JP5134905B2 - フォーク式立体駐車装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の入出庫部で自動車を支持、旋回するフォーク状の旋回ステージと、自動車の入出庫部と格納部との間に形成された昇降路上で自動車を支持、昇降するフォーク状の昇降ステージとを備え、昇降路上の旋回ステージを昇降ステージが下から上に、又は上から下に通り抜けることにより両者間で自動車の受け渡しが行われるフォーク式立体駐車装置に関し、特に自動車の入出庫部への自動車の乗り入れ方向が昇降ステージの前後方向と異なる方向に設定された形式のフォーク式立体駐車装置に関する。
従来、自動車の入出庫部で自動車を支持、旋回するフォーク状の旋回ステージと、自動車の入出庫部と格納部との間に形成された昇降路上で自動車を支持、昇降するフォーク状の昇降ステージとを備え、昇降路上の旋回ステージを昇降ステージが下から上に、又は上から下に通り抜けることにより両者間で自動車の受け渡しが行われ、かつ自動車の入出庫部への自動車の乗入方向がエレベータの前後方向に対して90度方向に向けて設定された形式のフォーク式立体駐車装置にあって、自動車の入出庫部のフロアに、旋回ステージを自動車の乗入方向に向けて旋回させたときにその周囲に露出する昇降ステージの昇降口を閉塞し、昇降ステージを昇降させるときにその昇降口を開放する可動フロアを設けることで、旋回ステージの周囲をフロア化し、自動車の乗員が安心して乗降できるようにしたものがある。
この従来のフォーク式立体駐車装置では、可動フロアは、当該昇降口を被覆可能なフロアパネルと、フロアパネルを案内するガイド機構と、フロアパネルを駆動する駆動機構とからなるとともに、ガイド機構は、当該昇降口の外側に設定された退避位置に当該昇降口に向けて順次配置され、かつ自動車の入出庫部のフロアレベルに対して下方に配設された第1、第2のガイドレールと、フロアパネルの一端とその延長上に第1の延長部材を介して軸支され、第1、第2のガイドレールに係合可能な第1、第2のガイドローラと、フロアパネルの他端に軸支され、フロアパネルを支持する支持ローラとを備えており、旋回ステージが自動車の乗入方向に向けられると同時に、フロアパネルがそのガイド機構と駆動機構とにより当該昇降口へ前進し、当該昇降口を閉塞する。また昇降ステージが昇降する前には、フロアパネルが当該昇降口から後退し、当該昇降口が開放されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−248773号公報(段落番号0041〜0048、図1、図5、図6)
しかしながら、前述した従来のフォーク式立体駐車装置では、可動フロアを構成するフロアパネル、このフロアパネルを案内するガイド機構、及びフロアパネルを駆動する駆動機構の据付構造については特に言及されておらず、それぞれを単体で現場に持込み、現場あわせで適宜据付けるようになっていた。このため据付作業に比較的多くの時間を要するとともに、据付精度の観点からさらなる改善が望まれていた。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、据付作業の簡易化、及び据付精度の向上を図ることのできるフォーク式立体駐車装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明では、自動車の入出庫部に形成されたピット上で、自動車の乗込レベルと所定の高さレベルとの間を昇降し、任意の方向に旋回される自動車旋回用のフォーク状の旋回ステージと、前記入出庫部と格納部との間に形成された昇降路上を昇降するとともに、この昇降路上で前記旋回ステージを通り抜けることにより、前記旋回ステージとの間で自動車を受け渡しする自動車移送用のフォーク状の昇降ステージとを有し、前記入出庫部への自動車の乗入方向が前記昇降ステージの前後方向と異なる方向に設定されたものにあって、前記入出庫部のフロアに、フロアパネルと、このフロアパネルを案内するガイド機構と、前記フロアパネルを駆動する駆動機構とからなる可動フロアを備え、前記旋回ステージを自動車の乗入方向に向けて旋回させたときにその周囲に露出する前記昇降ステージの昇降口を前記フロアパネルにより被覆するフォーク式立体駐車装置において、前記ピットに固定されるとともに、前記入出庫部のフロアの下方に配置される枠体を備え、前記フロアパネル、前記ガイド機構、及び前記駆動機構をあらかじめ前記枠体に一体的に取付けると共に、前記ガイド機構は、前記枠体に取付けられ、前記当該昇降口の外側に設定された退避位置に前記当該昇降口に向けて順次配置される第1、第2のガイドレールと、前記フロアパネルの一端とその延長上に第1の延長部材を介して軸支され、前記第1、第2のガイドレールに係合可能な第1、第2のガイドローラと、前記枠体に取付けられ、前記当該昇降口の外側に設定された退避位置に前記第1のガイドレールと対向するように配置される第3のガイドレールと、前記フロアパネルの下面に第2の延長部材を介して軸支され、前記第3のガイドレールに係合可能な第3のガイドローラとからなることを特徴としている。
このように構成した本発明では、あらかじめ枠体に可動フロアを構成するフロアパネル、ガイド機構、及び駆動機構を一体的に取付け、この状態で現場に持込み、自動車の入出庫部に形成されたピットに据付ける。このように可動フロアを構成する部材を一体化(モジュール化)することにより、据付作業の簡易化、及び据付精度の向上を図る。また、フロアパネルがその一端側に配置され、枠体に取付けられる第1、第2のガイドレール上を移動する第1、第2のガイドローラと、フロアパネルの下面に配置され、枠体に取付けられる第3のガイドレール上を移動する第3のガイドローラとの3点で支持されて、当該昇降口とその外側の退避位置との間を移動する。
また、本発明では、前記駆動機構は、前記枠体に取付けられる駆動モータと、この駆動モータにより水平方向に旋回可能な旋回アームと、この旋回アームの先端側と前記フロアパネルとの間に軸支され、両者間をリンク結合する連結ロッドとを備えることを特徴としている。
このように構成した本発明では、枠体に取付けられた駆動モータの起動により旋回アームが旋回し、これに軸支された連結ロッドが変移し、この連結ロッドに連結されたフロアパネルが進退駆動する。
また、本発明では、前記入出庫部のフロアの一部をあらかじめ前記枠体に一体的に取付けたことを特徴としている。
このように構成した本発明では、入出庫部のフロアの一部をあらかじめ枠体に一体的に取付けることにより、現場作業のさらなる低減を図る。
本発明によれば、可動フロアを構成する部材を一体化(モジュール化)し、あらかじめ組み立てた状態で現場に搬入して据付けることにより、据付作業を簡易化し、作業時間及び労力の低減を図ることができる。また、据付精度が向上することから、円滑な装置の駆動を実現するとともに、装置の耐久性及び信頼性の向上を図ることができる。
以下、本発明に係るフォーク式立体駐車装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態におけるフォーク式立体駐車装置に形成された通常の態様の自動車の入出庫部の平面図、図2は同駐車装置において図1と異なる態様(エレベータの昇降路上で昇降ステージが旋回ステージを通り抜けて上昇(または下降された状態)の自動車の入出庫部の平面図、図3は同駐車装置において自動車の入出庫部に備えた可動フロアの拡大平面図、図4は同駐車装置において可動フロアとこの可動フロアが取付けられる枠体を示す拡大平面図、図5は同駐車装置において可動フロアとこの可動フロアが取付けられる枠体を示す拡大正面図、図6は同駐車装置において可動フロアとこの可動フロアが取付けられる枠体を示す図4のA−A視図、図7は同駐車装置において可動フロアに用いるフロアパネルとその一端に配置されるガイド機構を示す図4のB−B視図、図8は同駐車装置において可動フロアに用いるフロアパネルとその下面に配置される他のガイド機構を示す図4のC−C視図、図9は同駐車装置において枠体に入出庫部のフロアの一部が取付けられた状態を示す拡大平面図である。
図1において、1はフォーク式立体駐車装置において地上1階に設けられた自動車の入出庫部であり、この駐車装置の自動車の乗入方向がエレベータの前後方向に対して90度の方向に設定されていて、エレベータ21がその前後方向を自動車の入出庫部1の間口方向と90度の方向に向けて設置され、前面部(壁)中央に自動車の入出庫口2がエレベータ21の側方に対向して設けられている。この自動車の入出庫部1内には、図1及び図2に示すように、ピット3が所定の深さにして形成されていて、このピット3上にエレベータの昇降路20として必要な形状、すなわち後述する昇降ステージ22の平面形状に相当する昇降口401と、この昇降口401に対して90度方向、すなわち自動車の乗入方向に向けて自動車の乗込レベルに降下された後述の旋回ステージ12の平面形状に相当する着床口402とを含む開口4が形成され、その周囲に複数枚板からなる固定パネル5が敷設されてフロア6が形成されている。
図1、図2において、自動車の入出庫部1には、ピット3内のほぼ中央に、自動車旋回装置11が設置されている。自動車旋回装置11は、自動車搭載用の旋回ステージ12と、その駆動装置13とを備え、旋回ステージ12が自動車の乗込レベルと所定の高さレベルとの間を昇降し、任意の方向に旋回する。ここで、旋回ステージ12は、中央のセンタープレート部121と、その両側前後に外側方に向けて突出されたフォーク部122と、両側前後の各フォーク部122間に突出されたサイドプレート部123とを備え、エレベータ21の昇降ステージ22と相互に通り抜け可能な形状及び構造になっている。
図1、図2において、自動車の入出庫部1には、ピット3上にエレベータの昇降路20が形成されて、フォーク式のエレベータ21が据え付けられている。エレベータ21は、自動車搭載用の昇降ステージ22と、ピット3の四隅近傍に立ち上げ設置された合計4本の昇降ガイド23と、図示されない上部駆動機構から吊り下げられ、4本の昇降ガイド23に沿って昇降可能な昇降杆24とを備え、昇降ステージ22が4本の昇降杆24に連結され、上部駆動機構の作動により昇降路20上を昇降する。
図1、図2において、このような自動車の入出庫部1において、旋回ステージ12が自動車の乗入方向に向けて旋回されると、その両側に露出する昇降ステージ22の昇降口401の一部(以下、この昇降口401の一部を当該昇降口403という。)を覆うべく可動フロアが作動することで、閉塞可能になっている。図に示しているように、旋回ステージ12の着床位置の両側にはその中間部分が固定パネル5の一部5Sになっていて、その前後合計4箇所に当該昇降口403が露出されるため、ここではこれら当該昇降口403に対して合計4箇所の可動フロア7が進退可能に配置されている。
図3において、各可動フロア7は、当該昇降口403を被覆可能なフロアパネル71と、フロアパネル71を当該昇降口403とその前後方向外側に設定された退避位置5Pとの間に移動案内するガイド機構72と、フロアパネル71を進退駆動する駆動機構73とを備え、旋回ステージ12の旋回動作に連動して、フロアパネル71が着床口402の両側に沿って平行に進退駆動される。また、図4、図5、図6、図9に示すように、可動フロア7を構成するフロアパネル71、ガイド機構72、駆動機構73及び固定パネル5の他の一部5SSは、ピット3に固定部材10を介して固定されるとともに、入出庫部のフロア6の下方に配置される枠体8にあらかじめ一体的に取付けられている。さらに、枠体8は、例えば田の字型に組まれる上枠81と、上枠81と対向するように田の字型に組まれる下枠82と、上枠81と下枠82との間の複数の縦枠83とからなっている。
フロアパネル71は、図3、図4に示すように、当該昇降口403の形状に沿って嵌合可能な平板711及び側板712とからなり、側板712には平板711の後端部よりも後方に突出する第1の延長部713が設けられていて、この側板712の外側側面には凸状ガイド部714とコーム715が一体的に設けられている。凸状ガイド部714は側板712の長手方向に沿って、かつ上方に向けて凸状に形成されていて、フロアパネル71により当該昇降口403が塞がれたときに、この凸状ガイド部714が自動車の乗入方向に向けて着床された旋回ステージ12の両側に凸状に配置され、自動車の旋回ステージ12への乗込方向を案内する。コーム715は凸状ガイド部714の側面に水平方向に向けて複数の棒材が固着されて形成され、自動車の乗入方向に向けて着床された旋回ステージ12において、昇降ステージ22の昇降口401上に位置するフォーク122fとフォーク122fの間の隙間124に挿通されて、フォーク状の床部材31の延長上に配列される。このようにしてフォーク状の床部材31とともに旋回ステージ12上に自動車の乗入部30が形成される。
ガイド機構72は、図4〜図8に示すように、着床口402側に位置する枠体8の上枠81に垂設され、フロアパネル71の退避位置5P側で固定フロア5の下方に着床口402に沿って、当該昇降口403に向けて順次配置された第1、第2のガイドレール721、722と、フロアパネル71の一端とその延長上に第1の延長部713を介してさらに後方位置にそれぞれ、ブラケット723を介して軸支され、第1、第2のガイドレール721、722に係合可能な第1、第2のガイドローラ724、725と、枠体8の中央に位置する上枠81に垂設され、フロアパネル71の退避位置5P側で固定フロア5の下方に第1のガイドレールと対向するように配置された第3のガイドレール726と、フロアパネル71の下面に設けられる第2の延長部727にブラケット728を介して軸支され、第3のガイドレール726に係合可能な第3のガイドローラ729とを備え、フロアパネル71が3つのガイドローラ724、725、729により3点支持される。
ここで、第2の延長部727は図8に示すように、フロアパネル71の当該昇降口側端部に垂設される垂下部727Aと、一端が垂下部727Aに取付けられ、フロアパネル71と平行するように反当該昇降口側に向けて伸長し、その他端にて第3のガイドローラ729を支持する水平部727Bとを備えている。また図7に示すように、第1、第2のガイドローラ724、725はそれぞれ上部ローラ724U、725Uと下部ローラ724D、725Dとからなり、これら上部ローラ724U、725U、下部ローラ724D、725D間に各ガイドレール721、722が挟持されている。さらに、第3のガイドローラ729は図8に示すように、上部ローラ729Uと下部ローラ729Dとからなり、これら上部ローラ729U、下部ローラ729D間に各ガイドレール726が挟持されている。さらにまた、第1、第2、第3のガイドレール721、722、726には、図8、図9に示すように、当該昇降口403側の端部が下方に向けて所定の曲線をもつの傾斜部721d、722d、726dが形成されていて、これがフロアパネル71を当該昇降口403の周囲フロアレベルと同じレベルに案内する。
駆動機構73は、図4〜図6に示すように、枠体8の2つの縦枠83間に横架される梁材84にブラケット84Aを介して取付けられるとともに、フロアレベル(退避位置5P)に対して下方に配置された駆動モータ731と、駆動モータ731により水平方向に旋回可能な旋回アーム732と、旋回アーム732の前端側とフロアパネル71の先端側との間に軸支され、両者間をリンク結合する連結ロッド733とを備え、クランク機構の回転運動によりフロアパネル71を進退駆動する方式である。これにより、フロアパネル71が簡単な構造で前進後退される。また、この機構の場合、始動時と停止時にゆっくりとした動きが得られ、駆動モータ731に大きな負荷がかからない利点が得られる。
また、当該昇降口403には、図2に示すように、内周縁の適宜位置にフロアパネル71を支持するための支持部材9が設けられていて、当該昇降口403上に移動されたフロアパネル71を受けるようになっている。
本実施形態のフォーク式立体駐車装置にあっては、まず、工場にて枠体8に、可動フロア7を構成するフロアパネル71、ガイド機構72、駆動機構73及び固定パネル5の他の一部5SSがあらかじめ一体的に取付けられ、図9に示す状態でフォーク式立体駐車装置の据付け現場に搬入される。このモジュール化されたフォーク式立体駐車装置の一部は図6に示すようにピット3(または枠体支持材)に固定部材10を介して固定されるとともに、他の機器も順次据付けられる。
次に、フォーク式立体駐車装置の動作について説明する。自動車の入出庫部1では、図1に示すように、旋回ステージ12が自動車の乗入方向に向けて着床されて自動車の乗込レベルにあり、この旋回ステージ12両側の全4箇所の当該昇降口403が各可動フロア7により塞がれている。すなわち、各フロアパネル71は、第1、第2、第3のガイドローラ724、725、729が第1、第2、第3のガイドレール721、722、726の傾斜部721d、722d、726dに、各当該昇降口403上に、各当該昇降口403の縁部に設けられた複数の支持部材9により固定フロア5と同じレベルに支持される、これらフロアパネル71により各当該昇降口403上がフロア化され、フロア6全体がフラット化されている。したがって自動車の入出庫部1において昇降ステージ22の昇降口401及び昇降ステージ22のフォーク部などが隠蔽されている。また、旋回ステージ12の各フォーク部122の隙間124には、旋回ステージ12の着床口402上、前部、後部の両側に配置固定されたフォーク状の床部材31、旋回ステージ12両側の各可動フロア7に一体的に設けられたコーム715がそれぞれ挿通されて、そこに自動車の乗入部30が形成されている。
自動車を入庫する場合、まず入出庫口2のドアが開かれて、この入出庫口2を通じて自動車が前進で自動車の入出庫部1に乗り入れられる。このとき自動車は広い間隔の前後の昇降ガイド23間を通り、また旋回ステージ12の両側に配置されている凸状ガイド部714を案内にして、待機中の旋回ステージ12へその乗入部30上を通ってスムーズに乗り込んでいく。自動車が旋回ステージ12上に載せられると、乗員は旋回ステージ12両側方の各可動フロア7上に安心して降りて、入出庫部1を退出する。ここで入出庫口2のドアが閉じられる。
次いで、旋回ステージ12が上方所定の高さへ上昇される。続いて、旋回ステージ12は90度方向に旋回されていき、その前後の向きを昇降ステージ22の前後方向に合わせられる。
この旋回ステージ12の旋回動作に連動して、各可動フロア7が作動する。すなわち、駆動機構73の作動が開始され、その駆動モータ731の起動により旋回アーム732が旋回し、これに軸支された連結ロッド733が当該昇降口403に対して後退方向に変移していき、この連結ロッド733に連結されたフロアパネル71が当該昇降口403から後退方向に駆動していく。フロアパネル71はそのガイド機構72の第1、第2、第3のガイドローラ724、725、729がそれぞれ、第1、第2、第3のガイドレール721、722、726の傾斜部721d、722d、726dからそれぞれ引き上げられ、続いて各ガイドレール721、722、726を水平に移動案内されて、フロアパネル71が当該昇降口403からその外側の固定パネル5上の退避位置5Pへ後退移動していく。続いて、図2に示すように、フロアパネル71がその退避位置5Pへ完全に後退し、当該昇降口403が開けられ、昇降ステージ22の昇降口401全体が開放される。次いで、昇降ステージ22が上昇し、旋回ステージ12を通り抜けると同時に、自動車が旋回ステージ12から昇降ステージ22へ受け渡しされる。昇降ステージ22はそのまま上方の自動車の格納部まで上昇し、そこで自動車が格納される。
自動車の格納が終わると、昇降ステージ22は下降していき、上昇位置にある旋回ステージ12を通り抜けてピット3内に下げられる。
次いで、旋回ステージ12が90度方向に旋回され、同時に各可動フロア7が作動する。フロアパネル71はその駆動機構73に駆動され、そのガイド機構72の案内により、固定パネル5上の退避位置5Pから当該昇降口403に向けて前進される。すなわち、駆動モータ731の作動により旋回アーム732が旋回し、これに軸支された連結ロッド733が当該昇降口403に対して前進方向に変移していき、この連結ロッド733に連結されたフロアパネル71が当該昇降口403に向けて前進移動していく。フロアパネル71の第1、第2、第3のガイドローラ724、725、729が、第1、第2、第3のガイドレール721、722、726上をそれぞれ水平に移動していき、最後に各傾斜部721d、722d、726dに沿って下降されて、フロアパネル71は固定パネル5上の退避位置5Pから当該昇降口403へ移動し、フロアレベル(固定フロア5)と同じレベルにフラットに嵌合されて、当該昇降口403が閉塞される。
そして、旋回ステージ12が下降され、フロアレベルに着床される。このようにして着床された旋回ステージ12のフォーク部122の各隙間124に着床口402上のフォーク状の床部材31、各可動フロア7に備えたコーム715が挿通されて、自動車の乗入部30が形成される。
なお、自動車を出庫する場合は、入庫の場合の動作と逆になる。
本実施形態によれば、可動フロア7を構成する部材、即ちフロアパネル71、ガイド機構72、駆動機構73を枠体8により一体化(モジュール化)し、あらかじめ組み立てた状態で現場に搬入して据付けることにより、据付作業を簡易化し、作業時間及び労力の低減を図ることができる。特に、本実施形態では入出庫部のフロアの一部5SSをあらかじめ枠体8に一体的に取付けることにより、現場作業のさらなる低減を図ることができる。また、据付精度が向上することから、円滑な装置の駆動を実現するとともに、装置の耐久性及び信頼性の向上を図ることができる。
なお、本実施形態では、枠体8をピット3に直に配置して固定部材10により固定するようにしたが、本発明はこれに限らず、例えばピット床とフロアレベルとの間に比較的大きな隙間寸法がある場合、柱部材を介してピットに枠体8を固定するようにしてもよい。
本発明の一実施形態におけるフォーク式立体駐車装置に形成された通常の態様の自動車の入出庫部の平面図である。 同駐車装置において図1と異なる態様(エレベータの昇降路上で昇降ステージが旋回ステージを通り抜けて上昇された状態)の自動車の入出庫部の平面図である。 同駐車装置において自動車の入出庫部に備えた可動フロアの拡大平面図である。 同駐車装置において可動フロアとこの可動フロアが取付けられる枠体を示す拡大平面図である。 同駐車装置において可動フロアとこの可動フロアが取付けられる枠体を示す拡大正面図である。 同駐車装置において可動フロアとこの可動フロアが取付けられる枠体を示す図4のA−A視図である。 同駐車装置において可動フロアに用いるフロアパネルとその一端に配置されるガイド機構を示す図4のB−B視図である。 同駐車装置において可動フロアに用いるフロアパネルとその下面に配置される他のガイド機構を示す図4のC−C視図である。 同駐車装置において枠体に入出庫部のフロアの一部が取付けられた状態を示す拡大平面図である。
符号の説明
1 自動車の入出庫部
2 入出庫口
3 ピット
4 開口
401 昇降口
402 着床口
403 当該昇降口(旋回ステージが自動車の乗入方向に向けて着床されたときにその両側に露出する昇降ステージの昇降口の一部)
5 固定パネル
5S 固定パネルの一部
5SS 固定パネルの他の一部
5P 退避位置
6 フロア
7 可動フロア
71 フロアパネル
711 平板
712 側板
713 第1の延長部
714 凸状ガイド部
715 コーム
72 ガイド機構
721 第1のガイドレール
721d 傾斜部
722 第2のガイドレール
722d 傾斜部
723 ブラケット
724 第1のガイドローラ
724U 上部ローラ
724D 下部ローラ
725 第2のガイドローラ
725U 上部ローラ
725D 下部ローラ
726 第3のガイドレール
726d 傾斜部
727 第2の延長部
727A 垂下部
727B 水平部
728 ブラケット
729 第3のガイドローラ
729U 上部ローラ
729D 下部ローラ
73 駆動機構
731 駆動モータ
732 旋回アーム
733 連結ロッド
8 枠体
81 上枠
82 下枠
83 縦枠
9 支持部材
10 固定部材
11 自動車旋回装置
12 旋回ステージ
121 センタープレート部
122 フォーク部
122f フォーク
123 サイドプレート部
124 隙間
13 駆動装置
20 エレベータの昇降路
21 エレベータ
22 昇降ステージ
23 昇降ガイド
24 昇降杆
30 自動車の乗入部
31 フォーク状の床部材

Claims (3)

  1. 自動車の入出庫部に形成されたピット上で、自動車の乗込レベルと所定の高さレベルとの間を昇降し、任意の方向に旋回される自動車旋回用のフォーク状の旋回ステージと、前記入出庫部と格納部との間に形成された昇降路上を昇降するとともに、この昇降路上で前記旋回ステージを通り抜けることにより、前記旋回ステージとの間で自動車を受け渡しする自動車移送用のフォーク状の昇降ステージとを有し、前記入出庫部への自動車の乗入方向が前記昇降ステージの前後方向と異なる方向に設定されたものにあって、前記入出庫部のフロアに、フロアパネルと、このフロアパネルを案内するガイド機構と、前記フロアパネルを駆動する駆動機構とからなる可動フロアを備え、前記旋回ステージを自動車の乗入方向に向けて旋回させたときにその周囲に露出する前記昇降ステージの昇降口を前記フロアパネルにより被覆するフォーク式立体駐車装置において、
    前記ピットに固定されるとともに、前記入出庫部のフロアの下方に配置される枠体を備え、前記フロアパネル、前記ガイド機構、及び前記駆動機構をあらかじめ前記枠体に一体的に取付けると共に、前記ガイド機構は、前記枠体に取付けられ、前記当該昇降口の外側に設定された退避位置に前記当該昇降口に向けて順次配置される第1、第2のガイドレールと、前記フロアパネルの一端とその延長上に第1の延長部材を介して軸支され、前記第1、第2のガイドレールに係合可能な第1、第2のガイドローラと、前記枠体に取付けられ、前記当該昇降口の外側に設定された退避位置に前記第1のガイドレールと対向するように配置される第3のガイドレールと、前記フロアパネルの下面に第2の延長部材を介して軸支され、前記第3のガイドレールに係合可能な第3のガイドローラとからなることを特徴とするフォーク式立体駐車装置。
  2. 前記駆動機構は、前記枠体に取付けられる駆動モータと、この駆動モータにより水平方向に旋回可能な旋回アームと、この旋回アームの先端側と前記フロアパネルとの間に軸支され、両者間をリンク結合する連結ロッドとを備えることを特徴とする請求項1記載のフォーク式立体駐車装置。
  3. 前記入出庫部のフロアの一部をあらかじめ前記枠体に一体的に取付けたことを特徴とする請求項1記載のフォーク式立体駐車装置。
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