JP5130030B2 - 電子部品装着装置 - Google Patents

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本発明は、複数のヘッドユニットを備え、個々のヘッドユニットに設けられるノズルで部品を吸着し、電子回路基板に順次実装していく電子部品装着装置、及び、それぞれのステーションがヘッドユニットを備え、又、これらステーションが独立して、電子回路基板を搬入し、ヘッドユニットに設けられるノズルで部品を順次吸着し、実装していくと共に、1つのステーションから搬出された電子回路基板が、別のステーションに搬入されるように、これらステーションが直列に配置された電子部品装着装置に係り、特に、他の動作の終了までの待ち時間を有効活用し、電子回路基板に搭載する部品の吸着動作又は搭載動作の精度や信頼性を向上することで、歩留まりの向上や生産性の向上を図ることができる電子部品装着装置に関する。
従来、例えば特許文献1や特許文献2のように、ヘッドユニットに設けられた複数のノズルは、インデックスと称し、回転位置決め(回転割り出し)可能になっている。又、個々のノズルは、θ回転、あるいはθ軸回転などと称し、ノズル中心軸を中心として回転可能となっており、吸着した部品の回転位置補正が可能になっている。
まず、上記の特許文献1では、ノズルで部品を順次吸着し、電子回路基板に搭載するまでの間、ヘッドのインデックスの回転位置決めをしつつ、電子回路基板を搭載したXYテーブルの位置決めを行う。このとき、XYテーブルの位置決めの移動距離が遠い場合、ヘッドの回転位置決めの回転速度を遅くすることで、ヘッドの回転位置決め機構のクラッチブレーキのオン・オフ制御をなくし、振動や騒音が発生しないようにするという技術が開示されている。特許文献1の第1図のタイムチャートの「インデックス」において、インデックス速度V2は、XYテーブルの位置決めの移動距離が遠いため、インデックス速度V1に比べて遅く抑えられている。
次に、特許文献2の従来技術では、ノズルθ回転は、図6の符号37で示されるθ回転手段の位置でのみ行なわれていた。これに対し、特許文献2では、その図2の「θ回転」の矢印に示されるように、ノズル移動中にノズルθ回転を行なえるようにすると共に、その図4のフローチャートで示されるように、θ軸回転残移動時間を演算して、該残移動時間に応じてインデックス回転のH軸加減速制御パターンを決定し、インデックス回転動作がノズルθ軸移動よりも早く完了する場合に、インデックス回転軸速度を減速してノズルθ軸移動完了時間と合わせるようにしている。これにより、減速機を介して低速で高精度にθ位置決めを可能とすると共に、インデックス回転との同時動作によって、θ位置決めに要する時間を吸収し、タクトロスを防ぎながら、安定した部品搭載を可能にしている。
特開昭63−292700号公報(第1図) 特開2000−196294号公報(図2、図4、図6)
しかしながら、特許文献1及び特許文献2は、ヘッドユニットのインデックス回転位置決め、及びそのノズルのθ軸回転に関するもので、これらインデックス回転位置決め及びノズルθ軸回転の制御を協働させて行うものであり、単ヘッドユニットの、固定したマスタ・スレーブの関係で、これらインデックス回転位置決め及びノズルθ軸回転の制御を行うものである。
ここで、複数ユニットの電子部品装着装置では、単一の電子回路基板に複数のヘッドユニットが部品を実装する際に、ヘッドユニット間で干渉や衝突が生じないようにするため、後出図5に例示する如く、無駄な待ち時間Tが発生することがある。
又、複数ステーションの電子部品装着装置では、あるステーションで電子回路基板に部品装着が完了しても、後工程のステーション側へ搬出できない場合、新たな電子回路基板を搬入できず、従って、後工程のステーション側へ搬出できるまで、無駄な待ち時間が発生することがある。
従来、複数ユニットの電子部品装着装置の場合でも、複数ステーションの電子部品装着装置の場合でも、このように発生する待ち時間は、単なる無駄時間となっている。
つまり、電子部品装着装置では、部品を吸着してから電子回路基板に実装までの間において、ノズルに吸着している部品には、該吸着のヘッドユニットの動作の加減速による応力や、振動が加わり、吸着されている部品に位置ずれが生じる可能性がある。通常、この位置ずれが許容範囲に収まるよう、又タクトロスを不必要に増大させないようにしながら、ヘッドユニットの動作速度や、動作の加減速度は制限されている。しかしながら、ヘッドユニットの動作速度や動作の加減速度は、小さくする程、このような部品の位置ずれが小さくなる。
従来は、前述のように無駄時間が発生するにもかかわらず、ヘッドユニットは、速い動作速度を常に保持しているため、逆に、部品吸着率を低下させたり、部品搭載精度を低下させたり、高速化によるエネルギ損失となる余計な負荷をかけることで、装置寿命を必要以上に縮めてしまうという問題があった。
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、他の動作の終了までの待ち時間を有効活用し、電子回路基板に搭載する部品の吸着動作又は搭載動作の精度や信頼性を向上することで、歩留まりの向上や生産性の向上を図ることができる電子部品装着装置を提供することを課題とする。
本発明は、複数のヘッドユニットを備え、個々のヘッドユニットに設けられるノズルで部品を吸着し、電子回路基板に順次実装していく電子部品装着装置において、複数のヘッドユニットの動作間で待合せが発生する場合、動作が早く終了して、待ち時間が発生する、又は発生すると予測される方のヘッドユニットの動作の少なくとも一部最高速、加速度、減速度の速度プロファイルの少なくとも1つの変更、又は、部品の同時吸着から順次吸着への切り替えを行って、吸着又は搭載の精度又は信頼性を向上する制御部を備えたことにより、前記課題を解決したものである。
又、本発明は、それぞれのステーションがヘッドユニットを備え、又、これらステーションが独立して、電子回路基板を搬入し、ヘッドユニットに設けられるノズルで部品を順次吸着し、実装していくと共に、1つのステーションから搬出された電子回路基板が、別のステーションに搬入されるように、これらステーションが直列に配置された電子部品装着装置において、後工程側のステーションにおける生産が遅れることで、生産された電子回路基板の搬出が滞る、前工程のステーションの生産に待ち時間が発生、又は発生すると予測される場合、前工程のステーションにおける電子回路基板の生産に含まれる動作の少なくとも一部最高速、加速度、減速度の速度プロファイルの少なくとも1つの変更、又は、部品の同時吸着から順次吸着への切り替えを行って、吸着又は搭載の精度又は信頼性を向上する制御部を備えたことにより、前記課題を解決したものである。
本発明によれば、生産タクトを低下させることなく、吸着率、搭載率を向上させることができる。又、ヘッドユニットの動作速度や動作の加減速度を抑えることで、電子部品装着装置の機構部その他にかかる負荷が小さくなり、装置寿命を延長することができ、装置耐久性を向上することができる。更には、電子部品装着装置が備える、複数ユニット間や、複数ステーション間のバランスをとりながら、効率のよい生産が可能となる。
以下、図を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明が適用された実施形態の電子部品装着装置10を上方から見た平面図である。
図1に示されるように、電子部品装着装置10において、まず、左ステーション12及び右ステーション14は、いずれも2つのヘッドユニット1を備え、符号22の位置に搬入された電子回路基板3に対して、あるいは符号25の位置に搬入された電子回路基板3に対して、ヘッドユニット1に設けられる複数のノズルに部品を順次吸着し装着していく。
ここで、電子部品装着装置10には、生産対象になる電子回路基板1が、左方からイン・バッファ位置21に搬入される。続いて、左ステーション12で部品を装着し生産するに際し、電子回路基板1は、左ステーション装着位置22に搬入される。又、左ステーション12で生産された電子回路基板1は、ジョイント・バッファ位置23を経由して、右ステーション14で部品を装着するに際し、右ステーション装着位置24に搬入される。この後、右ステーション14で生産された電子回路基板1は、アウト・バッファ位置25を経由して搬出されることになる。
なお、イン・バッファ位置21は左ステーション装着位置22に、ジョイント・バッファ位置23は右ステーション装着位置24に、そして、アウト・バッファ位置25はその後工程の例えば次の電子部品装着装置10に、既に電子回路基板3が存在する場合の、電子回路基板3を1枚だけ一時的に搬入しておく、電子回路基板3の搬送のバッファとして備えられている。
左ステーション12及び右ステーション14は、それぞれ、左ステーション装着位置22又は右ステーション装着位置24を中心とした、互いに対向する位置に、2つ(2バンク)の部品供給装置16を備えている。1つのヘッドユニット1に対して1バンクの電子部品装着装置10が用意されている。又、図6及び図7により後述するように、部品供給装置16は、多数のフィーダ18を備えている。それぞれのフィーダ18は、該当の部品が等間隔で封入されたテープを繰り出し、ヘッドユニット1のノズルが吸着する部品を繰り出す。
左ステーション12における部品搭載の生産と、右ステーション14における部品搭載の生産とは、互いに独立して行なわれる。又、これらの左ステーション12及び右ステーション14において、2つのヘッドユニット1が部品を電子回路基板3に実装する際に、ヘッドユニット1間で干渉や衝突が生じないように、2つのヘッドユニット1は交互搭載を行なうようになっている。
これらのヘッドユニット1は、それぞれの図示されないX軸位置決め機構、Y軸位置決め機構、θ軸位置決め機構を備え、これらの機構によって、図1における矢印X、矢印Y、矢印θの方向の、動作及び位置決めが可能になっている。又、これらのヘッドユニット1は、それぞれ図示されないZ軸位置決め機構を備えている。
次に、図2は、本実施形態の部品装着制御装置30のハードウェア構成を示すブロック図である。
この図に示される部品装着制御装置30は、電子部品装着装置10に内蔵されるものであり、該電子部品装着装置10の動作を制御するものである。この図に示されるように、部品装着制御装置30は、種々のプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)31と、実行するプログラムなどを記憶する主記憶部となるRAM(Random Access Memory)32と、ハードディスク装置などによる大容量の外部記憶装置33と、諸装置を接続するI/O(Input Output)装置34と、ネットワークI/F(Inter Face)装置36とを有している。又、バス38により、これらはCPU31からアクセス可能になっている。
上記のI/O装置34には、部品装着制御装置30が備える操作盤、画像表示装置、動作を制御するための入出力機器やモータなどが接続されている。又、ネットワークI/F装置36は、他の機器に接続するためのものであり、例えば、部品搭載動作のプログラムの情報の受渡しが可能になっている。
本実施形態の記憶手段であるRAM32や外部記憶装置33は、CPU31で実行されるプログラムや、本実施形態においてアクセスされる諸ファイルやデータが保存され、電子的にアクセスができるようになっている。又、本実施形態に係る部品装着制御装置30としての、動作や機能を実現するための制御を行うためのアプリケーション・プログラムや、OS(Operating System)などのプログラムは、外部記憶装置33に格納されていて、実行時には、RAM32に読み出されてCPU31によって実行される。
図3は、本実施形態の部品装着制御装置30の制御構成を示すブロック図である。
図示されるように、部品装着制御装置30は、左前ヘッド動作制御部42及び左後ヘッド動作制御部43を有する左ステーション制御部41と、右前ヘッド動作制御部46及び右後ヘッド動作制御部47を有する右ステーション制御部45とを備えている。これらの制御部は、図2に示したハードウェア構成によって実現されている。
本実施形態の左ステーション12は、主として左ステーション制御部41により制御され、該左ステーション12が備える2つのヘッドユニット1は、それぞれ左前ヘッド動作制御部42又は左後ヘッド動作制御部43により制御される。ここで、これらヘッドユニット1間で干渉や衝突が生じないようにするため、左前ヘッド動作制御部42及び左後ヘッド動作制御部43は互いに信号を受渡しし、これらヘッドユニット1が部品を交互に搭載するようにしている。該受渡しの際の信号には、この交互搭載の際のヘッドユニット1間の待ち合わせまでの、それぞれのヘッドユニット1の動作時間の予測結果が含まれる。
同様に、右ステーション14は、主として右ステーション制御部45により制御され、該右ステーション14の2つのヘッドユニット1は、それぞれ右前ヘッド動作制御部46又は右後ヘッド動作制御部47により制御される。又、これらヘッドユニット1間で干渉や衝突が生じないようにするため、右前ヘッド動作制御部46及び右後ヘッド動作制御部47は互いに信号を受渡しし、これらヘッドユニット1が部品を交互に搭載するようにしている。該受渡しの際の信号には、この交互搭載の際のヘッドユニット1間の待ち合わせまでの、それぞれのヘッドユニット1の動作時間の予測結果が含まれる。
更に、左ステーション12において電子回路基板3を生産する際、本発明を適用して、右ステーション14の生産遅れを把握するための信号を、左ステーション制御部41は、右ステーション制御部45から入力している。
続いて、図4は、本実施形態における、ステーション内の2つのヘッドユニット1の搭載動作の交互動作を示すタイムチャートである。図5は、該交互動作において動作の待ち合わせのために待ち時間が発生した場合を示すタイムチャートである。
本実施形態において、ステーション内の2つのヘッドユニット1は、1つの電子回路基板3に対して部品を搭載することになり、相互に干渉や衝突が生じないように、図4に示すように、交互動作で部品を電子回路基板3に搭載する。ここで、これら図4及び図5において、2つのヘッドユニット1は、上側に図示されるものを上ヘッドユニット1とし、下側に図示されるものを下ヘッドユニット1とする。又、タイムチャート中のH状態は、部品搭載動作中を示す。
ここで、部品供給装置16の部品を吸着する位置まで、ヘッドユニット1が移動する距離は様々であり、移動距離が短いと移動時間が短くなる。又、電子回路基板3上の部品を搭載する位置まで、ヘッドユニット1が移動する距離は様々であり、例えば図5の下ヘッドユニット1のように、移動距離が短くて移動時間が短いと、図中において符号Tで示すような、動作の待ち合わせのために待ち時間が発生する。
図6は、本実施形態の部品供給装置16における部品吸着位置19付近の拡大図である。図7は、該部品吸着位置19において複数のノズルによる同時吸着の一例を示す拡大図である。
これらの図はいずれも、図1における、II部の拡大図となっている。又、これらの図において、符号5の破線丸印は、部品を吸着するノズルの先端(以下ノズル先端5と呼ぶ)である。ノズルで部品を吸着する場合、ノズル先端5は、通常、図6に示すように、部品吸着位置19の中央に位置決めされる。
しかしながら、複数のノズルによって、隣接する部品吸着位置19の部品を同時に吸着する際、これらノズル間の間隔が、部品吸着位置19の間隔と一致しないと、これらノズルのノズル先端5を同時に部品吸着位置19の中央に位置決めすることができない。
例えば、図7において、同時に吸着する2つのノズル間の間隔が、部品吸着位置19の間隔より若干狭いため、図中左端の部品吸着位置19ではその中央よりやや右側に、図中中央の部品吸着位置19ではその中央よりやや左側に、ノズル先端5が位置決めされることになっている。
ノズル先端5が部品吸着位置19の中心よりずれても、許容範囲であれば、その位置で部品を同時吸着することで、タクトタイムを短縮することができる。しかしながら、許容範囲であっても、ヘッドユニット1間で痛み分けを行なうものである。つまり、許容範囲であっても、部品搭載の精度又信頼性の向上の面では、ノズル先端5は、部品吸着位置19の中央に位置決めすることが好ましい。
例えば、同時吸着により、一方のヘッドユニット1において吸着処理を早く終了し、タクトタイムを短縮しても、交互搭載動作においては、別のヘッドユニット1において搭載動作が遅れると、該搭載動作が終了するまで動作待ちせざるおえなくなる。この場合、吸着処理のヘッドユニット1側には待ち時間が発生し、吸着処理のタクトタイムの、同時吸着による短縮は無駄になってしまう。
このため、本実施形態では、ヘッドユニット1の複数ノズルで同時吸着する際、上述のようにノズル先端5が部品吸着位置19中央からずれることが予想され、且つ、部品装着している電子回路基板3の生産に待ち合わせの待ち時間が発生することが予想される場合、該待ち時間を活用し、この同時吸着を、個別の吸着(順次吸着)に置き換えるようにしている。
図8は、本実施形態における複数ヘッド装着動作処理を示すフローチャートである。
このフローチャートでは、左ステーション12や右ステーション14において行なわれる、複数のヘッドユニット1のそれぞれにおいて行なわれる部品装着動作が示される。この部品装着動作は、該当するヘッドユニット1に応じ、左前ヘッド動作制御部42、左後ヘッド動作制御部43、右前ヘッド動作制御部46、又は右後ヘッド動作制御部47において行なわれる。個々のヘッドユニット1では、ステップS110の吸着動作、及びステップS130の搭載動作を繰り返し、電子回路基板3に対して部品を搭載していく。
ステップS110において、まずステップS112では、他のヘッドユニット1の搭載動作に要する動作時間を取得する。本実施形態では、左前ヘッド動作制御部42であれば左後ヘッド動作制御部43から、逆に左後ヘッド動作制御部43であれば左前ヘッド動作制御部42から、又、右前ヘッド動作制御部46であれば右後ヘッド動作制御部47から、逆に右後ヘッド動作制御部47であれば右前ヘッド動作制御部46から、このような動作時間を取得する。
次に、ステップS114では、自らのヘッドユニット1の吸着動作に要する動作時間を算出する。又、該動作時間に比べ、ステップS112で取得した動作時間の方が長い場合、自らのヘッドユニット1による生産に待ち時間が生じると予測されるので、ステップS118において、該待ち時間を用いて、吸着動作の精度や信頼性が向上するように、吸着動作を変更する。
あるいは、ステップS114で算出した動作時間に比べ、ステップS112で取得した動作時間の方が長くない場合、ステップS114からステップS116に進み、自らのヘッドユニット1による生産に待ち時間の発生は予測されないので、ステップS116において、通常の吸着動作を行なう。
ステップS110に続いて、ステップS130おいて、まずステップS132では、他のヘッドユニット1の吸着動作に要する動作時間を取得する。本実施形態では、左前ヘッド動作制御部42であれば左後ヘッド動作制御部43から、逆に左後ヘッド動作制御部43であれば左前ヘッド動作制御部42から、又、右前ヘッド動作制御部46であれば右後ヘッド動作制御部47から、逆に右後ヘッド動作制御部47であれば右前ヘッド動作制御部46から、このような動作時間を取得する。
次に、ステップS134では、自らのヘッドユニット1の搭載動作に要する動作時間を算出する。又、該動作時間に比べ、ステップS132で取得した動作時間の方が長い場合、自らのヘッドユニット1による生産に待ち時間が生じると予測されるので、ステップS138において、該待ち時間を用いて、搭載動作の精度や信頼性が向上するように、搭載動作を変更する。
あるいは、ステップS134で算出した動作時間に比べ、ステップS132で取得した動作時間の方が長くない場合、ステップS134からステップS136に進み、自らのヘッドユニット1による生産に待ち時間の発生は予測されないので、ステップS136において、通常の搭載動作を行なう。
又、これらステップS136又はステップS138の後は、再びステップS112に分岐する。
以上に説明したように、本実施形態では、左ステーション12では左前ヘッドユニット1で部品を吸着している間に、左後ヘッドユニット1が搭載を行い、左前ヘッドユニット1が搭載をしている間に、左後ヘッドユニット1が吸着を行うといった、ヘッドユニット1間の交互搭載動作を行う。
吸着動作は、部品供給装置16に用意された該当のフィーダ18の部品吸着位置19において、複数ノズルによる同時吸着が可能であるが、これに対して、搭載動作は、電子回路基板3において順次搭載しかできない。このため、搭載動作より、吸着動作の方が早く完了することが多く、吸着済みのヘッドは反対側ヘッドの搭載動作が完了するまで、待ちが発生することになる。
このため、本実施形態では、吸着動作時、反対側ヘッドの動作時間を算出し、自分のヘッドの動作時間より多い場合は、無理して同時吸着を行わず、安定して部品を吸着できるように、部品の中心を吸着する順次吸着に切り替えるようにしている。
又、吸着するヘッドユニット1において、更に上記の待ち時間の余裕がある場合は、この待ち時間の範囲で、吸着後の、Z軸上昇速度を落としたり、その他軸移動の速度を落としたりすることも可能である。
又、逆にノック回数が多く、フィーダ送りに時間の掛かる、大型部品を1本のフィーダから順次吸着を行う場合などは、搭載動作より吸着動作の方が、動作時間がかかることになる。このような場合は、搭載動作を行なうヘッドユニット1側において、搭載時のXY軸ダンピング停止時間を長くしたり、搭載下降の減速度を低くしたりすることで、搭載精度を向上させることも可能である。
又、搭載精度を向上させる際には、動作が速く待ち時間が発生するヘッドユニット1側で、動作が遅い方のヘッドユニット1の動作状況に応じて、最高速、加速度、減速度などの速度プロファイルを変更することも可能である。複数のヘッドユニット1を備えたステーションでは、あるヘッドユニット1をマスタとすれば他はスレーブとなり、複数のステーションでは、あるステーションをマスタとすれば他はスレーブとなり、可変マスタ・スレーブ方式として、このような速度プロファイルの変更を行なうことができる。
なお、図9は、本実施形態の複数ヘッド装着動作処理に対する比較例を示すフローチャートである。
この図9では、前述の図8に示した複数ヘッド装着動作処理に対する比較例が示される。この比較例では、ステップS160が吸着動作であり、ステップS170が搭載動作である。該ステップS160においてステップS116で通常の吸着動作を行なった後、ステップS170において、ステップS172で他のヘッドユニット1との待ち合わせの判定を行なう。
該ステップS172では、他のヘッドユニット1の搭載動作が完了していないと判定された場合、ステップS174で待ち時間の待機となる。あるいは、該ステップS172において、他のヘッドユニット1の搭載動作が完了したと判定された場合、ステップS176では通常の搭載動作を行ない、この後は再びステップS116に分岐する。
この比較例では、ステップS174において、待機の待ち時間が生じ、この待ち時間は活用されることはない。
次に、図10は、本実施形態における左ステーション装着動作処理を示すフローチャートである。
図10の左ステーション装着動作処理は、本実施形態の左ステーション12において、左ステーション制御部41の制御により行なわれるものであり、後工程の生産の進捗により左ステーション12の生産に待ち時間が発生する場合は、該待ち時間を活用し、吸着や搭載の動作の精度や信頼性が向上するように、その吸着や搭載の動作を変更する。
図10において、ステップS210で、ジョイント・バッファ位置23に電子回路基板3が既に在ると判定されるか、あるいは、ステップS212で、右ステーション14の生産に遅れがあると判定される場合、上記のような待ち時間が発生すると予測されるため、ステップS218に進み、該待ち時間を活用し、吸着や搭載の動作の精度や信頼性が向上するように、その吸着や搭載の動作を変更する。
あるいは、ステップS210で、ジョイント・バッファ位置23に電子回路基板3がないと判定され、且つ、ステップS212で、右ステーション14の生産に遅れがないと判定される場合、上記のような待ち時間が発生しないと予測し、ステップS216に進み、通常の装着サイクル動作を行なう。
これらステップS216又はステップS218の後には、再びステップS210から、新たに左ステーション装着位置22へ搬入する別の電子回路基板3の生産を行なう。
次に、図11は、以上に説明した図10の左ステーション装着動作処理に対する比較例を示すフローチャートである。
図10の本実施形態の左ステーション装着動作処理に対して、図11の比較例では、ステップS216により、ジョイント・バッファ位置23や後工程に拘わりなく、通常の装着サイクル動作を行なう。又、このステップS216の後には、再びステップS216により、新たに左ステーション装着位置22へ搬入する別の電子回路基板3の生産を行なう。
続いて、図12は、本実施形態における右ステーション装着動作処理を示すフローチャートである。
図12の右ステーション装着動作処理は、本実施形態の右ステーション14において、右ステーション制御部45の制御により行なわれるものであり、後工程の生産の進捗により右ステーション14の生産に待ち時間が発生する場合は、該待ち時間を活用し、吸着や搭載の動作の精度や信頼性が向上するように、その吸着や搭載の動作を変更する。
図12において、ステップS252で、アウト・バッファ位置25に電子回路基板3が既に在ると判定される場合、上記のような待ち時間が発生すると予測されるため、ステップS258に進み、該待ち時間を活用し、吸着や搭載の動作の精度や信頼性が向上するように、その吸着や搭載の動作を変更する。
あるいは、ステップS252で、アウト・バッファ位置25に電子回路基板3がないと判定される場合、上記のような待ち時間が発生しないと予測し、ステップS256に進み、通常の装着サイクル動作を行なう。
これらステップS256又はステップS258の後には、再びステップS252から、新たに右ステーション装着位置24へ搬入する別の電子回路基板3の生産を行なう。
続いて、図13は、以上に説明した図12の本実施形態の右ステーション装着動作処理に対する比較例を示すフローチャートである。
以上のような図12の右ステーション装着動作処理に対して、図13の比較例では、ステップS264により、アウト・バッファ位置25に拘わりなく、通常の装着サイクル動作を行なう。又、このステップS264の後には、再びステップS256により、新たに右ステーション装着位置24へ搬入する別の電子回路基板3の生産を行なう。
以上に説明したように、複数のステーションを備えた本実施形態においては、左ステーション12で実装基板の生産が完了し、右ステーション14でまだ生産中の場合は、ジョイント・バッファ位置23に電子回路基板3を搬出し、この後、左ステーション12は次の電子回路基板3の生産を開始する。
しかしながら、左ステーション12が、新たな電子回路基板3を次々と生産しても、右ステーション14の生産が遅れて終了せず、又ジョイント・バッファ位置23にも既に電子回路基板3が存在すると、左ステーション12は、生産終了した電子回路基板3を搬出できなくなる。この場合、左ステーション12は、次の電子回路基板3の生産ができなくなり、次にジョイント・バッファ位置23が空いて、ここに電子回路基板3を搬出し、且つ新たな電子回路基板3をイン・バッファ位置21から搬入できるまで、生産の待ち時間が発生することになる。
このように待ち時間が発生する場合にも、本実施形態では、該待ち時間を有効活用して、電子回路基板3に搭載する部品の、吸着動作又は搭載動作の精度や信頼性を向上することで、歩留まりの向上や生産性の向上を図ることができる。
なお、ステーション間での生産時間の格差が大になると、本発明を適用した対応より、その原因に対して対処すべき問題となる。このため、左ステーション12は、定期的に右ステーション14の稼動動作を監視し、本発明を適用した待ち時間活用をしながらも、該待ち時間が所定値以上の場合には、オペレータに通知し、注意を促すようにしている。該通知により、オペレータは、部品搭載の動作の不備を点検したり、場合によっては、部品搭載プログラムを見直したりすることになる。
なお、オペレータは、電子部品装着装置10の実機のみではなく、他のコンピュータ装置で動作する搭載シミュレーションにおいて、同様の処理が可能であり、事前に、各ステーションの動作時間や、ステーション間の動作時間のバランス、各ヘッドユニット1の動作時間や、ヘッドユニット1間の動作時間のバランスを確認するなど、電子部品装着装置10の動作を確認することが可能である。
本発明が適用された実施形態の電子部品装着装置を上方から見た平面図 上記実施形態の部品装着制御装置のハードウェア構成を示すブロック図 前記実施形態の部品装着制御装置の制御構成を示すブロック図 前記実施形態における、ステーション内の2つのヘッドユニットの搭載動作の交互動作を示すタイムチャート 上記該交互動作において動作の待ち合わせのために待ち時間が発生した場合を示すタイムチャート 図1における部品供給装置のII部拡大図 上記図7において複数のノズルによる同時吸着の一例を示す拡大図 前記実施形態における複数ヘッド装着動作処理を示すフローチャート 上記複数ヘッド装着動作処理に対する比較例を示すフローチャート 前記実施形態における左ステーション装着動作処理を示すフローチャート 上記左ステーション装着動作処理に対する比較例を示すフローチャート 前記実施形態における右ステーション装着動作処理を示すフローチャート 上記右ステーション装着動作処理に対する比較例を示すフローチャート
符号の説明
1…ヘッドユニット
3…電子回路基板
5…ノズル先端
10…電子部品装着装置
12…左ステーション
14…右ステーション
16…部品供給装置
18…フィーダ
19…部品吸着位置
21…イン・バッファ位置
22…左ステーション装着位置
23…ジョイント・バッファ位置
24…右ステーション装着位置
25…アウト・バッファ位置
30…部品装着制御装置
31…CPU
32…RAM
33…外部記憶装置
34…I/O装置
36…ネットワークI/F装置
38…バス
41…左ステーション制御部
42…左前ヘッド動作制御部
43…左後ヘッド動作制御部
45…右ステーション制御部
46…右前ヘッド動作制御部
47…右後ヘッド動作制御部

Claims (2)

  1. 複数のヘッドユニットを備え、個々のヘッドユニットに設けられるノズルで部品を吸着し、電子回路基板に順次実装していく電子部品装着装置において、
    複数のヘッドユニットの動作間で待合せが発生する場合、動作が早く終了して、待ち時間が発生する、又は発生すると予測される方のヘッドユニットの動作の少なくとも一部最高速、加速度、減速度の速度プロファイルの少なくとも1つの変更、又は、部品の同時吸着から順次吸着への切り替えを行って、吸着又は搭載の精度又は信頼性を向上する制御部を備えたことを特徴とする電子部品装着装置。
  2. それぞれのステーションがヘッドユニットを備え、又、これらステーションが独立して、電子回路基板を搬入し、ヘッドユニットに設けられるノズルで部品を順次吸着し、実装していくと共に、1つのステーションから搬出された電子回路基板が、別のステーションに搬入されるように、これらステーションが直列に配置された電子部品装着装置において、
    後工程側のステーションにおける生産が遅れることで、生産された電子回路基板の搬出が滞る、前工程のステーションの生産に待ち時間が発生、又は発生すると予測される場合、前工程のステーションにおける電子回路基板の生産に含まれる動作の少なくとも一部最高速、加速度、減速度の速度プロファイルの少なくとも1つの変更、又は、部品の同時吸着から順次吸着への切り替えを行って、吸着又は搭載の精度又は信頼性を向上する制御部を備えたことを特徴とする電子部品装着装置。
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