JP5133790B2 - リヤワイパ装置及びバックドアのトリム取付構造 - Google Patents

リヤワイパ装置及びバックドアのトリム取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5133790B2
JP5133790B2 JP2008158186A JP2008158186A JP5133790B2 JP 5133790 B2 JP5133790 B2 JP 5133790B2 JP 2008158186 A JP2008158186 A JP 2008158186A JP 2008158186 A JP2008158186 A JP 2008158186A JP 5133790 B2 JP5133790 B2 JP 5133790B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trim
mounting portion
bracket
side mounting
body panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008158186A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009298381A (ja
Inventor
昌美 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2008158186A priority Critical patent/JP5133790B2/ja
Publication of JP2009298381A publication Critical patent/JP2009298381A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5133790B2 publication Critical patent/JP5133790B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

ワゴン車やハッチバック車等における車両後方の荷室を開閉するためのバックドアに設けられるリヤワイパ装置、及びトリム取付構造に関するものである。
従来、車両のバックドアは、リヤガラスが組み付けられる車体パネルと、その車体パネルの車内側の面に装着されて意匠面を構成する樹脂製のドアトリムと、リヤガラスを払拭するためのリヤワイパ装置とを備えている(例えば、特許文献1参照)。リヤワイパ装置は、車体パネルとドアトリムとの間に配置されるワイパモータと、車体パネルにワイパモータを固定するためのブラケットとを有している。このワイパモータの駆動軸としてのピボット軸は、バックドアの車外側からリヤガラスに対して略垂直に突出しており、該突出部分にはワイパ本体が装着されるようになっている。
このようなバックドアにおけるドアトリムの取付構造において、ドアトリムはその車体パネル側の面に複数の係止ピンを有し、車体パネルには係止ピンが係止されるトリム取付孔が形成されている。また、ドアトリムの取付安定性を向上させるために、リヤワイパ装置のブラケットにもドアトリムの係止ピンが係止されるトリム取付孔が形成されている。この車体パネル及びブラケットの各トリム取付孔は、その座面が互いに平行に設定されている。そして、ドアトリムは、各係止ピンを車体パネル及びブラケットのトリム取付孔に挿入すべく、該取付孔の座面と直交する方向(通常、水平方向)から組み付けられる。このように、ドアトリムの組付動作に伴い各係止ピンが車体パネル及びブラケットのトリム取付孔に係止され、ドアトリムが安定して固定されるようになっている。
特開2001−138875号公報
ところで、上記のようなバックドアでは、通常、車種毎にリヤガラスの上下方向の角度(車体パネル下部に対するリヤガラスの車両前方への傾斜角度)が異なるため、リヤワイパ装置の搭載角度も車種毎で異なっている。このため、上記のようなトリム取付構造において、ある車種のリヤワイパ装置を別の車種にそのまま流用するだけでは、ブラケットのトリム取付孔の座面が車体パネルのトリム取付孔の座面に対して傾斜してしまって、ブラケットのトリム取付孔の座面がドアトリムの組付方向と直交しなくなり、その座面角度によってはドアトリムが取付不能となってしまう。そのため、上記トリム取付構造では、リヤワイパ装置の搭載角度が異なる車種毎に、ブラケットのトリム取付孔の上下方向角度を変更する、つまり、ブラケットを新設する必要であり、その点においてなお、改善の余地があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、リヤガラスの上下方向角度の異なる車種間でブラケットを共通化することができるリヤワイパ装置及びバックドアのトリム取付構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両バックドアの車体パネルと、該車体パネルの車内側に装着されるドアトリムとの間に配設され、前記車体パネルにブラケットを介して固定されるリヤワイパ装置であって、前記ブラケットには、前記ドアトリムの前記車体パネルへの組付動作に伴い該ドアトリムのトリム側取付部に組み付けられて互いに係合するブラケット側取付部が設けられ、前記ブラケット側取付部は、前記バックドアの幅方向と直交する任意の方向から前記ブラケット側取付部へ向けて組み付けられる前記トリム側取付部に対して係合可能で、且つ該トリム側取付部と少なくとも反組付方向に係合するように構成され、前記ブラケット側取付部及び前記トリム側取付部のいずれか一方は、一対の係合部からなり、いずれか他方は、前記ドアトリムの前記組付動作に伴い前記一対の係合部間に挿入されて該各係合部とそれぞれ係合する係合片からなり、前記係合片は、前記幅方向両側にそれぞれ突出する係止凸部を有し、前記一対の係合部は、前記バックドアの幅方向に並設され、それらの互いの対向面にはそれぞれ、前記各係止凸部が係止される係止穴が形成されたことを特徴とする。
この発明では、ブラケットの上下方向の角度が様々な車種間で相違しても、ドアトリムの組付動作に伴い一対の係合部と係合片とを係合させることが可能であるため、リヤガラスの上下方向角度(車体パネル下部に対するリヤガラスの車両前方への傾斜角度)の異なる車種間でブラケットを共通化することが可能となる。
この発明では、トリム側取付部を任意の方向からブラケット側取付部に組み付けて互いに係合するように構成できる
この発明では、一対の係合部と係合片の構成を簡単にすることが可能となる。尚、係止穴は貫通する形状のものも含む。
請求項に記載の発明は、車両バックドアの車体パネルと、該車体パネルの車内側に装着されるドアトリムとの間に配設され、前記車体パネルにブラケットを介して固定されるリヤワイパ装置であって、前記ブラケットには、前記ドアトリムの前記車体パネルへの組付動作に伴い該ドアトリムのトリム側取付部に組み付けられて互いに係合するブラケット側取付部が設けられ、前記ブラケット側取付部は、前記バックドアの幅方向と直交する任意の方向から前記ブラケット側取付部へ向けて組み付けられる前記トリム側取付部に対して係合可能で、且つ該トリム側取付部と少なくとも反組付方向に係合するように構成され、前記ブラケット側取付部及び前記トリム側取付部のいずれか一方は、一対の係合部からなり、いずれか他方は、前記ドアトリムの前記組付動作に伴い前記一対の係合部間に挿入されて該各係合部とそれぞれ係合する係合片からなり、前記一対の係合部は、前記バックドアの幅方向に並設され前記係合片を前記幅方向に弾性的に挟持する弾性挟持部であることを特徴とする。
この発明では、ブラケットの上下方向の角度が様々な車種間で相違しても、ドアトリムの組付動作に伴い一対の係合部と係合片とを係合させることが可能であるため、リヤガラスの上下方向角度(車体パネル下部に対するリヤガラスの車両前方への傾斜角度)の異なる車種間でブラケットを共通化することが可能となる。また、トリム側取付部を任意の方向からブラケット側取付部に組み付けて互いに係合するように構成できる。また、係合片が弾性挟持部に弾性的に挟持される構成であるため、係合片と弾性挟持部とを容易に係合状態とでき、ドアトリムの組み付けが容易となる。また、一対の係合部と係合片の構成を簡単にすることが可能となる。
請求項に記載の発明は、車両バックドアの車体パネルと、該車体パネルの車内側に装着されるドアトリムとの間に配設され、前記車体パネルにブラケットを介して固定されるリヤワイパ装置であって、前記ブラケットには、前記ドアトリムの前記車体パネルへの組付動作に伴い該ドアトリムのトリム側取付部に組み付けられて互いに係合するブラケット側取付部が設けられ、前記ブラケット側取付部は、前記バックドアの幅方向と直交する任意の方向から前記ブラケット側取付部へ向けて組み付けられる前記トリム側取付部に対して係合可能で、且つ該トリム側取付部と少なくとも反組付方向に係合するように構成され、前記ブラケット側取付部及び前記トリム側取付部のいずれか一方は、一対の係合部からなり、いずれか他方は、前記ドアトリムの前記組付動作に伴い前記一対の係合部間に挿入されて該各係合部とそれぞれ係合する係合片からなり、前記一対の係合部は、前記バックドアの幅方向に並設されるとともに、該幅方向内側に突出する係止凸部をそれぞれ有し、前記係合片の前記幅方向の両端面にはそれぞれ、前記各係止凸部が係止される係止穴が形成されたことを特徴とする。
この発明では、ブラケットの上下方向の角度が様々な車種間で相違しても、ドアトリムの組付動作に伴い一対の係合部と係合片とを係合させることが可能であるため、リヤガラスの上下方向角度(車体パネル下部に対するリヤガラスの車両前方への傾斜角度)の異なる車種間でブラケットを共通化することが可能となる。また、トリム側取付部を任意の方向からブラケット側取付部に組み付けて互いに係合するように構成できる。また、一対の係合部と係合片の構成を簡単にすることが可能となる。尚、係止穴は貫通する形状のものも含む。
請求項に記載の発明は、車両バックドアの車体パネルと、該車体パネルの車内側に装着されるドアトリムとの間に配設され、前記車体パネルにブラケットを介して固定されるリヤワイパ装置であって、前記ブラケットには、前記ドアトリムの前記車体パネルへの組付動作に伴い該ドアトリムのトリム側取付部に組み付けられて互いに係合するブラケット側取付部が設けられ、前記ブラケット側取付部は、前記バックドアの幅方向と直交する任意の方向から前記ブラケット側取付部へ向けて組み付けられる前記トリム側取付部に対して係合可能で、且つ該トリム側取付部と少なくとも反組付方向に係合するように構成され、前記ブラケット側取付部及び前記トリム側取付部のいずれか一方は、一対の係合部からなり、いずれか他方は、前記ドアトリムの前記組付動作に伴い前記一対の係合部間に挿入されて該各係合部とそれぞれ係合する係合片からなり、前記トリム側取付部としての前記一対の係合部は、前記バックドアの上下方向に並設され、前記ブラケット側取付部としての前記係合片は、前記バックドアの幅方向から見て円状をなすことを特徴とする。
この発明では、ブラケットの上下方向の角度が様々な車種間で相違しても、ドアトリムの組付動作に伴い一対の係合部と係合片とを係合させることが可能であるため、リヤガラスの上下方向角度(車体パネル下部に対するリヤガラスの車両前方への傾斜角度)の異なる車種間でブラケットを共通化することが可能となる。また、トリム側取付部を任意の方向からブラケット側取付部に組み付けて互いに係合するように構成できる。また、一対の係合部と係合片の構成を簡単にすることが可能となる。
請求項に記載の発明は、車体パネルと、該車体パネルの車内側に装着されるドアトリムと、請求項1〜4のいずれか1項に記載のリヤワイパ装置とを備えたことを特徴とする。
この発明では、請求項1〜4のいずれか1項と同様な作用効果が得られる
従って、上記記載の発明によれば、リヤガラスの上下方向角度の異なる車種間でブラケットを共通化することができるリヤワイパ装置及びバックドアのトリム取付構造を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に、本実施形態のリヤワイパ装置、並びにトリム取付構造を有する車両のバックドア1を示す。バックドア1は、車両の後部に開閉可能に設けられるものであって、リヤガラス1aを有する車体パネル2と、車体パネル2の車内側の面に装着されて意匠面を構成する樹脂製のドアトリム3と、バックドア1の内部に設けられリヤガラス1aを払拭するリヤワイパ装置4とを備えている。
図2に示すように、車体パネル2は、車外側に配置されるアウタパネル2aと、該アウタパネル2aの車内側に配置されるインナパネル2bとが一体に組み付けられて構成されている(図4参照)。尚、アウタパネル2a及びインナパネル2bは金属プレートをプレス成形することにより形成される。車体パネル2にはリヤガラス1aが組み付けられた窓枠部11が形成され、該窓枠部11には窓枠用トリム11aが取り付けられている。尚、バックドア1において、リヤガラス1a及び窓枠部11はその下部から上部にかけて車両前方側に傾斜しており、その傾斜角度(上下方向の角度)は一般に、車種(車両意匠)によって異なっている。
車体パネル2における窓枠部11の下部は、ドアトリム3が装着されるトリム装着部12となっており、該トリム装着部12のインナパネル2bには、複数のトリム取付孔13がそれぞれ所定位置に形成されている。各トリム取付孔13の座面は互いに平行をなすとともに、該座面の垂線はバックドア1の幅方向と略直交している(車両の前後方向に沿っている)。
トリム装着部12の幅方向中央上部には、リヤワイパ装置4が組み付けられている。リヤワイパ装置4は、車体パネル2とドアトリム3との間に配置されるワイパモータ21と、車体パネル2にワイパモータ21を固定するための金属製のブラケット22とを有している。
図3(a)に示すように、ブラケット22はワイパモータ21が固定された基部22aから幅方向両側、及び下方にそれぞれ延びる取付脚22bを有し、各取付脚22bは車体パネル2のインナパネル2bにボルト等により締結固定されている。尚、基部22aの車体パネル2側にワイパモータ21が固定され、各取付脚22bは基部22aからワイパモータ21側に屈曲して延びている。リヤワイパ装置4は、その幅方向(図3(a)において左右方向)がバックドア1の幅方向と平行となるように組み付けられる。
図4に示すように、ワイパモータ21は窓枠部11下部に配置されており、該ワイパモータ21の駆動軸としてのピボット軸23は、モータハウジング24に形成される筒状のピボットホルダ24aから突出している。そして、ピボット軸23はリヤガラス1aに円形状に開口形成されたピボット軸挿通孔1bから車外側に突出され、その突出したピボット軸23の先端部にはワイパ本体25が固定される。そして、リヤワイパ装置4は、ワイパモータ21にてピボット軸23を所定角度で回動させることでワイパ本体25を往復回動させて、リヤガラス1aに付着した雨水等を払拭する構成となっている。ピボット軸23の上下方向の角度(リヤガラス面に垂直な角度)、即ち、リヤワイパ装置4の上下方向の搭載角度θは、ワイパ本体25の払拭性能を確保するため、リヤガラス1aの上下方向の角度に応じて決定されている。尚、ピボット軸挿通孔1bとピボット軸23との間には、該挿通孔1bからの車内への浸水を防止するとともにリヤガラス面に対するピボット軸23の角度及び位置微調整を可能とするようにグロメット26が設けられている。
前記ドアトリム3は、車体パネル2のトリム装着部12と車両前後方向に対向する側壁部31と、該側壁部31の上端から車体パネル2側に湾曲して延びる上壁部32とを有し、該ドアトリム3は車体パネル2とでリヤワイパ装置4を挟むようにトリム装着部12に組み付けられる。ドアトリム3の内面3a(車体パネル2側の面)には、前記トリム装着部12の各トリム取付孔13に対応する複数の係止ピン(図示略)が設けられている。各係止ピンは、ドアトリム3をトリム装着部12に対しトリム取付孔13の座面と直交する方向に組み付けることで、各トリム取付孔13に挿入されて係止されるようになっている。この係止ピンとトリム取付孔13との係止により、ドアトリム3は車体パネル2に対して固定されている。
このように構成されたバックドア1において、リヤワイパ装置4のブラケット22には、図3(a)(b)に示すように、基部22aの周縁部からワイパモータ21とは反対側(ドアトリム3側)に延びるブラケット側取付部としての係合片41が形成されている。係合片41は、基部22aの周縁部から上方に延びる上方延出部42と、該上方延出部42の上端からトリム側に延びる前方延出部43とを有している。この上方延出部42から前方延出部43に移行する屈曲部分には、屈曲内側に凹となる補強用のリブ44が形成されている。前方延出部43は、ピボット軸23の軸線に対して上方に傾斜するとともに、リヤワイパ装置4の幅方向と直交する方向に延びている。尚、リヤワイパ装置4はその幅方向がバックドア1の幅方向と平行となるように組み付けられるため、係合片41の前方延出部43はバックドア1の幅方向に直交して延びている。前方延出部43の先端部には、幅方向両側にそれぞれ突出する係止凸部45が形成されている。また、前方延出部43は、その先端面に傾斜部46を有しており、該先端にかけて幅狭となる先細り形状をなしている(図3(b)参照)。
一方、ドアトリム3の幅方向中央上部には、リヤワイパ装置4のワイパモータ21及びブラケット22を覆うワイパ被覆部51が形成されている(図2参照)。図5(a)(b)に示すように、ワイパ被覆部51の内面51aには、トリム側取付部としての一対の係合部52がドアトリム3の上壁部32と側壁部31とに跨って形成されている。各係合部52は板状をなすとともに、互いに平行となすようにバックドア1の幅方向に並設されている。また、各係合部52はその板面がバックドア1の幅方向と直交している。そして、各係合部52には幅方向に貫通する係止穴53が形成されている。この各係止穴53は円形をなすとともに、幅方向に互いに対向している。
この一対の係合部52の間には、前記ブラケット22の係合片41が挿入されており、該係合片41の各係止凸部45は各係合部52の係止穴53に係止されている(図5(b)参照)。また、この係合片41と係合部52とは、ドアトリム3の車体パネル2への組付動作に伴い互いに組み付けられて、その組付方向に沿う方向(組付方向及び反組付方向)及びバックドア1の上下方向に互いに係止されている。そして、これら係合片41と係合部52とは、バックドア1の内側からであって該バックドア1の幅方向と直交する任意の方向からの係合部52の組み付けにより互いに係止可能となっている。この係合片41と係合部52との係止により、ワイパ被覆部51はブラケット22に対してドアトリム3の組付方向に沿う方向(本実施形態では、水平方向)に係止固定されている。これにより、ワイパ被覆部51の固定が安定し、車両の振動によるワイパ被覆部51のばたつき等が抑制されている。
上記のような構成のドアトリム3の組み付けでは、まず、車体パネル2にリヤワイパ装置4を組み付ける。尚、リヤワイパ装置4の上下方向の搭載角度θは、前述したように、リヤガラス1aの上下方向の角度により決定される。次に、車体パネル2のトリム装着部12にドアトリム3が組み付けられる。このとき、トリム装着部12の各トリム取付孔13にドアトリム3の前記各係止ピンを挿入すべく、ドアトリム3はトリム取付孔13の座面と直交する方向(通常、水平方向)に組み付けられる。これにより、各係止ピンが各トリム取付孔13に係止され、ドアトリム3が車体パネル2に対して固定される。
また、それと共に、ワイパ被覆部51の一対の係合部52の間には、ブラケット22の係合片41がその前方延出部43の延出方向に沿う方向に挿入される(図6参照)。すると、各係合部52の端部52aが係合片41先端の傾斜部46と当接し、各係合部52は幅方向に若干押し広げられる。そして、その後の弾性復帰により各係合部52の係止穴53に係合片41の各係止凸部45が係止されるようになっている。
上記のようなリヤワイパ装置4では、ブラケット側取付部としての係合片41とトリム側取付部としての係合部52とが、該係合部52の任意の方向からの組み付けにより互いに係止可能となっている。そのため、バックドア1を有する車両とはリヤガラス1aの上下方向の角度が異なる別の車種に流用されて、該リヤワイパ装置4の上下方向の搭載角度θが相違した場合においても、ドアトリム3の組付動作に伴いブラケット22の係合片41がドアトリム3の一対の係合部52に係止されるようになっている。これにより、本実施形態のリヤワイパ装置4では、リヤガラスの上下方向角度の異なる車種間でのブラケット22の共通化が可能となっている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、ブラケット側取付部としての係合片41及びトリム側取付部としての各係合部52は、該係合部52の任意の方向(バックドア1の幅方向と直交する任意の方向)からの組み付けにより、組付方向に沿う方向に互いに係合可能に構成される。これにより、係合片41の上下方向の角度が様々な車種間で相違しても、言い換えれば、車体パネル2へ取り付けられたブラケット22のドアトリム3の組付方向に対する角度が変化しても、ドアトリム3の組付動作に伴い係合片41と各係合部52とを係合させることが可能となる。そのため、リヤガラス1aの上下方向角度の異なる車種(異なる車両意匠)間でブラケット22を共通化することが可能となる。
(2)本実施形態では、ドアトリム3にはトリム側取付部としての一対の係合部52が形成され、リヤワイパ装置4のブラケット22には、ドアトリム3の組付動作に伴い各係合部52間に挿入されて該各係合部52と係合するブラケット側取付部としての係合片41が形成される。これにより、トリム側取付部を任意の方向からブラケット側取付部に組み付けて互いに係合するように構成できる。
(3)本実施形態では、係合片41は幅方向両側にそれぞれ突出する係止凸部45を有し、一対の係合部52は、バックドア1の幅方向に並設され、それらの互いの対向面52bにはそれぞれ、幅方向に貫通し各係止凸部45が係止される係止穴53が形成される。そのため、係合片41及び一対の係合部としての各係合部52の構成を簡単にすることが可能となる。
(4)本実施形態では、ドアトリム3は樹脂製であり、該ドアトリム3に一対の係合部52が、ブラケット22に係合片41が一体成形される。即ち、各係合部52が弾性変形し易い樹脂材料から構成されるため、各係合部52間にブラケット22の係合片41を容易に係合させることが可能となる。
(5)本実施形態では、係合片41の各係止凸部45が前方延出部43の先端部に形成されるため、係合片41を各係合部52間に容易に挿入させることができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、ブラケット側取付部を係合片41で構成し、トリム側取付部を一対の係合部52で構成したが、これとは反対に、トリム側取付部を係合片41で構成し、ブラケット側取付部を各係合部52で構成してもよい。また、本実施形態の係合片41及び各係合部52を、例えば図7〜図9に示すような構成としてもよい。図7(a)(b)に示すものでは、ブラケット22の基部22aから延出された支持部61には、その幅方向両端部から上方に延びる一対の上方延出部62が形成され、各上方延出部62は、その上端から幅方向内側に延びるその先端部に一対の係合部としての弾性挟持部63を有している。各弾性挟持部63は、先端部(幅方向内側端部)にかけてドアトリム3とは反対側に傾斜するように屈曲形成され、互いに幅方向に対向している。一方、ドアトリム3のワイパ被覆部51には、その内面51aから幅方向と直交する方向に突出形成された板状の係合片64が形成されている。この係合片64は、ドアトリム3の車体パネル2への組付動作に伴い、ブラケット22の弾性挟持部63間に挿入される。このとき、弾性挟持部63は係合片64から押圧力を受けて挿入方向に撓んでその幅方向の間隔が広がる。そして、弾性挟持部63は挿入された係合片64を、元の形状に戻ろうとする弾性力にて幅方向に挟持し、該弾性挟持部63の先端部のエッジが係合片64に喰いこんでその締着力により係止するようになっている。図7に示すような構成によれば、上記実施形態と略同様の作用効果に加え、係合片64と弾性挟持部63とを容易に係合状態とでき、ドアトリム3の組み付けが容易となり、また、一対の係合部としての弾性挟持部63と係合片64の構成を簡単にすることが可能となる。
また、図8に示すものでは、ブラケット22の基部22aから上方に延出された上方延出部71には、その上端からドアトリム3側に延びる一対の係合部72が形成されている。各係合部72の先端部には、幅方向内側に突出する係止凸部73が形成されている。一方、ドアトリム3のワイパ被覆部51には、その内面51aから幅方向と直交する方向に突出形成された板状の係合片74が形成され、該係合片74には幅方向に貫通する係止穴75が形成されている。係合片74は、ドアトリム3の車体パネル2への組付動作に伴い各係合部72間に挿入され、該係合部72の弾性復帰により係止穴75が各係止凸部73に係止されるようになっている。図8に示すような構成によれば、上記実施形態と略同様の作用効果に加え、各係合部72と係合片74の構成を簡単にすることが可能となる。尚、図8に示す例において、係合片74の係止穴75に替えて、貫通しない係止穴(係止凹部)を係合片74の幅方向両端面にそれぞれ設けてもよい。また、各係合部72をドアトリム3側に、係合片74をブラケット22側に設けてもよい。
また、図9(a)(b)に示すものでは、ブラケット22の基部22aから上方に延出された上方延出部81には、ドアトリム3側に延びる支持部82が形成され、該支持部82の先端部には幅方向から見て円状をなす係合片83が形成されている。この係合片64は幅方向と直交する板状に形成されている。一方、ドアトリム3には、上下方向に並設されるとともにドアトリム3の組付方向に沿って延びる一対の係合部84が形成され、各係合部84には上下方向に貫通する係止穴85が形成されている。ドアトリム3の車体パネル2への組付動作に伴い、各係合部84間にはブラケット22の係合片83が挿入され、該係合片83は各係止穴85に係止されるようになっている。図9に示すような構成によれば、上記実施形態と略同様の作用効果を得ることができる。尚、図9に示す例において、各係合部84の係止穴85に替えて、貫通しない係止穴(係止凹部)を各係合部84における互いの対向面に設けてもよい。また、係合片83をドアトリム3側に、各係合部84をブラケット22側に設けてもよく、また、係合片83を板状ではなく、例えば球状や楕円状としてもよい。
・上記実施形態では、係合部52の係止穴53は貫通形成されたが、特にこれに限定されるものではなく、各係合部52における互いの対向面52b(図5参照)に凹設してもよい。
・上記実施形態では、各係合部52は板状をなしたが、特にこれに限定されるものではなく、幅方向に並設された対向面52bを有していれば板状以外の形状でもよい。
・上記実施形態では、係合片41と係合部52とは、該係合部52の組付方向に沿う方向(組付方向及び反組付方向)及びバックドア1の上下方向に互いに係止されたが、特にこれに限定されるものではなく、例えば、組付方向に沿う方向のみ、また反組付方向のみに係止するように構成してもよい。
・上記実施形態では、トリム側取付部として一対の係合部52(係合部)を設けたが、特にこれに限定されるものではなく、例えば係合部52を1つのみで構成してもよい。
・上記実施形態では、係合片41はブラケット22に、係合部52はドアトリム3にそれぞれ一体成形されたが、それぞれ別体として設けてもよい。
・上記実施の形態では、本発明をリヤガラス1aにピボット軸挿通孔1bを備えるタイプのバックドア1に適用したが、車体パネル2にピボット軸挿通孔を設けるタイプの車両に適用してもよい。
バックドアの斜視図。 バックドアの分解斜視図。 (a)本実施形態のリヤワイパ装置の背面図、(b)係合片を示す斜視図。 バックドアのA−A線断面図。 (a)バックドアのB−B線断面図、(b)一対の係合部と係止片との係止状態を示す背面図。 ドアトリムの組み付けを説明するための説明図。 (a)(b)別例の係合片及び一対の係合部を説明するための説明図。 別例の係合片及び一対の係合部を説明するための説明図。 (a)(b)別例の係合片及び一対の係合部を説明するための説明図。
符号の説明
1…バックドア、2…車体パネル、3…ドアトリム、4…リヤワイパ装置、22…ブラケット、41,64,74,83…係合片、45,73…係止凸部、52,72,84…一対の係合部、52b…対向面、53,75,85…係止穴、63…一対の係合部としての弾性挟持部。

Claims (5)

  1. 車両バックドアの車体パネルと、該車体パネルの車内側に装着されるドアトリムとの間に配設され、前記車体パネルにブラケットを介して固定されるリヤワイパ装置であって、
    前記ブラケットには、前記ドアトリムの前記車体パネルへの組付動作に伴い該ドアトリムのトリム側取付部に組み付けられて互いに係合するブラケット側取付部が設けられ、
    前記ブラケット側取付部は、前記バックドアの幅方向と直交する任意の方向から前記ブラケット側取付部へ向けて組み付けられる前記トリム側取付部に対して係合可能で、且つ該トリム側取付部と少なくとも反組付方向に係合するように構成され
    前記ブラケット側取付部及び前記トリム側取付部のいずれか一方は、一対の係合部からなり、いずれか他方は、前記ドアトリムの前記組付動作に伴い前記一対の係合部間に挿入されて該各係合部とそれぞれ係合する係合片からなり、
    前記係合片は、前記幅方向両側にそれぞれ突出する係止凸部を有し、
    前記一対の係合部は、前記バックドアの幅方向に並設され、それらの互いの対向面にはそれぞれ、前記各係止凸部が係止される係止穴が形成されたことを特徴とするリヤワイパ装置。
  2. 車両バックドアの車体パネルと、該車体パネルの車内側に装着されるドアトリムとの間に配設され、前記車体パネルにブラケットを介して固定されるリヤワイパ装置であって、
    前記ブラケットには、前記ドアトリムの前記車体パネルへの組付動作に伴い該ドアトリムのトリム側取付部に組み付けられて互いに係合するブラケット側取付部が設けられ、
    前記ブラケット側取付部は、前記バックドアの幅方向と直交する任意の方向から前記ブラケット側取付部へ向けて組み付けられる前記トリム側取付部に対して係合可能で、且つ該トリム側取付部と少なくとも反組付方向に係合するように構成され、
    前記ブラケット側取付部及び前記トリム側取付部のいずれか一方は、一対の係合部からなり、いずれか他方は、前記ドアトリムの前記組付動作に伴い前記一対の係合部間に挿入されて該各係合部とそれぞれ係合する係合片からなり、
    前記一対の係合部は、前記バックドアの幅方向に並設され前記係合片を前記幅方向に弾性的に挟持する弾性挟持部であることを特徴とするリヤワイパ装置。
  3. 車両バックドアの車体パネルと、該車体パネルの車内側に装着されるドアトリムとの間に配設され、前記車体パネルにブラケットを介して固定されるリヤワイパ装置であって、
    前記ブラケットには、前記ドアトリムの前記車体パネルへの組付動作に伴い該ドアトリムのトリム側取付部に組み付けられて互いに係合するブラケット側取付部が設けられ、
    前記ブラケット側取付部は、前記バックドアの幅方向と直交する任意の方向から前記ブラケット側取付部へ向けて組み付けられる前記トリム側取付部に対して係合可能で、且つ該トリム側取付部と少なくとも反組付方向に係合するように構成され、
    前記ブラケット側取付部及び前記トリム側取付部のいずれか一方は、一対の係合部からなり、いずれか他方は、前記ドアトリムの前記組付動作に伴い前記一対の係合部間に挿入されて該各係合部とそれぞれ係合する係合片からなり、
    前記一対の係合部は、前記バックドアの幅方向に並設されるとともに、該幅方向内側に突出する係止凸部をそれぞれ有し、
    前記係合片の前記幅方向の両端面にはそれぞれ、前記各係止凸部が係止される係止穴が形成されたことを特徴とするリヤワイパ装置。
  4. 車両バックドアの車体パネルと、該車体パネルの車内側に装着されるドアトリムとの間に配設され、前記車体パネルにブラケットを介して固定されるリヤワイパ装置であって、
    前記ブラケットには、前記ドアトリムの前記車体パネルへの組付動作に伴い該ドアトリムのトリム側取付部に組み付けられて互いに係合するブラケット側取付部が設けられ、
    前記ブラケット側取付部は、前記バックドアの幅方向と直交する任意の方向から前記ブラケット側取付部へ向けて組み付けられる前記トリム側取付部に対して係合可能で、且つ該トリム側取付部と少なくとも反組付方向に係合するように構成され、
    前記ブラケット側取付部及び前記トリム側取付部のいずれか一方は、一対の係合部からなり、いずれか他方は、前記ドアトリムの前記組付動作に伴い前記一対の係合部間に挿入されて該各係合部とそれぞれ係合する係合片からなり、
    前記トリム側取付部としての前記一対の係合部は、前記バックドアの上下方向に並設され、
    前記ブラケット側取付部としての前記係合片は、前記バックドアの幅方向から見て円状をなすことを特徴とするリヤワイパ装置。
  5. 車体パネルと、該車体パネルの車内側に装着されるドアトリムと、請求項1〜4のいずれか1項に記載のリヤワイパ装置とを備えたことを特徴とするバックドアのトリム取付構造。
JP2008158186A 2008-06-17 2008-06-17 リヤワイパ装置及びバックドアのトリム取付構造 Expired - Fee Related JP5133790B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008158186A JP5133790B2 (ja) 2008-06-17 2008-06-17 リヤワイパ装置及びバックドアのトリム取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008158186A JP5133790B2 (ja) 2008-06-17 2008-06-17 リヤワイパ装置及びバックドアのトリム取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009298381A JP2009298381A (ja) 2009-12-24
JP5133790B2 true JP5133790B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=41545732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008158186A Expired - Fee Related JP5133790B2 (ja) 2008-06-17 2008-06-17 リヤワイパ装置及びバックドアのトリム取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5133790B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7124443B2 (ja) * 2018-05-23 2022-08-24 マツダ株式会社 バックドアトリム取付構造及びバックドアトリム取付方法並びに車両用バックドア

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2548057Y2 (ja) * 1991-07-09 1997-09-17 日産自動車株式会社 自動車用ドアトリムの取付構造
JPH0550120U (ja) * 1991-12-11 1993-07-02 三菱自動車工業株式会社 トリムクリップの構造
JP3630599B2 (ja) * 1999-11-11 2005-03-16 ダイハツ工業株式会社 リヤワイパ装置
CN1953883B (zh) * 2004-04-20 2010-12-08 株式会社普利司通 Ea件的安装结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009298381A (ja) 2009-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010089641A (ja) 車両用ワイパ
JP5133790B2 (ja) リヤワイパ装置及びバックドアのトリム取付構造
JP5204628B2 (ja) アシストグリップ
JP2019077267A (ja) 車載部品の取付構造
JP2002029266A (ja) モールディング保持具
JP4779867B2 (ja) ワイパー装置
JP4336956B2 (ja) 部品取付クリップ
JP5109315B2 (ja) 自動車用ボディパネルと取付部品との取付構造、及びロッカパネルとロッカプロテクタとの取付構造
JP4553851B2 (ja) ドアグリップの取付構造
JP5151677B2 (ja) フロントピラーのモール取付構造
KR20210115972A (ko) 선바이저용 피봇암커버 어셈블리
JP2002347660A (ja) 車両用装飾部品の取付構造
JP2009113709A (ja) 車両用ワイパ
JP3949881B2 (ja) 自動車用ドアのコーナーピース取付構造
KR101987876B1 (ko) 트림 고정용 클립 어셈블리
JP2016137782A (ja) フロントピラー構造
JP7259490B2 (ja) ハーネスブラケット
JP2005262982A (ja) ウエストモール取付構造
JP4586411B2 (ja) 自動車のパワーウィンドウスイッチ取付構造
JPH10278708A (ja) 自動車のグリル取付構造
KR100369011B1 (ko) 자동차의 고정부재 결합구조
JP6804141B2 (ja) フェンダースペーサ
JP4837542B2 (ja) コンソール取付構造
JP6166630B2 (ja) 車両用ドア
JP6413745B2 (ja) バックドア構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120717

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees