JP4740782B2 - 通信システム及び携帯無線通信機 - Google Patents
通信システム及び携帯無線通信機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4740782B2 JP4740782B2 JP2006094184A JP2006094184A JP4740782B2 JP 4740782 B2 JP4740782 B2 JP 4740782B2 JP 2006094184 A JP2006094184 A JP 2006094184A JP 2006094184 A JP2006094184 A JP 2006094184A JP 4740782 B2 JP4740782 B2 JP 4740782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emergency
- access point
- connection
- connection request
- base station
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W4/00—Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
- H04W4/90—Services for handling of emergency or hazardous situations, e.g. earthquake and tsunami warning systems [ETWS]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W76/00—Connection management
- H04W76/50—Connection management for emergency connections
Description
特許文献1の技術は、ユーザがVoIPネットワークを介してIP電話端末から緊急通報を行う場合に、例えば警察や消防等の緊急通報先の電話番号と位置情報とを含むIPパケットをVoIPネットワークに送信し、その位置情報と対応する予め設定されたエリアの緊急通報施設との接続を確立して通話を行わせるものである。これは、緊急電話番号に地域を特定する情報が含まれていないことによって、VoIP通信では適切な地域の通報先施設へ通報されない等、緊急時における即時性の問題を考慮してなされたものである。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、緊急時においてもVoIP通信により緊急通報しうる通信システムを提供することを目的とする。
また、携帯無線通信機と緊急通報先との間の接続を確立するとは、アクセスポイントから緊急通報先が接続された電話網とIPネットワークの接点となるゲートウェイまでの接続を確立することである。
この構成によれば、ユーザが緊急通報時、その周辺に設置されたアクセスポイントのうち、受信電波の電界強度の高いアクセスポイントに接続要求を送出することができるので、緊急時の通話が途切れる等の障害の発生をできるだけ低減させることができる。
基地局を介して携帯電話網に接続することができる機能も備えた携帯無線通信機の場合、この構成によれば、緊急通報の際に、その周辺にユーザが加入している事業者の基地局との接続ができなければ、VoIPネットワークに接続することができる。そのため、緊急時、最初に携帯電話網を通じてその周辺の警察や消防等の緊急通報施設に直接通報することができるので、緊急時の即時性を優先しつつ、出来る限りユーザが移動等行うことなくその場で緊急通報を行うことができる。
以下、本発明の実施形態に係る携帯電話機について説明する。
<概要>
図5は、IP通信ネットワークの例を示しており、同図において携帯電話機100は本実施の形態に係る携帯電話機であり、IPネットワーク20が、携帯電話機100を所有するユーザによって契約された通信事業者が提供するIPネットワーク(以下、「契約IPネットワーク」と言う。)であり、AP(B)400はそのIPネットワーク40と接続するためのアクセスポイントを示している。
また、各IPネットワークは、IPネットワークに接続するための認証や呼設定等を行うための呼制御サーバ22、32、42を各々接続し、公衆電話網10と接続するためのゲートウェイ21、31、41を各々設置しており、公衆電話網10と警察や消防等の緊急通報先11〜13の電話機が図示しない交換機を介して接続されている。
本実施の形態に係る通信システムでは、携帯電話機100は、ユーザから110や119などの特定の緊急用番号を受付けた場合、携帯電話機能により公衆電話網に緊急用番号で示される緊急通報先へ接続を試行する。受信強度が弱い等の理由で基地局と通信できないときには、その近辺の契約AP及び未契約APを含むアクセスポイントを検索して受信強度の高いアクセスポイントを選択し、そのアクセスポイントに緊急通報を示す接続要求を送出する。
尚、本実施の形態では、緊急通報でない通常の接続要求を受付けた場合には、従来のH.323プロトコルに準拠した通信方式で、契約済の携帯電話機に限りIPネットワークへの接続を許可するものとし、呼確立要求等の呼制御メッセージはアクセスポイントと相手先電話機又はゲートウェイと直接交換するダイレクトシグナリングの形態を用いるものとして説明する。
図1は、上述した図5に示す携帯電話機100とアクセスポイントの機能構成図である。尚、本実施の形態において、図4に示す各アクセスポイントは同様の構成であるため、AP(A)200のアクセスポイントのみ説明する。
<1.携帯電話機100>
携帯電話機100は、H.323に対応しており、入力受付部110、記憶部120、通信部130、音声処理部140、無線通信部150、及び制御部160で構成されている。
(入力受付部110)
入力受付部110は、複数の数字キー等の操作ボタンで構成されており、ユーザによって押下されたボタンに対応する信号を制御部160に送出する機能を有する。
(記憶部120)
記憶部120は、ハードディスク等の記憶媒体で構成されており、通信相手の電話番号等のユーザデータと、110や119等の予め定められた緊急用電話番号を示す緊急番号情報と、契約IPネットワークと接続されたアクセスポイントのSSIDやMACアドレス等を示す契約AP情報を記憶する機能を有する。
通信部130は、アンテナ131を介して基地局と通信して電話網へ接続し、音声処理部140から出力された音声信号を送信し、アンテナ131から音声信号を受信して音声処理部140へ送出する機能を有する。
(音声処理部140)
音声処理部140は、通信部130によって取得された音声信号を復調して制御部160へ送出し、制御部160からの音声信号をD/A変換してスピーカ142へ出力する機能と、マイク141から取得した音声信号をA/D変換して変調し、通信部130へ出力する機能を有する。
無線通信部150は、アンテナ151を介してアクセスポイントにIEEE802.11等の規格に準拠した無線接続を行う機能を有している。
具体的には、アクセスポイントから送出されるビーコン信号を取得して制御部160へ送出し、制御部160により指示されたアクセスポイントへ接続要求を送出する。また、アクセスポイントを介してIPネットワークに接続した際、通信相手から音声パケットを受信して制御部160へ送出し、制御部160から入力された音声パケットをアクセスポイントを介して通信相手に送信する。
制御部160は、CPU及びメモリ(ROM及びRAM)を含み、携帯電話機100の各部を制御する機能を有し、通信制御部161、AP選択部162、接続要求部163、及び音声パケット変換部164を含んで構成されている。
ここで、通信制御部161は、ユーザによる通信切換操作又はユーザによって入力された電話番号が上述した緊急番号情報で示される番号であるか否かに応じて、通信部130及び無線通信部150のいずれかを選択し、各部に通信を行わせる機能を有する。
接続要求部163は、入力受付部110が受付けた電話番号が緊急用電話番号であるか否かに応じて、AP選択部162によって特定されたアクセスポイントのうち、電界強度の高いアクセスポイント又は契約AP情報に登録されているアクセスポイントをAP選択部162に選択させる機能と、選択されたアクセスポイントへ緊急用接続要求か否かを識別する緊急フラグを含む接続要求を送信する機能を有する。
また、接続要求部163は、接続要求を送出後、所定時間内にアクセスポイントから接続要求に対する応答信号を受信できたか否かにより、音声パケットを無線通信部150から送出して通話を開始する機能を有する。
<2.AP(A)200>
AP(A)200は、IPネットワーク20と接続されており、記憶部210、無線通信部220、IPネットワーク通信部230、及び制御部240を含んで構成されている。
(記憶部210)
記憶部210は、ハードディスク等の記録媒体で構成され、携帯電話機100からの接続要求が緊急通報による緊急接続要求か否かに応じて異なる接続先を対応付けた接続情報を記憶する機能を有する。
無線通信部220は、携帯電話機100からの接続要求をアンテナ221を介して受付け、制御部240へ送出する機能と、携帯電話機100とIPネットワーク20との間の接続を中継する機能とを有する。
(IPネットワーク通信部230)
IPネットワーク通信部230は、IPネットワーク20への通信インタフェースであり、制御部240の指示に応じて、携帯電話機100と緊急通報先又はIPネットワーク上の相手先との間の接続を行い、音声パケットや呼制御メッセージ等を送受信する機能を有する。
制御部240は、CPU及びメモリ(ROM及びRAM)を含み、AP(A)200の各部を制御する機能と、無線通信部220が取得した接続要求が緊急接続要求であるか否かを判断する機能を有する。
また、接続要求が緊急用接続要求である場合には、接続情報に基づく接続先のIPアドレスを含む応答信号を携帯電話機100に送出する機能と、通常の接続要求である場合には、呼制御サーバ200に要求元の認証及び相手先IPアドレスのアドレス解決を要求し、呼制御サーバ200から認証結果と相手先IPアドレスを取得し、要求元が正当であるとの認証結果を得た場合には、呼制御サーバ200から取得した相手先IPアドレスを含む応答信号を要求元へ送出する機能を有する。
更に、携帯電話機から通話終了を示す信号を無線通信部220から受付け、相手先の電話機又はゲートウェイにセッション終了メッセージを送出し、相手先からも同様にセッション終了メッセージを受付け、携帯電話機と相手先との接続を切断する機能を有する。
呼制御サーバ22は、H.323のゲートキーパで実現され、IPネットワーク20に接続を許可する契約済携帯電話機を認証するための登録情報を保持しており、その接続要求元の携帯電話機が登録情報に登録されているか否か認証する機能と、登録されている場合に、アクセスポイントから取得した相手先電話番号を対応するIPアドレスに変換し、IPアドレスと共に接続要求元が正当である旨の認証結果をアクセスポイントに送出する機能を有する。
ゲートウェイ(A)210は、IPネットワーク20と公衆電話網10とを接続するH.323ゲートウェイであり、IPネットワーク20に接続されたアクセスポイントと公衆電話網10に接続された電話機双方の呼制御と接続切断機能を有する。
<データ>
以下、上記の通信システムで用いるデータについて説明する。
本実施の形態では、接続要求データ500は、緊急用番号がユーザから入力された場合には、接続要求部163により緊急フラグ510に“1”が格納され、緊急用番号でない場合には“0”が格納される。また、接続要求部163により、SSID520に選択したアクセスポイントのSSIDが格納され、相手先電話番号530にはユーザから入力された電話番号が格納され、固有電話番号540には自機に設定されたIP電話番号が格納される。
登録情報テーブル600は、MACアドレス610、IPアドレス620、及び固有電話番号630とを対応付けて記憶している。
MACアドレス610は、IPネットワーク20の接続を許可された契約済携帯電話機のMACアドレスであり、IPアドレス620は、IPネットワーク20においてその契約済携帯電話機に割当てられているIPアドレスである。また、固有電話番号630は、IPネットワーク20におけるその契約済携帯電話機の例えば「050」で始まるIP電話番号である。
接続情報テーブル700は、緊急フラグ710と接続先720とを対応づけて記憶しており、緊急フラグ710は、接続要求に係る緊急フラグを示しており、接続先720は、接続要求に係る緊急フラグの値に応じたIPネットワーク20上の接続先を示している。
また、緊急フラグ710が「0」、つまり通常通話時は、AP(A)200は、呼制御サーバ22のIPアドレスに接続要求元の認証と相手先のIPアドレスを要求し、接続要求元が正当であれば相手先に呼確立要求送出する。
以下、上述した通信システムの動作を図5に示す通信ネットワークの例を用いて説明する。
図3及び図4は、本実施の形態に係る携帯電話機100及びアクセスポイントの動作フロー図を示しており、同図に即して説明する。
図3のステップS01において、携帯電話機100の接続要求部163は、ユーザから入力受付部110を介して電話番号の入力を受付けると、受付けた電話番号が緊急番号情報で示す緊急用電話番号か否か判断する(ステップS02)。
続いて通信部130は、ステップS03で接続要求を行った基地局との通信が可能か否か判断し(ステップS04)、基地局からの電波の電界強度が低い等により通信できないと判断した場合(ステップS04:N)、通信制御部161は、通信部130による基地局へのアクセスを中止し、無線通信部150を起動させる。
AP選択部162は、ステップS05で取得されたMACアドレスやSSID等の情報で示される各アクセスポイントのうち、ビーコン信号の電界強度が高いAP(A)200を選択する(ステップS06)。
アクセスポイントAP(A)200の制御部240は、無線通信部220を介して携帯電話機100から接続要求500を受信した場合(ステップS21:Y)、接続要求500の緊急フラグ510を参照し緊急接続要求か否か判断する(図4:ステップS22)。
AP(A)200は、携帯電話機100から切断要求を受付けるとゲートウェイ(A)210にセッション終了を示す終了要求を送出し、ゲートウェイ(A)210からも終了要求を受付けて接続を切断する(ステップS24)。
また、図3のステップS02において、携帯電話機100の接続要求部163は、緊急フラグ510が「0」である場合に緊急通報でないと判断し(ステップS02:N)、接続要求部163は契約IP情報のアクセスポイントを選択するようAP選択部162に指示し、AP選択部162はアクセスポイントを検索し(ステップS12)、検索したアクセスポイントのうち契約IP情報に登録されているAP(C)400を選択する(ステップS13)。
また、図4のステップS22において、アクセスポイントAP(C)400の制御部240は、ステップS07で携帯電話機100から受付けた接続要求500の緊急フラグ510が「0」である場合に緊急接続要求でないと判断し(ステップS22:N)、呼制御サーバ22に携帯電話機100のMACアドレスと相手先電話番号と固有電話番号をIPネットワーク通信部230から送出し、呼制御サーバ22から認証結果と通信相手のIPアドレスを取得する(ステップS25)。
尚、ステップS26で得た認証結果が登録済電話機でないことを示している場合(ステップS27:N)、AP(C)400の制御部240は接続要求に対する応答信号を送出せずに終了する。
以上、本発明に係る通信システムについて実施の形態に基づいて説明したが、以下のように変形することもでき、本発明は上述の実施の形態で示した通信システムに限られないことは勿論である。
(1)上述した実施の形態では、ダイレクトシグナリング方式を用いた場合について説明したが、呼制御サーバを経由してシグナリング制御を行うこととしてもよい。
呼制御サーバは、携帯電話機の呼制御アドレスの登録を行い、登録応答信号をアクセスポイントに送出する。尚、認証要求を受付けている場合には、実施の形態と同様に、登録要求に係る携帯電話機の認証を行い、認証結果をアクセスポイントに送出する。
アクセスポイントは、相手先との間の呼確立要求を呼制御サーバに送出し、呼制御サーバは相手先に呼確立要求を送出する。アクセスポイントは、相手先から呼制御サーバを介して呼確立要求に対する呼確立確認を受付け、携帯電話機に相手先IPアドレスを含む応答信号を送出する。
(2)また、実施の形態では、H.323プロトコルに準拠した通信システムを用いて説明したが、SIP(Session Initiation Protocol)による通信システムであってもよいし、MGCP(Media Gateway Control Protocol)やH.248/MEGACO(MEDIA GATEWAY CONTROL)等を用いた通信システムであってもよい。
この場合、携帯電話機及び呼制御サーバはSIPに対応しており、携帯電話機からアクセスポイントへ接続要求を行うと、アクセスポイントは緊急接続要求であれば携帯電話機に応答信号を送出し、ゲートウェイを介して緊急通報先と接続を確立するためのINVITEメッセージを携帯電話機から受付ける。
その後、アクセスポイントは、ゲートウェイから送出されたOKメッセージをSIPサーバを介して受付け、アクセスポイントから携帯電話機にOKメッセージを送出し、携帯電話機から送出されたackメッセージをアクセスポイントが受付けてSIPサーバに送出し、SIPサーバからゲートウェイにackメッセージを送出し、携帯電話機と相手先との間で通話を開始する。
(4)また、実施の形態では、IPネットワークと公衆電話網との接点に設置されているゲートウェイが一つしかない場合について説明したが、エリア毎に複数のゲートウェイを設置していることとしてもよい。この場合、例えば、各アクセスポイントは、自装置が設置されているエリア周辺のゲートウェイのIPアドレスを記憶し、緊急用接続要求を受付けた場合に、その記憶しているゲートウェイのIPアドレスを選択し、そのIPアドレスを含む応答信号を要求元に送出する。
(5)また、実施の形態では、各通信事業者のIPネットワークと公衆電話網が接続された通信ネットワークの例を用いて説明したが、通信事業者のIPネットワークとインターネットと公衆電話網が接続されている通信ネットワークでも同様に適用できる。
(7)また、実施の形態では、アクセスポイントが接続要求を受付けた後、相手先へ呼確立要求を送出して相手先との接続を確立するものとして説明したが、携帯電話機から相手先に対して呼確立要求を行うこととしてもよい。この場合、携帯電話機は、接続要求に対する相手先のIPアドレスを含む応答信号をアクセスポイントから受付けた後、アクセスポイントを介してその相手先IPアドレスに呼確立要求を送出し、アクセスポイントを介して相手先から呼確立要求に対する応答信号を受付け、相手先とセッションを確立して通話を開始する。
110 入力受付部
120 記憶部
130 通信部
140 音声処理部
150 無線通信部
160 制御部
161 通信制御部
162 AP選択部
163 接続要求部
164 音声パケット変換部
200 アクセスポイント
210 記憶部
220 無線通信部
230 IPネットワーク通信部
240 制御部
Claims (6)
- 携帯無線通信機からの接続要求に対し、VoIP(Voice over IP)ネットワークに接続可能な携帯無線通信機を示す登録情報に基づいて認証し、正当である旨の認証結果を得た場合に当該ネットワークへの接続を確立するアクセスポイントと、携帯無線通信機とを含む通信システムであって、
前記携帯無線通信機は、
電話番号の入力を受付ける番号受付手段と、
受付けた電話番号が所定の緊急用番号であるか否か判断する判断手段と、
前記緊急用番号であると判断された場合に、自機が認識したアクセスポイントのうちのいずれかに、緊急通話であることを示す緊急接続要求を送出し、前記緊急用番号でないと判断された場合に、自機が認識したアクセスポイントのうち、予め登録されているアクセスポイントに、緊急通話でないことを示す非緊急接続要求を送出する接続要求手段とを備え、
前記アクセスポイントは、
前記携帯無線通信機から前記接続要求を受付ける接続要求受付手段と、
前記緊急接続要求を受付けた場合、前記認証を行わず前記ネットワークへの接続を確立する接続手段とを備え、
前記携帯無線通信機は、前記アクセスポイントを介して前記ネットワークに接続することができると共に、基地局を介して電話網に接続することができ、
前記接続要求手段は、
前記緊急用番号であると判断された場合には、前記アクセスポイントを介しての前記ネットワークへの接続と、前記基地局を介しての電話網への接続とのうち、最初に、当該基地局を介しての電話網への接続を試みるために、当該基地局との接続を試行し、当該基地局と接続できない場合に、前記緊急接続要求を送出し、
前記緊急用番号でないと判断された場合には、前記基地局との接続を試行することなく、前記非緊急接続要求を送信する
ことを特徴とする通信システム。 - 前記通信システムは、更に
それぞれが異なるエリアに設置され、前記ネットワークと前記電話網とを接続するための複数のゲートウェイを含んでおり、
前記接続要求手段は、自機の位置を示す位置情報を、前記緊急接続要求に含めて送出し、
前記接続手段は、受付けた前記緊急接続要求に含まれている前記位置情報が示す位置に対応するエリアに設置されているゲートウェイとの接続を確立する
ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。 - 携帯無線通信機からの接続要求に対し、VoIPネットワークに接続可能な携帯無線通信機を示す登録情報に基づいて認証し、正当である旨の認証結果を得た場合に当該ネットワークへの接続を確立するアクセスポイントであって、
前記携帯無線通信機から緊急通報か否かを示す情報と相手先電話番号とを含む接続要求を受付ける接続要求受付手段と、
前記接続要求に緊急通報であることを示す情報が含まれている場合に、前記認証を行わず前記ネットワークの接続を確立する接続手段と
を備え、
前記携帯無線通信機は、前記アクセスポイントを介して前記ネットワークに接続することができると共に、基地局を介して電話網に接続することができ、前記緊急通報である場合には、前記アクセスポイントを介しての前記ネットワークへの接続と、前記基地局を介しての電話網への接続とのうち、最初に、当該基地局を介しての電話網への接続を試みるために、基地局との接続を試行し、当該基地局と接続できない場合に、自機が認識したアクセスポイントのいずれかに緊急通報であることを示す情報を含む接続要求を送信し、前記緊急通報でない場合には、前記基地局との接続を試行することなく、自機が認識したアクセスポイントのうち、予め登録されているアクセスポイントに緊急通報でないことを示す情報を含む接続要求を送信する
ことを特徴とするアクセスポイント。 - アクセスポイントを介してVoIPネットワークに接続し、通信する携帯無線通信機であって、
電話番号の入力を受付ける番号受付手段と、
受付けた電話番号が所定の緊急用番号であるか否か判断する判断手段と、
前記緊急用番号であると判断された場合に、接続可能なアクセスポイントを検索し、検索したアクセスポイントのうちのいずれかを選択し、前記緊急用番号でないと判断された場合に、接続可能なアクセスポイントを検索し、検索したアクセスポイントのうち、予め登録されている登録アクセスポイントを選択する選択手段と、
前記緊急用番号であると判断された場合には、選択したアクセスポイントに、緊急通話であることを示す情報を含む緊急接続要求を、前記緊急用番号でないと判断された場合には、選択した登録アクセスポイントに、前記情報を含まない非緊急接続要求を送出する接続要求手段と、
を備え、
前記携帯無線通信機は、前記アクセスポイントを介して前記ネットワークに接続することができると共に、基地局を介して電話網に接続することができ、
前記接続要求手段は、
前記緊急用番号であると判断された場合には、前記アクセスポイントを介しての前記ネットワークへの接続と、前記基地局を介しての電話網への接続とのうち、最初に、当該基地局を介しての電話網への接続を試みるために、当該基地局との接続を試行し、当該基地局と接続できない場合に、選択したアクセスポイントに前記緊急接続要求を送信し、
前記緊急用番号でないと判断された場合には、当該基地局との接続を試行することなく、前記登録アクセスポイントに前記非緊急接続要求を送信する
ことを特徴とする携帯無線通信機。 - 前記選択手段は、前記緊急用番号であると判断された場合に検索したアクセスポイントのうち、当該アクセスポイントからの電波の電界強度が高いアクセスポイントを選択すること
を特徴とする請求項4記載の携帯無線通信機。 - プログラムを実行可能であり、所定の緊急用電話番号を記憶し、電話番号の入力を受付け、アクセスポイントを介してVoIPネットワークに接続して受付けた電話番号が示す相手先と通信する携帯無線通信機におけるプロセッサに制御処理を実行させるための制御プログラムであって、
前記制御処理は、
受付けた電話番号が前記緊急用番号であるか否か判断する判断ステップと、
前記緊急用番号であると判断された場合に、接続可能なアクセスポイントを検索し、検索したアクセスポイントのうちのいずれかを選択し、前記緊急用番号でないと判断された場合に、接続可能なアクセスポイントを検索し、検索したアクセスポイントのうち、予め登録されている登録アクセスポイントを選択する選択ステップと、
前記緊急用番号であると判断された場合には、選択したアクセスポイントに、緊急通話であることを示す情報を含む緊急接続要求を、前記緊急用番号でないと判断された場合には、選択した登録アクセスポイントに、前記情報を含まない非緊急接続要求を送出する接続要求ステップと、
を含み、
前記携帯無線通信機は、前記アクセスポイントを介して前記ネットワークに接続することができると共に、基地局を介して電話網に接続することができ、
前記接続要求ステップは、前記緊急用番号であると判断された場合には、前記アクセスポイントを介しての前記ネットワークへの接続と、前記基地局を介しての電話網への接続とのうち、最初に、当該基地局を介しての電話網への接続を試みるために、当該基地局との接続を試行し、当該基地局と接続できない場合に、選択したアクセスポイントに前記緊急接続要求を送信し、前記緊急用番号でないと判断された場合には、当該基地局との接続を試行することなく、前記登録アクセスポイントに前記非緊急接続要求を送信する
ことを特徴とする制御プログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006094184A JP4740782B2 (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | 通信システム及び携帯無線通信機 |
US11/729,976 US8103240B2 (en) | 2006-03-30 | 2007-03-30 | Communication system and mobile wireless communication device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006094184A JP4740782B2 (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | 通信システム及び携帯無線通信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007274073A JP2007274073A (ja) | 2007-10-18 |
JP4740782B2 true JP4740782B2 (ja) | 2011-08-03 |
Family
ID=38559833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006094184A Expired - Fee Related JP4740782B2 (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | 通信システム及び携帯無線通信機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8103240B2 (ja) |
JP (1) | JP4740782B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8705381B2 (en) * | 2007-06-05 | 2014-04-22 | Cisco Technology, Inc. | Communication embodiments and low latency path selection in a multi-topology network |
US8103274B2 (en) * | 2007-11-15 | 2012-01-24 | Airwalk Communications, Inc. | System, method, and computer-readable medium for IP-femtocell provisioned radio access network |
PT2236000E (pt) * | 2008-01-22 | 2015-12-04 | Savox Comm Oy Ab Ltd | Uma disposição e um método para a ligação de uma rede de comunicação ad-hoc a uma rede de comunicação permanente através de uma ligação de comunicação half-duplex |
EP2129095B1 (en) * | 2008-05-30 | 2012-07-11 | Koninklijke KPN N.V. | M2M communication using a plurality of SIM-less communication modules |
US20100304783A1 (en) * | 2009-05-29 | 2010-12-02 | Logan James R | Speech-driven system with headset |
JP5365559B2 (ja) * | 2010-03-17 | 2013-12-11 | 富士通株式会社 | 位置情報収集方法および位置情報管理サーバ |
US8631090B2 (en) * | 2011-08-04 | 2014-01-14 | International Business Machines Corporation | Resource-conserving technique for as-available data delivery to a mobile device |
JP6173681B2 (ja) * | 2012-12-07 | 2017-08-02 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 | 通信システム、制御装置、及びプログラム |
TWI542186B (zh) * | 2013-06-06 | 2016-07-11 | 智易科技股份有限公司 | 可攜式語音路由裝置、系統與電話語音通訊的方法 |
JP6330445B2 (ja) * | 2014-04-17 | 2018-05-30 | 株式会社バッファロー | 通信システム |
JP6960387B2 (ja) * | 2018-11-08 | 2021-11-05 | Kddi株式会社 | 移動通信ネットワーク、移動通信ネットワークによるデータ通信の制御方法、及び、制御装置 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05167532A (ja) * | 1991-12-12 | 1993-07-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 携帯端末接続方式 |
JP2702456B2 (ja) * | 1995-09-19 | 1998-01-21 | 日本電気移動通信株式会社 | 簡易型携帯無線電話システムの移動局装置 |
GB0024694D0 (en) * | 2000-10-09 | 2000-11-22 | Nokia Networks Oy | Connection set-up in a communication system |
JP2002262345A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-13 | Casio Comput Co Ltd | 移動体通信システム及び通信制御方法 |
JP2002320263A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | サービス非加入型無線電話装置 |
US6845092B2 (en) * | 2001-07-13 | 2005-01-18 | Qualcomm Incorporated | System and method for mobile station authentication using session initiation protocol (SIP) |
JP2003198757A (ja) | 2001-12-26 | 2003-07-11 | Nec Commun Syst Ltd | インターネット電話端末およびインターネット電話システムにおける緊急呼接続方式 |
US7489687B2 (en) * | 2002-04-11 | 2009-02-10 | Avaya. Inc. | Emergency bandwidth allocation with an RSVP-like protocol |
JP4078952B2 (ja) * | 2002-11-01 | 2008-04-23 | 日本電気株式会社 | 無線端末アクセスシステム |
US7787855B2 (en) * | 2003-03-31 | 2010-08-31 | Motorola, Inc. | Establishing emergency sessions in packet data networks for wireless devices having invalid subscriber identities |
US7613171B2 (en) * | 2004-08-31 | 2009-11-03 | Ephraim Zehavi | Cellular network service over WLAN |
US7826472B2 (en) * | 2005-02-18 | 2010-11-02 | Avaya Inc. | Methods and systems for providing priority access to 802.11 endpoints using DCF protocol |
US20070121642A1 (en) * | 2005-11-02 | 2007-05-31 | Battin Robert D | Method and system for supporting an emergency call |
US20070123208A1 (en) * | 2005-11-28 | 2007-05-31 | Puneet Batta | System and method for prioritizing emergency communications in a wireless network |
US8768951B2 (en) * | 2006-03-20 | 2014-07-01 | Bce Inc. | Method for populating a location information database used in the delivery of emergency and other location-based services in a VoIP environment |
US20090196284A1 (en) * | 2006-06-28 | 2009-08-06 | Nokia Siemens Networks Gmbh & Co.Kg | Method for Providing an Emergency Call Service for VoIP Subscribers |
-
2006
- 2006-03-30 JP JP2006094184A patent/JP4740782B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2007
- 2007-03-30 US US11/729,976 patent/US8103240B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20070232258A1 (en) | 2007-10-04 |
US8103240B2 (en) | 2012-01-24 |
JP2007274073A (ja) | 2007-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4740782B2 (ja) | 通信システム及び携帯無線通信機 | |
US10939325B2 (en) | System and method for establishing and maintaining a connection between devices | |
JP4252771B2 (ja) | 無線端末、無線端末管理装置及び位置登録補助装置 | |
EP2005605B1 (en) | Transferring a communications exchange | |
US8005070B2 (en) | Extension of a local area phone system to a wide area network with handoff features | |
US7742768B2 (en) | Extension of a local area phone system to a wide area network | |
US8462750B2 (en) | Using reachability information to facilitate peer-to-peer communications | |
JP5193030B2 (ja) | 多重モード・ハンドセット・サービス | |
TWI323999B (ja) | ||
JP5220010B2 (ja) | 移動端末からのマルチメディアセッションの切り換え | |
CN101444118A (zh) | 用于在无线城域网中支持紧急呼叫的方法和设备 | |
EP2033427A2 (en) | Account creation system and call processing system | |
US20100157938A1 (en) | Method and apparatus applied to identification for handover between wireless communication networks | |
JP4554636B2 (ja) | 通信制御装置およびプロトコル変換方法 | |
JP2007221481A (ja) | 電話システム | |
JP2006304005A (ja) | 無線lanインターネット電話 | |
JP4877952B2 (ja) | 無線lanを利用した音声通話システム、無線端末及び中継装置 | |
US20100159923A1 (en) | Communication system and communication method | |
US7808943B2 (en) | Mobile body communication system, mobile body communication method, and mobile body communication base station device | |
US20080137565A1 (en) | Hybrid Wi-Fi Network for Wireless City Applications | |
JP5125647B2 (ja) | 通信制御システム、通信制御方法、代理登録装置および代理登録装置のためのコンピュータプログラム | |
CN107005554B (zh) | 语音业务共享方法、设备及系统 | |
JP4276251B2 (ja) | 移動通信端末および移動通信端末の制御方法。 | |
JP5292015B2 (ja) | 通信装置及び移動通信システム | |
JP4308243B2 (ja) | 無線lanにおける単位料金区域特定システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080801 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20080829 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101026 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110426 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110502 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4740782 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |