JP5127314B2 - 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

データを外部装置から受信する通信装置に関するものである。
従来、ネットワークに流れるパケットデータを取得するソフトウェアを使用し、障害発生時のパケットデータを取得して解析することで、障害の原因究明をすることがあった。
また、取得したパケットデータを再びネットワークに流すことによって障害の発生を再現し、再現された障害を解析することによって障害の原因究明をすることがあった。
例えば、特許文献1では、ネットワーク上のパケットデータを監視し収集する装置が開示されている。特許文献1の発明では、収集したパケットデータを記憶装置に記憶し、そのパケットデータをネットワークに送信することにより障害を再現している。
特開平8−116334
取得したパケットデータを再びネットワークに送信してパケットデータの送信を再現する方法では、不要なパケットデータがネットワークに流れてしまい、余計なネットワークトラフィックが引き起こされる可能性がある。また、障害の発生を再現しても影響のない時間帯を考慮しなければならないなど、パケットデータの送信を再現するのに手間がかかる。
一方、元のネットワーク環境でパケットデータの送信を再現するのではなく、擬似的にネットワーク環境を別途構築して、別のネットワーク環境にパケットデータを送信する方法も考えられる。この方法によれば、元のネットワーク環境では余計なネットワークトラフィックが引き起こる可能性がなくなる。しかし、擬似的なネットワーク環境では元のネットワーク環境とは異なるため、障害の発生が再現しなかったり、再現された障害の内容が異なったりする可能性がある。元のネットワーク環境に存在する装置に障害の原因がある場合には、その装置の代替品を使用した擬似的なネットワーク環境では障害の発生が再現されない可能性がある。また、このような擬似的なネットワーク環境を別途構築するのは大きな作業負荷を生むことにもなる。
そこで、本発明では、不要なネットワークトラフィックを抑えつつパケットデータの送信を再現できるようにする。
本発明に係る通信装置は、送信先アドレスを含むデータを外部装置から受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたデータを記憶する記憶手段と、ユーザから、前記記憶手段に記憶されたデータの中からのデータの選択、及び当該選択されたデータに含まれている送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変換させるための指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段が前記指示を受け付けた際に、前記選択されたデータに含まれている送信先アドレスがローカルループバックアドレスとは異なるアドレスであって前記通信装置を示すアドレスである場合には、当該送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変更し、前記選択されたデータに含まれている送信先アドレスがローカルループバックアドレスとは異なるアドレスであって前記通信装置を示すアドレスでない場合には、当該送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変更しない変更手段と、前記変更手段により送信先アドレスがローカルループバックアドレスに変更されたデータを送信する送信手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る制御方法では、送信先アドレスを含むデータを外部装置から受信する受信工程と、前記受信工程により受信されたデータを記憶する記憶工程と、ユーザから、前記記憶工程で記憶されたデータの中からのデータの選択、及び当該選択されたデータに含まれている送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変換させるための指示を受け付ける受付工程と、前記受付工程で前記指示を受け付けた際に、前記選択されたデータに含まれている送信先アドレスがローカルループバックアドレスとは異なるアドレスであって前記通信装置を示すアドレスである場合には、当該送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変更し、前記選択されたデータに含まれている送信先アドレスがローカルループバックアドレスとは異なるアドレスであって前記通信装置を示すアドレスでない場合には、当該送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変更しない変更工程と、前記変更工程により送信先アドレスがローカルループバックアドレスに変更されたデータを送信する送信工程とを有することを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムでは、送信先アドレスを含むデータを外部装置から受信する受信工程と、前記受信工程により受信されたデータを記憶する記憶工程と、ユーザから、前記記憶工程で記憶されたデータの中からのデータの選択、及び当該選択されたデータに含まれている送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変換させるための指示を受け付ける受付工程と、前記受付工程で前記指示を受け付けた際に、前記選択されたデータに含まれている送信先アドレスがローカルループバックアドレスとは異なるアドレスであって前記通信装置を示すアドレスである場合には、当該送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変更し、前記選択されたデータに含まれている送信先アドレスがローカルループバックアドレスとは異なるアドレスであって前記通信装置を示すアドレスでない場合には、当該送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変更しない変更工程と、前記変更工程により送信先アドレスがローカルループバックアドレスに変更されたデータを送信する送信工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、通信装置によって受信されたデータに含まれている特定の送信先アドレスを、通信装置自身を示すアドレスに変更して、変更後のデータを通信装置自身を示すアドレス宛に送信する。これにより、不要なネットワークトラフィックを抑えつつパケットデータの送信を再現できる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施の形態を説明する。
図1は本発明に係る通信装置100のハードウェア構成を示す図である。通信装置の一例として印刷装置を説明する。
CPU101は、通信装置100を制御するソフトウェアプログラムを実行し、装置全体の制御を行う。ROM102はリードオンリメモリであり、通信装置100のブートプログラム、通信装置100を制御する各種プログラム、固定パラメータ等を格納する。RAM103はランダムアクセスメモリであり、CPU101が通信装置100を制御するに当たって必要な一時的なデータを格納する。
プリンタI/F制御部104は、CPU101からの命令に従ってプリンタ部110を制御する。NVRAM105は不揮発性メモリであり、通信装置100の各種設定値を格納する。パネル制御部106は、CPU101からの命令に従ってオペレーションパネル109を制御し、各種情報をオペレーションパネル109に表示させたり、使用者によって入力された指示をオペレーションパネル109から取得したりする。ネットワークI/F制御部107は、CPU101からの命令に従ってLAN(Local Area Network)113でのデータの送受信を制御する。
HDD108はハードディスクドライブであり、印刷データ、その他の各種データを格納する。オペレーションパネル109は表示装置とボタンとを有し、各種情報を表示したり、ユーザからの指示を入力したりする。プリンタ部110は印刷データに基づく画像をシート上に印刷する。タイマ112は、タイマ処理における経過時間を計測する。
バス111には、CPU101、ROM102、RAM103、プリンタI/F制御部104、NVRAM105、パネル制御部106、ネットワークI/F制御部107、HDD108、タイマ112が接続されている。バス111は、これらユニット間で制御信号やデータ信号を転送するシステムバスである。
LAN113は、複数の通信装置間でデータ通信をするための通信媒体である。LAN113は有線であっても無線であっても良い。
図2は、通信装置100におけるソフトウェア構成を示す図である。プロトコルスタックモジュール(以下、プロトコルスタック)201は、パケットデータをLAN113を介して外部装置とやり取りする場合のネットワーク層を制御する。プロトコルスタック201はTCP/IPトランスポートとイーサネット(登録商標)ハードウェアとの間で行われるやり取りを定義したり、上位のアプリケーション層に対してネットワーク通信に関するインタフェースを提供したりする。
プロトコルスタック201の上位層には、各種のネットワークアプリケーションが存在する。メール送受信部202は、プロトコルスタック201を介してメールの送受信を行う。メールの送受信を行うに当たって、POP3(Post Office Protocol Version 3)やSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)などのプロトコルを使う。印刷アプリケーション部203は、ポート番号9100番を使用してプロトコルスタック201を介して印刷要求または印刷データを受信し、印刷要求または印刷データに基づく印刷を制御する。印刷アプリケーション部204は、ポート番号515番を使用してプロトコルスタック201を介して印刷要求または印刷データを受信し、印刷要求または印刷データに基づく印刷を制御する。上記のポート番号は一例であり、ユーザが番号を変更することも可能である。パケット解析部205は、本発明に係るパケットデータの解析を行う。
パケット解析部205はアプリケーション層に位置する。ただし、プロトコルスタックに対するソケットインタフェースでプロミスキャスモードを使用することにより、プロトコルスタック201内でパケットデータをフックして取得することができる。つまり、外部装置から印刷アプリケーション部203宛のパケットデータを印刷アプリケーション部203が取得するのと並行して、そのパケットデータをパケット解析部205は取得することができる。また、印刷アプリケーション部203から外部装置宛のパケットデータをも取得することができる。図2における点線の矢印はそれらのことを示している。
図3は図2のパケット解析部205のさらに詳細なソフトウェア構成を示す図である。パケット解析部205は、パケット制御部301、ユーザインターフェース部302、フィルタ判別部303、パケット管理部304を有する。図中、記憶装置305は、NVRAM105及びHDD108のいずれかである。
パケット制御部301は、プロトコルスタック201との間でパケットデータのやり取りを行う。ユーザインターフェース部302は、パケットデータをフィルタリングする条件(以下、フィルタ条件)やパケットデータの取得機能の有効をユーザに設定させるための設定画面をオペレーションパネル109に表示させる。また、ユーザインターフェース部302はその設定画面で設定された内容を示す設定値を記憶装置305に記憶させたりする。
フィルタ判別部303は、ユーザによって設定されたフィルタ条件を記憶装置305から読み出し、パケットデータがフィルタ条件に該当するかどうかを判別する。パケット制御部301は、プロトコルスタック201からパケットデータを取得すると、そのパケットデータのTCP/IPに関する情報(以下、TCP/IP情報)をフィルタ判別部303に渡す。フィルタ判別部303は、そのTCP/IP情報に基づいて、パケットデータがフィルタ条件に該当するかどうかを判別し、その判別結果をパケット制御部301に伝える。パケット制御部301は、プロトコルスタック201から取得した全てのパケットデータを一旦はキャッシュに保持するが、フィルタ条件に該当しないパケットデータはキャッシュから破棄する。一方、フィルタ条件に該当するパケットデータは記憶装置305に記憶させる。
フィルタ条件としては、送信先ポート番号、送信元ポート番号、送信先IPアドレス、送信元IPアドレスが指定可能である。フィルタ条件の設定に関する説明は後述する。
パケット管理部304は、記憶装置305に記憶されているパケットデータの編集、送信、保存などを行う。パケットデータを編集する場合には、パケット管理部304はパケットデータを記憶装置305から読み出し、ユーザから指定された条件に従ってパケットデータの属性値を任意の値に編集する。パケット管理部304は、編集したパケットデータを再度記憶装置305に記憶させることができる。また、パケットデータを送信する場合には、パケット管理部304はパケットデータを記憶装置305から読み取り、パケット制御部301を介してパケットデータを送信する。
図16及び図17は、従来の、パケットデータの取得方法及び障害の再現方法を示す図である。クライアント装置1601、パケット取得用装置1602、クライアント装置1603及び印刷装置1600は同一リンク内に存在する。クライアント装置1601は印刷要求を印刷装置1600に送信する。パケット取得用装置1602は、LANを流れているパケットデータを取得できるパケット取得ソフトウェアを実行することにより、リンク内を流れているパケットデータを取得することができる。
クライアント装置1603はパケット取得ソフトウェアを実行していないものの、クライアント装置1601と同一リンク内に存在していることから、クライアント装置1601からのパケットデータを一旦は受信する。ただし、パケットデータを受信した後、そのパケットデータの送信先IPアドレスがクライアント装置1603ではないと判断するのに従って、パケットデータを破棄する。
例えば、クライアント装置1601が印刷要求を印刷装置1600に送信したものの、ネットワーク障害が印刷装置1600で発生した場合を想定する。この場合、パケット取得用装置1602は障害発生時のパケットデータを取得していて、それらのパケットデータを自身の記憶装置に記憶させている。ユーザやネットワーク管理者は、障害の原因を究明するためにクライアント装置1602の記憶装置に記憶されているパケットデータを解析する。
障害を再現する場合には、図17のように、パケット取得用装置1602が、自身の記憶装置に記憶されているパケットデータを改めてパケットデータとしてLAN上に送信する。ただし、パケット取得用装置1602は障害発生時のパケットデータを無作為に取得していたため、障害の原因となったパケットデータの送信が再現されるとともに、その他のパケットデータの送信も再現されてしまう。また、障害に関係していると思われる印刷要求のパケットデータを印刷装置1600が受信するだけでなく、クライアント装置1601やクライアント装置1603は不要なパケットデータを改めて受信してしまう。結果、無駄なCPU負荷が発生したり、不要なトラフィックがLANにて発生したりする可能性がある。
図4は、本発明に係るネットワークシステムを示す図である。クライアント装置401、クライアント装置402、クライアント装置403及び通信装置100は同一リンク内に存在する。クライアント装置401やクライアント装置402は印刷要求または印刷データを通信装置100に送信する。
図5は、パケット解析部205で行われるデータ処理を示すフローチャートである。例えば、クライアント装置401が印刷要求を通信装置100に送信すると、プロトコルスタック201はその印刷要求に係るパケットデータをクライアント装置401から受信する。そして、プロトコルスタック201は、受信した印刷要求を印刷アプリケーション部203または204に転送する。印刷アプリケーション部203または204は、受信した印刷要求に基づいて印刷処理を実行し、クライアント装置401に応答を返す。一方、パケット解析部205はプロミスキャスモードで動作しているので、印刷要求に係るパケットデータをプロトコルスタック201から取得する。
図5にて、パケット制御部301は、パケットデータをプロトコルスタック201から取得したかどうかを判断する(ステップS501)。パケットデータを取得したと判断した場合には、パケット制御部301は、パケットデータの取得機能が有効(ON)になっているか否かを記憶装置305に記憶されている設定値に基づいて判断する(ステップS502)。ユーザは、ユーザインターフェース部302によってオペレーションパネル109に表示された設定画面において、パケットデータの取得機能の有効(ON)または無効(OFF)を予め設定しておく。
パケットデータの取得機能が無効になっている場合には、パケット制御部301は、取得したパケットデータを破棄する(ステップS503)。
パケットデータの取得機能が有効になっている場合には、パケット制御部301はパケットデータのTCP/IP情報をフィルタ判別部303に渡す。フィルタ判別部303は、TCP/IP情報とフィルタ条件とを比較し、パケットデータがフィルタ条件に合致するかどうかを判断する(ステップS504)。フィルタ条件の設定に関する説明は後述する。
フィルタ条件に合致しない場合には、パケット制御部301はその判別結果に従って、取得したパケットデータを破棄する(ステップS503)。
フィルタ条件に合致する場合には、パケット制御部301はその判別結果に従って、取得したパケットデータを記憶装置305に記憶させる(ステップS505)。
印刷アプリケーション部203や204等がパケットデータをプロトコルスタック201を介して外部装置に送信する場合も、パケット解析部205はパケットデータをプロトコルスタック201から取得して、図5に基づく処理を実行する。
図6は、記憶装置305に記憶されているパケットデータの一覧の一例を示す図である。ユーザインターフェース部302は記憶装置305に記憶されているパケットデータに基づいて、図6に示すような一覧をオペレーションパネル109に表示させる。パケットデータが記憶装置305に記憶されるときには、バイナリ形式や圧縮されたバイナリ形式で記憶される。しかし、パケットデータの内容をオペレーションパネル109に表示する場合には、パケットデータを人間が読める形式にして表示する。
図6において、「No」はパケットデータを識別する番号である。「Time」はパケットデータを取得してからの経過時間である。「Source」はパケットデータの送信元IPアドレス、「Destination」はパケットデータの送信先IPアドレスである。「Protocol」はパケットデータのプロトコル、「Info」はパケットデータに付加されている付加的情報である。
図6において、No.2のパケットデータは、クライアント装置から通信装置100へ送信されたSNMPのパケットデータであって、通信装置100の属性の取得を求めるパケットデータである。No.3のパケットデータは、クライアント装置から通信装置100へ送信された、印刷要求に係るパケットデータである。
ユーザは、あるパケットデータの詳細を確認したい場合には、一覧上でそのパケットデータを選択し、「編集/詳細」ボタンを押下する。すると、ユーザインターフェース部302は記憶装置305に記憶されているパケットデータに基づいて、パケットデータの詳細を示す詳細画面をオペレーションパネル109に表示させる。
ユーザが「取得開始」ボタンを押下すると、パケットデータの取得機能が有効(ON)になり、ユーザが「取得終了」ボタンを押下すると、パケットデータの取得機能が無効(OFF)になる。
所望のパケットデータをネットワークに対して送信したい場合には、ユーザはパケットデータの一覧においてそのパケットデータを選択し、「送信」ボタンを押下する。所望のパケットデータを編集したい場合には、ユーザはパケットデータの一覧においてそのパケットデータを選択し、「編集/詳細」ボタンを押下する。そして、パケットデータの詳細画面の中でパケットデータの編集を行う。特定のパケットデータを記憶装置305から削除したい場合には、ユーザはパケットデータの一覧においてそのパケットデータを選択し、「削除」ボタンを押下する。「フィルタ条件設定」ボタンの説明は後述する。
図7はパケットの詳細を示す詳細画面の一例を示す図である。図7はNo.3のパケットデータの一部を抜粋してその情報を示している。図7は、IP(Internet Protocol)ヘッダに関する情報、TCP(Transmission Control Protocol)ヘッダに関する情報が表示されている。
図8は、パケット解析部205で行われるデータ処理を示すフローチャートである。図8に基づく処理では、記憶装置305に記憶されているパケットデータにおいて、通信装置100宛の送信先IPアドレスをローカルループバックアドレスに変換する。
ユーザは、図6が示すような画面において、所望のパケットデータを選択し、「ローカルループバックアドレス変換」ボタンを押下すると、図8に基づく処理が実行される。ユーザが選択するパケットデータは単一でも複数でも構わない。
例えば、図6が示す画面におけるNo.2のパケットデータを通信装置100が受信したら障害が発生したと仮定する。この場合、No.2のパケットデータを再び送信することで障害の再現が可能であるので、ユーザはNo.2のパケットデータを選択して、No.2のパケットデータの送信先IPアドレスをローカルループバックアドレスに変換する。No.1〜No.5のパケットデータを通信装置100が受信している間に障害が発生した場合には、ユーザはNo.1〜No.5のパケットデータを選択する。
図8において、パケット管理部304は、ユーザによって選択された1または複数のパケットデータのうちの1つを記憶装置305から読み出す(ステップS801)。次に、パケット管理部304は、読み出したパケットデータの送信先IPアドレスが通信装置100のIPアドレスに合致するかどうかを判断する(ステップS802)。このようにして、送信先IPアドレスが通信装置100のIPアドレスになっているパケットデータを検索する。通信装置100のIPアドレスはNVRAM105に格納されているため、パケット管理部304はそこから通信装置100のIPアドレスを取得する。パケットデータの送信先IPアドレスは図7における「Destination」に該当する。
送信先IPアドレスが通信装置100のIPアドレスに合致しない場合には、後述のステップS805に進む。
送信先IPアドレスが通信装置100のIPアドレスに合致する場合には、パケット管理部304は、通信装置100におけるローカルループバックアドレスをNVRAM105から取得する(ステップS803)。ローカルループバックアドレスは自分自身を定義する特殊なアドレスである。IPv4では、「127.0.0.1〜127.255.255.254」で定義され、IPv6では、「::1」で定義される。
パケット管理部304はローカルループバックアドレスを取得すると、読み出したパケットデータの送信先IPアドレスを、取得したローカルループバックアドレスに変換する(ステップS804)。その上で、パケット管理部304は、変換後のパケットデータを記憶装置305に記憶させる。
その後、パケット管理部304は、ユーザによって選択された1または複数のパケットを全て記憶装置305から読み出したかを判断する(ステップS805)。全てのパケットデータを記憶装置305から読み出した場合には、図8に基づく処理を終了する。一方、全てのパケットデータを記憶装置305から読み出していない場合には、ステップS801に戻って、パケット管理部304は他のパケットデータを記憶装置305から読み出す。
通信装置100のIPアドレスが「192.168.0.6」と仮定し、通信装置100のローカルループバックアドレスが「127.0.0.1」及び「::1」と仮定する。さらに、No.3のパケットデータがユーザによって選択されたものと仮定する。パケット管理部304がNo.3のパケットデータの「Version」を確認すると、「Version」が4になっているので、パケットデータはIPv4のパケットデータであると判断する。そこで、パケット管理部304は、No.3のパケットデータの送信先IPアドレス「192.168.0.6」を「127.0.0.1」に変更する。図9は、変更後のNo.3のパケットデータの一部を示す図である。IPヘッダ内の送信先IPアドレス(「Destination」)がローカルループバックアドレスに変更されているだけで、他の部分は変更されていない。
パケット管理部304がパケットデータの「Version」を確認したところ「Version」が6になっていれば、パケットデータがIPv6のパケットデータであると判断する。そこで、パケット管理部304は、パケットデータの送信先IPアドレスを「::1」に変更する。
フィルタ条件の設定を説明する。フィルタ条件を設定したい場合には、ユーザは図6に示す画面において「フィルタ条件設定」ボタンを押下する。すると、ユーザインターフェース部302は図10に示すような設定画面をオペレーションパネル109に表示させる。図10は、フィルタ条件を設定するための設定画面の一例を示す図である。
フィルタ条件を構成するフィルタ属性の一例として、「送信先ポート番号」、「送信元ポート番号」、「送信先IPアドレス」、「送信元IPアドレス」、「印刷データ形式」、「印刷部数」が挙げられる。それぞれのフィルタ属性で、「ANY」と任意の値とを設定できるようになっている。「ANY」は全ボート番号や全IPアドレスなどを意味するワイルドカードである。
任意の値を設定したい場合には、ユーザは、例えば送信先ポート番号に「9100」を設定し、送信先IPアドレスに「192.168.0.6」を設定することができる。図10の例では、送信元ポート番号と送信元IPアドレスとのフィルタ属性では「ANY」が設定され、それ以外のフィルタ属性では特定の値が設定されている。
図10の例では、送信先ポート番号や送信先IPアドレスのフィルタ属性において、単一の値しか設定されていないが、複数のIPアドレスやポート番号が指定可能であっても良く、また、範囲指定が可能であっても良い。
「印刷データ形式」と「印刷部数」とは、印刷プロトコルのパケットデータに対して意味のあるフィルタ属性である。「印刷データ形式」では、フィルタリングされるべきパケットデータに係る印刷データの形式を指定する。図10の例では、PS形式の印刷データまたはPDF形式の印刷データに係るパケットデータがパケット制御部301によって記憶装置305に記憶される。一方、TIFF形式の印刷データに係るパケットデータが通信装置100に受信されても、フィルタ条件に合致しないために、記憶装置305に記憶されない。ユーザが独自の拡張子を指定することにより、その他の印刷データ形式を指定できても良い。「印刷部数」では、フィルタリングされるべきパケットデータに係る印刷データの印刷部数を指定する。ユーザが「Don’t care」を指定した場合には、印刷部数は無視される。図10のように「50部以上」が指定されている場合には、10部印刷が指定された印刷要求または印刷データに係るパケットデータはフィルタ条件に合致しない。100部印刷が指定された印刷要求または印刷データに係るパケットデータはフィルタ条件に合致する。
フィルタ属性は図10に挙げられているもの以外でも良く、通信装置100独自のフィルタ属性が用意されていても良い。例えば、「ページ数」、「用紙銘柄」、「給紙方法」、「カラー」、「白黒」、「印刷を実行したアプリケーション」等が他に挙げられる。
図11は、図8の処理で編集されたパケットデータを送信して障害を再現する場合の様子を示した図である。図8の処理で編集されたパケットデータは、その送信先IPアドレスがローカルループバックアドレスになっている。そのため、プロトコルスタック201はパケット解析部205からそのパケットデータを受信した後、ローカルループバックアドレス宛(通信装置100自身宛)に送信する。つまり、そのパケットデータをLAN上には送信することなく、その一方で、そのパケットデータをドライバインターフェースを介して受信して、LANから受信したかのように処理する。このとき、同一リンク内に存在するクライアント装置401、クライアント装置402及びクライアント装置403は不要なネットワークトラフィックの影響を受けることがない。よって、ネットワークトラフィックやユーザの作業負荷を抑えつつ障害の再現を実現することができる。
例えば、図6におけるNo.3のパケットデータを図8の処理に従って編集した後に送信すると、印刷要求に係るパケットデータの送信が再現される。ただし、印刷要求に基づく印刷処理までも再現されてしまう。ユーザによっては、不要な印刷が行われるのを回避するために、パケットデータの送信だけを再現し、印刷要求に基づく印刷処理までは再現したくない場合がある。その場合には、以下に説明する読み捨てモードが有効である。
図12は、読み捨てモードを設定するための設定画面の一例を示す図である。ユーザインターフェース部302が図12に示すような設定画面をオペレーションパネル109に表示させる。読み捨てモードが有効(ON)になっていると、通信装置100は印刷データに係るパケットデータを受信しても、ある段階で印刷データまたはその印刷データに基づく画像データを読み捨てるので、印刷データに基づく印刷は行われない。
図12の設定画面では、読み捨てモードの詳細設定を行うことができる。特に印刷データまたは画像データを読み捨てるレイヤーを指定可能にすることにより、エラーの発生原因を特定しやすくなっている。例えば、印刷アプリケーション部203等のアプリケーション層とするか、印刷データをプリンタ部110で印刷可能な画像データに変換するレイヤーとするか、画像データをプリンタ部110に投入するレイヤーとするかを指定できる。これにより、ユーザはより効率的に障害の再現・評価を行うことができる。図12の設定画面で設定された設定値はNVRAM105に記憶される。
図13は、印刷アプリケーション部203または印刷アプリケーション部204で行われるデータ処理を示すフローチャートである。以下、印刷アプリケーション部203を例に説明する。プロトコルスタック201は、パケットデータの送信先ポート番号が印刷アプリケーション部203に対応するポート番号である場合には、受信データを印刷アプリケーション部203に渡す。このとき、パケットデータの送信先IPアドレスがローカルループバックアドレスである場合には、その旨を印刷アプリケーション部203に通知する。
印刷アプリケーション部203は、受信データをプロトコルスタック201から受け取ると、その受信データの送信先IPアドレスがローカルループバックアドレスであるかどうかを判断する(ステップS1301)。この判断は、プロトコルスタック201からの通知に基づいて行う。
送信先IPアドレスがローカルループバックアドレスでない場合には、印刷アプリケーション部203は通常どおりに印刷処理を行う(ステップS1302)。通常どおりの印刷処理では、印刷アプリケーション部203は、受信データの解析を行い、受信データを画像データ変換部に渡す。画像データ変換部では、受信データをプリンタ部110で印刷可能な形式の画像データに変換し、画像データを画像データ投入部に転送する。画像データ投入部は画像データをプリンタ部110に投入する。プリンタ部110は、画像データが示す画像をシート上に印刷する。
送信先IPアドレスがローカルループバックアドレスである場合には、印刷アプリケーション部203は、読み捨てモードが有効(ON)になっているか無効(OFF)になっているかを判断する(ステップS1303)。この判断は、NVRAM105に記憶されている設定値を読み出して、その設定値に基づいて行う。
読み捨てモードが無効(OFF)になっている場合には、印刷アプリケーション部203は通常どおりに印刷処理を行う(ステップS1302)。一方、読み捨てモードが有効(ON)になっている場合には、印刷アプリケーション部203は、読み捨てるレイヤーが何になっているかを判断する(ステップS1304)。この判断は、NVRAM105に記憶されている設定値を読み出して、その設定値に基づいて行う。
読み捨てるレイヤーが印刷アプリケーション層になっている場合には、印刷アプリケーション部203は、読み捨ての設定を自身に対して行う(ステップS1305)。その上で、印刷アプリケーション部203は、受信データの解析を行い、受信データを画像データ変換部に渡す前に、受信データを破棄する(ステップS1306)。例えばS1306において印刷エラーが発生すれば、受信データを解析する部分にエラー原因があると推測される。
読み捨てるレイヤーが画像データを変換するレイヤーになっている場合には、印刷アプリケーション部203は、読み捨ての指令を画像データ変換部に伝え、読み捨ての設定を画像データ変換部に対して行う(ステップS1307)。その上で、印刷アプリケーション部203は、受信データの解析を行い、受信データを画像データ変換部に渡す(ステップS1308)。画像データ変換部では、受信データをプリンタ部110で印刷可能な形式の画像データに変換する。ただし、画像データ変換部は画像データを画像データ投入部に転送する前に、画像データを破棄する。例えばS1308において印刷エラーが発生すれば、受信データを解析する部分または画像データ変換部にエラー原因があると推測される。
読み捨てるレイヤーが画像データをプリンタ部110に投入するレイヤーになっている場合には、印刷アプリケーション部203は、読み捨ての指令を画像データ投入部に伝え、読み捨ての設定を画像データ投入部に対して行う(ステップS1309)。その上で、印刷アプリケーション部203は、受信データの解析を行い、受信データを画像データ変換部に渡す(ステップS1310)。画像データ変換部では、受信データをプリンタ部110で印刷可能な形式の画像データに変換し、画像データを画像データ投入部に転送する。画像データ投入部は画像データをプリンタ部110に投入する前に画像データを破棄する。例えばS1310において印刷エラーが発生すれば、受信データを解析する部分、画像データ変換部、または画像データ投入部にエラー原因があると推測される。
また、S1302でのみ印刷エラーが発生するような場合には、プリンタ部110にエラー原因があると推測され、エラー原因がハードウェア的な要因に絞られる。
なお、画像データ変換部または画像データ投入部は印刷アプリケーション部203の一部になっていても、印刷アプリケーション部203とは別のソフトウェアあるいはハードウェアになっていても良い。
このように、読み捨てモードを設けることにより、不要な印刷を軽減するだけでなく、エラー原因の可能性がある個所を絞り込むことができる。
以下に、印刷要求に係るパケットデータ以外の例を示す。図14は、図6におけるNo.2のパケットデータの一部を示す図である。No.2のパケットデータはSNMP(Simple Network Management Protocol)に係るパケットデータである。図15は、図8に基づく処理が施された後のNo.2のパケットデータを示す図である。図15では、送信先IPアドレス(「Destination」)がローカルループバックアドレス「127.0.0.1」になっている。
上記の説明では、パケットデータのアドレスはIPアドレスとして説明した。しかし、IPアドレスに限るものではなく、自分自身を示すアドレスを有するその他のプロトコルに依存したアドレスであっても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを読み出して実行することによっても達成され得る。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、様々なものが使用できる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページからハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。その場合、ダウンロードされるのは、本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布する形態としても良い。その場合、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムが実行可能な形式でコンピュータにインストールされるようにする。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される形態以外の形態でも実現可能である。例えば、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれるようにしてもよい。この場合、その後で、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
本発明に係る通信装置100のハードウェア構成を示す図である。 通信装置100におけるソフトウェア構成を示す図である。 パケット解析部205のさらに詳細なソフトウェア構成を示す図である。 本発明に係るネットワークシステムを示す図である。 パケット解析部205で行われる処理を示すフローチャートである。 記憶装置305に記憶されているパケットデータの一覧の一例を示す図である。 パケットの詳細を示す詳細画面の一例を示す図である。 パケット解析部205で行われる処理を示すフローチャートである。 変更後のパケットデータの一部を示す図である。 フィルタ条件を設定するための設定画面の一例を示す図である。 図8の処理で編集されたパケットデータを送信して障害を再現する場合の様子を示した図である。 読み捨てモードを設定するための設定画面の一例を示す図である。 印刷アプリケーション部203または印刷アプリケーション部204で行われる処理を示すフローチャートである。 図6におけるNo.2のパケットデータの一部を示す図である。 図8に基づく処理が施された後のNo.2のパケットデータを示す図である。 従来のパケットデータの取得方法を示す図である。 従来の障害の再現方法を示す図である。
符号の説明
100 通信装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 プリンタI/F制御部
105 NVRAM
106 パネル制御部
107 ネットワークI/F制御部
108 HDD
109 オペレーションパネル
110 プリンタ部
111 バス
113 LAN

Claims (14)

  1. 通信装置であって、
    送信先アドレスを含むデータを外部装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信されたデータを記憶する記憶手段と、
    ユーザから、前記記憶手段に記憶されたデータの中からのデータの選択、及び当該選択されたデータに含まれている送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変換させるための指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が前記指示を受け付けた際に、前記選択されたデータに含まれている送信先アドレスがローカルループバックアドレスとは異なるアドレスであって前記通信装置を示すアドレスである場合には、当該送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変更し、前記選択されたデータに含まれている送信先アドレスがローカルループバックアドレスとは異なるアドレスであって前記通信装置を示すアドレスでない場合には、当該送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変更しない変更手段と、
    前記変更手段により送信先アドレスがローカルループバックアドレスに変更されたデータを送信する送信手段と
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記受信手段により受信されたデータのうち、送信先アドレスが前記通信装置となっているデータを検索する検索手段を有し、
    前記変更手段は、前記検索手段により検索されたデータに含まれている送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変更することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 特定のパケットデータを識別するための条件を設定する設定手段と、
    前記受信手段により受信されたデータと、前記設定手段により設定された条件とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果に従って、前記設定手段により設定された条件に合致するデータを記憶する記憶手段とを有し、
    前記変更手段は、前記記憶手段に記憶されているデータに含まれている送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変更することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記設定手段により設定された条件は、IPのヘッダに含まれている情報に関する条件、TCPのヘッダに含まれている情報に関する条件、印刷に関する条件のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記変更手段は、前記受信手段により受信されたデータがIPv4のものであれば、当該データに含まれる送信先アドレスをIPv4におけるローカルループバックアドレスに変更し、前記受信手段により受信されたデータがIPv6のものであれば、当該データに含まれる送信先アドレスをIPv6におけるローカルループバックアドレスに変更することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記送信手段により送信されたデータを受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段で受信したデータを解析するデータ解析手段と、
    前記データ解析手段でデータを解析した後、当該データを破棄する破棄手段とを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記送信手段により送信されたデータを受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段で受信したデータを変換するデータ変換手段と、
    前記データ変換手段により変換された後のデータを破棄する破棄手段とを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記受信手段により受信されたデータを処理する際に、当該データに含まれる複数のレイヤーのうち一部のレイヤーを読み捨てて処理する処理手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記処理手段は、前記受信手段により受信されたデータに含まれている送信先アドレスがローカルループバックアドレスである場合には、当該データに含まれる複数のレイヤーのうち一部のレイヤーを読み捨てて処理し、前記受信手段により受信されたデータに含まれている送信先アドレスがローカルループバックアドレスでない場合には、当該データに含まれる複数のレイヤーのうち一部のレイヤーを読み捨てずに処理することを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  10. ユーザの指示に従って、前記受信手段により受信されたデータに含まれている送信先アドレスがローカルループバックアドレスである場合に当該データに含まれる複数のレイヤーのうち一部のレイヤーを読み捨てて処理するか否か設定する設定手段を更に有することを特徴とする請求項8又は9に記載の通信装置。
  11. ユーザの指示に従って、前記処理手段が読み捨てるレイヤーを選択する選択手段を更に有することを特徴とする請求項8乃至10の何れか1項に記載の通信装置。
  12. 前記処理手段が読み捨てるレイヤーは、印刷アプリケーション層、画像データ変換層、画像データ投入層のうち何れか1つ以上であることを特徴とする請求項8乃至11の何れか1項に記載の通信装置。
  13. 通信装置の制御方法であって、
    送信先アドレスを含むデータを外部装置から受信する受信工程と、
    前記受信工程により受信されたデータを記憶する記憶工程と、
    ユーザから、前記記憶工程で記憶されたデータの中からのデータの選択、及び当該選択されたデータに含まれている送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変換させるための指示を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程で前記指示を受け付けた際に、前記選択されたデータに含まれている送信先アドレスがローカルループバックアドレスとは異なるアドレスであって前記通信装置を示すアドレスである場合には、当該送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変更し、前記選択されたデータに含まれている送信先アドレスがローカルループバックアドレスとは異なるアドレスであって前記通信装置を示すアドレスでない場合には、当該送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変更しない変更工程と、
    前記変更工程により送信先アドレスがローカルループバックアドレスに変更されたデータを送信する送信工程と
    を有することを特徴とする制御方法。
  14. 通信装置に、
    送信先アドレスを含むデータを外部装置から受信する受信工程と、
    前記受信工程により受信されたデータを記憶する記憶工程と、
    ユーザから、前記記憶工程で記憶されたデータの中からのデータの選択、及び当該選択されたデータに含まれている送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変換させるための指示を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程で前記指示を受け付けた際に、前記選択されたデータに含まれている送信先アドレスがローカルループバックアドレスとは異なるアドレスであって前記通信装置を示すアドレスである場合には、当該送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変更し、前記選択されたデータに含まれている送信先アドレスがローカルループバックアドレスとは異なるアドレスであって前記通信装置を示すアドレスでない場合には、当該送信先アドレスをローカルループバックアドレスに変更しない変更工程と、
    前記変更工程により送信先アドレスがローカルループバックアドレスに変更されたデータを送信する送信工程と
    を実行させるためのプログラム。
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