JP2797919B2 - コネクタ検査装置 - Google Patents

コネクタ検査装置

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JP2797919B2 JP5238981A JP23898193A JP2797919B2 JP 2797919 B2 JP2797919 B2 JP 2797919B2 JP 5238981 A JP5238981 A JP 5238981A JP 23898193 A JP23898193 A JP 23898193A JP 2797919 B2 JP2797919 B2 JP 2797919B2
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恵悟 渥美
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタハウジング内に
挿入した端子金具の装着不良を検出するためのコネクタ
検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コネクタは、一般にプラスチック製のコ
ネクタハウジング内に、電線の先端に固着した端子金具
を装着して構成され、その端子金具は端子金具やコネク
タハウジングに設けたランス(係止爪)によって抜け止
め状態にされる。この種のコネクタにおいて、万一、端
子金具がコネクタハウジングのランスと係合する正規の
位置に装着されていないと、使用中に端子金具の抜けが
発生する可能性があるため、これを事前にチェックして
修正する必要がある。
【0003】そこで、従来、端子金具の装着不良を検出
するための各種のコネクタ検査装置が開発されており、
その一例として例えば実公昭53−18545号公報に
記載されたものがある。これは、原理的には図9に示す
ような構成で、端子金具1を装着したコネクタハウジン
グ2に対向して各端子金具1に対向する押し出しピン3
を有する検査ユニット4を設け、コネクタハウジング2
及び検査ユニット4を互いに近接する方向に移動させる
構成である。
【0004】同図(A)の上側に示した端子金具1は図
の左側から正規位置まで十分に挿入されているため、そ
のランス1aがコネクタハウジング2の係止部2aに係
合して抜け止め状態となっている。しかし、下側の端子
金具1は挿入量が不足しているためランス1aがコネク
タハウジング2の係止部2aに係合しておらず、装着不
良の状態にある。そこで、図9(A)の状態から検査ユ
ニット4をコネクタハウジング2側に移動させれば、上
側の端子金具1は抜け止め状態にあるから、これに対応
する押し出しピン3はスプリング3aが圧縮されること
により検査ユニット4内に後退する(図9(B)参
照)。一方、下側の端子金具1については抜け止め状態
にはないため、押し出しピン3によって容易に動かさ
れ、電線5を曲げながら端子金具1がコネクタハウジン
グ2から押し戻されることになる。これにて装着不良が
検出され、作業者が端子金具1をコネクタハウジング2
の所定位置に完全に挿入する等の修正作業を行うことが
できるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、端子金具1
は電線5に固着されているため、実際には電線5側の状
態によって装着不良の端子金具1が確実に押し戻される
か否かが大きな影響を受ける。例えば、電線5が太くて
剛性が高い場合、或いは、複数本の電線5が束ねられた
状態でテーピングされている場合には、電線5が変形し
難くなるため、仮に端子金具1に装着不良があり、これ
が押し出しピン3によって押されたとしてもコネクタハ
ウジング2から抜け出る方向に移動しなくなってしま
う。このことは、装着不良があってもこれを検出でき
ず、検査の信頼性が低くなることを意味するから、従来
より、この点の改良が要望されていた。
【0006】なお、これを避けるには、スプリング3a
のバネ力を強くすることが考えられるが、すると検査時
に端子金具1に大きな力が作用することになるため、端
子金具1の変形を招き易くなる。本発明は、上記事情に
鑑みてなされたもので、端子金具の装着不良を確実に検
出することができて信頼性が高いコネクタ検査装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コネ
クタハウジングの所定位置に挿入した端子金具をランス
にて抜け止め状態とするコネクタであって、前記コネク
タハウジングに前記端子金具の挿入方向と交差する方向
に検査孔が形成され、この検査孔は前記端子金具が前記
ランスにより抜け止め状態にされる正規位置にあるとき
には連続的に連なるように設定されているコネクタを、
検査する検査装置であって、前記検査孔への挿入を可能
とされ、且つその挿入方向に沿って往復移動可能である
とともに弾性体にて挿入方向側に付勢された検知体と、
この検知体が前記検査孔への挿入方向とは反対側に変位
したことを検出するスイッチとを備えてなるところに特
徴を有する。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記検知体の先端には、非正規位置にある前記端子
金具を正規位置に移動させる斜面部が形成されていると
ころに特徴を有する。
【0009】
【作用】請求項1の検査装置によれば、検知体が検査孔
の全体に挿入できるときには、端子金具(複数の端子金
具が設けられているときには全ての端子金具)がランス
により抜け止め状態にされる正規位置にあることが確認
でき、検知体が検査孔の全体に挿入できないときには、
少なくとも一部の端子金具が非正規位置にあることが判
る。また、検知体を移動可能とすると共にその変位を検
出するスイッチを設けれているので、端子金具が非正規
位置にあるときに検知体が変位してスイッチが作動する
から、それを電気的に検出することができ、ランプやブ
ザー、音声等を利用してこれを報知することができるよ
うになる。
【0010】さらに、請求項2のコネクタ検査装置のよ
うに、検知体の先端に非正規位置にある端子金具を正規
位置に移動させる斜面部を形成しておけば、検知体を検
査孔に挿入することによって端子金具を正規位置に至る
ように修正することができるようになる。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1のコネクタ
検査装置によれば、端子金具を押し出すことによりその
装着不良を検出するのではなく、検知体をコネクタハウ
ジングの検査孔に挿入することによって装着不良を検査
するから、端子金具に固着した電線の影響を受けること
なく正確な検査を行うことができ、しかも端子金具を変
形させるおそれもなくなるという効果を奏する。また、
端子金具の装着不良を電気的に検出できるから、ランプ
等の報知手段にてそれを作業者に確実に知らせることが
できるようになる。
【0012】更に、請求項2の検査装置では、端子金具
の装着不良の検査だけでなく、装着不良の端子金具の修
正も併せてできるようになるから、検査・修正の作業能
率が向上する。
【0013】
【実施例】<第1実施例> 以下、本発明の第1実施例について図1ないし図8を参
照して説明する。本実施例の検査装置10を使用して検
査されるコネクタ30の構造は図2に詳細に示してあ
り、まず、これを説明する。コネクタハウジング31は
プラスチック製で、全体として長方形状をなすように成
形され、内部に2段に分けて複数のキャビティ32が形
成されている。各キャビティ32は前後に貫通する形状
で、この中に端子金具33が後側(図2中左側)から挿
入され、その端子金具33を抜け止め状態に固定するた
めにランス34がコネクタハウジング31に一体に設け
られている。
【0014】一方、端子金具33は、この実施例では図
示しない相手方のコネクタの雄形端子金具と対をなす雌
形をなしており、その雄形端子金具の先端が挿入される
ボックス部33a、このボックス部33aの背面から突
出するスタビライザ33b及びボックス部33aに連な
って電線35を固着するバレル部33cを備えた周知の
構造として構成されている。この端子金具33が所定位
置、すなわちコネクタハウジング31のキャビティ32
内の最奥部に挿入されると、挿入途中に弾性変形してい
たランス34がボックス部33aが通過したところで復
元して図2に示すようにボックス部33aの縁部に係合
し、もってその端子金具33が抜け止め状態となる。な
お、この端子金具33がランス34による抜け止め状態
となる正規位置まで挿入されると、図2に示すように、
端子金具33のスタビライザ33bもキャビティ32内
の奥部にまで進出した状態となる。
【0015】そして、上記コネクタハウジング31には
対向する側面間に検査孔36が貫通して形成されてい
る。この検査孔36は、図1から明かなように、端子金
具33の挿入方向(図1の矢印A方向)と交差する方向
(図1で矢印B方向)に沿っており、コネクタハウジン
グ31を直線的に貫通する形態である。その形成位置及
び大きさは、図2に示すようにコネクタハウジング31
のほぼ中央を通ると共に、各端子金具33が同図に示す
ような正規位置にあるときにはスタビライザ33bと干
渉することなく一連に連なった貫通孔となり、図6に示
すように端子金具33がランス34と係合しない非正規
位置にあるときには、スタビライザ33bと干渉して検
査孔36が不連続状態となるように設定されている。
【0016】上記コネクタ30を検査するための検査装
置10は、図1及び図3に示してあり、次にこれを説明
する。検査装置10の基板11には、端部寄りにコネク
タホルダ12が固定状態に設けられている。このコネク
タホルダ12は、U字形の支持ブロック13とこれに着
脱可能に取り付けたやはりU字形をなすバックプレート
14とからなり、両者間に上方が開放するコネクタ固定
溝15が形成されている。このコネクタ固定溝15に
は、コネクタハウジング31の外面から突出する突条3
1aが上方から嵌め込まれ、もって両突条31aを上下
に案内してコネクタハウジング31を支持ブロック13
間に挟んだ位置決め状態に保持することができ、その状
態でコネクタハウジング31は前後方向(図1の矢印A
方向)に移動不能となる。
【0017】そして、上記支持ブロック13の中央部に
は、コネクタハウジング31の検査孔36に進入可能な
検知体16が、弾性体に相当する圧縮スプリング18に
て常時上向きに付勢した状態(図8を参照)でまっすぐ
に立設されている。また、支持ブロック13には検知体
16がコネクタ30の検査孔36への挿入方向とは反対
方向、すなわち下方への変位に基づいて作動するスイッ
チ19が設けてあり、このスイッチ19からの信号を受
けてランプ(図示せず)を点灯させるようにしている。
尚、検知体16の先端部は図8に示すように立設方向に
対してほぼ直角な面としてもよく、あるいは図1,3,
5,7に示すように、検知体16の先端にコネクタ30
の前面側に向く斜面部17を形成してもよい。
【0018】なお、上記コネクタホルダ12の隣には、
基板11上に導通検査ユニット20が左右方向に移動可
能に設けられ、これが基板11に回動可能に設けたカム
ハンドル21を回動操作すると、コネクタホルダ12に
対して接近或いは遠ざかる方向に移動するようになって
いる。この導通検査ユニット20には、前記コネクタ3
0の各端子金具33に対向する位置に複数本の導通検査
検知体22がコネクタ30側に向かって突設されてい
る。詳細には図示しないが、これらの導通検査検知体2
2は軸方向に移動可能にされると共に、スプリング24
によって常時進出方向に付勢されている。また、各導通
検査検知体22にはリード線23が接続され、これが図
示しない導通検査装置の入力端子に接続されている。
【0019】次に、本実施例におけるコネクタの検査手
順について説明する。予め、各電線35の先端に固着さ
れた端子金具33がコネクタハウジング31の所定のキ
ャビティ32に奥一杯まで挿入され、併せて、多数の電
線35をテーピング等によって束ねてワイヤハーネスと
して組み上げられた状態で次のように端子金具の装着不
良検査及び導通検査が行われる。ここで、検査すべきワ
イヤハーネスは所定の検査板上に載せられ、その検査板
の近くに設けたコネクタ検査装置10にワイヤハーネス
のコネクタ30がセットされる。まず、コネクタハウジ
ング31を指で摘み、その突条31aをコネクタホルダ
12のコネクタ固定溝15に差し込んで、コネクタ30
をコネクタホルダ12内に上から嵌め込むようにしてセ
ットする。これにより、コネクタホルダ12の中央にあ
る検知体16がコネクタハウジング31の検査孔36内
に進入することになる。
【0020】このとき、コネクタ30の全ての端子金具
33が、コネクタハウジング31のランス34と係合す
る正規位置にあれば、検査孔36は連続的な貫通孔とな
っているから、図4及び図5に示すように、検査孔36
内を検知体16がスタビライザ33bと干渉することな
く貫通し、なんなくコネクタ30はコネクタホルダ12
の最奥部まで挿入される。しかし、万一、図6に示すよ
うに端子金具33がランス34と係合しない非正規位置
にあるときには、検査孔36がスタビライザ33bと干
渉して不連続状態となるから、図7に示すように検査孔
36内に進入した検知体16の先端が非正規位置にある
端子金具33のスタビライザ33bに突き当たる。この
場合には、圧縮スプリング18が圧縮されて検知体16
が下方に沈み込むことになり、これにて、スイッチ19
が作動してランプが点灯するから、作業者はこれを見て
装着不良があったことを容易に確認できる。そして、直
ちに作業を中断し、コネクタハウジング31の後方から
延出している電線35を摘んで端子金具33をキャビテ
ィ32内に強く押し込んで端子金具33をランス34と
係合する正規位置に装着すればよい。
【0021】なお、検知体16の先端に斜面部17が形
成されている場合には、一部の端子金具33が非正規位
置にあるとはいえ、正規位置のすぐ近くにあるときに
は、コネクタ30をコネクタホルダ12にセットする操
作によって、端子金具33が斜面部17によって正規位
置に押し込められることがある。この場合には、一時的
に検知体16が引っかかるようになっても、端子金具3
3を正規位置に押しつつコネクタ30がコネクタホルダ
12にセットされるので、作業を中断する必要がない。
【0022】そして、コネクタ30をコネクタホルダ1
2にセットした後は、検査装置10のカムハンドル21
を操作して導通検査検知体22を進出させる。すると、
導通検査ユニット20の各導通検査検知体22がコネク
タ30の各端子金具33に接触するようになるから、こ
れにて導通検査装置にて各端子金具33が所定のキャビ
ティ32に装着されているか否かを検査することができ
る。このように本実施例では、コネクタ30をコネクタ
ホルダ12にセットするだけで、検知体16がコネクタ
ハウジング31の検査孔36に進入するようになるか
ら、端子金具33の装着不良を簡単に見つけることがで
きる。この場合、検知体16は非正規位置にある端子金
具33のスタビライザ33bに横から当接してその装着
不良を検出する構成であるから、端子金具33に固着さ
れている電線35の柔軟性等の影響は全く受けることが
なく、装着不良を確実に検出することができる。
【0023】また、この実施例のように検査孔36をコ
ネクタハウジング31のほぼ中央に設けて全ての端子金
具33と干渉可能に設定しているから、1本の検知体1
6によって全ての端子金具33が正規位置にあるか否か
を検査することができ、各端子金具1毎に押し出しピン
3を設ける必要があった図9の従来の検査装置に比べて
構成が格段に簡単になる。さらには、この実施例ではコ
ネクタホルダ12に併せて導通検査ユニット20を設
け、これにて各端子金具33の導通検査も行うことがで
きるようにした。このため、端子金具33の装着位置検
査のためのコネクタホルダ12へのセット操作が、端子
金具33の導通検査のためのコネクタ30のセット操作
も兼ねることになり、2種類の検査を効率的に進めるこ
とができて極めて合理的である。
【0024】なお、本発明は、例えば次のような構成で
実施することもできる。 (イ)上記各実施例では、端子金具を抜け止め状態にす
るランスがコネクタハウジング側に設けられた例を示し
たが、これに限られず、端子金具に係止片を切り起こし
状に設けたいわゆる金属ランスであってもよい。 (ロ)検査孔を形成する位置は、端子金具のボックス部
と干渉する位置であってもよく、要するに、端子金具の
挿入方向と交差する方向に検査孔を形成し、その検査孔
は端子金具がランスによる正規の抜け止め状態にされる
正規位置にあるときには連続的に連なるように設定して
おけばよい。 (ハ)前記第1実施例では1本の検知体をコネクタハウ
ジングの一方向側から進入させる構成としたが、これに
限らず、複数の検査孔を設ける場合にはこれに対応して
複数本の検知体を設けてもよく、また、1本の検査孔に
対して両側から検知体を進入させる構成としてもよい。 (ニ)前記第1実施例では検知体16の変位をスイッチ
19にて検出したときにランプを点灯させるようにした
が、これに限らず、或いは、これと共にブザーや音声を
利用して作業者に報知するようにしてもよい。 (ホ)検知体を延長方向に移動可能にする場合には、検
知体全体を移動可能にするに限らず、例えば案内筒の先
端に検知体先端を進退可能に支持した構成として先端部
のみを延長方向に移動可能に構成してもよく、この場合
には、検知体先端の変位を検出するスイッチを上記案内
筒内に設ければよい。 その他、本発明は上記し或いは図面に示した実施例に限
定されるものではなく、例えばコネクタの端子金具は1
本でもよいし、雄形であってもよく、また検知体の先端
は平坦にしてもよい等、要旨を逸脱しない範囲内で種々
変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るコネクタ検査装置の
全体を示す斜視図
【図2】コネクタの断面図
【図3】コネクタ検査装置の断面図
【図4】端子金具が正規位置にあるときに検査孔に検知
体が進入した様子を示すコネクタの断面図
【図5】図4の状態における概略的な斜視図
【図6】端子金具が非正規位置にあるときに検査孔に検
知体が進入した様子を示すコネクタの断面図
【図7】図6の状態における概略的な斜視図
【図8】本発明の第2実施例を示す要部の断面図
【図9】従来のコネクタ検査装置を示す断面図
【符号の説明】
10…コネクタ検査装置 15…コネクタ固定溝 16…検知体 17…斜面部 18…圧縮スプリング 19…スイッチ 30…コネクタ 31…コネクタハウジング 33…端子金具 34…ランス 35…電線 36…検査孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 健 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (72)発明者 小林 日出夫 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−45042(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 43/00 H01R 13/42 H01R 13/64 G01R 31/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングの所定位置に挿入し
    た端子金具をランスにて抜け止め状態とするコネクタで
    あって、前記コネクタハウジングに前記端子金具の挿入
    方向と交差する方向に検査孔が形成され、この検査孔は
    前記端子金具が前記ランスにより抜け止め状態にされる
    正規位置にあるときには連続的に連なるように設定され
    ているコネクタを、検査する検査装置であって、 前記検査孔への挿入を可能とされ、且つその挿入方向に
    沿って往復移動可能であるとともに弾性体にて挿入方向
    側に付勢された検知体と、 この検知体が前記検査孔への挿入方向とは反対側に変位
    したことを検出するスイッチとを備えてなるコネクタ検
    査装置。
  2. 【請求項2】 前記検知体の先端には、非正規位置にあ
    る前記端子金具を正規位置に移動させる斜面部が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ検査
    装置。
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