JP5128992B2 - 電線処理装置 - Google Patents
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Description
(電線処理装置の全体構成)
以下、本実施形態に係る電線処理装置1について説明する。図1は、電線処理装置1の全体構成を模式的に示している。図1に示すように、電線処理装置1は、フロント側のクランプ11、リア側のクランプ12、フロント側の搬送ユニット13、リア側の搬送ユニット14、フロント側の端子圧着ユニット17、リア側の端子圧着ユニット18、カッターユニット9、制御装置2、フロント側の電線曲がりセンサ150、およびリア側の電線曲がりセンサ160を備えている。
本実施形態において、電線曲がりセンサ150および電線曲がりセンサ160の構成は同様である。そのため、以下(後述する各変形例も含む)では、電線曲がりセンサ150のみを説明し、電線曲がりセンサ160についての詳細な説明は省略する。
次に、図5を参照しながら、電線曲がりセンサ150を用いた電線10の曲がりの検出方法について説明する。まず、ステップS1において、光軸E1および光軸E2の遮光を検出する。次に、ステップS2において、光軸E1が遮光された時間と光軸E2が遮光された時間との時間差Δtを算出する。続いて、ステップS3に進み、当該時間差Δtが所定値Δts以上であるか否かを判定する。
本実施形態に係る電線処理装置1によれば、電線10を保持したクランプ11,12が端子圧着ユニット17,18に移動する間に、電線10の曲がりを検出することができる。そのため、電線10に端子を圧着する前に、電線10の曲がりを検出することができる。したがって、端子圧着不良を未然に防止することができる。また、端子圧着不良を防止することができるので、端子資材および電線資材の無駄を防止することができる。さらに、不適切な端子圧着を行うことに起因する電線処理装置1の故障を防止することができる。
上記実施形態では、センサL1,L2は、投光部A1,A2および受光部B1,B2を備えたいわゆる光透過型のセンサであった。しかし、センサL1,L2は、いわゆる光反射型のセンサであってもよい。例えば、上記実施形態のセンサL1,L2の投光部A1,A2に投光部および受光部を設け、受光部B1,B2に反射部を設けることによって、光反射型のセンサを構成するようにしてもよい。
前記実施形態1では、電線10の根元部10bが所定位置を通過することを、第2センサL2で直接検出することとしていた。しかし、電線10の根元部10bはクランプ11,12の近傍に位置しているため、クランプ11,12が所定位置を通過することを検出することにより、電線10の根元部10bが所定位置を通過することを間接的に検出することも可能である。
前記実施形態および各変形例では、電線10の根元部10bが所定位置を通過することを第2センサL2によって直接または間接的に検出することとしていた。しかし、電線10の根元部10bの位置を検出する位置センサを設け、根元部10bが所定位置を通過することを当該位置センサで検出するようにしてもよい。図7に示す変形例は、クランプ11,12を移動させる移動機構としてサーボモータ21を用い、サーボモータ21の回転位置情報から電線10の根元部10bの位置を検出するものである。
前記実施形態1および前記各変形例では、クランプ11は、電線10の長手方向と直交する方向に移動するものであった。しかし、クランプ11の移動方向は、電線10の長手方向と直交する方向に限定されるわけではない。例えば、図9に示すように、クランプ11は、所定点CPを中心として回転するものであってもよい。実施形態1および前記各変形例では、制御装置2は、いわゆる直交座標に基づいてクランプ11の移動を制御するものであった。これに対し、本変形例では、制御装置2は、いわゆる極座標に基づいてクランプ11の移動を制御する。
前記実施形態1および各変形例では、電線曲がりセンサ150は1本の光軸E1または2本の光軸E1,E2を形成するものであった。しかし、電線曲がりセンサ150が形成する光軸の本数は、1本または2本に限定されず、3本以上であってもよい。光軸の本数を増やすことにより、より高精度な曲がり検出が可能となる。
前記実施形態1および各変形例において、電線曲がりセンサ150は、光センサであった。しかし、電線曲がりセンサ150として、光センサ以外の非接触式センサを用いることも可能である。例えば、電線曲がりセンサ150は、ホール効果、磁気異方性、電磁誘導等の磁気を用いたセンサであってもよい。
また、電線10に曲がりが生じない限り、電線曲がりセンサ150として、接触式のセンサを用いることも可能である。すなわち、電線曲がりセンサ150は、クランプ10に保持された電線10が移動する際に、電線10またはクランプ11,12等と接触することにより、電線10の端末部10aおよび根元部10bの所定位置の通過を検出するものであってもよい。また、電線10の端末部10aの通過を検出するセンサとして非接触式センサを用い、電線10の根元部10bを直接または間接的に検出するセンサとして、接触式のセンサを用いてもよい。
前記実施形態1および各変形例において、光軸E1,E2は、鉛直方向に延びる光軸であった。しかし、光軸E1,E2は鉛直方向から傾いた方向に延びていてもよい。光軸E1,E2は、電線10の移動方向と直交する方向に限らず、当該移動方向と斜めに交差する方向に延びていてもよい。
前記実施形態1および各変形例において、電線10は、カッターユニット9において切断および被覆剥ぎ取りの処理を施された後は、端子圧着ユニット17,18に直ちに搬送され、端子が圧着されていた。しかし、電線処理装置1は、電線切断後に電線10の端末部10aにゴム栓を挿入するものであってもよい。
2 制御装置
2C 演算制御部(演算手段)
10 電線(被覆電線)
10a 端末部
10b 根元部
11,12 クランプ
13,14 搬送ユニット(移動機構)
17,18 端子圧着ユニット(処理ユニット)
21 サーボモータ
22 スライダ(移動体)
31,32 ゴム栓挿入ユニット(処理ユニット)
150,160 電線曲がりセンサ
A1 投光部
B1 受光体
L1 第1センサ(端末部通過検出体)
L2 第2センサ(根元部通過検出手段)
L3 位置センサ(根元部位置検出手段)
Claims (8)
- 被覆電線の端末部近傍を保持するクランプと、
前記被覆電線の端末部に所定の処理を施す処理ユニットと、
前記クランプを前記処理ユニットに移動させる移動機構と、
前記クランプが前記処理ユニットに移動する間に、前記クランプに保持された前記被覆電線の端末部が所定位置を通過したことを検出する端末部通過検出体と、
前記端末部通過検出体が前記端末部の通過を検出することに基づき、前記被覆電線の曲がりを検出する曲がり検出手段と、を備えた電線処理装置であって、
前記クランプに保持された前記被覆電線の根元部が所定位置を通過したことを直接または間接的に検出する根元部通過検出手段を前記端末部通過検出体よりクランプ側にさらに備え、
前記曲がり検出手段は、
前記端末部通過検出体が前記端末部の前記所定位置の通過を検出した時間と、前記根元部通過検出手段が前記根元部の前記所定位置の通過を検出した時間との時間差を算出する演算手段と、
前記時間差が所定値以上であると前記被覆電線に曲がりが生じたと判定する判定手段と、を備えている、電線処理装置。 - 前記根元部通過検出手段は、前記クランプに保持された前記被覆電線の根元部が所定位置を通過したことを直接検出するセンサである、請求項1に記載の電線処理装置。
- 前記根元部通過検出手段は、前記クランプが所定位置を通過したことを検出することによって、前記被覆電線の根元部が所定位置を通過したことを間接的に検出する手段である、請求項1に記載の電線処理装置。
- 前記クランプが前記処理ユニットに移動する際に前記クランプと共に移動する移動体をさらに備え、
前記根元部通過検出手段は、前記移動体が所定位置を通過したことを検出することによって、前記被覆電線の根元部が所定位置を通過したことを間接的に検出する手段である、請求項1に記載の電線処理装置。 - 前記端末部通過検出体は、前記クランプに保持された前記被覆電線の移動方向および前記被覆電線の長手方向とそれぞれ交差する方向に光を投射する投光部と、前記投光部から投射された光を受ける受光部とを備えた光センサである、請求項1〜4のいずれか一つに記載の電線処理装置。
- 前記クランプに保持された前記被覆電線の移動方向および前記被覆電線の長手方向と直交する方向に向かって、前記被覆電線の長手方向に延びる帯状の光を投射する投光部と、前記投光部から投射された光を受ける受光部とを備えた光センサをさらに備え、
前記端末部通過検出体は、前記光センサの一部を構成している、請求項2に記載の電線処理装置。 - 前記処理ユニットは、前記被覆電線の端末部に端子を圧着させる端子圧着ユニットである、請求項1〜6のいずれか一つに記載の電線処理装置。
- 前記処理ユニットは、前記被覆電線の端末部にゴム栓を装着させるゴム栓挿入ユニットである、請求項1〜6のいずれか一つに記載の電線処理装置。
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