JP5129108B2 - ポリアミド酸ワニス組成物、ポリイミド樹脂、および金属−ポリイミド複合体 - Google Patents
ポリアミド酸ワニス組成物、ポリイミド樹脂、および金属−ポリイミド複合体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5129108B2 JP5129108B2 JP2008325818A JP2008325818A JP5129108B2 JP 5129108 B2 JP5129108 B2 JP 5129108B2 JP 2008325818 A JP2008325818 A JP 2008325818A JP 2008325818 A JP2008325818 A JP 2008325818A JP 5129108 B2 JP5129108 B2 JP 5129108B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyamic acid
- varnish composition
- diamine
- polyimide
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- ZCGNIFXXTKDQRT-UHFFFAOYSA-N CC(C(C)O)NC(C)=O Chemical compound CC(C(C)O)NC(C)=O ZCGNIFXXTKDQRT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
Landscapes
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
(式中、X1は、式(2)、式(3)で表される4価の芳香族基であり、X2は、式(4)で表される2価の芳香族基であり、、Y1〜Y3は、エーテル、−S−、C1〜C4の飽和、不飽和アルキレン基、スルホニル基または、フェニル基である。Z1、Z2は2価の芳香族基、脂肪族基を表し、それぞれ独立であり、同じであっても異なっていてもよい。また、R1〜R9は、C1〜C4のアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン基、ニトロ基、シアノ基、水酸基、−SO2H、−OPh、−SCH3、または−SPhであり、n=0,1,2である。)
(式中、X3は、式(6)で表される4価の芳香族基である。X4は、式(7)で表される2価の芳香族基である。)
ポリアミド酸の付加重合後に添加する(以後「外添」ともいう。)式(1)の構造を有するジアミンは、式(2)、式(3)、式(4)および式(5)のいずれか1種類以上で示されるジアミンであることが好ましい。式中、X1は、式(2)、式(3)で表される4価の芳香族基であり、X2は、式(4)で表される2価の芳香族基であり、Y1〜Y3は、エーテル、−S−、C1〜C4の飽和、不飽和アルキレン基、スルホニル基または、フェニル基である。Z1、Z2は2価の芳香族基、脂肪族基を表し、それぞれ独立であり、同じであっても異なっていてもよいまた、R1〜R9は、C1〜C4のアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン基、ニトロ基、シアノ基、水酸基、−SO2H、−OPh、−SCH3、または−SPhであり、n=0,1,2である。
0.5質量%のポリアミド酸ワニス組成物を、オストワルド粘度計を用いて30℃で測定した。
得られた銅−ポリイミド複合体を長さ50mm、幅3mm、厚み25μmに切出し、塩化第2鉄水溶液(鶴見曹達社製)に浸漬し、銅箔層をエッチング処理し水洗を行った。得られたポリイミドフィルムを105℃にて熱風乾燥機にて乾燥させた後、熱分析装置(TMA-50、株式会社島津製作所社製)を用いて引っ張りモード、5g荷重、試料長15mm、昇温速度10℃/分、N2雰囲気下にて測定を行い、接線の交点からTgを求め、また50℃〜200℃の線熱膨張率を算出した。
上記と同様にして銅−ポリイミド複合体を長さ150mm、幅10mm、厚み25μmに切出し、幅10mmの中央部の幅1.5mmをビニールテープにてマスキングし、塩化第2鉄水溶液(鶴見曹達社製)に浸漬し、銅箔層をエッチング処理し水洗を行った。その後、ビニールテープを除去し、得られたフレキシブル基板を105℃にて熱風乾燥機にて乾燥させた後、幅3mmの銅箔をポリイミド層から剥離し、その応力を測定した。剥離角度を90°、剥離速度を50mm/分とした。
縦3cm×横6cmの銅−ポリイミド複合体を切り出し、中央部の2.5cm×2.5cmをビニールテープにてマスキングし、塩化第2鉄水溶液(鶴見曹達社製)に浸漬し、銅箔層をエッチング処理し水洗を行った。その後、ビニールテープを除去し、得られた銅−ポリイミド複合体を105℃にて熱風乾燥機にて乾燥させた後、300℃に設定したハンダ浴中に試料を、銅箔光沢面側をハンダ浴に接触するように1分静置した際の外観変化による評価を行った。
上記と同様にして縦3cm×横6cmの銅−ポリイミド複合体を切り出し、中央部の2.5cm×2.5cmをビニールテープにてマスキングし、塩化第2鉄水溶液(鶴見曹達社製)に浸漬し、銅箔層をエッチング処理し水洗を行った。その後、ビニールテープを除去し、得られた試料を煮沸水中にて2時間浸漬し、その後室温にて水中に浸漬し取出し、表面に付着する水をふき取り、すみやかに、280℃で1分静置した際の外観変化による評価を行った。
アルバック理工社製熱機械分析装置(TM−9400)及び湿度雰囲気調整装置(HC−1)を用いて、幅3mm、長さ20mm(チャック間長さ15mm)、厚み20μm〜25μm、のフィルムを23℃、荷重5gにて湿度30%RHから70%RHに変化させた際の試験片の伸びから30%RH〜70%RHにおける平均値としてポリイミドフィルムの吸湿膨張係数を求めた。
オリエンテック社製RTG−1210型引張試験装置を用い、試験長50mm、試験速度50mm/分にて3mm×50mmのポリイミドフィルムを引き伸ばし、弾性率は、ポリエステルイミドフィルムの引張伸度0.4%〜1.0%間における応力の傾きより算出した。(50mmの試料が100mmに伸びた時点で破断した場合に「引張破断伸度が100%」と表記する。)
2Lセパラブルフラスコ中に、N,N−ジメチルホルムアミド1200ml、3,3’−ジヒドロキシ−4,4’−ジアミノビフェニル200mmol(和歌山精化工業社製)とトリエチルアミン400mmolを溶解し、窒素雰囲気下にて0℃に冷却した。その後、N,N−ジメチルホルムアミド100mlにp−ニトロ塩化ベンゾイル400mmolを溶かした溶液を、10℃以下のなるように2時間かけて滴下し、その後、6時間攪拌を行った。次いで、析出物をろ過し、N,N−ジメチルホルムアミドで洗浄し、更に水で洗浄した後、乾燥して、3,3’−ジヒドロキシ−4,4’−ジニトロビフェニルアニリドの黄白色結晶を得た。1000mlのオートクレーブに得られた3,3’−ジヒドロキシ−4,4’−ジニトロビフェニルアニリド300mmolを5%Pd/C5g、N,N−ジメチルホルムアミド600mlで攪拌しながら水素を導入し、水素の吸入が認められなくなるまで攪拌を続けた。冷却後ろ過して触媒を除去し、減圧濃縮して水中へ注ぎ、沈殿物をろ過し、水で洗浄、減圧乾燥し下記式(9)で表されるジアミン(3,3’−ジヒドロキシ−4,4’−ジアミノビフェニルアニリド)の黄色結晶(以下、BBOzと称する)を得た。
3,3’−ジヒドロキシ−4,4’−ジアミノビフェニルの代わりに、5−ニトロ−2−アミノフェノールを用い、p−ニトロ塩化ベンゾイルと仕込みモル比を当量にした以外は、合成例1と同様にして、N,N−ジメチルホルムアミド中にて前駆体合成、また、オートクレーブ中にて還元反応及び分離・精製を行い、下記式(10)で表されるアミド基構造含有ジアミン(以下、BOzと称する)を得た。
<ポリアミド酸ワニス組成物、イミド化およびポリイミドフィルム特性の評価>
よく乾燥した攪拌機付密閉反応容器中にモノマー骨格中にエステル基を含有する4−アミノフェニル−4’−アミノベンゾエート(以下APABと称する)47.5mmol、4、4’−ジアミノジフェニルエーテル(和歌山精化工業社製)(以下ODAと称する)2.5mmol、N−メチル−2−ピロリドン191mL(脱水)(和光純薬工業社製)(以下NMPと称する)に溶解した後、この溶液にモノマー骨格中にエステル基を含有するp−メチルフェニレンビス(トリメリット酸モノエステル酸無水物)(以下MTAHQと称する)の粉末50mmolを徐々に加えた。30分後、溶液粘度が急激に増加した。更に80℃で4時間撹拌し透明、均一で粘稠なエステル基を有するポリアミド酸溶液(ワニス)を得た。このポリアミド酸溶液中に、合成例1で得られたジアミン(BBOz)を樹脂固形分に対して6質量部となるように外添し、溶解させポリアミド酸ワニス組成物を得た。得られたポリアミド酸ワニス組成物は室温および−20℃で一ヶ月間放置しても沈澱、ゲル化は全く起こらず、高い溶液貯蔵安定を示した。NMP中、30℃、0.5質量%の濃度でオストワルド粘度計にて測定したポリアミド酸ワニス組成物の固有粘度は、0.72dL/gであった。
ジアミンとして、BBOzの代わりに表1に示すように、合成例2で得られたBOzを樹脂固形分に対して6質量部となるように外添し、実施例1と同様の操作を繰り返すことにより、ポリアミド酸ワニスおよびポリイミド樹脂ならびに銅−ポリイミド複合体を得た。得られたポリイミド樹脂のガラス転移温度(Tg)および線熱膨張率(CTE)、吸湿膨張率(CHE)、弾性率、破断伸び、銅−ポリイミド複合体の接着強度ならびにハンダ耐熱性および吸湿ハンダ耐熱性の結果を表1に示す。
ステンレススチール製の碇型撹拌器を取り付けた容量1000mlのガラス製のセパラブル3つ口フラスコに、パラフェニレンジアミン(精工化学社製)220mmol(以下PPDと略す)、ODA55mmolを窒素ガス雰囲気下で固形分濃度15質量%となるように、NMP694mlに50℃〜80℃にて溶解し、80℃に保持した。その後、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(三菱化学社製)(以下BPDAと略す)278mmolをフラスコに除々に加え、80℃〜100℃に保持しながら4時間撹拌した。このポリアミド酸溶液中に、合成例1で得られたジアミン(BBOz)を樹脂固形分に対して6質量部となるように外添し溶解させポリアミド酸ワニス組成物を得た。得られたポリアミド酸ワニス組成物は室温および−20℃で一ヶ月間放置しても沈澱、ゲル化は全く起こらず、高い溶液貯蔵安定を示した。NMP中、30℃、0.5質量%の濃度でオストワルド粘度計にて測定したポリアミド酸ワニス組成物の固有粘度は、1.7dL/gであった。
ジアミンとして、BBOzの代わりに表1に示すように、合成例2で得られたBOzを樹脂固形分に対して6質量部となるように外添し、実施例3と同様の操作を繰り返すことによりポリアミド酸ワニス組成物、ポリイミド樹脂および銅−ポリイミド複合体を得た。
12μm厚の銅箔としてF2−WS箔(古河サーキットフォイル社製)の代わりに、NA−DFF箔(三井金属社製、Rz=0.6μm)を用いた以外は、実施例3と同様の操作を繰り返すことによりポリアミド酸ワニス組成物、ポリイミド樹脂および銅−ポリイミド複合体を得た。
よく乾燥した攪拌機付密閉反応容器中に、式(11)で表されるジアミン(以下、BPIPとする)6.42mmol、式(12)で表されるジアミン(以下、APABとする)6.42mmolを窒素ガス雰囲気下で固形分濃度15質量%となるように、NMP61mlに50℃〜80℃にて溶解し、80℃に保持した。その後、式(13)に表される酸二無水物(以下、TABPとする)13.38mmolをフラスコに除々に加え、80℃に保持しながら4時間撹拌した。このポリアミド酸溶液中に、BBOzを樹脂固形分に対して3質量部となるように外添して溶解させポリアミド酸ワニス組成物を得た。得られたポリアミド酸ワニス組成物は室温および−20℃で一ヶ月間放置しても沈澱、ゲル化は全く起こらず、高い溶液貯蔵安定を示した。NMP中、30℃、0.5質量%の濃度でオストワルド粘度計にて測定したポリアミド酸ワニス組成物の固有粘度は、1.2dL/gであった。
12μm厚の銅箔としてF2−WS箔(古河サーキットフォイル社製)の代わりに、NA−DFF箔(三井金属社製、Rz=0.6μm)を用いた以外は、実施例6と同様の操作を繰り返すことによりポリアミド酸ワニス組成物、ポリイミド樹脂および銅−ポリイミド複合体を得た。得られたポリイミド樹脂のガラス転移温度(Tg)および線熱膨張率(CTE)、吸湿膨張率(CHE)、弾性率、破断伸び、銅−ポリイミド複合体の接着強度ならびにハンダ耐熱性および吸湿ハンダ耐熱性の結果を表1に示す。
よく乾燥した攪拌機付密閉反応容器中にモノマー骨格中にエステル基を含有するAPAB47.5mmol、ODA2.5mmol、NMP191mL(脱水)に溶解した後、この溶液にモノマー骨格中にエステル基を含有するMTAHQの粉末50mmolを徐々に加えた。30分後、溶液粘度が急激に増加した。更に80℃で4時間撹拌し透明、均一で粘稠なエステル基を有するポリアミド酸溶液を得た。得られたポリアミド酸溶液は室温および−20℃で一ヶ月間放置しても沈澱、ゲル化は全く起こらず、高い溶液貯蔵安定を示した。NMP中、30℃、0.5質量%の濃度でオストワルド粘度計にて測定したポリアミド酸溶液の固有粘度は、0.72dL/gであった。
比較例1で得られたポリアミド酸溶液に、2−エチル−4−メチル−イミダゾール(四国化成社製 製品名2E4MZ)を樹脂固形分に対して6質量部になるように添加したポリアミド酸ワニス組成物を得た。比較例1と同様の操作を繰り返すことによりポリイミド樹脂ならびに銅−ポリイミド複合体を得た。
ステンレススチール製の碇型撹拌器を取り付けた容量1000mlのガラス製のセパラブル3つ口フラスコに、PPD220mmol、ODA55mmolを窒素ガス雰囲気下で固形分濃度15質量%となるように、NMP694mlに50℃〜80℃にて溶解し、80℃に保持した。その後、BPDA278mmolをフラスコに除々に加え、80℃〜100℃に保持しながら4時間撹拌し、ポリアミド酸ワニス組成物を得た。得られたポリアミド酸ワニス組成物は室温および−20℃で一ヶ月間放置しても沈澱、ゲル化は全く起こらず、高い溶液貯蔵安定を示した。NMP中、30℃、0.5質量%の濃度でオストワルド粘度計にて測定したポリアミド酸ワニス組成物の固有粘度は、1.7dL/gであった。
比較例3で得られたポリアミド酸ワニス組成物に、2−エチル−4−メチル−イミダゾールを樹脂固形分に対して6質量部になるように添加したポリアミド酸ワニス組成物を得た。比較例3と同様の操作を繰り返すことによりポリイミド樹脂ならびに銅−ポリイミド複合体を得た。
ステンレススチール製の碇型撹拌器を取り付けた容量1000mlのガラス製のセパラブル3つ口フラスコに、パラフェニレンジアミン(精工化学社製)220mmol(以下PPDと略す)、ODA55mmolを窒素ガス雰囲気下で、NMP694mlに50℃〜80℃にて溶解し、80℃に保持した。その後、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(三菱化学社製)(以下BPDAと略す)278mmol、及び合成例1で得られたジアミン(BBOz)を全モノマー固形分に対して6質量部となるようにフラスコに除々に加え、80℃〜100℃に保持しながら4時間撹拌し、ポリアミド酸溶液を得た。以後、比較例4と同様の操作を繰り返すことによりポリイミド樹脂ならびに銅−ポリイミド複合体を得た。
12μm厚の銅箔としてF2−WS箔(古河サーキットフォイル社製)の代わりに、NA−DFF箔(三井金属社製、Rz=0.6μm)を用いた以外は、比較例3と同様の操作を繰り返すことによりポリアミド酸ワニス組成物、ポリイミド樹脂および銅−ポリイミド複合体を得た。
よく乾燥した攪拌機付密閉反応容器中に、BPIP6.42mmol、APAB6.42mmolを窒素ガス雰囲気下で固形分濃度15質量%となるように、NMP61mlに50〜80℃にて溶解し、80℃に保持した。その後、TABP13.38mmolをフラスコに除々に加え、80℃に保持しながら4時間撹拌した。得られたポリアミド酸ワニスは室温および−20℃で一ヶ月間放置しても沈澱、ゲル化は全く起こらず、高い溶液貯蔵安定を示した。NMP中、30℃、0.5質量%の濃度でオストワルド粘度計にて測定したポリアミド酸ワニスの固有粘度は、1.2dL/gであった。
12μm厚の銅箔としてF2−WS箔(古河サーキットフォイル社製)の代わりに、NA−DFF箔(三井金属社製、Rz=0.6μm)を用いた以外は、比較例7と同様の操作を繰り返すことによりポリアミド酸ワニス組成物、ポリイミド樹脂および銅−ポリイミド複合体を得た。
Claims (8)
- 前記ジアミンが、式(2)、式(3)、式(4)および式(5)のいずれか1種類以上で示されるジアミンであることを特徴とする請求項1に記載のポリアミド酸ワニス組成物。
(式中、X1は、式(2)、式(3)で表される4価の芳香族基であり、X2は、式(4)で表される2価の芳香族基であり、Y1〜Y3は、エーテル、−S−、C1〜C4の飽和、不飽和アルキレン基、スルホニル基または、フェニル基である。Z1、Z2は2価の芳香族基、脂肪族基を表し、それぞれ独立であり、同じであっても異なっていてもよい。また、R1〜R9は、C1〜C4のアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン基、ニトロ基、シアノ基、水酸基、−SO2H、−OPh、−SCH3、または−SPhであり、n=0,1,2である。)
- ポリアミド酸100質量部と、前記ジアミン0.01〜20質量部と、を含有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のポリアミド酸ワニス組成物。
- 請求項1から請求項4のいずれかに記載のポリアミド酸ワニス組成物をイミド化して得られることを特徴とするポリイミド樹脂。
- 請求項1から請求項4のいずれかに記載のポリアミド酸ワニス組成物をイミド化して得られるポリイミド樹脂と、金属箔と、を備えることを特徴とする金属−ポリイミド複合体。
- 前記金属箔の十点平均粗さRzが0.7μm以下であることを特徴とする請求項6に記載の金属−ポリイミド複合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008325818A JP5129108B2 (ja) | 2008-05-16 | 2008-12-22 | ポリアミド酸ワニス組成物、ポリイミド樹脂、および金属−ポリイミド複合体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008129985 | 2008-05-16 | ||
JP2008129985 | 2008-05-16 | ||
JP2008325818A JP5129108B2 (ja) | 2008-05-16 | 2008-12-22 | ポリアミド酸ワニス組成物、ポリイミド樹脂、および金属−ポリイミド複合体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009299009A JP2009299009A (ja) | 2009-12-24 |
JP5129108B2 true JP5129108B2 (ja) | 2013-01-23 |
Family
ID=41546230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008325818A Active JP5129108B2 (ja) | 2008-05-16 | 2008-12-22 | ポリアミド酸ワニス組成物、ポリイミド樹脂、および金属−ポリイミド複合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5129108B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9375877B2 (en) * | 2011-08-12 | 2016-06-28 | Ube Industries, Ltd. | Method for manufacturing polyimide metal laminate |
JP2015155483A (ja) * | 2012-05-29 | 2015-08-27 | 日産化学工業株式会社 | 樹脂組成物 |
KR20150052122A (ko) * | 2012-09-04 | 2015-05-13 | 닛산 가가쿠 고교 가부시키 가이샤 | 폴리이미드 및 내열성 재료 |
JP2021195379A (ja) | 2020-06-09 | 2021-12-27 | 日東電工株式会社 | ポリイミドフィルムおよび金属張積層板 |
WO2023190687A1 (ja) * | 2022-03-29 | 2023-10-05 | Ube株式会社 | フレキシブル配線基板用ポリイミド前駆体組成物、ポリイミドフィルムおよびポリイミド金属積層体 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0632351B2 (ja) * | 1986-05-30 | 1994-04-27 | 日東電工株式会社 | フレキシブルプリント基板 |
JPH0485363A (ja) * | 1990-07-27 | 1992-03-18 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 樹脂組成物及びプリント配線板 |
-
2008
- 2008-12-22 JP JP2008325818A patent/JP5129108B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009299009A (ja) | 2009-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7450488B2 (ja) | ポリアミック酸樹脂、ポリイミド樹脂およびこれらを含む樹脂組成物 | |
JP2009286854A (ja) | ポリエステルイミド前駆体およびポリエステルイミド | |
JP5129107B2 (ja) | ポリアミド酸ワニス組成物、ポリイミド樹脂および金属−ポリイミド複合体 | |
JP5129108B2 (ja) | ポリアミド酸ワニス組成物、ポリイミド樹脂、および金属−ポリイミド複合体 | |
JP5362385B2 (ja) | ポリアミド酸ワニス組成物及びそれを用いたポリイミド金属積層板 | |
JP2006336011A (ja) | ポリイミド樹脂及びその製造方法 | |
JPH01121A (ja) | ポリイミド樹脂組成物並びにその製造方法 | |
JP4527687B2 (ja) | 可溶性のポリイミド樹脂およびその製造方法 | |
JP5547874B2 (ja) | ポリイミド樹脂 | |
JP3687044B2 (ja) | 共重合ポリイミドフィルムおよびその製造方法 | |
JP5368143B2 (ja) | ポリイミド金属積層板及びその製造方法 | |
JP2008303372A (ja) | 非対称構造を有するポリイミド前駆体、ポリイミドおよびそれらの製造方法 | |
JPH05112760A (ja) | エレクトロニクス用フイルム接着剤 | |
TW202319444A (zh) | 聚醯胺酸、聚醯亞胺、聚醯亞胺膜、金屬包覆積層板及電路基板 | |
JP4976380B2 (ja) | 金属積層体 | |
TW200930563A (en) | Metal laminate | |
JP5249203B2 (ja) | ポリイミドフィルム | |
JP2000119419A (ja) | 共重合ポリイミドフィルム、その製造方法およびこれを基材とした金属配線回路板 | |
KR101440276B1 (ko) | 전자기기 부품용 폴리이미드 필름 | |
JPS63239998A (ja) | 配線材料の製造方法 | |
JP2000080178A (ja) | 共重合ポリイミドフィルム、その製造方法およびこれを基材とした金属配線板 | |
JP7195848B2 (ja) | ポリアミド酸、ポリイミド、樹脂フィルム、金属張積層体及びその製造方法 | |
JP7120870B2 (ja) | ポリイミドフィルムの製造方法及び金属張積層板の製造方法 | |
JP2007169392A (ja) | ポリアミド酸ワニス組成物および金属ポリイミド複合体 | |
JP7101352B2 (ja) | ポリイミド、ポリイミドフィルム、ポリイミド金属積層体及び、ポリアミド酸 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121012 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121023 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121101 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5129108 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |