JPH0539355U - 移動観覧席用シート - Google Patents

移動観覧席用シート

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JPH0539355U
JPH0539355U JP089809U JP8980991U JPH0539355U JP H0539355 U JPH0539355 U JP H0539355U JP 089809 U JP089809 U JP 089809U JP 8980991 U JP8980991 U JP 8980991U JP H0539355 U JPH0539355 U JP H0539355U
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    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/12Theatre, auditorium, or similar chairs
    • A47C1/126Theatre, auditorium, or similar chairs stowable in floor or wall

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  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常は座を前上がり傾斜の中立位置に跳ね上
げ保持でき、支柱の前倒し時には背凭れ及び肘掛けと共
に座も連動して支柱と平行に折り畳められ、観覧席デッ
キ上面に当たってこすれることがない移動観覧席用シー
トを提供する。 【構成】 デッキ1上の脚ベース3に主軸4を介し左右
支柱7を起立状態と前倒し状態とに回動可能に支持し、
この左右支柱7に座8を枢軸11を介し起倒可能に支持
し、この座8の回動範囲を規制するストッパ12を設け
ると共に、この座8を前上が傾斜の中立位置に起立回動
せしめる跳ね上げばね13を設け、支柱7の上端部に肘
掛け9を回動可能に設け、この肘掛け9とリフトアップ
リンク16とで支持して背凭れ10を設け、且つ座8の
枢軸11と背凭れ10の両側部とに前後端を枢支連結し
て支柱7の前倒し時にはストッパ12を押し下げて座8
を支柱7と平行する状態に強制回動せしめるリンク19
を設けてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主に体育館や公民館等に設置される移動観覧席のデッキ上に全体が 起立転倒可能に取付けられる折り畳み式の移動観覧席用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、移動観覧席としては伸縮式移動観覧席が広く知られている。これはそ れぞれ下部に前後左右の走行車輪を備え且つ各々デッキ高さが順次異なる複数段 の観覧席単体を配置し、使用時にはその複数段の観覧席単体を手動或いは電動に より最下段のものから順次連係状態で前方に引き出す如く進出移動させて、全体 的に階段状(雛段状)に伸長し、不使用時には逆に各観覧席単体を最下段のもの から各々の後段のデッキ(直ぐ後の一段背が高い単体のデッキ)の下側に退入さ せるように順次後退移動させて、最終的には全体を棚状に短縮して建屋の壁部等 に格納する構成である。
【0003】 こうした伸縮式移動観覧席の各段の観覧席単体のデッキ上に設置される連結椅 子等のシートは、例えば特開昭62−101211号公報に示されている如く、 不使用時に各段の観覧席単体が各々の後段のデッキ下側に順次退入するのに妨げ とならないように、左右支柱もろともシート全体が起立状態から手動或いは電動 により前倒しされてデッキ上に偏平な折り畳み状態に伏せられ、後段の観覧席単 体のデッキとの狭い空間に納まるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述した従来の移動観覧席用シートでは、左右支柱の起立転倒に伴 い肘掛けと背凭れとが相互に連動して展開状態や該支柱と平行な折り畳み状態に 変化するが、これに対し座は連動せず、この座は前後シート列間に十分な通路ス ペースを確保すべく、跳ね上げばね等により常時付勢されて支柱と平行する垂直 な起立状態に跳ね上げられており、そのまま観覧席の不使用時には左右支柱と共 にデッキ上に前倒しされる。このために、その座は左右支柱の起立状態時の前後 列間の通路スペースの確保には好都合であるが、着座者が着座する際には、垂直 に起立した状態の座を手でもって前に押し下げ転倒操作する必要があり、手荷物 を持った着座者がお尻で座を押し倒しながらそのまま着座すると言った使い勝っ てができない不便がある。
【0005】 そこで、本出願人は、従来から劇場椅子などで知られている座自動跳ね上げ式 シートで、しかも着座者が離席すると、座が転倒状態から垂直な起立状態までは 回動せずに、その途中の前上がり傾斜の中立位置まで自動的に跳ね上げ保持され るタイプのシートの採用を試みた。これであれば座が前上がり傾斜の中立位置ま で跳ね上げられているので、シートの前後列間の通路スペースの確保ができる上 に、手荷物を持った着座者がお尻で座を押し倒しながらそのまま着座できると言 った具合に使い勝ってが良くなる。
【0006】 しかしながら、この座中立保持タイプのシートを採用した場合、その座が左右 の支柱と平行せずに前上が傾斜の中立位置に跳ね上げ保持されているので、この 状態からシート全体を左右支柱もろとも前倒しすると、先に該座の裏面先端寄り 部が観覧席単体のデッキ上面に当たり、且つその座が左右支柱と平行に折り畳ま れるまでデッキとこすれながら回動する。このためにガタンと言った衝撃音や擦 れ合い音が発生すると共に、座の裏面及びデッキ上面に擦り傷が生じたり、座の 裏面が汚れたりして体裁が悪くなり、その座の裏面に触れて衣服を汚してしまう などの問題が生じた。
【0007】 本考案は前記事情に鑑みなされ、その目的とするところは、左右支柱の起立状 態時には座が前上がり傾斜の中立位置に跳ね上げ保持されて、シート前後列間の 通路スペースの確保ができる上に、手荷物を持った着座者がお尻で座を押し倒し ながらそのまま着座できて使い勝ってが良く、しかも左右支柱の前倒し時には背 凭れ及び肘掛けと共に座も連動して該左右支柱と平行に偏平状態に折り畳められ 、従来の如く座が先行して観覧席のデッキ上面に当たってこすれることがなく、 衝撃音や擦れ合い音の発生及び座裏面とデッキ上面との擦り傷の発生などがなく 、長期間体裁の良い状態を維持できる移動観覧席用シートを提供することにある 。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の移動観覧席用シートは、前記目的を達成するために、移動観覧席のデ ッキ上に設けられた脚ベースと、この脚ベースに主軸を介し手動或いは電動によ り起立状態と前倒し状態とに回動可能に支持された左右の支柱と、この左右支柱 相互間の途中の高さ位置に枢軸を介し回動可能に支持された座と、この座の後端 寄り部に設けられ該座の左右支柱に対する回動を略水平な転倒状態から左右支柱 と平行する垂直な起立状態までの範囲内に規制するストッパと、その座を転倒状 態から前上が傾斜の中立位置に自動的に起立回動せしめる跳ね上げばねと、前記 左右の支柱の各々の上端部にそれぞれ回動可能に軸支された肘掛けと、これら左 右の肘掛けの後部に両側上端寄り部が枢支連結された背凭れと、この背凭れから 下側に延出されて前記脚ベースの主軸と偏心した位置に下端が枢支連結され前記 左右支柱の起立回動に伴い該背凭れをやや後傾状態に押上げながら肘掛けを略水 平状態に回動保持し且つ前記左右支柱の前倒し状態への回動に伴い該背凭れを引 き下げながら肘掛けと共に左右支柱と平行状態に折り畳むリフトアップリンクと 、前記座の枢軸と背凭れの両側部とに前後端が枢支連結され前記左右支柱の前倒 し状態への回動に伴い背凭れと連動し前記ストッパを押し下げて座を該左右支柱 と平行する状態に強制回動せしめるリンクとを備えてなる構成である。
【0009】
【作用】
前記構成の移動観覧席用シートによれば、移動観覧席のデッキ上に左右支柱 が起立した状態では、リフトアップリンクと肘掛けとにより背凭れがやや後傾状 態に押上げ保持されると共に、該肘掛けが略水平状態に保持される。また座は跳 ね上げばねの付勢で前上が傾斜の中立位置に起立回動せしめられて、シートの前 後列間の通路スペースを確保する。この状態で着座者が手或いはお尻で座を押し 倒せば、その座がストッパにより略水平な転倒状態に回動して、そのまま着座者 が楽に着座できて使い勝ってが良い。その着座者が離席すれば、座は跳ね上げば ねの付勢で元の前上が傾斜の中立位置に自動的に起立回動復帰せしめられる。
【0010】 ここで、手動或いは電動によりシート全体を左右の支柱もろとも前倒しすると 、その左右支柱の回動に伴い、リフトアップリンクが背凭れを引き下げながら肘 掛けと共に左右支柱と平行状態に折り畳むと同時に、その背凭れと連動するリン クにより前記ストッパが押し下げられて座が左右支柱と平行する状態に強制回動 せしめられて、シート全体が偏平状態に折り畳められて観覧席のデッキ上に伏せ るように前倒しされる。これで従来の如く座が先行して観覧席のデッキ上面に当 たったりこすれたりすることがなく、衝撃音や擦れ合い音の発生及び座の裏面と デッキ上面の擦り傷の発生がなくなり、長期間体裁の良い状態を維持できるよう になる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面により説明する。まず図1及び図2に示す如く 、伸縮式階段状移動観覧席の各段のデッキ1上に本考案の移動観覧席用シート2 が一列ずつ設置されている。このシート2は折り畳み式の連結椅子で、図1乃至 図3に示す如く、各段のデッキ1の上面後部に複数個の脚ベース3が適当間隔を 存して固設され、これら各脚ベース3にそれぞれ主軸4が左右方向に同軸線上に 配して水平に横架され、この各主軸4に支脚5が下端を嵌合して起倒回動可能に 支持され、これらの支脚5の上端に角鋼管等の貫材6が横架され、この貫材6上 の長手方向に等間隔を存した箇所にそれぞれ支柱7が立設されている。これら支 柱7…の各相互間に座8が起倒回動可能に設けられていると共に、それぞれの支 柱7の上端に肘掛け9が設けられ、且つ支柱7…の各相互間の後側に背凭れ10 が支持されて、観覧客が一人ずつ着座できる複数の座席を構成している。
【0012】 更に詳述すると、まず、前記各支柱7は各々下方に延長して脚ベース3の支軸 4に個々に支持させるようにしても良いが、連結椅子としての実施例では、複数 の座席を横一列に連結すると共に、構成の簡略化を図るべく、前述のように貫材 6を介在し、これを少ない本数の支脚5で脚ベース3に支軸4を介し支持し、こ の貫材6上に所要本数の支柱7を立設するようにしている構成である。
【0013】 こうした構成の支柱7…は前記貫材6と脚ベース5と共に脚ベース3に対し支 軸4でもって手動或いは電動により垂直な起立状態と水平な前倒し状態とに回動 可能に支持されている。また、この各支柱7は図3に示す如く各々横断面略H形 状の金属一体成形品で、前後フランジ部間の左右凹陥部の略中間高さ位置にU字 形状の軸受段部7aを有すると共に、それより下側にばね規制突部7bとばね受 けボス部7cとを有している。更に上端寄り部に肘掛け取付穴7dを有している 。
【0014】 前記座8はクッション体8aの下側に裏面カバー8bを設けた構成で、そのク ッション体8aの左右両側面の後端寄り部にアングル状のブラケット8cを介し 短尺な枢軸11が突設され、更にその後方に短尺ピン状のストッパ12がそれぞ れ突設されている。そしてこの座8は左右の枢軸11を前記左右の支柱7,7の 相対向する軸受段部7aに嵌合することにより起倒方向に回動可能に取付け支持 されていると共に、左右のストッパ12が左右の支柱7,7の前後フランジ間の 凹陥部内に位置することで該左右支柱に対する座8の回動が略水平な転倒状態か ら左右支柱と平行する垂直な起立状態までの範囲内に規制されている。
【0015】 また、前記座8を転倒状態から起立方向に回動付勢する跳ね上げばね13が前 記左右の支柱7,7の対向する凹陥部に設けられている。この跳ね上げばね13 はねじりコイルスプリングを用いたもので、コイル部が前記支柱7の凹陥部のば ね受けボス部7cに嵌められ、両端延出部が前記ばね規制突部7bの前後位置に に上方に立ち上げられ、この両端延出部の相互間に前記座8のストッパ12が挿 入せしめられている。この跳ね上げバネ13によりストッパ12が押圧されて座 8が起立方向に自動的に回動付勢される。この際に跳ね上げばね13はばね規制 突部7bに当たって座8を前上が傾斜の中立位置まで起立回動せしめる構成とな っている。
【0016】 前記肘掛け9は前後に長尺な断面逆U字形のもので、前後方向略中間部が前記 支柱7に上方から被せられ支軸14により、該支柱7に直交する水平な状態から 該支柱7と平行する垂直な状態に回動可能に軸支されている。
【0017】 前記背凭れ10はクッション体10aとこの後面に接合された裏面板10bと よりなる構成で、この裏面板10bの両側部の略中間高さ位置から左右に連結ピ ン15がそれぞれ突設され、この左右の連結ピン15を介して前記左右の肘掛け 9,9の後端部と枢支連結されている。また、この背凭れ10の裏面板10bの 下端寄り部に横方向に連結材10cが貫通する状態に固設され、この連結材10 cで前記各座席の背凭れ10が全て連動する状態に連結されている。また背凭れ 10の連結材10cから下側に左右一対のリフトアップリンク16,16が延出 して設けられている。このリフトアップリンク16,16は下端が前記脚ベース 3の主軸4より斜め上側後方に偏心した位置に連結ピン17により枢支連結され ている。このリフトアップリンク16,16は、左右の支柱7,7の起立回動時 には該背凭れ10をやや後傾状態に押上げながら肘掛けを略水平状態に回動保持 し、且つ左右の支柱7,7の前倒し状態への回動に伴い該背凭れ10を引き下げ ながら肘掛け9,9と共に支柱7,7と平行状態に折り畳む機能を持つ構成であ る。
【0018】 ここで、前記背凭れ10の両側部下端寄り部から左右に連結ピン18がそれぞ れ突設され、この左右の連結ピン18と前記座8の枢支ピン11とに前後端を枢 支連結して左右一対のリンク19,19が設けられている。この左右のリンク1 9は比較的短尺なもので、前記支柱7,7の前倒し状態への回動に伴い背凭れ1 0と連動し前記ストッパ12を押し下げて座8を該左右の支柱7,79と平行す る状態に強制回動せしめる構成である。また、左右支柱7,7の起立状態時に座 8を略水平に倒すとストッパ12が該リンク19に当たって、該座8のそれ以上 の前下がり方向への回動を阻止するようにもなっている。
【0019】 しかして、前記構成の移動観覧席用シート2によれば、図1の前段列に示す如 く、移動観覧席のデッキ1上の脚ベース3上に支脚5及び貫材6を介し左右支柱 7,7が垂直に起立した状態では、リフトアップリンク16と肘掛け9とにより 背凭れ10がやや後傾状態に押上げ保持されると共に、該肘掛け9が略水平状態 に保持される。また座8は図6の想像線で示す如く跳ね上げばね13の付勢で前 上が傾斜の中立位置に起立回動せしめられて、シートの前後列間の通路スペース を確保する。この状態で着座者が手或いはお尻で座8を図1の前段列及び図6の 実線で示す如く前側に押し倒せば、その座8がストッパ12により略水平な転倒 状態に回動して、そのまま着座者が楽に着座できて使い勝ってが良い。その着座 者が離席すれば、座8は跳ね上げばね13の付勢で元の前上が傾斜の中立位置に 自動的に起立回動復帰せしめられる。
【0020】 ここで、手動或いは電動により脚ベース3に対し支脚5及び貫材6を介し左右 の支柱7,7もろとも支軸4を支点に前倒しすると、図1の後段列及び図7に実 線で示す如く、その左右支柱7,7の回動に伴い、リフトアップリンク16が背 凭れ10を引き下げながら肘掛け9と共に左右支柱7,7と平行状態に折り畳む と同時に、その背凭れ10と連動するリンク19によりストッパ12が押し下げ られて座8が左右支柱7.7と平行する状態に強制回動せしめられて、シート全 体が偏平状態に折り畳められて観覧席のデッキ1上に伏せるように前倒しされる 。これで従来の如く座8が先行して観覧席のデッキ1上面に当たったりこすれた りすることがなく、衝撃音や擦れ合い音の発生及び座の裏面とデッキ上面の擦り 傷の発生がなくなり、長期間体裁の良い状態を維持できるようになる。
【0021】 なお、前記座8の裏面板部8bはクッション体8aに対し前端部のみがヒンジ (図示せず)により係止され、後部が該座8の水平な転倒状態では自重によりク ッション体8aから所定範囲だけ下降して、該裏面板部8bが後下がり状態にな って座8の厚みを体裁良く増し、座8が左右の支柱7と平行する起立状態に回動 する時には、つまり左右支柱7が前倒しされてリンク16によりストッパ12を 介し座8が該支柱7と平行に強制回動される時には、裏面板部8bの後端が該支 柱7の前側フランジに引っ掛かって、その裏面板部8bがクッション体8aに寄 せ付けられ、支柱7より下側にはみ出ることがなくなるようになっている。
【0022】 なお、本考案は前記実施例飲みに限定されることなく、例えば跳ね上げばね1 3はねじりコイルスプリング以外に、ロッドを有した押上ばねなど各種公知の手 段を用いても可であり、その他本考案の要旨を逸脱しない範囲であれば種々変更 しても良い。
【0023】
【考案の効果】
本考案は前述の如く構成したから、左右支柱の起立状態時には座が前上がり傾 斜の中立位置に跳ね上げ保持されて、シート前後列間の通路スペースの確保がで きる上に、手荷物を持った着座者がお尻で座を押し倒しながらそのまま着座でき て使い勝ってが良く、しかも左右支柱の前倒し時には背凭れ及び肘掛けと共に座 も連動して該左右支柱と平行に偏平状態に折り畳められ、従来の如く座が先行し て観覧席のデッキ上面に当たってこすれることがなく、衝撃音や擦れ合い音の発 生及び座裏面とデッキ上面との擦り傷の発生などがなく、長期間体裁の良い状態 を維持できる簡便で優れた移動観覧席用シートが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の移動観覧席用シートの一実施例を示す
側面図。
【図2】同上実施例の一部省略した正面図。
【図3】同上実施例のシートの解斜視図。
【図4】同上実施例の要部分の斜視図。
【図5】同要部分の正面図。
【図6】同要部分の支柱起立状態時の側面図。
【図7】同要部分の支柱前倒し状態時に側面図。
【符号の説明】
1…移動観覧席のデッキ、3…脚ベース3、4…主軸、
7…支柱、8…座、9…肘掛け、10…背凭れ、11…
枢軸、12…ストッパ、13…跳ね上げばね、16…リ
フトアップリンク、19…リンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動観覧席のデッキ上に設けられた脚ベ
    ースと、この脚ベースに主軸を介し手動或いは電動によ
    り起立状態と前倒し状態とに回動可能に支持された左右
    の支柱と、この左右支柱相互間の途中の高さ位置に枢軸
    を介し回動可能に支持された座と、この座の後端寄り部
    に設けられ該座の左右支柱に対する回動を略水平な転倒
    状態から左右支柱と平行する垂直な起立状態までの範囲
    内に規制するストッパと、その座を転倒状態から前上が
    傾斜の中立位置に自動的に起立回動せしめる跳ね上げば
    ねと、前記左右の支柱の各々の上端部にそれぞれ回動可
    能に軸支された肘掛けと、これら左右の肘掛けの後部に
    両側上端寄り部が枢支連結された背凭れと、この背凭れ
    から下側に延出されて前記脚ベースの主軸と偏心した位
    置に下端が枢支連結され前記左右支柱の起立回動に伴い
    該背凭れをやや後傾状態に押上げながら肘掛けを略水平
    状態に回動保持し且つ前記左右支柱の前倒し状態への回
    動に伴い該背凭れを引き下げながら肘掛けと共に左右支
    柱と平行状態に折り畳むリフトアップリンクと、前記座
    の枢軸と背凭れの両側部とに前後端が枢支連結され前記
    左右支柱の前倒し状態への回動に伴い背凭れと連動し前
    記ストッパを押し下げて座を該左右支柱と平行する状態
    に強制回動せしめるリンクとを備えてなる移動観覧席用
    シート。
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