JP2000139603A - 学校用椅子 - Google Patents

学校用椅子

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JP2000139603A
JP2000139603A JP10341168A JP34116898A JP2000139603A JP 2000139603 A JP2000139603 A JP 2000139603A JP 10341168 A JP10341168 A JP 10341168A JP 34116898 A JP34116898 A JP 34116898A JP 2000139603 A JP2000139603 A JP 2000139603A
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JP
Japan
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seat
parallel
leg
school chair
chair
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10341168A
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English (en)
Inventor
Mikio Ito
藤 幹 雄 伊
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INTER OFFICE KK
Original Assignee
INTER OFFICE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 自動収納タイプの学校用椅子の問題点に
鑑み、至って簡潔な構造により自動収納機能を実現し、
それ故に、製造コストも低く、かつ、不使用時に歩行等
の邪魔になることのない自動収納タイプの学校用椅子を
提供すること。 【解決手段】 講義室,教室などの床Fの上に固定され
る支持ブロック1と、このブロック1に、前後方向で平
行に並べ下端部を前後方向に所要角度の範囲で揺動可能
に枢着した平行脚体2,3と、該平行脚体2,3の上端
に座板下部が枢着され前記脚体2,3の揺動により前後
に平行移動できるようにした座席体5とから成り、不使
用時にはバネ力により前記平行脚体2,3を前傾させて
座席体5を机Dの下に収納するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不使用時には机の下
に自動的に収納される構造を具備した学校用椅子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、大学などの大講義室などで使
用される机と対になった椅子において、不使用時には椅
子が机の下方にバネ力などを利用して自動的に収納され
るようになったものや、座板が垂直に起立して折畳まれ
るものは、知られている。
【0003】しかし、従来の自動収納タイプの椅子は構
造が複雑であるため製造コストが高くついたり、自動収
納機能を果たす機構部分が、離,着席したり、前後に並
んだ机の間を歩行する際の邪魔になる場合があるなど、
解決すべき問題点のあるものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来に
おける自動収納タイプの学校用椅子の問題点に鑑み、至
って簡潔な構造により自動収納機能を実現し、それ故
に、製造コストも低く、かつ、不使用時に歩行等の邪魔
になることのない自動収納タイプの学校用椅子を提供す
ることを、その課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明椅子の構成は、講義室,教
室などの床の上に固定される支持ブロックと、このブロ
ックに、前後方向で平行に並べ下端部を前後方向に所要
角度の範囲で揺動可能に枢着した平行脚体と、該平行脚
体の上端に座板下部が枢着され前記脚体の揺動により前
後に平行移動できるようにした座席体とから成り、不使
用時にはバネ力により前記平行脚体を前傾させて座席体
を机の下に収納するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0006】本発明椅子は、上記構成において、平行脚
体を前傾させるために作用させるバネ力は、当該平行脚
体における下部又は上部の枢着部、若しくは、上,下両
部の枢着部、或は、前後の平行脚体同士に作用させてよ
い。また、座席体は、背もたれ、又は、背もたれと肘掛
けを具備したもの、或は、背もたれや肘掛けを具備しな
い座板のみから成るもののいずれであってもよい。更
に、座席体は、脚体の上端部に装着された座取付ブロッ
クを介して前後脚体に取付けるようにしてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明椅子についての実施の
形態について、図に拠り説明する。図1は本発明椅子を
設置した状態を示す側面図、図2は本発明椅子の使用状
態と収納状態を示した平面図、図3は図2の正面図であ
る。
【0008】図において、1は教室等の床Fの上に固定
される本発明椅子の支持ブロックで、ここでは平面から
見てほぼ正方形状をなし、かつ、前後に図2の左右方向
で平行な軸受部1a,1bが形成されており、アルミダイキ
ャストや鋳造により形成した金属製である。1cはこのブ
ロック1を床Fに固定したアンカーボルトである。
【0009】2,3は前後ブロック1における軸受部1
a,1bに、それぞれに軸を介して下端部を枢着した前後
で平行な脚体である。この脚体2,3は、図3に例示す
るように、正面から見てほぼI形をなすように形成した
アルミダイキャスト等による金属製であり、上,下端部
が、内部に軸(図示せず)を内装した軸部2a,2b、同3
a,3bに形成されていると共に、この例では下端側の軸
部2a,3aの軸に、捩りバネ等の挿装することにより、こ
の脚体2,3が不使用時には常時所要角度の前傾(図1
の仮想線と符号2′,3′で示す)姿勢を取るように形
成されている。前記脚体は、パイプ材などを使用して4
本タイプとしたり、上記脚体2又は3とパイプ材とを組
合せて形成することもできる。また、脚体2,3の前,
後揺動角は、図示したような所定角度内に規定され、そ
れ以上の前傾乃至は後傾はできないようにしている。こ
の傾斜角の規制構造は、一例として軸受部1a,1bと脚体
2,3における軸部2a,2b、3a,3bとの嵌合形状により
実現するが、他の形態をとることは任意である。
【0010】4は、上記の脚体2,3の上端における軸
部2b,3bに、前述の支持ブロック1と同じ要領で取付け
た座取付ブロックである。この座取付ブロック4は前記
支持ブロック1と同様の態様で脚体2,3の上端の軸部
2b,3bを支持するために、前後に軸受部4a,4bを具備し
ている。このブロック4と支持ブロック1を同一形態に
すると、平行脚体2,3が同一形態であることと相俟っ
て、脚体の実質部品点数は2点で済むこととなる。
【0011】5は、上記取付ブロック4の上に載架固定
した背もたれ5a付きの座席体で、座板5bの下面が上記取
付ブロック4の上面に取付けられている。以上の支持ブ
ロック1から座席体5までの部材により、本発明椅子の
一例を形成するので、次にその使用態様について説明す
る。
【0012】本発明椅子は、教室等の床Fのうえに固定
された机Dに対し、着席時の座板5bの位置が定位置とな
るように、支持ブロック1を床Fの上に固定する。な
お、ここで用いられている机Dは、天板Tb,左右の脚
L,棚板B、必要に応じ幕板Pを具備して構成され、
左,右の脚Lを床Fに固定して配置されているものとす
る。
【0013】上記の固定された机Dに対し、本発明椅子
は、不使用時にその座板5bが天板Tbの真下に位置するよ
うに平行脚体2,3がそのバネの作用で前傾し、いわゆ
る収納状態におかれる。この収納状態において、座席体
5の背もたれ5aの背面と、後の机D1の前端面(ここでは
天板Tbの前端)との間には、一例として300mm程度の前
後空間が形成されるようにし、人がその空間を歩行でき
るようにすることが望ましい。
【0014】上記収納状態にある座席体5に人が着くに
は、脚体2,3を前傾させるているバネ力に抗して、当
該座席体5を人手により後方へ押すと、脚体2,3が許
容される角度まで後傾して座席体5を着座位置に位置付
けるので、このとき人が座板5bの上に腰を下ろせばよ
い。この使用時においても、背もたれ5aの背面と後の机
D1の前端の間には、一例として100mm前後の余裕を持た
せ、前席の着座者の背面が後の机D1の使用者の妨げとな
らないようにすることが望ましい。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、机に対し
て収納できるタイプの椅子を、講義室,教室などの床の
上に固定される支持ブロックと、このブロックに、前後
方向で平行に並べて下端部を前後方向で揺動可能に枢着
した平行脚体と、該平行脚体の上端に座板下部が枢着さ
れ前記脚体の揺動により前後に平行移動できるようにし
た座席体とから形成したので、至って簡単な構成によ
り、学校用椅子を低コスト、かつ、容易に作製提供する
ことが可能になる。
【0016】また、座席体を支持する前後で平行な脚体
は、着座姿勢にある人の脚における、踝と膝の間、即
ち、脛と同様の動きであるから、着席したまま座席体の
進退運動を容易になし得る。
【0017】特に、本発明椅子は、座席体の不使用時の
収納,使用時の引出しを行う機構が、座板の下に完全に
隠れてしまう平行脚体と支持ブロックに組込まれるの
で、従来の収納タイプの椅子のようにそのための機構,
構造が座板の下から机側や外部に大きくはみ出すことは
全くなく、それ故にスペース効率が良好であるのみなら
ず、見映えもすこぶる良好であるという利点がある。
【0018】従って、本発明は学校用の収納タイプの椅
子としてきわめて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明椅子を設置した状態を示す側面図。
【図2】本発明椅子の使用状態と収納状態を示した平面
図。
【図3】図2の正面図。
【符号の説明】
1 支持ブロック 2,3 平行脚体 4 座取付けブロック 5 座席体 F 床 D,D1

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 講義室,教室などの床の上に固定される
    支持ブロックと、このブロックに、前後方向で平行に並
    べ下端部を前後方向に所要角度の範囲で揺動可能に枢着
    した平行脚体と、該平行脚体の上端に座板下部が枢着さ
    れ前記脚体の揺動により前後に平行移動できるようにし
    た座席体とから成り、不使用時にはバネ力により前記平
    行脚体を前傾させて座席体を机の下に収納するようにし
    たことを特徴とする学校用椅子。
  2. 【請求項2】 座席体は、脚体の上端部に装着された座
    取付ブロックを介して前後脚体に取付けた請求項1の学
    校用椅子。
  3. 【請求項3】 平行脚体を前傾させるために作用させる
    バネ力は、当該平行脚体における下部又は上部の枢着
    部、若しくは、上,下両部の枢着部、或は、前後の平行
    脚体同士に作用させるようにした請求項1又は2の学校
    用椅子。
  4. 【請求項4】 座席体は、背もたれ、又は、背もたれと
    肘掛けを具備したもの、或は、背もたれや肘掛けを具備
    しない座板のみから成るもののいずれでかである請求項
    1〜3のいずれかの学校用椅子。
JP10341168A 1998-11-16 1998-11-16 学校用椅子 Withdrawn JP2000139603A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028043A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Kotobuki Corp 揺動収納式椅子
KR100978196B1 (ko) 2008-09-04 2010-08-27 이진하 의자를 수납하는 책상

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028043A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Kotobuki Corp 揺動収納式椅子
JP3751802B2 (ja) * 2000-07-14 2006-03-01 株式会社コトブキ 揺動収納式椅子
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