JP5134292B2 - リチウム二次電池用正極活物質、その製造方法及びリチウム二次電池 - Google Patents
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Description
また、正極活物質としてコバルト酸リチウムのCo原子をMg原子で一部置換したリチウムコバルト系複合酸化物が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
また、本発明のリチウム二次電池用正極活物質を用いたリチウム二次電池は、特に優れたサイクル特性を示す。更に本発明のリチウム二次電池用正極活物質は粒子表面に金属酸化物が存在していることから、充電時に起こる酸素の放出を抑制し、リチウム二次電池の安全性を向上させる効果が期待できる。
本発明に係るリチウム二次電池用正極活物質は、リチウム化合物、遷移金属化合物及びMg又はAl原子を含む金属化合物を混合し、次いで焼成して生成されたMg又はAl原子を含有するリチウム遷移金属複合酸化物であって、前記金属化合物として金属のハロゲン化物、燐酸塩、燐酸水素塩及び硫酸塩から選ばれる第1の金属化合物と、金属の酸化物、水酸化物及び炭酸塩から選ばれる第2の金属化合物とを併用して生成されたものである。かかる構成からなるリチウム二次電池用正極活物質は、該正極活物質とするリチウム二次電池において、特に優れたサイクル特性を付与することができ、また、該正極活物質を製造する上で、アニオン性物質と焼成容器との反応が抑えられ、該リチウム二次電池用正極活物質を工業的に有利に製造することができると言う利点も有する。
(1)LixCo1-yMeyO2(式中、MeはCo以外の遷移金属元素を示す。xは、0.90≦x≦1.2の範囲内の数を表し、yは、0≦y≦0.05の範囲内の数を示す。)、(2)LiNi1-x-yCoxMnyO2(0≦x≦1.0、0≦y≦1.0)、(3)LiFePO4、(4)LiNi0.5Mn1.5O4、(5)LiMn2O4等が挙げられる。これらの中、LixCo1-yMeyO2が第1の金属化合物に起因して、優先的に粒子表面に金属の酸化物を存在させることができ、また含有させるMg又はAl原子との相乗効果が高く、該Mg又はAl原子を含有するリチウム遷移金属複合酸化物を正極活物質とするリチウム二次電池において特にサイクル特性が優れたものになる点で好ましい。なお、前記MeはTi,Zr,Ga,Zn等の原子が挙げられ、特にTi原子が好ましい。また、式中のyの範囲が0.001〜0.03、好ましくは0.003〜0.02であると、更に安全性、サイクル性を向上させることができる点で特に好ましい。
前記第1の金属化合物は、金属のハロゲン化物、燐酸塩、燐酸水素塩及び硫酸塩から選ばれるものであり、前記燐酸水素塩は燐酸一水素塩又は燐酸二水素塩であってもよい。また、これらの第1の金属化合物は含水物であっても無水物であってもよい。これらの中、金属のハロゲン化物を用いた該リチウム遷移金属複合酸化物を正極活物質とするリチウム二次電池においてサイクル性能が優れている点で第1の金属化合物は金属のハロゲン化物が特に好ましい。
また、第1の金属化合物(MC1)に対する第2の金属化合物(MC2)の添加量(MC2/MC1)は、金属原子として20〜500重量%、好ましくは50〜200重量%とすることが好ましい。この理由は第1の金属化合物に対する第2の金属化合物の添加量が20重量%未満では焼成容器との付着性が上がる傾向があり、一方、500重量%を超えると該リチウム遷移金属複合酸化物を正極活物質とするリチウム二次電池において十分なサイクル性能が得られない傾向があるからである。
なお、必要に応じて行われる粉砕は、焼成して得られるMg又はAl原子を含有するリチウム遷移金属複合酸化物がもろく結合したブロック状のものである場合等に適宜行うが、Mg又はAl原子を含有するリチウム遷移金属複合酸化物の粒子自体は特定の平均粒径、BET比表面積を有する。即ち、得られるMg原子を含有するリチウム遷移金属複合酸化物は、平均粒径が0.5〜30.0μm、好ましくは10〜25μmであり、BET比表面積が0.05〜1.0m2/g、好ましくは0.15〜0.60m2/gである。
正極集電体としては、構成された電池において化学変化を起こさない電子伝導体であれば特に制限されるものでないが、例えば、ステンレス鋼、ニッケル、アルミニウム、チタン、焼成炭素、アルミニウムやステンレス鋼の表面にカーボン、ニッケル、チタン、銀を表面処理させたもの等が挙げられる。これらの材料の表面を酸化して用いてもよく、表面処理により集電体表面に凹凸を付けて用いてもよい。また、集電体の形態としては、例えば、フォイル、フィルム、シート、ネット、パンチングされたもの、ラス体、多孔質体、発砲体、繊維群、不織布の成形体などが挙げられる。集電体の厚さは特に制限されないが、1〜500μmとすることが好ましい。
マグネシウム化合物は表1に示す諸物性を有するものを使用した。なお、平均粒径はレーザー法粒度分布測定方法により求めた。
合成例1
(第1のマグネシウム化合物添加試料)
LiとCoのモル比(Li/Co)が1.030になるように四酸化三コバルト(平均粒径2μm)、炭酸リチウム(平均粒径7μm)を秤量し、更に第1のマグネシウム化合物としてMgF2(平均粒径6μm)を製品当たりのMg量として1.2重量%になるように添加し、十分乾式で混合して、これらの原料の各均一混合物を得た。アルミナ製の鉢で1050℃で5時間、大気中で焼成した。焼成終了後、該焼成物を鉢を逆さまにして回収し、回収物を粉砕、分級してMg原子を含有したリチウム遷移金属複合酸化物を得た。
(第2のマグネシウム化合物添加試料)
LiとCoのモル比(Li/Co)が1.030になるように四酸化三コバルト(平均粒径2μm)、炭酸リチウム(平均粒径7μm)を秤量し、更に第2のマグネシウム化合物として、Mg(OH)2(平均粒径28.2μm)を製品当たりのMg量として1.2重量%になるように添加し、十分乾式で混合して、これらの原料の各均一混合物を得た。アルミナ製の鉢で1050℃で5時間、大気中で焼成した。焼成終了後、該焼成物を鉢を逆さまにして回収し、回収物を粉砕、分級してMg原子を含有した各リチウム遷移金属複合酸化物を得た。
合成例1及び合成例2で製品当たりのMg量として1.2重量%添加したリチウム遷移金属複合酸化物粒子についてエックス線光電子分析(XPS)により、表面をアルゴンでエッチングしていき、深さ方向でMgピークを測定した。その結果を図1(A)、(B)に示す。
エッチングレート;7.7nm/min(Arでの表面エッチング)
エッチング時間;10sec×2回,20sec×2回,1min×2回,2min×2回,3min×2回
前記合成例1及び合成例2で製品当たりMg量として0.1〜1.2重量%添加したリチウム遷移金属複合酸化物についてXRD分析を行って、格子定数の変化を見た。その結果を図2に示す。また、合成例1の製品当たりのMg量として1.2重量%添加したリチウム遷移金属複合酸化物にはX線回折図においてリチウム遷移金属複合酸化物以外に酸化マグネシウムの回折ピークが観察されたが、合成例2の製品当たりのMg量として1.2重量%添加したリチウム遷移金属複合酸化物にはX線回折図において酸化マグネシウムの回折ピークは観察されなかった。
表2に示したCo原子とLi原子のモル比となるように四酸化三コバルト(平均粒径2μm)、炭酸リチウム(平均粒径7μm)を秤量し、更に表2に示した第1のマグネシウム化合物試料と第2のマグネシウム化合物試料を表2に示すMg原子のモル比となるように乾式で十分に混合した後、アルミナ製の鉢で表4に示す温度と時間で大気中で焼成した。焼成終了後、該焼成物を鉢を逆さまにして回収し、回収物を粉砕、分級してMg原子を含有したリチウム遷移金属複合酸化物を得た。
○;鉢の内壁の底面部に生成物の付着がほとんどない。
△;鉢の内壁の底面部に生成物の付着がところどころ認められる。
×;鉢の内壁の底面部に生成物の付着が全体的認められる。
表3に示したCo原子とLi原子のモル比となるように四酸化三コバルト(平均粒径2μm)、炭酸リチウム(平均粒径7μm)を秤量し、更に表3に示したマグネシウム化合物試料と表3に示すMg原子のモル比となるように乾式で十分に混合した後、アルミナ製の鉢で表5に示す温度と時間で大気中で焼成した。該焼成物は鉢を逆さまにして回収し、回収物を粉砕、分級してMg原子を含有したリチウム遷移金属複合酸化物を得た。なお、マグネシウム化合物を全く添加していないものを比較例1とした。
表6に示したCo原子、Li原子、Ti原子のモル比となるように四酸化三コバルト(平均粒径2μm)、炭酸リチウム(平均粒径7μm)、酸化チタン(TiO2 平均粒径0.4μm)を秤量し、更に表6に示したアルミニウム化合物試料を表6に示すAl原子のモル比となるように乾式で十分に混合した後、アルミナ製の鉢で表7に示す温度と時間で大気中で焼成した。該焼成物は鉢を逆さまにして回収し、回収物を粉砕、分級してAl原子を含有したリチウム遷移金属複合酸化物を得た。
実施例1〜19及び比較例1〜8で得られたリチウム遷移金属酸化物について、Mg、Al含有量、平均粒径、BET比表面積及び遊離のアニオンの量を測定した。なお、Mg、Al含有量、遊離のアニオンは下記測定方法により求めた。
Mg、Al含有量は試料を酸で溶解し、その溶解液をICPにより測定して求めた値である。
リチウム遷移金属複合酸化物試料30gを純水100mlに5分間25℃で分散させ、粒子表面から各種アニオンを溶出させ、該溶液中のフッ素イオン、塩素イオンのハロゲンイオン、燐酸イオン、燐酸水素イオンのアニオンの量をイオンクロマトグラフィーにより定量し、その結果を表8から表10に示した。
(1)リチウム二次電池の作製;
実施例1〜19及び比較例1〜8で得られたリチウム遷移金属複合酸化物91重量%、黒鉛粉末6重量%、ポリフッ化ビニリデン3重量%を混合して正極剤とし、これをN−メチル−2−ピロリジノンに分散させて混練ペーストを調製した。該混練ペーストをアルミ箔に塗布したのち乾燥、プレスして直径15mmの円盤に打ち抜いて正極板を得た。
作製したリチウム二次電池を室温で下記条件で作動させ、下記の電池性能を評価した。
<サイクル特性の評価>
正極に対して定電流電圧(CCCV)充電により1.0Cで5時間かけて、4.4Vまで充電した後、放電レート0.2Cで2.7Vまで放電させる充放電を行い、これらの操作を1サイクルとして1サイクル毎に放電容量を測定した。このサイクルを20サイクル繰り返し、1サイクル目と20サイクル目のそれぞれの放電容量から、下記式により容量維持率を算出した。なお、1サイクル目の放電容量を初期放電容量とした。
Claims (5)
- リチウム化合物、遷移金属化合物及びMg又はAl原子を含む金属化合物とを混合し、次いで焼成して得られたMg又はAl原子を含有するリチウム遷移金属複合酸化物であって、前記Mg又はAl原子を含む金属化合物として金属のハロゲン化物、燐酸塩、燐酸水素塩及び硫酸塩から選ばれる第1の金属化合物と、前記金属の酸化物、水酸化物及び炭酸塩から選ばれる第2の金属化合物とを併用し、前記第1の金属化合物(MC 1 )に対する第2の金属化合物(MC 2 )の添加量(MC 2 /MC 1 )が第1の金属化合物中の金属原子に対する第2の金属化合物中の金属原子に対する割合で、金属原子として20〜500重量%として得られたリチウム遷移金属複合酸化物からなり、且つ前記Mg又はAl原子を含有するリチウム遷移金属複合酸化物におけるMg又はAl原子の含有量は金属原子として0.01〜1.0重量%であることを特徴とするリチウム二次電池用正極活物質。
- 前記リチウム遷移金属複合酸化物に含有されている水に溶出する遊離のアニオンの含有量が5000ppm以下であることを特徴とする請求項1に記載のリチウム二次電池用正極活物質。
- 前記リチウム遷移金属複合酸化物は、前記第1の金属化合物中の金属原子および第2の金属化合物中の金属原子が、LixCo1-yMeyO2(式中、MeはCo以外の遷移金属元素を示す。xは、0.90≦x≦1.2の範囲内の数を表し、yは、0≦y≦0.05の範囲内の数を示す。)からなるリチウム遷移金属酸化物に含有されていることを特徴とする請求項1または2に記載のリチウム二次電池用正極活物質。
- リチウム化合物、遷移金属化合物及びMg又はAl原子を含む金属化合物とを混合し、次いで焼成を行うMg又はAl原子を含有するリチウム遷移金属複合酸化物の製造方法において、前記Mg又はAl原子を含む金属化合物として金属のハロゲン化物、燐酸塩及び燐酸水素塩、硫酸塩から選ばれる第1の金属化合物と、金属の酸化物、水酸化物及び炭酸塩から選ばれる第2の金属化合物とを併用し、前記第1の金属化合物(MC 1 )に対する第2の金属化合物(MC 2 )の添加量(MC 2 /MC 1 )が第1の金属化合物中の金属原子に対する第2の金属化合物中の金属原子に対する割合で、金属原子として20〜500重量%とすることを特徴とするリチウム二次電池用正極活物質の製造方法。
- 請求項1乃至3の何れか1項に記載のリチウム二次電池用正極活物質を用いたことを特徴とするリチウム二次電池。
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