JPS6130564B2 - - Google Patents

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JPS6130564B2
JPS6130564B2 JP57003685A JP368582A JPS6130564B2 JP S6130564 B2 JPS6130564 B2 JP S6130564B2 JP 57003685 A JP57003685 A JP 57003685A JP 368582 A JP368582 A JP 368582A JP S6130564 B2 JPS6130564 B2 JP S6130564B2
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JP
Japan
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link
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backrest
rotation
seat
Prior art date
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Expired
Application number
JP57003685A
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English (en)
Other versions
JPS58121915A (ja
Inventor
Juichi Shiratori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kotobuki and Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki and Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kotobuki and Co Ltd filed Critical Kotobuki and Co Ltd
Priority to JP368582A priority Critical patent/JPS58121915A/ja
Publication of JPS58121915A publication Critical patent/JPS58121915A/ja
Publication of JPS6130564B2 publication Critical patent/JPS6130564B2/ja
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  • Special Chairs (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は講堂や劇場或いは公民会館等に設置
使用される連結椅子などの椅子に関し、特に背凭
れを回動操作することにより略水平にして机とし
て利用し得る机兼用の椅子に係わる。
従来、講堂や劇場等に設置使用されている例え
ば連結椅子においては、座体が跳ね上げ式で、着
座者が席を立つと通行人に邪魔にならないよう自
動起立するが、背凭れは起立したまま固定されて
おり、云わば椅子専用で、着座者が座わる目的以
外に利用できない構成であつた。このために、演
劇や舞踊・音楽等を観賞する場合は問題ないが、
講演を聞いてメモを取る必要がある場合には、机
となるものが無いことから非常に不便であつた。
なお、会議用椅子などでは左右どちらか一方の肘
掛け部或いは前列の椅子の背凭れ体裏面部に小形
のメモ台を収納しておいて必要に応じ引き出した
りして使用できるようにしたものがあるが、これ
はメモ台の面積が小さく、真にメモ書きする程度
にしか使用できず、多くの資料を広げて検討した
りメモを取つたりするにはスペースが狭く不便で
あつた。
この発明は上記事情に鑑みなされたもので、椅
子として着座者が具合よく着座できることはもち
ろんのこと、背凭れ・机甲板兼用の構造体を起立
状態から簡単な回動操作で座体上方に略水平状態
に寝せることができて、大きな甲板スペースをも
つ机としてその後列の椅子に着座した着座者等が
利用できるようになると共に、その構造体を机用
甲板として水平な姿勢とした時の安定性がよく、
上方からの荷重に対して濫りに水平状態から起立
状態に戻るようなことがなく、非常に簡便で性能
の良い使用価値大なる椅子を提供することを目的
とする。
つまり、この発明は座体後方の両側支柱間に背
凭れ・机甲板兼用の構造体を配し、この構造体
を、両側支柱の上部の第1支点を中心として回動
する左右一対の短尺な第1リンクと、第1支点よ
り下方の第2支点を中心として回動する左右一対
の長尺な第2リンクとでもつて、該構造体が座体
後方に立上がる背凭れとしての使用可能な姿勢
と、第2リンクの前傾方向の回動と第1リンクの
下向き状態から後方を介して上向き状態に反転し
て更に前傾方向への回動により上記座体上方に尻
上がり的に略水平となる机甲板としての使用可能
な姿勢とに転換可能に支持し、更に第1リンクの
上向き状態から前傾方向の回動を途中で規制する
ストツパーを設けて、上記目的を達成し得るよう
にした椅子を要旨とするものである。
以下この発明の一実施例を図面に従い説明す
る。なおここでは講堂等の建物内の床A上にそれ
ぞれ多数列設された連結椅子1を例にとつて説明
する。しかして連結椅子1は第1図及び第2図に
示す構成で、2は複数の支脚3,3とこの上に横
架した角鋼管等の横杆4とからなる脚体、5A,
5B,5C…は脚体2の横杆4上に横一列に隣接
した状態で配された複数の座席部で、この座席部
5A,5B,5C…は上記横杆4の両端及び途中
に等間隔を存してそれぞれ稍稍後傾状態にして立
設固定した支柱6…とこれら各支柱6…の前面に
張り出した肘掛け兼用側板7…と、これら支柱6
…及び側板7…の各相互間にそれぞれ配設された
座体8及び背凭れ・机甲板兼用の構造体9とから
各々構成されて、着座者が一人づつ着席できるよ
うになつている。なお、上記各座体8…は各々左
右側板7,7相互間に軸支した公知の自動回転跳
ね上げ機構(図示せず)により前方に向け略水平
な転倒状態から略垂直に起立状態までの範囲で回
動可能に且つ着座者が離席すると弾性力で自動起
立するように支持されている。
ここで上記各座席5A,5B,5C…の背凭
れ・机甲板兼用の構造体9…はクツシヨン材より
なる背凭れ10と扁平な合板等よりなる甲板11
とを表裏に重合して一体化した構成もので、後述
する支持手段により上記両側支柱6,6相互間に
該支柱6,6と平行すべく稍々後傾状態で立上が
る背凭れとして使用可能な姿勢と、座体8の上方
適当高さ(後列の椅子1に着座した人が机として
丁度良い高さH)で水平状態となる机甲板として
使用可能な姿勢とに転換し得るよう回動可能に支
持されている。
なお、上記構造体9…の背凭れ10は通常の椅
子の背凭れの略半分程度の大きさで、稍々後傾の
起立状態に回動した際に上記両側支柱6,6間に
固設した下部背凭れクツシヨン材12上側に接合
して該クツシヨン材12と共同で着座者の背を受
けるようになつている。
こうした構成の背凭れ・机甲板兼用の構造体9
の支持構造を第3図a,b及び第4図により詳述
する。先ず上記構造体9の甲板11には第4図に
示す如く略中央部に両側方に亘りビス止めにより
並設した上下一対の補強材13,13を介して両
側縁部に上下方向に亘る左右一対の断面L字形状
ブラケツト14,14が取付けられ、この両ブラ
ケツト14,14の各上端寄りと略中間とにそれ
ぞれ外側方に向けて取付ピン15,15及び1
6,16が突設され、又その両ブラケツト14,
14の中間の取付ピン16,16の下方近傍にく
の字板状のストツパ17,17が固着されてい
る。更に甲板11の下端部にはゴム板等の緩衝材
18が取付けられている。一方上記両側支柱6,
6の上端寄り部には第1支点19,19として取
付孔が形成され、その第1支点19,19より下
方部には第2支点20,20として取付孔が形成
されている。そしてその両側支柱6,6に対し、
上記構造体9は左右一対づつの第1,第2リンク
21,21及び22,22でもつて支持されてい
る。つまり左右一対の第1リンク21,21はそ
れぞれ短尺なもので、各々の上端部が両側支柱
6,6の第1支点19,19に嵌挿した枢支ピン
23,23とスペーサ等を介して回動可能に枢着
され、又左右一対の第2リンク22,22は上記
第1リンク21,21を避けるべく屈曲した長尺
なもので、各々の下端部が両側支柱6,6の第2
支点20,20の取付孔に嵌挿した枢支ピン2
4,24及びスペーサ等を介して回動可能に枢着
されている。そしてその左右第1リンク21,2
1の下端部に両側のブラケツト14,14の中間
取付ピン16,16を嵌挿すると共に、左右第2
リンク22,22の上端部に両側ブラケツト1
4,14の上端取付ピン15,15を嵌挿するこ
とで、構造体9が左右第1,第2リンク21,2
1,22,22により支持されて両側支柱6,6
間に取付けられている。
而して、上述した構成の作動を述べると、先ず
第3図bに実線で示す如く背凭れ、机甲板兼用の
構造体9を両側支柱6,6と平行に稍々後傾状態
に起立させると、短尺な左右第1リンク21の前
面側に長尺な左右第2リンク22が衝合すると共
に、甲板11の下端緩衝材18が脚体2の横杆4
裏面に当接することで、それ以上後傾する方向の
回動が阻止されて、構造体9が背凭れとして使用
可能な姿勢に保持されて、その前面の背凭れ10
と下部クツシヨン材12とが共同して着座者の背
を受け得るようになつて、通常の椅子として利用
できる。
次に、第3図b実線の状態から構造体9の上部
を前方へ押し倒す如く操作するか又は構造体9の
下端部を後方に引き上げる如く操作すると、長尺
な左右第2リンク22が第2支点20の枢着ピン
24を中心として前傾する方向に回動すると共
に、短尺な左右第1リンク21が第1支点19の
取付ピン23を中心として下向き状態から後方に
回動して上向き状態に反転するようになり、これ
にて構造体9は上記起立状態から尻上り的に回動
して座体8上方に移行し、第3図aの想像線に示
す状態となり、そこから更に第2リンク22の前
傾方向の回動と第1リンク21の上向き状態から
の前傾方向への回動により構造体9が斜め前方に
沈み込む如く移動せしめられて第3図aの実線及
び第3図bの想像線に示す横向き状態となる。こ
の時に左右ストツパー17が短尺な第1リンク2
1上側に当接することで、それ以上の構造体9の
下方への動きが阻止され、つまりは短尺な第1リ
ンク21の第1支点19を中心とした前傾方向の
回動が途中で規制されて、それ以上一回転するよ
うなことが無いように止められる。これにて構造
体9は甲板11が水平となる状態で保持されて後
列の椅子に着座した人が机甲板としての使用可能
な姿勢となる。
なお、この水平の状態で甲板11の後方部に後
列の椅子の着座者が肘を付くなどにより第3図a
の矢印の如き押し下げるような荷重がかかつて
も、構造体9は短い第1リンク21が上向き方向
に戻らないで前端側が浮上して立上つてしまうよ
うな不都合がなく、起立方向の復帰防止用ロツク
手段を設けなくても構造体9は水平状態に確実に
保持される。
又上記机甲板としての水平な状態から、本来の
椅子の背凭れとしての使用可能な姿勢に復帰させ
る場合は、構造体9を第3図aの実線の状態から
斜め後方に引き上げるようにして想像線に示す状
態に移動させ、これにて短い第1リンク21を上
向き垂直状態まで回動した後に構造体9の前方部
を持ち上げるか又は後方部を押し下げ操作するこ
とで、該構造体9は第1リンク21の上向き状態
から後方より下向きに行く回動と第2リンク22
の前傾状態から後傾状態への回動を伴つて起き上
がるようになり、しかして第3図aの実線で示す
如く両側支柱6,6間に該支柱6と平行な稍々後
傾した立上り状態に復帰できるようになる。
なお、上記第3図a,bの椅子1は第2図中の
最前列に示す椅子1の如く己れの後列の椅子1が
床Aの同一平坦面上にある関係の場合のもので、
同第2図中の中間列の椅子1の如く己れの後列の
椅子1が床Aの階段状床部A′上にある関係の場
合は、その階段高さhの寸法だけ構造体9の水平
状態となる位置が高くなるように両側支柱6,6
の背丈が大きくされている。
又、この発明は、上記実施例のみに限定される
ことなく、例えば連結椅子以外に単体椅子に適用
しても可である。また上記脚体2の横杆4の後面
に図示しないが形状のストツパー金物を設け、
一方構造体9の甲板11の下端緩衝材18近傍に
押ボタン式錠を設けて、構造体9を稍々後傾した
立上り状態に復帰した際に該錠がストツパー金物
に自動的に係止して該構造体9の起立状態を保持
できるようにしておいてもよい。その他この発明
の要旨を逸脱しない範囲であれば種々変更しても
よい。
この発明は以上詳述した如くなしたから、椅子
として着座者が具合よく着席できることはもちろ
んのこと、背凭れ・机甲板兼用の構造体を起立状
態から簡単な回動操作により座体上方に略水平状
態に寝せ倒すことができて、大きな甲板スペース
をもつ机としてその後列の椅子に着座した着座者
等が簡便に利用できるようになると共に、その構
造体を机甲板として水平な姿勢とした時の安定性
がよく、上方からの荷重に対して濫りに跳ね上が
つたり起立状態に復帰してしまつたりすることが
なく、非常に簡便で且つ高性能な机兼用椅子とな
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1
図は一部省略した正面図、第2図は前後複数列の
側面図、第3図a,bは構造体の転換姿勢をそれ
ぞれ示す側面図、第4図は要部分解斜視図であ
る。 1……連結椅子、A……床、2……脚体、3…
…支脚、4……横杆、5……座席部、6……支
柱、7……側板、8……座体、9……背凭れ・机
甲板兼用の構造体、10……背凭れ、11……甲
板、12……下部クツシヨン材、13……補強
材、14……ブラケツト、15,16……取付ピ
ン、17……ストツパー、18……緩衝材、19
……第1支点、20……第2支点、21……短尺
な第1リンク、22……長尺な第2リンク、2
3,24……枢着ピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 座体後方部位に立設された両側支柱間にクツ
    シヨン性を持つ背凭れを前面に有し後面に平らな
    机用甲板を有した構成の背凭れ・机甲板兼用の構
    造体を配し、上記両側支柱の各上端寄り部に設け
    た第1支点にそれぞれ基端部を枢着することで短
    尺な左右一対の第1リンクを回動可能に取付け、
    同両側支柱の上記第1支点から第1リンクの長さ
    以上に下がつた下方位置に設けた第2支点にそれ
    ぞれ基端部を枢着することで先端部が上記第1支
    点より更に上方まで延出する長尺な左右一対の第
    2リンクを常に第1リンクの前方側にて回動可能
    に取付け、上記構造体の上下方向略中間部位を上
    記左右第1リンクの各先端部に枢支連結すると共
    に、同構造体の上下方向中間より上方に離間した
    部位を上記左右第2リンクの各先端部に枢支連結
    することで、該構造体を上記第1リンクの下方へ
    の回動と第2リンクの上方への立上がり回動によ
    る第1リンクの前側への衝合により上記座体後方
    にやや後傾した状態で立上がる背凭れとしての使
    用可能な姿勢と、第2リンクの前傾する方向の回
    動と第1リンクの下向き状態から後方を介して上
    向き状態に反転して更に前傾する方向の回動によ
    り上記座体上方に略水平となる机甲板としての使
    用可能な姿勢とに転換可能に支持し、更に上記構
    造体の左右部に配して該構造体が上記机甲板とし
    ての水平姿勢となると上記第1リンクに上側から
    当接してそれ以上の該第1及び第2リンクの前傾
    する方向の回動を規制するストツパーを設けて構
    成したことを特徴とする椅子。
JP368582A 1982-01-13 1982-01-13 椅子 Granted JPS58121915A (ja)

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JP368582A JPS58121915A (ja) 1982-01-13 1982-01-13 椅子

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JP368582A JPS58121915A (ja) 1982-01-13 1982-01-13 椅子

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Publication Number Publication Date
JPS58121915A JPS58121915A (ja) 1983-07-20
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ID=11564252

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Families Citing this family (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4533175A (en) * 1983-12-23 1985-08-06 Ptc Aerospace Inc. Convertible seat
JPH0525496Y2 (ja) * 1988-01-29 1993-06-28
JPH02130259U (ja) * 1989-03-31 1990-10-26
JPH0649237Y2 (ja) * 1989-03-31 1994-12-14 株式会社コトブキ 連結椅子
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JPS5431450U (ja) * 1977-08-01 1979-03-01

Patent Citations (1)

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JPS5431450U (ja) * 1977-08-01 1979-03-01

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JPS58121915A (ja) 1983-07-20

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