JP5126767B2 - 椅子 - Google Patents

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本発明は、同一構造のものを前後方向にスタッキングすることが可能な椅子に関する。
近年、椅子同士を収納のために相互に前後方向から接近させて重合させるいわゆる水平スタッキングを行うことができる椅子が提案されている。この種の椅子として、座を床面に対して略垂直な起立位置に移動させた状態で重合させる構成を採用したものが広く知られている。このような構成の椅子を重合させる場合、座を床面に対して略垂直な起立位置に移動させた状態で、この座を前方に位置する椅子の背凭れに当接させる態様が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2006−158745号公報
ところが、前記特許文献1記載の構成の椅子の使用及び収納を頻繁に繰り返す場合、収納の際に後方に位置する椅子の座と前方に位置する椅子の背凭れとを頻繁に当接させることになり、このような椅子の寿命を短縮させる要因となることがある。そこで、座ではなく、金属パイプ等の高強度材料で構成することが多い前脚を前方に隣接する椅子に当接させる態様が考えられる。しかし、このような椅子の収納箇所の床面に不陸がある場合、特に後方側の床面が前方側の床面と比較して低くなっている場合、後方に位置する椅子の前脚が前方側の椅子の当接部に当接せずさらに前方に移動して座が前方に位置する椅子に当接してしまい、椅子間の間隔が不均一になってしまう不具合が発生しうる。
本発明は、以上に述べた課題を解決すべく構成するものである。
すなわち本発明に係る椅子は、左右一対の後脚、この後脚から前方にそれぞれ延伸し後下方から前上方に向かう傾斜を有する左右一対の側フレーム、及び前記側フレームの前方に位置する前脚を有する椅子本体と、この椅子本体に床面に対して略水平な使用位置と床面に対して略垂直な起立位置との間で回動可能に直接又は間接支持させてなる座とを具備し、前記座を起立位置に配した状態で、同一構造のものを前後方向にスタッキングすることが可能な椅子であって、左右の後脚、側フレーム、及び前脚により区成される空間内の前記前脚の上端よりも下方の部位に、スタッキングを行う際に後方に位置する椅子の前脚を当接させてなり、その上端が前脚の上端よりも下方に位置する当接部をさらに設けていることを特徴とする。
このようなものであれば、後方に位置する椅子の前脚の上端が当接部の上端よりも上方にあるので、後方に床面の高さが低くなる不陸があっても、後方に位置する椅子の前脚を前記当接部に当接させることができる。すなわち、不陸がある床面上であっても、このような椅子間の前後距離を一定に保たせた状態で、かつ座を他の椅子に当接させないようにして水平スタッキング可能にできる。なお、本発明において、「左右の後脚、側フレーム、及び前脚により区成される空間内」とは、前記側フレームの内側端面をも含む概念である。
このような構成の椅子を簡単な構成で実現するための構成として、左右の側フレームの奥行き方向中間部間に横架させて設けた横架材をさらに具備するとともに、この横架材又は側フレームに前記当接部を設けているものが挙げられる。このようなものであれば、左右の側フレーム間を連結すべくこの種の椅子に一般的に設けられる横架材に前記当接部を設けることで、当接部を設けるべく特別の部材をさらに用意する必要がなくなるからである。
特に、左右の側フレームの奥行き方向中間部間に前記横架材を横架させて設けているものであれば、このような形状を有する側フレームの奥行き方向中間部間に設けられる横架材は、側フレームの前端に連続して設けられる前脚の上端よりも必ず下方に位置するので、このような横架材自体の後部を当接部とし、特別の部材を一切使用する必要がなくなる。
また、椅子本体の左右の側フレームの前端近傍間に、座の前端部を載置させてなる前横架材を横架させて設けているものであれば、側フレームのみにより使用位置にある座を支持する態様と比較して、椅子本体により安定して座を支持させることができる。
椅子の前脚と横架材とが当接ないし摺接する際の騒音の発生を抑えるための態様として、前記前脚の上部又は前記当接部のうち一方にカバー部材を設け、このカバー部材を前記前脚の上部又は前記当接部のうち他方に当接させてなるものが挙げられる。
さらに、この椅子本体に後傾動作可能に支持させてなる背凭れをさらに具備し、この背凭れに座の後端部を吊持させているとともに、座の後部と前記側フレームとの間に隙間を設けているものであれば、背凭れの後傾動作に連動させて座を動作させるようにすることができる。
椅子本体が肘当て部を有する場合に前段で述べた効果を容易に実現できる態様として、肘当て部を有する背凭れ支持フレームを椅子本体の上方にさらに具備するとともに、この背凭れ支持フレームに前記背凭れを前後動可能に装着しているものが挙げられる。
本発明に係る椅子によれば、後方に位置する椅子の前脚が横架材の当接部位よりも上方にあるので、後方に床面の高さが低くなる不陸があっても、後方に位置する椅子の前脚を前記当接部位に当接させることができる。すなわち、不陸がある床面上であっても、このような椅子間の前後距離を一定に保たせた状態で、かつ座を他の椅子に当接させないようにして水平スタッキング可能にできる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る椅子Cは、図1ないし図5に示すように、椅子本体1と、この椅子本体の上方に設けた左右1対の背凭れ支持フレーム2と、この背凭れ支持フレーム2に支持させてなる背凭れ3と、この背凭れ3に座吊持機構Jを介して後端部を吊持させてなるとともに床面に対して略水平な使用位置Uと床面に対して略垂直な起立位置Sとの間で回動可能な座4とを具備する。そして、前記座4を起立位置Sに配した状態で、図6に示すように、同一構造の椅子Cを前後方向にスタッキングすることが可能に構成している。なお、前記図1にはこの椅子Cの座4を使用位置Uに配した状態の全体斜視図、前記図2にはこの椅子Cの座4を起立位置Sに配した状態の全体斜視図、前記図3にはこの椅子Cの側面図、前記図4にはこの椅子Cの分解斜視図、前記図5には前記椅子本体1及び背凭れ支持フレーム2を前斜め上方から見た状態を示す図をそれぞれ示している。
具体的には、前記椅子本体1は、前記図2及び図5に主に示すように、左右一対の後脚11、11と、この後脚11から前方にそれぞれ延伸する左右一対の側フレーム12、12と、左右の側フレーム12、12の奥行き方向中間部間に横架させて設けた後横架材13と、左右の側フレーム12、12の前端部間に横架させて設けた前横架材14と、前記側フレーム12、12の前方に位置する、具体的には前端に接続する前脚15、15とを有する。また、後脚11、11及び前脚15、15の下端には、それぞれキャスタ16を設けている。
さらに詳述すると、前記後脚11は、床面から前上方に起立し、主に背凭れ3が受ける荷重を支持する。
前記側フレーム12は、上述したように前記後脚11の上端から前方に延伸しているとともに、前端に向かうにつれ上方に向かう傾斜を有する。また、左右の側フレーム12、12間の距離、すなわち椅子本体1の幅寸法は、前記図5に示すように、後脚11、11、側フレーム12、12、及び前脚15、15により区成される空間SP内に他の椅子2の側フレーム12、12及び前脚15を配して水平スタッキングさせることができるようにすべく、後方から前方に向かうにつれ漸次減少させている。
前記後横架材13は、上述したように左右の側フレーム12、12の奥行き方向中間部間に横架させて設けたものであって、スタッキング時には、後横架材13と側フレーム12との境界部、具体的にはこの後横架材13の後部13aの両側縁と前記側フレーム12とに跨る部位を後方に位置する椅子Cの前脚15に当接させてなる当接部Tとしている。そして、前記当接部Tを、カバー部材131により被覆するようにしている。
前記前横架材14は、上述したように左右の側フレーム12、12の前端部間に横架させて設けたものであって、座4を使用位置Uに配した際に、この前横架材14及び前記側フレーム12、12の前端部が座4の前部の荷重を受ける。
前記前脚15は、上述したように前記側フレーム12の上端から垂下しているとともに、スタッキング時にはこの前脚15の上部を前記後横架材13の前記当接部Tに当接させて椅子間の位置決めを行うようにしている。そして、前記側フレーム12は前端に向かうにつれ上方に向かう傾斜を有し、前記後横架材13はこの側フレーム12の奥行き方向中幹部間に横架させて設けているので、この前脚15に当接される前記後横架材13の後部13aは、この前脚15の上端15aよりも下方に位置する。なお、この前脚15の上端15a及びその近傍は、後横架材13又は側フレーム12に直接当接するのではなく、これらを被覆する前記カバー部材131に当接するようにしている。また、この前脚15と前記側フレーム12は、本実施形態では同一の金属パイプを利用して形成した前フレーム部材F1を利用して一体に形成している。すなわち、この前フレーム部材F1のうち、床面から起立する部位が前脚15、後フレーム部との接合箇所から前脚15の上端15aに至る部位が側フレーム12として機能する。
前記背凭れ支持フレーム2は、本実施形態では、前記図2及び図5に主に示すように、後脚11と同一の金属パイプである後フレーム部材F2を利用して一体に形成している。すなわち、前記後フレーム部材F2のうち、前記側フレーム12との接合箇所より下方を後脚11、上方が弾性フレーム部3としている。また、この背凭れ支持フレーム2は、前記後脚11の上端から延設してなりこの後脚11と同一方向に延伸する起立部21と、この起立部の上端から後方に延伸し肘当てとしての機能を有する肘当て部22とを有する。この肘当て部22には、背凭れ3を挿脱可能である。また、この背凭れ支持フレーム2は、図7に示すように、背凭れ3から肘当て部22に作用する荷重を受けて弾性変形が可能である。なお、図7の実線にはこの椅子Cが荷重を受けた状態の側面図、同図の想像線にはこの椅子Cが荷重を受けていない状態の側面図をそれぞれ示している。
前記背凭れ3は、前記前記図1、図3、及び図4に示すように、背凭れ面3aを有する背凭れ本体31と、この背凭れ本体31の左右両側縁部から延伸する装着部32とを有する。この背凭れ3は、背凭れ保持機構Hを介して背凭れ支持フレーム2に着脱可能かつ挿脱可能に支持させている。具体的には、この背凭れ保持機構Hは、前記装着部32を前記背凭れ支持フレーム2(肘当て部22)に挿脱可能に支持させてなるものである。前記装着部32は、本実施形態では前記肘当て部22を挿入可能な筒状に構成している。前記背凭れ面3aは、本実施形態では前上方に向いていて、この背凭れ面3aが受ける荷重を背凭れ支持フレーム2に作用させた際に、前記図7に示すように、該背凭れ支持フレーム2の弾性変形に追随してこの背凭れ3が後傾するようにしている。
前記座4は、上述したように、背凭れ3に座吊持機構Jを介して後端部を吊持させてなるとともに、床面に対して略水平な使用位置Uと床面に対して略垂直な起立位置Sとの間で回動可能である。さらに詳述すると、この座4は、座面4aを有する座本体41と、この座本体の後端部の両側縁から起立させて設けた左右1対の接合部42とを有する。前記座本体41は、さらにクッション411と、このクッション411の下方に設けてなるシェル412とを備えていて、使用位置Uに配した際に後端部の前後方向位置が背凭れ3の背凭れ面近傍に達している。一方、前記接合部42は、基端部を前記シェル412に接続していて、先端部を背凭れ3の下端に水平方向に延伸する軸心周りに回動可能に枢着している。すなわち、具体的には、背凭れ本体31の下端の両側端に設けた座枢着部31xにこの接合部42の先端部を枢着している。すなわち、これら座枢着部31x及び接合部42により座吊持機構Jを形成している。また、この接合部42は、起立位置Sでの背凭れ3の下端部との干渉を防ぐべく、使用位置Uに配した際に後方に膨出する形状、すなわち起立位置Sにおいて下方に膨出する形状を有する。そして、この座4を使用位置Uに配した状態で、この座の後部と側フレーム12との間に隙間SP2を設けるようにしている。
この椅子Cに着座者が着座すると、荷重はまず座4に加えられる。それから、座4に加えられた荷重の一部は、前記座吊持機構Jを介して背凭れ3に伝達され、さらに背凭れ3の装着部32と背凭れ支持フレーム2の肘当て部22との接合部分を介して背凭れ支持フレーム2に伝達させる。すると、前記図7に示すように、この背凭れ支持フレーム2が弾性変形して着座時の衝撃を吸収する。また、この背凭れ支持フレーム2の弾性変形により前記肘当て部22は後下方に移動する。これに伴い、背凭れ3が前記肘当て部22に追随して全体として後下方に移動しつつ、背凭れ3が後傾動作を行う。そして、座4は、上述したように前記座吊持機構Jを介して背凭れ3に吊持させていて、その後端部と椅子本体1(側フレーム12)との間に隙間SP2が存在するので、座4の後端部は背凭れ3の後傾動作に追随して下降する。加えて、この座4の前端部は椅子本体1に対してスライド可能であるので、座4は前述した後端部の下降動作と同時に後方へのスライド動作も行う。
一方、この椅子Cを収納する際には、まず、上述したように座4を起立位置Sに移動させた後、後方から同一構造を有する他の椅子Cに接近させる。それから、前記図6、及び要部の中央側断面図である図8に示すように、接近される側の椅子C、すなわち前方側に位置する椅子Cの前記当接部Tに、後方側に位置する椅子の前脚15を当接させ、前後に隣接させる椅子C、C間の位置決めを行う。そして、以上の操作を繰り返して、椅子Cのスタッキング収納を行う。その際、前記当接部Tはその上端が前脚15の上端15aよりも下方に位置しているので、この椅子Cを収納する領域の床面に不陸が存在して後方側に位置する椅子Cの前脚15の上端15aが前方側に位置する椅子Cの前脚15の上端15aよりも下方に位置する場合であっても、これらの間の高さ位置の差が前脚15の上端15aと後横架材13の下端との間の高さ位置の差よりも小さければ、前脚15を前記当接部Tに当接させることができる。
本実施形態に係る椅子Cの構成によれば、以上に述べたように、左右の後脚11、11、側フレーム12、12、及び前脚15、15により区成される空間SP内であって、前記前脚15の上端15aよりも下方に位置する後横架材13と側フレーム12との境界部、具体的にはこの後横架材13の後部13aの両側縁と前記側フレーム12とに跨る部位を、スタッキングを行う際に後方に位置する椅子Cの前脚15を当接させてなる当接部Tとしているので、後方に位置する椅子Cの前脚15の上端15aがこの当接部Tの上端よりも上方に位置する。従って、この椅子Cの後方に床面の高さが低くなる不陸があっても、後方に位置する椅子Cの前脚15を前記当接部Tに当接させることができる。すなわち、不陸がある床面上であっても、このような椅子C、C間の前後距離を一定に保たせた状態で、かつ座4を他の椅子Cに当接させないようにして水平スタッキング可能にできる。
また、左右の側フレーム12、12の奥行き方向中間部間に後横架材13をさらに設け、この後横架材13の後部13aの両側縁と前記側フレーム12とに跨る部位を当接部Tとしているので、上述した効果に加え、左右の側フレーム12、12間を連結すべくこの種の椅子には上述したような横架材が一般的に設けられていることから、当接部を設けるべく特別の部材をさらに用意する必要がなく、このような構成の椅子を簡単な構成で実現する効果も得られる。
さらに、椅子本体1の側フレーム12、12が、後下方から前上方に向かう傾斜を有するとともに、左右の側フレーム12、12の奥行き方向中間部間に前記後横架材13を横架させて設けているので、このような形状を有する側フレーム12、12の奥行き方向中間部間に設けられる横架材13は、側フレーム12、12の前端に連続して設けられる前脚15の上端15aよりも必ず下方に位置する。従って、特別の部材を一切使用することなく上述したようにこのような後横架材13自体の後部13aの両側縁と前記側フレーム12とに跨る部位を当接部Tとし、最小の部品点数によりこのような当接部Tを実現できる。
加えて、椅子本体1の左右の側フレーム12、12の前端近傍間に、座4の前端部を載置させてなる前横架材14を横架させて設けているので、側フレーム12、12のみにより使用位置Uにある座4を支持する態様と比較して、椅子本体1により安定して座4を支持させることができる。
さらに、前記当接部Tにカバー部材131を設け、このカバー部材131を優先して前記前脚13に当接させているので、椅子1の前脚15と横架材13ないし側フレーム12とが当接ないし摺接する際の騒音の発生を抑えることができる。
また、この椅子本体1に後傾動作可能に支持させてなる背凭れ3をさらに具備し、この背凭れ3に座4の後端部を吊持させているとともに、座4の後部と前記側フレーム12との間に隙間を設けているので、背凭れ3の後傾動作に連動させて座を動作させることができる。
そして、肘当て部22を有する背凭れ支持フレーム2を椅子本体1の上方にさらに具備するとともに、この背凭れ支持フレーム22に前記背凭れ3を前後動可能に装着しているので、背凭れ3の後傾動作に連動させて座4を動作させる場合の座4の動作余地を大きくとることができる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。
例えば、肘当て部は必ずしも設ける必要はない。また、肘当て部を設ける態様であっても、背凭れは必ずしも肘当て部に支持させる必要はなく、例えば椅子本体に背凭れと肘当て部を有する肘部材とをそれぞれ独立に支持させるようにしてもよい。
また、カバー部材も必ずしも設ける必要はない。
さらに、座の前端部を、上述した実施形態における前横架材に支持させる代わりに、例えば側フレームの前端近傍に座受部材を設け、この座受部材に座を支持させるようにしてもよい。
加えて、側フレームに後下方から前上方に向かう傾斜を設ける替わりに、略水平な側フレーム間に、中央部が前脚の上端及び側フレームより下方に位置しつつ水平に延伸し両側端部が側フレームに向けて上昇する形状や、中央部を下方に膨出させた形状を有する横架材を側フレーム間に架設するようにしてもよい。さらに、一方の側フレームから後方に位置する椅子の前脚に当接させてなる当接部材を斜め下方に突出させて設ける態様や、前脚と後脚との高さ方向中間部間に前後方向に延伸する縦枠材を架設するとともに、この縦枠材から側方に、後方に位置する椅子の前脚に当接させてなる当接部材を突出させて設ける態様を採用してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る椅子の座を使用位置に配した状態の全体斜視図。 同実施形態に係る椅子の座を起立位置に配した状態の全体斜視図。 同実施形態に係る椅子の側面図。 同実施形態に係る椅子の分解斜視図。 同実施形態に係る椅子本体及び背凭れ支持フレームを前斜め上方から見た状態を示す図。 同実施形態に係る椅子を水平スタックさせる態様を示す側面図。 同実施形態に係る椅子の背凭れ支持フレーム、背凭れ、及び座の動作を示す図。 同実施形態に係る椅子の要部の中央側断面図。
符号の説明
C…椅子
1…椅子本体
11…後脚
12…側フレーム
13…後横架材
13a…後横架材の後部
15…前脚
15a…前脚の上端
4…座

Claims (7)

  1. 左右一対の後脚、この後脚から前方にそれぞれ延伸し後下方から前上方に向かう傾斜を有する左右一対の側フレーム、及び前記側フレームの前方に位置する前脚を有する椅子本体と、この椅子本体に床面に対して略水平な使用位置と床面に対して略垂直な起立位置との間で回動可能に直接又は間接支持させてなる座とを具備し、前記座を起立位置に配した状態で、同一構造のものを前後方向にスタッキングすることが可能な椅子であって、左右の後脚、側フレーム、及び前脚により区成される空間内の前記前脚の上端よりも下方の部位に、スタッキングを行う際に後方に位置する椅子の前脚を当接させてなり、その上端が前脚の上端よりも下方に位置する当接部をさらに設けていることを特徴とする椅子。
  2. 左右の側フレームの奥行き方向中間部間に横架させて設けた横架材をさらに具備するとともに、この横架材又は側フレームに前記当接部を設けていることを特徴とする請求項1記載の椅子。
  3. 前記左右の側フレームの奥行き方向中間部間に前記横架材を横架させて設けていることを特徴とする請求項2記載の椅子。
  4. 椅子本体の左右の側フレームの前端近傍間に、座の前端部を載置させてなる前横架材を横架させて設けていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の椅子。
  5. 前記前脚の上部又は前記当接部のうち一方にカバー部材を設け、このカバー部材を前記前脚の上部又は前記当接部のうち他方に当接させてなることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の椅子。
  6. 椅子本体に後傾動作可能に支持させてなる背凭れをさらに具備し、この背凭れに座の後端部を吊持させているとともに、座の後部と前記側フレームとの間に隙間を設けていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の椅子。
  7. 肘当て部を有する背凭れ支持フレームを椅子本体の上方にさらに具備するとともに、この背凭れ支持フレームに前記背凭れを前後動可能に装着していることを特徴とする請求項6記載の椅子。
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