JP2008124979A - 無線lanにおける単位料金区域特定システム及び無線lanにおける単位料金区域特定方法 - Google Patents

無線lanにおける単位料金区域特定システム及び無線lanにおける単位料金区域特定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】移動通信端末機が在圏する単位料金区域を特定し、この特定区域の通信料を一定とする等の課金サービスを行うことを可能とすること。
【解決手段】BBRT21のPPPoE認証サーバ41での認証後に地域IP網27の網終端装置30で任意のIPアドレスを割当て、この後、BBRT21の通信圏内に在圏した携帯電話機24と、移動体通信網35に配置された各サーバ41〜47との連携によって、携帯電話機24がBBRT21を介した通話時にアクセスされるSIPサーバ46に、携帯電話機24の単位料金区域情報を保持させ、そのSIPサーバ46のアドレスを携帯電話機24へ割当てる。これによって、携帯電話機24が通話発信時にSIPサーバ46を介すことにより通話時の単位料金区域の特定を可能した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話機等の移動通信端末機が無線LAN(Local Area Network)の構成要素である無線通信用のブロードバンドルータを介して通信を行うVoIP(Voice over Internet Protocol)サービス提供時に、通信対象の移動通信端末機が在圏する単位料金区域の特定を可能とする無線LANにおける単位料金区域特定システム及び無線LANにおける単位料金区域特定方法に関する。
移動通信端末機が無線LANの構成要素であるブロードバンドルータを介して通信を行う場合のVoIPサービス提供システムとして、例えば、特許文献1に記載のVoIP認証システムがある。このシステムは、ネットワーク内にSIP(Session Initiation Protocol)サーバを配置し、このSIPサーバに移動通信端末機等の端末機固有の認証データを予め登録しておく。そして、端末機がネットワーク機器を介してネットワークへ接続を試みる際に自己の認証データをSIPサーバに対して送信すると、ネットワーク機器がSIPサーバに対して上記認証データの中継を行い、SIPサーバが上記認証データを照合し、登録済みであるならば端末機に対して接続の許可を通知する。この通知に基づきネットワーク機器は、SIPサーバが接続を許可した認証済端末データを記憶し、この記憶に基づいて以後の端末の通信を許可するといった内容である。
この他、移動通信端末機が無線LANにて通信を行う例として、特許文献2に記載の内容がある。これは、端末機と、第1のネットワークに接続される無線LANのアクセスポイントと、第2のネットワークに接続される認証サーバ及び通信サービス提供サーバと、第1及び第2のネットワークを接続する通信装置により構成される通信システムにおいて、無線LANの端末機とアクセスサーバとがPPPoE(Point to Point Protocol over Ethernet(登録商標))認証プロトコルに基づいて通信を確立する。これによって、通信システムに、ユーザID及びパスワードと、端末機に割り当てられるIPアドレスとを対応付けた管理を可能させ、個々のユーザに対してIPアドレスを用いた高度な通信サービスを提供可能とした内容である。
ところで通常、移動通信端末機は、携帯電話機に代表されるように、移動体通信システム、PSTN(Public Switched Telephone Networks)等で通信を行う。この場合の携帯電話機での音声通話時においては、発信側の交換機が加入者の料金明細情報を作成するための情報として着信網から取得した後述で説明する単位料金区域の情報{CA(Charging Area)情報とも称す}を取得するようになっている。交換機は、その取得したCA情報を参照して適切なレートにて課金を行う。
単位料金区域{CA(Charging Area)}とは、通常の市内・市外通話料金の区域とは別に定められる料金区域であり、発信側交換機の単位料金区域と着信側交換機の単位料金区域との関係で通話料金が決定される。通常は市外局番が同じであれば同一の単位料金区域となっており、この場合、同一市外局番同士の電話機であれば市内通話料金で通話ができる。
しかし、単位料金区域は、市外局番が異なった区域に同一の単位料金区域を定めることもでき、この場合、市外局番が異なるにも係わらず市内通話料金で電話をかけることができる。
また、単位料金区域は、その単位料金区域に与えられた電気通信事業者共通の5桁の識別コード(例えば、東京:32000、横須賀:46800)で識別可能となっている。
例えば、図3に示すように、発信側の携帯電話機10が移動体通信網11の発信側交換機12及び着信側交換機13を介して着信側の携帯電話機14と通話を行う場合を想定する。移動体通信網11においては、各交換機12,13が東京、横須賀など地域毎に設置されているので、移動通信端末機が使用する交換機の位置に対応するCAを特定することができるようになっている。従って、下記のようにCAを特定して課金サービスを行うことができる。
まず、発信側携帯電話機10からの発信信号S1は、発信側交換機12及び着信側交換機13を介して着信側携帯電話機14へ送信される。その発信信号S1を受信した着信側携帯電話機14は発信応答信号S2を返信する。この発信応答信号S2は、着信側交換機13へ送信され、ここで当該交換機13が存在する単位料金区域の情報(CA情報)が発信応答信号S2に設定され、発信側交換機12へ送信される。発信側交換機12では、その発信応答信号S2に設定された着信側のCA情報と、自交換機12の発信側のCA情報との関係で通話料金が決定されて発信側携帯電話機10に課金が行われる。
特開2005−236392号公報 特開2004−40651号公報
上述したように、移動通信端末機は移動体通信システムやPSTNにおいては、携帯電話機の単位料金区域を特定し、この区域で通信料を一定とする等の課金サービスを行うことが可能となる。
しかし、特許文献1では、VoIP認証時にSIPサーバで端末機の認証データと予め登録された認証データとを照合し、OKであれば該当端末機の認証済端末データを記憶して通信を許可するので、セキュリティレベルを向上させた通信が可能となるが、端末機が在圏する単位料金区域を特定し、この特定区域の通信料を一定とする等の課金サービスを行うことができないという問題がある。
また、特許文献2においては、個々の端末機に対してIPアドレスを用いた高度な通信サービスが提供可能となるが、上記同様に単位料金区域を特定した課金サービスを行うことができないという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、移動通信端末機が在圏する単位料金区域を特定し、この特定区域の通信料を一定とする等の課金サービスを行うことを可能とする無線LANにおける単位料金区域特定システム及び無線LANにおける単位料金区域特定方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1による無線LANにおける単位料金区域特定システムは、移動通信端末機が無線LAN通信用のルータを介して通信を行う場合、ルータが、所定の地域毎に割当てられたインターネットである地域IP網へ接続する際にPPPoE認証サーバによって当該ルータの認証を行い、この認証後に地域IP網の網終端装置によって、地域毎に定められたIPアドレス帯域の中から任意のIPアドレスを先の認証済みルータに割当て、このルータの無線通信圏内に移動通信端末機が在圏した際に、当該移動通信端末機がルータを介して地域IP網から移動体通信網にアクセスし、この移動体通信網に配備された名前解決を行うDNSサーバと、通信セキュアトンネル確立用のPDGサーバと、端末機認証用の認証サーバと、移動通信端末機の通信開始から終了までを制御するSIPサーバと、アドレスの割当て機能を有するDHCPサーバとの連携処理によって通信を行う無線LANにおける単位料金区域特定システムにおいて、前記DNSサーバは、前記ルータの無線通信圏内に在圏した移動通信端末機からの名前解決要求に応じて、当該ルータに割当てられたIPアドレスをもとに当該移動通信端末機の在圏地域に配置された前記PDGサーバのアドレスを求め、このPDGアドレスを該当移動通信端末機へ返信し、前記PDGサーバは、前記PDGアドレスを受信した移動通信端末機からの該PDGアドレスへの認証要求に応じた前記認証サーバへの依頼によって認証が取れた際に、前記SIPサーバを特定し、この特定SIPサーバの選択指示を前記DHCPサーバに対して行うと共に、自PDGサーバの存在地域の単位料金区域情報を、前記認証が取れた移動通信端末機の単位料金区域情報として特定SIPサーバへ通知し、前記特定SIPサーバは、前記通知された単位料金区域情報を保持し、前記DHCPサーバは、前記特定SIPサーバの選択指示がなされた後、その選択指示対象であるSIPサーバのアドレスを、前記認証が取れた移動通信端末機へ割当てるようにしたことを特徴とする。
この構成によれば、SIPサーバに移動通信端末機の単位料金区域情報を保持し、そのSIPサーバのアドレスを移動通信端末機へ割当てることができる。これによって、移動通信端末機が在圏登録時にSIPサーバへアクセスする際に、必然的に既に割当済みのアドレスのSIPサーバへ在圏登録要求のアクセスが行われ、この要求に応じた在圏管理サーバとの連携により在圏登録が完了する。この在圏登録処理は、個々の移動通信端末機にて行われる。従って、先の在圏登録完了後、移動通信端末機が通信相手へ発信を行えば、在圏登録済みで単位料金区域情報が保存されたSIPサーバを介して相手の移動通信端末機へ着信が行われるので、通話双方の移動通信端末機が在圏する単位料金区域を特定することができ、この特定区域の通信料を一定とする等の課金サービスを行うことが可能となる。
また、本発明の請求項2による無線LANにおける単位料金区域特定方法は、移動通信端末機が無線LAN通信用のルータを介して通信を行う無線LANにおける単位料金区域特定方法において、前記ルータが、所定の地域毎に割当てられたインターネットである地域IP網への接続時に、PPPoE認証サーバによって当該ルータの認証を行う第1のステップと、前記第1のステップで認証が取れた際に、前記地域IP網の網終端装置によって、地域毎に定められたIPアドレス帯域の中から任意のIPアドレスを前記認証済みのルータに割当てる第2のステップと、前記第2のステップでIPアドレスが割当てられたルータの無線通信圏内に移動通信端末機が在圏した際に、当該移動通信端末機からDNSサーバへ名前解決要求を行い、この要求に応じたDNSサーバが前記ルータに割当てられたIPアドレスをもとに、当該移動通信端末機の在圏地域に配置された通信セキュアトンネル確立用のPDGサーバのアドレスを求め、このPDGアドレスを該当移動通信端末機へ返信する第3のステップと、前記第3のステップで取得したPDGアドレスへの移動通信端末機の認証要求を受信したPDGサーバが、端末機認証を行う認証サーバへの認証依頼により認証が取れた際に、移動通信端末機の通信開始から終了までを制御するSIPサーバを特定し、この特定のSIPサーバの選択指示を、アドレスの割当て機能を有するDHCPサーバに対して行い、また、自PDGサーバの存在地域の単位料金区域情報を、先の端末機認証が取れた移動通信端末機の単位料金区域情報として前記特定のSIPサーバへ通知する第4のステップと、前記第4のステップで通知された単位料金区域情報を、前記特定のSIPサーバが保持する第5のステップと、前記第3のステップにて特定のSIPサーバの選択指示がなされたDHCPサーバが、前記選択指示の対象であるSIPサーバのアドレスを、先に端末機認証が取れた移動通信端末機へ割当てる第6のステップとを含むことを特徴とする。
この方法によれば、SIPサーバに移動通信端末機の単位料金区域情報を保持し、そのSIPサーバのアドレスを移動通信端末機へ割当てることができる。これによって、移動通信端末機が在圏登録時にSIPサーバへアクセスする際に、必然的に既に割当済みのアドレスのSIPサーバへ在圏登録要求のアクセスが行われ、この要求に応じた在圏管理サーバとの連携により在圏登録が完了する。この在圏登録処理は、個々の移動通信端末機にて行われる。従って、先の在圏登録完了後、移動通信端末機が通信相手へ発信を行えば、在圏登録済みで単位料金区域情報が保存されたSIPサーバを介して相手の移動通信端末機へ着信が行われるので、通話双方の移動通信端末機が在圏する単位料金区域を特定することができ、この特定区域の通信料を一定とする等の課金サービスを行うことが可能となる。
以上説明したように本発明によれば、移動通信端末機が在圏する単位料金区域を特定し、この特定区域の通信料を一定とする等の課金サービスを行うことが可能となるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。但し、本明細書中の全図において相互に対応する部分には同一符号を付し、重複部分においては後述での説明を適時省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係る無線LANにおける単位料金区域特定システムの構成を示すブロック図である。
図1に示す無線LANにおける単位料金区域特定システム20は、ユーザ宅内に設置された無線LAN通信用のルータであるBBRT(Broadband Router)21,22と、BBRT21,22を介して通信を行う携帯電話機24,25と、BBRT21,22が接続される通信網である地域IP(Internet Protocol)網27,28と、地域IP網27,28の網終端装置30,31と、複数の網終端装置30,31を集約して接続する集約用接続装置33と、集約用接続装置33が接続される移動体通信網35と、移動体通信網35に各々配備されるPPPoE認証サーバ41、DNS(Domain Name System)サーバ42、PDG(Packet Data Gateway)サーバ43、認証サーバ44、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ45、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ46、在圏管理サーバ47を備えて構成されている。
BBRT21,22は、本例のように宅内等にて携帯電話機24,25をインターネットに接続するための無線通信機能を有するルータであり、BBRT電源立上げ時やBBRT設定時に、当該BBRT21,22を地域IP網27,28に接続し、地域毎に予め決められたIPアドレスが割り当てられるようになっている。
この割り当て処理は、BBRT21,22がユーザIDとパスワードをPPPoE認証サーバ41へ送信し、このサーバ41での認証がOKであれば、該当する地域IP網27,28の網終端装置30,31が、地域毎に決まったIPアドレス帯域の中から任意のIPアドレスをBBRT21,22に割り当てるものである。
地域IP網27,28は、都道府県単位の地域毎に割り当てられたインターネットである。本例では、地域IP網27を東京、地域IP網28を大阪とする。
網終端装置30,31は、その地域IP網27,28の終端装置であり、PPPoE認証サーバ41から認証OKの応答があった場合に、地域毎に決まったIPアドレス帯域の中から任意のIPアドレスをBBRT21,22に割り当てる。
集約用接続装置33は、各地域IP網27,28を集約して移動体通信網35に接続する。
PPPoE認証サーバ41は、網終端装置30を介してBBRT21,22からのユーザIDとパスワードが送信されてきた際にPPPoE認証を行い、この認証結果を該当地域IP網27,28の網終端装置30,31へ返信する。
DNSサーバ42は、携帯電話機24,25からBBRT21,22を介してDNS要求信号が送信されてきた際に、名前解決処理によって、そのBBRT21,22のIPアドレスをもとに携帯電話機24,25が在圏する地域のPDGアドレスをDNS応答信号としてBBRT21,22を介して携帯電話機24,25へ返信する。
PDGサーバ43は、携帯電話機24,25と当該PDGサーバ43との間でIPsec(セキュアトンネル)を確立するための終端装置であり、携帯電話機24,25がDNS要求時に取得したPDGアドレスに対して送信した認証要求信号の受信時に、認証サーバ44に該当携帯電話機24,25の認証依頼を行い、この認証がOKであれば、自PDGサーバ43が存在する地域(東京又は大阪等)のCA情報を、認証依頼の携帯電話機24,25のCA情報として特定のSIPサーバ46へ通知し、また、DHCPサーバ45に対して、特定のSIPサーバ46を選択させる指示を行う。
認証サーバ44は、PDGサーバ43から携帯電話機24,25の認証依頼があった場合に、認証を行ってその結果を認証応答信号としてPDGサーバ43へ返信する。
DHCPサーバ45は、PDGサーバ43から特定のSIPサーバ46の選択指示があった後、携帯電話機24,25からの要求に応じて当該携帯電話機24,25が発信時にアクセスするSIPサーバアドレスを当該携帯電話機24,25に割り当てる。
SIPサーバ46は、携帯電話機24,25での通信時の開始から完了までを制御するサーバであり、PDGサーバ43から通知されたCA情報から携帯電話機24,25の位置情報を把握して料金明細書作成処理時などに利用する。また、後述の在圏登録処理時に在圏管理サーバ47から通知される加入者情報を該当CA情報に対応付けて保持する。
また、携帯電話機24,25は、自機がどのSIPサーバ配下にいるかを登録するために、無線LAN圏内移動時に在圏情報登録処理を行うようになっている。この処理は、携帯電話機24,25から在圏登録信号をSIPサーバ46へ送信すると、これを受信したSIPサーバ46がその在圏登録信号を在圏管理サーバ47へ転送し、これを受信した在圏管理サーバ47が、携帯電話機24,25がどのSIPサーバ配下に在圏するかを保持したのち、在圏登録が完了したことを登録加入者情報を含めて在圏登録応答としてSIPサーバ46へ返信し、これを受けたSIPサーバ46が在圏登録の完了を示す在圏登録応答を該当携帯電話機24,25へ返信するようになっている。
このような構成の無線LANにおける単位料金区域特定システム20において、無線LAN利用の携帯電話機が在圏する単位料金区域の特定動作を、図2に示すシーケンス図を参照して説明する。
まず、ステップS1においてBBRT21の電源がオンに立ち上げられたとすると、ステップS2において、BBRT21が地域IP網27に接続状態となってユーザIDとパスワードを、網終端装置30を介してPPPoE認証サーバ41へ送信する。ここで、PPPoE認証サーバ41は、ステップS3において、それらユーザIDとパスワードを認証し、この結果がOKであれば当該結果を応答として、該当する地域IP網27の網終端装置30へ返信する。
その認証OKの結果を受信した網終端装置30は、ステップS5において、東京地域として予め決められたIPアドレス帯域の中から任意のIPアドレスをBBRT21に割り当てる。
次に、ステップS6において、携帯電話機24がBBRT21の無線通信圏内、即ち無線LAN圏内に在圏し、ステップS7において、BBRT21を介してDNSサーバ42にDNS要求を行ったとする。
このDNS要求信号を受信したDNSサーバ42は、ステップS8において、名前解決処理によって、そのBBRT21のIPアドレスをもとに該当の携帯電話機24が在圏する地域(東京)のPDGアドレスを検索して求め、ステップS9において、そのPDGアドレスをDNS応答信号としてBBRT21を介して携帯電話機24へ返信する。
このPDGアドレスを受信した携帯電話機24は、ステップS10において、そのPDGアドレスのPDGサーバ43に認証要求信号を送信する。PDGサーバ43は、その認証要求信号を受信すると、ステップS11において、認証サーバ44に該当携帯電話機24の認証依頼を行う。
この依頼を受けた認証サーバ44は、ステップS12において、該当携帯電話機24の認証を行い、この認証がOKであれば、ステップS13において、PDGサーバ43へ認証OKの応答を返信する。
これを受けたPDGサーバ43は、ステップS14において、認証OKの応答を該当携帯電話機24へ返信する。これによって、携帯電話機24とPDGサーバ43との間でセキュアトンネルが確立される。
更に、PDGサーバ43は、ステップS15において、DHCPサーバ45に対して特定のSIPサーバ46を選択させる指示を行うと共に、ステップS16において、自PDGサーバ43が存在する地域(東京)のCA情報を、認証依頼元の携帯電話機24のCA情報として、上記選択指示対象としたSIPサーバ46へ通知する。
これを受けたSIPサーバ46は、ステップS17において、そのCA情報を保持する。これによって、SIPサーバ46が、保持したCA情報から携帯電話機24の位置情報を把握して料金明細書作成処理などに利用することが可能な状態となる。
また、DHCPサーバ45は、上記ステップS15にて特定のSIPサーバ46の選択指示がなされた後、ステップS18において、上記ステップS14にて認証済みの携帯電話機24からBBRT21を介してSIPサーバアドレス取得要求があると、ステップS19において、既に選択指示されているSIPサーバ46のアドレスを、BBRT21を介して要求元の携帯電話機24へ割り当てる。
この割り当てがなされた携帯電話機24は、ステップS20において、在圏登録信号をBBRT21を介して、割当てられたアドレスのSIPサーバ46へ送信し、これを受信したSIPサーバ46が、ステップS21において、その在圏登録信号を在圏管理サーバ47へ転送する。
これを受信した在圏管理サーバ47は、ステップS22において、携帯電話機24がどのSIPサーバ配下に在圏したかを保持した後、ステップS23において、在圏登録が完了したことを、登録加入者情報を含めて在圏登録応答としてSIPサーバ46へ返信する。これを受けたSIPサーバ46は、ステップS24において、既に保持しているCA情報に加入者情報を対応付けて保持した後、ステップS25において、在圏登録の完了を示す在圏登録応答をBBRT21を介して該当携帯電話機24へ返信する。
なお、上記ステップS1〜S25の処理は、他方の携帯電話機25においても、大阪地域で同様に実行される。
そして、携帯電話機24が、上記ステップS25で在圏登録応答を受信した後に、ステップS26において通話発信を行うと、既に割当てられたアドレスのSIPサーバ46を介して相手側の例えば携帯電話機25へ着信されるようになる。
このように、本実施の形態の無線LANにおける単位料金区域特定システム20によれば、BBRT21が地域IP網27への接続時に、PPPoE認証サーバ41によって当該BBRT21の認証を行う。この認証が取れた際に、地域IP網27の網終端装置30によって、地域毎に定められたIPアドレス帯域の中から任意のIPアドレスを認証済みのBBRT21に割当てる。
この割当て後のBBRT21の無線通信圏内に携帯電話機24が在圏した際に、当該携帯電話機24からDNSサーバ42へ名前解決要求を行い、この要求に応じたDNSサーバ42がBBRT21に割当てられたIPアドレスをもとに、当該携帯電話機24の在圏地域に配置されたPDGサーバのアドレスを求め、このPDGアドレスを該当携帯電話機24へ返信する。
この返信で取得したPDGアドレスへの携帯電話機24の認証要求を受信したPDGサーバ43が認証サーバ44への認証依頼により認証が取れた際に、PDGサーバ43は、SIPサーバ46を特定し、この特定のSIPサーバ46の選択指示をDHCPサーバ45に対して行い、また、自PDGサーバ43の存在地域の単位料金区域情報を、先の端末機認証が取れた携帯電話機24の単位料金区域情報として特定SIPサーバ46へ通知する。この通知された単位料金区域情報を、特定SIPサーバ46が保持する。
そして、特定SIPサーバの選択指示がなされたDHCPサーバ45が、選択指示の対象であるSIPサーバのアドレスを、先に端末機認証が取れた携帯電話機24へ割当てるようにした。
これによって、SIPサーバ46に携帯電話機24の単位料金区域情報を保持させ、そのSIPサーバ46のアドレスを携帯電話機24へ割当てることができるので、携帯電話機24が在圏登録時にSIPサーバ46へアクセスする際に、必然的に既に割当済みのアドレスのSIPサーバ46へ在圏登録要求のアクセスが行われ、この要求に応じた在圏管理サーバ47との連携により在圏登録が完了する。この在圏登録処理は、個々の携帯電話機24,25にて行われる。
従って、先の在圏登録完了後、携帯電話機24が通信相手の携帯電話機25へ発信すれば、在圏登録済みで単位料金区域情報が保存されたSIPサーバ46を介して相手の携帯電話機25へ着信が行われるので、各携帯電話機24,25が在圏する単位料金区域を特定することができ、この特定区域の通信料を一定とする等の課金サービスを行うことが可能となる。
本発明の実施の形態に係る無線LANにおける単位料金区域特定システムの構成を示すブロック図である。 上記単位料金区域特定システムにおいて無線LAN利用の携帯電話機が在圏する単位料金区域の特定動作を説明するためのシーケンス図である。 従来の移動体通信網の構成を示すブロック図である。
符号の説明
20 無線LANにおける単位料金区域特定システム
21,22 BBRT
24,25 携帯電話機
27,28 地域IP網
30,31 網終端装置
33 集約用接続装置
35 移動体通信網
41 PPPoE認証サーバ
42 DNSサーバ
43 PDGサーバ
44 認証サーバ
45 DHCPサーバ
46 SIPサーバ
47 在圏管理サーバ

Claims (2)

  1. 移動通信端末機が無線LAN通信用のルータを介して通信を行う場合、ルータが、所定の地域毎に割当てられたインターネットである地域IP網へ接続する際にPPPoE認証サーバによって当該ルータの認証を行い、この認証後に地域IP網の網終端装置によって、地域毎に定められたIPアドレス帯域の中から任意のIPアドレスを先の認証済みルータに割当て、このルータの無線通信圏内に移動通信端末機が在圏した際に、当該移動通信端末機がルータを介して地域IP網から移動体通信網にアクセスし、この移動体通信網に配備された名前解決を行うDNSサーバと、通信セキュアトンネル確立用のPDGサーバと、端末機認証用の認証サーバと、移動通信端末機の通信開始から終了までを制御するSIPサーバと、アドレスの割当て機能を有するDHCPサーバとの連携処理によって通信を行う無線LANにおける単位料金区域特定システムにおいて、
    前記DNSサーバは、前記ルータの無線通信圏内に在圏した移動通信端末機からの名前解決要求に応じて、当該ルータに割当てられたIPアドレスをもとに当該移動通信端末機の在圏地域に配置された前記PDGサーバのアドレスを求め、このPDGアドレスを該当移動通信端末機へ返信し、
    前記PDGサーバは、前記PDGアドレスを受信した移動通信端末機からの該PDGアドレスへの認証要求に応じた前記認証サーバへの依頼によって認証が取れた際に、前記SIPサーバを特定し、この特定SIPサーバの選択指示を前記DHCPサーバに対して行うと共に、自PDGサーバの存在地域の単位料金区域情報を、前記認証が取れた移動通信端末機の単位料金区域情報として特定SIPサーバへ通知し、
    前記特定SIPサーバは、前記通知された単位料金区域情報を保持し、
    前記DHCPサーバは、前記特定SIPサーバの選択指示がなされた後、その選択指示対象であるSIPサーバのアドレスを、前記認証が取れた移動通信端末機へ割当てるようにした
    ことを特徴とする無線LANにおける単位料金区域特定システム。
  2. 移動通信端末機が無線LAN通信用のルータを介して通信を行う無線LANにおける単位料金区域特定方法において、
    前記ルータが、所定の地域毎に割当てられたインターネットである地域IP網への接続時に、PPPoE認証サーバによって当該ルータの認証を行う第1のステップと、
    前記第1のステップで認証が取れた際に、前記地域IP網の網終端装置によって、地域毎に定められたIPアドレス帯域の中から任意のIPアドレスを前記認証済みのルータに割当てる第2のステップと、
    前記第2のステップでIPアドレスが割当てられたルータの無線通信圏内に移動通信端末機が在圏した際に、当該移動通信端末機からDNSサーバへ名前解決要求を行い、この要求に応じたDNSサーバが前記ルータに割当てられたIPアドレスをもとに、当該移動通信端末機の在圏地域に配置された通信セキュアトンネル確立用のPDGサーバのアドレスを求め、このPDGアドレスを該当移動通信端末機へ返信する第3のステップと、
    前記第3のステップで取得したPDGアドレスへの移動通信端末機の認証要求を受信したPDGサーバが、端末機認証を行う認証サーバへの認証依頼により認証が取れた際に、移動通信端末機の通信開始から終了までを制御するSIPサーバを特定し、この特定のSIPサーバの選択指示を、アドレスの割当て機能を有するDHCPサーバに対して行い、また、自PDGサーバの存在地域の単位料金区域情報を、先の端末機認証が取れた移動通信端末機の単位料金区域情報として前記特定のSIPサーバへ通知する第4のステップと、
    前記第4のステップで通知された単位料金区域情報を、前記特定のSIPサーバが保持する第5のステップと、
    前記第3のステップにて特定のSIPサーバの選択指示がなされたDHCPサーバが、前記選択指示の対象であるSIPサーバのアドレスを、先に端末機認証が取れた移動通信端末機へ割当てる第6のステップと
    を含むことを特徴とする無線LANにおける単位料金区域特定方法。
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