JP5129708B2 - 家電器具収納庫 - Google Patents

家電器具収納庫 Download PDF

Info

Publication number
JP5129708B2
JP5129708B2 JP2008246932A JP2008246932A JP5129708B2 JP 5129708 B2 JP5129708 B2 JP 5129708B2 JP 2008246932 A JP2008246932 A JP 2008246932A JP 2008246932 A JP2008246932 A JP 2008246932A JP 5129708 B2 JP5129708 B2 JP 5129708B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
home appliance
door
closed
temperature
energization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008246932A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010075425A (ja
Inventor
敬介 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008246932A priority Critical patent/JP5129708B2/ja
Publication of JP2010075425A publication Critical patent/JP2010075425A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5129708B2 publication Critical patent/JP5129708B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Description

本発明は、電子レンジやオーブントースター等の家電器具を収納する家電器具収納庫に関するものである。
従来から、電子レンジやオーブントースター等の発熱機能を備えた家電器具を収納する家電器具収納庫が特許文献1により知られている。
この特許文献1に示された家電器具収納庫は、家電器具を収納する収納部と、該収納部に設けた家電器具を出し入れする開口部と、開口部を閉塞する開閉自在な扉を設けてあり、家電器具の使用時には扉を開けて使用し、家電器具の非使用時には扉を閉じて家電器具を隠蔽するようになっている。
上記家電器具収納庫には、家電器具に通電する給電部と、扉を閉じた際に家電器具への通電を遮断する通電開閉手段を備えてあり、家電器具の使用時に扉を閉じると通電開閉手段により家電器具の通電を遮断するようになっている。
しかしながら、従来例にあっては、扉を閉じると同時に家電器具の通電を遮断するものであり、このため、以下のような問題点がある。
例えば、家電器具の運転状態が加熱運転中(例えば使用電力が1000Wで加熱運転中)に、扉を閉じると同時に家電器具への通電を遮断した場合、扉を閉じた直後に扉を再び開くと、短時間で大電流の入り切りが行われ、突入電流が生じたり、家電器具や家電器具収納庫の通電開閉手段の回路開閉手段においてハンチングが生じ、家電器具や家電器具収納庫の通電開閉手段の電気回路部品へのダメージが大きく、耐久性に劣るものとなる。
また、家電器具の運転状態が加熱運転を終えた後の冷却用ファンの運転中に、扉を閉じると同時に家電器具への通電を遮断すると、冷却用ファンの運転も即時停止し、家電器具内の廃熱冷却が行われず、電気器具の電気部品にダメージを与える等の重大な弊害をもたらすものとなる。また、収納部内の廃熱冷却にも時間がかかり、周囲の収納部品への熱影響が大きく、電気器具収納庫全体の使い勝手がきわめて劣るものである。
特開2008−352号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、家電器具の使用中に扉を閉じた際における安全性を確保しながら、家電器具の電子部品の劣化や損傷を回避し、また、収納庫内の温度が常温に戻る時間を短縮できる家電器具収納庫を提供することを課題とするものである。
本発明に係る家電器具収納庫は、家電器具1を収納する収納部2と、該収納部2を開閉する扉3と、家電器具1に電力を供給する給電部4と、家電器具1への通電を開閉する通電開閉手段5と、家電器具1の運転状態を検出するか、若しくは収納部2内の温度を検出するか、もしくは前記両方を検出判断する使用状態検出手段6とを備えている。そして、本発明の特徴は扉3を閉じた時、前記使用状態検出手段による検出結果に基づいて、家電器具1への通電を維持するか、若しくは扉3を閉じた時点から遅延させて家電器具1への通電遮断を行うタイミングが決められることにある。
このような構成とすることで、家電器具1の加熱運転中に扉3を閉じた直後に扉3を開けても、扉3を閉じた直後は家電器具1への通電が遮断されていないので、高電力での加熱運転中におけるに強制停止と、加熱運転開始を短時間に繰り返すことがなく、短時間における大電流の入り切りが行われることによる突入電流の発生や、ハンチングの発生を回避できる。しかも、扉3の閉じた時点から遅延して家電器具1への通電遮断が行われるので、家電器具1の使用中に扉3を閉じた際の安全性を確保できる。また、家電器具1の使用状態若しくは収納部2内の温度状態に応じた最も好ましい通電遮断のタイミングを決めることができる。
また、扉3を閉成した状態で、収納部2内の空気が外部と連通する通気構造を備えていることが好ましい。
このような構成とすることで、扉3が閉じた時点から遅延して家電器具1への通電遮断を行っても、扉3を閉じた状態でも放熱を十分に行うことができる。
また、使用状態検出手段6が家電器具1の運転電流を検出するものであることが好ましい。
このような構成とすることで、家電器具1に供給する電流(電力)を検出することで、簡単且つ確実に家電器具1の運転状態を検出して家電器具1の運転状態に応じた最も好ましい通電遮断のタイミングを決めることができる。
また、使用状態検出手段6が収納部2内の雰囲気温度若しくは家電器具1の温度を検出するものであることが好ましい。
このような構成とすることで、温度を検出することで、簡単且つ確実に家電器具1の運転状態を検出して家電器具1の運転状態に応じた最も好ましい通電遮断のタイミングを決めることができる。
また、家電器具1の運転状態と相関した電流値が、高低微もしくは高低零あるいは高零であることを判別し、高以外の運転状態である場合に、扉3を閉成した際に、前記の熱運転状態を継続させるように前記遅延時間が決定されることが好ましい。
このような構成とすることで、扉3を閉じた際に家電器具1が高以外の運転状態であれば、高以外の運転状態を継続し、家電器具1の温度を低下させることができる。
また、収納部2の排気をするための排気ファン8を設け、扉3を閉じた時点における収納部2内の温度が所定温度を超えている際に、収納部2内の温度が所定温度になるまで排気ファン8を運転することが好ましい。
このような構成とすることで、扉3を閉じた時点における収納部2内の温度が所定温度を超えている際は、排気ファン8を運転して素早く収納部2内の温度を所定温度以下とすることができる。
また、扉3を閉成後、家電器具1への通電遮断をした時点で、通電遮断を報知することが好ましい。
このような構成とすることで、通電遮断により扉3を開けた時点で”電気器具1が使えない”状態であることを報知できる。
また、扉3を閉成後に給電部4の通電を遮断した場合に、再び扉3を開けた時点で、通電遮断状態を報知することが好ましい。
このような構成とすることで、扉3を開けて、家電器具1を使用再開する場合に、通電復帰を促すとともに、直前までの通電遮断による調理中断失敗等に対する注意喚起としての報知ができる。
本発明は、上記のように、通電開閉手段による家電器具への通電の開閉が、扉を閉じた時、家電器具への通電を維持するか、若しくは扉を閉じた時点から遅延させて家電器具への通電遮断をおこなうので、家電器具の使用中に扉を閉じた際における安全性を確保しながら、短時間における大電流の入り切りが行われることによる突入電流の発生や、家電器具や家電器具収納庫の通電開閉手段の回路開閉手段においてハンチングを回避し、家電器具や家電器具収納庫の通電開閉手段の電気回路部品へのダメージを防ぎ、耐久性に優れ、しかも、家電器具の加熱運転時に、うっかり扉を閉め、直ちに扉を開け直した等の場合にも、通電遮断を遅延させることによって、加熱調理はそのまま継続され、調理の中断失敗がなく、使い勝手上、極めて好適である。また、家電器具の運転状態を検出するか、若しくは収納部内の温度を検出するか、もしくは前記両方を検出判断する使用状態検出手段を設け、該使用状態検出手段による検出結果に基づいて、前述の遅延して行われる家電器具への通電遮断のタイミングが決められるようにすることで、遅延して行われる家電器具の通電遮断のタイミングを、家電器具の使用状態や収納部内の温度に応じた最も好ましい時点とすることができる。
また、扉を閉成した状態で、収納部内の空気が外部と連通する通気構造を備えていることで、扉を閉じた状態でも放熱を十分に行うことができ、この結果、上記のように扉が閉じた時点から遅延して家電器具への通電遮断を行っても安全上支障がない。
また、使用状態検出手段が家電器具の運転電流を検出するものであると、電流を検出することで簡単且つ確実に家電器具の運転状態に応じた最も好ましい通電遮断のタイミングを決めることができる。
また、使用状態検出手段が温度を検出するものであると、温度を検出することで、簡単且つ確実に家電器具の運転状態に応じた最も好ましい通電遮断のタイミングを決めることができる。
また、家電器具の運転状態と相関した電流値が、高低微もしくは高低零あるいは高零であることを判別し、高以外の運転状態である場合に、扉を閉成した際に、前記の運転状態を継続させるように前記遅延時間が決定されるものにおいては、扉を閉じた際に高以外の運転状態であれば、高以外の運転状態を継続して、家電器具の温度及び収納部内の温度を早く低下させることができ、より安全性を向上できると共に使い勝手も向上できる。
また、収納庫に排気ファンを設け、扉を閉じた時点における収納部内の温度が所定温度を超えている際に、収納部内の温度が所定温度になるまで排気ファンを運転するようにしたものにおいては、収納部内の温度を早く低下させることができ、使い勝手を向上することができる。
また、扉を閉成後、家電器具への通電遮断をした時点で、通電遮断を報知するようにしたものにおいては、通電遮断により扉を開けた時点で”電気器具1が使えない”状態であることを報知して、「停電中」であるにもかかわらず、調理作業に入ることを回避できる。
また、扉を閉成後に給電部の通電を遮断した場合に、再び扉を開けた時点で、通電遮断状態を報知するものにおいては、扉を開けて、家電器具を使用再開する場合に、通電復帰を促すとともに、直前までの通電遮断による調理中断失敗等に対する注意喚起としての報知ができ、より利便性が高く好適である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1には本発明の家電器具収納庫9の概略構成図を示し、図2には制御ブロック図を示している。
家電器具収納庫9には、家電器具1を収納する収納部2と、収納部2の一面に設けた開口部15を開閉するための扉3と、該扉3の開閉を検知する開閉検知手段11と、収納部2に収納する家電器具1に電力を供給するための給電部4(代表的なものとしてコンセント)と、収納部2内の排気をするための排気ファン8と、扉3を閉成した状態で、収納部2内の空気が外部と連通する吸気口17と排気口18とを備えた通気構造を有している。
また、家電器具収納庫9には更に、家電器具1の運転状態を検出するための使用状態検出手段6と、家電器具1への通電を遮断する通電開閉手段5と、制御部14とが設けてある。
使用状態検出手段6は扉3を閉じた時点における家電器具1が複数の運転段階のうちのどの段階であるかを検出するためのものである。使用状態検出手段6としては、例えば、家電器具1に供給する電流(電力)を検出する通電電流(電力)検出手段12や、収納部2内の温度を検出する温度検出手段13があり、使用状態検出手段6として通電電流(電力)検出手段12と温度検出手段13の両者を用いる場合と、通電電流(電力)検出手段12又は温度検出手段13のいずれか一方を用いる場合とがある。
上記通電電流(電力)検出手段12は、例えば給電部4であるコンセントのコンセント回路で扉3開閉前後の電流(電力)を検知する。
収納部2に収納される家電器具1とは電子レンジやオーブントースター等の加熱機能を備えたものである。
上記家電器具収納庫9は、家電器具1の使用に当たって、扉3を開いて家電器具1に通電して家電器具1を使用する。また、家電器具1の非使用時には扉3を閉じて、家電器具1が外部に露出しないようにしている。
ここで、本発明においては、扉3を閉じた時、家電器具1の運転状態により家電器具1への通電を維持するか、若しくは、家電器具1への通電遮断を扉3が閉じた時点から遅延して行われるように、通電開閉手段5を制御部14により制御するようになっている。
このようにして行われる通電開閉手段5による家電器具1への通電の開閉制御は使用状態検出手段6による家電器具1の運転状態の検出結果により決定される。
図3乃至図6には具体的制御例の一実施形態が示してある。本実施形態においては、冷却用ファン7を備えた家電器具1が、加熱運転状態、保温/冷却状態、待機状態、切・停電状態を有している場合の例である。ここで、本実施形態においては、保温/冷却状態、待機状態はいずれも非加熱運転状態である。
本例においては、加熱運転状態の際の電力Whが例え1000W、保温/冷却状態の際の電力Wmが例えば20W、待機状態の電力Wlが例えば2W、切・停電状態の際の電力Woが0Wの場合である。
つまり、本例においては、家電器具1の運転状態と相関した電流値が、加熱運転状態では「高」、保温/冷却状態では「低」、待機状態では「微」、切・停電状態では「零」である。
図4には、家電器具1に通電して1000Wで加熱運転状態中に扉3を閉じた場合のタイムチャートが示してある。
また、図5には家電器具1に通電して1000Wの運転が終り、続いて冷却用ファン7を運転している冷却運転状態中に扉3を閉じた場合のタイムチャートが示してある。
また、図6には冷却用ファン7の運転が終り、続いて待機状態となっている場合のタイムチャートが示してある。
また、図3には本実施形態の基本制御の制御フロー図が示してある。
本実施形態において、扉3を閉じると、開閉検知手段11で扉3の閉を検出し、該扉3の閉の検出信号が制御部14に入力される。扉3が閉じたことが検出されると、扉3を閉じた直前又は扉3を閉じた時点における家電器具1に供給する電流(電力)を通電電流(電力)検出手段12により検出し、通電電流(電力)検出手段12で検出した電流(電力)により、扉3を閉じた時点における家電器具1の運転状態が複数段階のどの段階かを求める(本例実施形態では、加熱運転状態、保温/冷却状態、待機状態、切・停電状態の各状態のいずれであるかを求める)。
扉3を閉じた時点における家電器具1の運転状態が加熱運転状態であると検出されると、図4のタイムチャートのように扉3を閉じた時点からt1だけ遅延させて給電部4から家電器具1への通電を通電開閉手段5で強制的に遮断する。
このように、家電器具1の加熱運転状態時に扉3を閉じた際に家電器具1への通電遮断が扉3を閉じた時点から遅延して行われるように制御することで、家電器具1の加熱運転状態中に扉3を閉じた直後に、扉3を開けても、上記のように扉3を閉じた直後は家電器具1への通電が遮断されていないので、高電力での加熱運転中におけるに強制停止と、加熱運転開始を短時間に繰り返すことがなく、家電器具1の電子部品にストレスがかかるのを回避することができることになる。
この場合、上記扉3を閉じた時点からt1経過する間は温度監視期間となっていて、温度検出手段13で収納部2内の温度が安全温度である所定温度(例えば、収納部2内の温度Toである温度40℃)まで急低下した場合は、上記家電器具1への通電の遮断を行わないで通電を維持して待機状態を維持する。
また、扉3を閉じた時点における家電器具1の運転状態が加熱運転状態であると、温度検出手段13で検出した収納部2内の温度が高くて安全温度である所定温度(例えば、待機状態における収納部2内の温度Toである40℃)を超えている(この場合、家電器具1の温度も高い)ので、図4に示すように、扉3を閉じると同時に排気ファン8の運転を開始して排気口18から収納部2内の熱気を排気すると共に吸気口17から外部の空気を収納部2内に吸込み、収納部2内の温度が安全温度である所定温度(例えば、待機状態における収納部2内の温度Toである40℃)以下となると排気ファン8の運転を停止する。
このように、排気ファン8を運転することで、素早く収納部2内の温度を安全温度である所定温度以下とすることができる。
なお、図4に示すタイムチャートで破線は排気ファン8がない場合の例を示している。このように排気ファン8がない場合は、通電遮断以降も家電器具1や収納部2の温度低下が極めて緩やかであり、高温による不安全不具合が長く継続するため好ましくない。
また、通電電流(電力)検出手段12で検出した電流(電力)により、扉3を閉じた時点における家電器具1の運転状態が保温/冷却状態である場合(例えば、実施形態では冷却用ファン7を運転している場合)は、冷却用ファン7を運転している冷却運転であると検出され、図5のタイムチャートのように扉3を閉じた時点から遅延させて給電部4から家電器具1への通電を通電開閉手段5で強制的に遮断する。
この場合における給電部4から家電器具1への通電遮断のタイミングは、温度検出手段13で検出した収納部2内の温度が安全温度である所定温度(例えば、待機状態における収納部2内の温度Toである40℃)となった時点、又は、所定温度以下の任意の温度となった時点である。
図5においては、扉3を閉じた時点における収納部2内の温度が安全温度である所定温度(例えば、待機状態における収納部2内の温度Toである40℃)以上であるため、扉3を閉じると同時に排気ファン8の運転を開始して収納部2内の熱気を排気し、収納部2内の温度が安全温度である所定温度(例えば、待機状態における収納部2内の温度Toである40℃)以下となると排気ファン8の運転を停止する。
また、通電電流(電力)検出手段12で検出した電流(電力)により、扉3を閉じた時点における家電器具1の運転状態が待機状態であると検出されると、図6のタイムチャートのように扉3を閉じた時点から所定時間t2遅延させて給電部4から家電器具1への通電を通電開閉手段5で強制的に遮断する。
図6においては、扉3を閉じた時点における収納部2内の温度が安全温度である所定温度(例えば、待機状態における収納部2内の温度Toである40℃)以下であるため、扉3を閉じても排気ファン8は運転しない。
また、図示は省略しているが、扉3を閉じた時に家電器具1の運転状態が切・停電の場合は、扉3を閉じた以降も通電遮断を継続するようになっている。
なお、上記実施形態においては、扉3を閉じた時、扉3を閉じた時点から遅延させて家電器具1への通電遮断を行うように制御部14で制御した例を示したが、家電器具1の状態によっては扉を閉じた時家電器具1への通電を維持するようにしてもよい。
すなわち、図4のように、使用状態検出手段6により扉3を閉じた時点における家電器具1の運転状態が加熱運転状態であると検出された場合は、上記実施形態と同様に、扉3を閉じた時点からt1だけ遅延させて通電遮断する。
しかし、図5のように、扉3を閉じた時点における家電器具1の運転状態が冷却用ファン7を運転している冷却運転の場合は、上記実施形態のように、扉3閉後、収納部2内の温度が安全温度である所定温度以下となると通電遮断を行うもののみに限定されず、扉を閉じた時点から家電器具への通電遮断時間を∞とする、つまり、通電遮断をすることなく待機状態となったままの状態で小電流の通電を継続するようにしてもよい。
また、図6のように、扉3を閉じた時点における家電器具1の運転状態が待機状態であると検出された場合は、上記実施形態のように扉3の閉時点から所定時間t2遅延させて通電遮断を行うもののみに限定されず、扉を閉じた時点から家電器具への通電遮断時間を∞とする、つまり、通電遮断をすることなく待機状態となったままの状態で小電流の通電を継続するようにしてもよい。
また、本発明の家電器具収納庫9にランプ又はブザー、あるいはこの両方よりなる報知手段16を設け、扉3を閉成後、前述のように家電器具1への通電遮断をした時点で、制御部14により報知手段16で通電遮断を報知するように制御する。
すなわち、家電器具1への通電が遮断されたことを使用者に早く報知することにより、加熱調理の不完全失敗などへの注意喚起をすることができる。
また、扉3を閉成後、家電器具1への通電遮断後、再び扉3が開かれた時に、報知手段16により、通電が遮断継続された状態であることを報知することができる。
これにより扉3を開けて、家電器具1を使用再開する場合に、通電復帰を促すとともに、直前までの通電遮断による調理中断失敗等に対する注意喚起としての報知ができ、より利便性が高く好適である。
また、上記実施形態においては、図5において通電遮断のタイミングが、温度検出手段13で検出した収納部2内の温度が安全温度である所定温度(例えば、待機状態における収納部2内の温度Toである40℃)となった時点、又は、所定温度以下の任意の温度となった時点としているが、通電遮断のタイミングが扉3を閉じて一定時間経過後の時点であってもよい。
また、上記実施形態においては、扉3を閉じた時点における家電器具1の運転状態を通電電流(電力)検出手段12で検出した例を示したが、扉3を閉じた時点における収納部2内の温度を温度検出手段13で検出することで、扉3を閉じた時点における家電器具1の運転状態を検出するようにしてもよい。例えば、収納部2内の温度が100℃以上であれば加熱運転状態であると判断し、また、40℃〜100℃であれば非加熱運転である保温/冷却状態であるであると判断し、室温〜40℃であれば待機であるとし、室温であると切・停電であると判定することもできる。
なお、図3乃至図6に示す実施形態においては、加熱運転状態、保温/冷却状態、待機状態、切・停電状態を持った家電器具1を収納する家電器具収納庫9に対して説明したが、本発明は、加熱運転状態、保温/冷却状態、切・停電状態をもった家電器具1、加熱運転状態、待機状態、切・停電状態をもった家電器具1、加熱運転状態、切・停電状態をもった家電器具にも適用できるものである。
なお、本実施形態では、発熱手段を備えた加熱調理家電器具を収納部1内に収納し、扉3を閉成する場合の安全保護手段としているが、ジューサーミキサーや電機掃除機や電気除湿機等の、回転や冷却手段を有した家電器具の収納時に、電源プラグがコンセントに差し込まれた状態で放置されても、一定時間もしくは、一定の運転状態の経過後に通電を全て遮断することができ、使用時の利便性を残しつつ安全な収納状態を提供でき、好適である。
いずれによっても、家電器具1の電流と収納状態の温度を監視することで、通常の家電器具運転をできる限り維持継続した後に、正規の器具停止させることで、より安全快適で且つ、家電器具1へのダメージの少ない家電器具収納庫を提供できる。
本発明の概略構成図である。 同上の制御ブロック図である。 同上の制御フロー図である。 同上の家電器具運転(加熱運転状態)中に扉を閉じた際の一例を示すタイムチャートである。 同上の家電器具運転(冷却状態)中に扉を閉じた際の一例を示すタイムチャートである。 同上の家電器具運転(待機状態)中に扉を閉じた際の一例を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 家電器具
2 収納部
3 扉
4 給電部
5 通電開閉手段
6 使用状態検出手段
8 排気ファン
16 報知手段

Claims (8)

  1. 家電器具を収納する収納部と、該収納部を開閉する扉と、家電器具に電力を供給する給電部と、家電器具への通電を開閉する通電開閉手段と、家電器具の運転状態を検出するか、若しくは収納部内の温度を検出するか、もしくは前記両方を検出判断する使用状態検出手段とを備え、扉を閉じた時、前記使用状態検出手段による検出結果に基づいて、家電器具への通電を維持するか、若しくは扉を閉じた時点から遅延させて家電器具への通電遮断を行うタイミングが決められることを特徴とする家電器具収納庫。
  2. 扉を閉成した状態で、収納部内の空気が外部と連通する通気構造を備えていることを特徴とする請求項1記載の家電器具収納庫。
  3. 使用状態検出手段が家電器具の運転電流を検出するものであることを特徴とする請求項1記載の家電器具収納庫。
  4. 使用状態検出手段が収納部内の雰囲気温度若しくは家電器具の温度を検出するものであることを特徴とする請求項1記載の家電器具収納庫。
  5. 家電器具の運転状態と相関した電流値が、高低微もしくは高低零あるいは高零であることを判別し、高以外の運転状態である場合に、扉を閉成した際に、前記の運転状態を継続させるように前記遅延時間が決定されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の家電器具収納庫。
  6. 収納部の排気をするための排気ファンを設け、扉を閉じた時点における収納部内の温度が所定温度を超えている際に、収納部内の温度が所定温度になるまで排気ファンを運転することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の家電器具収納庫。
  7. 扉を閉成後、家電器具への通電遮断をした時点で、通電遮断を報知することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の家電器具収納庫。
  8. 扉を閉成後に給電部の通電を遮断した場合に、再び扉を開けた時点で、通電遮断状態を報知することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の家電器具収納庫。
JP2008246932A 2008-09-25 2008-09-25 家電器具収納庫 Active JP5129708B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008246932A JP5129708B2 (ja) 2008-09-25 2008-09-25 家電器具収納庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008246932A JP5129708B2 (ja) 2008-09-25 2008-09-25 家電器具収納庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010075425A JP2010075425A (ja) 2010-04-08
JP5129708B2 true JP5129708B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=42206591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008246932A Active JP5129708B2 (ja) 2008-09-25 2008-09-25 家電器具収納庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5129708B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6706968B2 (ja) * 2016-05-11 2020-06-10 三菱電機株式会社 加熱調理器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH025905A (ja) * 1988-06-24 1990-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 家具装置
JP4654975B2 (ja) * 2006-05-24 2011-03-23 パナソニック電工株式会社 収納キャビネット
JP5398105B2 (ja) * 2006-06-22 2014-01-29 旭化成ホームズ株式会社 家電品収納棚
JP4830687B2 (ja) * 2006-07-21 2011-12-07 パナソニック株式会社 家庭電気製品収納庫
JP4687596B2 (ja) * 2006-07-21 2011-05-25 パナソニック株式会社 家庭電気製品収納庫
JP2008119418A (ja) * 2006-11-16 2008-05-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 家庭電気製品収納庫

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010075425A (ja) 2010-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4146437B2 (ja) 耐候型情報処理装置、制御方法及びプログラム
JP5129708B2 (ja) 家電器具収納庫
JP6511658B2 (ja) ペレットストーブの非常用電源装置及びこれを組み込んだペレットストーブ
JP5351502B2 (ja) 家電器具収納庫
KR101466861B1 (ko) 스팀오븐의 대류팬 제어방법
JP5066066B2 (ja) 家電器具収納庫
JPH0771854A (ja) 電気冷蔵庫の通電制御装置
CN105828461A (zh) 一种电加热设备关机延时降温控制电路及降温保护方法
JP5115334B2 (ja) 家庭電気製品収納庫
JP2008170120A (ja) ヒータ制御装置
KR100351941B1 (ko) 전자렌지의 고내실 온도제어방법
JP2018063100A (ja) 温風暖房機
JPS6255576B2 (ja)
CN110764449B (zh) 一种空气炸锅温度保护的控制方法
KR100437408B1 (ko) 가스오븐레인지의 과열방지회로
JP3321538B2 (ja) 空気調和機の運転制御装置
JP2003348836A (ja) スイッチング電源の保護装置
JP2006112646A (ja) 温風暖房装置
JP2005341750A (ja) モータ起動装置
JP2019113236A (ja) 燃焼装置
JP6641760B2 (ja) 電池を電源とする機器、及び、電池式ガスコンロ
JP5246293B2 (ja) 加熱調理器
TWM635162U (zh) 商業冷凍設備加熱器之保護裝置
JP2019128042A (ja) 燃焼装置
JP2014206302A (ja) 燃焼制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100219

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111213

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121009

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5129708

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3