JP4146437B2 - 耐候型情報処理装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

耐候型情報処理装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、一般的な動作保証温度範囲を外れた特殊環境下で情報処理ユニットを動作させる耐候型情報処理装置、制御方法及びプログラムに関し、特に、設定温度範囲の下限を下回る低温状態から情報処理ユニットを起動させる耐候型情報処理装置、制御方法及びプログラムに関する。
従来、オフィス等の環境で使用されるコンピュータ等の情報処理装置にあっては、動作保証温度範囲として例えば0℃〜40℃といった範囲を保証している。しかし、このような一般的な動作保証温度範囲を外れた特殊環境で使用される情報処理装置にあっては、動作保証温度範囲の狭い通常の情報処理装置を安定的に動作させることができない。
このため特殊環境で使用する情報処理装置については、動作保証温度範囲の広い特殊部品を使用し、更に特殊環境に見合った専用設計等を行えば、特殊環境においても安定に動作する装置を提供できるが、開発期間が長くなり、開発コストも大きくなってしまう。
この問題を解消するため、一般的な動作保証温度範囲の情報処理装置を特殊環境で動作させるための技術として、情報処理装置を筐体内に収め、温度検出手段、冷却加熱機能を備えた熱交換手段により筐体内をあらかじめ設定された適温範囲に保持する技術が公知となっている。
特開平10−82542号公報
しかしながら、このような従来の情報処理装置を筐体に納めて適温範囲に温度制御する従来装置にあっては、汎用装置を特殊環境で使用することは可能となるものの、例えば零度以下の低温状態から動作保証温度に上昇させる場合、筐体内部の雰囲気温度を加熱して上昇させているため、情報処理装置そのものの温度が動作保証温度に上昇するまでの立上げ時間が長くなり、情報処理装置が起動するまでの時間が長すぎる問題がある。
勿論、立上げ時間を短縮するためには、発熱量の大きな熱交換器を使用すればよいが、装置の大型化、消費電力の増加、コストの増加を招き、必ずしも実用的とはいえない。
本発明は、加熱能力を大きくすることなく、動作可能温度に達するまでの立上げ時間を可能な限り短縮する耐候型情報処理装置、制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。本発明は耐候型情報処理装置を提供する。本発明の耐候型情報処理装置は、
筐体に収納された情報処理ユニットと、
情報処理ユニットを外部装置に接続するインタフェースを断接するインタフェーススイッチと、
情報処理ユニットを加熱する加熱ユニットと、
情報処理ユニットを冷却する冷却ユニットと、
情報処理ユニットの温度を検出する温度センサと、
電源投入時の温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限未満の場合、加熱ユニットを動作すると共にインタフェーススイッチによりインタフェースを切離した状態で情報処理ユニットの電源を投入して動作させ、その後、検出温度が下限以上となった場合、情報処理ユニットの電源を遮断し、インタフェーススイッチでインタフェースを接続した後に情報処理ユニットの電源を投入するアシストユニットと、
を備えたことを特徴とする。
アシストユニットは、温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限以上となるまでの間、情報処理ユニットを一定時間毎にリセットする。
アシストユニットは、電源投入時の温度センサによる検出温度が所定温度範囲の上限を超えていた場合に冷却ユニットを動作し、その後、検出温度が上限以下に低下した場合に情報処理ユニットの電源を投入する。
アシストユニットは、情報処理ユニットの電源を投入した後の運用中に、温度センサによる検出温度が所定温度範囲の上限を超えた場合に冷却ユニットを動作し、検出温度が上限以下に低下した場合に冷却ユニットを停止する。
アシストユニットは、情報処理ユニットの電源を投入した後の運用中に、温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限を下回った場合に加熱ユニットを動作し、検出温度が下限以上に上昇した場合に加熱ユニットを停止する。
本発明は、耐候型情報処理装置の制御方法を提供する。即ち本発明は、筐体に、情報処理ユニットと、情報処理ユニットを外部装置に接続するインタフェースを断接するインタフェーススイッチと、情報処理ユニットを加熱する加熱ユニットと、情報処理ユニットを冷却する冷却ユニットと、情報処理ユニットの温度を検出する温度センサとを収納した耐候型情報処理装置の制御方法に於いて、
電源投入時の温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限未満の場合、加熱ユニットを動作すると共にインタフェーススイッチによりインタフェースを切離した状態で情報処理ユニットの電源を投入して動作させる第1ステップと、
第1ステップ後に検出温度が下限以上となった場合、情報処理ユニットの電源を遮断し、インタフェーススイッチでインタフェースを接続した後に情報処理ユニットの電源を投入する第2ステップと、
を備えたことを特徴とする。
本発明は耐候型情報処理装置に設けたアシストユニットのコンピュータにより実行されるプログラムを提供する。
即ち、本発明のプログラムは、筐体に、制御対象として外部装置に接続するインタフェースを断接するインタフェーススイッチを備えた情報処理ユニット、情報処理ユニットを加熱する加熱ユニット、及び情報処理ユニットを冷却する冷却ユニットを接続すると共に、情報処理ユニットの温度を検出する温度センサを入力接続したアシストユニットのコンピュータに、
電源投入時の前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限未満の場合、加熱ユニットを動作すると共にインタフェーススイッチによりインタフェースを切離した状態で情報処理ユニットの電源を投入して動作させる第1ステップと、
第1ステップ後に前記検出温度が下限以上となった場合、情報処理ユニットの電源を遮断し、インタフェーススイッチでインタフェースを接続した後に情報処理ユニットの電源を投入する第2ステップと、
を実行させることを特徴とする。
なお、本発明による制御方法及びプログラムの詳細は、本発明の耐候型情報処理装置の場合と基本的に同じになる。
本発明によれば、筐体に収納している情報処理ユニットに電源を投入して動作した際のユニット自体の動作による発熱に着目し、低温状態からの立上げ時において、加熱ユニットによる加熱に加え、動作保証温度範囲外であっても情報処理ユニットを動作状態にしてユニット自体を発熱させ、加熱ユニットの発熱量を増加させることなく、立上げ時間を短縮することができる。
特に、加熱ユニットは筐体内の雰囲気を加熱するが、情報処理ユニットの動作は、その回路素子そのものの加熱であり、雰囲気の加熱に比べ情報処理ユニットを素子レベルで動作保証温度範囲に効率良く加熱できる。
また動作保証温度範囲外で自己発熱で動作保証温度に加熱することを目的として情報処理ユニットを動作させた場合、動作保証温度外であるため正常な動作は行われないので、その間は外部装置とのインタフェースを遮断することで、外部装置に対する誤動作を防止できる。
更に、自己加熱のための動作保証温度外で情報処理ユニットを動作させた場合、ハングアップしてしまう可能性があるが、定期的にリセットをかけることでハングアップを回避できる。
図1は本発明による耐候型情報処理装置の実施形態を示したブロック図である。図1において、本発明の耐候型情報処理装置10は、筐体12の内部にコンピュータなどの情報処理ユニット14を収納している。情報処理ユニット14は汎用のユニットであり、動作保証温度は一般の情報処理ユニットと同様、例えば0℃〜40℃といった温度範囲を保証している。
情報処理ユニット14に対しては冷却ユニット22と加熱ユニット24が設けられている。冷却ユニット22は例えば冷却ファンであり、筐体12の外部の雰囲気をファンにより強制的に吸い込んで内部に取り込むことで、情報処理ユニット14の冷却を行う。加熱ユニット24はヒータを使用する。もちろん冷却ユニット22としては半導体冷却素子を使用してもよく、また加熱ユニット24としても半導体加熱素子を使用してもよい。
情報処理ユニット14に対しては、電源スイッチ16を介して外部から電源供給が行われている。また情報処理ユニット14はネットワーク装置として機能しており、インタフェーススイッチ18を介して外部装置20と接続されている。インタフェーススイッチ18は、外部装置20に対する情報処理ユニット14のインタフェースの接続と切断を行う。
情報処理ユニット14に対しては温度センサ26が設けられる。情報処理ユニット14それ自体、ケースに収納された構造であることから、温度センサ26としてはユニットケース内に配置することが望ましい。また温度センサ26としては、サーミスタ、半導体センサなど適宜の温度センサが使用できる。
更に筐体12内にはアシストユニット28が設けられる。アシストユニット28に対しては温度センサ26が信号線接続され、温度センサ26で検出した情報処理ユニット14の温度データを読み込むことができる。またアシストユニット28は制御対象として、電源スイッチ16、インタフェーススイッチ18、冷却ユニット22、加熱ユニット24を接続し、更に情報処理装置14をリセット動作のために接続している。
アシストユニット28には使用温度制御部30とリセット処理部32が設けられている。使用温度制御部30は、電源スイッチ16を投入したときの温度センサ26による検出温度が予め定めた所定の設定温度範囲の下限未満の場合、加熱ユニット24を動作すると共に、インタフェーススイッチ18により外部装置22に対するインタフェースを切り離した状態で電源スイッチ16を投入して、情報処理ユニット14を動作させる。
即ち、低温状態から耐候型情報処理装置10を立ち上げる場合には、加熱ユニット24を動作すると同時に情報処理ユニット14に電源を投入して、ユニット自体の発熱により短時間で設定温度範囲に加熱できるようにしている。
また、設定温度範囲外の状態で情報処理ユニット14を動作したことによる外部装置22に対する誤動作を防止するため、情報処理ユニット14を正常に立ち上げるまでインタフェーススイッチ18によって外部装置20に対する情報処理ユニット14のインタフェースを切り離した状態としている。
使用温度制御部30は、加熱ユニット24の動作と情報処理ユニット14の電源投入による自己加熱の状態で温度センサ26の検出温度が設定温度範囲の下限以上となって設定温度範囲に入った場合、電源スイッチ16を遮断して情報処理ユニット14の動作を停止した状態で、インタフェーススイッチ18により外部装置20に対する情報処理ユニット14のインタフェースを接続した後に、電源スイッチ16のオンにより情報処理ユニット14の電源を投入し、運用状態に入るようにしている。
一方、リセット処理部32にあっては、使用温度制御部30による加熱ユニット24の動作と情報処理ユニット14の電源投入による自己加熱を利用した加熱状態において、このとき情報処理ユニット14は所定温度範囲外で動作していることから、一定時間ごとに情報処理ユニット14にリセットを指示してリセット動作を行わせている。
これによって所定温度範囲外での情報処理ユニット14の不安定な動作によるハングアップが起きたとしても、一定の時間間隔でリセット動作を行うことでハングアップ状態を解除し、所定温度範囲外における動作中に情報処理ユニット14がハングアップして動作停止状態となることを防いでいる。
自己加熱を利用した情報処理ユニット14の動作中にハングアップが起きると、情報処理ユニット14の回路は動作を停止し、最も消費電流が低い状態となることから、自己発熱量が少なくなり、立ち上げ時間が長くなるが、このハングアップに対し強制的にリセット動作を掛けることによりハングアップを解消して動作状態とすることで、十分な自己発熱を可能としている。
また、情報処理ユニット14がハングアップし、次のリセット前に検出温度が所定温度範囲内に上昇した場合、ハングアップしたまま情報処理ユニット14を立ち上げることになるが、本発明にあっては、インタフェーススイッチ18によるインタフェースの接続のため、一旦、情報処理ユニット14の電源を切断した状態でインタフェースを接続した後に再度電源を投入しているため、もしそれまでにハングアップがあっても、電源の切断と投入によるリセットでハングアップは強制的に解除され、正常に所定温度範囲内での立ち上げ動作を行うことができる。
更に使用温度制御部30は、温度センサ26の検出温度が設定温度範囲に入った情報処理ユニット14の運用中にあっては、温度センサ26の検出温度が設定温度範囲を保つように、冷却ユニット22または加熱ユニット24を制御する。
例えば、温度範囲の上限を超えた場合には冷却ユニット22を動作して冷却し、設定温度範囲に戻ったら冷却ユニット22を停止する。一方、運用中に温度センサ26による検出温度が設定温度範囲の下限を下回った場合には加熱ユニット24を動作し、設定温度範囲に回復したら加熱ユニット24を停止する。
実際の耐候型情報処理装置10の運用にあっては、例えば低温状態から起動した後にあっては、筐体12内の温度が温度範囲の下限以下になることは通常あり得ないので、冷却ユニット22のみの制御を行うようにしている。
また冷却ユニット22の制御については、温度センサ26の検出温度に基づいた制御であってもよいし、動作後の運用中にあっては、筐体12の周囲の温度が比較的高くなるような環境にあっては固定的に冷却ユニット22を動作状態とし、冷却ユニット22としては例えば冷却ファンであることから、強制的に外気を導入して情報処理ユニット14の冷却動作を継続させてもよい。
図2は図1のアシストユニット28に用いられるコンピュータのハードウェア環境の説明図である。図2のアシストユニット28に使用されるコンピュータはMPU34を備え、MPU34に対しバス36を介して、ROM38、RAM40、ハードディスクコントローラ42、インタフェースボード46を接続しており、ハードディスクコントローラ42にはハードディスクドライブ44が接続されている。なお、ハードディスクコントローラ42、ハードディスクドライブ44を備えない構成とすることも可能である。
本発明のアシストユニット28に設けた使用温度制御部30及びリセット処理部32の機能を実現するプログラムは、ハードディスクドライブ44若しくはROM38に格納されており、アシストユニット28の電源投入によりコンピュータを起動すると、ハードディスクドライブ44若しくはROM38から読み出されてRAM40に展開され、このプログラムをMPU34が実行することで、本発明のアシストユニットとしての処理動作が行われる。なお、情報処理ユニット14も図2と基本的に同じハードウェア環境を備える。
図3は図1のアシストユニット28による耐候型情報処理装置10の温度制御のタイムチャートであり、設定温度範囲を外れる低温状態から装置を立ち上げた場合の動作を示している。図3(A)は時間軸に対する温度センサ26による検出温度の変化であり、図3(B)が加熱ユニット24の動作であり、更に図3(C)が電源スイッチ16のオンオフ動作である。
図3において、まず初期状態にあっては、情報処理ユニット14の温度は下限温度T1と上限温度T2を持つ所定温度範囲に対し、下限T1を下回る低温状態にある。このような状態において、時刻t1で耐候型情報処理装置10のアシストユニット28に対する起動スイッチをオンすると、アシストユニット28が動作し、このときの温度センサ26による検出温度が温度範囲の下限T1より低いことから、加熱ユニット24をオンすると同時に電源スイッチ16をオンして情報処理ユニット14の電源を投入する。
この加熱ユニット24の動作と情報処理ユニット14の電源投入に伴う自己発熱により、温度センサ26の検出温度は温度範囲に向けて上昇を始める。もちろん、時刻t1で電源スイッチ16をオンして情報処理ユニット14を動作状態とする際には、同時にインタフェーススイッチ18により外部装置20に対する情報処理ユニット14のインタフェースの切離し動作が行われている。
加熱ユニット24の動作と情報処理ユニット14の動作による自己発熱を受けて、温度センサ26の検出温度は上昇を始め、時刻t2で下限T1に達する。この下限T1に検出温度が達した場合には、電源スイッチ16をオフして情報処理ユニット14の動作を停止し、その状態でインタフェーススイッチ18を制御し、外部装置22に対する情報処理ユニット14のインタフェースを接続し、接続を完了した後の時刻t3で電源スイッチ16を再びオンし、情報処理ユニット14を動作状態として運用状態に入る。
ここで、図3(A)における点線の温度変化は、情報処理ユニット14の動作による自己発熱を行わず、加熱ユニット24のみで加熱した場合の温度変化であり、情報処理ユニット14の動作による自己発熱がない分、下限T1に温度が上昇するまでの時間が長くかかっており、この時間遅れを、本発明にあっては情報処理ユニット14の動作による自己発熱を加えることで短縮している。
図4及び図5は、図1のアシストユニット28による耐候型情報処理装置10の制御処理のフローチャートである。
図4において、アシストユニット28の電源投入を行うと、ステップS1で所定の初期化処理を行った後、ステップS2で温度センサ26からの検出温度を読み込み、設定温度範囲の上限以下か否かチェックする。上限以下であれば、ステップS3で設定温度範囲の下限以上か否かチェックする。上限以下で且つ下限以上であれば設定温度範囲にあることから、この場合にはステップS14に進み、電源スイッチ16をオンし、情報処理ユニット14の電源を投入し、図5のステップS15以降の運用処理に入る。
ステップS3で設定温度範囲の下限未満であった場合には、設定温度範囲を外れた低温状態にあることから、ステップS4に進み、加熱ユニット24を動作する。続いてステップS5で、インタフェーススイッチ18で情報処理ユニット14のインタフェースを切断して外部装置22から切り離した後、ステップS6で電源スイッチ16をオンし、情報処理ユニット14の電源を投入し、これによって加熱ユニット24による発熱と情報処理ユニット14の動作による自己発熱による加熱動作が開始される。
続いてステップS7で一定時間の経過を監視しており、一定時間を経過した場合には、ステップS8に進み、情報処理ユニット14に対しリセットを指示する。これによって、設定温度範囲を外れた低温状態で動作している情報処理ユニット14のハングアップに対し強制的にリセット動作を行って、これを解除できるようにしている。
続いて、ステップS9で設定温度範囲の下限以上か否かチェックし、温度上昇により設定温度範囲の下限以上となった場合には、ステップS10に進み、情報処理ユニット14の電源を電源スイッチ16のオフにより切断し、この状態で、ステップS11においてインタフェーススイッチ18で情報処理ユニット14のインタフェースを接続し、外部装置20との入出力を可能とする。続いて、ステップS14で電源スイッチ16をオンすることにより情報処理ユニットの電源を投入し、図5のステップS15以降の運用中の処理に入る。
またステップS2で温度センサ26の検出温度が設定温度範囲の上限を超えていた場合には、ステップS12に進み、この場合には設定温度範囲を外れた高温状態にあることから、冷却ユニット22を動作し、ステップS13で冷却により検出温度が設定温度範囲の上限以下になることを判別したら、ステップS14に進み、情報処理ユニットに対する電源スイッチ16をオンして電源を投入し、図5のステップS15の運用中処理に移行する。
図5のステップS15〜S20は、耐候型情報処理装置10を立ち上げた後の運用中の制御処理である。この運用中の制御処理は、ステップS15で検出温度が設定温度範囲の上限を超えたか否かチェックしており、上限を超えた場合には、ステップS16で冷却ユニットを動作する。この冷却ユニット22の動作状態で、ステップS17において検出温度が設定温度範囲の上限以下となった場合には、ステップS18で冷却ユニット22を停止する。
このステップS15〜S18の処理はステップS19で停止指示があるまで繰り返され、停止指示があると、ステップS20に進み、電源スイッチ16のオフにより情報処理ユニット14の電源を切断して装置を停止することになる。
なお図5のステップS15以降の運用中処理にあっては、検出温度が設定温度範囲の上限を超えたか否かによる冷却ユニットの動作とその停止のみを制御する場合を例にとっているが、これに加えて検出温度が設定温度範囲の下限を下回るか否かチェックし、下回った場合には加熱ユニット24を動作し、その後に検出温度が下限以上となった場合には加熱ユニット24の動作を停止する処理を行うようにしてもよい。
しかしながら、実際の耐候型情報処理装置10の使用環境にあっては、低温状態から起動して運用状態に入った場合には、運用中における耐候型情報処理装置10の設置環境の外部環境温度が比較的高温であり、したがって、このような外部環境からすると、図5のステップS15〜S18に示すように、設定温度範囲の上限のみを監視して冷却ユニットの動作とその停止を行うだけで十分である。
また運用中における耐候型情報処理装置10の周囲環境の温度が常時高温となるような場合には、冷却ユニット24を制御することなく固定的に動作状態とするような制御としてもよい。
更に、本発明は耐候型情報処理装置10に設けたアシストユニット28で実行されるプログラムを提供するものであり、このプログラムは図4及び図5のフローチャートに示した処理手順を持つことになる。
なお本発明の耐候型情報処理装置10が適用される特殊環境としては、屋外、屋内を問わず、通常の情報処理ユニットの使用下の温度範囲を外れるような温度環境であれば、そのまま適用することができる。また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
ここで本発明の特徴をまとめて列挙すると次の付記のようになる。
(付記1)
筐体に収納された情報処理ユニットと、
前記情報処理ユニットを外部装置に接続するインタフェースを断接するインタフェーススイッチと、
前記情報処理ユニットを加熱する加熱ユニットと、
前記情報処理ユニットを冷却する冷却ユニットと、
前記情報処理ユニットの温度を検出する温度センサと、
電源投入時の前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限未満の場合、前記加熱ユニットを動作すると共に前記インタフェーススイッチによりインタフェースを切離した状態で前記情報処理ユニットの電源を投入して動作させ、その後、前記検出温度が下限以上となった場合、前記情報処理ユニットの電源を遮断し、前記インタフェーススイッチでインタフェースを接続した後に前記情報処理ユニットの電源を投入するアシストユニットと、
を備えたことを特徴とする耐候型情報処理装置。(1)
(付記2)
付記1記載の耐候型情報処理装置に於いて、前記アシストユニットは、前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限以上となるまでの間、前記情報処理ユニットを一定時間毎にリセットすることを特徴とする耐候型情報処理装置。(2)
(付記3)
付記1記載の耐候型情報処理装置に於いて、前記アシストユニットは、電源投入時の前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の上限を超えていた場合に前記冷却ユニットを動作し、その後、前記検出温度が上限以下に低下した場合に前記情報処理ユニットの電源を投入することを特徴とする耐候型情報処理装置。(3)
(付記4)
付記1記載の耐候型情報処理装置に於いて、前記アシストユニットは、前記情報処理ユニットの電源を投入した後の運用中に、前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の上限を超えた場合に前記冷却ユニットを動作し、前記検出温度が上限以下に低下した場合に前記冷却ユニットを停止することを特徴とする耐候型情報処理装置。
(付記5)
付記1記載の耐候型情報処理装置に於いて、前記アシストユニットは、前記情報処理ユニットの電源を投入した後の運用中に、前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限を下回った場合に前記加熱ユニットを動作し、前記検出温度が下限以上に上昇した場合に前記加熱ユニットを停止することを特徴とする耐候型情報処理装置。
(付記6)
筐体に、情報処理ユニットと、前記情報処理ユニットを外部装置に接続するインタフェースを断接するインタフェーススイッチと、前記情報処理ユニットを加熱する加熱ユニットと、前記情報処理ユニットを冷却する冷却ユニットと、前記情報処理ユニットの温度を検出する温度センサとを収納した耐候型情報処理装置の制御方法に於いて、
電源投入時の前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限未満の場合、前記加熱ユニットを動作すると共に前記インタフェーススイッチによりインタフェースを切離した状態で前記情報処理ユニットの電源を投入して動作させる第1ステップと、
前記第1ステップ後に前記検出温度が下限以上となった場合、前記情報処理ユニットの電源を遮断し、前記インタフェーススイッチでインタフェースを接続した後に前記情報処理ユニットの電源を投入する第2ステップと、
を備えたことを特徴とする耐候型情報処理装置の制御方法。(4)
(付記7)
付記6記載の耐候型情報処理装置の制御方法に於いて、前記アシストユニットは、前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限以上となるまでの間、前記情報処理ユニットを一定時間毎にリセットすることを特徴とする耐候型情報処理装置の制御方法。
(付記8)
付記6記載の耐候型情報処理装置の制御方法に於いて、更に、電源投入時の前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の上限を超えていた場合に前記冷却ユニットを動作し、その後、前記検出温度が上限以下に低下した場合、前記情報処理ユニットの電源を投入するステップを備えたことを特徴とする耐候型情報処理装置の制御方法。
(付記9)
付記6記載の耐候型情報処理装置の制御方法に於いて、前記情報処理ユニットの電源を投入した後の運用中に、前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の上限を超えた場合に前記冷却ユニットを動作し、前記検出温度が上限以下に低下した場合に前記冷却ユニットを停止するステップを備えたことを特徴とする耐候型情報処理装置の制御方法。
(付記10)
付記6記載の耐候型情報処理装置の制御方法に於いて、前記情報処理ユニットの電源を投入した後の運用中に、前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限を下回った場合に前記加熱ユニットを動作し、前記検出温度が下限以上に上昇した場合に前記加熱ユニットを停止するステップを備えたことを特徴とする耐候型情報処理装置の制御方法。
(付記11)
筐体に、制御対象として外部装置に接続するインタフェースを断接するインタフェーススイッチを備えた情報処理ユニット、前記情報処理ユニットを加熱する加熱ユニット、及び前記情報処理ユニットを冷却する冷却ユニットを接続すると共に、前記情報処理ユニットの温度を検出する温度センサを入力接続したアシストユニットのコンピュータに、
電源投入時の前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限未満の場合、前記加熱ユニットを動作すると共に前記インタフェーススイッチによりインタフェースを切離した状態で前記情報処理ユニットの電源を投入して動作させる第1ステップと、
前記第1ステップ後に前記検出温度が下限以上となった場合、前記情報処理ユニットの電源を遮断し、前記インタフェーススイッチでインタフェースを接続した後に前記情報処理ユニットの電源を投入する第2ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。(5)
(付記12)
付記11記載のプログラムに於いて、前記第1ステップは、前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限以上となるまでの間、前記情報処理ユニットを一定時間毎にリセットすることを特徴とするプログラム。
(付記13)
付記11記載のプログラムに於いて、更に、電源投入時の前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の上限を超えていた場合に前記冷却ユニットを動作し、その後、前記検出温度が上限以下に低下した場合、前記情報処理ユニットの電源を投入するステップを実行させることを特徴とするプログラム。
(付記14)
付記11記載のプログラムに於いて、前記情報処理ユニットの電源を投入した後の運用中に、前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の上限を超えた場合に前記冷却ユニットを動作し、前記検出温度が上限以下に低下した場合に前記冷却ユニットを停止するステップを実行させることを特徴とするプログラム。
(付記15)
付記11記載のプログラムに於いて、前記情報処理ユニットの電源を投入した後の運用中に、前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限を下回った場合に前記加熱ユニットを動作し、前記検出温度が下限以上に上昇した場合に前記加熱ユニットを停止するステップを実行させることを特徴とするプログラム。
本発明による耐候型情報処理装置の実施形態のブロック図 図1のアシストユニットが適用されるコンピュータのハードウェア環境のブロック図 低温状態から立ち上げた場合の温度変化と制御処理のタイムチャート 図1のアシストユニットによる本発明の制御処理のフローチャート 図4に続く本発明の制御処理のフローチャート
符号の説明
10:耐候型情報処理装置
12:筐体
14:情報処理ユニット
16:電源スイッチ
18:インタフェーススイッチ
20:外部装置
22:冷却ユニット
24:加熱ユニット
26:温度センサ
28:アシストユニット
30:使用温度制御部
32:リセット処理部

Claims (5)

  1. 筐体に収納された情報処理ユニットと、
    前記情報処理ユニットを外部装置に接続するインタフェースを断接するインタフェーススイッチと、
    前記情報処理ユニットを加熱する加熱ユニットと、
    前記情報処理ユニットを冷却する冷却ユニットと、
    前記情報処理ユニットの温度を検出する温度センサと、
    電源投入時の前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限未満の場合、前記加熱ユニットを動作すると共に前記インタフェーススイッチによりインタフェースを切離した状態で前記情報処理ユニットの電源を投入して動作させ、その後、前記検出温度が下限以上となった場合、前記情報処理ユニットの電源を遮断し、前記インタフェーススイッチでインタフェースを接続した後に前記情報処理ユニットの電源を投入するアシストユニットと、
    を備えたことを特徴とする耐候型情報処理装置。
  2. 請求項1記載の耐候型情報処理装置に於いて、前記アシストユニットは、前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限以上となるまでの間、前記情報処理ユニットを一定時間毎にリセットすることを特徴とする耐候型情報処理装置。
  3. 請求項1記載の耐候型情報処理装置に於いて、前記アシストユニットは、電源投入時の前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の上限を超えていた場合に前記冷却ユニットを動作し、その後、前記検出温度が上限以下に低下した場合に前記情報処理ユニットの電源を投入することを特徴とする耐候型情報処理装置。
  4. 筐体に、情報処理ユニットと、前記情報処理ユニットを外部装置に接続するインタフェースを断接するインタフェーススイッチと、前記情報処理ユニットを加熱する加熱ユニットと、前記情報処理ユニットを冷却する冷却ユニットと、前記情報処理ユニットの温度を検出する温度センサとを収納した耐候型情報処理装置の制御方法に於いて、
    電源投入時の前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限未満の場合、前記加熱ユニットを動作すると共に前記インタフェーススイッチによりインタフェースを切離した状態で前記情報処理ユニットの電源を投入して動作させる第1ステップと、
    前記第1ステップ後に前記検出温度が下限以上となった場合、前記情報処理ユニットの電源を遮断し、前記インタフェーススイッチでインタフェースを接続した後に前記情報処理ユニットの電源を投入する第2ステップと、
    を備えたことを特徴とする耐候型情報処理装置の制御方法。
  5. 筐体に、制御対象として外部装置に接続するインタフェースを断接するインタフェーススイッチを備えた情報処理ユニット、前記情報処理ユニットを加熱する加熱ユニット、及び前記情報処理ユニットを冷却する冷却ユニットを接続すると共に、前記情報処理ユニットの温度を検出する温度センサを入力接続したアシストユニットのコンピュータに、
    電源投入時の前記温度センサによる検出温度が所定温度範囲の下限未満の場合、前記加熱ユニットを動作すると共に前記インタフェーススイッチによりインタフェースを切離した状態で前記情報処理ユニットの電源を投入して動作させる第1ステップと、
    前記第1ステップ後に前記検出温度が下限以上となった場合、前記情報処理ユニットの電源を遮断し、前記インタフェーススイッチでインタフェースを接続した後に前記情報処理ユニットの電源を投入する第2ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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