JP4640954B2 - 伸縮テーブル - Google Patents

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Description

本発明は、オフィス、学校、一般家庭内において使用される、親テーブルと子テーブルを任意の位置でロックすることができる伸縮テーブルに関する。
テーブルにはオフィス等で使用する片袖タイプ、両袖タイプのスチールテーブル、大会議室で使用する折り畳み自在の長手方向に長い天板を備えるテーブル、あるいは天板と該天板の裏面4隅から下方へ延びる4つの脚部を備えるシンプル構造のテーブルなど種々のものがある。
近年、伸縮テーブルが、別途の保管場所を必要とせず、1つのテーブルで小さく使え、時には長手方向に広く使えることなど便利であり、種々の機構のものが提案されている(実開平6−33524号公報、実用新案登録第3108983号公報、実開平6−52562号公報)。
実開平6−33524号公報 実用新案登録第3108983号公報 実開平6−52562号公報
しかしながら、従来の伸縮型テーブルには親テーブルと子テーブルをロックするロック機構が装填されていない。このため、不意の衝撃などにより、子テーブルが飛び出すことがあった。また、収納状態において、親子のテーブルがロックされていないと、子テーブルを引き出す際、思わぬ事故を招来することもあった。
従って、本発明の目的は、親テーブルと子テーブルを、簡易な操作で任意の位置においてロックすることができる伸縮テーブルを提供することにある。
かかる実情において、本発明者は鋭意検討を行った結果、親テーブルと子テーブルの任意の嵌合位置におけるロック及び該ロックの解除を、該子テーブルに配置された引手の操作で行えば、親テーブルと子テーブルを簡易な操作で任意の位置においてロックすることができることなどを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、天板と、該天板から下方へ延びる脚部を備える親テーブルと、該親テーブルの天板より小さな子天板と、該子天板から下方に延びる該親テーブルの脚部より短い子脚部を備え、且つ該親テーブルの長手方向にスライド自在に嵌合する子テーブルからなり、該親テーブルと該子テーブルの任意の嵌合位置におけるロック及び該ロックの解除を、該子テーブルに配置された引手の操作で行うものであり、前記ロック及び該ロックを解除する手段が、該子テーブルの裏面に該子テーブルに対して前後方向に移動自在に配設され、該子テーブルの前部側に設置される引手と、該子テーブルの後部側に設置される上端面にスロープを形成した変形縦板と、該引手と該変形縦板を固定接続する操作桿を有し、引手の操作により該テーブルの長手方向に操作桿を前進又は後退させる操作手段と、該操作桿の後退又は前進と該変形縦板の上端面形状に連動して該スロープを上昇する浮動体を該親テーブルと該子テーブルの間に介在させてロックし、該操作桿の前進又は後退と該変形縦板の上端面形状に連動して該スロープを下降する該浮動体を該親テーブルと該子テーブル間から外して該ロックを解除する係合手段とを有する伸縮テーブルを提供するものである。
また、本発明は、該変形縦板が、該変形縦板の上端面に、該浮動体の最下位置を定める最下部と、該浮動体の最上位置を定める最上部と、該最下部と該最上部間に位置するスロープを形成したものである前記伸縮テーブルを提供するものである。
また、本発明は、前記係合手段が、該子テーブルの後部側に配設される子ロック穴を有する子ロックプレートと、親テーブルの天板の裏面で該テーブルの長手方向に所定のピッチで配される複数個の親ロック穴を有する親ロックプレートとを備える前記伸縮テーブルを提供するものである。
また、本発明は、前記浮動体が、浮動球又は浮動円筒である前記伸縮テーブルを提供するものであり、また、本発明は、該親テーブルと該子テーブルの任意の嵌合位置が、少なくとも縮小位置及び使用最大伸長位置である前記伸縮テーブルを提供するものである。
本発明によれば、親テーブルと子テーブルを簡易な操作で任意の位置においてロックすることができる。また、任意の位置を、少なくとも収納位置及び使用最大伸長位置とすれば、不意の衝撃などにより、子テーブルが飛び出すことはなく、収納状態において、子テーブルを引き出す際の思わぬ事故も回避できる。
本発明の第1の実施の形態における伸縮テーブルを図1〜図12を参照して説明する。図1は本実施の形態における伸縮テーブルの縮小状態における斜視図、図2は図1の伸縮テーブルの伸長状態における斜視図、図3は図1を裏から見た斜視図、図4は図3において引手を前進させた状態の図、図5は伸長状態の伸縮テーブルを裏から見た図、図6は浮動球がロック位置にある状態を示す図、図7は図6の一部を破断して示す図、図8は浮動球がロック解除位置にある状態を示す図、図9は縮小状態にある親ロックプレートと子ロックプレートの位置関係を示す図、図10は使用最大伸長状態にある親ロックプレートと子ロックプレートの位置関係を示す図、図11は浮動球がロック解除位置にある状態の断面図、図12は浮動球がロック位置にある状態の断面図をそれぞれ示す。また、本明細書において、子テーブルが伸縮する方向(長手方向とも言う)において、子テーブルが引き出される方向(図2中、矢印Y方向)が「前」、押し戻される(後退する)方向が「後」である。
伸縮テーブル10は、矩形状の天板11と、天板11の裏面4隅から下方に延びる4つの脚部12とを備える親テーブル1と、親テーブル1の天板11より小さな矩形状の子天板21と、子天板21から下方に延びる、親テーブル1の4つの脚部12より短い2つの子脚部22とを備え、親テーブル1の長手方向にスライド自在に嵌合する子テーブル2からなり、図1に示す縮小位置において、子テーブル2は親テーブル1の中に収容される。子脚部22にはキャスター29が付設されている。
また、親テーブル1の天板11の裏面の4つの縁部には、脚部間に差し渡しで補強用の桟部材13a、13b、13cが付設されている。このうち、子テーブル2が出没する側の桟部材13aは、子テーブル2の天板21と桟部材23a、23bが出入りする空間を空けて付設されている。親テーブル1の天板11の裏面中央の後部を除く、前方位置には親ロックプレート41が固設され、左右両側の桟部材13bには任意の構成要素であるガイド溝15及び前部脚部内側には任意の構成要素であるガイドローラー135が付設されている。親ロックプレート41は係合手段の一要素であり、前後方向に所定のピッチで親ロック穴45を複数有している。親ロックプレート41の最後尾の親ロック穴45は縮小位置を決定し、最前側の親ロック穴45は使用最大伸長位置を決定する。親ロック穴45は浮動球42の径よりやや大きくして、不動球42の出没を容易にすると共に、親テーブル1と子テーブル2の安定なロック状態を付与する。浮動球はこれに限定されず、浮動円筒などであってもよい。この場合、親ロック穴45及び子ロック穴43の穴形状は、当該浮動体の形状に合わせて決定される。
子テーブル2の子天板21の裏面の後方を除く、3つの縁部には、脚部間に差し渡しで補強用の桟部材23a、23bが付設されている。前部の桟部材23aは幅広の部材とし、中央には引手33を収容すると共に、引手33の前後移動距離を確保した空間81を設けている。また、子テーブル2の後方裏面には、左右の桟部材23bに差し渡しで、第1後方横部材8a、及びそれより所定寸法後方へ離間して第2後方横部材8bを有する。第1後方横部材8a及び第2後方横部材8bは、操作棒(操作桿)32を後方側で遊嵌状態に支持すると共に、係合手段4を支持するものである。子テーブル2の左右の桟部材23bには、親テーブル1のガイド溝15にガイドされる突起部(不図示)が付設されている。なお、本例では天板21は、2つの子脚部22と桟部材23a、23bで形成される基台に載置された形態を採るが、これに限定されず、天板21、子脚部22及び桟部材23a、23bは一体物であってもよい。本発明において、操作桿としては、操作棒以外に、操作ワイヤー、操作紐等、操作可能な手段であれば使用できる。
伸縮テーブル10において、親テーブル1及び子テーブル2を任意の嵌合位置でロックしたり、そのロックを解除する手段は、引手33の操作によりテーブルの長手方向に操作棒32を前進又は後退させる操作手段3と、操作棒32の後退又は前進(本例では後退)に連動して上昇する浮動球42を親ロックプレート41の親ロック穴45と子ロックプレート21の子ロック穴46間に介在させてロックし、操作棒32の前進又は後退(本例では前進)に連動して下降する浮動球42を親ロックプレート41の親ロック穴45と子ロックプレート21の子ロック穴46間から外して該ロックを解除する係合手段4とからなる。
操作手段3は、子テーブル2の裏面に子テーブル2に対して前後方向に移動自在に配設されるものであって、子テーブル2の前部側に設置される引手33と、子テーブル2の後部側に設置される上端面にスロープ311を付けた変形縦板31と、引手33と変形縦板31を接続し、前方桟部材23a、第1後方横部材8a及び第2後方横部材8bを貫通する操作棒32からなる。引手33、操作棒32及び変形縦板31は一体化されており、且つ第1後方横部材8aと変形縦板31間に介在する付勢バネ321により、全体が後方へ付勢されている(ロック状態)と共に、引手33をバネ付勢に抗して引くことで所定寸法(変形縦板31の長さ)分、前方に引くことができる(ロック解除状態)。変形縦板31は矩形状の板状物の上方が後方下りのスロープ断面となるように加工されたものであり、スロープの上下差は浮動球42の半径よりやや大きくしている。なお、引手33は本例では前方の桟部材23a内の空間81に収容され、操作する者あるいはテーブルを使用する者からは見えない位置にあるが、これに限定されず、子テーブル2内において適宜決定される。
係合手段4は、図6〜図12に示すように、子テーブル2の第1後方横部材8a及び第2後方横部材8b間の中央に差し渡しで配設される子ロック穴46を有する子ロックプレート43と、子ロックプレート43に対向する位置であって、親テーブル1の天板11の裏面の長手方向に所定のピッチで配される複数個の親ロック穴45を有する親ロックプレート41と、操作棒32の後部側に立設する変形縦板31の上端面に載置される浮動球42とから構成される。子ロック穴46の位置は、引手33を操作しない状態、すなわち操作棒32の後退位置において、変形縦板31のスロープ311の最上部に載置された浮動球42が嵌る位置である。また、第1後方横部材8a及び第2後方横部材8b間で且つ子ロックプレート43の下方には、第1後方横部材8a及び第2後方横部材8bに差し渡しで一対のガイド板44が浮動球42の径よりやや大きめの寸法離間して設置される。これにより、変形縦板31のスロープ311に載置された浮動球42の位置が安定する。図6及び図7で示すロック状態において、引手33が所定ストローク分引かれると、浮動球42は変形縦板31の前進、すなわち、スロープ311の前進により下降する。そして、浮動球42がスロープの最下段に位置すると、浮動球42は子ロックプレート43の子ロック穴46から頭が出ないようになっている。親ロックプレート41に形成される親ロック穴45は、親テーブル1と子テーブル2の位置関係を定めるものであるため、小さなピッチで多数付設すれば、子テーブル2の伸長長さを種々決定できる。
次に、伸縮テーブル10の使用方法について説明する。図1の伸縮位置(収納状態)にある伸縮テーブル10は、親ロックプレート41と子ロックプレート43が、図9に示すような位置関係にある。すなわち、親ロックプレート41の最後尾の親ロック穴aと子ロックプレート43が上下方向において一致している。更に操作棒32が後退状態にあり、変形縦板31のスロープ311の最上部に位置する浮動球42は、子ロック穴46と親ロック穴aの双方に嵌合している(図6)。従って、親テーブル1と子テーブル2はロックされた状態であって、不意の外力が作用しても子テーブル2が親テーブル1から飛び出すことはない。
この状態から、子テーブル2を引き出すには、引手33を所定のストローク分手前(前方側)に引く。本例の場合、所定のストロークは前方桟部材23aの空間81の幅で決定している。このため、操作をする者は引手33をストローク分を気にすることなく、引手33が部材に当たるまで引けばよい。引手33の引張りで、操作棒32が前進し、変形縦板31のスロープ311の最上部に位置する浮動球42は、最下部に移動(下降)して、子ロック穴46から頭がでない状態となり、親ロックプレート41と子ロックプレート43の嵌合状態が解除される(図8)。この状態において、親テーブル1と子テーブル2間の動きを拘束するものはなく、更に引手33を子テーブル2ごと前方に引けば、子テーブル2を親テーブル1から容易に引き出すことができる。
親テーブル1から子テーブル2を、例えば子テーブル2の長さの1/4程度出す場合、操作をする者は、その位置近傍で、おおよの当たりを付けて引手33を離す。すると、操作棒32は後退して、浮動球42は変形縦板31のスロープ311の最上部にくる。この場合、浮動球42が親ロックプレート41の親ロック穴bに嵌合するとは限らず、親ロックプレート41の平板部分に当たるが、そのまま引手33を前後方向に動かし浮動球42が子ロック穴46と親ロック穴bの双方に嵌合するまで微小調整する。親ロックプレート41の平板部分と浮動球42が当接して相対移動しても、浮動球42は球部材であり、且つ転動するため摩擦抵抗は小さい。浮動球42が子ロック穴46と親ロック穴bの双方に嵌合すれば、子テーブル2は、子テーブル2の長さの1/4程度突出した状態で親テーブル1に固定される。
子テーブル2を使用最大伸長位置にする場合、操作をする者は、引手33に手を掛けて子テーブル2共々、前方側に引き出す。子テーブル2が親テーブル1から抜けないように配置されたストッパー部材、本例ではガイド溝15とガイド溝15に係合する突起部が当接するまで引き出し、その後、前記同様に引手33を離す。すると、浮動球42が親ロックプレート41の親ロック穴bに嵌合するか、又は親ロックプレート41の平板部分に当たり、親ロックプレート41の平板部分に当たった場合、浮動球42が子ロック穴46と親ロック穴bの双方に嵌合するまで微小移動させる。浮動球42が子ロック穴46と親ロック穴dの双方に嵌合すれば、子テーブル2は、使用最大伸長状態で親テーブル1に固定される(図2、5及び10)。
本第1の実施の形態例の伸縮テーブル10によれば、親テーブル1と子テーブル2を簡易な操作で任意の位置においてロックすることができる。また、収納位置でロックすれば、子テーブルを引き出す際の思わぬ事故も回避できる。また、伸長位置でロックすれば、不意の衝撃などにより子テーブルが飛び出すことはなく安全である。
本発明の第2の実施の形態における伸縮テーブルを図13〜図16を参照して説明する。図13は本実施の形態における伸縮テーブルの浮動体がロック位置にある状態を示す図、図14は図13の一部を破断して示す図、図15は浮動体がロック解除位置にある状態を示す図、図16は本例の伸縮テーブルの引手ハンドルの操作を説明する図である。
第2の実施の形態の伸縮テーブルにおいて、第1の実施の形態例の伸縮テーブルと同一構成要素には同一符号を付して、その説明を省略し異なる点について、主に説明する。すなわち、本例の伸縮テーブル10aにおいて、伸縮テーブル10と異なる点は、操作手段と係合手段である。操作手段3aは、子テーブル2に対して回転自在に配設されるものであって、子テーブル2の前部側に設置される引手ハンドル33aと、子テーブル2の後部側に設置されるカム部材31aと、引手ハンドル33aとカム部材31aを接続する操作棒32である。また、係合手段4aが、子ロックプレート43と、親ロックプレートと、操作棒32の後部側に付設されるカム部材31aの上端面に載置され、バネ部材421により、常時下方へ付勢される円筒状の浮動体42aとを備えるものである。
伸縮テーブル10aにおいて、親テーブル1と子テーブル2をロックするには、引手ハンドル33aを回転させ、カム部材31aを回転させカム部材31aの上端にある浮動体42aをバネ力に抗して押し上げる。これにより、浮動体42aは、子ロック穴46及び親ロック穴45の双方に嵌合する。親テーブル1と子テーブル2のロックを解除するには、引手ハンドル33aを更に回転させる。これにより、浮動体42aは下降し、浮動体42aの頭が子ロック穴46より下方になり、子ロック穴46と親ロック穴45の嵌合が解除される。
本第2の実施の形態例の伸縮テーブル10aによれば、第1の実施の形態例の伸縮テーブル10と同様の効果を奏する。
本実施の形態における伸縮テーブルの縮小状態における斜視図である。 図1の伸縮テーブルの伸長状態における斜視図である。 図1を裏から見た斜視図である。 図3において引手を前進させた状態の図である。 伸長状態の伸縮テーブルを裏から見た図である。 浮動球がロック位置にある状態を示す図である。 図6の一部を破断して示す図である。 浮動球がロック解除位置にある状態を示す図である。 縮小状態にある親ロックプレートと子ロックプレートの位置関係を示す図である。 使用最大伸長状態にある親ロックプレートと子ロックプレートの位置関係を示す図である。 浮動球がロック解除位置にある状態の断面図である。 浮動球がロック位置にある状態の断面図である。 本実施の形態における伸縮テーブルの浮動体がロック位置にある状態を示す図である。 図13の一部を破断して示す図である。 浮動体がロック解除位置にある状態を示す図である。 本例の伸縮テーブルの引手ハンドルの操作を説明する図である。
符号の説明
1 親テーブル
2 子テーブル
3 操作手段
4 係合手段
8a 第1後方横部材
8b 第2後方横部材
10 伸縮テーブル
11 親天板
12 4つの親脚部
21 子天板
22 子脚部
23a〜23c 補強用の桟部材
31 変形縦板
32 操作棒
33 引手
41 親ロックプレート
42 浮動球
43 子ロックプレート
45 親ロック穴
46 子ロック穴
10 伸縮テーブル

Claims (5)

  1. 天板と、該天板から下方へ延びる脚部を備える親テーブルと、該親テーブルの天板より小さな子天板と、該子天板から下方に延びる該親テーブルの脚部より短い子脚部を備え、且つ該親テーブルの長手方向にスライド自在に嵌合する子テーブルからなり、該親テーブルと該子テーブルの任意の嵌合位置におけるロック及び該ロックの解除を、該子テーブルに配置された引手の操作で行うものであり、
    前記ロック及び該ロックを解除する手段が、該子テーブルの裏面に該子テーブルに対して前後方向に移動自在に配設され、該子テーブルの前部側に設置される引手と、該子テーブルの後部側に設置される上端面にスロープを形成した変形縦板と、該引手と該変形縦板を固定接続する操作桿を有し、引手の操作により該テーブルの長手方向に操作桿を前進又は後退させる操作手段と、該操作桿の後退又は前進と該変形縦板の上端面形状に連動して該スロープを上昇する浮動体を該親テーブルと該子テーブルの間に介在させてロックし、該操作桿の前進又は後退と該変形縦板の上端面形状に連動して該スロープを下降する該浮動体を該親テーブルと該子テーブル間から外して該ロックを解除する係合手段とを有することを特徴とする伸縮テーブル。
  2. 該変形縦板が、該変形縦板の上端面に、該浮動体の最下位置を定める最下部と、該浮動体の最上位置を定める最上部と、該最下部と該最上部間に位置するスロープを形成したものであることを特徴とする請求項1記載の伸縮テーブル。
  3. 前記係合手段が、該子テーブルの後部側に配設される子ロック穴を有する子ロックプレートと、親テーブルの天板の裏面で該テーブルの長手方向に所定のピッチで配される複数個の親ロック穴を有する親ロックプレートとを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の伸縮テーブル。
  4. 前記浮動体が、浮動球又は浮動円筒であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の伸縮テーブル。
  5. 該親テーブルと該子テーブルの任意の嵌合位置が、少なくとも縮小位置及び使用最大伸長位置であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の伸縮テーブル。
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