JP5125398B2 - 輸送用容器 - Google Patents

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本発明は、一対のパレットとスリーブとからなる組み立て式の輸送用容器に関する。
従来より、一対のパレットとスリーブとからなるスリーブコンテナとして知られる3ピース構造の輸送用容器が提案されている(特許文献1参照)。この輸送用容器は、未使用時は分解して減容化が可能であるとともに、繰り返し使用できるため、返却時の輸送効率にも優れている。このような輸送用容器において、スリーブの対向する一対の側面を内側に向かって谷折りにして折り畳み、上下のパレットの間に収納することで、一対のパレットとスリーブを1つのユニットとして扱うことができる。
特開2003−63528号公報
しかしながら、スリーブを折り畳んで上下のパレットの間に収納する場合には、折り畳まれたスリーブが元の形状に復帰しようとして膨らんで、上下のパレットが分離しやすくなる。このため、保管時や搬送時に上下のパレットが分離して荷崩れを起こしたり、分離したパレットやスリーブが紛失してしまう可能性がある。
本発明は上記点に鑑み、スリーブを折り畳んで上下のパレットの間に収納した場合に、上下のパレットが分離することを防止可能な輸送用容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、両端に四角形の開口部を有する筒状のスリーブ(20)と、前記スリーブ(20)の開口部を覆うように配置される一対の略板状のパレット(10、30)とを備える組み立て式の輸送用容器において、
前記一対のパレット(10、30)は、両方とも、四角形の平面部(11、31)と、前記平面部(11、31)の周縁に設けられた側壁部(12、32)と、対向する一対の前記側壁部(12、32)に設けられた第1の側壁貫通孔(16、36)とを有し、
前記スリーブ(20)における一対の対向する側面(21)には、組み立てた場合に、両方の前記パレット(10、30)の前記第1の側壁貫通孔(16、36)と対応する位置に係合孔(23)が設けられており、
両方の前記パレット(10、30)の前記平面部(11、31)には、組み立てた場合に、対応する前記第1の側壁貫通孔(16、36)と前記係合孔(23)とに挿入されて、前記パレット(10、30)と前記スリーブ(20)とを互いに固定するスリーブ用ロック部材(14、34)が設けられており、
前記スリーブ(20)における一対の対向する側面(21)は、前記スリーブ(20)の内側に向かって板面を折曲げ可能に構成され、折曲げられた前記スリーブ(20)は、前記一対のパレット(10、30)を重ねた際に前記一対のパレット(10、30)の間に形成される空間に収納可能となっており、前記折曲げられたスリーブ(20)を前記一対のパレット(10、30)の間に収納した場合に、前記一対のパレット(10、30)同士を互いに固定するロック手段備え、
一方の前記パレット(30)は、前記第1の側壁貫通孔(36)が設けられていない一対の前記側壁部(32)に設けられ、前記側壁部(32)の端部から他方の前記パレット(10)側に突出する係合片(37)と、前記係合片(37)に設けられた係合用貫通孔(38)とを有し、
他方の前記パレット(10)は、前記一対のパレット(10、30)を重ねた際に、前記側壁部(12)が前記係合片(37)と重なり合うとともに、前記側壁部(12)のうち前記係合用貫通孔(38)と対応する位置に第2の側壁貫通孔(19)が設けられており、
他方の前記パレット(10)の前記平面部(11)には、前記一対のパレット(10、30)を重ねた際に、対応する前記係合用貫通孔(38)と前記第2の側壁貫通孔(19)とに挿入されるパレット用ロック部材(17)が設けられており、
前記係合片(37)、前記係合用貫通孔(38)、前記第2の側壁貫通孔(19)および前記パレット用ロック部材(17)が、前記ロック手段を構成していることを特徴としている。
このように折り畳まれたスリーブ(20)を一対のスリーブ(10、30)の間に収納し、ロック手段で一対のパレット(10、30)を固定することで、輸送用容器の未使用時に一対のパレット(10、30)とスリーブ(20)を確実に一体化することができる。これにより、保管時や搬送時に一対のパレット(10、30)が分離して荷崩れを起こしたり、分離したパレット(10、30)やスリーブ(20)が紛失してしまうことを防止できる。
また、前記スリーブ(20)は、多数の突起部が形成された凹凸シート(101)と、前記凹凸シート(101)の両面に接合された平坦シート(102、103)とからなる合成樹脂製中空板から構成することができる。このように、スリーブ(20)を合成樹脂製中空板から構成している場合には、折曲げられた場合に元の形状に復帰しようとするスプリングバック効果が大きく、スリーブ(20)を収納した一対のパレット(10、30)が分離しやすいので、パレット(10、30)同士を互いに固定するロック手段を設けることは特に効果がある。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図1〜図6に基づいて説明する。図1は、本実施形態の輸送用容器の分解状態を示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態の輸送用容器は、下側パレット10、スリーブ20、上側パレット30から構成されており、これらはそれぞれ分離することができる。下側パレット10および上側パレット30は、再生ポリエチレン(PE)樹脂から構成されており、スリーブ20は、合成樹脂製気泡ボードから構成されている。
下側パレット10は、四角形の略板状部材として構成されており、輸送用容器の底面部を構成している。下側パレット10の平面部11上には収納物品が乗せられる。平面部11の下側には複数の突起部が設けられており、突起部の間にフォークリフトのフォークが挿入可能となっている。平面部11の周縁には、平面部11に対して垂直に側壁部12が設けられている。スリーブ20は、下側パレット10における側壁部12の内側に嵌り込んで平面部11上に設置される。また、平面部11におけるスリーブ20が接地される側には、側壁部12の内側周縁に沿ってスリーブ20の下端が嵌合する溝部13が設けられている。
スリーブ20は、4つの側面21を有する筒状に形成され、上下方向に四角形状の開口部を有している。この開口部はパレット10の平面部11に対応する大きさとなっており、スリーブ20の下端が下側パレット10の溝部13に嵌合する。スリーブ20は、下側パレット10の平面部11上において下側パレット10の周縁に直立して配置される。対向する一対の側面21には折曲げ部22が形成されており、内側に向かって谷折りでき、断面M字状に折り畳むことができる。折曲げ部22は、側面21に例えば熱罫線加工することで形成することができる。
上側パレット30は、四角形の略板状部材として構成されており、輸送用容器の上面部を構成しており、スリーブ20の上端を覆う蓋として構成されている。上側パレット30は、下側パレット10と同一の構成となっており、平面部31、側壁部32、溝部33等を有している。
本実施形態のスリーブ20は、合成樹脂製気泡ボードから構成されている。図2(a)は合成樹脂製気泡ボード100の斜視図であり、図2(b)は合成樹脂製気泡ボード100を分解した状態を示す斜視図である。
図2(a)、図2(b)に示すように、気泡ボード100は合成樹脂製中空板として構成されている。このような気泡ボード100として、プラパール(登録商標)の商品名で知られているものを用いることができる。気泡ボード100は、凹凸シート101と、凹凸シート101の両面に接合された2枚の平坦シート102、103とからなる3層構造となっている。凹凸シート101には複数の中空状(例えば円柱状)の突起部がエンボス加工されており、凹凸シート101の突起部開口側(図2の下側)に平坦シート103が接合され、これにより空気が封入された密閉空間104が形成される。
このような構成により、気泡ボード100は、軽量であり、また耐圧縮性、耐衝撃性に優れるという特性を有している。合成樹脂としては、ポリエチレンやポリプロピレンといったポリオレフィン系重合体や再生PETのような分解性プラスチックを用いることができる。本実施形態では合成樹脂としてポリプロピレンを用いている。
また、凹凸シート101の突起部は、面全体に千鳥状に多数配置されているため、気泡ボード100はプラスチック段ボールと比較して方向性がないという特性を有している。プラスチック段ボールは方向性を有しているため、中空部の長手方向に荷重が掛かる場合には撓みにくいものの、限界荷重を超えると急激に屈曲する。このため、荷重に対する外観の変化が小さく、限界荷重を把握しにくい。これに対し、気泡ボード100は方向性を有してないため、荷重がかかった場合に板面が撓んで外方に膨らむ、いわゆる胴ぶくれが発生しやすい特性を有している。
例えば側面21が1m四方のスリーブ20を同一の厚みのプラスチック段ボールと気泡シート100から構成し、上側パレット30の上面に3トンの荷重をかけた場合には、プラスチック段ボールからなるスリーブ20では30mm程度の胴ぶくれが発生するのに対し、気泡シート100からなるスリーブ20では60mm程度の胴ぶくれが発生する。このように気泡ボード100は、荷重に対する外観の変化が大きいので、スリーブ20として用いた場合に限界荷重を把握しやすいという利点を有している。
このような構成の気泡ボード100としては、単位面積当り重量(目付重量)が200グラム/m2〜3000グラム/m2程度のものがよく知られている。気泡ボード10は軟質の肉厚シートから構成され曲げ剛性を有しており、薄肉シートから構成され柔軟性を有する気泡シートと区別される。なお、本明細書中において合成樹脂製中空板とは、目付重量が200グラム/m2以上の気泡ボードを意味するものとする。
次に、パレット10、30とスリーブ20とを固定するためのスリーブロック機構を図1、図3、図4に基づいて説明する。図3(a)は下側パレット10の底面図であり、図3(b)は上側パレット30の平面図である。図4は、パレット10、30とスリーブ20を固定する手順を示す説明図である。
図1、図3に示すように、スリーブ20には、対向する一対の側面21に係合孔23が設けられており、パレット10、30には、係合孔23を係合するためのスリーブ用ロック部材14、34が設けられている。スリーブ用ロック部材14、34は、下側パレット10および上側パレット30にそれぞれ4個ずつ設けられており、下側パレット10とスリーブ20、上側パレット30とスリーブ20は、それぞれ4箇所で固定される。
スリーブ用ロック部材14、34は、下側パレット10、側パレット30の平面部11、31に設けられている。図4に示すように、スリーブ用ロック部材14、34は平面部11、31に内蔵され、平面部11、31の板面に対して平行に移動可能となっている。スリーブ用ロック部材14、34は、平面部11、31の中心に向かう方向と中心から遠ざかる方向にスライド可能になっている。
スリーブ用ロック部材14、34には、遊技者が操作するための操作用突起部が設けられており、平面部11、31にはスリーブ用ロック部材15、35の操作用突起部を露出させるための操作用貫通孔15、35が形成されている。図1、図4に示すように、パレット10、30の対向する一対の側壁部12、32には、スリーブ用ロック部材14、34が外側に移動したときに、スリーブ用ロック部材14、34の先端部との干渉を避けるために側壁貫通孔16、36が形成されている。
次に、パレット10、30とスリーブ20の固定方法を図4に基づいて説明する。下側パレット10とスリーブ20の固定方法と、上側パレット30とスリーブ20の固定方法は同様であるので、下側パレット10とスリーブ20の固定方法についてのみ説明する。
まず、下側パレット10のロック部材14を平面部11の中央側に移動させた状態にし(図4(a))、スリーブ20を下側パレット10の平面部11上に設置する(図4(b))。このとき、スリーブ20の下端は下側パレット10の溝部13に嵌り込み、スリーブ20の係合孔23と下側パレット10の側壁貫通孔16が対応した位置になる。
次に、作業者が下側パレット10の下面に露出しているスリーブ用ロック部材14の操作突起部を外側に向かって、すなわち図4の左側に位置しているスリーブ用ロック部材14は左側に向かって、図4の右側に位置しているスリーブ用ロック部材14は右側に向かって移動させる(図4(c))。これにより、スリーブ用ロック部材14の先端部がスリーブ20の係合孔23に挿入され、さらに下側パレット10の側壁貫通孔16に挿入され、下側パレット10とスリーブ20が固定されることとなる。本実施形態では、4つのスリーブ用ロック部材14により下側パレット10とスリーブ20が計4箇所で固定される。
下側パレット10とスリーブ20の固定を解除する場合には、上述の固定作業を逆の順序で行えばよい。また、上側パレット30とスリーブ20の固定および解除も、上述した下側パレット10と同様の手順で行うことができる。
図5は、スリーブ20が折り畳まれた輸送用容器の分解状態を示す斜視図である。図5に示すように、本実施形態の輸送用容器は、折曲げ部22を内側に向かって押すことで、折曲げ部22が形成された側面21がスリーブ20の内側に向かって断面M字状に折れ曲がるようになっている。そして、折り畳まれたスリーブ20は、下側パレット10と上側パレット30の間に形成される空間に収納可能となっている。
次に、折り畳まれたスリーブ20を上側パレット10と下側パレット30の間に収納した状態でパレット10、30同士を固定するためのパレットロック機構について説明する。図1に示すように、上側パレット30には、側壁部32の下端部に係合片37が設けられている。係合片37は、側壁貫通孔36が設けられていない対向する一対の側壁部32に設けられている。係合片37には、係合用貫通孔38が形成されている。
図3(a)に示すように、下側パレット10には、上側パレット30の係合片37を係合するためのパレット用ロック部材17が設けられている。パレット用ロック部材17は、スリーブ用ロック部材14と同様の構成を有している。下側パレット10の平面部11には、パレット用ロック部材17の操作用突起部を露出させるための操作用貫通孔18が形成されている。下側パレット10の側壁部12には、パレット用ロック部材17が外側に移動したときにパレット用ロック部材17の先端部との干渉を避けるための側壁貫通孔19が形成されている。なお、下側パレット10のパレット用ロック部材17と上側パレット30の係合片37、係合用貫通孔38が本発明のロック手段に相当している。
次に、上記構成の輸送用容器を分解して収納する方法を図6に基づいて説明する。図6は、折り畳まれたスリーブ20を一対のパレット10、30の間に収納して、パレット10、30を固定する手順を示す説明図である。
まず、折曲げ部22が形成された側面21が断面M字状に折れ曲げられたスリーブ20を、下側パレット10と上側パレット30の間の空間に収納する(図6(a))。
次に、下側パレット10と上側パレット30を重ね合わせる(図6(b))。このとき、上側パレット30の係合片37は、下側パレット10の側壁部12の内側に入り込んで、溝部13に入り込む。そして、上側パレット30の係合用貫通孔38と下側パレット10の側壁貫通孔19とが対応する位置になる。
次に、作業者が下側パレット10の下面に露出しているパレット用ロック部材17の操作突起部を外側に向かって、すなわち図6の左側に位置しているパレット用ロック部材17は左側に向かって、図6の右側に位置しているパレット用ロック部材17は右側に向かって移動させる(図6(c))。これにより、パレット用ロック部材17の先端部は、係合用貫通孔38に挿入され、さらに側壁貫通孔19に挿入され、折り畳まれたスリーブ20を収納した状態で下側パレット10と上側パレット30とが固定される。本実施形態では、2個のパレット用ロック部材17により下側パレット10と上側パレット30とが固定される。
以上の構成により、折り畳まれたスリーブ20を一対のスリーブ10、30の間に収納した際に、下側パレット10のパレット用ロック部材17で上側パレット30の係合片37を係合することで、下側パレット10と上側パレット30を確実に固定することができる。これにより、輸送用容器の未使用時に一対のパレット10、30とスリーブ20を確実に一体化することができ、保管時や搬送時に上下のパレット10、30が分離して荷崩れを起こしたり、分離したパレット10、30やスリーブ20が紛失してしまうことを防止できる。
特にスリーブ20を気泡シート100から構成している場合には、折曲げられた場合に元の形状に復帰しようとするスプリングバック効果が大きく、スリーブ20を収納した一対のパレット10、30が分離しやすいので、本実施形態のようにパレット10、30同士を互いに固定するパレットロック機構を設けることは特に効果がある。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲を逸脱しない限り、各請求項の記載文言に限定されず、当業者がそれらから容易に置き換えられる範囲にも及び、かつ、当業者が通常有する知識に基づく改良を適宜付加することができる。
例えば、上記実施形態では、上側パレット30に係合片37を設け、下側パレット10に係合片37を係合するパレット用ロック部材17を設けたが、上側パレット30にパレット用ロック部材を設け、下側パレット10に係合片を設けてもよい。
また、上記実施形態では、上側パレット30に設けた係合片37を下側パレット10に設けたパレット用ロック部材17で係合するようにパレットロック機構を構成したが、パレットロック機構は一対のパレット10、30を互いに固定できる構成であればよく、上記実施形態と異なる構成を採用することができる。例えば、係合片37をスリーブ用ロック部材15に対応する位置に設け、スリーブ用ロック部材15とパレット用ロック部材17を兼用させるように構成することもできる。あるいは、一対のパレット10、30を重ねたときに、係合片38が側壁部12の外側に位置するようにするとともに、パレット用ロック部材17に代えて、側壁部12の外面に係合片37の係合孔38に引っ掛かることができる突起部を設けるように構成してもよい。
上記実施形態の輸送用容器の分解状態を示す斜視図である。 (a)は合成樹脂製気泡ボードの斜視図であり、(b)は合成樹脂製気泡ボードを分解した状態を示す斜視図である。 (a)は下側パレットの底面図であり、(b)は上側パレットの平面図である。 パレットとスリーブを固定する手順を示す説明図である。 スリーブが折り畳まれた輸送用容器の分解状態を示す斜視図である。 折り畳まれたスリーブを一対のパレットの間に収納して、パレットを固定する手順を示す説明図である。
符号の説明
10…下側パレット、11…平面部、12…側壁部、14…スリーブ用ロック部材、17…パレット用ロック部材(ロック手段)、20…スリーブ、21…側面、22…折曲げ部、23…係合孔、30…上側パレット、31…平面部、32…側壁部、34…スリーブ用ロック部材、37…係合片(ロック手段)、38…係合孔(ロック手段)。

Claims (2)

  1. 両端に四角形の開口部を有する筒状のスリーブ(20)と、前記スリーブ(20)の開口部を覆うように配置される一対の略板状のパレット(10、30)とを備える組み立て式の輸送用容器において、
    前記一対のパレット(10、30)は、両方とも、四角形の平面部(11、31)と、前記平面部(11、31)の周縁に設けられた側壁部(12、32)と、対向する一対の前記側壁部(12、32)に設けられた第1の側壁貫通孔(16、36)とを有し、
    前記スリーブ(20)における一対の対向する側面(21)には、組み立てた場合に、両方の前記パレット(10、30)の前記第1の側壁貫通孔(16、36)と対応する位置に係合孔(23)が設けられており、
    両方の前記パレット(10、30)の前記平面部(11、31)には、組み立てた場合に、対応する前記第1の側壁貫通孔(16、36)と前記係合孔(23)とに挿入されて、前記パレット(10、30)と前記スリーブ(20)とを互いに固定するスリーブ用ロック部材(14、34)が設けられており、
    前記スリーブ(20)における一対の対向する側面(21)は、前記スリーブ(20)の内側に向かって板面を折曲げ可能に構成され、折曲げられた前記スリーブ(20)は、前記一対のパレット(10、30)を重ねた際に前記一対のパレット(10、30)の間に形成される空間に収納可能となっており、
    前記折曲げられたスリーブ(20)を前記一対のパレット(10、30)の間に収納した場合に、前記一対のパレット(10、30)同士を互いに固定するロック手段備え
    一方の前記パレット(30)は、前記第1の側壁貫通孔(36)が設けられていない一対の前記側壁部(32)に設けられ、前記側壁部(32)の端部から他方の前記パレット(10)側に突出する係合片(37)と、前記係合片(37)に設けられた係合用貫通孔(38)とを有し、
    他方の前記パレット(10)は、前記一対のパレット(10、30)を重ねた際に、前記側壁部(12)が前記係合片(37)と重なり合うとともに、前記側壁部(12)のうち前記係合用貫通孔(38)と対応する位置に第2の側壁貫通孔(19)が設けられており、
    他方の前記パレット(10)の前記平面部(11)には、前記一対のパレット(10、30)を重ねた際に、対応する前記係合用貫通孔(38)と前記第2の側壁貫通孔(19)とに挿入されるパレット用ロック部材(17)が設けられており、
    前記係合片(37)、前記係合用貫通孔(38)、前記第2の側壁貫通孔(19)および前記パレット用ロック部材(17)が、前記ロック手段を構成していることを特徴とする輸送用容器。
  2. 前記スリーブ(20)は、多数の突起部が形成された凹凸シート(101)と、前記凹凸シート(101)の両面に接合された平坦シート(102、103)とからなる合成樹脂製中空板から構成されていることを特徴とする請求項に記載の輸送用容器。
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