JP2011072581A - 椅子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前側部分5fが下方に屈曲し得る座5を座姿勢可変機構6を介して支柱4に支持する。座姿勢可変機構6は、支柱4の上端部の前方にて座5の前側部分5fに連結され、かつ、座5の前側部分5fを傾動方向に回動自在に支持する傾動支持機構9と、座5の後側部分5rを支柱4の上方に支持し、かつ、座5の後側部分5rを上方に付勢する付勢機構10とを有する。未着座時には座5の後側部分5rが略水平に保たれ前側部分5fが下方へ屈曲した姿勢になっている。その状態から座5の後側部分5rに着座することにより、座付勢機構6の付勢力に抗して後側部分5rが押し下げられ、その動きに連動して前側部分5fが略水平姿勢に変化する。
【選択図】図2
Description
しかし、座の姿勢を変化させるためのリンク機構を構成する椅子の前脚が座の先端近傍と床に固定されたベースとの間に掛け渡された状態で存在するため、着席者の足が椅子の前脚に当たるなどしてリンク機構が邪魔になり、さらには、着席時における足元の空間を狭めてしまい、着席者に不自由な着席姿勢を強いる原因になっていた。
前記座は、その前側部分が後側部分に対して下方に傾動自在に形成されるとともに、座姿勢可変機構を介して前記支柱に支持されており、
前記座姿勢可変機構は、
前記支柱の上端部の前方にて前記座の前側部分に連結され、かつ、前記座の前側部分を傾動方向に回動自在に支持する傾動支持機構と、
前記座の後側部分を前記支柱の上方に支持しつつ上方に付勢する付勢機構と、を有し、
未着座時には前記付勢機構の付勢力により前記座の後側部分が略水平に保たれ前側部分が下方に傾斜した姿勢となる状態を保持し、当該状態から前記座の後側部分に着座することにより、前記座付勢機構の付勢力に抗して前記座の後側部分が押し下げられ、その動きに連動して前記座の前側部分が略水平姿勢に変化するように構成されていることを特徴としている。
上記のように構成された椅子によれば、座の前側部分を可撓性を有する部材自体の変形により後側部分に対して屈曲自在とすることができるので、座の前側部分と後側部分とを連結する可動部品を省略できる。
上記のように構成された椅子によれば、座姿勢可変機構を構成する要素のうち、支柱の前方に存在する要素が、支柱の上端部より前方に延びる座支持部の先端部に設けられた傾動支持機構のみであるため、着席後における足元の空間を大きく確保することができる。
上記のように構成された椅子によれば、座の前側部分を傾動支持機構によって支持しつつ、座の前側部分を円滑に回動連動させて、座の前側部分の姿勢を変化させることができる。
上記のように構成された椅子は、不使用時に、椅子全体を前方に傾倒させた状態で収納できる。
(1)座の前側部分を傾動方向に回動自在に支持する傾動支持機構と座の後側部分を上方に付勢する付勢機構とからなる簡易な構成の座姿勢可変機構により座の姿勢を可変とすることができる。
(2)座姿勢可変機構が支柱の上部に配置されているので、着席後における足元の空間を大きく確保できる。
(3)不使用状態においても略水平に保たれた座面を有しているので座りやすい。
図1(a)、(b)は本発明の椅子の実施形態を例示する斜視図である。図2(a)、(b)、(c)は図1の椅子を机と共に設置した実施形態を例示する側面図である。図3は図1の椅子の分解斜視図である。図4は椅子の不使用状態(収納状態)を示す部分断面図である。図5は椅子の不使用状態(着座開始時の状態)を示す部分断面図である。図6は椅子の使用状態(着席時の状態)を示す部分断面図である。この実施形態の椅子2は、大学や企業の講義室等に設置される椅子である。
また、支柱4がその下端部よりも前方に位置する支軸30を支点にして前後に揺動可能に支持されており、座5の後側部分5rが上限まで移動した時点から、支柱4内に挿通されているガススプリング10の付勢力が支柱4に対し上向きに作用する構造になっているので、ガススプリング10は支柱4を前傾させる向きに付勢する手段としても機能することになる。
図2(a)及び図4に示すように、椅子2は、不使用時には椅子2全体を前方に傾倒させた状態で収納される。このとき、座5の後側部分5rはガススプリング10の付勢力によって押し上げられており、前側部分5fは後側部分5rに対して下方に屈曲した状態になっている。また、椅子2とその後方に設置されている机1との間には、使用者Uが通行できる通路が確保されている。
図1〜図6に示した実施形態では、座5の前側部分5fと後側部分5rとに板材を使用し、前側部分5fと後側部分5rとをヒンジ8で連結することにより、前側部分5fを後側部分5rに対して下方に屈曲自在に形成しているが、図7及び図8に示す椅子2においては、座5の屈曲する部分が可撓性を有する部材で構成されている。図7及び図8の例では、座5全体を高強度の樹脂材35で構成するとともに、樹脂材35の屈曲部の裏面側に左右に平行に延びる複数(この例では3)の溝35aを形成することにより、座5を屈曲自在に形成している。
この構成によれば、座5の前側部分5fと後側部分5rとを一体に構成できるので、ヒンジ8を省略することができる。また、前側部分5fと後側部分5rとの境目を無くすことができるので安全性も意匠性もともに向上する。
上記実施形態では、付勢機構としてガススプリング10を用いたが、コイルスプリングを用いた機構を採用してもよい。
また、上記実施形態では、座5の後側部分5rが支柱4に対して前傾方向に回動可能に構成されているが、座5の後側部分5rを支柱4に対して回動不能とし、前側部分5fのみ下方に回動し得る構成を採用した場合でも、図2(a)〜(c)に示す一連の姿勢変更動作は可能である。
また、上記実施形態では、支柱4がベース3によって前後に揺動自在に支持されているが、支柱4がベース3に後傾姿勢(図2(b)、(c)の姿勢)で固定されている構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態では、支柱4を前傾させる向きに付勢するためにガススプリング10の付勢力を利用しているが、支柱4用の付勢手段をベース3の内部等に設けてもよい。
また、上記実施形態では、第1座受け部材(ガイド部材)13のガイド孔14に支軸12が回動自在かつ摺動自在に挿通されている構成を採用したが、第1座受け部材(ガイド部材)13にガイド孔14の代わりに溝状のガイド部を形成するとともに、当該溝状のガイド部と回動自在且つ摺動自在に係合する突起部を座支持部7aの先端部に形成してもよい。この場合、支軸12は不要である。
また、上記実施形態では、椅子2が机1と並べて床Fに設置されている形態について示したが、机1を使用せず椅子2のみを床Fに固定した形態での使用も可能である。
また、図7の例では、座5全体を可撓性を有する樹脂材35で構成しているが、座5の屈曲する部分のみを可撓性を有する部材で構成してもよい。
3 ベース
4 支柱
5 座
5f 前側部分
5r 後側部分
6 座姿勢可変機構
7 支持フレーム
8 ヒンジ
9 傾動支持機構
10 ガススプリング(付勢機構)
12 支軸
F 床
Claims (6)
- 床に固定されるベースと、当該ベースにその下端部が支えられて床に立設される支柱と、当該支柱の上方に設けられた座と、を有する椅子であって、
前記座は、その前側部分が後側部分に対して下方に傾動自在に形成されるとともに、座姿勢可変機構を介して前記支柱に支持されており、
前記座姿勢可変機構は、
前記支柱の上端部の前方にて前記座の前側部分に連結され、かつ、前記座の前側部分を傾動方向に回動自在に支持する傾動支持機構と、
前記座の後側部分を前記支柱の上方に支持しつつ上方に付勢する付勢機構と、を有し、
未着座時には前記付勢機構の付勢力により前記座の後側部分が略水平に保たれ前側部分が下方に傾斜した姿勢となる状態を保持し、当該状態から前記座の後側部分に着座することにより、前記座付勢機構の付勢力に抗して前記座の後側部分が押し下げられ、その動きに連動して前記座の前側部分が略水平姿勢に変化するように構成されていることを特徴とする椅子。 - 前記座の屈曲する部分が可撓性を有する部材からなることを特徴とする、請求項1に記載の椅子。
- 前記傾動支持機構は、前記支柱の上端部より前方に延びる座支持部の先端部に設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の椅子。
- 前記傾動支持機構は、前記座の前側部分の下面部に設けられたガイド部材と、前記座支持部の先端部に設けられた支軸とを有し、当該ガイド部材と当該支軸とが上下方向に互いに回動自在かつ当該前側部分の下面に沿って前後方向に互いに摺動自在に連結されていることを特徴とする、請求項3に記載の椅子。
- 前記ガイド部材は、前記座の前側部分の下面に沿って前後方向に延びるガイド孔を有し、当該ガイド孔に前記支軸が回動可能かつ摺動自在に挿通されていることを特徴とする、請求項4に記載の椅子。
- 前記支柱は、前記ベースに前後方向に回動自在に支持されていることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の椅子。
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