操作することにより、吊り下げ軸の軸頭部に対するロックレバーの係合を解除した状態に保持することができるので、吊り戸の取り外しを一人でも簡単に行なうことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明に係る吊り下げ装置の斜視図、図3は正面図、図4は断面図である。図1及び図3は走行ユニットと固着ユニットとが連結している状態を、図2及び図4は非連結状態をそれぞれ示している。
この吊り下げ装置1は、建物の開口部(図示省略)を開閉する吊り戸(図示省略)を、当該開口部の上縁部に沿設されたガイドレール(図示省略)に吊り下げて保持する吊り下げ装置であり、ガイドレールに走行可能に取り付けられた走行ユニット10と、吊り戸の上端部に固着される固着ユニット20と、を有する。この吊り下げ装置1は、折戸にも引き戸にも使用することができる。
走行ユニット10は、ガイドレールに係合する左右2個、前後2個、計4個のローラー11と、各ローラー11を回転自在に支持する樹脂製の基台12と、その一端(この例では上端部)が基台12に支持されて吊り下げ方向(この例では下方)に延びる金属製の吊り下げ軸13とを有する。吊り下げ軸13は、その先端部(この例では下端部)に円形フランジ状に拡径した軸頭部13Aを有する。軸頭部13Aの先端面13aは球面状に滑らかに仕上げられている。なお、基台12の一端にローラー11よりも走行方向に突出させて形成されている部位14は、隣接する他の走行ユニット10或いはガイドレールの長手方向の端部の壁面のいずれかに当接する部位である。
固着ユニット20は、樹脂成形品からなり、吊り戸の側面にビスで締着固定される固定部21と、固定部21と一体成型された本体22と、吊り下げ軸係止機構部30と、を有している。固定部21には、締着固定用の貫通孔21aが複数箇所に設けられている。本体部22は、固定部21の背面(取付面)側に突出している。この固着ユニット20は、本体部22を吊り戸の板面に形成された取付孔に嵌め込み、固定部21を吊り戸の板面にビスで締着固定することにより、吊り戸に強固に固着される。
吊り下げ軸係止機構部30は、吊り下げ軸13を水平方向に出入り可能に受け入れる受入部31と、吊り下げ軸13の軸頭部13Aと係合して吊り戸の荷重を受けるべく受入部31の水平方向最奥部に形成された係合部32と、係合部32と係合している軸頭部13Aに対し係合部32とは反対側から係合することにより係合部32からの軸頭部13Aの離脱を阻止するロックレバー33と、ガイドレールからの吊り戸の取り外し作業時に軸頭部13Aに対するロックレバー33の係合を解除した状態に保持するためのロック解除用操作子34と、を有する。
受入部31及び係合部32は、樹脂成形によって本体部22内に形成されている。
受入部31は、固定部21側にラッパ状に開いた導入部31aと、導入部31の奥側に連設された保持部31bと、を有する。導入部31aの開口部の横幅は、軸頭部13Aの直径の2倍以上の寸法に選定されている。保持部31bの横幅は、吊り下げ軸13の直径よりも若干大きく選定されている。保持部31bの最奥面31cは、吊り下げ軸13の胴部が当接する部位であるため、吊り下げ軸13の胴部に合わせて円筒状の曲面に形成されている。
係合部32は、保持部31bの下端部に形成されている。この例では、係合部32は、保持部31bの下端部を軸頭部13Aの外形寸法に合わせて縁取るように拡径して、軸頭部13Aの上面部と互いに係合する段部を形成してなる。
ロックレバー33は、導入部31aの直下に設けられている。ロックレバー33は、その中間部が回動軸35によって支持されており、この回動軸35を中心にして前後のアームが上下方向に回動するようになっている。ロックレバー33は、回動軸35より係合部32側に延びる係止アーム部33aと、導入部31aの開口部側に延びる操作アーム部33bとを有し、係止アーム部33aの先端上部が軸頭部13Aの下部周縁に下方から当接して係合するようになっている。係止アーム部33aの下には、コイルばね36が設けられており、このコイルばね36の弾性反発力によって係止アーム部33aが上方にすなわち軸頭部13Aと係合する向きに常時付勢されている。
ロック解除用操作子34は、ロックレバー33の下方に、上下にスライド可能に設けられている。ロック解除用操作子34は、本体部22の左右両側壁に形成されたガイド孔31dに沿って上下に案内されるスライド体34aと、固着ユニット20の前面部に位置する操作部34bと、ロックレバー33の係止アーム部33aの下方に位置する復帰用当接部34cと、これをロック非解除位置とロック解除位置とに選択的に切り替えて保持するための一対の保持位置切替え片34dとを一体樹脂成型してなる。操作部34b及び保持位置切替え片34dは、固着ユニット20の表面部に導入部31aと連通させて形成された凹部20a内に上下移動可能に設けられている。操作部34bは、スライド体34aの前端部から上方に突出しており、その先端(上端)がロックレバー33の操作アーム部33bの先端下部に当接するようになっている。保持位置切替え片34dは、操作部34bの両端から下方に延びている。両保持位置切替え片34dの先端近傍外面部には、係止突起34eが形成されている。固着ユニット20の凹部20aの左右の内壁部には、係止突起34eと係合する第1及び第2の係合凹部24a、24bが上下に離間させてそれぞれ設けられている。
ロック解除用操作子34は、係止突起34eが第1の係合凹部24aに係合しているときにはロック非解除位置に保持され、係止突起34eが第2の係合凹部24bに係合しているときにはロック解除位置に保持されるようになっている。ロック非解除位置に保持されているとき、ロック解除用操作子34はその上下移動可能範囲における最も低位置にある。このとき操作部34bが操作アーム部33bに当接していない(あるいは単に接触している)状態に保たれる。一方、ロック解除位置に保持されているとき、ロック解除用操作子34はその上下移動可能範囲における最も高位置にある。このとき操作部34bによって操作アーム部33bが押し上げられた状態に保たれ、その反対側の係止アーム部33aが下方に回動した状態、すなわち軸頭部13Aに対する係止アーム部33aの係合が解かれた状態に保たれる。ロック非解除位置からロック解除位置へのロック解除用操作子34の移動操作は、操作者が操作部34bを指で上方にスライドさせることによりなされる。
また、ロック解除用操作子34は、これがロック解除位置にあるときに、ロックレバー33の係止アーム部33aが吊り下げ軸13に押されて下方に回動すると、係止アーム部33aによって復帰用当接部34cが下方に押し下げられることにより、ロック非解除位置に自動的に戻るようになっている。
次に、上記のように構成された吊り下げ装置1の動作について、図5を参照しつつ説明する。図5において、(a)は固着ユニット20が走行ユニット10に連結されていない状態を示している。(a)の状態では、ロック解除用操作子34は、ロック非解除位置にセットされている。ここでは、この状態を初期状態として吊り下げ装置1の一連の動作を説明する。
ガイドレールに吊り戸を取り付ける際、作業者は、走行ユニット10の吊り下げ軸13と固着ユニット20の受入部31とを互いに向き合わせた状態、すなわち(a)の状態にして、吊り戸の上端部をガイドレール側に移動させる。その結果、吊り下げ軸13が受入部31の導入部31aを通って保持部31bに入る。そして、吊り下げ軸13の軸頭部13Aの先端13aがロックレバー33の係止アーム部33aに当接する。この状態で吊り戸を若干持ち上げるなどして、固着ユニット20を上昇させると、係止アーム部33aが吊り下げ軸13によって押し下げられるため、ロックレバー33がコイルばね36の弾性反発力に抗して反付勢方向(ロックを解除する向き)に回動する。(b)はこのときの状態を示している。吊り下げ軸13の軸頭部13Aは、その先端13aで係止アーム部33aを押し下げながら保持部31bの最奥面31cに当接し、係合部32に係合する。ロックレバー33は、軸頭部13Aの先端13aの中央部が係止アーム部33aの先端を通過した時点から付勢方向(ロックする向き)に回動(復帰)し始め、吊り下げ軸13の軸頭部13Aが固着ユニット20の係合部32に係合した時点で、軸頭部13Aに係合する。この時点で、係合部32からの軸頭部13Aの離脱がロックレバー33によって阻止された状態、すなわち走行ユニット10と固着ユニット20との連結が完了した状態になる。(c)はこのときの状態を示している。このようにして、吊り戸に取り付けられているすべての固着ユニット20をガイドレールに取り付けられている走行ユニット10に連結することにより、ガイドレールへの吊り戸の取り付けが完了する。
ガイドレールから吊り戸を取り外す場合、作業者は、ロック解除用操作子34をロック解除位置にセットする。ロック解除用操作子34がロック非解除位置からロック解除位置に移動することにより、ロックレバー33の操作アーム部33bが押し上げられるため、その反対側の係止アーム部33aが下方に回動し、軸頭部13Aに対する係止アーム部33aの係合が解かれる。そして、ロック解除用操作子34がロック解除位置にセットされることにより、軸頭部13Aに対する係止アーム部33aの係合が解かれた状態に保たれる。(d)はこの状態を示している。この状態で、作業者は、吊り戸の上端部を取り付けのときとは反対側に移動させる。その過程で、吊り下げ軸13が保持部31bから外れ、導入部31aを通って固着ユニット20から離脱する。(e)は吊り下げ軸13が導入部31aを通過中の状態を示している。このようにして、走行ユニット10と固着ユニット20との連結を解くことにより、吊り戸の取り外しを行うことができる。
上記のようにして取り外しを行った後の吊り戸の固着ユニット20は、ロック解除用操作子34がロック解除位置にセットされたままになっている。
この吊り戸をガイドレールに取り付ける場合、吊り下げ軸13が受入部31の導入部31aを通って保持部31bに入る過程で、吊り下げ軸13の軸頭部13Aの先端13aがロックレバー33の係止アーム部33aに当接する。この状態で吊り戸を若干持ち上げるなどして、固着ユニット20を上昇させると、係止アーム部33aが吊り下げ軸13によって押し下げられる。その結果、ロック解除用操作子34は、係止アーム部33aによってロック非解除位置に押し下げられ、そして保持位置切替え片34dの係止突起34eが固着ユニット20の第1の係合凹部24aと係合することにより、ロック非解除位置に保持される。(f)はこのときの状態を示している。吊り下げ軸13の軸頭部13Aは、その先端13aで係止アーム部33aを押し下げながら保持部31bの最奥面31cに当接し、係合部32に係合する。ロックレバー33は、軸頭部13Aの先端13aの中央部が係止アーム部33aの先端を通過した時点から付勢方向(ロックする向き)に回動(復帰)し始め、吊り下げ軸13の軸頭部13Aが固着ユニット20の係合部32に係合した時点で、軸頭部13Aに係合する。この時点で、係合部32からの軸頭部13Aの離脱がロックレバー33によって阻止された状態、すなわち走行ユニット10と固着ユニット20との連結が完了した状態になる。(g)はこのときの状態を示している。これは(c)の状態と同じである。
上記のようにこの実施形態の吊り下げ装置1によれば、ガイドレールから吊り戸を外す際、ロック解除用操作子34を操作することにより、吊り下げ軸13の軸頭部13Aに対するロックレバー33の係合を解除した状態に保つことができるので、吊り戸の取り外し作業を容易に行うことができる。
また、吊り戸を取り外した後、ロック解除用操作子34がロック解除位置にセットされたままの状態で吊り戸の取り付けを再度行った場合でも、その取り付け動作に伴ってロック解除用操作子34がロック非解除位置に自動的に復帰するので、ロック解除用操作子34をロック非解除位置に戻す手間がかからない。
なお、上記の例では、走行ユニット10に吊り下げ軸13を設け、固着ユニット20に吊り下げ軸係止機構部30を設けた場合について説明したが、固着ユニット20に吊り下げ軸13を設け、走行ユニット10に吊り下げ軸係止機構部30を設けてもよい。
本発明に係る吊り下げ装置の形態例を示す斜視図 本発明に係る吊り下げ装置の形態例を示す斜視図 本発明に係る吊り下げ装置の形態例を示す正面図 本発明に係る吊り下げ装置の形態例を示す断面図 上記形態例の一連の動作状態を示す断面図
符号の説明
1 吊り下げ装置
10 走行ユニット
20 固着ユニット
13 吊り下げ軸
13A 軸頭部
30 吊り下げ軸係止機構部
31 受入部
31a 導入部
31b 保持部
32 係合部
33 ロックレバー
33a 係止アーム部
33b 操作アーム部
34 ロック解除用操作子
34b 操作部
34c 復帰用当接部
34d 保持位置切替え片

Claims (2)

  1. 建物の開口部を開閉する吊り戸を、当該開口部の上縁部に沿設されたガイドレールに吊り下げて保持する吊り下げ装置(1)であって、
    前記ガイドレールに走行可能に取り付けられた走行ユニット(10)と、
    前記吊り戸の上端部に固着される固着ユニット(20)と、を有し、
    前記走行ユニット(10)と前記固着ユニット(20)のうちの一方は吊り下げ方向に延びる吊り下げ軸(13)を有し、他方は当該吊り下げ軸(13)を受け入れて係脱自在に係止する吊り下げ軸係止機構(30)を有し、
    前記吊り下げ軸(13)は、その先端部にフランジ状の軸頭部(13A)を有し、
    前記吊り下げ軸係止機構(30)は、
    前記吊り下げ軸(13)を水平方向に出入り可能に受け入れる受入部(31)と、
    前記軸頭部(13A)と係合して前記吊り戸の荷重を受けるべく前記受入部(31)の水平方向最奥部に形成された係合部(32)と、
    前記係合部(32)と係合した前記軸頭部(13A)に対し前記係合部(32)とは反対側から係合することにより前記係合部(32)からの前記軸頭部(13A)の離脱を阻止するロックレバー(33)と、
    前記ガイドレールからの前記吊り戸の取り外し作業時に前記軸頭部(13A)に対する前記ロックレバー(33)の係合を解除した状態に保持するためのロック解除用操作子(34)と、を有し、
    前記ロックレバー(33)は、
    その中間部を支持する回動軸(35)を中心にして上下方向に回動自在であると共に前記軸頭部(13A)の離脱を阻止する向きに常時付勢されており、
    前記吊り戸を前記走行ユニットに取り付ける際、前記吊り下げ軸(13)の先端(13a)により押圧されて反付勢方向に回動した後、前記軸頭部(13A)が前記係合部(32)に係合した時点で付勢力により復帰して前記軸頭部(13A)に係合するように構成されている、吊り戸の吊り下げ装置。
  2. 前記ロック解除用操作子(34)は、
    前記軸頭部(13A)に対する前記ロックレバー(33)の係合を解除しないロック非解除位置から前記軸頭部(13A)に対する前記ロックレバー(33)の係合を解除するロック解除位置に手動で移動させることができ且つ移動後はその位置に保持され、
    これが前記ロック解除位置に保持されている状態で、前記吊り戸を前記走行ユニット(10)に取り付ける際、前記吊り下げ軸(13)の先端(13a)により前記ロックレバー(33)が押圧される動作に連動して前記ロック非解除位置に復帰するように構成されている、請求項記載の吊り戸の吊り下げ装置。
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