JP5475326B2 - 椅子 - Google Patents
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Description
(1)ベースに、左右方向の枢軸をもって下端部が枢着され、かつ上端部が、前限位置から後限位置までの間を前後方向に回動可能とした脚体の上部と座の後部とを、後部リンクをもって連結するとともに、前記脚体の中間部またはそれより下方の部分と座の前部とを前部リンクをもって連結し、前記後部リンクと前部リンクとにより、前記座を、脚体が後限位置に位置している状態で、ほぼ水平の使用位置に保持しうるとともに、脚体が前限位置に位置している状態で、後端が前記後部リンクにより持ち上げられて、後上向き傾斜する不使用位置に保持しうるようにした椅子において、前記脚体の上部に、前記後部リンクを、その最大上向き回動範囲より小さい付勢可能範囲において上向きに付勢し、前記後部リンクが前記付勢可能範囲を越えて上向きに回動するのに応じて、前記後部リンクから離間するようにした回動付勢手段を設けてなり、前記回動付勢手段を、脚体の上部に基端部が枢着され、かつ先端部が後部リンクの下面に当接して、後部リンクを上向き回動するように押動する回動レバーと、この回動レバーを上向きに付勢する付勢部材とを備えるものとし、さらに、前記付勢部材を、脚体内へ挿通し、上端部が回動レバーの中間部に左右方向の連結軸をもって枢着され、かつ下端部がベースにおける脚体の枢軸より後方の部分に左右方向の枢軸をもって連結されたガススプリングとする。
図1は、本発明の椅子の分解斜視図、図2は、同じく、椅子を不使用状態としたときの側面図、図3は、同じく使用状態まで傾動させたときの椅子の側面図、図4は、図3の状態において着座したときの椅子の側面図、図5は、不使用状態時の椅子の一部切欠拡大側面図である。なお、本発明の椅子1は、床面Fに固定された前後方向(以下、図1の左方を前として説明する)に並ぶ机2、2の間に設置して使用されるものである。
ベース3は、下面と前端部を除く後部上面が開口されたケース状をなし、その前端部の上面に形成された段付孔8と、左右の側面板3a、3aの後端部に突設された固定片9の取付孔9aとに挿入したアンカボルト10により、前後の机2、2間において、前側の机2における天板2aの後端の真下よりもやや後方の床面Fに固定されている。
前部リンク23の上下両端には、左右方向を向く軸孔26を有する左右1対ずつの枢着片23a、23aが突設されている。
下部の左右の枢着片23a、23aは、脚杆12の中間部前面に固着された平面視前向きコ字状のブラケット27の両側片27a、27a間に嵌合され、両側片27aに穿設された軸孔28と、両枢着片23aの軸孔26とに嵌合した左右方向の軸29をもって、前部リンク23の下端部は、実質的に脚杆12の中間部前面に、上下方向に回動しうるように枢着されている(図5参照)。なお、前部リンク23の下端部は、脚杆12の下部前面に枢着したり、ベース3に枢着したりしてもよい。
両リンク片24bの後部は、背フレーム18における左右の側面板18b間の下部に嵌合され、かつこの状態で、両リンク片24bの後端部と、背フレーム18の両側面板18bの下部とを、それらに穿設された軸孔32、32に左右方向の軸33を嵌合して枢着することにより、後部リンク24の後端部は、前部リンク23の後端部よりも後方において、背フレーム18の下部に、上下方向に回動可能に支持されている。
シリンダケース37aと筒体38の上端部には、左右方向を向く軸孔43、43が形成され、これらの軸孔43と、回動レバー25における左右の側片25bの前端部に形成された軸孔44とに、左右方向を向く軸45を嵌合することにより、ガススプリング37と筒体38の上端部は、回動レバー25の前端部に、相対回動自在に枢着されている。これにより、回動レバー25は、ガススプリング37の伸縮ロッド37bが最大ストローク伸長することにより、常時上向きに付勢され、かつ回動レバー25の上片25aの上面が後部リンク24の上片24aの下面に当接することにより、後部リンク24の下向き回動が阻止されるので、座6は、斜め後上方を向く不使用位置に傾斜して保持される(図5参照)。なお、この状態においては、上部リンク24は、最大上向き回動範囲よりも小さい上向き回動位置で停止している。
図2及び図5に示すように、椅子1を前傾させて不使用状態としているときは、椅子1の後面と後部の机2との間が大きく離間するので、椅子1と後部の机2との間を、人が自由に通行することができる。
また、上述したように、ガススプリング37により回動レバー25を上向きに付勢することにより、後部リンク24が下向きに回動するのを阻止し、座6は、斜め後上方を向くように傾斜して保持されているので、机2と干渉することはない。
すなわち、筒体38は、脚体4が後限位置に位置し、かつ座6が使用位置に位置しているとき、回動レバー25とともに、後部リンク24の中間部とベース3との間に介在して、後部リンク24の下向き回動を阻止する第1のストッパ手段をなす上下方向の突張り杆として作用する。
ガススプリング37は強く圧縮された状態となっているので、着座状態から離席すると、椅子1は、ガススプリング37の上向き付勢力により、自動的に不使用状態まで戻される。
したがって、着座者Pは、離席したり、臀部を持ち上げたりする必要がなく、簡単な動作で、椅子の後方に他人が通行できる空間を形成することができる。
脚体4が中間位置に達すると、この隙間Sが0となり、回動レバー25の後下面および後部リンク24の後下面、またはそれらのいずれか一方が、背フレーム18の後面板18aに当接し、それ以上の脚体4の前方への回動は阻止される。
上記実施形態では、後部リンク24の回動付勢手段として、回動レバー25とガススプリング37とを用いているが、これらのものに代えて、例えば後部リンク24の軸33に、後部リンク24を図2に示す位置まで付勢し、後部リンク24が図6に示す位置まで回動したときは、後部リンク24から離間して、後部リンク24の上向き回動を許容するようにした捩りコイルばね等とすることもできる。
2 机
2a天板
3 ベース
3a側面板
3b隔壁
4 脚体
5 背凭れ
6 座
7 リンク機構
8 段付孔
9 固定片
9a取付孔
10 アンカボルト
11 ベース脚
12 脚杆
13 軸孔
14 枢軸
15 前部ストッパ部材
16 後部ストッパ部材
17 背板取付板
18 背フレーム
18a後面板
18b側面板
19 背板
20 座フレーム
20a外向片
20b側面板
21 座板
22 矩形孔
23 前部リンク
23a枢着片
24 後部リンク
24a上片
24bリンク片
25 回動レバー(回動付勢手段)
25a上片
25b側片
26 軸孔
27 ブラケット
27a側片
28 軸孔
29 軸
30 軸孔
31 軸
32 軸孔
33 軸
34 軸孔
35 軸
36 軸孔
37 ガススプリング(回動付勢手段)
37aシリンダケース
37b伸縮ロッド
38 筒体
39 軸孔
40 軸孔
41 枢軸
42 長溝
43 軸孔
44 軸孔
45 軸
46 ストッパ溝
47 カバー
48 軸孔
49 支持孔
50 支持軸
F 床面
P 着座者
S 隙間
Claims (3)
- ベースに、左右方向の枢軸をもって下端部が枢着され、かつ上端部が、前限位置から後限位置までの間を前後方向に回動可能とした脚体の上部と座の後部とを、後部リンクをもって連結するとともに、前記脚体の中間部またはそれより下方の部分と座の前部とを前部リンクをもって連結し、前記後部リンクと前部リンクとにより、前記座を、脚体が後限位置に位置している状態で、ほぼ水平の使用位置に保持しうるとともに、脚体が前限位置に位置している状態で、後端が前記後部リンクにより持ち上げられて、後上向き傾斜する不使用位置に保持しうるようにした椅子において、
前記脚体の上部に、前記後部リンクを、その最大上向き回動範囲より小さい付勢可能範囲において上向きに付勢し、前記後部リンクが前記付勢可能範囲を越えて上向きに回動するのに応じて、前記後部リンクから離間するようにした回動付勢手段を設けてなり、前記回動付勢手段を、脚体の上部に基端部が枢着され、かつ先端部が後部リンクの下面に当接して、後部リンクを上向き回動するように押動する回動レバーと、この回動レバーを上向きに付勢する付勢部材とを備えるものとし、さらに、前記付勢部材を、脚体内へ挿通し、上端部が回動レバーの中間部に左右方向の連結軸をもって枢着され、かつ下端部がベースにおける脚体の枢軸より後方の部分に左右方向の枢軸をもって連結されたガススプリングとしたことを特徴とする椅子。 - ガススプリングに外嵌した筒体の上端部を、ガススプリングの上端部とともに連結軸をもって回動レバーに枢着し、かつ前記筒体の下端が、脚体が後限位置に位置し、かつ座が使用位置に位置しているとき、ガススプリングの枢軸に当接して、回動レバーの下向き回動を規制するようにした請求項1記載の椅子。
- 後部リンクの下面における回動レバーの先端より前方に、後部リンクが回動レバーより上方に回動したときに、後部リンクと回動レバーとの間に形成される間隙の前方を閉塞するカバーの上端を止着した請求項1または2記載の椅子。
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2009
- 2009-05-27 JP JP2009127533A patent/JP5475326B2/ja not_active Expired - Fee Related
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