JPH10224095A - 電子部品実装方法とその方法を用いた電子部品実装装置 - Google Patents
電子部品実装方法とその方法を用いた電子部品実装装置Info
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- JPH10224095A JPH10224095A JP9025289A JP2528997A JPH10224095A JP H10224095 A JPH10224095 A JP H10224095A JP 9025289 A JP9025289 A JP 9025289A JP 2528997 A JP2528997 A JP 2528997A JP H10224095 A JPH10224095 A JP H10224095A
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Abstract
稼動させると、振動のため実装位置ずれが発生するのを
抑える。 【解決手段】 振動を事前に動作タクト、使用部品保持
装置ごとに分析した結果を記憶させた記憶手段(振動補
正データベース)5と、これから制御手段(マイコンコン
トローラ)4の読み出し手段によって振動補正情報を読
み出し、その情報によってプリント基板保持機構3の振
動を補正することにより、高速動作と高精度を同時に実
現する。
Description
子部品を実装する電子部品実装方法とその方法を用いた
部品実装装置に関するものである。
の短縮が電子部品実装装置に対して求められている。こ
のため、高速動作が可能となるように装置可動部の慣性
を低減した設計を採用したり、複数の部品吸着ノズルを
回転盤の円周上に配置し、連続的に動作させることによ
り部品あたりの動作タクトを短縮してきた。
の電子部品実装方法では、高速動作を行うと、動作中の
振動のため、プリント基板に実装された部品がずれてし
まうという問題があった。
ることもできるが、待機時間分タクトが増加する。
増加させると慣性も増加してしまい、動作タクト短縮と
精度向上を同時に実現できないという問題があった。
た電子部品実装装置で、振動の影響が大きくなっても、
精度良くプリント基板に部品を実装することが可能な電
子部品実装方法とその方法を用いた電子部品実装装置を
提供することを目的とする。
するための電子部品実装方法は、部品保持機構が部品取
り出し位置から実装動作位置に移動し、実装動作を行う
際の振動をあらかじめ分析した結果の記憶情報を読み出
し手段で読み出し、前記読み出した情報に基づいてプリ
ント基板保持機構を振動の影響から打ち消すように制御
手段により移動させることを特徴とする。
かじめ分析した結果の記憶情報として、実装動作の動作
速度によって分類し、前記記憶情報の読み出し手段は前
記動作速度に対応した記憶情報を読み出すようにする。
かじめ分析した結果の記憶情報として、前記部品保持機
構の特性によって分類し、前記記憶情報の読み出し手段
は前記部品保持機構の特性に対応した記憶情報を読み出
す。
持機構が部品取り出し位置で部品供給装置から部品を取
り出し、実装すべき角度に回転し、かつ、実装動作位置
に移動し、また、プリント基板保持機構がプリント基板
上の所定の位置が前記部品保持機構の実装動作位置下に
来るように移動し、前記部品保持機構が部品を下降して
プリント基板に電子部品を実装する動作を同時にまたは
連続して行う電子部品実装装置であって、前記部品保持
機構が部品取り出し位置から実装動作位置に移動し、実
装動作を行う際の振動をあらかじめ分析した結果を記憶
しておく記憶手段と、前記記憶手段の記憶情報の読み出
し手段と、前記読み出し手段によって読み出した情報に
よって、前記プリント基板保持機構を振動の影響を打ち
消すように移動させる制御手段を備えたことを特徴とす
る。
が部品取り出し位置から実装動作位置に移動し、実装動
作を行う際の振動分析結果を、実装動作の動作速度によ
って分類して記憶させ、前記読み出し手段は、動作速度
に対応した情報を読み出すようにしたものである。
が部品取り出し位置から実装動作位置に移動し、実装動
作を行う際の振動分析結果を、部品保持機構の特性によ
って分類して記憶させ、前記読み出し手段は、動作して
いる部品保持機構の情報を読み出すようにしたものであ
る。
前に動作タクト、使用する部品保持機構ごとに分析した
結果を記憶させた記憶手段と、これから読み出し手段に
よって情報を読み出し、その情報によって電子部品実装
装置で振動を補正することにより、高速動作と高精度を
同時に実現することができるという作用を有する。
2,図3を用いて説明する。
における電子部品実装方法を用いた電子部品実装装置の
構成を示す図である。図1において、1は部品保持機構
であって回転駆動部(モータ)10と、この回転駆動部10に
て矢印a方向に回転する親ロータリー11と、この親ロー
タリー11とともに回転し、かつ親ロータリー11と同方向
に回転する子ロータリー12を有し、この子ロータリー12
には複数(図例では大,中,小の3本)の部品吸着ノズル
13を有する。
置Aから部品の実装動作位置Bに移動するが、その移動
速度は、部品取り出し動作と部品実装動作から決めら
れ、子ロータリー12の回転は吸着する部品のサイズによ
って吸着ノズルの使用ノズル(大,中,小)を切り替える
ために動作する。
子部品を前記部品取り出し位置Aに搬送する部品供給装
置連20からなる。
Yテーブル30を有し、そのX−Yテーブル30上に電子部
品を実装するためのプリント基板31が載置される構成と
なっている。
持機構3の制御手段(以下、マイコンコントローラとい
う)であって、部品保持機構1の回転駆動部10の回転制
御およびプリント基板保持機構3の振動を打ち消すよう
に後記記憶手段5の読み出し情報によって移動制御を行
う。また、この制御手段4には記憶手段5からの情報読
み出し手段(図略)を有する。
の子ロータリー12が部品取り出し位置Aから部品の実装
動作位置Bに移動し、実装動作を行う際の振動をあらか
じめ分析した結果を記憶してある。つまり、この記憶手
段5は振動補正データベースである。
ては、実装動作の動作速度や部品保持機構の各特性によ
って夫々分類し分析したものが用いられる。図2は振動
補正データベースの一例を示し、事前に動作タクトタイ
ム(秒)21、使用ノズル(大,中,小)22別の振動分析結果
(X,Y方向への補正量)23を分析しておき、実装時の補
正量を決定してある。
ノズル使用の場合のX方向振動(1)、Y方向振動(2)の振
動分析の一例を示す。
らかじめ読み込まれたNCプログラムに従ってマイコン
コントローラ4が各装置に操作命令を出すことによって
行われる。まず、部品取り出し位置Aで、子ロータリー
12の円周上に取り付けられた部品吸着ノズル13が部品供
給装置連20から部品を吸着(矢印b)する。部品吸着ノズ
ル13は、吸着する部品のサイズによって複数個ある。本
例では、大,中,小ノズルをもっており、子ロータリー
12を回転することにより使用ノズルを切り替えることが
できる。
ロータリー12および部品を実装動作位置Bに移動する。
このとき、同時に、吸着された部品が実装されるプリン
ト基板31上の位置が実装動作位置Bに一致するようにX
−Yテーブル30を移動(矢印d)する。このとき、動作タ
クト、使用するノズルの種類によって、読み出し手段と
してデータベースアクセス機能をもつマイコンコントロ
ーラ4は、記憶手段5である図2に示す振動補正データ
ベースから補正量を読み出し、その補正量を加味したX
−Yテーブル30の移動命令を出す。そして、部品吸着ノ
ズル13が下降(矢印e)することによりプリント基板31に
部品を実装する。
いて、例えば、図3に示す大ノズル使用時のタクトタイ
ム0.2秒のときの実装時刻t1におけるX,Y方向振動
は、0.02mmに抑えられ、電子部品実装装置を高速度かつ
高精度に移動させることができる。
の構成でも、振動補正データベースの記憶情報を用いて
振動を補正することができる。
品実装方法は、電子部品実装装置を高速動作させても振
動の影響による実装ずれを防止することができる。
実装装置の実装動作を行う際の振動をあらかじめ実装動
作の動作速度や部品保持機構の各特性によって夫々分類
し分析した振動補正データベースを用いて実装動作を行
うことにより、動作タクト短縮と装着精度の向上を同時
に実現できる。
を用いた電子部品実装装置の構成図である。
ースの一例である。
場合の振動分析の一例である。
ト基板保持機構、 4…制御手段(マイコンコントロー
ラ)、 5…記憶手段(振動補正データベース)、10…回
転駆動部、 11…親ロータリー、 12…子ロータリー、
13…部品吸着ノズル、 20…部品供給装置連、 30…
X−Yテーブル、 31…プリント基板。
Claims (6)
- 【請求項1】 部品保持機構が部品取り出し位置から実
装動作位置に移動し、実装動作を行う際の振動をあらか
じめ分析した結果の記憶情報を読み出し手段で読み出
し、前記読み出した情報に基づいてプリント基板保持機
構を振動の影響から打ち消すように制御手段により移動
させることを特徴とする電子部品実装方法。 - 【請求項2】 前記実装動作を行う際の振動をあらかじ
め分析した結果の記憶情報として、実装動作の動作速度
によって分類し、前記記憶情報の読み出し手段は前記動
作速度に対応した記憶情報を読み出すようにしたことを
特徴とする請求項1記載の電子部品実装方法。 - 【請求項3】 前記実装動作を行う際の動作をあらかじ
め分析した結果の記憶情報として、前記部品保持機構の
特性によって分類し、前記記憶情報の読み出し手段は前
記部品保持機構の特性に対応した記憶情報を読み出すこ
とを特徴とする請求項1記載の電子部品実装方法。 - 【請求項4】 部品保持機構が部品取り出し位置で部品
供給装置から部品を取り出し、実装すべき角度に回転
し、かつ、実装動作位置に移動し、また、プリント基板
保持機構がプリント基板上の所定の位置が前記部品保持
機構の実装動作位置下に来るように移動し、前記部品保
持機構が部品を下降してプリント基板に電子部品を実装
する動作を同時にまたは連続して行う電子部品実装装置
であって、前記部品保持機構が部品取り出し位置から実
装動作位置に移動し、実装動作を行う際の振動をあらか
じめ分析した結果を記憶しておく記憶手段と、前記記憶
手段の記憶情報の読み出し手段と、前記読み出し手段に
よって読み出した情報によって、前記プリント基板保持
機構を振動の影響を打ち消すように移動させる制御手段
を備えたことを特徴とする電子部品実装装置。 - 【請求項5】 前記記憶手段には前記部品保持機構が部
品取り出し位置から実装動作位置に移動し、実装動作を
行う際の振動分析結果を、実装動作の動作速度によって
分類して記憶させ、前記読み出し手段は、動作速度に対
応した情報を読み出すようにしたことを特徴とする請求
項4記載の電子部品実装装置。 - 【請求項6】 前記記憶手段には前記部品保持機構が部
品取り出し位置から実装動作位置に移動し、実装動作を
行う際の振動分析結果を、部品保持機構の特性によって
分類して記憶させ、前記読み出し手段は、動作している
部品保持機構の情報を読み出すようにしたことを特徴と
する請求項4記載の電子部品実装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9025289A JPH10224095A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 電子部品実装方法とその方法を用いた電子部品実装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9025289A JPH10224095A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 電子部品実装方法とその方法を用いた電子部品実装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10224095A true JPH10224095A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12161867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9025289A Pending JPH10224095A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 電子部品実装方法とその方法を用いた電子部品実装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10224095A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013074030A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Sony Corp | 実装装置、電子部品の実装方法、基板の製造方法及びプログラム |
WO2021261025A1 (ja) | 2020-06-25 | 2021-12-30 | オムロン株式会社 | ロボット制御システム、制御プログラムおよび制御方法 |
-
1997
- 1997-02-07 JP JP9025289A patent/JPH10224095A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013074030A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Sony Corp | 実装装置、電子部品の実装方法、基板の製造方法及びプログラム |
WO2021261025A1 (ja) | 2020-06-25 | 2021-12-30 | オムロン株式会社 | ロボット制御システム、制御プログラムおよび制御方法 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061017 |
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A521 | Written amendment |
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A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
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