JPH0485363A - 樹脂組成物及びプリント配線板 - Google Patents

樹脂組成物及びプリント配線板

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JPH0485363A
JPH0485363A JP19776090A JP19776090A JPH0485363A JP H0485363 A JPH0485363 A JP H0485363A JP 19776090 A JP19776090 A JP 19776090A JP 19776090 A JP19776090 A JP 19776090A JP H0485363 A JPH0485363 A JP H0485363A
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formula
resin composition
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parts
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JP19776090A
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Inventor
Makoto Shimose
真 下瀬
Takashi Watanabe
尚 渡辺
Taeko Hayama
葉山 妙子
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Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
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Nippon Steel Chemical Co Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子部品の被覆に利用される樹脂組成物に関
し、特に信頼性、耐めっき性に優れた樹脂組成物及びこ
れを用いたフレキシブルプリント配線板に関する。
〔従来の技術〕
従来、フレキシブルプリント配線板の回路の保護は、カ
バーレイフィルムのラミネート又はソルダーレジストイ
ンクを印刷する方法かとられていたが、加工の手間や耐
熱性及び機械的特性を向上させるため、ポリイミド系の
樹脂組成物を直接回路の保護膜として形成することか提
案されている(例えば、特開昭62−242.384号
公報、特開昭62−242、393号公報等)。しかし
ながら、従来のポリイミド系樹脂組成物を用いたフレキ
シブルプリント配線板では、めっき処理を施すと、金属
と被膜との間にめっき液が侵入し、また、金属と被膜と
の接着力の低下から、絶縁性等の電気的特性に悪影響を
及ぼすという問題があった。また、従来のポリイミド系
樹脂組成物は、高温での硬化処理を必要とするため、金
属と接触する部分での金属表面の酸化及び樹脂の変色と
いう問題があった。
そこで、耐めっき性及び金属と樹脂組成物の密着性に優
れたフレキシブルプリント配線板を与えるポリイミド系
樹脂組成物が望まれていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、本発明者等は、上記問題を解決するために鋭意
研究を行った結果、ポリイミド系樹脂にイミダゾール誘
導体及びその塩から選ばれた少な(とも1種、及び/又
はトリアゾール誘導体及びその塩から選ばれた少なくと
も1種を添加することにより、耐めっき性、金属との密
着性に優れ、金属、樹脂ともに劣化し難い樹脂組成物を
得ることができることを見出し、本発明を完成するに至
った。
従って、本発明の目的は、耐めっき性及び金属との密着
性、更には金属と樹脂との接触部分の劣化を抑制し、可
撓性を具備した樹脂組成物及びそれを用いたフレキシブ
ルプリント配線板を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、構成成分の50%以上がポリイミ
ド系樹脂である樹脂材料100重量部に対して、下記一
般式[11 %式% (但し、式中R,−R4は水素、ハロゲン及び1価の有
機基のいずれかを示す)で表されるイミダゾール誘導体
及びその塩から選ばれた少なくとも1種0.1〜10重
量部、及び/又は下記−船蔵[21%式% [2] (但し、式中R5〜R7は水素、ハロゲン及び1価の有
機基のいずれかを示す)で表されるトリアゾール誘導体
及びその塩から選ばれた少なくとも1種0.1〜10重
量部を含む樹脂組成物、及びこれを用いたフレキシブル
プリント配線板である。
本発明において用いられるポリイミド系樹脂としては、
その主鎖骨格中にイミド基を有するものであり、ポリイ
ミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミドポリシロ
キサンイミド等が挙げられる。特に、下記−船蔵【33 (但し、式中R8〜R1sは水素、ハロゲン、低級アル
キル基あるいは低級アルコキシ基から選ばれたいずれか
の基であり、うちRI O”’−Rl 3の少なくとも
1つは低級アルコキシ基であり、Arはで表される構成
単位を含むポリアミドイミド樹脂、又は下記−船蔵[4
1 (但し、式中R18〜RI9は水素、ハロゲン、低級ア
ルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基ニトリル基から
選ばれたいずれかの基を示す)で表される構成単位を含
むポリイミド樹脂を用いることが低熱膨張性を付与させ
る上で好ましい。
この様なポリイミド系樹脂は、従来公知の方法により製
造することができる。例えばピロメリット酸二無水物、
ビフェニルテトラカルボン酸二無水物等のテトラカルホ
ン酸二無水物と脂肪族系、芳香族系、シロキサン系のジ
アミン類との縮合反応によりポリアミック酸としたのち
、加熱によりイミド化させることにより容易に得ること
ができる。本発明においては、取り扱いが容易であるこ
とから、ポリイミド前駆体であるポリアミック酸溶液と
して用いることが望ましい。
一方、他の添加樹脂として、ポリエステル等の線状高分
子やアクリルゴム、ニトリルゴムのような三次元架橋し
たゴム状物等を任意に添加することができる。特に、線
状飽和ポリエステルを用いた場合には耐熱性、耐候性、
成形性の点で好ましい。また、耐磨耗性や難燃性及び印
刷性等の向上を目的として、エポキシ樹脂等の樹脂類、
フィシ、消泡剤、安定剤、滑剤等の添加剤を加えること
も可能である。
本発明においては、上記ポリイミド系樹脂に下記−船蔵
[1] %式% (但し、式中R1〜R4は水素、ハロゲン及び1価の有
機基のいずれかを示す)で表されるイミダゾール誘導体
及びその塩から選ばれた少なくとも1種、及び/又は下
記−船蔵[2] %式% [2] (但し、式中R5〜Rアは水素、ハロゲン及び1価の有
機基のいずれかを示す)で表されるトリアゾール誘導体
及びその塩から選ばれた少なくとも1種を添加すること
により目的の樹脂組成物を得ることができる。
上記一般式[1]で表されるイミダゾール誘導体の例と
しては、2−メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾ
ール、2−イソプロピルイミダゾール、2エチル−4−
メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−
フェニル−4−メチルイミダゾール、2−フェニルベン
ズイミダゾール、2−メルカプトベンズイミダゾール等
が挙げられ、また、これらのトリメリット酸塩、シアヌ
ル酸塩等が挙げられる。
また、上記一般式[2]で表されるトリアゾール誘導体
としては、例えば1.2.4− )リアゾール、lフェ
ニル−IH−1,2,4−トリアゾール、4−フェニル
−4H−1,2,4−)リアゾール、3−(N−サリチ
ロイル)アミノ−1,2,4−)リアゾール、3−(N
−5’−メチルサリチロイル)アミノ−1,2,4−ト
リアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5′−メチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2°−ヒドロキシ
−3’ 、 5’−ジーtert−アシルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t
ert−ブチル−5°−メチルフェニル)−5−クロロ
ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3°、
5゜ジーtert−ブチルフェニル)−5−クロロベン
ゾトリアゾール等が挙げられ、また、これらのトリメリ
ット酸塩、シアヌル酸塩等が挙げられる。
上記イミダゾール誘導体及びトリアゾール誘導体のうち
、金属、特に銅との接触用途の場合に耐酸化性、耐熱性
及び耐めっき性の点から、イミダゾール誘導体では2−
メチルイミダゾール、トリアゾール誘導体では3−(N
−サリチロイル)アミノ−1゜2.4−)リアゾールが
より好ましい。
イミダゾール誘導体及び/又はトリアゾール誘導体は、
構成成分の50%以上がポリイミド系樹脂である樹脂材
料100重量部に対してそれぞれ0.1〜10重量部、
好ましくは0.3〜5重量部含まれる。これらの含有量
が0.1重量部未満であると、劣化抑制、耐酸化性、耐
熱性が低下するため、耐めっき性、耐屈曲性が得られず
、10重量部を超えると保護被膜としてのフィルム強度
、耐屈曲性等の機械的特性が著しく低下し、フレキシブ
ルプリント配線板としたときの信頼性が得られない。
本発明における樹脂組成物は、前記一般式[3][4]
で表されるような構成単位をもつポリアミド系樹脂又は
ポリイミド系前駆体樹脂を含有する溶液に、前記イミダ
ゾール誘導体及び/又はトリアゾール誘導体を添加し、
混合した後溶媒乾燥及び必要によりイミド化を行うこと
により得ることができる。この場合、溶媒としては、例
えばN、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチル
アセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン等が用いら
れる。また、溶媒乾燥温度は任意に選択することができ
るが、イミド化は200℃以上で行う。200°C未満
では、イミド化反応が完全に行われず、耐めっき性、密
着性が得がたくなる。
本発明の樹脂組成物はフレキシブルプリント配線板の回
路の保護膜として用いることができる。
この場合のフレキシブルプリント配線板は、本発明の樹
脂組成物の耐熱性を十分に生かすため、絶縁層と導体層
の間に接着剤層の存在しない2層構造であることが好ま
しい。このようなフレキシブルプリント配線板に回路を
形成したのち、本発明の樹脂組成物を用いて保護膜を形
成する。この場合その形成方法は任意であるが、生産性
が優れていることから、スクリーン印刷による直接塗布
法が推奨される。その具体的手順としては、例えば前記
一般式[3]  [4]で表されるような構成単位を有
するポリイミド系樹脂又はポリイミド系前駆体樹脂を含
む溶液に、前記イミダゾール誘導体及び/又はトリアゾ
ール誘導体を添加し、スクリーン印刷法により回路上に
直接塗布し、溶媒乾燥後必要によりイミド化を行うこと
で本発明のフレキシブルプリント配線板が得られる。
本発明の樹脂組成物の用途としては、フレキシブルプリ
ント配線板のベースフィルムあるいは回路の保護膜、そ
の他耐熱性を要求されるシート類、コーティング材料等
が挙げられる。
フレキシブルプリント配線板のベースフィルムとして用
いた場合、金めつき処理のむらを防ぐ等の耐めっき性及
び耐熱性を有する優れたフレキシブルプリント配線板が
得られる。また、接着剤を介することなく、直接金属箔
に塗布するといった製造方法が可能であるため、従来の
ような樹脂フィルムと金属箔を接着剤で貼り合わせる方
法より製造工程が少なくてすむという利点がある。
また、フレキシブルプリント配線板の回路の保護材料と
して用いた場合、めっき処理後被膜のはかれ、めっき液
の侵入がない。また、耐熱性に優れているので、従来の
ソルダーレジストでは耐えられないような高温での使用
が可能である。
他に、IC,LSIのコート相等信頼性が要求される精
密電子部品材料として有用である。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例及び比較例により、更に詳しく説
明する。
以下の実施例において樹脂組成物の強度、伸度の測定は
イミド化反応が十分に終了した試料を幅10mm、厚さ
25趨のフィルム状にした試料を用い、ASTM D 
882に基づいた引張り試験により求めた。
線膨張係数は、イミド化反応が十分終了した試料を用い
、サーモメカニカルアナライザー(セイコー電子工業■
製、TMA 100 、石英プローブ使用)を用いて、
200℃に昇温後に10℃/minで冷却して170°
C〜70℃でのの平均の線膨張係数を測定した。
ひきはがし強さの測定は、幅10nun、長さ100 
mmの試料の端の銅箔と樹脂部分を180°の角度で引
き剥がすときの強さを測定した。
次に、耐折り曲げ試験(M I T屈曲試験)は、銅箔
が1/2オンス、樹脂部分が25趨の無接着剤タイプの
銅張積層板(新日鐵化学■商品名:エスハネックス)を
用い、JIS C5016に基づいて行った。この際、
スクリーン印刷法により、回路に樹脂溶液を塗布し、溶
媒乾燥及びイミド化させ、樹脂組成物の保護膜の厚さを
25Mとして、MIT揉疲労試験機(■東洋精機製作所
製)を使用し、荷重500g及び曲率半径0.80mm
Rの条件で回路が断線するまで屈曲し、そのときの屈曲
回数を測定した。
尚、各実施例、比較例における略号は以下の通りである
PMDA :ピロメリット酸二無水物 BPDA:3,3’、4.4’−ビフェニルテトラカル
ボン酸二無水物 DDE:4.4’−ジアミノジフェニルエーテルMAB
A: 2’−メトキシ−4,4°−ジアミノベンズアニ
リド PDA : p−フェニレンジアミン DMAc: N、N−ジメチルアセトアミド2MZ:2
−メチルイミダゾール 2H4MZ:2−エチル−4−メチルイミダゾールMB
:2−メルカプトベンズイミダゾールSAT:3−(N
−サリチロイル)アミノ−1,2,4−トリアゾール IPHT: 1−フェニル−IH−1,2,4−)リア
ゾール4PHT: 4−フェニル−4H−1,2,4−
)リアゾール2MZ−TR5:2−メチルイミダゾール
トリメリット酸塩 5AT−CAS:3−(N−サリチロイル)アミノ−1
,2,4トリアゾール・シアヌル酸塩 合成例1 温度計、塩化カルシウム管、攪拌棒及び窒素吸入口を取
り付けた51のセパラブルフラスコに毎分200−の窒
素を流しながら、MABAo、  6モル、DDEo、
4モル及び0MAc250 gを加えて攪拌した。この
溶液を水冷浴中で冷却しながらPMDA 1モルを徐々
に加えたところ、PMDAが徐々に溶解しながら反応し
た。その後、2時間室温で攪拌を続は重合反応を行い、
ポリアミドイミド前駆体樹脂(A)を得た。
合成例2 MABAo、  6モル、DDEo、4モルの代わりに
、PDA 1モルを用い、またPMDA 1モルの代わ
りにBPDAIモルを用いた一以外は合成例1と同様に
行い、ポリイミド前駆体樹脂(B)を得た。
実施例1 合成例1より得られたポリアミドイミド前駆体樹脂(A
)100重量部j、12MZを1.5重量部添加し、D
MAcを加えて十分に攪拌した。
この樹脂溶液をアプリケーターを用い銅箔上に塗布し、
130℃で30分間、次に150’Cで5分間溶媒乾燥
及びイミド化を行った後、エツチングにより銅箔を取り
除き、厚さ251Jfnのフィルムを得た。このフィル
ムの強度は18kg/nun、伸度36%、熱膨張係数
2.9X10  J/K、引き剥がし強さは0.9kg
であった。また、溶媒乾燥からイミド化反応終了までフ
ィルムの色に変化はなく、樹脂接着面の銅箔にはほとん
ど酸化された形跡はなかった。
一方、上記樹脂溶液を別途形成したフレキシブルプリン
ト配線板の回路上にスクリーン印刷法により塗布し、1
30℃で30分間、250℃で5分間溶媒乾燥及びイミ
ド化を行った。これを用いてMIT屈曲試験を行ったと
ころ10,000回以上の耐折り曲げ性を示した。
次に、無接着剤タイプの銅張積層板(新日鐵化学(即製
商品名:エスバネフクス)を用いて写真法により得られ
た幅0. 5mm、線間0.25.mmの回路上にスク
リーン印刷法により塗布し、溶媒乾燥及びイミド化反応
を行い、フレキシブルプリント配線板を得た。これを回
路と平行に折り曲げたが、クララリント配線板にニッケ
ル厚さ1.5趨、金厚さ0゜5Iirnとなるように電
解めっきを行ったところ、何ら異常は見られなかった。
また、280℃のはんだ浴に1分間浸漬させたところ、
何ら異常は見られなかった。これらの結果を第1表に示
す。
実施例2〜26 第1表に示す組成の樹脂組成物を用いて実施例1と同様
の試験を行った。結果を第1表に示す。
比較例1 合成例1で得られたポリアミドイミド前駆体樹脂(A)
に2M2を加えなかった以外は実施例1と同様にして、
フィルムを得た。このフィルムの強度は8゜5kg/m
m、伸度は12.0、熱膨張係数3、OX 10−J/
K 、引き剥がし強さは0.3kgであった。MIT屈
曲試験は4000回であったが、回路と平行な折り曲げ
ではクラックはなかった。このフィルムは実施例1で得
られたフィルムに比べて脆く、フィルムの変色及び樹脂
接着面での銅箔の酸化が著しかった。
また、この樹脂溶液を用いて実施例1と同様にしてフレ
キシブルプリント配線板を得たのち、電解めっき処理を
施したところ、銅箔からの被膜の浮き上がり、めっき液
の侵入が見られた。また、はんだ耐熱試験では、320
°C1分間で樹脂に著しくふくれ、はがれ、変色が見ら
れた。以上の結果を第1表に示す。
比較例2 合成例2で得られたポリイミド前駆体樹脂(B)を用い
た以外は比較例1と同様に各試験を行った。結果を第1
表に示す。このフィルムは実施例1で得られたフィルム
に比べて脆く、フィルムの変色及び樹脂接着面での銅箔
の酸化が著しかった。
また、この樹脂溶液を用いて実施例1と同様にしてフレ
キシブルプリント配線板を得たのち、電解めっき処理を
施したところ、めっき液の侵入が見られた。また、はん
だ耐熱試験では、320 ’C1分間で樹脂に著しくふ
くれ、はがれ、変色が見られた。以′上の結果を第1表
に示す。
比較例3 実施例1において2MZ・1.5重量部を5AT0゜0
5重量部とした以外は全く同様にして各試験を行った。
結果を第1表に示す。
比較例4 実施例1において2MZ:1.5重量部をSAT:15
重量部とした以外は全く同様にして各試験を行った。結
果を第1表に示す。
比較例5 本発明の樹脂組成物の代わりに市販のエポキシ系ソルダ
ーレジストをスクリーン印刷法により回路が形成された
フレキシブルプリント配線板上に塗布し、130℃で3
0分間溶媒乾燥し保護膜を形成した。これを用いてMI
T耐屈曲試験を行ったところ2000回の折り曲げで断
線した。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ポリイミド系樹脂にイミダゾール誘導
体及び/又はトリアゾール誘導体を含有することにより
、耐めっき性、金属との密着力の向上及び金属との接触
部分での樹脂及び金属の劣化が抑制され、フィルムの強
度、耐屈曲性等の機械的特性に優れているるため、フレ
キシブルプリント配線板に用いた場合、高品質、高信頼
性を得ることができる。
特許出願人   新日鐵化学株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)構成成分の50%以上がポリイミド系樹脂である
    樹脂材料100重量部に対して、下記一般式[1] ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中R_1〜R_4は水素、ハロゲン及び1価
    の有機基のいずれかを示す)で表されるイミダゾール誘
    導体及びその塩から選ばれた少なくとも1種0.1〜1
    0重量部、及び/又は下記一般式[2]▲数式、化学式
    、表等があります▼ (但し、式中R_5〜R_7は水素、ハロゲン及び1価
    の有機基のいずれかを示す)で表されるトリアゾール誘
    導体及びその塩から選ばれた少なくとも1種0.1〜1
    0重量部を含むことを特徴とする樹脂組成物。
  2. (2)ポリイミド系樹脂が下記一般式[3]▲数式、化
    学式、表等があります▼ (但し、式中R_8〜R_1_5は水素、ハロゲン、低
    級アルキル基あるいは低級アルコキシ基から選ばれたい
    ずれかの基であり、うちR_1_0〜R_1_3の少な
    くとも1つは低級アルコキシ基であり、Arは ■又は■のいずれかを示す) で表される構成単位を含むポリアミドイミド樹脂又は下
    記一般式[4] ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中R_1_6〜R_1_9は水素、ハロゲン
    、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基ニトリ
    ル基から選ばれたいずれかの基を示す)で表される構成
    単位を含むポリイミド樹脂であることを特徴とする請求
    項1記載の樹脂組成物。
  3. (3)構成成分の50%以上がポリイミド系樹脂である
    樹脂材料100重量部に対して、下記一般式[1] ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中R_1〜R_4は水素、ハロゲン及び1価
    の有機基のいずれかを示す)で表されるイミダゾール誘
    導体及びその塩から選ばれた少なくとも1種0.1〜1
    0重量部、及び/又は下記一般式[2]▲数式、化学式
    、表等があります▼ (但し、式中R_5〜R_7は水素、ハロゲン及び1価
    の有機基のいずれかを示す)で表されるトリアゾール誘
    導体及びその塩から選ばれた少なくとも1種0.1〜1
    0重量部を含む樹脂組成物よりなる保護膜を形成してな
    ることを特徴とするフレキシブルプリント配線板。
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