JP6326957B2 - サスペンション用基板、アクチュエータ素子付サスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンションおよびハードディスクドライブ - Google Patents
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Description
例えば、図5に示すように、各接着剤用貫通孔13、14が、ピエゾ素子104の伸縮方向(図1および図2のP方向)に直交する方向において、対応する素子接続端子45、46の両側に設けられた一対の貫通孔分割体13a、14aを含むようにしてもよい。この場合、各貫通孔分割体13a、14aは、平面視でピエゾ素子104の角部104fの下方に配置されて、当該貫通孔分割体13a、14aに充填される素子用接着剤106がピエゾ素子104の対応する角部104fを接合するようにしてもよい。ここでは、図5においては、素子接続端子45、46は、円形状に形成され、素子配線44の幅よりも大きい幅(直径)を有している例を示している。
また、図6に示すように、各接着剤用貫通孔13、14は、平面視で、対応する素子接続端子45、46に囲まれていてもよい。より具体的には、第1接着剤用貫通孔13は、第1素子接続端子45に囲まれ、第2接着剤用貫通孔14は、第2素子接続端子46に囲まれている。ここでは、接着剤用貫通孔13、14および素子接続端子45、46は、平面視で矩形状に形成され、素子接続端子45、46は、素子配線44の幅よりも大きい幅を有している例を示している。
また、図7に示すように、図6に示す形態において、素子接続端子45、46のうち他方の素子接続端子45、46の側の部分に、端子切欠部(第1端子切欠部45b、第2端子切欠部46b)が設けられていてもよい。すなわち、図7に示す形態においては、第1素子接続端子45のうち第2素子接続端子46の側の部分に、第1端子切欠部45bが設けられ、第2素子接続端子46のうち第1素子接続端子45の側の部分に、第2端子切欠部46bが設けられている。図7においては、接着剤用貫通孔13、14は、平面視で矩形状に形成され、素子接続端子45、46は、コの字状に形成されている例を示している。すなわち、第1端子切欠部45bは、図6に示す矩形状の第1素子接続端子45のうち第2素子接続端子46の側の辺の部分に設けられ、第2端子切欠部46bは、図6に示す矩形状の第2素子接続端子46のうち第1素子接続端子45の側の辺の部分に設けられている。
また、上述した本実施の形態においては、第1接着剤用貫通孔13および第2接着剤用貫通孔14のいずれにも、非導電性の素子用接着剤106が充填される例について説明した。しかしながら、このことに限られることはない。例えば、第1接着剤用貫通孔13に充填される素子用接着剤106は、導電性を有し、当該素子用接着剤106が、対応する第1素子接続端子45またはピエゾ素子104の対応する第1素子端部104dに設けられた第1電極104aに接続されるようにしてもよい。このことにより、第1接着剤用貫通孔13に充填される素子用接着剤106によって、ピエゾ素子104の第1電極104aを、金属支持層20のタング部22に接続して接地することができる。具体的には、上述した図5乃至図7に示す第1接着剤用貫通孔13に導電性の素子用接着剤106を充填した場合、ピエゾ素子104の第1電極104aを、当該素子用接着剤106を介して接地することができる。なお、導電性の素子用接着剤106としては、導電性を有すると共に硬化後の硬度が少なくとも絶縁層10を形成する材料の硬度より高いことが好ましく、例えば銀ペーストを好適に用いることができる。
2 ヘッド領域
10 絶縁層
13 第1接着剤用貫通孔
13a 第1貫通孔分割体
14 第2接着剤用貫通孔
14a 第2貫通孔分割体
20 金属支持層
40 配線層
45 第1素子接続端子
45a 第1素子接続面
45b 第1端子切欠部
46 第2素子接続端子
46a 第2素子接続面
46b 第2端子切欠部
91 アクチュエータ素子付サスペンション用基板
101 サスペンション
102 ベースプレート
103 ロードビーム
104 ピエゾ素子
104a 第1電極
104b 第2電極
104d 第1素子端部
104e 第2素子端部
104f 角部
106 素子用接着剤
111 ヘッド付サスペンション
112 ヘッドスライダ
121 ハードディスクドライブ
Claims (13)
- ヘッドスライダと、前記ヘッドスライダを変位させる伸縮可能なアクチュエータ素子とが実装され、素子用接着剤により前記アクチュエータ素子が接合されるサスペンション用基板において、
金属支持層と、
前記金属支持層上に設けられた絶縁層と、
前記絶縁層上に設けられた配線層と、を備え、
前記配線層は、実装される前記アクチュエータ素子に電気的に接続される一対の素子接続端子であって、前記絶縁層の側とは反対側に設けられた素子接続面を含む素子接続端子を有し、
前記絶縁層に、前記金属支持層を露出させて前記素子用接着剤が充填される一対の接着剤用貫通孔が設けられ、
一対の前記接着剤用貫通孔は、充填される前記素子用接着剤が、実装される前記アクチュエータ素子の両端部を接合する位置に配置され、
前記接着剤用貫通孔の各々は、前記アクチュエータ素子の伸縮方向に直交する方向において、対応する前記素子接続端子の両側に設けられた一対の貫通孔分割体を含んでいることを特徴とするサスペンション用基板。 - 前記貫通孔分割体は、充填される前記素子用接着剤が、平面視で前記アクチュエータ素子の角部を接合する位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のサスペンション用基板。
- 請求項1または2に記載の前記サスペンション用基板と、
前記サスペンション用基板の前記接着剤用貫通孔に充填された前記素子用接着剤により前記金属支持層に接合されて前記サスペンション用基板に実装された前記アクチュエータ素子と、を備えたことを特徴とするアクチュエータ素子付サスペンション用基板。 - 一対の前記接着剤用貫通孔のうちの一方の前記接着剤用貫通孔に充填された前記素子用接着剤は、導電性を有し、対応する前記素子接続端子または前記アクチュエータ素子の対応する前記端部に設けられた電極に接続されていることを特徴とする請求項3に記載のアクチュエータ素子付サスペンション用基板。
- ヘッドスライダが実装されるアクチュエータ素子付サスペンション用基板において、
サスペンション用基板と、
前記ヘッドスライダを変位させるように伸縮可能に構成され、素子用接着剤により前記サスペンション用基板に実装されたアクチュエータ素子と、を備え、
前記サスペンション用基板は、
金属支持層と、
前記金属支持層上に設けられた絶縁層と、
前記絶縁層上に設けられた配線層と、を備え、
前記配線層は、実装される前記アクチュエータ素子に電気的に接続される一対の素子接続端子であって、前記絶縁層の側とは反対側に設けられた素子接続面を含む素子接続端子を有し、
前記絶縁層に、前記金属支持層を露出させて前記素子用接着剤が充填される一対の接着剤用貫通孔が設けられ、
一対の前記接着剤用貫通孔は、充填される前記素子用接着剤が、実装される前記アクチュエータ素子の両端部を接合する位置に配置され、
前記アクチュエータ素子は、前記サスペンション用基板の前記接着剤用貫通孔に充填された前記素子用接着剤により前記金属支持層に接合されて前記サスペンション用基板に実装され、
一対の前記接着剤用貫通孔のうちの一方の前記接着剤用貫通孔に充填された前記素子用接着剤は、導電性を有し、対応する前記素子接続端子または前記アクチュエータ素子の対応する前記端部に設けられた電極に接続されていることを特徴とするアクチュエータ素子付サスペンション用基板。 - 一対の前記接着剤用貫通孔は、平面視で、一対の前記素子接続端子の間に配置されていることを特徴とする請求項5に記載のアクチュエータ素子付サスペンション用基板。
- 前記接着剤用貫通孔は、平面視で、対応する前記素子接続端子に囲まれていることを特徴とする請求項5または6に記載のアクチュエータ素子付サスペンション用基板。
- 前記素子接続端子のうち他方の前記素子接続端子の側の部分に、端子切欠部が設けられていることを特徴とする請求項7に記載のアクチュエータ素子付サスペンション用基板。
- 前記アクチュエータ素子は、前記ヘッドスライダが実装される前記サスペンション用基板のヘッド領域に実装されていることを特徴とする請求項3乃至8のいずれかに記載のアクチュエータ素子付サスペンション用基板。
- 前記素子用接着剤の硬化後の硬度は、前記絶縁層の材料の硬度より高いことを特徴とする請求項3乃至9のいずれかに記載のアクチュエータ素子付サスペンション用基板。
- ベースプレートと、
前記ベースプレートに、ロードビームを介して取り付けられた請求項3乃至10のいずれかに記載の前記アクチュエータ素子付サスペンション用基板と、を備えたことを特徴とするサスペンション。 - 請求項11に記載の前記サスペンションと、
前記サスペンション用基板に実装されたヘッドスライダと、を備えたことを特徴とするヘッド付サスペンション。 - 請求項12に記載の前記ヘッド付サスペンションを備えたことを特徴とするハードディスクドライブ。
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