JP2019128042A - 燃焼装置 - Google Patents

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Toshiaki Hasegawa
敏明 長谷川
智也 ▲崎▼石
智也 ▲崎▼石
Tomoya Sakiishi
崇 八島
Takashi Yashima
崇 八島
智也 中野
Tomoya Nakano
智也 中野
佳則 岩谷
Yoshinori Iwatani
佳則 岩谷
修平 大谷
Shuhei Otani
修平 大谷
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純 竹川
肇 佐野
Hajime Sano
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Abstract

【課題】消費電力を抑制しながら、効率的に、複数のマイクロコンピュータにより制御を相互に監視することが可能な燃焼装置を提供する。【解決手段】給湯装置は、燃焼動作に関する所定の制御を行うとともに相互に監視しあう第1のマイクロコンピュータ201と第2のマイクロコンピュータ202を備える。ここで、第1のマイクロコンピュータ201と第2のマイクロコンピュータ202は、燃焼動作が停止状態にあることに基づいて、ともに休止状態に設定される。【選択図】図2

Description

本発明は、ガスやオイル等の燃料を用いて燃焼動作を行う燃焼装置に関し、たとえば、給湯装置やガスファンヒータ、ガスコンロ等に用いて好適なものである。
燃焼装置では、燃焼動作時に種々の制御が行われる。たとえば、燃料の供給量を調節するために、電磁弁や比例弁が制御される。また、過熱防止用の温度センサにより異常な温度が検出されたことに基づいて、燃焼動作を停止させる制御が行われる。以下の特許文献1には、炎センサの出力に基づいて再点火を制御するファンヒータが記載されている。
特開2017−58067号公報
上述の制御は、通常、1つのマイクロコンピュータにより行われる。しかし、燃焼装置の異常をより確実に防ぐためには、複数のマイクロコンピュータで装置の制御を相互に監視することが望ましい。他方、このように複数のマイクロコンピュータを装置に設けると、その分、装置の消費電力が増加する。
かかる課題に鑑み、本発明は、消費電力を抑制しながら、効率的に、複数のマイクロコンピュータにより制御を相互に監視することが可能な燃焼装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、燃焼装置に関する。この態様に係る燃焼装置は、燃焼動作に関する所定の制御を行うとともに相互に監視しあう第1のマイクロコンピュータと第2のマイクロコンピュータを備える。ここで、燃焼動作が停止状態にあることに基づいて前記第1のマイクロコンピュータおよび前記第2のマイクロコンピュータがともに休止状態に設定される。
本態様に係る燃焼装置によれば、燃焼動作が停止状態にあることに基づいて第1のマイクロコンピュータおよび第2のマイクロコンピュータがともに休止状態に設定されるため、第1のマイクロコンピュータおよび第2のマイクロコンピュータによる電力消費を低減できる。よって、燃焼装置の消費電力を抑制することができる。また、燃焼動作が停止状態にある場合に、第1のマイクロコンピュータと第2のマイクロコンピュータが休止状態に設定されても、燃焼制御の相互監視には影響がない。よって、本態様に係る燃焼装置によれば、消費電力を抑制しながら、効率的に、複数のマイクロコンピュータにより燃焼動作時の制御を相互に監視することができる。
なお、上記構成において「休止状態」とは、通常動作時に比べて電力消費が抑制される状態を意味し、第1のマイクロコンピュータおよび第2のマイクロコンピュータに対する電源供給が遮断される状態をも含むものである。
本態様に係る燃焼装置において、前記第2のマイクロコンピュータに対する電源の供給を遮断する第1の遮断部を備え、前記第1のマイクロコンピュータは、前記休止状態への移行時に、前記第1の遮断部により、前記第2のマイクロコンピュータに対する電源の供給を遮断するよう構成され得る。
この構成によれば、燃焼動作が停止状態にある場合に、第2のマイクロコンピュータによる電力消費を削減でき、装置の消費電力をより効果的に抑制することができる。また、休止状態からの復帰時には、第1のマイクロコンピュータが第1の遮断部を制御して第2のマイクロコンピュータを復帰させることによって、燃焼動作における相互監視を適切に行うことができる。
本態様に係る燃焼装置において、前記第1のマイクロコンピュータは、前記所定の制御に関連する負荷以外の、燃焼動作に関連しない第1の負荷群を制御し、前記第2のマイクロコンピュータは、前記所定の制御に関連する負荷以外の、燃焼動作に関連する第2の負荷群を制御するよう構成され得る。
この構成によれば、各負荷群を、効率的に制御できる。
この構成において、前記第2の負荷群に対する電源の供給を遮断する第2の遮断部を備え、燃焼動作が停止状態にあることに基づいて、前記第2の遮断部により前記第2の負荷群に対する電源供給を遮断するよう構成され得る。
この構成によれば、燃焼動作が停止状態にある場合に、さらに、第2の負荷群に対する電源の供給が遮断されるため、第2の負荷群による電力消費をさらに削減できる。よって、燃焼装置の消費電力をより一層抑制することができる。また、第2の負荷群は、燃焼動作に関連するものであるため、燃焼動作が停止状態にある場合に電源が遮断されても、装置の動作には影響がない。よって、この構成によれば、より一層消費電力を抑制しながら、効率的に、装置の制御を行うことができる。
本態様に係る燃焼装置において、前記第1のマイクロコンピュータおよび前記第2のマイクロコンピュータは、前記休止状態において、前記第1のマイクロコンピュータおよび前記第2のマイクロコンピュータが備えた消費電力が低減する動作状態に設定され得る。
この構成によれば、第1のマイクロコンピュータおよび第2のマイクロコンピュータを休止状態に設定するための特別な回路が不要であるため、回路の簡素化と回路規模の抑制を図ることができる。
本態様に係る燃焼装置において、前記第1のマイクロコンピュータおよび前記第2のマイクロコンピュータは、操作部に対する入力が行われたことに基づいて、前記休止状態から通常の動作状態に復帰するよう構成され得る。
この構成によれば、ユーザからの操作部へのアクションにより各マイクロコンピュータが通常動作に復帰するため、燃焼装置をその後の燃焼動作へと円滑かつ適切に移行させることができる。
本態様に係る燃焼装置は、たとえば、給湯装置である。この場合、給湯装置は、給湯の水量を検出する水量センサを備え、前記第1のマイクロコンピュータおよび前記第2のマイクロコンピュータは、運転状態において前記水量センサから検出信号が出力されたことに基づいて、前記休止状態から通常の動作状態に復帰するよう構成され得る。
この構成によれば、ユーザからの給湯操作に応じて各マイクロコンピュータが休止状態から通常動作に復帰するため、給湯装置をその後の燃焼動作へと円滑かつ適切に移行させることができる。
以上のとおり、本発明によれば、消費電力を抑制しながら、効率的に、複数のマイクロコンピュータにより制御を相互に監視することが可能な燃焼装置を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下に示す実施形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
図1は、実施形態1に係る給湯装置の構成を概略的に示す図である。 図2は、実施形態1に係る給湯装置の回路ブロックを示す図である。 図3は、実施形態1に係る比例弁回路の構成を示す回路ブロック図である。 図4(a)は、実施形態1に係る第1のマイクロコンピュータおよび第2のマイクロコンピュータによる相互監視の処理を示すフローチャートである。図4(b)は、実施形態1に係る第1のマイクロコンピュータおよび第2のマイクロコンピュータを通常モードから省電モードに設定する処理を示すフローチャートである。図4(c)は、実施形態1に係る第1のマイクロコンピュータおよび第2のマイクロコンピュータを省電モードから通常モードに設定する処理を示すフローチャートである。 図5は、変更例1に係る給湯装置の回路ブロック図である。 図6(a)は、変更例1に係る第1のマイクロコンピュータおよび第2のマイクロコンピュータを休止状態に移行させる処理を示すフローチャートである。図6(b)は、変更例1に係る第1のマイクロコンピュータおよび第2のマイクロコンピュータを休止状態から通常の動作状態に移行させる処理を示すフローチャートである。 図7(a)、(b)は、他の変更例に係る第1のマイクロコンピュータおよび第2のマイクロコンピュータを休止状態に移行させる処理を示すフローチャートである。 図8は、実施形態2に係るガスファンヒータの構成を概略的に示す図である。 図9は、実施形態2に係るガスファンヒータの回路ブロック図である。 図10は、変更例2に係るガスファンヒータの回路ブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<実施形態1>
実施形態1は、風呂追い炊き機能付きの給湯装置に本発明を適用したものである。
図1は、給湯装置10の構成を概略的に示す図である。
給湯装置10は、給湯器11と、給湯器11に通信可能に接続されたリモートコントローラ12、13とを備える。リモートコントローラ12は、たとえば、キッチンやリビングルーム等に設置され、リモートコントローラ13は、浴室に設置される。リモートコントローラ12、13は、給湯温度の設定や風呂温度の設定等、種々の操作入力のために用いられる。
リモートコントローラ12、13には、それぞれ、各種情報を表示するための表示部12a、13aと、各種操作ボタンを含む操作部12b、13bが設けられている。また、操作部12b、13bには、運転開始指示を入力するための運転スイッチが配置されている。
給湯器11は、各部を収容するための外装ケース101を備える。外装ケース101の内部に缶体110が配置され、缶体110内に、第1の燃焼器111と、第1の熱交換器112と、第2の燃焼器121と、第2の熱交換器122が収容されている。第1の燃焼器111と第1の熱交換器112は、給湯用の燃焼系を構成し、第2の燃焼器121と第2の熱交換器122は、風呂追い炊き用の燃焼系を構成する。
第1の燃焼器111には、配管113によって燃焼ガスが供給される。配管113には、配管113を開閉するための電磁弁114と、燃焼ガスの供給量を調節するための比例弁115が設けられている。電磁弁114および比例弁115は、回路部140によって制御される。
第1の熱交換器112には、水の流路を構成する配管116が通されている。配管116の入口に水が供給され、配管116の出口から湯が放出される。配管116の出口には、水栓21、22が設置されている。水栓21は、キッチンに設置され、水栓22は、浴室に設置されている。配管116を流れる水が第1の熱交換器112の流路を通る間に、第1の燃焼器111で生じた熱が第1の熱交換器112を介して水に伝達される。これにより、水が温められる。
さらに、配管116の入口側と出口側が配管117によってバイパスされている。この配管117にバイパス弁118が設けられている。配管116の出口へと向かう湯に配管117から水が混入される。これにより、配管116の出口から放出される湯の温度が調節される。バイパス弁118は、水の混入量を調節するためのものである。バイパス弁118は、ステッピングモータによって駆動される。バイパス弁118は、回路部140によって制御される。
第2の燃焼器121には、配管123によって燃焼ガスが供給される。配管123には、配管123を開閉するための電磁弁124と、燃焼ガスの供給量を調節するための比例弁125が設けられている。電磁弁124および比例弁125は、回路部140によって制御される。
第2の熱交換器122には、水の流路を構成する配管126が通されている。配管126の2つの端部126a、126bは、浴槽23の循環アダプタ23aに接続されている。また、配管126には、配管126に沿って湯を循環させるためのポンプ127が設けられている。ポンプ127は、回路部140によって制御される。追い炊き時には、2つの端部126a、126bのうち、下側の端部126aから浴槽23内の水が吸引され、上側の端部126bから浴槽23内に水が排出される。
配管126を流れる水が第2の熱交換器122の流路を通る間に、第2の燃焼器121で生じた熱が第2の熱交換器122を介して水に伝達される。これにより、水が暖められる。暖められた水は、端部126bから浴槽23に戻される。こうして、浴槽23内の水が熱交換器122を循環することにより、浴槽23内の水に対する追い炊きが行われる。
また、配管116の出口側と配管126の出口側が配管130によってバイパスされている。この配管130に開閉弁131が設けられている。開閉弁131は、回路部140によって制御される。開閉弁131は、配管116から浴槽23に湯を供給する場合に開かれ、その他の場合に閉じられる。開閉弁131が開かれることにより、配管116を流れる湯が、配管130を通って、配管126の出口側に導かれる。これにより、第1の熱交換器112で暖められた湯が浴槽23に供給される。こうして、浴槽23に湯が溜められる。
缶体110の給気口110aにファン119が連結されている。缶体110の排気口110bは、外装ケース101の側面に形成された孔を介して外部に開放されている。ファン119は、たとえば、単相ファンである。ファン119がシロッコファンであってもよい。ファン119は、モータ119aが駆動されることにより、第1の燃焼器111と第2の燃焼器121に燃焼用の空気を供給する。モータ119aは、たとえば、ブラシレスDCモータである。ファン119は、所定の空燃比で第1の燃焼器111と第2の燃焼器121に空気が供給されるよう、所定の回転数に制御される。ファン119は、回路部140によって制御される。
給湯器11は、さらに、給湯器11の各構成部を制御するための回路部140を備えている。回路部140は、外装ケース101に収容された回路基板に実装されている。回路部140は、リモートコントローラ12、13と通信可能に接続されている。また、回路部140は、通信線を介してリモートコントローラ12、13に電源を供給する。
図2は、給湯装置10の回路ブロックを示す図である。
給湯装置10は、回路部140の構成として、第1のマイクロコンピュータ(以下、「第1のマイコン」という)201と、第2のマイクロコンピュータ(以下、「第2のマイコン」という)202と、比例弁回路203と、電磁弁回路204と、出湯温度センサ205と、水量センサ206と、水位センサ207とを備えている。
本実施形態では、第1のマイコン201が、給湯装置10の主たる制御を行う。第2のマイコン202は、燃焼動作に関する所定の制御を第1のマイコン201と相互に監視する。第1のマイコン201と第2のマイコン202は、通信可能に接続されている。
比例弁回路203は、第1のマイコン201からの制御に応じて、図1に示した比例弁115、125を駆動する。電磁弁回路204は、第1のマイコン201からの制御に応じて、図1に示した電磁弁114、124を駆動する。出湯温度センサ205は、図1に示した配管116から供給される湯の温度を検出する。
水量センサ206は、水栓21、22の開放により配管116を流れる水の流量を検出する。具体的には、水量センサ206は、水栓21、22の何れかが開かれて、燃焼動作に必要な最低の流量以上で水が配管116を流れた場合に、流量に応じた検出信号(検出パルス)を出力する。水量センサ206は、検出信号を第1のマイコン201に出力する。この検出信号は、第1のマイコン201を省電モードから通常モードに復帰させるための割込ポートにも入力される。水位センサ207は、浴槽23に溜められた水の水位を検出する。
図2では、比例弁回路203と、電磁弁回路204と、出湯温度センサ205と、水量センサ206と、水位センサ207以外の負荷が、第1の負荷群208および第2の負荷群209として示されている。第1の負荷群208は、燃焼動作に関連しない負荷群であり、第2の負荷群209は、燃焼動作に関連する負荷群である。給湯温度、風呂温度の設定などの各種操作や表示を行うリモートコントローラ12、13およびその通信回路や、給湯器周辺の雰囲気温度を検出する雰囲気温度センサおよびその検出回路等は、第1の負荷群208に含まれる。また、モータ119およびその駆動回路や、炎センサ(フレームロッド)およびその検出回路等は、第2の負荷群209に含まれる。
本実施形態において、第2のマイコン202は、比例弁回路203および電磁弁回路204に対する制御を第1のマイコン201と相互に監視する。また、第2のマイコン202は、出湯温度センサ205の検出値が正しく第1のマイコン201に提供されているか否かを第1のマイコン201と相互に監視する。
図3は、比例弁回路203の構成を示す回路ブロック図である。なお、図3には、図1に示した比例弁115、125の何れか一方を駆動するための構成が示されている。比例弁115、125の他方を駆動するための構成も、図3と同様である。ここでは、図3に示した構成により比例弁115が駆動されることとして説明を行う。
比例弁回路203は、スイッチング回路203aと、弁駆動回路203bとを備えている。スイッチング回路203aは、第1のマイコン201と第2のマイコン202の両方から電圧信号が入力されている場合に、電源電圧Vccを弁駆動回路203bに供給する。すなわち、スイッチング回路203aは、第1のマイコン201と第2のマイコン202の両方から電圧信号が入力されている場合のみオンとなり、第1のマイコン201と第2のマイコン202の少なくとも一方から電圧信号が入力されていない場合はオフとなる。したがって、燃焼動作時には、第1のマイコン201と第2のマイコン202の両方から、スイッチング回路203aに電圧信号が印加される。
弁駆動回路203bは、スイッチング回路203aを介して電源電圧Vccが供給されている場合に、第1のマイコン201からの制御信号に応じて、比例弁115を駆動する。燃焼動作時には、第1のマイコン201から弁駆動回路203bに、比例弁115の開栓量を規定する制御信号が入力される。弁駆動回路203bは、第1のマイコン201からの制御信号に応じた開栓量となるように、比例弁115に付与する駆動電流を調節する。さらに、弁駆動回路203bは、比例弁115に付与する駆動電流に基づく値、すなわち比例弁115の開栓量を反映するパラメータ値をデジタル信号に変換して第1のマイコン201と第2のマイコン202に出力する。
図2に示した電磁弁回路204も、図3と同様の構成である。電磁弁回路204もまた、電磁弁114、124ごとに、図3と同様の回路を備えている。ただし、電磁弁回路204においては、第1のマイコン201からの制御信号に応じて弁駆動回路が電磁弁114、124を開栓するのみであり、電磁弁114、124の開栓量を弁駆動回路が制御することはない。したがって、電磁弁回路204は、電磁弁114、124を開栓するための駆動電流に基づく値、すなわち、電磁弁114、124の開栓の有無を反映するパラメータ値を、デジタル信号に変換して、弁駆動回路から第1のマイコン201と第2のマイコン202に出力する。
第1のマイコン201および第2のマイコン202は、上記のように、比例弁回路203および電磁弁回路204から、それぞれ、比例弁115、125の開栓量を反映する信号と、電磁弁114、124の開栓状態を反映する信号を受信する他、さらに、出湯温度センサ205により検出された温度を反映する信号を逐次受信する。そして、第1のマイコン201および第2のマイコン202は、受信した信号を相互に監視し、第1のマイコン201により燃焼動作が適正になされ得る状態にあるか否かを判定する。
なお、以下では、上記比例弁115、125の開栓量を反映する信号、電磁弁114、124の開栓状態を反映する信号、および出湯温度センサ205により検出された温度を反映する信号を総括して、「状態情報」と称する。
図4(a)は、第1のマイコン201および第2のマイコン202による相互監視の処理を示すフローチャートである。ここでは、便宜上、第1のマイコン201において図4(a)の処理が行われる場合について説明する。
第1のマイコン201は、比例弁回路203、電磁弁回路204および出湯温度センサ205の何れかから状態情報が入力されると(S101)、入力された状態情報を通信により第2のマイコン202に送信し(S102)、さらに、第2のマイコン202から同種の状態情報が送信されてくるのを待つ(S103)。所定時間内に第2のマイコン202から同種の状態情報を受信できなかった場合(S103:NO)、第1のマイコン201は、第2のマイコン202側の負荷動作に不具合が生じたとして、燃焼動作の停止処理を実行する(S105)。
所定時間内に第2のマイコン202から同種の状態情報を受信できた場合(S103:YES)、第1のマイコン201は、さらに、第2のマイコン202から受信した状態情報が、ステップS101で入力された状態情報と、所定の許容範囲で一致するか否かを判定する(S104)。ステップS104の判定がNOの場合、第1のマイコン201は、第1のマイコン201側または第2のマイコン202側の負荷動作に不具合が生じたとして、燃焼動作の停止処理を実行する(S105)。
ステップS105の停止処理において、第1のマイコン201は、図2に示した比例弁回路203、電磁弁回路204、出湯温度センサ205、水量センサ206および水位センサ207の動作を停止させ、さらに、燃焼動作に関連する第2の負荷群209の動作を停止させる。このとき同時に、第1のマイコン201は、リモートコントローラ12、13の表示部12a、13aに所定のエラー情報を表示させる。
ステップS104の判定がYESの場合、第1のマイコン201は、第1のマイコン201および第2のマイコン202の何れにおいても負荷動作に不具合が生じていないとして、燃焼動作を実行させる。
第2のマイコン202においても、上記と同様の処理が実行される。ただし、第2のマイコン202の処理では、ステップS105において、第2のマイコン202から第1のマイコン201に、燃焼動作の停止を指示する情報が送信される。第1のマイコン201は、この情報に基づき、上述の停止処理を実行する。なお、この場合、第2のマイコン202が、自ら、燃焼動作の停止処理を実行してもよい。
こうして、第1のマイコン201および第2のマイコン202で燃焼動作時の制御を相互に監視することにより、燃焼動作の異常をより確実に防止できる。たとえば、電磁弁114、124および比例弁115、125に対する制御を第1のマイコン201および第2のマイコン202で相互に監視することにより、ガス漏れや異常燃焼等のリスクをより確実に防止できる。また、出湯温度センサ205の検出値を第1のマイコン201および第2のマイコン202で相互に監視することにより、異常に過熱された高温の湯が、水栓21、22から排出されるリスクを、より確実に防止できる。
ところで、本実施形態では、このように、第2のマイコン202による相互監視によって、燃焼動作の異常をより確実に防止することができるが、その一方で、別途、第2のマイコン202による電力消費が生じるため、その分、給湯装置10の消費電力が増加してしまう。
そこで、本実施形態では、第1のマイコン201および第2のマイコン202による電力消費を抑制しながら、効率的に、第1のマイコン201および第2のマイコン202による相互監視を行うための制御がなされる。
具体的には、燃焼動作が停止状態にあることを示す所定の条件(省電移行条件)が充足された場合に、第1のマイコン201および第2のマイコン202がともに省電モードに設定される。これにより、第1のマイコン201および第2のマイコン202による電力消費が抑制される。
また、第1のマイコン201および第2のマイコン202が省電モードに設定された状態において、燃焼動作が開始され得ることを示す所定の条件(通常移行条件)が充足されると、図1に示した割込ポートに信号が入力されて、第1のマイコン201および第2のマイコン202が省電モードから通常の動作モード(通常モード)に復帰する。
図4(b)は、第1のマイコン201および第2のマイコン202を通常モードから省電モードに設定する処理を示すフローチャートである。図4(b)の処理は、第1のマイコン201が実行する。
通常モードにおいて(S201)、省電移行条件が充足されると(S202:YES)、第1のマイコン201は、通信により、第2のマイコン202に対し、省電モードへの移行指示を送信する(S203)。これにより、第2のマイコン202は、自身が備えた機能により、省電モードへと移行する。その後、第1のマイコン201は、自身が備えた機能により、省電モードへと移行する(S204)。こうして、第1のマイコン201と第2のマイコン202の両方が、省電モードに設定される。
ここで、運転時の省電移行条件としては、たとえば、以下の条件が挙げられる。
(a) 給湯が終了した後所定時間(たとえば10分)が経過したこと
(b) 風呂機能(追い炊き、保温、等)が終了した後所定時間(たとえば1時間)が経過したこと
(c) 水量センサ206が検出信号を出力していないこと(配管116を最低流量以上の水が流れていないこと)
(d) ファン119が動作状態にないこと
(e) ポンプ127が動作状態にないこと
(f) バイパス弁118が、非燃焼動作時の所定の位置に設定されていること
第1のマイコン201は、給湯装置10が運転状態にある場合に、これらの条件が全て充足されると、燃焼動作が停止状態にあるとして、ステップ202の判定をYESとする。
この他、リモートコントローラ12、13の操作部12b、13bに配置された運転スイッチがオンからオフに切り替えられたこと(運転オフ状態)も、省電移行条件とされる。第1のマイコン201は、リモートコントローラ12、13の運転スイッチがオンからオフに切り替えられた場合も、燃焼動作が停止状態にあるとして、ステップ202の判定をYESとする。
なお、省電モードとは、第1のマイコン201および第2のマイコン202における消費電力が通常動作時に比べて低減する動作モードのことである。省電モードとして、たとえば、CPU(Central Processing Unit)の動作クロックを停止させるモードや、第1のマイコン201および第2のマイコン202のシステム全体を停止させるモード等がある。ステップS203、S204において、第1のマイコン201および第2のマイコン202は、これらのモードの何れかに設定される。
なお、図4(b)のフローチャートでは、第1のマイコン201がステップS202の判定を行って、第2のマイコン202を省電モードに設定したが、第2のマイコン202自身がステップS202の判定を行って自ら省電モードに移行するようにしてもよい。
図4(c)は、第1のマイコン201および第2のマイコン202を省電モードから通常モードに設定する処理を示すフローチャートである。図4(c)の処理は、第1のマイコン201が実行する。
省電モードにおいて(S301)、第1のマイコン201は、図2に示した自身の割込ポートの何れかに割込信号が入力された場合に(S302:YES)、自身の機能により省電モードから通常モードに復帰する(S303)。
たとえば、運転状態(運転スイッチがオンの状態)のまま上記(a)〜(f)の条件が充足されて省電モードへと移行した場合は、水量センサ206から所定の水量を検出したことを示す検出信号(割込信号)が割込ポートに入力されたことに応じて、第1のマイコン201が、自身の機能により省電モードから通常モードに復帰する。また、運転スイッチがオフに切り替えられたことにより省電モードへと移行した場合は、リモートコントローラ12、13の何れかから運転スイッチをオンに切り替えたことを示す信号(割込信号)が割込ポートに入力されたことに応じて、第1のマイコン201が、自身の機能により省電モードから通常モードに復帰する。
なお、第1のマイコン201を省電モードから通常モードに復帰させる条件(通常移行条件)は、上記に限られるものではなく、燃焼動作が開始され得る他の条件がさらに含まれてもよい。たとえば、運転状態(運転スイッチがオンの状態)のまま上記(a)〜(f)の条件が充足されて省電モードへと移行した場合に、リモートコントローラ12、13の何れかから、湯温の調節操作に基づく信号等、操作に基づく何らかの信号(割込信号)が割込みポートに入力されたことにより、第1のマイコン201を省電モードから通常モードに復帰させてもよい。
<実施形態1の効果>
本実施形態によれば、以下の効果が奏され得る。
燃焼動作が停止状態にあること、すなわち、上述の省電移行条件が充足されたことに基づいて、第1のマイコン201および第2のマイコン202がともに省電モード(休止状態)に設定されるため、第1のマイコン201および第2のマイコン202による電力消費を低減できる。よって、給湯装置10の消費電力を抑制することができる。また、燃焼動作が停止状態にある場合に、第1のマイコン201と第2のマイコン202が省電モード(休止状態)に設定されても、燃焼制御の相互監視には影響がない。よって、本態様に係る給湯装置10によれば、消費電力を抑制しながら、効率的に、2つのマイコン201、202により燃焼動作時の制御を相互に監視することができる。
また、第1のマイコン201および第2のマイコン202は、それぞれ、自身が備えた機能により、消費電力が低減する動作状態(省電モード)へと移行する。これにより、第1のマイコン201および第2のマイコン202を省電モード(休止状態)に設定するための特別な回路が不要であるため、回路の簡素化と回路規模の抑制を図ることができる。
また、第1のマイコン201および第2のマイコン202は、リモートコントローラ12、13の運転スイッチがオンに切り替えられたことを示す信号(割込信号)に基づいて、省電モード(休止状態)から通常モード(通常の動作状態)に復帰するよう構成されている。このように、ユーザからのリモートコントローラ12、13へのアクションによって各マイコンを通常モードへと復帰させることにより、給湯装置10をその後の燃焼動作へと円滑かつ適切に移行させることができる。
また、第1のマイコン201および第2のマイコン202は、運転状態において水量センサ206から検出信号(割込信号)が出力されたことに基づいて、省電モード(休止状態)から通常モード(通常の動作状態)に復帰する。これにより、ユーザからの給湯操作に応じて各マイコンが省電モード(休止状態)から通常モードに復帰するため、給湯装置10をその後の燃焼動作へと円滑かつ適切に移行させることができる。
<変更例1>
上記実施形態1では、燃焼動作に関連する第2の負荷群209が第1のマイコン201によって制御されたが、第2の負荷群209が第2のマイコン202によって制御されてもよい。また、上記実施形態1では、第2のマイコン202自身が備えた消費電力を抑制するモードによって省電モードが設定されたが、省電モードにおいて、第2のマイコン202に対する電源の供給が遮断される構成であってもよい。
図5は、これらの構成を実現するための回路部140の構成を示す図である。
図5の構成例では、第2の負荷群209が第2のマイコン202によって制御される。また、電源Vccから第2のマイコン202に繋がる電源供給ラインにスイッチ211が介挿され、電源Vccから第2の負荷群209に繋がる電源供給ラインにスイッチ212が介挿されている。スイッチ211、212は、たとえば、トランジスタによって構成され得る。これらスイッチ211、212は、第1のマイコン201によって制御される。
図6(a)は、図5に示した構成において、第1のマイコン201および第2のマイコン202を休止状態に移行させる処理を示すフローチャートである。
図6(a)のフローチャートは、図4(b)のフローチャートのステップS203が、ステップS211、S212に置き換えられている。ステップS211、S212以外のステップは、図4(b)のフローチャートと同様である。
省電移行条件が充足された場合(S202:YES)、第1のマイコン201は、スイッチ211を開放して第2のマイコン202に対する電源を遮断し(S211)、さらにスイッチ212を開放して第2の負荷群209に対する電源を遮断する(S212)。その後、第1のマイコン201は、自身の機能により、省電モードへと移行する(S204)。
図6(b)は、図5に示した構成において、第1のマイコン201および第2のマイコン202を休止状態から通常の動作状態に移行させる処理を示すフローチャートである。
図6(b)のフローチャートは、図4(c)のフローチャートのステップS304が、ステップS311、S312に置き換えられている。ステップS311、S312以外のステップは、図4(c)のフローチャートと同様である。
第1のマイコン201は、割込ポートに割込信号が入力されることにより(S302:YES)、通常モードに復帰すると(S303)、スイッチ211を閉じて第2のマイコン202に電源を供給し(S311)、さらにスイッチ212を閉じて第2の負荷群209に電源を供給する(S312)。第2のマイコン202は、電源の供給により起動して、通常モードに復帰する。また、第2の負荷群209は、電源の供給により動作可能な状態に復帰する。
変更例1の構成によれば、燃焼動作が停止状態にある場合に、第2のマイコン202に対する電源が遮断されるため、第2のマイコン202による電力消費を削減でき、給湯装置10の消費電力をより効果的に抑制することができる。また、燃焼動作が再開され得る状態へと移行すると、第1のマイコン201が、通常モードに復帰した後、スイッチ211(遮断部)を制御して第2のマイコン202を通常モードに復帰させるため、燃焼動作における相互監視を適切に行うことができる。
また、燃焼動作が停止状態にあることに基づいて、さらに、第2の負荷群209に対する電源供給が遮断されるため、第2の負荷群209による電力消費をさらに削減できる。よって、給湯装置10の消費電力をより一層抑制することができる。また、第2の負荷群209は、燃焼動作に関連するものであるため、燃焼動作が停止状態にある場合に電源が遮断されても、給湯装置10の動作には影響がない。よって、この構成によれば、より一層消費電力を抑制しながら、効率的に、給湯装置10の制御を行うことができる。
なお、図5の構成例では、休止状態において、第2の負荷群209に対する電源供給とともに第2のマイコン202に対する電源の供給が遮断されたが、休止状態において、第2の負荷群209に対する電源供給のみが遮断される構成であってもよい。この場合、第2のマイコン202は、上記実施形態と同様、休止状態において、省電モードに設定される。
また、休止状態において、第2の負荷群209に対する電源供給は遮断されずに、第2のマイコン202に対する電源供給が遮断される構成であってもよい。さらに、スイッチ211、212の制御を第2のマイコン202が行う構成であってもよい。
<その他の変更例>
上記実施形態1では、運転スイッチがオフ状態にあること、または上記条件(a)〜(f)が充足されたことにより、第1のマイコン201および第2のマイコン202の両方が省電モード(休止状態)に設定されたが、運転スイッチがオフ状態にある場合は、第1のマイコン201および第2のマイコン202の両方が省電モード(休止状態)に設定され、上記条件(a)〜(f)が充足された場合は、第2のマイコン202のみが省電モード(休止状態)に設定され、第1のマイコン201は、通常モードに維持されてもよい。すなわち、第1のマイコン201および第2のマイコン202の両方を省電モード(休止状態)に設定するための第1の省電移行条件と、第2のマイコン202のみを省電モード(休止状態)に設定するための第2の省電移行条件が準備されてもよい。
この場合、図4(b)のフローチャートは、図7(a)、(b)のように変更される。図7(a)のフローチャートでは、図4(b)のフローチャートのステップS202がステップS221に置き換えられている。図7(b)のフローチャートでは、図4(b)のフローチャートのステップS202がステップS222に置き換えられ、図4(b)のフローチャートのステップS204が省略されている。図7(a)、(b)のフローチャートは、並行して実行される。第1の省電以降条件が充足されると(S221:YES)、第1のマイコン201と第2のマイコン202の両方が省電モードに設定され(S203、S204)、第2の省電以降条件が充足されると(S222:YES)、第2のマイコン202のみが省電モードに設定され(S203)。
この変更例によれば、燃焼動作が確実に停止される状態にある運転スイッチオフ状態において、第1のマイコン201と第2のマイコン202の両方が省電モード(休止状態)に設定され、運転スイッチオン状態かつ燃焼動作が停止状態(燃焼動作の待機状態)においては、第2のマイコン202のみが省電モード(休止状態)に設定される。このため、運転スイッチオン状態かつ燃焼動作の停止状態において、第1のマイコン201により燃焼動作以外の制御を行うことができる。
なお、第1の省電移行条件は、運転スイッチがオフ状態にあることに限られるものではなく、燃焼動作が確実に停止されている状態を示す他の条件が含まれてもよい。
この変更例において、通常モードへの復帰処理は、以下のように行われる。すなわち、第1のマイコン201は、運転スイッチがオン状態で且つ水量センサ206から検出信号(割込信号)が入力された場合に、第2のマイコン201を通常モードに復帰させ、リモートコントローラ12、13から運転スイッチをオンに切り替える操作信号(割込信号)が入力された場合は、自身を通常モードに復帰させた後、第2のマイコン202を通常モードに復帰させる。
図7(a)、(b)の処理が、上記変更例1の構成に適用されてもよい。この場合、図7(a)、(b)のステップS203が図6(a)のステップS211、S212に置き換えられる。
この場合、通常モードへの復帰処理は、以下のように行われる。すなわち、第1のマイコン201は、運転スイッチがオン状態で且つ水量センサ206から検出信号(割込信号)が入力された場合に、スイッチ211をオン状態に設定して第2のマイコン201に電源を供給し、さらに、スイッチ212をオン状態に設定して第2の負荷群209に電源を供給する。また、第1のマイコン201は、リモートコントローラ12、13から運転スイッチをオンに切り替える操作信号(割込信号)が入力された場合は、自身を通常モードに復帰させた後、スイッチ211、212をオン状態に切り替えて、第2のマイコン202および第2の負荷群209に電源を供給する。
また、上記実施形態1および変更例1では、風呂追い炊き機能付きの給湯装置10が例示されたが、本発明は、風呂追い炊き機能とともに床暖房機能を備えた給湯装置にも適用され得る。この場合、省電移行条件には、さらに、床暖房機能が実施されていないことを規定する条件が含められ、また、通常移行条件には、床暖房用のリモートコントローラからの操作信号(割込信号)が生じたことが含められる。この他、本発明は、給湯機能のみを備えた給湯装置にも適用され得る。
また、上記実施形態1では、水量センサ206からの検出信号が割込信号として第1のマイコン201のみに入力されたが、水量センサ206からの検出信号が、さらに、第2のマイコン202にも割込信号として入力されてもよい。この場合、第2のマイコン202は、水量センサ206からの検出信号(割込信号)が自身の割込ポートに入力されたことに応じて、自身の機能により、省電モードから通常モードに復帰する。この場合、図4(c)のステップS304は省略される。
また、上記実施形態1では、第1の燃焼器111と第2の燃焼器121に対して1つのファン119が割り当てられたが、第1の燃焼器111と第2の燃焼器121に対して個別にファンが割り当てられてもよい。また、リモートコントローラや水栓の数も上記実施形態1に示された数に限られるものではない。リモートコントローラの数が上記実施形態1と異なる場合も、各リモートコントローラからの割込信号によって、第1のマイコン201が休止状態から通常の動作状態に復帰するように構成される。
<実施形態2>
本実施形態は、ガスファンヒータに本発明を適用したものである。
図8は、ガスファンヒータ30の構成を概略的に示す図である。
ガスファンヒータ30は、外装ケース301と、天板302と、底板303とを備える。外装ケース301、天板302および底板303によって、ガスファンヒータ30の外郭が構成される。外装ケース301の前面下部に、温風を送り出すための吹出口301aが設けられている。また、外装ケース301の背面に空気を取り入れるための吸入口301bが設けられている。この吸入口301bを覆うようにして、塵埃等を除去するためのフィルタ304が設けられている。
外装ケース301の内部には、燃焼室305と、送風ファン306と、ファンモータ307が設けられている。燃焼室305の内部に、ガスバーナ308と、点火部309とが設けられている。点火部309は、点火プラグと、点火プラグにスパーク電圧を印加するためのイグナイタとを備えている。
外装ケース301の背面下部に、ガスを導入するための接続口310が設けられている。接続口310から導入されたガスは、配管311によって、ガスバーナ308へと導かれる。接続口310と配管311との間に、ガスを供給および遮断するための電磁弁312と、ガスの供給量を調節するための比例弁313とが設けられている。これら電磁弁312と比例弁313は、後述のように、2つのマイコンによって制御される。
接続口310から導入されたガスは、送風ファン306によって取り込まれた空気と混合されてガスバーナ308に送られる。ガスバーナ308に送られた混合ガスが、点火部309からのスパークによって着火される。これにより、燃焼室305内に燃焼熱が生じる。燃焼室305の上面および前面には、蓋板314が設けられている。ガスバーナ308で生じた燃焼熱は、送風ファン306による送風により、燃焼室305内を対流する。燃焼室305を対流する温風は、ファンケース315により吹出口301aに導かれ、外部に吹き出される。
外装ケース301の背面下部から、端部に電源プラグ316を有する電源ケーブルが引き出されている。電源プラグ316をコンセントに接続することにより、ガスファンヒータ30の各部に電源が供給される。天板302に、操作表示部317が設けられている。操作表示部317は、運転スイッチや温度調節スイッチ等の各種スイッチと、設定温度等を表示するための表示部とを備えている。
さらに、外装ケース301の内部には、室温を検出するための温度センサ(以下、「室温センサ」という)318と、燃焼室305が異常な温度になったことを検出するための温度センサ(以下、「過熱防止センサ」という)319が設けられている。室温センサ318は、吸入口301bから取り込まれる空気の温度により室温を検出する。過熱防止センサ319は、燃焼室305の天面に設置されている。室温センサ318および過熱防止センサ319は、たとえば、サーミスタにより構成される。この他、ガスバーナ308の近傍に、ガスバーナ308の燃焼炎を検知するための炎センサ320が設けられている。炎センサ320は、熱電対等からなっている。
外装ケース301の内部には、電磁弁312や比例弁313等の電気部品を駆動および制御するための回路部330が配置されている。回路部330は、外装ケース301に設置された回路基板に実装されている。
図2は、ガスファンヒータ30の回路ブロックを示す図である。
ガスファンヒータ30は、回路部330の構成として、第1のマイコン401と、第2のマイコン402と、比例弁回路403と、電磁弁回路404と、操作検出回路405と、を備えている。本実施形態では、第1のマイコン401が、ガスファンヒータ30の主たる制御を行う。第2のマイコン402は、燃焼動作に関する所定の制御を第1のマイコン401と相互に監視する。第1のマイコン401と第2のマイコン402は、通信可能に接続されている。
比例弁回路403は、第1のマイコン401からの制御に応じて、図8に示した比例弁313を駆動する。電磁弁回路404は、第1のマイコン401からの制御に応じて、図8に示した電磁弁312を駆動する。操作検出回路405は、図1に示した操作表示部317(操作キー)に対する操作を検出し、検出結果を第1のマイコン401に出力する。操作検出回路405は、さらに、操作表示部317に配された運転スイッチの操作信号を割込信号として、第1のマイコン401の割込ポートに入力する。
図9では、電磁弁312、比例弁313、過熱防止センサ319、操作表示部317(操作スイッチ)および室温センサ318以外の負荷が、第1の負荷群406および第2の負荷群407として示されている。第1の負荷群406は、燃焼動作に関連しない負荷群であり、第2の負荷群407は、燃焼動作に関連する負荷群である。操作表示部317の表示部や、ガスファンヒータ30の転倒を検出して電源供給を遮断する転倒遮断回路等は、第1の負荷群406に含まれる。また、送風ファン306およびその駆動回路や、炎センサ320(熱電対)およびその検出回路、燃焼異常時に警報音を出力するブザー回路等は、第2の負荷群407に含まれる。
本実施形態において、第2のマイコン402は、比例弁回路403および電磁弁回路404に対する制御を第1のマイコン401と相互に監視する。また、第2のマイコン402は、過熱防止センサ319の検出値が正しく第1のマイコン401に提供されているか否かを第1のマイコン401と相互に監視する。
相互監視の方法は、上記実施形態1と同様である。すなわち、比例弁回路403および電磁弁回路404の構成は、上記実施形態1で示した図3の構成と同様である。第1のマイコン401と第2のマイコン402は、比例弁回路403および電磁弁回路404から入力される信号と、過熱防止センサ319から入力される信号を、上記実施形態1における状態情報として参照して、図4(a)と同様の処理を実行し、これら負荷に基づく燃焼動作時の制御を相互に監視する。
こうして、第1のマイコン401および第2のマイコン402により相互監視を行うことにより、燃焼動作の異常をより確実に防止できる。たとえば、電磁弁312および比例弁313に対する制御を第1のマイコン401および第2のマイコン402で相互に監視することにより、ガス漏れや異常燃焼等のリスクをより確実に防止できる。また、過熱防止センサ319の検出値を第1のマイコン401および第2のマイコン402で相互監視することにより、異常過熱に基づく一酸化炭素排出のリスクをより確実に防止できる。
また、本実施形態においても、図4(b)と同様の処理が実行されて、第1のマイコン401および第2のマイコン402が省電モードに設定され、ガスファンヒータ30の消費電力が抑制される。但し、本実施形態では、図4(b)のステップS202において判定される省電移行条件が、上記実施形態1と相違する。
たとえば、本実施形態では、運転スイッチがオフの状態で、且つ、全ての負荷が動作を停止していることが省電移行条件とされる。この場合、運転スイッチがオフ状態であっても、たとえば、タイマーが作動中である運転予約の状態では、省電移行条件が充足されない。また、ガスファンヒータ30が空気清浄機能を有する場合、暖房のための運転スイッチがオフ状態であっても、空気清浄機能が作動している状態にあれば、省電移行条件が充足されない。
但し、省電移行条件はこれに限られるものではなく、ガスファンヒータ30が燃焼動作を停止していることを反映する条件であれば、他の条件であってもよい。また、運転スイッチがオフの状態で、且つ、全ての負荷が動作を停止している状態が所定時間(たとえば10分)継続したことが省電移行条件とされてもよい。
図4(b)のフローチャートと同様、第1のマイコン401は、このように設定された省電移行条件が充足された場合に(S202:YES)、第2のマイコン402に対し省電モードへの移行指示を送信し(S203)、さらに、自身を省電モードに設定する(S204)。第2のマイコン402は、上記実施形態1と同様、省電モードへの移行指示に応じて、自身の機能により、省電モードへと移行する。
なお、省電モードとは、上記実施形態1と同様、第1のマイコン401および第2のマイコン402における消費電力が通常動作時に比べて低減する動作モードのことである。省電モードとして、たとえば、CPU(Central Processing Unit)の動作クロックを停止させるモードや、第1のマイコン401および第2のマイコン402のシステム全体を停止させるモード等がある。休止状態において、第1のマイコン201および第2のマイコン202は、これらのモードの何れかに設定される。
また、本実施形態においても、図4(c)と同様の処理により、第1のマイコン401と第2のマイコン402が、通常モードに復帰する。この場合、ステップS302の割込信号は、運転スイッチがオンに切り替えられたことを示す信号とされる。運転スイッチがオンに切り替えられたことを示す信号は、操作検出回路405から第1のマイコン401の割込ポートに入力される。
図4(c)のフローチャートと同様、第1のマイコン401は、この信号が割込ポートに入力されることにより(S302:YES)、通常モードに復帰し(S303)、さらに、通信により第2のマイコン402の割込ポートに割込信号を送信して、第2のマイコン402を通常モードに復帰させる(S304)。
本実施形態においても、上記実施形態1と同様、燃焼動作が停止している状態において、第1のマイコン401と第2のマイコン402がともに省電モードに設定されるため、ガスファンヒータ30の消費電力を効果的に抑制できる。また、運転スイッチがオン状態に切り替えられたことに応じて、第1のマイコン401と第2のマイコン402が通常モードに復帰するため、燃焼動作の相互監視を適切に行うことができる。
さらに、第1のマイコン401および第2のマイコン402は、自身が備えた機能により省電モードに移行するため、第1のマイコン401と第2のマイコン402を省電モードに設定するための特別な回路が不要である。このため、回路の簡素化と回路規模の抑制を図ることができる。
<変更例2>
上記実施形態2では、燃焼動作に関連する第2の負荷群407が第1のマイコン401によって制御されたが、第2の負荷群407が第2のマイコン402によって制御されてもよい。また、上記実施形態2では、第2のマイコン402自身が備えた消費電力を抑制するモードによって省電モードが設定されたが、省電モードにおいて、第2のマイコン402に対する電源の供給が遮断される構成であってもよい。
図10は、これらの構成を実現するための回路部330の構成を示す図である。
図10の構成例では、第2の負荷群407が第2のマイコン402によって制御される。また、電源Vccから第2のマイコン402に繋がる電源供給ラインにスイッチ411が介挿され、電源Vccから第2の負荷群407に繋がる電源供給ラインにスイッチ412が介挿されている。これらスイッチ411、412は、第1のマイコン401によって制御される。
この構成においても、図5の変更例1と同様、燃焼動作が停止状態にあるか否かによって、図6(a)、(b)と同様に処理により、スイッチ411、412が切り替えられる。この場合、ステップS202、S302の判定条件は、上記実施形態2で説明したように変更される。
変更例2の構成によれば、燃焼動作が停止状態にある場合に、第2のマイコン402に対する電源が遮断されるため、第2のマイコン402による電力消費を削減でき、ガスファンヒータ30の消費電力をより効果的に抑制することができる。また、休止状態からの復帰時には、第1のマイコン401がスイッチ411(遮断部)を制御して第2のマイコン402を復帰させるため、燃焼動作における相互監視を適切に行うことができる。
また、燃焼動作が停止状態にあることに基づいて、さらに、第2の負荷群407に対する電源供給が遮断されるため、第2の負荷群407による電力消費をさらに削減できる。よって、ガスファンヒータ30の消費電力をより一層抑制することができる。また、第2の負荷群407は、燃焼動作に関連するものであるため、燃焼動作が停止状態にある場合に電源が遮断されても、ガスファンヒータ30の動作には影響がない。よって、この構成によれば、より一層消費電力を抑制しながら、効率的に、ガスファンヒータ30の制御を行うことができる。
なお、図10の構成例では、休止状態において、第2の負荷群407に対する電源供給とともに、第2のマイコン402に対する電源の供給が遮断されたが、休止状態において、第2の負荷群407に対する電源供給のみが遮断される構成であってもよい。この場合、第2のマイコン402は、上記実施形態2と同様、休止状態において、省電モードに設定される。
また、休止状態において、第2の負荷群407に対する電源供給は遮断されずに、第2のマイコン402に対する電源供給が遮断される構成であってもよい。さらに、スイッチ411、412の制御を第2のマイコン402が行う構成であってもよい。
<その他の変更例>
上記実施形態2および変更例2では、ガスファンヒータ30が、第1のマイコン401と第2のマイコン402の2つのマイコンを備える構成であったが、ガスファンヒータ30に設置されるマイコンの数は2つに限られるものではない。また、燃焼制御を相互監視するマイコンの数も2つに限られるものではなく、3つ以上のマイコンで燃焼制御を相互監視する構成であってもよい。この点は、上記実施形態1および変更例1においても同様である。
また、複数のマイコンで相互監視する回路および電子部品は、必ずしも、比例弁回路403、電磁弁回路404および過熱防止センサ319に限られるものではなく、たとえば、送風ファン306や点火部309等、燃焼動作に関連する他の回路および電子部品を相互監視の対象に含めてもよい。上記実施形態1および変更例1においても、相互監視の対象とされる負荷は、変更可能である。
また、省電モードは、必ずしも、上記実施形態1、2で説明したモードに限られるものではなく、各マイコンにおける消費電力が低減する他のモードであってもよい。
また、上記実施形態1、2および各変更例では、本発明を給湯装置10およびガスファンヒータ30に適用した場合の構成が例示されたが、ガスコンロ等の他の燃焼装置に本発明が適用されてもよい。また、ガス式に限らず、オイル式等の他の方式の燃焼装置に本発明が適用されてもよい。給湯装置10およびガスファンヒータ30の構成も、図1および図8に示した構成に限られるものではなく、適宜変更され得る。
この他、本発明の実施形態は、特許請求の範囲に記載の範囲で適宜種々の変更可能である。
10 給湯装置
12b、13b 操作部
201 第1のマイクロコンピュータ
202 第2のマイクロコンピュータ
206 水量センサ
208 第1の負荷群
209 第2の負荷群
211 スイッチ(第1の遮断部)
212 スイッチ(第2の遮断部)
30 ガスファンヒータ
317 操作表示部(操作部)
401 第1のマイクロコンピュータ
402 第2のマイクロコンピュータ
406 第1の負荷群
407 第2の負荷群
411 スイッチ(第1の遮断部)
412 スイッチ(第2の遮断部)

Claims (7)

  1. 燃焼動作に関する所定の制御を行うとともに相互に監視しあう第1のマイクロコンピュータと第2のマイクロコンピュータを備え、
    燃焼動作が停止状態にあることに基づいて前記第1のマイクロコンピュータおよび前記第2のマイクロコンピュータがともに休止状態に設定される、
    ことを特徴とする燃焼装置。
  2. 請求項1に記載の燃焼装置において、
    前記第2のマイクロコンピュータに対する電源の供給を遮断する第1の遮断部を備え、
    前記第1のマイクロコンピュータは、前記休止状態への移行時に、前記第1の遮断部により、前記第2のマイクロコンピュータに対する電源の供給を遮断する、
    ことを特徴とする燃焼装置。
  3. 請求項1または2に記載の燃焼装置において、
    前記第1のマイクロコンピュータは、前記所定の制御に関連する負荷以外の、燃焼動作に関連しない第1の負荷群を制御し、
    前記第2のマイクロコンピュータは、前記所定の制御に関連する負荷以外の、燃焼動作に関連する第2の負荷群を制御する、
    ことを特徴とする燃焼装置。
  4. 請求項3に記載の燃焼装置において、
    前記第2の負荷群に対する電源の供給を遮断する第2の遮断部を備え、
    前記燃焼動作が停止状態にあることに基づいて、前記第2の遮断部により前記第2の負荷群に対する電源供給を遮断する、
    ことを特徴とする燃焼装置。
  5. 請求項1ないし4の何れか一項に記載の燃焼装置において、
    前記第1のマイクロコンピュータおよび前記第2のマイクロコンピュータは、前記休止状態において、前記第2のマイクロコンピュータが備えた消費電力が低減する動作状態に設定される、
    ことを特徴とする燃焼装置。
  6. 請求項1ないし5の何れか一項に記載の燃焼装置において、
    前記第1のマイクロコンピュータおよび前記第2のマイクロコンピュータは、操作部に対する入力が行われたことに基づいて、前記休止状態から通常の動作状態に復帰する、
    ことを特徴とする燃焼装置。
  7. 請求項1ないし6の何れか一項に記載の燃焼装置において、
    前記燃焼装置は、給湯装置であり、
    給湯の水量を検出する水量センサを備え、
    前記第1のマイクロコンピュータおよび前記第2のマイクロコンピュータは、運転状態において前記水量センサから検出信号が出力されたことに基づいて、前記休止状態から通常の動作状態に復帰する、
    ことを特徴とする給湯装置。
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