JP5131614B2 - サスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、およびハードディスクドライブ、並びに、サスペンションの製造方法 - Google Patents

サスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、およびハードディスクドライブ、並びに、サスペンションの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、サスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、およびハードディスクドライブ、並びに、サスペンションの製造方法に係り、とりわけ、サスペンション用基板の両側に配置されるアクチュエータ素子を、サスペンション用基板に対して精度良く位置合わせすることができるサスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、およびハードディスクドライブ、並びに、サスペンションの製造方法に関する。
一般に、ハードディスクドライブ(HDD)は、データが記憶されるディスクに対してデータの書き込みおよび読み取りを行う磁気ヘッドスライダが実装されたサスペンション用基板を備えている。このサスペンション用基板は、金属支持層と、金属支持層に絶縁層を介して積層された複数(例えば、4本〜6本)の配線を有する配線層とを備えており、各配線に電気信号を流すことにより、ディスクに対してデータの書き込みまたは読み取りを行うようになっている。
このようなハードディスクドライブにおいては、ディスク上の所望のデータトラックに磁気ヘッドスライダを移動させるために、磁気ヘッドスライダを支持するアクチュエータアームを回転させるVCMアクチュエータ(例えば、ボイスコイルモータ)を、サーボコントロールシステムによって制御している。
ところで、近年、ディスクの高密度化により、トラックの幅が小さくなっている。このため、VCMアクチュエータによって、磁気ヘッドスライダを所望のトラックに精度良く位置合わせすることが困難な場合がある。
このことに対処するために、VCMアクチュエータとPZTマイクロアクチュエータ(Dual Stage Actuator:DSA)とを協働させて、所望のトラックに磁気ヘッドスライダを移動させるデュアルアクチュエータ方式のサスペンションが知られている(例えば、特許文献1および2参照)。このPZTマイクロアクチュエータは、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)からなる圧電素子等のピエゾ素子により構成され、電圧が印加されることにより伸縮し、磁気ヘッドスライダを微小に移動させるようになっている。このようなデュアルアクチュエータ方式のサスペンションにおいては、VCMアクチュエータが、磁気ヘッドスライダの位置を大まかに調整し、PZTマイクロアクチュエータが、磁気ヘッドスライダの位置を微小調整する。このようにして、磁気ヘッドスライダを、所望のトラックに、迅速に、かつ精度良く位置合わせするようになっている。
特開2009−295195号公報 特開2010−79944号公報
このようなデュアルアクチュエータ方式のサスペンションとして、サスペンション用基板の両側にピエゾ素子をそれぞれ配置して、ピエゾ素子による磁気ヘッドスライダの変位量を増大させるサスペンションが開発されている。
しかしながら、このようなサスペンションにおいては、一対のピエゾ素子を、サスペンション用基板に対して、精度良く位置合わせすることが困難であった。この場合、ピエゾ素子による磁気ヘッドスライダの変位の精度が低下するという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、サスペンション用基板の両側に配置されるアクチュエータ素子を、サスペンション用基板に対して精度良く位置合わせすることができるサスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、およびハードディスクドライブ、並びに、サスペンションの製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、第1の解決手段として、基板本体領域と、基板本体領域の両側に配置されるアクチュエータ素子に接続可能な一対の接続構造領域とを有するサスペンション用基板において、絶縁層と、絶縁層の一方の面に設けられた金属支持層と、絶縁層の他方の面に設けられ、複数の配線と、基板本体領域に配置されると共に、各配線から隔離されたアライメント部とを有する配線層と、基板本体領域において、金属支持層、絶縁層、および配線層のアライメント部を貫通して設けられ、アクチュエータ素子との位置合わせを行うためのアライメント貫通孔と、を備えたことを特徴とするサスペンション用基板を提供する。
なお、上述した第1の解決手段において、アライメント貫通孔は、金属支持層を保持するロードビームの中心軸線上に配置されているようにしてもよい。
また、上述した第1の解決手段において、金属支持層および絶縁層を貫通して設けられ、金属支持層を保持するロードビームを実装する際にアライメントを行うための2つの治具孔を更に備え、アライメント貫通孔は、2つの治具孔を結ぶ直線上に配置されているようにしてもよい。
また、上述した第1の解決手段において、配線層のアライメント部はアライメント貫通孔の内方に延び、アライメント貫通孔において配線層のアライメント部の露出された部分に、金めっきが施されているようにしてもよい。
また、上述した第1の解決手段において、配線層の各配線およびアライメント部を覆う保護層を更に備え、アライメント貫通孔は、保護層を貫通しているようにしてもよい。
本発明は、第2の解決手段として、基板本体領域と、基板本体領域の両側に配置されるアクチュエータ素子に接続可能な一対の接続構造領域とを有するサスペンション用基板において、絶縁層と、絶縁層の一方の面に設けられた金属支持層と、絶縁層の他方の面に設けられ、複数の配線と、基板本体領域に配置されると共に、各配線から隔離されたアライメント部とを有する配線層と、配線層の各配線およびアライメント部を覆う保護層と、配線層のアライメント部に対応する位置に設けられ、保護層を貫通し、アクチュエータ素子との位置合わせを行うためのアライメント貫通孔と、を備えたことを特徴とするサスペンション用基板を提供する。
なお、上述した第2の解決手段において、アライメント貫通孔は、金属支持層を保持するロードビームの中心軸線上に配置されているようにしてもよい。
また、上述した第2の解決手段において、金属支持層および絶縁層を貫通して設けられ、金属支持層を保持するロードビームを実装する際にアライメントを行うための2つの治具孔を更に備え、アライメント貫通孔は、2つの治具孔を結ぶ直線上に配置されているようにしてもよい。
また、上述した第2の解決手段において、アライメント貫通孔が、配線層のアライメント部、および絶縁層を貫通しており、アライメント貫通孔に、ニッケルめっきが施されているようにしてもよい。
また、上述した第2の解決手段において、アライメント貫通孔において配線層のアライメント部の露出された部分に、金めっきが施されているようにしてもよい。
また、上述した第2の解決手段において、保護層は、アライメント貫通孔の中心部に形成された保護層分離部を有するようにしてもよい。
本発明は、ベースプレートと、ベースプレートに、ロードビームを介して取り付けられた上述のサスペンション用基板と、ベースプレートおよびロードビームの少なくとも一方に接合されると共に、サスペンション用基板の接続構造領域に接続された一対のアクチュエータ素子と、を有することを特徴とするサスペンションを提供する。
なお、上述したサスペンションにおいて、ベースプレートおよびロードビームに、アライメント貫通孔の周縁の少なくとも一部が露出するのぞき孔が形成されているようにしてもよい。
また、上述したサスペンションにおいて、のぞき孔は、アライメント貫通孔と異なる形状を有しているようにしてもよい。
また、上述したサスペンションにおいて、のぞき孔において、アライメント貫通孔の周縁の全てが露出しているようにしてもよい。
本発明は、上述したサスペンションと、サスペンションに実装されたスライダと、を有することを特徴とするヘッド付サスペンションを提供する。
本発明は、上述のヘッド付サスペンションを有することを特徴とするハードディスクドライブを提供する。
本発明は、基板本体領域と、基板本体領域の両側に配置されるアクチュエータ素子に接続可能な一対の接続構造領域とを含むサスペンション用基板を有するサスペンションの製造方法において、絶縁層と、絶縁層の一方の面に設けられた金属支持層と、絶縁層の他方の面に設けられ、複数の配線と、基板本体領域に配置されると共に、各配線から隔離されたアライメント部とを有する配線層と、基板本体領域において、金属支持層、絶縁層、および配線層のアライメント部を貫通して設けられ、アクチュエータとの位置合わせを行うためのアライメント貫通孔とを有するサスペンション用基板を準備する工程と、ベースプレートに、ロードビームを介して、サスペンション用基板を取り付ける工程と、サスペンション用基板のアライメント貫通孔を用いて、サスペンション用基板に対して、アクチュエータ素子を位置合わせする工程と、位置合わせされたアクチュエータ素子を、接着剤を用いて、ベースプレートおよびロードビームの少なくとも一方に接合すると共に、サスペンション用基板の接続構造領域に接続する工程と、を備えたことを特徴とするサスペンションの製造方法を提供する。
本発明によれば、アライメント貫通孔を用いて、サスペンション用基板の両側に配置されるアクチュエータ素子を、サスペンション用基板に対して精度良く位置合わせすることができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるサスペンション用基板の一例を示す平面図。 図2は、本発明の第1の実施の形態におけるサスペンション用基板において、アライメント貫通孔を示す断面図。 図3は、本発明の第1の実施の形態におけるサスペンションの一例を示す平面図。 図4(a)は、本発明の第1の実施の形態におけるサスペンションにおいて、ベースプレートの一例を示す平面図。図4(b)は、ロードビームの一例を示す平面図。 図5は、本発明の第1の実施の形態におけるサスペンションにおいて、ピエゾ素子の一例を示す斜視図。 図6は、本発明の第1の実施の形態におけるサスペンションの一例を示す裏面図。 図7は、本発明の第1の実施の形態におけるヘッド付サスペンションの一例を示す平面図。 図8は、本発明の第1の実施の形態におけるハードディスクドライブの一例を示す斜視図。 図9(a)〜(e)は、本発明の第1の実施の形態におけるサスペンション用基板の製造方法を示す図。 図10は、本発明の第1の実施の形態におけるサスペンションの製造方法のフローチャートを示す図。 図11は、本発明の第2の実施の形態におけるサスペンション用基板において、アライメント貫通孔を示す断面図。 図12は、本発明の第3の実施の形態におけるサスペンション用基板において、アライメント貫通孔を示す断面図。 図13は、本発明の第4の実施の形態におけるサスペンション用基板において、アライメント貫通孔を示す断面図。 図14は、本発明の第5の実施の形態におけるサスペンション用基板において、アライメント貫通孔を示す断面図。
第1の実施の形態
図1乃至図10を用いて、本発明の第1の実施の形態におけるサスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、およびハードディスクドライブについて説明する。
図1に示すように、サスペンション用基板1は、基板本体領域2と、基板本体領域2の両側に配置される後述のピエゾ素子(アクチュエータ素子、図3参照)44に接続可能な一対の接続構造領域3と、基板本体領域2と各接続構造領域3との間に延びる一対の延長構造領域4とを有している。このうち基板本体領域2には、後述のスライダ52(図7参照)に接続されるヘッド端子5と、図示しない外部機器に接続される外部機器接続端子6とが設けられており、ヘッド端子5と外部機器接続端子6との間には、後述する配線13が接続されている。
図1および図2に示すように、サスペンション用基板1は、絶縁層10と、絶縁層10の一方の面に設けられた金属支持層11と、絶縁層10の他方の面に設けられた複数の配線13と、各配線13から隔離されたアライメント部14とを有する配線層12とを備えている。このうち、配線層12のアライメント部14は、基板本体領域2において接続構造領域3に近接した位置に配置され、各配線13と同一材料から形成されている。また、複数の配線13のうち2つの配線は、外部機器接続端子6から接続構造領域3にそれぞれ延びて、ピエゾ素子44に電気的に接続されている。
なお、図示しないが、絶縁層10と配線層12との間に、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、銅(Cu)からなり、約300nm厚さを有するシード層(図示せず)が介在されている。このことにより、絶縁層10と配線層12との密着性を向上させることができる。
図2に示すように、絶縁層10上には、配線層12の各配線13およびアライメント部14を覆う保護層20が設けられている。なお、図1においては、図面を明瞭にするために、保護層20は省略している。
図1に示すように、金属支持層11および絶縁層10に貫通して、後述のロードビーム43との位置合わせを行うための2つの治具孔25が設けられている。各治具孔25は、ロードビーム43の中心軸線(X)上に配置されており、金属支持層11に形成された金属支持層治具孔(図示せず)と、絶縁層10に形成された絶縁層治具孔(図示せず)とを含んでいる。
基板本体領域2において、接続構造領域3に近接して、ピエゾ素子44との位置合わせを行うためのアライメント貫通孔30が設けられている。このアライメント貫通孔30は、図2に示すように、基板本体領域2における金属支持層11、絶縁層10、配線層12のアライメント部14、および保護層20を貫通している。すなわち、アライメント貫通孔30は、金属支持層11に形成された金属支持層貫通孔30aと、絶縁層10に形成された絶縁層貫通孔30bと、配線層12のアライメント部14に形成された配線層貫通孔30cと、保護層20に形成された保護層貫通孔30dとにより構成されている。これら金属支持層貫通孔30a、絶縁層貫通孔30b、配線層貫通孔30c、および保護層貫通孔30dは、円形状に形成されている。
アライメント貫通孔30は、図1に示すように、ロードビーム43の中心軸線(X)上、すなわち、2つの治具孔25を結ぶ直線上に配置されている。また、アライメント貫通孔30は、ピエゾ素子44に接続される接続構造領域3に近接していることが好ましい。このことにより、サスペンション用基板1とピエゾ素子44との位置合わせの精度を向上させることができる。
図2に示すように、配線層12のアライメント部14は、アライメント貫通孔30の内方に延びている。すなわち、配線層貫通孔30cの直径は、金属支持層貫通孔30a、絶縁層貫通孔30b、および保護層貫通孔30dの直径より小さくなっている。
アライメント貫通孔30において配線層12のアライメント部14の露出された部分には、ニッケル(Ni)めっきおよび金(Au)めっきが順次施されて、めっき層15が形成されている。このことにより、配線層12のアライメント部14の露出された部分が腐食することを防止している。このめっき層15の厚さは、0.1μm〜4.0μmであることが好ましい。
次に、各構成部材について詳細に述べる。
絶縁層10の材料としては、所望の絶縁性を有する材料であれば特に限定されることはないが、例えば、ポリイミド(PI)を用いることが好適である。なお、絶縁層10の材料は、感光性材料であっても非感光性材料であっても用いることができる。また、絶縁層10の厚さは、5μm〜30μm、とりわけ8μm〜10μmであることが好ましい。このことにより、金属支持層11と各配線13との間の絶縁性能を確保するとともに、サスペンション用基板1全体としての剛性が喪失されることを防止することができる。
各配線13は、電気信号を伝送するための導体として構成されており、各配線13の材料としては、所望の導電性を有する材料であれば特に限定されることはないが、銅(Cu)を用いることが好適である。銅以外にも、純銅に準ずる電気特性を有する材料であれば用いることもできる。ここで、各配線13の厚さは、例えば1μm〜18μm、とりわけ9μm〜12μmであることが好ましい。このことにより、各配線13の伝送特性を確保するとともに、サスペンション用基板1全体としての柔軟性が喪失されることを防止することができる。なお、アライメント部14は各配線13と同一の材料、同一の厚みからなっている。
金属支持層11の材料としては、所望の導電性、弾力性、および強度を有するものであれば特に限定されることはないが、例えば、ステンレス、アルミニウム、ベリリウム銅、またはその他の銅合金を用いることができ、好ましくはステンレスを用いることが好適である。金属支持層11の厚さは、10μm〜30μm、とりわけ15μm〜20μmであることが好ましい。このことにより、金属支持層11の導電性、剛性、および弾力性を確保することができる。
保護層20の材料としては、樹脂材料、例えば、ポリイミドを用いることが好適である。なお、保護層20の材料は、感光性材料であっても非感光性材料であっても用いることができる。
次に、図3乃至図6を用いて、本実施の形態におけるサスペンション41について説明する。図3に示すサスペンション41は、ベースプレート42と、ベースプレート42上に取り付けられ、サスペンション用基板1の金属支持層11を保持するロードビーム43と、上述のサスペンション用基板1と、ベースプレート42およびロードビーム43の少なくとも一方に接合されると共に、サスペンション用基板1の接続構造領域3に接続された一対のピエゾ素子44とを有している。なお、本実施の形態においては、各ピエゾ素子44は、ベースプレート42およびロードビーム43に接合されるようになっている。ベースプレート42およびロードビーム43は、ステンレスからなっており、図4(a)、(b)に示すように、一対の凹部42a、43aと、一対の凹部42a、43aの間に設けられた可撓部42b、43bとをそれぞれ有している。
ピエゾ素子44は、電圧が印加されることにより伸縮する圧電素子として構成されている。各ピエゾ素子44は、図5に示すように、互いに対向する一対の電極44aと、一対の電極44a間に介在され、例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)等の圧電セラミックスからなる圧電材料部44bとを有している。一対のピエゾ素子44の圧電材料部44bは、互いに180°異なる分極方向となるように形成されており、所定の電圧が印加されると、一方のピエゾ素子44が収縮すると共に、他方のピエゾ素子44が伸長するようになっている。
このようなピエゾ素子44は、ロードビーム43の中心軸線(X)に対して対称的に配置されるように、ベースプレート42の凹部42aに収容されて、非導電性接着剤によりベースプレート42およびロードビーム43に接合されている。
また、図6に示すように、ピエゾ素子44の一方(サスペンション用基板1とは反対側)の電極44aは、導電性接着剤からなる導電接着部45を介して、ベースプレート42に電気的に接続されている。一方、ピエゾ素子44の他方(サスペンション用基板1の側)の電極44aは、導電性接着剤を用いて、接続構造領域3に接合されると共に電気的に接続されている。
図4(a)、(b)および図6に示すように、ベースプレート42およびロードビーム43に、これらを貫通し、アライメント貫通孔30の周縁の少なくとも一部が露出するのぞき孔46a、46bが形成されている。すなわち、ベースプレート42にベースのぞき孔46aが形成され、ロードビーム43にビームのぞき孔46bが形成されている。このように、のぞき孔46a、46bを設けることにより、アライメント貫通孔30を、保護層20の側からだけではなく、ベースプレート42の側から読み取ることができる。
のぞき孔46a、46bは、アライメント貫通孔30と異なる形状を有していても良い。例えば、上述のようにアライメント貫通孔30が円形状に形成されている場合には、のぞき孔46a、46bを、三角形状、四角形状、八角形状、台形形状、または、ひし形形状などとしても良い。このことにより、ピエゾ素子44のアライメント時に、アライメント貫通孔30とのぞき孔46a、46bとを見誤ることを防止することができる。あるいは、のぞき孔46a、46bを、アライメント貫通孔30と同じ形状にしても良い。この場合、のぞき孔46a、46bを、アライメント貫通孔30よりも大きくして、アライメント貫通孔30の周縁の全てを露出させることが好ましい。このことにより、ベースプレート42側からアライメント貫通孔30を確実に読み取ることができる。
また、ロードビーム43には、サスペンション用基板1の各治具孔25に対応して、ビーム治具孔47が設けられており、サスペンション用基板1の基板本体領域2の金属支持層11にロードビーム43を実装する際に、サスペンション用基板1とロードビーム43との位置合わせを行うことができるようになっている。
次に、図7により、本実施の形態におけるヘッド付サスペンション51について説明する。図7に示すヘッド付サスペンション51は、上述したサスペンション41と、サスペンション用基板1のヘッド端子5に接続されたスライダ52とを有している。
次に、図8により、本実施の形態におけるハードディスクドライブ61について説明する。図8に示すハードディスクドライブ61は、ケース62と、このケース62に回転自在に取り付けられ、データが記憶されるディスク63と、このディスク63を回転させるスピンドルモータ64と、ディスク63に所望のフライングハイトを保って近接するように設けられ、ディスク63に対してデータの書き込みおよび読み取りを行うスライダ52を含むヘッド付サスペンション51とを有している。このうちヘッド付サスペンション51は、ケース62に対して移動自在に取り付けられており、ケース62にはヘッド付サスペンション51のスライダ52をディスク63上に沿って移動させるボイスコイルモータ65が取り付けられている。また、ヘッド付サスペンション51は、ボイスコイルモータ65にアーム66を介して取り付けられている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用、すなわち本実施の形態によるサスペンション用基板1の製造方法について説明する。ここでは、一例として、サブトラクティブ法によりサスペンション用基板1を製造する方法について説明する。
まず、絶縁層10と、絶縁層10の一方の面に設けられた金属支持層11と、絶縁層10の他方の面に設けられた配線層12とを有する積層体35を準備する(図9(a)参照)。
この場合、まず、金属支持層11を準備し、この金属支持層11上に、非感光性ポリイミドを用いた塗工方法により絶縁層10が形成される。続いて、絶縁層10上に、ニッケル、クロム、および銅がスパッタ工法により順次コーティングされ、シード層(図示せず)が形成される。その後、このシード層を導通媒体として、銅めっきにより配線層12が形成される。このようにして、絶縁層10と、金属支持層11と、配線層12とを有する積層体35が得られる。
次に、配線層12において、複数の配線13と、配線13から隔離されたアライメント部14と、アライメント部14に形成される配線層貫通孔30cとが形成されると共に、金属支持層11において、金属支持層11を貫通する金属支持層貫通孔30aが形成される(図9(b)参照)。この場合、まず、配線層12の上面および金属支持層11の下面に、フォトファブリケーションの手法により、ドライフィルムを用いて、パターン状のレジスト(図示せず)が形成される。ここでは、配線層12において、複数の配線13、アライメント部14、および配線層貫通孔30cを形成すると共に、金属支持層11に金属支持層貫通孔30aを形成するように、パターン状のレジストが形成される。次に、配線層12および金属支持層11のうちレジストから露出された部分がエッチングされる。この際、図9には示していないが、金属支持層11に、図1に示すような治具孔25を構成する金属支持層治具孔を形成してもよい。ここで、配線層12および金属支持層11をエッチングする方法は、特に限定されるものではないが、ウェットエッチングを行うことが好ましい。とりわけ、エッチング液は、金属支持層11の材料の種類に応じて適宜選択することが好ましいが、例えば、金属支持層11がステンレスからなる場合には、塩化第二鉄水溶液等の塩化鉄系エッチング液を用いることができる。エッチングが行われた後、レジストは剥離される。
次に、絶縁層10上に、配線層12の各配線13およびアライメント部14を覆う保護層20が設けられると共に、保護層20を貫通する保護層貫通孔30dが形成される(図9(c)参照)。この場合、まず、非感光性ポリイミドが、ダイコータを用いて、絶縁層10上にコーティングされる。続いて、コーティングされた非感光性ポリイミドを乾燥させて、保護層20が形成される。次に、形成された保護層20上に、保護層貫通孔30を形成するようにパターン状のレジスト(図示せず)が形成される。続いて、保護層20が現像されてエッチングされ、エッチングされた保護層20を硬化して、所望の形状の保護層20が得られる。この場合、配線層12のアライメント部14は、アライメント貫通孔30の内方に延びるようになる。その後、レジストは剥離される。
次に、絶縁層10に、絶縁層10を貫通する絶縁層貫通孔30bが形成されると共に、所望の形状に外形加工される(図9(d)参照)。この場合、まず、絶縁層10上に、パターン状のレジストが形成され、絶縁層10のうちレジストから露出された部分がエッチングされて、絶縁層10に絶縁層貫通孔30bが形成されると共に、絶縁層10が外形加工される。この際、図9には示していないが、絶縁層10に、図1に示すような治具孔25を構成する絶縁層治具孔を形成してもよい。ここで、絶縁層10をエッチングする方法は、特に限定されるものではないが、ウェットエッチングを行うことが好ましい。とりわけ、エッチング液は、絶縁層10の材料の種類に応じて適宜選択することが好ましいが、例えば、絶縁層10がポリイミド樹脂からなる場合には、有機アルカリエッチング液等のアルカリ系エッチング液を用いることができる。エッチングが行われた後、レジストは剥離される。
次に、アライメント貫通孔30において配線層12のアライメント部14の露出された部分に、金めっきが施される(図9(e)参照)。すなわち、アライメント部14の露出された部分が、酸洗浄されて、電解めっき法によりニッケルめっきおよび金めっきが順次施されて、0.1μm〜4.0μmの厚さを有するめっき層15が形成される。この場合、スライダ52に接続されるヘッド端子5と、外部機器接続端子6にも、同様にしてめっきが施される。なお、めっきを施す方法として、電解めっき法ではなく、治具めっき法を用いても良い。また、めっきの種類としては、ニッケルめっき、金めっきに限定されるものではなく、銀(Ag)めっき、銅(Cu)めっきを施すようにしても良い。
その後、金属支持層11の外形加工が行われる。この場合、金属支持層11の下面に、フォトファブリケーションの手法により、ドライフィルムを用いて、パターン状のレジスト(図示せず)が形成され、塩化鉄系エッチング液等により、金属支持層11のうちレジストから露出された部分がエッチングされ、金属支持層11が外形加工される。その後、レジストは剥離される。
このようにして、サスペンション用基板1が得られる。
次に、図10を用いて、本実施の形態におけるサスペンションの製造方法について説明する。
まず、図4(a)、(b)に示すような、ベースプレート42およびロードビーム43を準備すると共に、上述のようにしてサスペンション用基板1を準備する。
次に、図10に示すように、ベースプレート42に、ロードビーム43を介して、サスペンション用基板1が、溶接により取り付けられる。この場合、まず、ベースプレート42にロードビーム43が溶接により固定され、続いて、ロードビーム43に設けられたビーム治具孔47と、サスペンション用基板1に設けられた治具孔25とにより、ロードビーム43とサスペンション用基板1とのアライメントが行われる。その後、溶接により、ロードビーム43とサスペンション用基板1が互いに接合されて固定される。
次に、サスペンション用基板1に設けられたアライメント貫通孔30を用いて、サスペンション用基板1に対して、ピエゾ素子44が位置合わせされる。この場合、まず、互いに固定されたベースプレート42、ロードビーム43、およびサスペンション用基板1が、ピエゾ素子44を実装するための実装装置(図示せず)にセットされる。続いて、実装装置においてアライメント貫通孔30を読み取るCCDカメラ等の読取機構(図示せず)により、サスペンション用基板1のアライメント貫通孔30が読み取られる。具体的には、配線層12のアライメント部14がアライメント貫通孔30に延びているため、CCDカメラにより、アライメント貫通孔30を構成する配線層貫通孔30cの周縁が読み取られる。この読み取られたアライメント貫通孔30を基準として、実装装置において、ベースプレート42およびロードビーム43に、ピエゾ素子44が配置される。このことにより、サスペンション用基板1に対してピエゾ素子44を精度良く位置合わせすることができる。なお、この場合、ピエゾ素子44は、ベースプレート42の凹部42aに収容される。
その後、位置合わせされたピエゾ素子44が、接着剤を用いてベースプレート42およびロードビーム43に接合されると共に、サスペンション用基板1の接続構造領域3に接続される。すなわち、ピエゾ素子44は、非導電性接着剤を用いてベースプレート42およびロードビーム43に接合されると共に、導電性接着剤からなる導電接着部45が形成されて、ピエゾ素子44の一方の電極44aは、ベースプレート42に導電接着部45を介して電気的に接続される。また、ピエゾ素子44の他方の電極44aは、導電性接着剤を用いて、サスペンション用基板1の接続構造領域3に接合されると共に電気的に接続される。
このようにして、サスペンション用基板1の基板本体領域2の両側にそれぞれ配置されたピエゾ素子44を含むサスペンション41が得られる。
このサスペンション41のヘッド端子5に、スライダ52が接続されて図7に示すヘッド付サスペンション51が得られる。さらに、このヘッド付サスペンション51がハードディスクドライブ61のケース62に取り付けられて、図8に示すハードディスクドライブ61が得られる。
図8に示すハードディスクドライブ61においてデータの書き込みおよび読み取りを行う際、ボイスコイルモータ65によりヘッド付サスペンション51のスライダ52がディスク63上に沿って移動し、スピンドルモータ64により回転しているディスク63に所望のフライングハイトを保って近接する。このことにより、スライダ52とディスク63との間で、データの受け渡しが行われる。この間、サスペンション用基板1のヘッド端子5と外部機器接続端子6との間を延びる各配線13により電気信号が伝送される。
スライダ52を移動させる際、ボイスコイルモータ65が、スライダ52の位置を大まかに調整し、ピエゾ素子44が、スライダ52の位置を微小調整する。すなわち、サスペンション用基板1の接続構造領域3の側のピエゾ素子44の電極44aに所定の電圧を印加することにより、一方のピエゾ素子44がロードビーム43の軸線方向に収縮すると共に、他方のピエゾ素子44が伸長する。この場合、ベースプレート42の可撓部43bとロードビーム43の可撓部43bとが弾性変形し、ロードビーム43の先端側に位置するスライダ52がスウェイ方向(旋回方向)に移動することができる。このようにして、スライダ52を、ディスク63の所望のトラックに、迅速に、かつ精度良く位置合わせすることができる。
このように本実施の形態によれば、基板本体領域2において、金属支持層11、絶縁層10、配線層12のアライメント部14、および保護層20を貫通して、ピエゾ素子44を実装する際にピエゾ素子44の位置合わせを行うためのアライメント貫通孔30が設けられている。このことにより、サスペンション41を製造する際、このアライメント貫通孔30を用いて、サスペンション用基板1に対してピエゾ素子44の位置合わせを精度良く行うことができる。とりわけ、一対のピエゾ素子44が、ロードビーム43の中心軸線(X)に対して対称的に配置される場合、各ピエゾ素子44の位置合わせの精度を向上させることにより、一対のピエゾ素子44の伸縮による変位を、スライダ52に効果的に伝えることができ、スライダ52を、精度良く移動させることができる。
また、本実施の形態によれば、アライメント貫通孔30において、配線層12のアライメント部14がアライメント貫通孔30の内方に延びており、配線層12に形成された配線層貫通孔30cの径は、保護層20に形成された保護層貫通孔30dの径より小さくなっている。このことにより、ピエゾ素子44を実装する実装装置の読取機構によりアライメント貫通孔30を読み取る際、配線層12に形成された配線層貫通孔30cの周縁を読み取って、ピエゾ素子44を配置するための基準を規定することができる。また、アライメント貫通孔30を、保護層20の側から読み取る場合には、配線層貫通孔30cの周縁と共に、保護層20に形成された保護層貫通孔30dの周縁を読み取って、これら2つの孔の周縁に基づいて、ピエゾ素子44を配置するための基準を規定することができる。このため、ピエゾ素子44の位置合わせの精度をより一層向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、ベースプレート42およびロードビーム43に、のぞき孔46a、46bが設けられている例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、ベースプレート42およびロードビーム43にのぞき孔46a、46bを設けなくても良い。この場合、アライメント貫通孔30が、ベースプレート42およびロードビーム43により塞がれるが、ベースプレート42およびロードビーム43が、アライメント部14の露出している部分に施された金めっきと異なる材料であるステンレスからなることにより、配線層貫通孔30cの視認性を向上させて、ピエゾ素子44の位置合わせの精度を向上させることができる。また、この場合、保護層貫通孔30dの周縁を読み取るようにしても、ピエゾ素子44の位置合わせを精度良く行うことができる。
また、本実施の形態においては、アライメント貫通孔30が、ロードビーム43の中心軸線(X)上の2つの治具孔25を結ぶ直線上に配置されている例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、アライメント貫通孔30は、サスペンション用基板1の基板本体領域2のうち任意の位置に配置させてもよく、この場合においても、上述した効果を得ることができる。
また、本実施の形態においては、サブトラクティブ法により、サスペンション用基板1を製造する例について説明したが、アディティブ法により、サスペンション用基板1を製造しても良い。
さらに、本実施の形態においては、一対のピエゾ素子44は、ベースプレート42およびロードビーム43に接合されている例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、一対のピエゾ素子44が、任意の位置で、ベースプレート42のみに接合されるようにしても良く、あるいは、ロードビーム43のみに接合されるようにしても良い。さらには、ロードビーム43の先端部に、スライダ52を保持するスライダ保持プレート(図示せず)が設けられ、ロードビーム43とスライダ保持プレートとの間に一対のピエゾ素子44が接合されるようにしても良い。
第2の実施の形態
次に、図11により、本発明の第2の実施の形態におけるサスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、およびハードディスクドライブ、並びに、サスペンションの製造方法について説明する。
図11に示す第2の実施の形態においては、配線層のアライメント部が、保護層により覆われることなく、露出されている点が主に異なり、他の構成は、図1乃至図10に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図11において、図1乃至図10に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図11に示すように、基板本体領域2における配線層12のアライメント部14は、図2に示すような保護層20に覆われることなく、露出されている。また、図11に示すアライメント貫通孔30は、金属支持層11に形成された金属支持層貫通孔30aと、絶縁層10に形成された絶縁層貫通孔30bと、配線層12に形成された配線層貫通孔30cとにより構成されている。また、アライメント部14の露出された部分には、ニッケルめっきおよび金めっきが順次施されて、めっき層71が形成され、配線層12のアライメント部14の露出された部分が腐食することを防止している。このようなめっき層71は、第1の実施の形態におけるめっき層15(図2参照)と同様に形成することができる。
このように本実施の形態によれば、基板本体領域2において、金属支持層11、絶縁層10、および配線層12のアライメント部14を貫通して、ピエゾ素子44を実装する際に位置合わせを行うためのアライメント貫通孔30が設けられている。このことにより、サスペンション41を製造する際、このアライメント貫通孔30を用いて、サスペンション用基板1に対してピエゾ素子44の位置合わせを精度良く行うことができる。とりわけ、一対のピエゾ素子44が、ロードビーム43の中心軸線(X)に対して対称的に配置される場合、各ピエゾ素子44の位置合わせの精度を向上させることにより、一対のピエゾ素子44の伸縮による変位を、スライダ52に効果的に伝えることができ、スライダ52を、精度良く移動させることができる。
また、本実施の形態によれば、アライメント貫通孔30において、配線層12のアライメント部14がアライメント貫通孔30の内方に延びており、配線層12に形成された配線層貫通孔30cの径は、絶縁層10に形成された絶縁層貫通孔30b、および金属支持層11に形成された金属支持層貫通孔30aの径より小さくなっている。このことにより、ピエゾ素子44を実装する実装装置の読取機構によりアライメント貫通孔30を読み取る際、配線層12に形成された配線層貫通孔30cの周縁を読み取って、ピエゾ素子44を配置するための基準を規定することができる。
また、本実施の形態によれば、ベースプレート42およびロードビーム43にのぞき孔46a、46bが設けられていない場合であっても、ベースプレート42およびロードビーム43の材料(ステンレス)が、アライメント部14に施されているめっきの材料(金)と異なっているため、配線層貫通孔30cの視認性を向上させて、ピエゾ素子44の位置合わせの精度を向上させることができる。
第3の実施の形態
次に、図12により、本発明の第3の実施の形態におけるサスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、およびハードディスクドライブ、並びに、サスペンションの製造方法について説明する。
図12に示す第3実施の形態においては、アライメント貫通孔に、ニッケルめっきが施されている点が主に異なり、他の構成は、図1乃至図10に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図12において、図1乃至図10に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図12に示すように、基板本体領域2において、絶縁層10、配線層12のアライメント部14、および保護層20を貫通して、ピエゾ素子44を実装する際に位置合わせを行うためのアライメント貫通孔30が設けられている。すなわち、アライメント貫通孔30は、絶縁層10に形成された絶縁層貫通孔30bと、配線層12のアライメント部14に形成された配線層貫通孔30cと、保護層20に形成された保護層貫通孔30dとにより構成されている。本実施の形態においては、保護層貫通孔30dの径は、絶縁層貫通孔30bおよび配線層貫通孔30cの径より大きくなっている。
アライメント貫通孔30には、ニッケルめっきが施されて、ニッケルからなるビア72が形成されている。このビア72は、絶縁層貫通孔30bから保護層貫通孔30dまで延びている。
図12に示すサスペンション用基板1を製造する場合、絶縁層10に絶縁層貫通孔30bを形成すると共に外形加工が行われた後、アライメント貫通孔30にニッケルめっきが施される。この場合、まず、保護層20上に、ドライフィルムを用いて、アライメント貫通孔30を露出するようにパターン状のレジスト(図示せず)が形成される。続いて、アライメント貫通孔30に、電解めっき法によりニッケルめっきが施される。この際、めっき浴には、標準的なスルファミン酸ニッケルめっき浴を用い、電解浸漬めっき(0.2A、14分)を行う。このようにして、アライメント貫通孔30にニッケルからなるビア72が形成される。その後、レジストが剥離される。なお、アライメント貫通孔30において配線層12のアライメント部14の露出された部分に、ニッケルめっきおよび金めっきを施した後に、ビア72を形成するようにしても良い。
このように本実施の形態によれば、基板本体領域2において、絶縁層10、配線層12のアライメント部14、および保護層20を貫通して、ピエゾ素子44を実装する際に位置合わせを行うためのアライメント貫通孔30が設けられている。このことにより、サスペンション41を製造する際、このアライメント貫通孔30を用いて、サスペンション用基板1に対してピエゾ素子44の位置合わせを精度良く行うことができる。とりわけ、ピエゾ素子44が、ロードビーム43の中心軸線(X)に対して対称的に配置される場合、ピエゾ素子44の位置合わせの精度を向上させることにより、一対のピエゾ素子44の伸縮による変位を、スライダ52に効果的に伝えることができ、スライダ52を、精度良く移動させることができる。
また、本実施の形態によれば、ピエゾ素子44を実装する実装装置の読取機構によりアライメント貫通孔30を読み取る際、アライメント貫通孔30を構成する保護層貫通孔30dの周縁が読み取られる。この場合、アライメント貫通孔30にニッケルめっきが施されているため、保護層貫通孔30dの視認性を向上させて、ピエゾ素子44の位置合わせの精度を向上させることができる。
第4の実施の形態
次に、図13により、本発明の第4の実施の形態におけるサスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、およびハードディスクドライブ、並びに、サスペンションの製造方法について説明する。
図13に示す第4実施の形態においては、アライメント貫通孔が保護層に形成された保護層貫通孔のみからなり、アライメント貫通孔において配線層のアライメント部の露出された部分に、金めっきが施されている点が主に異なり、他の構成は、図1乃至図10に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図13において、図1乃至図10に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図13に示すように、本実施の形態においては、アライメント貫通孔30は、基板本体領域2における保護層20に形成された保護層貫通孔30dのみからなり、アライメント貫通孔30において配線層12のアライメント部14の露出された部分には、ニッケルめっき、および金めっきが順次施されて、めっき層73が形成されている。このことにより、配線層12のアライメント部14の露出された部分が腐食することを防止している。このようなめっき層73は、第1の実施の形態におけるめっき層15(図2参照)と同様に形成することができる。
このように本実施の形態によれば、基板本体領域2において、保護層20を貫通して、ピエゾ素子44を実装する際に位置合わせを行うためのアライメント貫通孔30が設けられている。このことにより、サスペンション41を製造する際、このアライメント貫通孔30を用いて、サスペンション用基板1に対してピエゾ素子44の位置合わせを精度良く行うことができる。とりわけ、ピエゾ素子44が、ロードビーム43の中心軸線(X)に対して対称的に配置される場合、ピエゾ素子44の位置合わせの精度を向上させることにより、一対のピエゾ素子44の伸縮による変位を、スライダ52に効果的に伝えることができ、スライダ52を、精度良く移動させることができる。
また、本実施の形態によれば、ピエゾ素子44を実装する実装装置の読取機構によりアライメント貫通孔30を読み取る際、アライメント貫通孔30を構成する保護層貫通孔30dの周縁が読み取られる。この場合、配線層12のアライメント部14のうちアライメント貫通孔30に露出された部分に金めっきが施されているため、保護層貫通孔30dの視認性を向上させて、ピエゾ素子44の位置合わせの精度を向上させることができる。
第5の実施の形態
次に、図14により、本発明の第5の実施の形態におけるサスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、およびハードディスクドライブ、並びに、サスペンションの製造方法について説明する。
図14に示す第5実施の形態においては、アライメント貫通孔が保護層に形成された保護層貫通孔のみからなり、アライメント貫通孔において配線層のアライメント部の露出された部分に、金めっきが施され、アライメント貫通孔の中心部に保護層分離部が設けられている点が主に異なり、他の構成は、図1乃至図10に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図14において、図1乃至図10に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図14に示すように、本実施の形態においては、アライメント貫通孔30は、基板本体領域2における保護層20に形成された保護層貫通孔30dのみからなり、アライメント貫通孔30において配線層12のアライメント部14の露出された部分には、ニッケルめっき、および金めっきが順次施されて、めっき層73が形成されている。このことにより、配線層12のアライメント部14の露出された部分が腐食することを防止している。このようなめっき層73は、第1の実施の形態におけるめっき層15(図2参照)と同様に形成することができる。
また、保護層20は、アライメント貫通孔30の中心部に形成され、円柱形状を有する保護層分離部74を有している。このようにして、アライメント貫通孔30は、ドーナツ状に形成されている。
このように本実施の形態によれば、基板本体領域2において、保護層20を貫通して、ピエゾ素子44を実装する際に位置合わせを行うためのアライメント貫通孔30が設けられている。このことにより、サスペンション41を製造する際、このアライメント貫通孔30を用いて、サスペンション用基板1に対してピエゾ素子44の位置合わせを精度良く行うことができる。とりわけ、ピエゾ素子44が、ロードビーム43の中心軸線(X)に対して対称的に配置される場合、ピエゾ素子44の位置合わせの精度を向上させることにより、一対のピエゾ素子44の伸縮による変位を、スライダ52に効果的に伝えることができ、スライダ52を、精度良く移動させることができる。
また、本実施の形態によれば、ピエゾ素子44を実装する実装装置の読取機構によりアライメント貫通孔30を読み取る際、アライメント貫通孔30を構成する保護層貫通孔30dの周縁が読み取られる。この場合、配線層12のアライメント部14のうちアライメント貫通孔30に露出された部分に金めっきが施されているため、保護層貫通孔30dの視認性を向上させて、ピエゾ素子44の位置合わせの精度を向上させることができる。
また、本施の形態によれば、アライメント貫通孔30の中心部に保護層分離部74が設けられている。このことにより、実装装置の読取機構によりアライメント貫通孔30を読み取る際、保護層貫通孔30dの周縁と共に、保護層分離部74の周縁を読み取って、これら2つの孔の周縁に基づいて、ピエゾ素子44を配置するための基準を規定することができる。このため、ピエゾ素子44の位置合わせの精度をより一層向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明によるサスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、およびハードディスクドライブ、並びに、サスペンションの製造方法は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 サスペンション用基板
2 基板本体領域
3 接続構造領域
4 延長構造領域
5 ヘッド端子
6 外部機器接続端子
10 絶縁層
11 金属支持層
12 配線層
13 配線
14 アライメント部
15 めっき層
20 保護層
25 治具孔
30 アライメント貫通孔
30a 金属支持層貫通孔
30b 絶縁層貫通孔
30c 配線層貫通孔
30d 保護層貫通孔
35 積層体
41 サスペンション
42 ベースプレート
42a 凹部
42b 可撓部
43 ロードビーム
43a 凹部
43b 可撓部
44 ピエゾ素子
44a 電極
44b 圧電材料部
45 導電接着部
46a ベースのぞき孔
46b ビームのぞき孔
47 ビーム治具孔
51 ヘッド付サスペンション
52 磁気ヘッドスライダ
61 ハードディスクドライブ
62 ケース
63 ディスク
64 スピンドルモータ
65 ボイスコイルモータ
66 アーム
71 めっき層
72 ビア
73 めっき層
74 保護層分離部

Claims (18)

  1. スライダが実装される基板本体領域と、基板本体領域の両側に配置されるアクチュエータ素子に接続可能であると共に当該基板本体領域の両側に配置された一対の接続構造領域と、基板本体領域と各接続構造領域との間に延びる延長構造領域とを有するサスペンション用基板において、
    絶縁層と、
    絶縁層の一方の面に設けられた金属支持層と、
    絶縁層の他方の面に設けられ、複数の配線と、基板本体領域に配置されると共に、各配線から隔離されたアライメント部とを有する配線層と、
    基板本体領域において、金属支持層、絶縁層、および配線層のアライメント部を貫通して設けられ、金属支持層を保持するロードビームの中心軸線から離間して配置されるアクチュエータ素子との位置合わせを行うためのアライメント貫通孔と、を備えたことを特徴とするサスペンション用基板。
  2. アライメント貫通孔は、金属支持層を保持するロードビームの中心軸線上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のサスペンション用基板。
  3. 金属支持層および絶縁層を貫通して設けられ、金属支持層を保持するロードビームを実装する際にアライメントを行うための2つの治具孔を更に備え、
    アライメント貫通孔は、2つの治具孔を結ぶ直線上に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のサスペンション用基板。
  4. 配線層のアライメント部はアライメント貫通孔の内方に延び、
    アライメント貫通孔において配線層のアライメント部の露出された部分に、金めっきが施されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のサスペンション用基板。
  5. 配線層の各配線およびアライメント部を覆う保護層を更に備え、
    アライメント貫通孔は、保護層を貫通していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のサスペンション用基板。
  6. スライダが実装される基板本体領域と、基板本体領域の両側に配置されるアクチュエータ素子に接続可能であると共に当該基板本体領域の両側に配置された一対の接続構造領域と、基板本体領域と各接続構造領域との間に延びる延長構造領域とを有するサスペンション用基板において、
    絶縁層と、
    絶縁層の一方の面に設けられた金属支持層と、
    絶縁層の他方の面に設けられ、複数の配線と、基板本体領域に配置されると共に、各配線から隔離されたアライメント部とを有する配線層と、
    配線層の各配線およびアライメント部を覆う保護層と、
    配線層のアライメント部に対応する位置に設けられ、保護層を貫通し、金属支持層を保持するロードビームの中心軸線から離間して配置されるアクチュエータ素子との位置合わせを行うためのアライメント貫通孔と、を備えたことを特徴とするサスペンション用基板。
  7. アライメント貫通孔は、金属支持層を保持するロードビームの中心軸線上に配置されていることを特徴とする請求項6に記載のサスペンション用基板。
  8. 金属支持層および絶縁層を貫通して設けられ、金属支持層を保持するロードビームを実装する際にアライメントを行うための2つの治具孔を更に備え、
    アライメント貫通孔は、2つの治具孔を結ぶ直線上に配置されていることを特徴とする請求項6または7に記載のサスペンション用基板。
  9. アライメント貫通孔が、配線層のアライメント部、および絶縁層を貫通しており、
    アライメント貫通孔に、ニッケルめっきが施されていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のサスペンション用基板。
  10. アライメント貫通孔において配線層のアライメント部の露出された部分に、金めっきが施されていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のサスペンション用基板。
  11. 保護層は、アライメント貫通孔の中心部に形成された保護層分離部を有することを特徴とする請求項10に記載のサスペンション用基板。
  12. ベースプレートと、
    ベースプレートに、ロードビームを介して取り付けられた請求項1乃至11のいずれかに記載のサスペンション用基板と、
    ベースプレートおよびロードビームの少なくとも一方に接合されると共に、サスペンション用基板の接続構造領域に接続された一対のアクチュエータ素子と、を有することを特徴とするサスペンション。
  13. ベースプレートおよびロードビームに、アライメント貫通孔の周縁の少なくとも一部が露出するのぞき孔が形成されていることを特徴とする請求項12に記載のサスペンション。
  14. のぞき孔は、アライメント貫通孔と異なる形状を有していることを特徴とする請求項13に記載のサスペンション。
  15. のぞき孔において、アライメント貫通孔の周縁の全てが露出していることを特徴とする請求項13に記載のサスペンション。
  16. 請求項12乃至15のいずれかに記載のサスペンションと、
    サスペンションに実装されたスライダと、を有することを特徴とするヘッド付サスペンション。
  17. 請求項16に記載のヘッド付サスペンションを有することを特徴とするハードディスクドライブ。
  18. スライダが実装される基板本体領域と、基板本体領域の両側に配置されるアクチュエータ素子に接続可能であると共に当該基板本体領域の両側に配置された一対の接続構造領域と、基板本体領域と各接続構造領域との間に延びる延長構造領域とを含むサスペンション用基板を有するサスペンションの製造方法において、
    絶縁層と、絶縁層の一方の面に設けられた金属支持層と、絶縁層の他方の面に設けられ、複数の配線と、基板本体領域に配置されると共に、各配線から隔離されたアライメント部とを有する配線層と、基板本体領域において、金属支持層、絶縁層、および配線層のアライメント部を貫通して設けられ、金属支持層を保持するロードビームの中心軸線から離間して配置されるアクチュエータとの位置合わせを行うためのアライメント貫通孔とを有するサスペンション用基板を準備する工程と、
    ベースプレートに、ロードビームを介して、サスペンション用基板を取り付ける工程と、
    サスペンション用基板のアライメント貫通孔を用いて、サスペンション用基板に対して、アクチュエータ素子を位置合わせし、当該アクチュエータ素子をロードビームの中心軸線から離間して配置する工程と、
    位置合わせされたアクチュエータ素子を、接着剤を用いて、ベースプレートおよびロードビームの少なくとも一方に接合すると共に、サスペンション用基板の接続構造領域に接続する工程と、を備えたことを特徴とするサスペンションの製造方法。
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