JP5128335B2 - GaN系半導体基板、その製造方法および半導体素子 - Google Patents

GaN系半導体基板、その製造方法および半導体素子 Download PDF

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Description

本発明は、発光素子、特に半導体レーザダイオードなどを作製するのに好適なGaN系半導体基板、その製造方法および半導体素子に関する。
従来、青紫色レーザダイオードは、HVPEなどの方法により成長された自立GaN基板を利用し、この基板上に活性層、クラッド層、コンタクト層などの各層をMOCVDなどの方法によりエピタキシャル成長した窒化物半導体積層体を加工し形成される。
従来、自立GaN基板の成長には、GaAs基板上にGaN層を成長し、GaAs基板を取り除く方法が利用されている(特許文献1,2および3参照)。
WO99/23693号公報 特開2001−102307号公報 特開2000−340509号公報
ところで、青紫色レーザダイオードなどの実用化に至る過程において、信頼性の確保のために基板の転位密度の低減が重要であった。上記特許文献1乃至3に開示された従来技術によれば、貫通転位密度を低減した自立GaN基板が実現するとされている。しかし、より高い信頼性を確保するために、貫通転位に代表される結晶欠陥の密度を更に低減する必要がある。
本発明の目的は、従来よりも良好な結晶品質を有するGaN系半導体基板、その製造方法および半導体素子を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明に係るGaN系半導体基板は、ZnO基板と、前記ZnO基板の一方の面と側面に形成された保護膜と、前記ZnO基板の他方の面に形成された界面層と、前記界面層上に形成された前記ZnO基板と格子整合するInGaN層と、前記InGaN層上に形成された少なくとも2μm以上のGaN層と、を備えたGaNテンプレート基板であることを特徴とする。
この構成によれば、下地基板として、大型の単結晶、具体的には2〜3インチ、あるいは、それ以上の基板の製造が可能なZnO基板を用いているので、従来よりも大口径のGaNテンプレート基板を作れる。もともと転位密度の小さいZnO基板に格子整合して成長されたInGaN層を有するInGaN/ZnO複合基板を下地としてGaN層が成長されているので、GaN層の貫通転位密度が大幅に低減されている。また、ZnO基板の一方の面および側面に形成された保護膜により、GaN層を成長する際に、ZnO基板がGaNの原料ガスのひとつであるアンモニアによって破壊されるのを抑制でき、更に界面層の導入によってInGaN層やGaN層へのZnおよびOの混入を抑制することができる。従って、従来よりも貫通転位を低減した良好な結晶品質のGaN層を有するGaNテンプレート基板を得ることができる。
請求項2に記載の発明に係るGaN系半導体基板は、前記界面層は、臨界膜厚以下のGaN層、InN層、およびこれらを組み合わせた複合層からなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明に係るGaN系半導体基板の製造方法は、ZnO基板の一方の面と側面に保護膜を形成する第1の工程と、前記ZnO基板の他方の面に界面層を形成する第2の工程と、前記界面層上に前記ZnO基板と格子整合するInGaN層を形成する第3の工程と、前記InGaN層上に少なくとも2μm以上のGaN層を形成する第4の工程と、を実施してGaNテンプレート基板を作製することを特徴とする。
この構成によれば、従来よりも貫通転位を低減した良好な結晶品質のGaN層を有するGaNテンプレート基板を作製することができる。
請求項4に記載の発明に係るGaN系半導体基板の製造方法は、前記保護膜および前記ZnO基板を取り除くことで、自立GaN基板を作製する第5の工程を更に備えることを特徴とする。
この構成によれば、従来よりも貫通転位を低減した良好な結晶品質のGaN層を有する自立GaN基板を得ることができる。
請求項5に記載の発明に係るGaN系半導体基板の製造方法は、前記保護膜、前記ZnO基板、前記界面層、前記InGaN層および前記InGaN層と界面をなす前記GaN層の一部を取り除くことで、自立GaN基板を作製する第6の工程を更に備えることを特徴とする。
この構成によれば、貫通転位を低減した更に良好な結晶品質のGaN層を有する自立GaN基板を得ることができる。請求項6に記載の発明に係る半導体素子は、請求項4又は5に記載の前記自立GaN基板上に、半導体素子構造を形成したことを特徴とする。
この構成によれば、自立GaN基板上に素子構造を形成することで、半導体レーザ素子や発光ダイオードなどの半導体発光素子、電力用のショットキーダイオードや電界効果トランジスタ(FET)などの半導体素子を形成できる。
請求項7に記載の発明に係る半導体素子は、前記半導体素子構造は、前記自立GaN基板上に形成された第1導電型のAlGaNクラッド層と、該AlGaNクラッド層上に形成されたInGaN活性層或いはGaNからなる量子井戸構造の活性層と、該活性層上に形成された第2導電型のAlGaNクラッド層と、該AlGaNクラッド層上に形成された第2導電型のGaNコンタクト層と、を備え、半導体発光素子として構成されたことを特徴とする。
この構成によれば、発光波長が青色の半導体発光素子を実現できる。
請求項8に記載の発明に係るGaN系半導体基板は、ZnO基板と、前記ZnO基板の一方の面と側面に形成された保護膜と、前記ZnO基板の他方の面に形成された界面層と、前記界面層上に形成された前記ZnO基板と格子整合するInGaN層と、前記InGaN層上に形成された少なくとも2μm以上のInGaN層と、を備えたInGaNテンプレート基板であることを特徴とする。この構成によれば、ZnO基板上にInを添加された良好な品質の厚いInGaN層を成長できるので、従来よりも貫通転位密度が小さいInGaNテンプレート基板を得ることができる。発振波長の長波長化に有利な格子定数を調整された基板を得ることができる。
請求項9に記載の発明に係るGaN系半導体基板の製造方法は、ZnO基板の一方の面と側面に保護膜を形成する第1の工程と、前記ZnO基板の他方の面に界面層を成長させて形成する第2の工程と、前記界面層上に前記ZnO基板と格子整合するInGaN層を形成する第3の工程と、前記InGaN層上に少なくとも2μm以上のInGaN層を形成する第4の工程と、を実施してInGaNテンプレート基板を作製することを特徴とする。
請求項10に記載の発明に係るGaN系半導体基板の製造方法は、前記保護膜および前記ZnO基板を取り除くことで、自立InGaN基板を作製する第5の工程を更に備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明に係るGaN系半導体基板の製造方法は、前記InGaNテンプレート基板の前記保護膜、前記ZnO基板、前記界面層、および該界面層と界面をなす前記InGaN層の一部を取り除くことで、自立InGaN基板を作製する第6の工程を更に備えることを特徴とする。請求項12に記載の発明に係る半導体素子は、請求項10又は11に記載の前記自立InGaN基板上に、半導体素子構造を形成したことを特徴とする。
この構成によれば、自立InGaN基板上に半導体素子構造を形成することで、半導体レーザ素子や発光ダイオードなどの半導体発光素子、電力用のショットキーダイオードや電界効果トランジスタ(FET)などの半導体素子を形成できる。
請求項13に記載の発明に係る半導体素子は、前記半導体素子構造は、前記自立InGaN基板上に形成された第1導電型のAlInGaNクラッド層と、該AlInGaNクラッド層上に形成されたInGaN活性層或いはGaNからなる多重量子井戸構造の活性層と、該活性層上に形成された第2導電型のAlInGaNクラッド層と、該AlInGaNクラッド層上に形成された第2導電型のInGaNコンタクト層と、を備え、半導体発光素子として構成されたことを特徴とする。
この構成によれば、青色から赤色までの可視光領域、特に青色よりも長波長の可視光(例えば緑色)で発光する半導体発光素子を実現できる。
本発明によれば、従来よりも良好な結晶品質を有するGaN系半導体基板および半導体素子を実現できる。
以下、本発明を具体化した各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態の説明において同様の部位には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係るGaNテンプレート基板10を示している。
GaN系半導体基板としてのGaNテンプレート基板10は、半導体素子の一例として、405nm付近に発振波長を有する青紫色半導体レーザ素子のためのエピタキシャル成長用基板(エピタキシャルウェハ)として利用される。
このGaNテンプレート基板10は、ZnO単結晶基板(ZnO基板)11と、ZnO単結晶基板11の裏面(一方の面)11aと側面11bに形成された保護膜12と、ZnO単結晶基板11の表面(他方の面)11cに形成された界面層13と、薄い界面層13上に形成されたZnO単結晶基板11と格子整合するInGaN層14と、InGaN層14上に形成された少なくとも2μm以上の厚いGaN層15とを備える。
ZnO単結晶基板11は、水熱合成などの方法により育成されたインゴットをスライスして利用する。主面方位はc面であり、酸素面もしくはZn面である。1度程度のわずかなオフ角度をつけてもよい。少なくともエピタキシャル層を配置するZnO単結晶基板11の主面は、化学機械研磨および熱処理により原子レベルに平坦化されている。ZnO単結晶基板11上にZnO系エピタキシャル層が配置されていてもよい。
界面層13は、InNおよびGaNの単分子層膜を組み合わせるなどした擬格子整合界面層である。典型的には、5分子層のGaN層と1分子層のInN層の組み合わせを構成単位とし、これを1回から10回繰り返す構造が利用される。界面層が弾性的に歪むことにより、擬似格子整合を維持できる範囲内で、GaN層を3分子層程度に薄くしたり、10分子層程度に厚くすることもできるが、InN層は、1分子層以下が好ましい。また、ここでいう分子層の数値は、必ずしも整数である必要はない。このように構成された
擬格子整合界面層は、厚さが2〜50nm程度であり、この界面層によって、ZnO単結晶基板11の格子定数を引き継ぎながら、ZnO単結晶基板とその上に成長されるInGaN層との構成元素による相互拡散を防止することができる。
ZnO単結晶基板11上に薄い界面層13を介して形成される、ZnO単結晶基板11と格子整合するInGaN層14のIn組成は、概略0.15程度であるが、結晶欠陥を増加させない程度に成長が可能なIn組成は0.1〜0.2である。厳密には、InGaN層14のInN組成は、X線回折法により観測されるロッキングカーブの回折ピーク半値幅が最小となるように調整される。InGaN層14の厚さは、典型的には0.1μmである。その厚さが0.01μm以下であると、GaN層15の成長時に相互拡散が大きくなる場合があり好ましくない。
また、ZnO単結晶基板11の酸素面或いはZn面のいずれを用いた場合でも、InGaN層14は、III族面となるように成長する。成長温度が著しく低い場合は、N面となる場合がある。
InGaN層14上に形成されたGaN層15は、結晶品質を良好とするために少なくとも2μm以上の厚さとする。また、デバイス化の段階などで部分的にZnO基板を取り除くためには、10μm以上の厚さを有することが望ましい。さらに自立基板とするためには、機械的強度を保つために50μm程度以上の厚さが必要で、典型的には、200μm程度の厚さであることが望ましい。但し、自立基板の機械的強度を保つために他のZnO基板やGaAs基板などに貼り付けて使用する場合は、50μm程度以下の自立基板を利用することが可能である。
GaN層15は、アンドープの高純度としてもよいが、Mg等のp型不純物をドーピングしてP型としてもよく、Si等のn型不純物をドーピングしてN型としてもよい。
ZnO単結晶基板11の裏面11aおよび側面11bに形成された保護膜12は、GaN層15を成長する際のZnO単結晶基板11の劣化を抑制するための保護膜である。つまり、この保護膜12により、GaN層15を成長する際に使用される原料ガスであるアンモニアとの反応によって、ZnO単結晶基板11が破壊されるのを抑制できる。この保護膜12は、Mo等の高融点金属をスパッタすることによって形成した膜やSiN等からなる誘電体膜が利用できるが、GaN層を用いてもよい。(GaNテンプレート基板の製造方法)
次に、図1に示すGaNテンプレート基板10の製造方法を説明する。
GaNテンプレート基板10の製造方法は、以下の工程を備える。
1.ZnO単結晶基板11の裏面11aと側面11bに保護膜12を形成する工程。
2.ZnO単結晶基板11の表面11cに界面層13を成長させて形成する工程。
3.界面層13上にZnO単結晶基板11と格子整合するInGaN層14を形成する工程。
4.InGaN層14上に厚いGaN層15を形成する工程。
これらの工程を実施してGaNテンプレート基板10が完成する。
このようなGaNテンプレート基板10の製造方法を、以下により詳細に説明する。
(工程1)まず、(000_1)面(―c面:酸素面)が基板面(表面)となっているZnO単結晶基板11を用意する。(0001)面(+c面:Zn面)を利用してもよい。1度程度のオフ角度を施してもよい。
(工程2)ZnO単結晶基板11の外面のうち、裏面11aおよび両側面11b上に窒化物半導体(InGaN,AlInN,AlGaInN等)からなる保護膜40を、MBE(molecular beam epitaxy)法、例えばRFMBE(radio-frequency molecular beam epitaxy)法、或いはPLD(Pulsed Laser Deposition)法等、比較的低温(400〜600℃程度以下)のプロセスにより成長(エピタキシャル成長)させる。
(工程3)次に、ZnO単結晶基板11の表面平坦化処理を行う。
熱処理と化学機械研磨による平坦化を行う。ZnOエピタキシャル層を形成してもよい。これらの処理の結果、ZnO単結晶基板11は、原子レベルで平坦な表面を得ることができる。例えば、AFMのRMS値は、0.2nm程度以下となる。オフ角度を施した場合は、ステップバンチングがなく、均一なステップを観測することができた。
(工程4)次に、第1の窒化物半導体の成長工程に入る。成長チャンバー内で大気圧下または減圧下でサーマルクリーニング処理を行う。
具体的には、真空中、700〜750℃の温度で30〜60分加熱し、有機物などを除去する。
ここで、ZnO単結晶基板11の裏面11aおよび両側面11b上に、窒化物半導体(InGaN,AlInN,AlGaInN等)からなる保護膜12を形成してもよいが、ここでは、既に保護膜12が形成されているとする。
(工程5) 次にZnO単結晶基板11表面への窒化物半導体層の成長工程にはいる。
V族原料を窒素ラジカルとして供給できるRFラジカルセルを有するRFMBE法により成長させる。界面層13は、例えばInNの1MLとGaNの5MLを組み合わせた積層を1単位として、この積層を2〜4単位繰り返して形成する。
この工程5の条件として、例えば、成長温度Tg=400〜600℃、プラズマ電力P=300〜500W、窒素ガス(N2)流量1.0〜5.0sccm(standard cc/mIn)とする。III族原料としては、InN層においては、高純度のIn、GaN層に対しては、Ga金属原料をクヌーセンセルで蒸発させて基板に供給する。
引き続きZnO単結晶基板11と格子整合するInGaN層14を成長する。この工程において、例えば、成長温度はTg=400から600℃に設定される。プラズマ電力P=300〜500W、窒素ガス(N2)流量1.0〜5.0sccmとする。III族原料としては、高純度のInおよびGa金属原料をクヌーセンセルで蒸発させて基板に供給する。In組成は、およそ20%に調整する。InGaN層14は、総計で0,1〜0.3μm程度の厚さで、少なくとも0.01μmの厚さ成長する。基板温度は、連続的に上昇させるか、途中でステップ状に上昇してもよい。成長温度の違いでInとGaの取り込まれる率が変動するので、成長温度を上昇させる場合にInのフラックスを上昇させる。また、窒素ラジカルは、表面におけるV/III比が1程度となるようにRHEEDパターンを一定とするように調整する。
InGaN層14の成長途中で、アニールを行ってもよい。
(工程6)この後、GaN層15の成長にはいる。
GaN層15の成長は、アンモニアを利用して行う。基板温度を800℃程度に上昇し、アンモニアの供給とともにInとGaを照射して成長を行う。この手法では、GaN層15の成長速度は、高々1μm/h程度であるので、厚膜の成長を行うことができない。InGaN/ZnOの段階でHVPE装置に導入して成長する。HVPE装置に導入する前にGaN層15をMBE装置で成長してもよい。MBE法のほかにPLD法を使用してもよい。PLD法では3族原料の運動エネルギーが大きいので、基板温度を低温としても比較的表面マイグレーションの大きい条件で成長が可能である。
HVPEの条件は、概略次のとおりである。成長温度は、1000℃から1100℃キャリアに塩化水素を用いて、3族原料は金属Gaを用いる。
以上の(工程1)〜(工程6)により図1に示すGaNテンプレート基板10が製造される。GaN層15の厚さを10μm程度とし、このGaNテンプレート基板10を素子作製に利用することができる。この場合は、GaN層15の成長にMBEやMOCVDが利用できる。
このようにして作製したGaNテンプレート基板10の保護膜12およびZnO単結晶基板11を取り除くことで、図2に示すGaN系半導体基板としての自立GaN基板20を作製することができる。
この場合は、GaN層15を100μm以上の厚さとする。ドライエッチングで裏面11aの保護膜12を除去してから塩酸、燐酸、または、酒石酸等のカルボン酸によりZnO単結晶基板11をウエットエッチングする。さらに自立GaN基板20の裏面側を数μm程度化学機械研磨により除去することにより裏面のコンタクト抵抗を下げることができる。この工程は、素子プロセスにおいて実施する場合が多い。
(半導体発光素子)
次に、図2に示す自立GaN基板20を、エピタキシャル成長用基板(エピタキシャルウェハ)として用い、このエピタキシャルウェハ上に高温のMOCVDにより半導体発光素子の素子構造を積層する。なお、ここで用いる自立GaN基板20は、図2の破線で示す部分まで取り除いたものを使用する。
ここでは、自立GaN基板20のGaN層15上に、半導体レーザ素子の素子構造を形成する場合について一例として説明する。この自立GaN基板20は、半導体レーザ素子LEDなどの半導体発光素子に限らず、電力用のショットキーダイオードやFETなどの半導体素子の素子構造を形成するエピタキシャルウェハとして利用することもできる。
図3は、半導体レーザ素子の素子構造を示す断面図である。この素子構造は、自立GaN基板20のGaN層15をエピタキシャルウェハとして、このエピタキシャルウェハ上に形成される。GaN層15は、Siをドープしたn型導電性を有する。このGaN層15上に形成される素子構造は、バッファ層であるn型導電性を有するGaN層31と、n型導電性を有するGaNクラッド層32と、GaNクラッド層32上に形成されたInGaN活性層33と、活性層33上に形成されたp型導電性を有するAlGaNクラッド層34と、AlGaNクラッド層34上に形成されたp型導電性を有するGaNコンタクト層35と、を備える。なお、InGaN活性層33に代えて、InGaN/GaNからなる量子井戸(QW)構造の活性層を用いてもよい。
このような半導体素子構造を自立GaN基板20のGaN層15上に積層した後、素子プロセスに入る。図4に示すようにリッジストライプ36をドライエッチングにより加工し、その側壁を保護膜37により保護した後にP型電極38を配置する。また、エピタキシャルウェハである自立GaN基板20のGaN層15の裏面側にn型の下部電極39を形成する。この前に研磨を行うことがよい。次に、図5に示すように、劈開による端面ミラー41,42を形成する。端面ミラー41,42にはAR膜,HR膜をそれぞれ形成する。リッジストライプ36に沿ってダイシングにより単一素子に分割し、ヒートシンクにダイボンディングする。表面電極には金メッキ等の方法で厚い電極パットを用意してもよい。表面電極にワイヤボンドするなどして、P型電極38への電流供給手段を設ける。
これにより、半導体レーザ素子40の作製が完了する。
以上説明した第1実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
・ZnO単結晶基板11上に形成した格子整合InGaN層14を有するInGaN/ZnO複合基板上にGaN層15の成長に好ましいアンモニアによる1000℃以上の温度で厚いGaN層が成長されているため、結晶の配向性にすぐれ、転位密度が著しく低減されたGaNテンプレート基板10および自立GaN基板20を作製できる。
・また、ZnO単結晶基板11の裏面11aと両側面11bは、あらかじめ保護膜12により保護されているため、GaN層15の成長中にZnO単結晶基板11がアンモニアにより破壊されることがなく、そのため、Znや酸素によりGaN層15が汚染されない。従って、従来よりも貫通転位を低減した良好な結晶品質のGaN層15を有するGaNテンプレート基板10および自立GaN基板20を得ることができる。
・下地基板として、大型の単結晶ができるZnO単結晶基板11を用いているので、大型のGaNテンプレート基板10および自立GaN基板20を作製できる。
・もともと転位密度の小さいZnO単結晶基板11に格子整合して成長されたInGaN層14を有するInGaN/ZnO複合基板を下地としてGaN層15が成長されているので、GaN層15の貫通転位密度が大幅に低減されている。例えば、その貫通転位密度が1E+2cm-2以下である。
・さらに、GaN層15の一部を図2の破線で示す位置まで取り除いて自立GaN基板20とすることにより、素子構造の成長を熱的応力を導入低ひずみで実施することができる。縦型の電極配置が可能となる。
・大きな領域の活性層33を有する半導体レーザ素子40を作製しても活性層33に貫通転位が存在しない素子を得ることができるので、ワットクラスの光出力でかつ実用的な寿命を備えた素子を得ることができる。
・GaNテンプレート基板10および自立GaN基板20は、405nm付近に発振波長を有する青紫色半導体レーザ素子のためのエピタキシャル成長用基板(エピタキシャルウェハ)として利用することができる。
・また、図1に示すGaNテンプレート基板10を図2の破線で示す部分まで取り除くことで、自立GaN基板20を作製することにより、GaN層15のうち、ZnおよびOなどの不純物の混入した部分が取り除かれているので、貫通転位を低減した更に良好な結晶品質のGaN層15を有する自立GaN基板を得ることができる。
(第2実施形態)
図6は本発明の第2実施形態に係るInGaNテンプレート基板10Aを示している。
GaN系半導体基板としてのInGaNテンプレート基板10Aは、図1に示す上記第1実施形態に係るGaNテンプレート基板10のGaN層15に代えて、このGaN層15にInを添加したInGaN層15Aを用いている。InGaNテンプレート基板10Aのその他の構成は、図1に示すGaNテンプレート基板10と同じである。このInGaNテンプレート基板10Aの保護膜12およびZnO単結晶基板11を取り除くことで、図7に示すGaN系半導体基板としての自立InGaN基板20Aを作製することができる。
この場合は、InGaN層15を100μm以上の厚さとする。ドライエッチングで裏面11aの保護膜12を除去してから塩酸、燐酸、または、酒石酸等のカルボン酸によりZnO単結晶基板11をウエットエッチングする。さらに自立InGaN基板20Aの裏面側を数μm程度化学機械研磨により除去することにより裏面のコンタクト抵抗を下げることができる。この工程は、素子プロセスにおいて実施する場合が多い。
(半導体発光素子)
次に、図7に示す自立InGaN基板20Aを、エピタキシャル成長用基板(エピタキシャルウェハ)として用い、このエピタキシャルウェハ上に高温のMOCVDにより半導体発光素子の素子構造を積層する。なお、ここで用いる自立InGaN基板20Aは、図7の破線で示す部分まで取り除いたものを使用する。
ここでは、自立InGaN基板20AのInGaN層15A上に、半導体レーザ素子の素子構造を形成する場合について一例として説明する。この自立InGaN基板20Aは、半導体レーザ素子LEDなどの半導体発光素子に限らず、電力用のショットキーダイオードやFETなどの半導体素子の素子構造を形成するエピタキシャルウェハとして利用される場合もある。
図8は、半導体レーザ素子の素子構造を示す断面図である。この素子構造は、自立InGaN基板20AのInGaN層15Aをエピタキシャルウェハ(基板)として、この基板上に形成される。InGaN層15Aは、Siをドープしたn型導電性を有する。このInGaN層15A上に形成される素子構造は、バッファ層であるn型導電性を有するInGaN層51と、n型導電性を有するAlInGaNクラッド層52と、AlInGaNクラッド層52上に形成されたInGaN活性層53と、活性層53上に形成されたp型導電性を有するAlInGaNクラッド層54と、AlInGaNクラッド層54上に形成されたp型導電性を有するInGaNコンタクト層55と、を備える。なお、InGaN活性層53に代えて、GaNからなる多重量子井戸(MQW)構造の活性層を用いてもよい。
このような素子構造をエピタキシャルウェハである自立InGaN基板20AのInGaN層15A上に積層した後、上述した素子プロセスに入る。そして、上記第1実施形態と同様に半導体レーザ素子を作製する。
以上説明した第2実施形態によれば、上記第1実施形態の奏する作用効果に加えて、以下の作用効果を奏する。
・InGaN層15Aを厚い膜として、InGaNテンプレート基板10A或いは自立InGaN基板20Aとすることにより、活性層53の歪みが低減されて半導体発光素子における発振波長の長波長化を実現できる。つまり、青色から赤色までの可視光領域、特に青色よりも長波長の可視光(例えば緑色)で発光する半導体発光素子を実現できる。
・ZnO単結晶基板11の格子定数はInGaNに近い(格子整合する)ので、活性層53のInの組成を高くしても、相分離が抑制される。これにより、Inの組成を高くしても均一なIn組成を有するInGaN活性層53が得られるので、青色から赤色までの可視光領域、特に青色よりも長波長の可視光(例えば緑色)で発光する半導体発光素子を実現できる。なお、この発明は以下のように変更して具体化することもできる。
・図3に示す半導体レーザ素子の素子構造において、n型導電性を有するそれぞれ有するGaN層15、GaN層31およびGaNクラッド層32に代えて、Mgをドープしてp型導電性をそれぞれ持たせたGaN層15、GaN層31およびGaNクラッド層32を用いてもよい。この場合、p型導電性をそれぞれ有するAlGaNクラッド層34およびGaNコンタクト層35に代えて、Siをドープしてn型導電性をそれぞれ持たせたAlGaNクラッド層34およびGaNコンタクト層35とする。
・図8に示す半導体レーザ素子の素子構造において、n型導電性をそれぞれ持たせたInGaN層15A、InGaN層51およびAlInGaNクラッド層52に代えて、Mgをドープしてp型導電性をそれぞれ持たせたInGaN層15A、InGaN層51およびAlInGaNクラッド層52を用いてもよい。この場合、p型導電性をそれぞれ有するAlInGaNクラッド層54およびInGaNコンタクト層55に代えて、Siをドープしてn型導電性をそれぞれ持たせたAlInGaNクラッド層54およびInGaNコンタクト層55とする。
・上記各実施形態において、半導体レーザ素子のストライプ幅を100μm以上とし、キャビティ長を1000mm以上とすることにより、横モードマルチで1W以上の光出力において実用的な寿命を保有する半導体レーザ素子が得られる。
・上記各実施形態において、InGaNで構成した活性層15をAlGaInNで構成した場合にも、ZnO単結晶基板12の格子定数はInGaN と同様にAlGaInNにも近い(格子整合する)ので、活性層15のInの組成を高くしても、相分離が抑制される。これにより、Inの組成を高くしても均一なIn組成を有するAlGaInN活性層が得られるので、青色から赤色までの可視光領域、特に青色よりも長波長の可視光(例えば緑色)で発光する半導体発光素子を実現できる。
第1実施形態に係るGaNテンプレート基板を示す断面図。 自立GaN基板を示す断面図。 図2に示す自立GaN基板上に形成する素子構造を示す断面図。 図2に示す自立GaN基板上に形成した半導体レーザ素子を示す断面図。 劈開とダイシングの説明図。 第2実施形態に係るInGaNテンプレート基板を示す断面図。 自立InGaN基板を示す断面図。 図2に示す自立InGaN基板上に形成する素子構造を示す断面図。
符号の説明
10:GaNテンプレート基板
10A:InGaNテンプレート基板
11:ZnO単結晶基板
11a:裏面
11b:側面
11c:表面
12:保護膜
13:界面層
14:InGaN層
15:GaN層
15A:InGaN層
20:自立GaN基板
20A:自立InGaN基板
31:GaN層
32:GaNクラッド層
33:InGaN活性層
34:AlGaNクラッド層
35:GaNコンタクト層
36:リッジストライプ
40:半導体素子としての半導体レーザ素子
51:InGaN層
52:AlInGaNクラッド層
53:InGaN活性層
54:AlInGaNクラッド層
55:InGaNコンタクト層

Claims (8)

  1. ZnO基板の一方の面と側面に保護膜を形成する第1の工程と、
    前記ZnO基板の他方の面に、臨界膜厚以下のGaN層、InN層、およびこれらを組み合わせた複合層であり、前記GaN層および前記InN層の単分子層膜を複数積層して形成されることで、前記ZnO基板の格子定数を引き継ぐ擬格子整合層であり、2〜50nmの厚さの層であって、当該層の上に形成されるInGaN層と前記ZnO基板との相互拡散を防止する層である界面層を形成する第2の工程と、
    前記界面層上に、前記ZnO基板と格子整合する層であって、前記ZnO基板の格子定数を引き継いだ前記InGaN層を形成する第3の工程と、
    前記InGaN層上に厚さ50μm以上のGaN層を形成する第4の工程と、
    前記保護膜、前記ZnO基板、前記界面層、前記InGaN層、および前記GaN層におけるZn、Oの不純物混入部分を取り除く第5の工程とを実施して自立GaN基板として作成されることを特徴とするGaN系半導体基板。
  2. ZnO基板の一方の面と側面に保護膜を形成する第1の工程と、
    前記ZnO基板の他方の面に、臨界膜厚以下のGaN層、InN層、およびこれらを組み合わせた複合層であり、前記GaN層および前記InN層の単分子層膜を複数積層して形成されることで、前記ZnO基板の格子定数を引き継ぐ擬格子整合層であり、2〜50nmの厚さの層であって、当該層の上に形成されるInGaN層と前記ZnO基板との相互拡散を防止する層である界面層を形成する第2の工程と、
    前記界面層上に、前記ZnO基板と格子整合する層であって、前記ZnO基板の格子定数を引き継いだ前記InGaN層を形成する第3の工程と、
    前記InGaN層上に厚さ50μm以上のGaN層を形成する第4の工程と、
    前記保護膜、前記ZnO基板、前記界面層、前記InGaN層、および前記GaN層におけるZn、Oの不純物混入部分を取り除く第5の工程とを実施して自立GaN基板を作成することを特徴とするGaN系半導体基板の製造方法
  3. 請求項1に記載の前記自立GaN基板上に、半導体素子構造を形成したことを特徴とする半導体素子
  4. 前記半導体素子構造は、前記自立GaN基板上に形成された第1導電型のAlGaNクラッド層と、該AlGaNクラッド層上に形成されたInGaN活性層或いはGaNからなる量子井戸構造の活性層と、該活性層上に形成された第2導電型のAlGaNクラッド層と、該AlGaNクラッド層上に形成された第2導電型のGaNコンタクト層と、を備え、半導体発光素子として構成されたことを特徴とする請求項3に記載の半導体素子
  5. ZnO基板の一方の面と側面に保護膜を形成する第1の工程と、
    前記ZnO基板の他方の面に、臨界膜厚以下のGaN層、InN層、およびこれらを組み合わせた複合層であり、前記GaN層および前記InN層の単分子層膜を複数積層して形成されることで、前記ZnO基板の格子定数を引き継ぐ擬格子整合層であり、2〜50nmの厚さの層であって、当該層の上に形成される第1のInGaN層と前記ZnO基板との相互拡散を防止する層である界面層を形成する第2の工程と、
    前記界面層上に、前記ZnO基板と格子整合する層であって、前記ZnO基板の格子定数を引き継いだ前記第1のInGaN層を形成する第3の工程と、
    前記第1のInGaN層上に厚さ50μm以上の第2のInGaN層を形成する第4の工程と、
    前記保護膜、前記ZnO基板、前記界面層、前記第1のInGaN層、および前記第2のInGaN層におけるZn、Oの不純物混入部分を取り除く第5の工程とを実施して自立InGaN基板として作成されることを特徴とするGaN系半導体基板。
  6. ZnO基板の一方の面と側面に保護膜を形成する第1の工程と、
    前記ZnO基板の他方の面に、臨界膜厚以下のGaN層、InN層、およびこれらを組み合わせた複合層であり、前記GaN層および前記InN層の単分子層膜を複数積層して形成されることで、前記ZnO基板の格子定数を引き継ぐ擬格子整合層であり、2〜50nmの厚さの層であって、当該層の上に形成される第1のInGaN層と前記ZnO基板との相互拡散を防止する層である界面層を形成する第2の工程と、
    前記界面層上に、前記ZnO基板と格子整合する層であって、前記ZnO基板の格子定数を引き継いだ前記第1のInGaN層を形成する第3の工程と、
    前記第1のInGaN層上に厚さ50μm以上の第2のInGaN層を形成する第4の工程と、
    前記保護膜、前記ZnO基板、前記界面層、前記第1のInGaN層、および前記第2のInGaN層におけるZn、Oの不純物混入部分を取り除く第5の工程とを実施して自立InGaN基板を作成することを特徴とするGaN系半導体基板の製造方法。
  7. 請求項5に記載の前記自立InGaN基板上に、半導体素子構造を形成したことを特徴とする半導体素子
  8. 前記半導体素子構造は、前記自立InGaN基板上に形成された第1導電型のAlInGaNクラッド層と、該AlInGaNクラッド層上に形成されたInGaN活性層或いはGaNからなる多重量子井戸構造の活性層と、該活性層上に形成された第2導電型のAlInGaNクラッド層と、該AlInGaNクラッド層上に形成された第2導電型のInGaNコンタクト層と、を備え、半導体発光素子として構成されたことを特徴とする請求項7に記載の半導体素子
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