JP2005231669A - 組立て式コンテナ - Google Patents
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Abstract
【課題】上下のパレットとスリーブを連結、分離するためのジョイント部材の操作が容易であり、且つジョイント部材をパレットに容易に装着でき、効率良く組立て・分解作業を行えると共に低コストで提供可能な新規な組立て式コンテナを提供する。
【解決手段】スリーブ2の係合孔4に挿脱自在に差し込まれる係止片5と、パレット1の波形状の係合凸部6に弾性係合して係止片5の進退に所定の負荷を与える波形状の被係合部7と、該被係合部7を係合凸部6に圧接させる弾性片8を備え、被係合部7と係合凸部6の弾性係合により、係止片5が係合孔4に差し込まれる状態を保持する。
【選択図】 図2
【解決手段】スリーブ2の係合孔4に挿脱自在に差し込まれる係止片5と、パレット1の波形状の係合凸部6に弾性係合して係止片5の進退に所定の負荷を与える波形状の被係合部7と、該被係合部7を係合凸部6に圧接させる弾性片8を備え、被係合部7と係合凸部6の弾性係合により、係止片5が係合孔4に差し込まれる状態を保持する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、上下一対のパレット間にスリーブを立ち上げた組立て状態で使用され、未使用時には両パレットとスリーブが分離する状態に分解可能な組立て式コンテナに関し、さらに詳しくは、前記両パレットとスリーブを分離可能に連結するジョイント構造の改良に関する。
上下一対の合成樹脂製パレットと段ボール製のスリーブからなり、それら両パレットの周縁部間にスリーブが立ち上がる組立て状態で使用する一方、未使用時には両パレットとスリーブを分離させ、スリーブを折り畳んだ状態で搬送するようにした組立て式コンテナが知られている(例えば特許文献1参照)。
またこの種組立て式コンテナにおいて、前記両パレットとスリーブを分離可能に連結するジョイント構造として、例えば特許文献2に記載されるように、スリーブの上下縁付近に係合孔を設け、パレットにはその係合孔に抜き差し自在に挿入される係止突片を進退自在に添設すると共に、この係止突片が係合孔に差し込まれた状態を保持する手段を設け、係止突片を前記係合孔に差し込むことでスリーブとパレットが連結されるようにしたものが知られている。
ところで、上記した従来のジョイント構造は、係止突片の基端部に円筒状の操作部を一体に設けると共に、パレットにこの円筒状操作部が遊嵌するガイド孔を設け、このガイド孔を、長さ方向中央部に縊部を有し円筒状操作部の外径と略同径の二つの円孔を縊部で連続させた大略繭形に形成して、係止突片が係合孔に差し込まれた状態で円筒状操作部が一方の円孔内に位置すると共に、縊部によりその状態を保持するよう構成している。
よって、パレットとスリーブを連結させる若しくはその連結を解除するには、円筒状操作部が縊部を強制的に通過するだけの力をもって係止突片を進退させなければならず、その進退操作は円筒状操作部に指等を引っ掛けて行うので、操作性に優れるとは言い難いものであった。
また、前記ガイド孔をパレットに形成すると共にそのガイド孔により係止突片を進退自在に保持するには、パレット形成用の大寸の樹脂シートの所定箇所に係止突片を位置決めして載承し、その上にガイド孔形成用の小寸の樹脂シートを重ねて成形型内で一体成形しなけらばならず、パレットの成形と係止突片の装着に手間がかかり、その分だけコスト高になるという不具合があった。
よって、パレットとスリーブを連結させる若しくはその連結を解除するには、円筒状操作部が縊部を強制的に通過するだけの力をもって係止突片を進退させなければならず、その進退操作は円筒状操作部に指等を引っ掛けて行うので、操作性に優れるとは言い難いものであった。
また、前記ガイド孔をパレットに形成すると共にそのガイド孔により係止突片を進退自在に保持するには、パレット形成用の大寸の樹脂シートの所定箇所に係止突片を位置決めして載承し、その上にガイド孔形成用の小寸の樹脂シートを重ねて成形型内で一体成形しなけらばならず、パレットの成形と係止突片の装着に手間がかかり、その分だけコスト高になるという不具合があった。
本発明はこのような従来事情に鑑みて成されたもので、その目的とする処は、上下のパレットとスリーブを連結、分離するためのジョイント部材の操作が容易であり、且つジョイント部材をパレットに容易に装着でき、効率良く組立て、分解作業を行えると共に低コストで提供可能な新規な組立て式コンテナを提供することにある。
以上の目的を達成するために本発明は、請求項1記載のように、天井部と底壁部を構成する上下一対のパレットと、該両パレットの周縁部間に立ち上がって胴部を構成するスリーブと、該スリーブと前記各パレットを分離可能に連結する複数のジョイント部材からなる組立て式コンテナであって、前記パレットの周縁部近傍に前記ジョイント部材を進退可能に装着してなり、
前記ジョイント部材が、前記スリーブに設けた係合孔に挿脱自在に差し込まれる係止片と、前記パレットに設けた波形状の係合凸部に弾性係合してジョイント部材の進退に所定の負荷を与える波形状の被係合部と、該被係合部を前記係合凸部に圧接させる付勢部を備え、
前記被係合部と前記係合凸部の弾性係合により、前記係止片が前記係合孔に差し込まれる状態を保持するよう形成したことを特徴とする。
前記ジョイント部材が、前記スリーブに設けた係合孔に挿脱自在に差し込まれる係止片と、前記パレットに設けた波形状の係合凸部に弾性係合してジョイント部材の進退に所定の負荷を与える波形状の被係合部と、該被係合部を前記係合凸部に圧接させる付勢部を備え、
前記被係合部と前記係合凸部の弾性係合により、前記係止片が前記係合孔に差し込まれる状態を保持するよう形成したことを特徴とする。
請求項2では、前記ジョイント部材は、前記パレットの内側又は外側に保持された前記係止片の先端部が前記係合孔に差し込まれるロック位置と、該係止片の先端部が係合孔から抜かれたロック解除位置との間を進退自在となるよう前記パレットに装着され、
前記付勢部は、前記係止片の基端部から先端部に向けて湾曲しパレットに設けた通孔を介してパレットの外側又は内側に突出する円弧状の弾性片で形成され、
前記被係合部は、前記弾性片に連設されてその付勢力により前記パレットの外側又は内側に設けた前記係合凸部に圧接する被係合片に形成されていることを特徴とする。
前記付勢部は、前記係止片の基端部から先端部に向けて湾曲しパレットに設けた通孔を介してパレットの外側又は内側に突出する円弧状の弾性片で形成され、
前記被係合部は、前記弾性片に連設されてその付勢力により前記パレットの外側又は内側に設けた前記係合凸部に圧接する被係合片に形成されていることを特徴とする。
請求項3では、前記係止片をパレットの内側に保持し、前記弾性片と被係合片をパレットの外側に位置させ、前記係合凸部を前記パレットの外側に形成すると共に、前記弾性片又は被係合片に、前記ジョイント部材を進退させるための操作片を設けたことを特徴とする。
請求項4では、前記上下のパレットの少なくとも四隅部に外側へ突出する脚部を備え、前記各ジョイント部材が、前記各パレットにおいて隣り合わせる前記脚部間の隙間内に装着されていることを特徴とする。
請求項5では、前記上下のパレットとジョイント部材が硬質合成樹脂により形成され、前記スリーブが多層段ボールで形成されていることを特徴とする。
本発明に係る組立て式コンテナは以上説明したように構成したので、以下の効果を奏する。
(請求項1)
パレットに装着したジョイント部材の前進に伴い係止片がスリーブの係合孔に差し込まれてパレットとスリーブが連結されると共に、係合凸部と被係合部の弾性係合によりジョイント部材の後退を阻止してその連結状態が維持されるので、被係合部を係合凸部に圧接させる付勢部の付勢力を適宜に設定することで、ジョイント部材の操作性を低下させることなく、パレットとスリーブの連結状態を確実に維持することができる。よって、上下のパレットとスリーブを連結、分離するためのジョイント部材の操作が容易で、効率良く組立て、分解作業を行える新規な組立て式コンテナを提供できた。
(請求項1)
パレットに装着したジョイント部材の前進に伴い係止片がスリーブの係合孔に差し込まれてパレットとスリーブが連結されると共に、係合凸部と被係合部の弾性係合によりジョイント部材の後退を阻止してその連結状態が維持されるので、被係合部を係合凸部に圧接させる付勢部の付勢力を適宜に設定することで、ジョイント部材の操作性を低下させることなく、パレットとスリーブの連結状態を確実に維持することができる。よって、上下のパレットとスリーブを連結、分離するためのジョイント部材の操作が容易で、効率良く組立て、分解作業を行える新規な組立て式コンテナを提供できた。
(請求項2)
パレットとジョイント部材を別個に成形した後、通孔を介してジョイント部材をパレットに進退自在に装着し得るので、パレット成形時にジョイント部材を一体的に組み込むような面倒な作業を要することなく、ジョイント部材を後付けでパレットに容易に組み込むことができ、請求項1による効果を低コストで実現することができた。
パレットとジョイント部材を別個に成形した後、通孔を介してジョイント部材をパレットに進退自在に装着し得るので、パレット成形時にジョイント部材を一体的に組み込むような面倒な作業を要することなく、ジョイント部材を後付けでパレットに容易に組み込むことができ、請求項1による効果を低コストで実現することができた。
(請求項3)
係止片がパレット内側(収容スペース内)に位置するので、係止片に外力が加わって係合孔との係合状態が外れるような虞れが少ない。また、円弧状の弾性片がパレット外側に位置するので収容物に当たってジョイント部材の進退が阻害されるような虞れがない。また、操作片を摘んでジョイント部材の進退捜査を容易に行うことができるなどの効果がある。
係止片がパレット内側(収容スペース内)に位置するので、係止片に外力が加わって係合孔との係合状態が外れるような虞れが少ない。また、円弧状の弾性片がパレット外側に位置するので収容物に当たってジョイント部材の進退が阻害されるような虞れがない。また、操作片を摘んでジョイント部材の進退捜査を容易に行うことができるなどの効果がある。
(請求項4)
パレットの隣り合わせる脚部間の隙間に手を入れて、ジョイント部材の進退操作をより容易且つ確実に行うことができる。
パレットの隣り合わせる脚部間の隙間に手を入れて、ジョイント部材の進退操作をより容易且つ確実に行うことができる。
(請求項5)
硬質合成樹脂製パレットと多層段ボール製スリーブにより所望の耐久性,強度等を備え、且つスリーブを多層段ボール製とすることで、搬送,保管時等に折畳むスリーブが永年の使用に伴い損傷した場合などの交換に掛かるコストを低減したリターナブル容器としての組立て式コンテナにおいて、前述した夫々の効果を得ることができた。
硬質合成樹脂製パレットと多層段ボール製スリーブにより所望の耐久性,強度等を備え、且つスリーブを多層段ボール製とすることで、搬送,保管時等に折畳むスリーブが永年の使用に伴い損傷した場合などの交換に掛かるコストを低減したリターナブル容器としての組立て式コンテナにおいて、前述した夫々の効果を得ることができた。
以下、本発明に係る組立て式コンテナの実施形態の一例を図面を参照しながら説明する。図1は本例の組立て式コンテナAの全体図を示し、該組立て式コンテナAは、天井部と底壁部を構成する上下一対のパレット1,1'の周縁部間に沿ってスリーブ2を立ち上げて胴部を構成したもので、両パレット1,1'とスリーブ2は複数のジョイント部材3により分離可能に連結されている。
上下のパレット1,1'は同一の構造であり、天井部又は底壁部となる四角形状の構成面1aの周縁に起立面1bを備えると共に、四隅部とその中間部に脚部1cが膨出するよう、所望の剛性を有する硬質剛性樹脂により一体成形されたもので、前記起立面1bの内側に沿ってスリーブ2の側壁2aが立ち上がるようになっている。
スリーブ2は多層段ボールからなる四角筒状のもので、図示するように各側壁2aが上下パレット1,1'の起立面1b内側に沿って立ち上がる四角筒状を成す状態と、角部の稜線を折線として扁平状に折り畳まれる状態(不図示)とに変形自在に形成されている。
上下のパレット1,1'の構成面1aには、隣り合わせる脚部1c,1c間の隙間1d内に、ジョイント部材3が進退可能に装着されており、各ジョイント部材3が図2に示す前進位置(ロック位置)にあるときは上下の各パレット1,1'とスリーブ2が連結されてコンテナAの組立て状態が維持され、図3に示す後退位置(ロック解除位置)にあるときは上下の各パレット1,1'とスリーブ2の連結が解除されコンテナAが分解可能になるよう形成されている。
下パレット1における隣り合わせる脚部1c,1c間の隙間1dは、フォークリフトのフォークの差込空間としても機能するようになっている。
下パレット1における隣り合わせる脚部1c,1c間の隙間1dは、フォークリフトのフォークの差込空間としても機能するようになっている。
ジョイント部材3は、所望の剛性を有する硬質剛性樹脂により一体成形されたもので、スリーブ側壁2aの上下縁近傍に設けた係合孔4に挿脱自在に差し込まれる係止片5と、パレット1,1’の係合凸部6に弾性係合してジョイント部材3の進退に所定の負荷を与える被係合部7と、その被係合部7を前記係合凸部6に圧接させる付勢部8を備え、通孔1eに係止片5を差し込むことでパレット1,1’に進退自在に装着されている。
係止片5は、パレット1,1’の構成面1aに設けたガイド部9に挿入されて構成面1aの内側又は外側で進退自在に保持され、その先端部が前記係合孔4に差し込まれるロック位置と、係合孔4から抜かれたロック解除位置との間を進退するようになっている。
付勢部8は、係止片5の基端部から先端部に向けて湾曲し、通孔1eを介してパレット1,1’の外側に突出する円弧状の弾性片で形成されている。
被係合部7は前記弾性片8に連設されてパレット1,1’の外側に位置しており、弾性片8の付勢力により、構成面1aの外側に設けた係合凸部6に圧接する被係合片10の内側に形成されている。
付勢部8は、係止片5の基端部から先端部に向けて湾曲し、通孔1eを介してパレット1,1’の外側に突出する円弧状の弾性片で形成されている。
被係合部7は前記弾性片8に連設されてパレット1,1’の外側に位置しており、弾性片8の付勢力により、構成面1aの外側に設けた係合凸部6に圧接する被係合片10の内側に形成されている。
係合凸部6はパレット1,1’の構成面1aの外面に突設した波形状の複数の凸部からなり、被係合部7は被係合片10の内側に形成された波形状の複数の凸部からなり、それら各凸部の数,高さ及びピッチと弾性片8の弾性力を適宜に設定して係合凸部6と被係合部7間に所定の抵抗を得ることで、ジョイント部材3の進退(係止片5の進退)に所定の負荷を与え、ロック位置にある係止片5が不用意に進退することなく係合孔4との係合状態が維持され、且つジョイント部材3の進退操作を適宜の力で行い得るようになっている。
弾性片8にはジョイント部材3の進退操作を行うための操作片11が突設されており、パレット1,1’の隣り合わせる脚部1c間に形成される隙間1dに手を入れ、操作片11を摘んでジョイント部材3の進退操作を容易に行い得るようになっている。
以上の構成になる本例の組立て式コンテナAは、図1に示す組立て状態において、上下のパレット1,1'の起立面1bの内側に沿って四角筒状のスリーブ2が立ち上がり、該スリーブ2と各パレット1,1'は、ロック位置(図2の位置)にある各ジョイント部材3の係止片5がスリーブ2の係合孔4に差し込まれていることにより連結されている。またこの状態において、ジョイント部材3の被係合片10が弾性片8によりパレット1,1’の構成面1aに向けて付勢され、被係合部7と係合凸部6が圧接係合してジョイント部材3の進退が規制されるので、ジョイント部材3のロック解除位置(図3の位置)への不用意な進退が防止され、組立て式コンテナAの組立て状態が確実に維持される。
コンテナAを分解するときは、各ジョイント部材3において、隣り合わせる脚部1c間の隙間1dに手を入れて操作片11を摘み、弾性片8の付勢力に抗してジョイント部材3を押しロック解除位置まで後退させて係止片5の先端部を係合孔4から抜き、パレット1,1'とスリーブ2の連結を解除してスリーブ2をパレット1,1’から外せばよい。スリーブ2は稜線に沿って扁平状に折り畳まれ、パレット1,1'は脚部1cを下にした同じ方向で上下に積み重ねて搬送、保管することができる。
またこのとき、各ジョイント部材3はロック解除位置にてパレット1,1’に保持されるので、パレット1,1'から脱落することがない。よって、ジョイント部材3を別途管理する必要がなく、コンテナ組立て時にジョイント部材3が不足するような事態を招く虞れがない。
またこのとき、各ジョイント部材3はロック解除位置にてパレット1,1’に保持されるので、パレット1,1'から脱落することがない。よって、ジョイント部材3を別途管理する必要がなく、コンテナ組立て時にジョイント部材3が不足するような事態を招く虞れがない。
コンテナAを組立てる際は、パレット1,1'の起立面1bの内側に沿って四角筒状のスリーブ2を立ち上げた後、隙間1dに手を入れ操作片11を摘んでジョイント部材3を手前に引き、ロック位置まで前進させて係止片5の先端部を係合孔4に差込んで、各パレット1,1'とスリーブ2を連結すればよい。
以上、本発明の実施形態の一例を図面を参照して説明したが、本発明に係る組立て式パレットは図示例に限定されるものではなく、例えば、係合凸部6をパレット1,1’の内側に設けると共に、係止片5をパレット1,1’の外側に保持し、弾性片8,被係合片10をパレット1,1’の内側に位置させ、操作片11を係止片5に形成したり、その他、各請求項に記載される技術的思想の範疇において種々の変更が可能であることは言うまでもない。
A:組立て式コンテナ
1,1':パレット
1a:構成面
1b:起立面
1c:脚部
1d:隙間
1e:通孔
2:スリーブ
2a:スリーブ側壁
3:ジョイント部材
4:係合孔
5:係止片
6:係合凸部
7:被係合部
8:弾性片(付勢部)
10:被係合片
11:操作片
1,1':パレット
1a:構成面
1b:起立面
1c:脚部
1d:隙間
1e:通孔
2:スリーブ
2a:スリーブ側壁
3:ジョイント部材
4:係合孔
5:係止片
6:係合凸部
7:被係合部
8:弾性片(付勢部)
10:被係合片
11:操作片
Claims (5)
- 天井部と底壁部を構成する上下一対のパレットと、該両パレットの周縁部間に立ち上がって胴部を構成するスリーブと、該スリーブと前記各パレットを分離可能に連結する複数のジョイント部材からなる組立て式コンテナであって、前記パレットの周縁部近傍に前記ジョイント部材を進退可能に装着してなり、
前記ジョイント部材が、前記スリーブに設けた係合孔に挿脱自在に差し込まれる係止片と、前記パレットに設けた波形状の係合凸部に弾性係合してジョイント部材の進退に所定の負荷を与える波形状の被係合部と、該被係合部を前記係合凸部に圧接させる付勢部を備え、
前記被係合部と前記係合凸部の弾性係合により、前記係止片が前記係合孔に差し込まれる状態を保持するよう形成したことを特徴とする組立て式コンテナ。 - 前記ジョイント部材は、前記パレットの内側又は外側に保持された前記係止片の先端部が前記係合孔に差し込まれるロック位置と、該係止片の先端部が係合孔から抜かれたロック解除位置との間を進退自在となるよう前記パレットに装着され、
前記付勢部は、前記係止片の基端部から先端部に向けて湾曲しパレットに設けた通孔を介してパレットの外側又は内側に突出する円弧状の弾性片で形成され、
前記被係合部は、前記弾性片に連設されてその付勢力により前記パレットの外側又は内側に設けた前記係合凸部に圧接する被係合片に形成されていることを特徴とする請求項1記載の組立て式コンテナ。 - 前記係止片をパレットの内側に保持し、前記弾性片と被係合片をパレットの外側に位置させ、前記係合凸部を前記パレットの外側に形成すると共に、前記弾性片又は被係合片に、前記ジョイント部材を進退させるための操作片を設けたことを特徴とする請求項2記載の組立て式コンテナ。
- 前記上下のパレットの少なくとも四隅部に外側へ突出する脚部を備え、前記各ジョイント部材が、前記各パレットにおいて隣り合わせる前記脚部間の隙間内に装着されている請求項1〜3のいずれかに記載の組立て式コンテナ。
- 前記上下のパレットとジョイント部材が硬質合成樹脂により形成され、前記スリーブが多層段ボールで形成されている請求項1〜4のいずれかに記載の組立て式コンテナ。
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2004
- 2004-02-19 JP JP2004043066A patent/JP2005231669A/ja active Pending
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Legal Events
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Effective date: 20070208 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090623 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091020 |