JP3867336B2 - 電子部品挿入装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はリード線付きの電子部品を基板に実装する際に使用される電子部品挿入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の電子部品挿入装置は、リード線付きの電子部品の供給装置と、この供給装置によって供給された電子部品のチャッキング手段と、このチャッキング手段によってチャッキングされた電子部品の挿入手段と、この挿入手段によって前記リード付き電子部品のリード線が挿入される孔を有した基板の可動手段と、この可動手段によって移動させられた基板の孔に上記リード線をガイドするガイド手段と、このガイド手段および上記挿入手段を駆動するモータと、このモータの制御手段とを備えた構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、可動手段による基板の移動時間が長くかかる場合においては、それよりも前にガイド手段等はすでに待機状態とされていたので、この時にはガイド手段や挿入手段を駆動するモータは一旦休止させておき、上記可動手段による基板の移動が完了するとあらためてモータを駆動し、そのモータ駆動が安定すると挿入動作を行わせるようにしていた。
【0004】
しかしながら一旦休止させたモータを再起動させるには、直ちに安定した回転を行わせることができず、また、安定するには時間が必要で、これが余分な時間となって生産性を低くしてしまっていたのである。
【0005】
本発明はこのような従来の課題を解決し、生産性と動作の安定性を高めた電子部品挿入装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明による電子部品挿入装置は、制御データから次工程の可動手段による基板の移動完了時間を予め読み出して本工程の完了前、または後に、制御手段によってモータの回転を減速させる構成としたものである。
【0007】
この本発明により、モータの回転が一旦停止することがなくなり、生産性と動作の安定性を高めることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、電子部品供給部から供給されるリード線付きの電子部品を順次保持して挿入孔を有した基板に電子部品のリード線を挿入する挿入手段と、上記基板の挿入孔に電子部品のリード線をガイドするガイド手段と、上記挿入手段とガイド手段をカムを結合した回転軸を介して駆動するモータと、このモータを制御する制御手段と、上記基板を位置決め保持すると共に上記挿入手段の動作に対応して移動する基板の可動手段とを備え、回転停止直前の1サイクルにおいて、上記制御手段が、上記可動手段の移動時間が上記ガイド手段の待機完了時間よりも短いと判断した際には、ガイド手段の待機ならびに基板の可動手段の移動が完了した後に上記モータの回転を減速するようにした電子部品挿入装置というものであり、回転停止直前の1サイクルのみ、ガイド手段の待機ならびに基板の可動手段の移動が完了した後にモータの回転を減速するようにした構成のものであり、回転停止時の動作の安定化を図るとともに生産性を高めることができるという作用を有する。
【0015】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態による電子部品挿入装置の構成を示す要部斜視図、図2は同制御ブロック図であり、図1において、1は供給部であり、この供給部1はテーピング電子部品2を供給するための複数の電子部品供給装置(図示せず)を搭載して図2に示すモータ1aによって図1の前後方向に移動するように構成されている。
【0016】
また、テーピング電子部品2として取り扱いされるリード線付きの電子部品3は、詳述はしないが公知の手段によって1個ずつ移し替えチャッキング手段4にチャッキングされて行く。その後挿入チャッキング手段5に移し替えられ、それが下方に旋回しながら下降することとなる。その時その下方にはX−Yテーブル6によって定位置に移動させられた孔7を有する基板8が保持されており、またその状態において基板8の下方からガイドピン9が基板8の孔7を同図の(b)のごとく上方に貫通しており、この状態で挿入チャッキング手段5が下降して、リード線付きの電子部品3のリード線3aがガイドピン9内に挿入される。
【0017】
次に、挿入チャッキング手段5を開放するとともに、上方よりプッシャ10で同図の(c)のごとく電子部品3とガイドピン9を押下げ、これにより基板8の孔7への電子部品3の実装が行われる。なおこの時基板8の下方へ突出したリード線3aの余分を切断するとともに、そのリード線3aの上方を折り曲げて抜け止めを行っている。
【0018】
なおこれら移し替えチャッキング手段4、挿入チャッキング手段5、ガイドピン9の動作はカム11〜16とそれに連動したレバーA、エアーバルブBによって行われ、これらカム11〜16はモータ17によって回転駆動される回転軸18に固定され、さらにこの回転軸18には角度検出器19が取付けられている。
【0019】
なお、プッシャ10もエアーバルブによって動作が制御されるが、そのエアーバルブは図示していない。
【0020】
図2は制御ブロックを示し、X−Yテーブル6用のX軸、Y軸モータ6a,6bは上記他のモータ17,1aとともにそれぞれドライバー20を介してN/C制御部21に接続されている。基板8の種類とそれのどの位置にどのリード線付きの電子部品3を実装するかのNCデータはメモリー部22にインプットされる。そしてこのNCデータが比較部23において角度検出器19から角度検出部24を介して検出データが供給されると各設定値と比較され、その結果により上記各モータ17,6a,6b,1aが駆動されるようになっている。
【0021】
図3は図1のごとくリード線付きの電子部品3を実装している状態(本工程)と次の同電子部品3を実装する(次工程)の動作を説明するものである。
【0022】
先ず本工程が行われている途中で、所定のポイント(図3のK点)が角度検出器19で検出されると、次工程においてX−Yテーブル6をどの程度移動させるかのNCデータがメモリー部22から比較部23に供給され、この比較部23においては、モータ17を最高速で回転させた場合でもX−Yテーブル6が定位置まで移動させられ、安定した状態で、図1の(a)のごとく基板8の孔7をリード線3aとガイドピン9間に保持出来るか否かを判断する。
【0023】
図3の(a),(b)はモータ17が最高速で回転させられても、それよりも前に十分X−Yテーブル6を移動させ、安定出来ると判断した場合を示しており、次工程においてはモータ17は最高速で回転させられ、図1の(a)から(c)へとリード線3aの挿入作業が進行することとなる。
【0024】
ところが上記比較部23の判断においてモータ17を最高速で回転させると、図1の(a)においてX−Yテーブル6が間に合わないと判断される時には、モータ17の回転速度をどの程度減速するべきかの判断がなされ、図3のK点のごとくその出力により本工程のK点からその回転速度への減速が行われることとなる。
【0025】
図3の(d)は本工程においてX−Yテーブル6の移動量が大と判断されたものであって、その移動終了、安定点P点において図1の(a)のごとくガイドピン9とリード線3aが孔7の下方と上方にそれぞれ対応するごとく上記モータ17の回転速度が減速させられているのである。当然のこととしてこの時のP点は図3の(a),(b)の時よりも後方にずれたものとなる。
【0026】
そしてこのP点以後は(c)のごとく再びモータ17の回転速度を高めて挿入動作を行わせることになるのであって、挿入動作に移行するにあたって、モータ17の休止期間を設けていないので、モータ17が高速で安定し、挿入動作を行わせるN点に到達するまでの時間が短縮でき、その分一工程の短時間化が図れ、生産性が高くなるのである。
【0027】
逆にX−Yテーブル6の移動量が小さい図3の(b)の時にはモータ17を最高速で対応することができ、その時には一工程をきわめて短時間化でき、この点からも生産性を高めることができるのである。
【0028】
(実施の形態2)
図4は本発明の第2の実施の形態による電子部品挿入装置の動作説明図であり、本工程において次工程のX−Yテーブル6の移動時間がガイドピン9の待機完了時間よりも長いと判断し、次工程のモータ17の回転を減速させている状態の動作を示したものであるが、次工程の基板の可動手段の移動ならびにガイド手段の待機が完了したQ点で、モータ17の回転を元の回転に戻すように加速させて挿入動作を行うことにより、1サイクルの完了がS点からR点となり、その分の完了時間の短縮が図れ、生産性を高めることができるものである。
【0029】
(実施の形態3)
図5は本発明の第3の実施の形態による電子部品挿入装置の動作説明図であり、本実施の形態ではモータ17が休止状態から回転を始めた時の1サイクル目において、または、回転停止直前の1サイクルにおいて、モータ17の回転を所定の速度に減速するようにしたものであり、このようにすることにより、モータ17の起動時、及び、停止時の負荷を軽減させて動作の安定性を高めることができ、さらに、モータ17の負荷が軽減することによりモータの小型化が図れるものである。
【0030】
なお、X−Yテーブル6の移動時間と、ガイドピン9の待機完了時間により、予め所定の速度よりもモータ17が減速された場合は、上記サイクルにおいて減速は行われない。
【0031】
(実施の形態4)
図6は本発明の第4の実施の形態による電子部品挿入装置の動作説明図であり、本実施の形態では回転停止直前の1サイクルにおいて、モータ17の回転を所定の速度に減速させているが、本工程において次工程(回転停止直前の1サイクル)のX−Yテーブル6の移動時間が、ガイドピン9の待機完了時間よりも(減速する前の速度で動作した場合に)短いと判断した際には、次工程全体を減速させて動作させずに、X−Yテーブル6の移動ならびにガイドピン9の待機が完了した後、モータ17の回転を減速させて挿入動作を行うようにしたものであり、このようにすることによって1サイクルの完了がW点からV点となり、その分の完了時間の短縮が図れ、生産性を高めることができるものである。
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明は、次工程に入る前、または後に、可動手段による基板の移動完了時、またはその後に挿入手段とガイド手段が休止をせずに待機状態となるようにモータの減速動作を行うことにより、その後のモータの定常運転への復帰、およびその復帰後の安定化までの時間が短くなり、その結果として生産性と動作の安定性が高くなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は本発明の第1の実施の形態による電子部品挿入装置の構成を示す要部斜視図
【図2】同装置の制御ブロック図
【図3】同装置の動作説明図
【図4】本発明の第2の実施の形態による電子部品挿入装置の動作説明図
【図5】本発明の第3の実施の形態による電子部品挿入装置の動作説明図
【図6】本発明の第4の実施の形態による電子部品挿入装置の動作説明図
【符号の説明】
3 リード線付きの電子部品
4 移し替えチャッキング手段
5 挿入チャッキング手段
6 X−Yテーブル
7 孔
8 基板
9 ガイドピン
17 モータ
18 回転軸

Claims (1)

  1. 子部品供給部から供給されるリード線付きの電子部品を順次保持して挿入孔を有した基板に電子部品のリード線を挿入する挿入手段と、上記基板の挿入孔に電子部品のリード線をガイドするガイド手段と、上記挿入手段とガイド手段をカムを結合した回転軸を介して駆動するモータと、このモータを制御する制御手段と、上記基板を位置決め保持すると共に上記挿入手段の動作に対応して移動する基板の可動手段とを備え、回転停止直前の1サイクルにおいて、上記制御手段が、上記可動手段の移動時間が上記ガイド手段の待機完了時間よりも短いと判断した際には、ガイド手段の待機ならびに基板の可動手段の移動が完了した後に上記モータの回転を減速するようにした電子部品挿入装置。
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