JP2019110246A - 操作モジュールロック機構 - Google Patents

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【課題】簡易な構造で、操作モジュールの取り付けベースへの取り付けを容易にし、また、取り付けベースから操作モジュールを容易に持ち運べる操作モジュールロック機構を提供する。【解決手段】操作モジュール12の両側面に回動自在となるよう軸支された薄板状のレバー22を備え、レバー22には、把持部24と、係止部26が形成され、取り付けベース14には、固定レーン28が形成され、固定レーン28は、脚部18を挿置する脚部挿置部30と、係止部26を挿入する係止孔32を有し、脚部18を脚部挿置部30に挿置した状態で、係止部26を係止孔32に挿入させることで、操作モジュール12を取り付けベース14に固定配置し、係止部26を係止孔32から抜去し、把持部24を持ち上げることで、操作モジュール12を取り付けベース14から取り外せる構造とした。【選択図】図3

Description

本発明は、操作モジュールをスイッチャの取り付けベースに取り付ける際の固定(ロック)機構について、特に、簡易な構造で、容易に取り付けが可能で、且つ、取り外しも容易になる操作モジュールロック機構に関するものである。
従来から、電子機器本体等をケース等に取り付けたり、また、取り外す作業を容易にする着脱構造が開発されている。例えば、特許文献1には、カーステレオなどの側面に着脱自在に内設された係合爪によりブラケット内に係止される車載用電子機器において、危機の側面前方に開動自在に軸支され、非使用時はエスカッションの一部を形成する把持が配設され、さらに、上記エスカッションの前面にスリット開口され、該スリットの内方に別途機器内に配設された係合爪の解除レバーの先端が配設され、該スリットに挿入される解除キーとからなる車載用電子機器の取り付け構造が開示されている。
また、特許文献2には、車内に設けられた車載機器取り付け用のスリーブケースに音響機器等を着脱可能に取り付けるための着脱機構において、機器本体に配置され、該機器本体の正面側に設けた挿入穴から挿入される治具で押圧されることにより回転して把手部が機器本体の正面側に突出するようにした回転レバーと、該回転レバーと遊びをもたせて係合していて正面側に突出した前記把手部を介して前記回転レバーを回転させることにより揺動する揺動部材と、該揺動部材の揺動により前記スリーブケースに設けた係合穴から出没する係合レバーとを備えていることを特徴とする車載用音響機器等の着脱機構が開示されている。
しかし、上記特許文献1、2は、機器の着脱の際には、専用の冶具を必要とするため、使いづらさが感じられている。また、電子機器(例えば、操作モジュール等)をスイッチャ等の取り付けベースに固定する場合は、通常、ねじ止めが一般的であるが、取り付け、取り外しが煩雑で、使い勝手が悪く、また、操作面には外観上、ねじ頭を隠す対策をしなくてはならず、煩雑であるとされている。
そこで、例えば、特許文献3には、両側面を軸に上下回転自在な把手を有した電子機器ユニットと前記把手下部に配置された前記電子機器ユニットの取り付けベースとを備えた電子機器において、上記取り付けベースに弾性部材及び案内ピンを設け、上記把手の一部に上記案内ピンと係合するクランプ部を設け、上記把手を下方向へ可動させた際、上記クランプ部と案内ピンが係合し、電子機器の脚が上記弾性部材に圧触される構成を特徴とする電子機器装着機構が開示されている。
この技術によれば、把手下部にクランプ部を設け、このクランプ部によって把手を上下操作することで、取り付け金具の受け止めができ、専用の冶具を用いなくとも、電子機器の着脱が容易になるとされている。
実開昭63−16485号公報 特開平7−257287号公報 特開昭62−204594号公報
しかしながら、上記特許文献1、2では、前述のとおり、専用の冶具が必要となってしまい、また、上記特許文献3では、電子機器の着脱が容易にはなるが、クランプ部と係合させる案内ピンや、可動バネ等を取り付けベース側に設けなければならず、電子機器を取り外した後は、電子機器を直接掴んで持ち上げなくてはならず、さらなる構造面での改良が望まれてきていた。また、外観上もスマートではなく、その点での改良も必要とされていた。
本発明は、上述の課題を解決するためのもので、専用の冶具を不要とし、さらに、簡易な構造で、操作モジュールのスイッチャの取り付けベースへの取り付けを容易に行えるとともに、スイッチャの取り付けベースから取り外した操作パネルを容易に持ち上げ、運ぶことが可能となる操作モジュールロック機構を提供することにある。
上述の課題に対応するため、本発明は、以下の技術的手段を講じている。
即ち、請求項1記載の発明は、取り付けベースを有するスイッチャに、操作モジュールを取り付けるための操作モジュールロック機構において、前記操作モジュールは、底面に突出した脚部が設けられ、且つ、両側面にそれぞれ設けられたネジ孔に、ネジ部材をもって、それぞれ上下方向に回動自在となるよう軸支された薄板状のレバーが備えられ、前記レバーは、一端側に、かぎ状の把持部が、他端側には、前記レバーを前記把持部が下方向に向かうよう回動させた際に、前記操作モジュールの底面側に位置する箇所に、前記操作モジュールを前記取り付けベースに固定配置するために用いるかぎ状の係止部が形成され、前記取り付けベースは、両側辺に沿って固定レーンが形成されており、当該固定レーンに、前記脚部をそれぞれ挿置可能とする脚部挿置部と、前記係止部を挿入する係止孔を有し、前記脚部を脚部挿置部に挿置した状態で、前記レバーを前記把持部が下方向に向かうよう回動させ、前記係止部を前記係止孔に挿入させることで、前記操作モジュールを前記取り付けベースに固定配置でき、さらに、その状態から、前記レバーを前記把持部が上方向に向かうよう回動させ、前記係止部を前記係止孔から抜去し、前記把持部を持ち上げることで、前記操作パネルを前記取り付けベースから取り外せるよう構成されていることを特徴とする操作モジュールロック機構である。
次に、請求項2記載の発明は、請求項1記載の操作モジュールロック機構であって、前記レバーは、前記一端側と他端側の間にかけて、当該レバーを前記把持部が下方向に向かうよう回動させた際に、下側となる所定範囲に切り欠き部が形成され、且つ、当該切り欠き部の前記他端側は、前記レバーを前記把持部が下方向に向かうよう回動させた際に、上方から順に、窪んだ形状に形成された付勢部と、なだらかな曲線に形成された摺動部を有しており、また、前記操作パネルの両側面には、前記レバーを前記把持部が下方向に向かうよう回動させた際に、前記切り欠き部に対応する範囲に、軸形状の第1ストッパーと、当該第1ストッパーよりも上方となる位置に軸形状の第2ストッパーが、そして、一端側が、前記第1ストッパーに当接可能な、当該第1ストッパーに向けて、かぎ状となる引っ掛け部が形成されるとともに、他端側が、前記操作モジュールの底面側の固定部に固定されてなる弾性部材が、それぞれ備えられ、前記レバーを前記把持部が下方向に向かうよう回動させた場合、前記把持部が所定位置まで到達すると、前記引っ掛け部が、前記付勢部に当接して、前記レバーを下方向へと付勢するとともに、前記第2ストッパーが、前記切り欠き部のうちの、前記把持部と、前記付勢部の間に当接することで、前記レバーの更なる下方向への回動を制止でき、さらに、その位置から、前記レバーを前記把持部が上方向に向かうよう回動させた場合、前記引っ掛け部が、前記付勢部から離れ、前記第1ストッパーに当接するとともに、前記摺動部を摺動していき、前記把持部が所定位置まで到達すると、前記係止部が、前記弾性部材の一端側と他端側の間の所定箇所に当接するとともに、前記引っ掛け部を前記第1ストッパーに押し当てることで、前記レバーの更なる上方向への回動を制止できるよう構成されていることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の操作モジュールロック機構であって、前記レバーは、対角に一対、互い違いに配置されていることを特徴としている。さらに、請求項4記載の発明は、請求項1〜3何れか1項記載の操作モジュールロック機構であって、前記レバーは、前記引っ掛け部が、前記付勢部に当接する位置まで回動した際に、当該レバーを前記把持部が下方向に向かうよう回動させた際に、上側となる辺が、前記操作モジュールの上面と面一となるよう構成されていることを特徴としている。
本発明によれば、ねじ止め等せずとも、また、専用の冶具を用いずとも、簡易な構造により、操作モジュールをスイッチャの取り付けベースに取り付けることが容易に行えるとともに、スイッチャの取り付けベースから取り外した操作モジュールを容易に持ち、運ぶことができるため、メンテナンス性や、カスタマイズの点で、非常に有用なものとなる。また、薄板状のレバーを用いているため、外観上においても優れたものとなる。
本発明に係る操作モジュールロック機構の実施形態のうち、操作モジュールを示した図で、(a)はレバーを把持部が下方向となるように回動させ、取り付けベースに取り付けられる状態、(b)はレバーを把持部が上方向、或いは下方向となるように回動させている途中の状態、(c)はレバーを把持部が上方向となるように回動させ、把持部を持ち上げ可能な状態、(d)はレバーが更に上方向へと回動しないよう制止されている状態を表している。 本発明に係る操作モジュールロック機構の実施形態において、操作モジュールをスイッチャの取り付けベースに取り付ける状態を示した一例図である。 本発明に係る操作モジュールロック機構の実施形態において、操作モジュールを取り付けベースに取り付けた状態を示した図である。 本発明に係る操作モジュールロック機構の実施形態において、操作モジュール同士の位置関係の一例を示した図で、(a)は斜視図、(b)は平面図である。
本発明に係る操作モジュールロック機構の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る操作モジュールロック機構の実施形態のうち、操作モジュールを示した図で、(a)はレバーを把持部が下方向となるように回動させ、取り付けベースに取り付けられる状態、(b)はレバーを把持部が上方向、或いは下方向となるように回動させている途中の状態、(c)はレバーを把持部が上方向となるように回動させ、把持部を持ち上げ可能な状態、(d)はレバーが更に上方向へと回動しないよう制止されている状態を表している。
また、図2は、本発明に係る操作モジュールロック機構の実施形態において、操作モジュールをスイッチャの取り付けベースに取り付ける状態を示した一例図で、図3は、本発明に係る操作モジュールロック機構の実施形態において、操作モジュールを取り付けベースに取り付けた状態を示した図である。
なお、符号については、10が操作モジュールロック機構、12が操作モジュール、14が取り付けベース、16がスイッチャ、18が脚部、20がネジ部材、22がレバー、24が把持部、26が係止部、28が固定レーン、30が脚部挿置部、32が係止孔、34が切り欠き部、36が付勢部、38が摺動部、40が第1ストッパー、42が第2ストッパー、44が引っ掛け部、46が弾性部材を示している。
まず、本実施形態における操作モジュールロック機構10は、図1、2に示すように、操作モジュール12を固定配置できる取り付けベース14を有するスイッチャ16に、操作モジュール12を取り付けるためのもので、操作モジュール12は、底面に突出した脚部18が設けられ、且つ、両側面にそれぞれ設けられたネジ孔(図示せず)に、ネジ部材20をもって、それぞれ上下方向に回動自在となるよう軸支された薄板状のレバー22が備えられている。
さらに、レバー22は、一端側に、かぎ状の把持部24が、他端側には、レバー22を把持部24が下方向に向かうよう回動させた際に、操作モジュール12の底面側に位置する箇所に、操作モジュール12を取り付けベース14に固定配置するために用いるかぎ状の係止部26が形成されている。なお、本実施形態では、係止部26は、把持部24と逆方向に向くかぎ状に形成されている。
また、取り付けベース14は、図3に示すように、両側辺に沿って固定レーン28が形成されており、この固定レーン28に、脚部18をそれぞれ挿置可能とする脚部挿置部30と、係止部26を挿入する係止孔32を有している。
そして、本実施形態は、脚部18を脚部挿置部30に挿置した状態で、レバー22を把持部24が下方向に向かうよう回動させ、係止部26を係止孔32に挿入させることで、操作パネル12を取り付けベース14に固定配置でき、さらに、その状態から、レバー22を把持部24が上方向に向かうよう回動させ、係止部26を係止孔32から抜去し、把持部24を持ち上げることで、操作モジュール12を取り付けベース14から取り外せるよう構成されている。
続いて、本発明に係る操作モジュールロック機構の実施形態について詳細に説明していく。本実施形態における操作モジュールロック機構10は、図2に示すように、例えば、小規模スタジオや小型制作中継車などの制作や、小型報道中継車や出先中継などの報道などに最適に用いられるスイッチャ16の取り付けベース14に、操作モジュール12を取り付けるためのものである。
続いて、本実施形態において、操作モジュール12は、図1に示すように、底面に突出した脚部18が設けられ、且つ、両側面にそれぞれ設けられたネジ孔(図示せず)に、ネジ部材20をもって軸支された薄板状のレバー22が備えられている。そして、このレバー22は、それぞれ上下方向に回動自在となっており、例えば、図1(a)から(b)、(c)、そして(d)へと回動させることができる。なお、本発明は、レバー22を薄板状とすることで、外観上スリムなものとなる。
そして、レバー22は、一端側に、かぎ状の把持部24が、他端側には、操作パネル12を取り付けベース14に固定配置するために用いるかぎ状の係止部26が形成されている。また、取り付けベース14は、図3に示すように、両側辺に沿って、操作モジュール12を固定配置するための固定レーン28が形成されており、この固定レーン28には、操作モジュール12の裏面に形成されている脚部18をそれぞれ挿置可能とする脚部挿置部30と、レバー22に形成されている係止部26を挿入する係止孔32を有している。
そして、本実施形態では、図3に示すように、まず、操作モジュール12の脚部18を脚部挿置部30に挿置した状態で、図1(a)に示す状態となるように、レバー22を把持部24が下方向に向かうよう回動させ、係止部26を係止孔32に挿入させることで、操作パネル12を取り付けベース14に固定配置できるようになっている。
さらに、その状態から、操作モジュール12を取り外す場合は、図1(a)に示すレバー22の状態から、(b)、さらに、(c)へとレバー22を把持部24が上方向に向かうよう回動させ、係止部26を係止孔32から抜去する。そして、(c)の状態で把持部24を持ち上げることで、操作モジュール12を取り付けベース14から容易に取り外せることができる。このような構造としているため、工具不要で、操作モジュール12の取り付けベース14への取り付けや、操作モジュール12の取り付けベース14からの取り外しを容易に行えることができるわけである。
ここで、操作モジュール12を取り付けベース14に取り付ける流れについて詳しく説明する。まず、図1(a)に示すように、レバー22は、一端側と他端側の間にかけて、レバー22を把持部24が下方向に向かうよう回動させた際に、下側となる所定範囲に切り欠き部34が形成され、且つ、切り欠き部34の他端側は、レバー22を把持部24が下方向に向かうよう回動させた際に、上方から順に、窪んだ形状に形成された付勢部36と、なだらかな曲線に形成された摺動部38を有している。
一方、操作モジュール12の両側面には、レバー22を把持部24が下方向に向かうよう回動させた際に、切り欠き部34に対応する範囲に、軸形状の第1ストッパー40と、第1ストッパー40よりも上方となる位置に第2ストッパー42が、そして、一端側が、第1ストッパー40に当接可能で、第1ストッパー40に向けて、かぎ状を呈する引っ掛け部44が形成されるとともに、他端側が、操作モジュール12の底面側にて固定された弾性部材46が、それぞれ備えられている。
そして、操作モジュール12を取り付けベース14に取り付ける際には、図1(c)に示した状態の操作モジュール12の把持部24を持ち、図3に示す、操作モジュール12の脚部18を取り付けベース14の固定レーン28に形成されている脚部挿置部30に挿置し、図1(b)から(a)へと示すように、レバー22を把持部24が下方向に向かうよう回動させる。
続いて、図1(b)に示すように、レバー22を把持部24が下方向に向かうように回動させていくと、引っ掛け部44が、第1ストッパー40に当接したまま、摺動部38を摺動していく。この摺動部38は、なだらかな曲線に形成されているため、スムースな回動が可能となっている。
さらに、続けてレバー22の把持部24が下方向に向かうように回動させていくと、図1(a)に示すように、引っ掛け部44が、付勢部36に当接し、レバー22を下方向へ付勢することにより、その位置を維持させつつ、第2ストッパー42が、切り欠き部34のうちの、把持部24と、付勢部36の間に当接することで、レバー22の更なる下方向(回動方向)への回動を制止することができるようになっている。
この図1(a)に示す位置になると、レバー22の係止部26が、固定レーン28の係止孔32に挿入された状態となり、また、レバー22の位置が維持されるため、操作モジュール12が、取り付けベース14にしっかりと固定配置されることになる。
逆に、操作モジュール12を取り付けベース14から取り外す際には、図1(a)の状態から、レバー22を把持部24が上方向に向かうよう回動させる。そうすると、係止部26が、固定レーン28の係止孔32から抜去される。
この時、付勢部36に当接していた弾性部材46の引っ掛け部44が、図1(b)に示すように、第1ストッパー40に当接したまま、摺動部38を摺動していく。そして、図1(c)に示す状態まで、レバー22を把持部24が上方向に向かうよう回動させ、その状態で、把持部24を持って上げれば、容易に操作モジュール12を取り付けベース14から取り外すことができる。このような構造となっているため、メンテナンス性や、操作モジュール12のカスタマイズといった点で非常に有用なものとなる。
なお、図1(d)に示すように、レバー22の係止部26の下端側が、弾性部材46の一端側と他端側の間の所定箇所に当接するとともに引っ掛け部44を第1ストッパー40に押し当てることで、レバー22の更なる上方向(回動方向)への回動が制止されるよう構成されている。
本実施形態では、図4に示すように、取り付けベース14に操作モジュール12をマトリクス配置させるために、1つのノーマルサイズの操作モジュール12として、レバー22は、対角に一対、互い違いに配置されている。このような構造としているため、無駄なスペースを省くことができ、また、レバー22が縦に一列並ぶデザインとなり、外観上も優れたものとなる。
その他、図3、4に示すように、ハーフサイズの操作モジュール12の場合は、両側面に互い違いにレバー22が配置されていて、他のハーフサイズ、あるいは、ノーマルサイズの操作モジュール12との外観上の調和が取れるようになっている。
本発明に係る操作モジュールロック機構によれば、専用の冶具を用いずとも、操作モジュールをスイッチャの取り付けベースに取り付けることが容易に行えるとともに、また、スイッチャの取り付けベースから取り外した操作モジュールを容易に持ち、運ぶことができるため、メンテナンス性や、カスタマイズを重要視するスイッチャに非常に好適に用いることができる。
10 操作モジュールロック機構
12 操作モジュール
14 取り付けベース
16 スイッチャ
18 脚部
20 ネジ部材
22 レバー
24 把持部
26 係止部
28 固定レーン
30 脚部挿置部
32 係止孔
34 切り欠き部
36 付勢部
38 摺動部
40 第1ストッパー
42 第2ストッパー
44 引っ掛け部
46 弾性部材

Claims (4)

  1. 取り付けベースを有するスイッチャに、操作モジュールを取り付けるための操作モジュールロック機構において、
    前記操作モジュールは、底面に突出した脚部が設けられ、且つ、両側面にそれぞれ設けられたネジ孔に、ネジ部材をもって、それぞれ上下方向に回動自在となるよう軸支された薄板状のレバーが備えられ、
    前記レバーは、一端側に、かぎ状の把持部が、他端側には、前記レバーを前記把持部が下方向に向かうよう回動させた際に、前記操作モジュールの底面側に位置する箇所に、前記操作モジュールを前記取り付けベースに固定配置するために用いるかぎ状の係止部が形成され、
    前記取り付けベースは、両側辺に沿って固定レーンが形成されており、当該固定レーンに、前記脚部をそれぞれ挿置可能とする脚部挿置部と、前記係止部を挿入する係止孔を有し、
    前記脚部を脚部挿置部に挿置した状態で、前記レバーを前記把持部が下方向に向かうよう回動させ、前記係止部を前記係止孔に挿入することで、前記操作モジュールを前記取り付けベースに固定配置でき、さらに、その状態から、前記レバーを前記把持部が上方向に向かうよう回動させ、前記係止部を前記係止孔から抜去し、前記把持部を持ち上げることで、前記操作モジュールを前記取り付けベースから取り外せるよう構成されていることを特徴とする操作モジュールロック機構。
  2. 前記レバーは、前記一端側と他端側の間にかけて、当該レバーを前記把持部が下方向に向かうよう回動させた際に、下側となる所定範囲に切り欠き部が形成され、且つ、当該切り欠き部の前記他端側は、前記レバーを前記把持部が下方向に向かうよう回動させた際に、上方から順に、窪んだ形状に形成された付勢部と、なだらかな曲線に形成された摺動部を有しており、また、前記操作パネルの両側面には、前記レバーを前記把持部が下方向に向かうよう回動させた際に、前記切り欠き部に対応する範囲に、軸形状の第1ストッパーと、当該第1ストッパーよりも上方となる位置に軸形状の第2ストッパーが、そして、一端側が、前記第1ストッパーに当接可能な、当該第1ストッパーに向けて、かぎ状となる引っ掛け部が形成されるとともに、他端側が、前記操作モジュールの底面側の固定部に固定されてなる弾性部材が、それぞれ備えられ、
    前記レバーを前記把持部が下方向に向かうよう回動させた場合、前記把持部が所定位置まで到達すると、前記引っ掛け部が、前記付勢部に当接して、前記レバーを下方向へと付勢するとともに、前記第2ストッパーが、前記切り欠き部のうちの、前記把持部と、前記付勢部の間に当接することで、前記レバーの更なる下方向への回動を制止でき、さらに、その位置から、前記レバーを前記把持部が上方向に向かうよう回動させた場合、前記引っ掛け部が、前記付勢部から離れ、前記第1ストッパーに当接するとともに、前記摺動部を摺動していき、前記把持部が所定位置まで到達すると、前記係止部が、前記弾性部材の一端側と他端側の間の所定箇所に当接するとともに、前記引っ掛け部を前記第1ストッパーに押し当てることで、前記レバーの更なる上方向への回動を制止できるよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の操作モジュールロック機構。
  3. 前記レバーは、対角に一対、互い違いに配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の操作モジュールロック機構。
  4. 前記レバーは、前記引っ掛け部が、前記付勢部に当接する位置まで回動した際に、当該レバーを前記把持部が下方向に向かうよう回動させた際に、上側となる辺が、前記操作モジュールの上面と面一となるよう構成されていることを特徴とする請求項1〜3何れか1項記載の操作モジュールロック機構。
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