JP5125647B2 - 通信制御システム、通信制御方法、代理登録装置および代理登録装置のためのコンピュータプログラム - Google Patents

通信制御システム、通信制御方法、代理登録装置および代理登録装置のためのコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ゲートウェイ装置を介して構内間通信網と接続された構内ネットワークを用いて、回線交換式の携帯端末と呼接続を確立するための通信制御システム、これを用いた通信制御方法、これに用いられる代理登録装置および代理登録装置のためのコンピュータプログラムに関する。
近年、ゲートウェイ装置に接続されたIP電話機と携帯電話機との内線通話を可能にする電話サービスが提供されている。この種の発明としては、例えば下記特許文献1に記載の通信システムが提案されている。このシステムは、ゲートウェイ装置および呼制御(SIP:Session Initiation Protocol)サーバとともにIP網に接続されたIP電話機に対して、携帯電話機からの呼接続を可能にするものである。
図11は、関連する内線無線電話システム190のブロック図である。
データ通信網1は音声パケットの伝送が可能なIP通信ネットワークであり、SIPサーバ50のほか、複数台のIP電話機60a,60bが接続されている。IP電話機60a,60bには、それぞれ識別子(外線番号)とともに固有の内線番号が付与されている。
回線交換式の携帯端末である携帯電話99a〜99cには、固有の外線番号が、ユーザ番号としてそれぞれに付与されている。
携帯電話99a〜99cは、構内90に設置された構内基地局97a,97bを介して制御装置95にて着呼が受付けられる。制御装置95には、携帯電話99a〜99cの外線番号とIP電話機60a,60bの外線番号が予め登録されている。
そして、所定の特番(特殊番号:例えば*99など)を付して携帯電話99a〜99cから発呼先番号をダイヤルすることにより、制御装置95は、発呼先番号が外線番号であるか内線番号であるかを識別した上で、当該携帯電話99a〜99cと発呼先の電話機との間で呼接続を確立する。
具体的には、特番に続く発呼先番号が、制御装置95に登録されていない外線番号である場合、制御装置95は公衆モバイル網3を通じて外線電話機に対して呼接続を要求する。また、特番に続く発呼先番号が、制御装置95に予め登録されている外線番号である場合、制御装置95は、構内基地局97a,97bまたはゲートウェイ装置93に対して、携帯電話99a〜99cの外線番号(発呼元番号)と発呼先の外線番号とを伝える。ゲートウェイ装置93を介してデータ通信網1の外部に接続されたIP電話機60a,60bに呼接続する場合、制御装置95はゲートウェイ装置93に対してこれらを伝える。
一方、特番に続く発呼先番号がIP電話機60a,60bの内線番号である場合についても、制御装置95はゲートウェイ装置93に対して、携帯電話99a〜99cの外線番号(発呼元番号)と発呼先の内線番号とを伝える。
なお、特番を付すことなく携帯電話99a〜99cから外線番号をダイヤルした場合にも、構内基地局97a,97bおよび制御装置95を介して公衆モバイル網3に呼接続が要求されることとなる。
SIPサーバ50は、既知のIPアドレスが付与されたゲートウェイ装置93からの呼接続要求を、発呼先の外線番号または内線番号(以下、あわせて「電話番号」という場合がある。)に対応するIP電話機(例えば、IP電話機60a)に伝送する。IP電話機60aがこれに応答することで、ゲートウェイ装置93とIP電話機60aとは呼接続される。
以上により、回線交換式の携帯電話99a〜99cとIP電話機60aとが、構内交換機(PBX:Private Branch eXchange)91によって回線交換接続されて内線通話可能となる。
したがって、図11に記載の内線無線電話システム190によれば、公衆モバイル網3を経由しての外線通話が可能な携帯電話99a〜99cを内線通話端末としても使用することが可能になる。
特開2005−277925号公報
近年は広域通信網(WAN:Wide Area Network)が発達し、複数の互いに離間した構内領域(構内)がデータ通信網1で接続される場合も増えている。しかしながら、図11に示す上記の内線無線電話システム190が各構内に構築されたとしても、携帯電話99a〜99cが構内90に位置するときにしか内線を着呼することができず、矢印で示すように携帯電話99a〜99cが構内90から外部に移動した場合にはこれが不可能になるという問題がある。
すなわち、例えば携帯電話99cが構内90から他の構内(図11には図示せず)に移動した場合も、IP電話機60aから携帯電話99cへの呼接続要求は、SIPサーバ50からゲートウェイ装置93に送信されてしまう。そして、ゲートウェイ装置93からの初呼要求を受け取ったPBX91は、構内90に存在しない携帯電話99cに対して回線交換接続することはできない。したがって、携帯電話99cはIP電話機60aからの着呼を受け取ることができないこととなる。
換言すると、外線通話端末と内線通話端末を一台の携帯電話で兼用する上記内線無線電話システム190であっても、これが可能になるのはあくまでも特定の構内に限られることとなる。したがって、複数の構内を移動するユーザは、各構内に配置されたゲートウェイ装置に対応する専用の内線通話端末を所持しなければならないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、複数の構内間を移動する回線交換式の携帯端末に対しても呼接続可能とする通信制御システムを提供するものである。
本発明によれば、固有の識別子が付与された回線交換式の携帯端末と、
前記識別子を記憶した呼制御サーバが接続された構内間通信網と、
IP(Internet Protocol)アドレスが付与されたゲートウェイ装置を介して、前記構内間通信網と接続された構内ネットワークと、
前記ゲートウェイ装置が配置された構内に設置されて、前記構内に位置する前記携帯端末が前記構内ネットワークに無線接続されたことを検知する構内基地局と、
前記構内基地局に検知された前記携帯端末の前記識別子を、前記構内基地局を通じて取得する制御装置と、
前記制御装置が取得した前記識別子と、前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスを、前記構内間通信網を通じて前記呼制御サーバに送信する代理登録装置と、
を備え、
前記呼制御サーバが、前記識別子と、前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて記憶することを特徴とする通信制御システムが提供される。
また、本発明によれば、上記記載の通信制御システムを用いて、前記携帯端末と、IPアドレスが付与されて前記構内間通信網に接続されたIP電話機との間で呼接続を確立する通信制御方法であって、
前記呼制御サーバに、前記携帯端末の識別子と、前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録する登録ステップと、
前記IP電話機が、発呼先の前記携帯端末の識別子を前記呼制御サーバに送信する発呼ステップと、
前記呼制御サーバが、受信した前記識別子に基づいて前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスを検索する検索ステップと、
前記呼制御サーバが、IPアドレスが検索された前記ゲートウェイ装置に対して、前記IP電話機との呼接続を要求する接続ステップと、
を含む通信制御方法が提供される。
また、本発明によれば、上記記載の通信制御システムを用いて、前記携帯端末と、IPアドレスが付与されて前記構内間通信網に接続されたIP電話機との間で呼接続を確立する通信制御方法であって、
前記呼制御サーバに、前記携帯端末の識別子と、前記携帯端末に割り当てられた内線番号と、前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録する登録ステップと、
前記IP電話機が、発呼先の前記携帯端末の内線番号を前記呼制御サーバに送信する発呼ステップと、
前記呼制御サーバが、受信した前記内線番号に関連付けて記憶された前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスを検索する検索ステップと、
前記呼制御サーバが、IPアドレスが検索された前記ゲートウェイ装置に対して、前記IP電話機との呼接続を要求する接続ステップと、
を含む通信制御方法が提供される。
また、本発明によれば、上記記載の通信制御システムを用いて、前記携帯端末と、IPアドレスおよび電話番号が付与されて前記構内間通信網に接続されたIP電話機との間で呼接続を確立する通信制御方法であって、
前記呼制御サーバに、前記携帯端末の識別子と前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録し、前記IP電話機のIPアドレスと前記電話番号とを関連付けて登録する登録ステップと、
前記携帯端末が、特番を付加して発呼先の前記IP電話機の電話番号を前記ゲートウェイ装置に発呼する発呼ステップと、
前記ゲートウェイ装置が、発呼元である前記携帯端末の識別子と、発呼先である前記IP電話機の電話番号とを、前記呼制御サーバに送信する要求ステップと、
前記呼制御サーバが、受信した前記IP電話機の電話番号に関連付けて記憶された前記IP電話機の前記IPアドレスを検索する検索ステップと、
前記呼制御サーバが、IPアドレスが検索された前記IP電話機に対して、前記ゲートウェイ装置との呼接続を要求する接続ステップと、
を含む通信制御方法が提供される。
また、本発明によれば、上記記載の通信制御システムを用いて、二台の前記携帯端末同士の間で呼接続を確立する通信制御方法であって、
前記呼制御サーバに、一の前記携帯端末の識別子と前記一の携帯端末が接続された一の前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録し、他の前記携帯端末の識別子と前記他の携帯端末が接続された他の前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録する登録ステップと、
他の前記携帯端末が、特番を付加して発呼先の前記一の携帯端末の識別子を前記他のゲートウェイ装置に発呼する発呼ステップと、
前記他のゲートウェイ装置が、発呼元である前記他の携帯端末の識別子と、発呼先である前記一の携帯端末の識別子とを、前記呼制御サーバに送信する要求ステップと、
前記呼制御サーバが、受信した前記一の携帯端末の識別子に関連付けて記憶された前記一のゲートウェイ装置の前記IPアドレスを検索する検索ステップと、
前記呼制御サーバが、IPアドレスが検索された前記一のゲートウェイ装置に対して、前記他のゲートウェイ装置との呼接続を要求する接続ステップと、
を含む通信制御方法が提供される。
また、本発明によれば、上記記載の通信制御システムを用いて、二台の前記携帯端末同士の間で呼接続を確立する通信制御方法であって、
前記呼制御サーバに、一の前記携帯端末の識別子と前記一の携帯端末に割り当てられた内線番号と前記一の携帯端末が接続された一の前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録し、他の前記携帯端末の識別子と前記他の携帯端末が接続された他の前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録する登録ステップと、
他の前記携帯端末が、特番を付加して発呼先の前記一の携帯端末の内線番号を前記他のゲートウェイ装置に発呼する発呼ステップと、
前記他のゲートウェイ装置が、発呼元である前記他の携帯端末の識別子と、発呼先である前記一の携帯端末の内線番号とを、前記呼制御サーバに送信する要求ステップと、
前記呼制御サーバが、受信した前記内線番号に関連付けて記憶された前記一のゲートウェイ装置の前記IPアドレスを検索する検索ステップと、
前記呼制御サーバが、IPアドレスが検索された前記一のゲートウェイ装置に対して、前記他のゲートウェイ装置との呼接続を要求する接続ステップと、
を含む通信制御方法が提供される。
また、本発明によれば、上記記載の通信制御システムに用いられる代理登録装置であって、
前記構内基地局に検知された前記携帯端末の前記識別子と前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスを、前記構内間通信網を通じて前記呼制御サーバに送信することを特徴とする代理登録装置が提供される。
また、本発明によれば、上記記載の代理登録装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記構内基地局に検知された前記携帯端末の前記識別子と前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスを、前記構内間通信網を通じて前記呼制御サーバに送信する処理を前記代理登録装置に実行させるためのコンピュータプログラムが提供される。
ここで、携帯端末とは、携帯電話機のほか、PHS(Personal Handy-phone System:登録商標)や携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)などを含む。
本発明で、構内とは、ゲートウェイ装置をインタフェースとして構内間通信網に接続された領域の概念を意味し、その広さは特に限定されない。また、複数の構内が設けられる場合、構内間の距離も特に限定されるものではない。会社の本社と支社、または建屋内の一階と二階などを例示することができるほか、同一建屋の同一フロア内を複数に区画して構内を構成してもよい。
本発明で、構内間通信網とは、ゲートウェイ装置と呼制御サーバとを、有線、無線またはこれらの組み合わせによって接続するIP通信ネットワークを意味する。
また、携帯端末が構内ネットワークに無線接続されるとは、携帯端末が構内基地局の受信圏内で電源をONにした場合のほか、電源ONの携帯端末が構内基地局の受信圏外から受信圏内に入った場合を含む。
なお、本発明の各種の構成要素は、その機能を実現するように形成されていればよく、例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与されたデータ処理装置、コンピュータプログラムによりデータ処理装置に実現された所定の機能、これらの任意の組み合わせ、等として実現することができる。
また、本発明の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個のデバイスとして形成されていること、一つの構成要素が複数のデバイスで形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でよい。
また、本発明による通信制御方法や代理登録方法を説明するにあたり、複数のステップを順番に記載することがあるが、その記載の順番はステップを実行する順番を必ずしも限定するものではない。このため、本発明にかかる方法を実施するときには、その複数のステップの順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
さらに、本発明による通信制御方法や代理登録方法の複数のステップは、個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、あるステップの実行中に他のステップが発生すること、あるステップの実行タイミングと他のステップの実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
また、本発明で云う制御装置や代理登録装置、呼制御サーバ、IDサーバは、コンピュータプログラムを読み取って対応するデータ処理を実行できるように、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、I/F(Interface)ユニット、等の汎用デバイスで構築されたハードウェア、所定のデータ処理を実行するように構築された専用の論理回路、これらの組み合わせ、等として実施することができる。
なお、本発明でコンピュータプログラムに対応した各種動作を上記装置またはサーバに実行させることは、これらの装置によって各種デバイスを動作制御させることなども意味している。
例えば、上記装置またはサーバに各種データを記憶、保持または保存させることは、これらの装置に固定されているHDD(Hard Disc Drive)やRAM等の情報記憶媒体にCPUが各種データを格納すること、これらの装置に交換自在に装填されている情報記憶メディアにCPUがドライブ装置で各種データを格納すること、等でよい。
本発明によれば、複数の構内間を携帯端末が移動した場合にも、移動先の構内に配置されたゲートウェイ装置のIPアドレスが代理登録装置によって呼制御サーバに送信されることで、携帯端末は内線通話の着呼を受け取ることが可能になる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態の通信制御システム100の構成を示すブロック図である。
はじめに、本実施形態の通信制御システム100の概要について説明する。
通信制御システム100は、固有の識別子(ユーザ番号:UNo)が付与された回線交換式の携帯端末(携帯電話19a〜19c)と、ユーザ番号を記憶した呼制御サーバ(SIPサーバ50)が接続された構内間通信網(データ通信網1)と、IPアドレス(第一IPアドレス:GW1_IP)が付与されたゲートウェイ装置13を介して、データ通信網1と接続された構内ネットワーク16とを含んで構成されている。
携帯端末に付与される固有の識別子としては、いわゆる外線番号である移動機ISDN番号(MSISDN:Mobile Subscriber ISDN Number)のほか、国際移動電話加入者ID(IMSI:International Mobile Subscriber Identity)や、暫定的移動電話加入者ID(TMSI:Temporary Mobile Subscriber Identity)などの加入者識別子を例示することができる。
なお、本発明において、付与された識別子が携帯端末に固有のものであるとは、本発明の目的が達成できる程度に、重複する識別子が付与された携帯端末が存在しないことを意味するものであり、世界中でユニークであることを要するものでは必ずしもない。
そして、ゲートウェイ装置13が配置された構内(第一構内10)には、当該構内に位置する携帯端末が構内ネットワーク16に無線接続されたことを検知する構内基地局17a,17bが設置されている。
また、構内基地局17a,17bに検知された携帯端末のユーザ番号を構内基地局17a,17bを通じて取得する制御装置15が設けられている。
また、本実施形態の通信制御システム100は、構内基地局17a,17bに検知されて制御装置15が取得した携帯端末のユーザ番号とゲートウェイ装置13のIPアドレスを、データ通信網1を通じてSIPサーバ50に送信する代理登録装置18を備えている。
そして、SIPサーバ50は、ユーザ番号と、ゲートウェイ装置13のIPアドレスとを関連付けて記憶している。
これにより、本実施形態の通信制御システム100によれば、携帯端末(携帯電話19a〜19c)が構内ネットワーク16に無線接続されると、当該構内ネットワーク16が接続されたゲートウェイ装置13の第一IPアドレス(GW1_IP)が、携帯端末のユーザ番号とともにSIPサーバ50に登録される。したがって、データ通信網1を介して構内ネットワーク16に接続されたIP電話機60a,60bからの着呼を、ゲートウェイ装置13を介して携帯端末(携帯電話19a〜19c)は受け取ることができる。
また、本実施形態の通信制御システム100は、第二IPアドレス(GW2_IP)が付与された第二ゲートウェイ装置(ゲートウェイ装置23)を介してデータ通信網1と接続された第二構内ネットワーク(構内ネットワーク26)を、さらに備えている。
そして、ゲートウェイ装置23が配置された第二構内20には、第二構内20に位置する携帯端末(携帯電話19a,29a,29b)が構内ネットワーク26に無線接続されたことを検知する第二構内基地局(構内基地局27a,27b)が設置されている。
また、構内基地局27a,27bに検知された携帯端末のユーザ番号を、構内基地局27a,27bを通じて取得する第二制御装置(制御装置25)が設けられている。
そして、本実施形態の通信制御システム100では、図示のように携帯端末19aが第一構内10から第二構内20に移動した場合に、代理登録装置28が、制御装置25が取得したユーザ番号と、ゲートウェイ装置23のIPアドレス(第二IPアドレス:GW2_IP)を、データ通信網1を通じてSIPサーバ50に送信する。
そして、SIPサーバ50は、ユーザ番号と関連付けて記憶されていた第一IPアドレスを第二IPアドレスに更新する。
これにより、携帯電話19aが第一構内10から第二構内20に移動した場合であっても、これが構内ネットワーク26に無線接続された際には、当該構内に配置されたゲートウェイ装置23のIPアドレスがSIPサーバ50に更新登録される。したがって、このように携帯電話19aが第二構内20に移動した場合でも、データ通信網1を介して構内ネットワーク26に接続されたIP電話機60a,60bや第一構内10に位置する携帯電話からの着呼を、ゲートウェイ装置23を介して携帯電話19aは受け取ることができる。
また、構内ネットワーク16,26には、それぞれ、PBX11,21が接続されており、ゲートウェイ装置同士、またはゲートウェイ装置とIP電話機との間で呼接続が確立した場合に、回線交換式の携帯端末とゲートウェイ装置との間を交換接続する。
また、制御装置15,25には公衆モバイル網3が接続されており、携帯端末は制御装置15,25を介しての外線通話が可能である。
つぎに、本実施形態の通信制御システム100について、より詳細に説明する。
データ通信網1には、一台または複数台のSIPサーバ50が接続されて、電話機同士の間に呼接続を確立する。また、データ通信網1には複数台のIP電話機60a,60bが接続されている。
データ通信網1には、互いに離間した複数の構内(第一構内10および第二構内20)が接続されている。3以上の構内がデータ通信網1に接続されていてもよい。
第一構内10には、構内基地局17a,17b、制御装置15、PBX11、ゲートウェイ装置13および代理登録装置18が設置され、当該構内に位置する携帯電話19a,19b,19cからの着呼を制御装置15で受け付ける。
携帯電話19a,19b,19cには、識別子として、それぞれ固有の外線番号(例えば、090−X−Ya,Yb,Yc)がユーザ番号として付与されている。
以下、本実施形態においては、識別子として外線番号を例にとり説明する。
そして、携帯電話19a,19b,19cには、それぞれの外線番号に対応付けられた内線番号(例えば、Za,Zb,Zc)が割り当てられてSIPサーバ50に登録されている。ただし、これらの携帯電話は、内線番号による着呼を受けることはできない。したがって、例えば携帯電話19aが他の携帯電話19b,19cやIP電話機60a,60bと通話する場合には、ゲートウェイ装置13およびPBX11を介して、当該携帯電話19aの外線番号による着呼を受ける必要がある。
本実施形態の通信制御システム100の場合、SIPサーバ50には携帯電話19a,19b,19cの外線番号、内線番号、およびゲートウェイ装置13の第一IPアドレスが、それぞれ関連付けて記憶されている。したがって、データ通信網1に接続された電話機から携帯電話19aに発呼する場合には、SIPサーバ50において携帯電話19aの外線番号または内線番号からゲートウェイ装置13のIPアドレス(第一IPアドレス)を検索し、SIPサーバ50を介してゲートウェイ装置13との間で呼接続を確立する。このとき、発呼先の携帯電話の内線番号がダイヤルされた場合、SIPサーバ50では当該内線番号に関連付けられた外線番号を検索し、これをゲートウェイ装置13に対して通知する。
このように、SIPサーバ50において、発呼先の携帯電話の外線番号または内線番号と、当該携帯電話が位置する構内に配置されたゲートウェイ装置のIPアドレスとが対応付けられている。これにより、データ通信網1に接続された電話機から当該携帯電話の内線番号または外線番号のいずれをダイヤルしたとしても、当該携帯電話との呼接続を確立することができる。
一方、第二構内20にも同様に、構内基地局27a,27b、制御装置25、PBX21、ゲートウェイ装置23および代理登録装置28が設置され、当該構内に位置する携帯電話19a,29a,29bとの発呼および着呼を制御装置25で受け付ける。携帯電話19aは、第一構内10から第二構内20に移動してきたことを意味している。
携帯電話29a,29bには、それぞれ固有の外線番号(例えば、090−X−Yd,Ye)がユーザ番号として付与されている。
そして、携帯電話29a,29bには、それぞれの外線番号に対応付けられた内線番号(例えば、Zd,Ze)が割り当てられ、外線番号およびゲートウェイ装置23の第二IPアドレスとともに関連付けられてSIPサーバ50に登録されている。ただし、これらの携帯電話についても、内線番号による着呼を受け付けることはできない。
したがって、データ通信網1に接続された電話機から当該携帯電話の内線番号がダイヤルされた場合には、SIPサーバ50によってゲートウェイ装置23の第二IPアドレスと当該携帯電話の外線番号が検索されることにより、ゲートウェイ装置23を介して呼接続が確立される。
以上のように、本実施形態のSIPサーバ50は、携帯端末に割り当てられた内線番号と、識別子(外線番号)とを関連付けて記憶している。
図2は、SIPサーバ50が備える端末登録テーブルの一例である。
端末登録テーブルには、携帯端末の内線番号および識別子(外線番号)と、当該携帯端末が位置する構内のゲートウェイ装置13,23のIPアドレスとがテーブル形式で格納されている。
そして、同図に示すように、携帯電話19aが第一構内10から第二構内20に移動したことにより、SIPサーバ50に登録されているゲートウェイ装置のIPアドレスが、第一IPアドレス(GW1_IP)から第二IPアドレス(GW2_IP)に更新されている。
第一構内10または第二構内20においては、携帯端末(以下、携帯電話19aを例に説明する。)が構内ネットワーク16,26に無線接続されたことが構内基地局17a,17b,27a,27bに検知されると、制御装置15,25では携帯電話19aの認証処理をおこなう。
図3は、制御装置25の機能ブロック図である。同図を用いて、第一構内10から第二構内20に移動してきた携帯電話19aの認証処理について説明する。なお、同様の処理をおこなう制御装置15については詳述を省略する。
制御装置25には、構内ネットワーク26に無線接続された携帯端末19aを認証するための登録番号が予め記憶されている。そして、制御装置25は、認証された携帯端末19aの外線番号を代理登録装置28に送信する。
携帯端末19aは、構内基地局27a,27bの受信圏内に入ると、または受信圏内で電源がONになると、構内基地局27a,27bに対してレジストレーション情報を送信して構内ネットワーク26に無線接続される。
制御装置25では、携帯電話19aが構内ネットワーク26に接続されたことを構内基地局27a,27bで受信すると、携帯電話19aが発呼または着呼動作をするか否かにかかわらずレジストレーション情報に含まれる当該携帯電話の外線番号を、端末情報取得部251にて取得する。
一方、記憶部253には、内線通話を許可する携帯電話のユーザ番号が、登録番号として予め記憶されている。登録番号としては、制御装置25を用いて呼接続をする可能性のあるすべての携帯端末(携帯電話19a〜19c,29a,29b)のユーザ番号が含まれている。
端末情報取得部251は、記憶部253に記憶された登録番号を参照して、携帯電話19aのユーザ番号がこれに含まれるか否かを判定することにより、携帯電話19aを認証する。
そして、かかる認証結果に基づいて、送信部255では、携帯電話19aが第二構内20に位置することをSIPサーバ50に通知するよう、代理登録装置28に命令する。
代理登録装置28は、制御装置25から取得した携帯電話19aのユーザ番号と、ゲートウェイ装置23の第二IPアドレス(GW2_IP)を、データ通信網1を介してSIPサーバ50に送信する。
そして、構内ネットワーク26に接続された携帯端末のユーザ番号が登録番号に含まれていなかった場合、制御装置25は、当該携帯端末には内線通話を許可せず、レジストレーション情報を公衆モバイル網3に送信する。
以上により、第一構内10または第二構内20のいずれかに位置して構内ネットワーク16,26に接続された携帯電話19a〜19c,29a,29bは、当該構内の制御装置15,25に認証されると、同一構内に配置されたゲートウェイ装置13,23のIPアドレスとともに、その外線番号がSIPサーバ50に登録または更新される。
図4は、本実施形態の制御装置25による代理登録指示方法を示すフローチャートである。
図5は、本実施形態の代理登録装置28による代理登録方法を示すフローチャートである。
これらの図を用いて、制御装置25および代理登録装置28を用いた本実施形態の通信制御方法によって実現される内線通話の呼接続処理を、より具体的に説明する。
図4に示すように、制御装置25は、携帯端末が構内ネットワーク26に無線接続されたことを構内基地局27a,27bが検知すると、そのユーザ番号が制御装置25に登録済みであるかどうかを判定する(ステップS110)。
携帯端末が携帯電話19aである場合、そのユーザ番号は制御装置25に登録されているため(ステップS110:Y)、制御装置25は、携帯電話19aのユーザ番号を代理登録装置28に送信するとともに代理登録を指示する(ステップS120)。
一方、接続された携帯端末が制御装置25に登録されていない場合(ステップS110:N)、制御装置25は、当該携帯電話が構内ネットワーク26に接続されたことを、公衆モバイル網3に向けて送信する(ステップS130)。
なお、携帯端末が構内ネットワーク26に無線接続されているかどうかの判断は、所定の時間間隔(例えば数秒など)ごとに、構内基地局27a,27bから構内の携帯端末に向けて応答確認のメッセージを送信しておこなってもよい。
図5に示すように、代理登録装置28では、制御装置25からの代理登録の指示を待ち(ステップS210:N)、これを受信すると(ステップS210:Y)、制御装置25を通じて携帯電話19aのユーザ番号(外線番号)をユーザ情報として取得する(ステップS220)。
次に、代理登録装置28は、ゲートウェイ情報として、携帯電話19aの位置する第二構内に設置されたゲートウェイ装置23のIPアドレス(第二IPアドレス(GW2_IP))を取得する(ステップS230)。
そして、代理登録装置28は、ユーザ番号とゲートウェイ情報を、データ通信網1を介してSIPサーバ50に送信して、携帯電話19aの登録(代理登録)を要求する(ステップS240)。
代理登録の要求を受け付けたSIPサーバ50では、携帯電話19aの外線番号に関連付けて登録されているゲートウェイ装置のIPアドレスを、代理登録装置28から受信したゲートウェイ情報に従って更新する。
[携帯端末からIP電話機への発呼方法について]
図6は、本実施形態の通信制御システム100を用いて、第一構内10に位置する携帯電話19aと、IPアドレス(PHN_IP)および電話番号が付与されてデータ通信網1に接続されたIP電話機60aとの間で呼接続を確立する通信制御方法を示すシーケンス図である。
ここでは、IP電話機60aに予め付与された内線番号(EXNo)に対して携帯電話19aが発呼する場合を例に説明する。ただし、IP電話機60aの外線番号に対して発呼する場合も同様である。
本実施形態の通信制御方法は、登録ステップと、発呼ステップと、要求ステップと、検索ステップと、接続ステップとを含んでいる。
登録ステップ(図示せず)では、SIPサーバ50に、携帯電話19aの外線番号(UNo)とゲートウェイ装置13の第一IPアドレス(GW1_IP)とを関連付けて登録し、また、IP電話機60aのIPアドレス(PHN_IP)と内線番号(EXNo)とを関連付けて登録する。これらの登録処理は、任意の順でおこなえばよい。
発呼ステップ(ステップS310)では、携帯電話19aが、特番(例えば*99など)を付加して、発呼先のIP電話機60aの内線番号(EXNo)をダイヤルすることにより、制御装置15に対して発呼する。制御装置15は、発呼先の内線番号(EXNo)とともに、携帯電話19aのユーザ番号(UNo)を取得する。
つぎに、制御装置15では、これに記憶されている登録番号とユーザ番号(UNo)とを対比して携帯電話19aの認証処理をおこなう(ステップS320)。
携帯電話19aが認証されると、制御装置15はPBX11に対して接続指示をおこなう(ステップS330)。この際、制御装置15は、発呼元のユーザ番号(UNo)、発呼先の内線番号(EXNo)に加え、制御装置15のIPアドレス(CU1_IP)を送信する。
そして、接続指示を受信したPBX11は、ゲートウェイ装置13にこれを転送する(ステップS340)。
要求ステップ(ステップS350)では、ゲートウェイ装置13が、発呼元である携帯電話19aのユーザ番号(UNo)と、発呼先であるIP電話機60aの内線番号(EXNo)とを、SIPサーバ50に送信する。
ゲートウェイ装置13は、自身の第一IPアドレス(GW1_IP)と、ポート番号(GW1_PN)をあわせてSIPサーバ50に送信する。
検索ステップ(ステップS360)では、SIPサーバ50が、受信したIP電話機60aの内線番号(EXNo)に関連付けて記憶されたIP電話機60aのIPアドレス(PHN_IP)を検索する。
接続ステップ(ステップS370)では、SIPサーバ50が、IPアドレス(PHN_IP)が検索されたIP電話機60aに対して、ゲートウェイ装置13との呼接続を要求する。
SIPサーバ50は、発呼元の携帯電話19aのユーザ番号(UNo)をIP電話機60aに通知する。
IP電話機60aがこれに応答すると(ステップS380)、SIPサーバ50は当該応答メッセージを第一構内10に転送する(ステップS390)。これにより、ゲートウェイ装置13の上記所定のポートを経由して、携帯電話19aとIP電話機60aとの間で呼接続が確立する。
なお、上記説明した呼接続は、携帯電話19aが第一構内10から第二構内20に移動しても同様におこなうことができる。
[IP電話機から携帯端末への発呼方法について]
図7は、本実施形態の通信制御システム100を用いて、第二構内20に位置する携帯電話19aと、IPアドレス(PHN_IP)が付与されてデータ通信網1に接続されたIP電話機60aとの間で呼接続を確立する通信制御方法を示すシーケンス図である。
具体的には、発呼元であるIP電話機60aから発呼先である携帯電話19aに向けて呼接続を確立する方法を示す。
ここでは、携帯電話19aに予め割り当てられた内線番号(UXNo)を用いて発呼する。
本実施形態の通信制御方法は、登録ステップと、発呼ステップと、検索ステップと、接続ステップとを含んでいる。
登録ステップ(図示せず)では、SIPサーバ50に、携帯電話19aの外線番号(UNo)と、これに割り当てられた内線番号(UXNo)と、携帯電話19aが位置する構内のゲートウェイ装置23の第二IPアドレス(GW2_IP)とを関連付けて登録する。これらの登録処理は、同時にまたは任意の順でおこなえばよい。
発呼ステップ(ステップS410)では、IP電話機60aが、発呼先の携帯電話19aの内線番号(UXNo)をSIPサーバ50に送信する。このとき、IP電話機60aは自身のIPアドレス(PHN_IP)を、あわせてSIPサーバ50に送信する。
検索ステップ(S420)では、SIPサーバ50が、受信した内線番号(UXNo)に関連付けて記憶されたゲートウェイ装置23の第二IPアドレス(GW2_IP)と、携帯電話19aの外線番号(UNo)を検索する。
接続ステップ(S430)では、SIPサーバ50が、IPアドレス(第二IPアドレス:GW2_IP)が検索されたゲートウェイ装置23に対して、IP電話機60aとの呼接続を要求する。
ゲートウェイ装置23は、PBX21を介して携帯電話19aに呼接続を要求するとともに(ステップS440)、IP電話機60aのIPアドレス(PHN_IP)に対して応答する(ステップS450)。
これにより、携帯電話19aとIP電話機60aとの間で呼接続が確立する。
上記では、携帯電話19aの内線番号(UXNo)に対してIP電話機60aが発呼している。携帯電話19aでは内線番号(UXNo)による着呼を受け付けることができないが、SIPサーバ50にて内線番号(UXNo)から外線番号(UNo)への変換処理をおこなうことにより、かかる着呼が可能となる。
携帯電話19aの外線番号(UNo)に対してIP電話機60aから発呼する場合も同様である。
登録ステップでは、SIPサーバ50に、携帯電話19aの外線番号(UNo)と、ゲートウェイ装置23の第二IPアドレス(GW2_IP)とを関連付けて登録しておく。
発呼ステップ(S410)では、IP電話機60aが、発呼先の携帯電話19aの外線番号(UNo)をSIPサーバ50に送信する。
この場合、検索ステップ(S420)においてSIPサーバ50は受信した外線番号(UNo)に関連付けて記憶されたゲートウェイ装置23の第二IPアドレス(GW2_IP)を検索する。
以降の処理は上記と同様である。
[携帯端末同士の発呼方法について]
本実施形態の通信制御システム100を用いて、二台の携帯端末同士の間で呼接続を確立する通信制御方法について説明する。
携帯端末としては、互いに異なる構内に位置する携帯電話19b,29aの場合を例に説明する。そして、発呼先の携帯電話に割り当てられた内線番号(UXNo)をダイヤルして呼接続を確立する場合について説明する。
本実施形態の通信制御方法は、登録ステップと、発呼ステップと、要求ステップと、検索ステップと、接続ステップとを含んでいる。
登録ステップでは、SIPサーバ50に、一の携帯端末(携帯電話19b)の外線番号と、これに割り当てられた内線番号と、携帯電話19bが接続された一のゲートウェイ装置(ゲートウェイ装置13)のIPアドレス(第一IPアドレス)とを関連付けて登録する。また、他の携帯端末(携帯電話29a)の外線番号と、これが接続された他のゲートウェイ装置(ゲートウェイ23)のIPアドレス(第二IPアドレス)とを関連付けて登録する。これらの登録処理は任意の順でおこなえばよい。
発呼ステップでは、携帯電話29aが、特番(例えば*99など)を付加して発呼先の携帯電話19bの内線番号をゲートウェイ装置23に発呼する。
要求ステップでは、ゲートウェイ装置23が、発呼元である携帯電話29aの外線番号と、発呼先である携帯電話19bの内線番号とを、SIPサーバ50に送信する。
検索ステップでは、SIPサーバ50が、受信した携帯電話19bの内線番号に関連付けて記憶されたゲートウェイ装置13の第一IPアドレスを検索する。
接続ステップでは、SIPサーバ50が、第一IPアドレスが検索されたゲートウェイ装置13に対して、ゲートウェイ装置23との呼接続を要求する。
これにより、ともに回線交換式であり、かつ内線番号による着呼を受け付けない携帯電話同士の間で、内線番号による呼接続の確立が可能になる。
上記の通信制御方法においては、携帯電話19bに付与された外線番号を携帯電話29aがダイヤルすることによっても呼接続を確立することができる。
この場合、登録ステップでは、SIPサーバ50に、携帯電話19bの外線番号と、これが接続されたゲートウェイ装置13の第一IPアドレスとを関連付けて登録しておく。
発呼ステップでは、携帯電話29aが、特番を付加して発呼先の携帯電話19bの外線番号をゲートウェイ装置23に発呼する。
要求ステップでは、ゲートウェイ装置23が、発呼元である携帯電話29bの外線番号と、発呼先である携帯電話19aの外線番号とを、SIPサーバ50に送信する。
検索ステップでは、SIPサーバ50が、受信した携帯電話19aの外線番号に関連付けて記憶されたゲートウェイ装置13の第一IPアドレスを検索する。
以降の処理は上記と同様である。
本実施形態の通信制御システム100によれば、以下の作用効果を得ることができる。
まず、本実施形態によれば、構内ネットワーク16,26に無線接続された際に、制御装置15,25に登録された携帯端末のユーザ番号が、当該構内のゲートウェイ装置13,23のIPアドレスとともにSIPサーバ50に登録または更新登録される。これにより、携帯端末の最新の位置がSIPサーバ50には常に登録されていることとなる。
したがって、当該携帯端末は、IP電話機60a,60bや、他の携帯端末からの着呼を、いずれの構内においても受け取ることができる。
そして、携帯端末は、それ自身が音声パケットを受信するのではなく、データ通信網1を終端するゲートウェイ装置13,23で音声パケットから変換されたアナログ音声信号を、PBX11,21を通じて回線交換呼として受け取ることができる。これにより、回線交換式の携帯端末によって、IP電話機60a,60bとの内線通話が可能となる。
また、本実施形態によれば、複数の構内を移動してそれぞれ内線通話をおこなうユーザに対して外線通話端末と内線通話端末を共用化することができる。
また、本実施形態のSIPサーバ50は、携帯端末に割り当てられた内線番号と、これに付与された外線番号とを関連付けて記憶している。これにより、携帯端末が内線番号による着呼を受け付けない場合であっても、SIPサーバ50によって内線番号と外線番号の置換が可能であるため、発呼側の電話機は相手先の携帯端末の内線番号をダイヤルして呼接続を確立することができる。
また、制御装置15,25には、それぞれ公衆モバイル網3が接続されている。これにより、携帯電話19a〜19c,29a,29bから外線電話端末(図示せず)と通話するにあたっては、制御装置15,25を経由した内線電話を利用しての外線通話と、携帯電話キャリア会社の基地局(図示せず)を経由した外線電話を利用しての外線通話とが選択可能となる。
なお、本実施形態は上記態様に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。
例えば、上記実施形態では、代理登録指示を受信した代理登録装置28が、その都度、ゲートウェイ装置23にゲートウェイ情報を問い合わせることとしている(図5:ステップS230)。本実施形態においては、これに代えて、代理登録装置28に予めゲートウェイ情報を記憶しておき、当該記憶された情報に基づいて、代理登録装置28はSIPサーバ50に対して代理登録要求を発信してもよい。
<第二実施形態>
図8は、本実施形態の通信制御システム100の構成を示すブロック図である。
はじめに、本実施形態の概要について説明する。
上述した第一実施形態では、第一構内10と第二構内20に、それぞれ代理登録装置18,28が設置されているのに対し、本実施形態では、代理登録装置38が、第一構内10および第二構内20の外部に配置されている。
すなわち、本実施形態の代理登録装置38は、同図に示すように、第一構内10および第二構内20のいずれに対しても外部にあたる位置に配置されて、データ通信網1と接続されている。
また、本実施形態の通信制御システム100については、第一制御装置(制御装置15)と第二制御装置(制御装置25)にはそれぞれ個別にIPアドレス(CU1_IP,CU2_IP)が付与されている。
そして、構内間通信網(データ通信網1)には、第一ゲートウェイ装置(ゲートウェイ装置13)の第一IPアドレス(GW1_IP)と第一制御装置(制御装置15)のIPアドレス(CU1_IP)、および、第二ゲートウェイ装置(ゲートウェイ装置23)の第二IPアドレス(GW2_IP)と第二制御装置(制御装置25)のIPアドレス(CU2_IP)を、それぞれ関連付けて格納したIPアドレステーブルを有するIDサーバ70が接続されている。
[第二構内における呼接続について]
図9は、第二構内20に位置する携帯電話19aを代理登録する方法を示すシーケンス図である。
携帯電話19aの無線接続を構内基地局27a,27bが検知して、これを制御装置25が受信(ステップS610)すると、制御装置25は携帯電話19aの認証処理をおこなう(ステップS620)。具体的には、携帯電話19aのユーザ番号(UNo)が、制御装置25に記憶された登録番号に含まれるか否かの照合をおこなう。
携帯電話19aが認証されると、制御装置25は代理登録装置38に対して携帯電話19aの代理登録を指示するとともに、携帯電話19aのユーザ番号(UNo)と制御装置25のIPアドレス(CU2_IP)を代理登録装置38に送信する(ステップS630)。
代理登録指示を制御装置25から受信した代理登録装置38は、IDサーバ70に対してゲートウェイ装置23のIPアドレスを問い合わせる(ステップS640)。
図10は、IDサーバ70が有するIPアドレステーブルを示す図である。
IPアドレステーブルには、第一構内10および第二構内20に設置されている制御装置15,25を示すID(制御装置ID)と、これらのIPアドレス(CU1_IP,CU2_IP)、および、制御装置と同一構内に設置されているゲートウェイ装置13,23のIPアドレス(第一IPアドレス(GW1_IP),第二IPアドレス(GW2_IP))が、互いに関連付けられて格納されている。また、同図に示すように、IPアドレステーブルには、ゲートウェイ装置13,23で呼接続に用いられるポート番号があわせて格納されている。
IDサーバ70は、制御装置25のIPアドレス(CU2_IP)に基づいて、該当するゲートウェイ装置13,23を検索し(ステップS650)、そのIPアドレス(GW2_IP)とポート番号(GW2_PN)を送信する(ステップS670)。
これを受信した代理登録装置38は、SIPサーバ50に対して携帯電話19aの代理登録を要求する(ステップS660)。
本実施形態の通信制御システム100によれば、以下の作用効果を得ることができる。
すなわち、第一実施形態では各構内に設置されていた代理登録装置を、第一構内10および第二構内20の外部に配置したことにより、構内の数が多数になった場合も、代理登録装置38によって統一的に携帯電話の代理登録が可能になる。
また、本実施形態では、ゲートウェイ装置13の第一IPアドレス(GW1_IP)と制御装置15のIPアドレス(CU1_IP)、および、ゲートウェイ装置23の第二IPアドレス(GW2_IP)と制御装置25のIPアドレス(CU2_IP)を、それぞれ関連付けて格納したIPアドレステーブルを有するIDサーバ70が設けられている。
これにより、各構内に設置される制御装置15,25やゲートウェイ装置13,23がリプレースされるなどしてそのIPアドレスが変更された場合にも、IDサーバ70のIPアドレステーブルのみを更新すれば、携帯電話の代理登録を継続しておこなうことができる。
なお、本実施形態は上記態様に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。
例えば、上記実施形態では、制御装置15,25のIPアドレスと、ゲートウェイ装置13,23のIPアドレスとをIPアドレステーブルで関連付けることにより、代理登録装置38は発呼元の携帯電話の位置を把握している。ただし、本発明においては、これに代えて、制御装置15,25に固有の番号(制御装置ID)を代理登録指示(ステップS630)において制御装置25から代理登録装置38に送信してもよい。
そして、代理登録装置38は、制御装置IDをIDサーバ70に送信してゲートウェイ情報の問い合わせ(ステップS640)をおこなってもよい。
また、IPアドレステーブルおよびIDサーバ70は、代理登録装置38の内部に設けられてもよい。
また、本発明は、上記第一および第二実施形態で具体的に説明した態様に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形を許容する。
例えば、上記各実施形態では、SIPサーバ50は一台のみデータ通信網1に接続されているが、本発明についてはこれに限られない。複数台のSIPサーバがそれぞれデータ通信網1に接続されてもよい。この場合、携帯電話からの呼接続要求に含まれる発呼先内線番号の局番に応じて、代理登録装置18,28が代理登録するSIPサーバを適宜選択してもよい。
この場合、複数台のSIPサーバには、それぞれ個別に端末登録テーブルを備えていてもよいが、データ通信網1に接続された登録サーバ(図示せず)に端末登録テーブルを格納し、個々のSIPサーバは代理登録要求を受信するたびに登録サーバを参照する方式としてもよい。
また、上記実施形態では、2つの構内を備える通信制御システム100について例示したが、3以上の構内を備えてもよい。
また、上記実施形態では、携帯端末に付与された固有の識別子として外線番号のみを用いているが、本発明はこれに限られない。例えば、SIPサーバ50の端末登録テーブルには携帯端末のIMSIを登録してもよい。そして、携帯端末に割り当てられた内線番号や、対応するゲートウェイ装置13,23のIPアドレスを、IMSIと関連付けて登録しておくとよい。そして、ゲートウェイ装置13,23または他のサーバ装置において、携帯端末のIMSIと外線番号とを関連付ける外線番号テーブルを保有しておくとよい。
この場合、SIPサーバ50は、発呼元のIP電話機60a,60bから、発呼先の携帯端末のIMSIまたは内線番号を含む番号がダイヤルされると発呼要求を受けつける。そしてSIPサーバ50は、取得したIMSIをキーとして、または取得した内線番号に基づき端末登録テーブルを参照して検索されたIMSIをキーとして、当該携帯端末が位置する構内のゲートウェイ装置のIPアドレスを検索する。次に、SIPサーバ50は、上記の外線番号テーブルを参照して当該携帯端末の外線番号を取得し、対応するゲートウェイ装置のIPアドレスに対して、これをあわせて送信するとよい。これにより、IMSIを用いて携帯端末とIP電話機との呼接続が確立する。
このように、本実施形態の通信制御システム100においては、SIPサーバ50が備える端末登録テーブルには、携帯端末が着呼を受け付ける外線番号を必ずしも保有している必要はなく、他の識別子によって、ゲートウェイ装置のIPアドレスと携帯端末とを関連付けてもよい。
なお、上述した実施形態によれば以下の発明が開示されている。
(付記1)
固有の識別子が付与された回線交換式の携帯端末と、
前記識別子を記憶した呼制御サーバが接続された構内間通信網と、
IP(Internet Protocol)アドレスが付与されたゲートウェイ装置を介して、前記構内間通信網と接続された構内ネットワークと、
前記ゲートウェイ装置が配置された構内に設置されて、前記構内に位置する前記携帯端末が前記構内ネットワークに無線接続されたことを検知する構内基地局と、
前記構内基地局に検知された前記携帯端末の前記識別子を、前記構内基地局を通じて取得する制御装置と、
前記制御装置が取得した前記識別子と、前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスを、前記構内間通信網を通じて前記呼制御サーバに送信する代理登録装置と、
を備え、
前記呼制御サーバが、前記識別子と、前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて記憶することを特徴とする通信制御システム。
(付記2)
第二IPアドレスが付与された第二ゲートウェイ装置を介して前記構内間通信網と接続された第二構内ネットワークと、
前記第二ゲートウェイ装置が配置された第二構内に設置されて、前記第二構内に位置する前記携帯端末が前記第二構内ネットワークに無線接続されたことを検知する第二構内基地局と、
前記第二構内基地局に検知された前記携帯端末の前記識別子を、前記第二構内基地局を通じて取得する第二制御装置と、
をさらに有するとともに、
前記携帯端末が前記構内から前記第二構内に移動した場合に、
前記代理登録装置が、前記第二制御装置が取得した前記識別子と、前記第二ゲートウェイ装置の前記第二IPアドレスを、前記構内間通信網を通じて前記呼制御サーバに送信し、
前記呼制御サーバが、前記識別子と関連付けて記憶されていた前記IPアドレスを前記第二IPアドレスに更新することを特徴とする付記1に記載の通信制御システム。
(付記3)
前記呼制御サーバが、前記携帯端末に割り当てられた内線番号と、前記識別子とを関連付けて記憶している付記1または2に記載の通信制御システム。
(付記4)
前記制御装置には、前記構内ネットワークに無線接続された携帯端末を認証するための登録番号が記憶されているとともに、
前記制御装置が、前記認証された携帯端末の識別子を前記代理登録装置に送信することを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の通信制御システム。
(付記5)
前記制御装置および前記第二制御装置には、それぞれ個別にIPアドレスが付与されているとともに、
前記構内間通信網には、前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスと前記制御装置の前記IPアドレス、および、前記第二ゲートウェイ装置の前記第二IPアドレスと前記第二制御装置の前記IPアドレスを、それぞれ関連付けて格納したIPアドレステーブルを有するIDサーバが接続されていることを特徴とする付記2に記載の通信制御システム。
(付記6)
付記1に記載の通信制御システムを用いて、前記携帯端末と、IPアドレスが付与されて前記構内間通信網に接続されたIP電話機との間で呼接続を確立する通信制御方法であって、
前記呼制御サーバに、前記携帯端末の識別子と、前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録する登録ステップと、
前記IP電話機が、発呼先の前記携帯端末の識別子を前記呼制御サーバに送信する発呼ステップと、
前記呼制御サーバが、受信した前記識別子に基づいて前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスを検索する検索ステップと、
前記呼制御サーバが、IPアドレスが検索された前記ゲートウェイ装置に対して、前記IP電話機との呼接続を要求する接続ステップと、
を含む通信制御方法。
(付記7)
付記1に記載の通信制御システムを用いて、前記携帯端末と、IPアドレスが付与されて前記構内間通信網に接続されたIP電話機との間で呼接続を確立する通信制御方法であって、
前記呼制御サーバに、前記携帯端末の識別子と、前記携帯端末に割り当てられた内線番号と、前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録する登録ステップと、
前記IP電話機が、発呼先の前記携帯端末の内線番号を前記呼制御サーバに送信する発呼ステップと、
前記呼制御サーバが、受信した前記内線番号に関連付けて記憶された前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスを検索する検索ステップと、
前記呼制御サーバが、IPアドレスが検索された前記ゲートウェイ装置に対して、前記IP電話機との呼接続を要求する接続ステップと、
を含む通信制御方法。
(付記8)
付記1に記載の通信制御システムを用いて、前記携帯端末と、IPアドレスおよび電話番号が付与されて前記構内間通信網に接続されたIP電話機との間で呼接続を確立する通信制御方法であって、
前記呼制御サーバに、前記携帯端末の識別子と前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録し、前記IP電話機のIPアドレスと前記電話番号とを関連付けて登録する登録ステップと、
前記携帯端末が、特番を付加して発呼先の前記IP電話機の電話番号を前記ゲートウェイ装置に発呼する発呼ステップと、
前記ゲートウェイ装置が、発呼元である前記携帯端末の識別子と、発呼先である前記IP電話機の電話番号とを、前記呼制御サーバに送信する要求ステップと、
前記呼制御サーバが、受信した前記IP電話機の電話番号に関連付けて記憶された前記IP電話機の前記IPアドレスを検索する検索ステップと、
前記呼制御サーバが、IPアドレスが検索された前記IP電話機に対して、前記ゲートウェイ装置との呼接続を要求する接続ステップと、
を含む通信制御方法。
(付記9)
付記1に記載の通信制御システムを用いて、二台の前記携帯端末同士の間で呼接続を確立する通信制御方法であって、
前記呼制御サーバに、一の前記携帯端末の識別子と前記一の携帯端末が接続された一の前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録し、他の前記携帯端末の識別子と前記他の携帯端末が接続された他の前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録する登録ステップと、
他の前記携帯端末が、特番を付加して発呼先の前記一の携帯端末の識別子を前記他のゲートウェイ装置に発呼する発呼ステップと、
前記他のゲートウェイ装置が、発呼元である前記他の携帯端末の識別子と、発呼先である前記一の携帯端末の識別子とを、前記呼制御サーバに送信する要求ステップと、
前記呼制御サーバが、受信した前記一の携帯端末の識別子に関連付けて記憶された前記一のゲートウェイ装置の前記IPアドレスを検索する検索ステップと、
前記呼制御サーバが、IPアドレスが検索された前記一のゲートウェイ装置に対して、前記他のゲートウェイ装置との呼接続を要求する接続ステップと、
を含む通信制御方法。
(付記10)
付記1に記載の通信制御システムを用いて、二台の前記携帯端末同士の間で呼接続を確立する通信制御方法であって、
前記呼制御サーバに、一の前記携帯端末の識別子と前記一の携帯端末に割り当てられた内線番号と前記一の携帯端末が接続された一の前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録し、他の前記携帯端末の識別子と前記他の携帯端末が接続された他の前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録する登録ステップと、
他の前記携帯端末が、特番を付加して発呼先の前記一の携帯端末の内線番号を前記他のゲートウェイ装置に発呼する発呼ステップと、
前記他のゲートウェイ装置が、発呼元である前記他の携帯端末の識別子と、発呼先である前記一の携帯端末の内線番号とを、前記呼制御サーバに送信する要求ステップと、
前記呼制御サーバが、受信した前記内線番号に関連付けて記憶された前記一のゲートウェイ装置の前記IPアドレスを検索する検索ステップと、
前記呼制御サーバが、IPアドレスが検索された前記一のゲートウェイ装置に対して、前記他のゲートウェイ装置との呼接続を要求する接続ステップと、
を含む通信制御方法。
(付記11)
付記1から5のいずれかに記載の通信制御システムに用いられる代理登録装置であって、
前記構内基地局に検知された前記携帯端末の前記識別子と前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスを、前記構内間通信網を通じて前記呼制御サーバに送信することを特徴とする代理登録装置。
(付記12)
付記11に記載の代理登録装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記構内基地局に検知された前記携帯端末の前記識別子と前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスを、前記構内間通信網を通じて前記呼制御サーバに送信する処理を前記代理登録装置に実行させるためのコンピュータプログラム。
本発明の第一実施形態の通信制御システムの構成を示すブロック図である。 SIPサーバが備える端末登録テーブルを示す図である。 制御装置の機能ブロック図である。 制御装置による代理登録指示方法を示すフローチャートである。 代理登録装置による代理登録方法を示すフローチャートである。 第一構内に位置する携帯電話からIP電話機に発呼する場合の通信制御方法を示すシーケンス図である。 第二構内に位置する携帯端末にIP電話機から着呼する場合の通信制御方法を示すシーケンス図である。 本発明の第二実施形態の通信制御システムの構成を示すブロック図である。 第二構内に位置する携帯端末を代理登録する方法を示すシーケンス図である。 IDサーバが有するIPアドレステーブルを示す図である。 関連する内線無線電話システムのブロック図である。
符号の説明
1 データ通信網
3 公衆モバイル網
10 第一構内
20 第二構内
90 構内
11,21,91 PBX
13,23,93 ゲートウェイ装置
15,25,95 制御装置
16,26 構内ネットワーク
17a,17b,27a,27b,97a,97b 構内基地局
18,28,38 代理登録装置
19a〜19c,29a,29b,99a〜99c 携帯電話
50 SIPサーバ
60a,60b IP電話機
70 IDサーバ
100 通信制御システム
190 内線無線電話システム
251 端末情報取得部
253 記憶部
255 送信部

Claims (10)

  1. 固有の識別子が付与された回線交換式の携帯端末と、
    前記識別子を記憶した呼制御サーバが接続された構内間通信網と、
    IP(Internet Protocol)アドレスが付与されたゲートウェイ装置を介して、前記構内間通信網と接続された構内ネットワークと、
    前記ゲートウェイ装置が配置された構内に設置されて、前記構内に位置する前記携帯端末が前記構内ネットワークに無線接続されたことを検知する構内基地局と、
    前記構内基地局に検知された前記携帯端末の前記識別子を、前記構内基地局を通じて取得する制御装置と、
    前記制御装置が取得した前記識別子と、前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスを、前記構内間通信網を通じて前記呼制御サーバに送信する代理登録装置と、
    第二IPアドレスが付与された第二ゲートウェイ装置を介して前記構内間通信網と接続された第二構内ネットワークと、
    前記第二ゲートウェイ装置が配置された第二構内に設置されて、前記第二構内に位置する前記携帯端末が前記第二構内ネットワークに無線接続されたことを検知する第二構内基地局と、
    記第二構内基地局に検知された前記携帯端末の前記識別子を、前記第二構内基地局を通じて取得する第二制御装置と、
    を備え、
    前記呼制御サーバが、前記識別子と、前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて記憶し、
    前記携帯端末が前記構内から前記第二構内に移動した場合に、
    前記代理登録装置が、前記第二制御装置が取得した前記識別子と、前記第二ゲートウェイ装置の前記第二IPアドレスを、前記構内間通信網を通じて前記呼制御サーバに送信し、
    前記呼制御サーバが、前記識別子と関連付けて記憶されていた前記IPアドレスを前記第二IPアドレスに更新し、
    前記制御装置および前記第二制御装置には、それぞれ個別にIPアドレスが付与されているとともに、
    前記構内間通信網には、前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスと前記制御装置の前記IPアドレス、および、前記第二ゲートウェイ装置の前記第二IPアドレスと前記第二制御装置の前記IPアドレスを、それぞれ関連付けて格納したIPアドレステーブルを有するIDサーバが接続されていることを特徴とする通信制御システム。
  2. 前記呼制御サーバが、前記携帯端末に割り当てられた内線番号と、前記識別子とを関連付けて記憶している請求項に記載の通信制御システム。
  3. 前記制御装置には、前記構内ネットワークに無線接続された携帯端末を認証するための登録番号が記憶されているとともに、
    前記制御装置が、前記認証された携帯端末の識別子を前記代理登録装置に送信することを特徴とする請求項1または2に記載の通信制御システム。
  4. 請求項1に記載の通信制御システムを用いて、前記携帯端末と、IPアドレスが付与されて前記構内間通信網に接続されたIP電話機との間で呼接続を確立する通信制御方法であって、
    前記呼制御サーバに、前記携帯端末の識別子と、前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録する登録ステップと、
    前記IP電話機が、発呼先の前記携帯端末の識別子を前記呼制御サーバに送信する発呼ステップと、
    前記呼制御サーバが、受信した前記識別子に基づいて前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスを検索する検索ステップと、
    前記呼制御サーバが、IPアドレスが検索された前記ゲートウェイ装置に対して、前記IP電話機との呼接続を要求する接続ステップと、を含み、
    さらに、前記携帯端末が前記構内から前記第二構内に移動した場合に、
    前記代理登録装置が、前記IDサーバから、前記第二制御装置のIPアドレスを用いて前記第二IPアドレスを取得するステップと、
    前記代理登録装置が、前記第二制御装置が取得した前記識別子と、前記取得された第二ゲートウェイ装置の前記第二IPアドレスを、前記構内間通信網を通じて前記呼制御サーバに送信するステップと、
    前記呼制御サーバが、前記識別子と関連付けて記憶されていた前記IPアドレスを前記第二IPアドレスに更新するステップと、
    を含む通信制御方法。
  5. 請求項1に記載の通信制御システムを用いて、前記携帯端末と、IPアドレスが付与されて前記構内間通信網に接続されたIP電話機との間で呼接続を確立する通信制御方法であって、
    前記呼制御サーバに、前記携帯端末の識別子と、前記携帯端末に割り当てられた内線番号と、前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録する登録ステップと、
    前記IP電話機が、発呼先の前記携帯端末の内線番号を前記呼制御サーバに送信する発呼ステップと、
    前記呼制御サーバが、受信した前記内線番号に関連付けて記憶された前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスを検索する検索ステップと、
    前記呼制御サーバが、IPアドレスが検索された前記ゲートウェイ装置に対して、前記IP電話機との呼接続を要求する接続ステップと、を含み、
    さらに、前記携帯端末が前記構内から前記第二構内に移動した場合に、
    前記代理登録装置が、前記IDサーバから、前記第二制御装置のIPアドレスを用いて前記第二IPアドレスを取得するステップと、
    前記代理登録装置が、前記第二制御装置が取得した前記識別子と、前記取得された第二ゲートウェイ装置の前記第二IPアドレスを、前記構内間通信網を通じて前記呼制御サーバに送信するステップと、
    前記呼制御サーバが、前記識別子と関連付けて記憶されていた前記IPアドレスを前記第二IPアドレスに更新するステップと、
    を含む通信制御方法。
  6. 請求項1に記載の通信制御システムを用いて、前記携帯端末と、IPアドレスおよび電話番号が付与されて前記構内間通信網に接続されたIP電話機との間で呼接続を確立する通信制御方法であって、
    前記呼制御サーバに、前記携帯端末の識別子と前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録し、前記IP電話機のIPアドレスと前記電話番号とを関連付けて登録する登録ステップと、
    前記携帯端末が、特番を付加して発呼先の前記IP電話機の電話番号を前記ゲートウェイ装置に発呼する発呼ステップと、
    前記ゲートウェイ装置が、発呼元である前記携帯端末の識別子と、発呼先である前記IP電話機の電話番号とを、前記呼制御サーバに送信する要求ステップと、
    前記呼制御サーバが、受信した前記IP電話機の電話番号に関連付けて記憶された前記IP電話機の前記IPアドレスを検索する検索ステップと、
    前記呼制御サーバが、IPアドレスが検索された前記IP電話機に対して、前記ゲートウェイ装置との呼接続を要求する接続ステップと、を含み、
    さらに、前記携帯端末が前記構内から前記第二構内に移動した場合に、
    前記代理登録装置が、前記IDサーバから、前記第二制御装置のIPアドレスを用いて前記第二IPアドレスを取得するステップと、
    前記代理登録装置が、前記第二制御装置が取得した前記識別子と、前記取得された第二ゲートウェイ装置の前記第二IPアドレスを、前記構内間通信網を通じて前記呼制御サーバに送信するステップと、
    前記呼制御サーバが、前記識別子と関連付けて記憶されていた前記IPアドレスを前記第二IPアドレスに更新するステップと、
    を含む通信制御方法。
  7. 請求項1に記載の通信制御システムを用いて、二台の前記携帯端末同士の間で呼接続を確立する通信制御方法であって、
    前記呼制御サーバに、一の前記携帯端末の識別子と前記一の携帯端末が接続された一の前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録し、他の前記携帯端末の識別子と前記他の携帯端末が接続された他の前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録する登録ステップと、
    他の前記携帯端末が、特番を付加して発呼先の前記一の携帯端末の識別子を前記他のゲートウェイ装置に発呼する発呼ステップと、
    前記他のゲートウェイ装置が、発呼元である前記他の携帯端末の識別子と、発呼先である前記一の携帯端末の識別子とを、前記呼制御サーバに送信する要求ステップと、
    前記呼制御サーバが、受信した前記一の携帯端末の識別子に関連付けて記憶された前記一のゲートウェイ装置の前記IPアドレスを検索する検索ステップと、
    前記呼制御サーバが、IPアドレスが検索された前記一のゲートウェイ装置に対して、前記他のゲートウェイ装置との呼接続を要求する接続ステップと、を含み、
    さらに、前記携帯端末が前記構内から前記第二構内に移動した場合に、
    前記代理登録装置が、前記IDサーバから、前記第二制御装置のIPアドレスを用いて前記第二IPアドレスを取得するステップと、
    前記代理登録装置が、前記第二制御装置が取得した前記識別子と、前記取得された第二ゲートウェイ装置の前記第二IPアドレスを、前記構内間通信網を通じて前記呼制御サーバに送信するステップと、
    前記呼制御サーバが、前記識別子と関連付けて記憶されていた前記IPアドレスを前記第二IPアドレスに更新するステップと、
    を含む通信制御方法。
  8. 請求項1に記載の通信制御システムを用いて、二台の前記携帯端末同士の間で呼接続を確立する通信制御方法であって、
    前記呼制御サーバに、一の前記携帯端末の識別子と前記一の携帯端末に割り当てられた内線番号と前記一の携帯端末が接続された一の前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録し、他の前記携帯端末の識別子と前記他の携帯端末が接続された他の前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスとを関連付けて登録する登録ステップと、
    他の前記携帯端末が、特番を付加して発呼先の前記一の携帯端末の内線番号を前記他のゲートウェイ装置に発呼する発呼ステップと、
    前記他のゲートウェイ装置が、発呼元である前記他の携帯端末の識別子と、発呼先である前記一の携帯端末の内線番号とを、前記呼制御サーバに送信する要求ステップと、
    前記呼制御サーバが、受信した前記内線番号に関連付けて記憶された前記一のゲートウェイ装置の前記IPアドレスを検索する検索ステップと、
    前記呼制御サーバが、IPアドレスが検索された前記一のゲートウェイ装置に対して、前記他のゲートウェイ装置との呼接続を要求する接続ステップと、を含み、
    さらに、前記携帯端末が前記構内から前記第二構内に移動した場合に、
    前記代理登録装置が、前記IDサーバから、前記第二制御装置のIPアドレスを用いて前記第二IPアドレスを取得するステップと、
    前記代理登録装置が、前記第二制御装置が取得した前記識別子と、前記取得された第二ゲートウェイ装置の前記第二IPアドレスを、前記構内間通信網を通じて前記呼制御サーバに送信するステップと、
    前記呼制御サーバが、前記識別子と関連付けて記憶されていた前記IPアドレスを前記第二IPアドレスに更新するステップと、
    を含む通信制御方法。
  9. 請求項1から3のいずれかに記載の通信制御システムに用いられる代理登録装置であって、
    前記制御装置および前記第二制御装置のいずれかの前記IPアドレスを取得し、
    前記取得されたIPアドレスを前記IDサーバに送信し、
    前記構内基地局に検知された前記携帯端末の前記識別子と、前記送信されたIPアドレスに基づいて前記IDサーバから返信された前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスを、前記構内間通信網を通じて前記呼制御サーバに送信することを特徴とする代理登録装置。
  10. 請求項9に記載の代理登録装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記制御装置および前記第二制御装置のいずれかの前記IPアドレスを取得する処理、
    前記取得されたIPアドレスを前記IDサーバに送信する処理、
    前記構内基地局に検知された前記携帯端末の前記識別子と、前記送信されたIPアドレスに基づいて前記IDサーバから返信された前記ゲートウェイ装置の前記IPアドレスを、前記構内間通信網を通じて前記呼制御サーバに送信する処理を前記代理登録装置に実行させるためのコンピュータプログラム。
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