JP2009106618A - 家具用脚及び家具のスタック方法 - Google Patents

家具用脚及び家具のスタック方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009106618A
JP2009106618A JP2007283450A JP2007283450A JP2009106618A JP 2009106618 A JP2009106618 A JP 2009106618A JP 2007283450 A JP2007283450 A JP 2007283450A JP 2007283450 A JP2007283450 A JP 2007283450A JP 2009106618 A JP2009106618 A JP 2009106618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
furniture
stacking
top plate
rods
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007283450A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuho Nagano
夕帆 長野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Santec KK
Original Assignee
Santec KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Santec KK filed Critical Santec KK
Priority to JP2007283450A priority Critical patent/JP2009106618A/ja
Publication of JP2009106618A publication Critical patent/JP2009106618A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 折り畳みデスク等の家具を複数、重ね合わせるようにしてスタックする際に、作業に時間がかかることがなく、短時間に、効率的にスタックすることができる家具用脚及び家具のスタック方法を提供すること。
【解決手段】 物体支持用の垂直支柱を具えた家具用脚において、支柱3には4本の脚杆が放射方向に、かつ支柱の周りに等間隔に設けられ、これら脚杆のうち支柱を挟んで対向する2本の脚杆5aと、これとは別の対向する2本の脚杆5bが互いに異なる高さで設けられ、高さの高い2本の脚杆5aが高さの低い2本の脚杆5bより長さが長くなっている。
【選択図】 図7

Description

この発明は、例えば、折り畳みテーブル、折り畳みデスク、椅子等の物体支持用の垂直支柱を具えた家具用脚及び家具のスタック方法に関するものである。
従来、例えば折り畳みデスク用の脚として、図11に示すようなものが知られている。この折り畳みデスクの脚においては、垂直支柱53の下部に4本の脚杆55a,55bが下端にキャスター54を取付けて放射方向に、かつ支柱53の周りに等間隔で設けられている。脚杆のうち、隣接する2本の脚杆55aの高さは隣接する他の2本の脚杆55bの高さより高く設定されている。また、高さの高い脚杆55aは高さの低い脚杆55bよりも長さが長くなっている。このように脚杆55aと脚杆55bとはその高さ及び長さが異なるように設定されている。
ところで、前記のような折り畳みデスクにおいては、不使用時に図示していない天板を垂直状態に折り畳み、この天板を折り畳んだ複数のデスクを重ね合わせてスタックしていき、これによりデスクの置き場所を小さくして、省スペース化を図ることが行なわれる。そして、その際にスタックする側のデスクの支柱に設けられている脚杆をスタックされる側のデスクの支柱に設けられている脚杆にいかに干渉することがなく、スムーズに差し入れられるかが工夫のしどころであった。
しかしながら、前記従来の折り畳みデスク用の脚においては、前記のような脚杆の高さ及び長さの設定から、図12(A)に示すように高さが高く長さの長い脚杆55a間の幅Xと、高さが低く長さの短い脚杆55b間の幅Yとが、X>Yの関係にあるが、これが僅かな差であるため、差し入れの際にどうしても差し入れ幅がぎりぎりになる。そのため、(B),(C)に示すようにスタックする側のデスクの脚杆55bをスタックされる側のデスクの脚杆55aに差し入れにくく、差し入れに慎重にならざるを得なくて、作業に時間がかかり、効率的でなかった。
そこでこの発明は、前記従来の問題を解決することができ、折り畳みデスク等の家具を複数、重ね合わせるようにしてスタックする際に、作業に時間がかかることがなく、短時間に、効率的にスタックすることができる家具用脚及び家具のスタック方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、物体支持用の垂直支柱を具えた家具用脚において、前記支柱には4本の脚杆が放射方向に、かつ支柱の周りに等間隔に設けられ、これら脚杆のうち前記支柱を挟んで対向する2本の脚杆と、これとは別の対向する2本の脚杆が互いに異なる高さで設けられ、高さの高い2本の脚杆が高さの低い2本の脚杆より長さが長くなっていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、異なる高さが、高さの低い2本の脚杆の上辺が高さの高い2本の脚杆の下辺よりやや低くなる程度に設定されていることを特徴とする。請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、物体が、折り畳みテーブル、折り畳みデスク、椅子、のいずれかであることを特徴とする。請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の家具用脚を装備した家具のスタック方法であって、前記家具用脚を装備した複数の家具を、隣接する一方の家具の脚における高さの高い脚杆と高さの低い脚杆間に、他方の家具の脚における高さの低い脚杆を差し込み、順次重ね合わせてスタックすることを特徴とする。
この発明は、前記のようであって、請求項1ないし3に記載の発明にあっては、支柱には4本の脚杆が放射方向に、かつ支柱の周りに等間隔に設けられ、これら脚杆のうち前記支柱を挟んで対向する2本の脚杆と、これとは別の対向する2本の脚杆が互いに異なる高さで設けられ、高さの高い2本の脚杆が高さの低い2本の脚杆より長さが長くなっているので、スタックする際に、スタックする側の家具の高さが高く長さの長い脚杆間にスタックされる側の家具の高さが低く長さの短い脚杆を差し入れるようにすればよく、そのためスタックが従来に比べて格段に容易になり、短時間で効率的にスタックを行なうことができる。また、請求項4に記載の発明にあっては、前記のようなスタックを可能とする家具用脚を装備した家具の短時間で効率的なスタックを可能とすることができる。
この発明の一実施の形態を、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は家具として折り畳みデスクに適用した例を示す。以下にはまず折り畳みデスクが有する天板の折り畳み用係止装置について説明した上で、脚についての説明を行なうこととする。
図1は折り畳みデスクの全体側面図、図2(A)は係止装置のある部分で切断した要部断面図、同(B)は(A)の一点鎖線で囲った部分の拡大図、図3は図2(A)から天板を外した要部斜視図、図4は図3の線A−Aに沿う拡大断面図、図5はラッチプレート部材の斜視図、図6はプロテクタを示す図面である。
1は折り畳みデスクを構成する天板で、該天板の下面両側部には係止装置Aを構成する断面略コ字状のフレーム体2が上方開口側を天板1と対向させて前後方向を向いて固定されている。3は垂直向きの支柱で、下部にはキャスター4を有する4本の脚杆5がやや下向にして放射方向に、かつ支柱3の周りに等間隔で設けられている。
支柱3の上端部には断面四角型のビーム6が水平向きに配設されている。ビーム6には係止装置Aが設置される。すなわち、ビーム6上には図5に示すような形状のラッチプレート部材7が固定され、該ラッチプレート部材7は係止装置Aのフレーム体2にその下方開口部より嵌合している。そして、ラッチプレート部材7とフレーム体2は左右方向にこれらを貫通する回動軸8で枢支されている。これにより天板1は図1,2,3に示すように回動軸8を支点として支柱3の上端近くにおいて倒伏する水平状態(使用状態)と、図7に示すように支柱3の後側において起立する垂直状態(不使用状態)とに回動されるようになっている。
10は天板1の下面において左右方向を向き、各フレーム体2,2間に回動可能に架設された連結軸である。この連結軸10は、各フレーム体2,2間にあっては、本実施の形態では現出しているが、図示しない収納フレーム内に収納して、外部に現出しないようにしてもよい。連結軸10の各フレーム体2,2内の端部にはピニオン12が装着されている。図4において、15は各フレーム体2,2内にスライド自在に収納された断面略コ字状のスライド部材で、その前端側の内面にはピニオン12と噛合するラック16が設けられ、一方側のスライド部材15をスライドするとラック16と噛合するピニオン12が回転し、この回転力が連結軸10を介して他方側のピニオン12とラック16に伝えられ、同時に他方側のスライド部材15をもスライドさせるようになっている。17はスライド部材15の前側の下面に形成されたストッパ部であり、後記引張りばねによりスライド部材15が後側に付勢されているときに各フレーム体2,2の前端縁18に係止する。19はスライド部材15のストッパ部17より前側の下面に指を引っ掛け易いように凹欠されて設けられた操作用の把手部である。20は左右のフレーム体2,2間を連結する連結杆であり、フレーム体2,2の前後に配設されている。
スライド部材15のラッチプレート部材7近くの位置には前後方向に間隔をおいて係止ピン21と係止ピン22が両側壁を貫通して設けられている。係止ピン21と係止ピン22が移動可能に係合する長穴24と長穴25が各フレーム体2,2の両側壁に横向きに設けられている。また、スライド部材15の両側壁の係止ピン21と係止ピン22の中間位置には回動軸8に係合する長穴26が横向きに設けられている。28は引張りばねで、一端部が係止ピン22に係合し、他端部が各フレーム体2,2の後端部に係合して取付けられており、この引張りばね28によりスライド部材15は常時、係止ピン21と係止ピン22がそれぞれ長穴24と長穴25の後端部に係合し、かつストッパ部17が各フレーム体2,2の前端縁18に係止するように付勢されるようになっている。
31はラッチプレート部材7の両側壁の前側に形成された係止溝で、天板1が水平状態にあって引張りばね28の付勢力を受けるスライド部材15の係止ピン21と係止ピン22がそれぞれ長穴24と長穴25の後端部に係合したときに係止ピン21が係止するようになっている。32はラッチプレート部材7の外側の側壁の後側に形成された係止溝で、天板1が垂直状態にあって引張りばね28の付勢力を受けるスライド部材15の係止ピン21と係止ピン22がそれぞれ長穴24と長穴25の後端部に係合したときに係止ピン22が係止するようになっている。34はラッチプレート部材7の両側壁の係止溝31近くの上縁部に切欠き形成されたテーパ部であり、天板1を垂直状態から水平状態にするべく回動して係止ピン21を係止溝31へ係止する際に係止ピン21を当接し摺動させて係止溝31までガイドするようになっている。35はラッチプレート部材7の外側の側壁の係止溝32近くの側縁部に切欠き形成されたテーパ部であり、天板1を水平状態から垂直状態にするべく回動して係止ピン22を係止溝32へ係止する際に係止ピン22を当接し摺動させて係止溝32までガイドするようになっている。
41はカバー体であるプロテクタで、図6に示すような全体が凹状の形状を呈している。すなわち、プロテクタ41は底壁42aと両側壁42bからなる断面略コ字状の本体42を有し、該本体の一端部には取付用枢支部42cが設けられている。本体の他端部両側壁42bの相対する内面には係合コロ42dが回転自在に取付けられている。一方、ビーム6の操作側の側面にはプロテクタ41の枢支部42cが枢支される取付基部43が固定されている、また、ビーム6の周囲にある各フレーム体2,2の両側壁にはプロテクトレール44,44が固定され、該レールの外面にはプロテクタ41の係合コロ42dが回転自在かつ摺動可能に係合する凹溝45,45が形成されている。図6において、46,47は補強リブである。
前記のような構成のプロテクタ41を、枢支部42cを取付基部43に枢支し、かつ係合コロ42dをプロテクトレール44,44の凹溝45,45に係合させて取付けると、天板1の回動動作に連動してプロテクタ41は係合コロ42dが凹溝45,45を摺動することにより枢支部42cを支点として同様に回動する。このときにプロテクタ41の両側壁42bがビーム6の上面や天板1の下面に当接して回動を阻害しないようにするため、両側壁42bの開口側縁部は天板1が水平状態となったときに天板下面に接近した位置となる係合コロ42d側の第1の縁部42b’と、天板1が垂直状態となったときにビーム6の上面に接近した位置となる枢支部42c側の第2の縁部42b”とに形成されている(図6参照)。
前記したように支柱3の下部にはキャスター4を有する4本の脚杆5が設けられているが、これら脚杆5は図7に示すように支柱3を挟んで対向する2本の脚杆5aと、これとは別の対向する2本の脚杆5bが互いに異なる高さで設けられている。すなわち、この実施の形態では、2本の脚杆5aが2本の脚杆5bよりも高さが高くなっている。また、この高さ加減であるが、図1にも示すように高さの低い2本の脚杆5bの上辺が高さの高い2本の脚杆5aの下辺よりやや低くなる程度にその高さが設定されている。さらに、高さの高い2本の脚杆5aが高さの低い2本の脚杆5bより長さが長くなっている。そのため、キャスター4を取付ける脚杆5aの先端垂直部も脚杆5bのそれよりも長めに形成され、キャスター4が同一水平面を保つようになっている。
前記のような係止装置Aによる天板1の折り畳み作用について先ず説明する。折り畳みデスクにおいて、図1,2の水平の使用状態において天板1を折り畳んで垂直の不使用状態にするには、矢印で示すように左右にあるいずれか一方のスライド部材15を把手部19に指をひっかけて引張りばね28の付勢力に抗して前側にスライドさせる。すると、ストッパ部17が各フレーム体2,2の前端縁18から離れ、係止ピン21と係止ピン22がそれぞれ長穴24と長穴25の後端部から前端部に係合するようになるとともに、係止ピン21が係止溝31から外れる。係止ピン21が係止溝31から外れた後、前記のスライド状態を保持したまま天板1の前部を持ち上げて上向き回動させると、天板1は回動軸8を支点として回動し、係止ピン21はテーパ部34の上方を通ってその回動軌跡に沿って移動する。係止ピン21がテーパ部34の上方を通った後にスライド状態を解除すると、スライド部材15は再び引張りばね28の付勢力を受けてストッパ部17が各フレーム体2,2の前端縁18に係合し、係止ピン21と係止ピン22がそれぞれ長穴24と長穴25の後端部に係合するようになる。
そして天板1が水平状態から傾斜状態へ、さらに傾斜状態から支柱3の後側において起立した垂直状態に至り(図7)、この垂直状態で係止ピン22が係止溝32に係止し、この垂直状態が保持される。この垂直近くの状態になったときに係止ピン22は一旦テーパ部35に当接した後に該テーパ部上を摺動するようにガイドされて係止溝32に係止するので、係止がきわめてスムーズである。このとき長穴25の外側の縁が少し外向きに突出した湾曲状に形成されているため係止ピン22はテーパ部35から係止溝32にスムーズに移行して入る。
前記において、天板1が水平状態にあるとき、プロテクタ41は図1に示すように両側壁42bの開口側縁部の係合コロ42d側の第2の縁部が天板下面に接近した位置となっており、ラッチプレート部材7より支柱3の前側となる係止装置Aの下面を所定範囲にわたりラッチプレート部材7とともにその底壁42a及び両側壁42bで覆っている。そして、天板1が上方に回動すると、プロテクタ41も枢支部42cを支点として連動して回動し、この際、係合コロ42dがプロテクトレール44,44の凹溝45,45に沿って後方に摺動する。そして、天板1が垂直状態となると、プロテクタ41は図7に示すように両側壁42bの開口側縁部の枢支部42c側の第2の縁部42b”がビーム6の上面に接近した位置となるが、このときもラッチプレート部材7より支柱3の前側となる係止装置Aの下面を所定範囲にわたりラッチプレート部材7とともにその底壁42a及び両側壁42bで覆った状態にある。
図7の不使用状態から再び図1,2の使用状態にするには前記と同様にまず左右にあるいずれか一方のスライド部材15を把手部19に指をひっかけて引張りばね28の付勢力に抗して前側にスライドさせる。これによりストッパ部17が各フレーム体2,2の前端縁18から離れ、係止ピン21と係止ピン22がそれぞれ長穴24と長穴25の後端部から前端部に係合するようになるとともに、係止ピン22が係止溝32から外れることとなるので、係止ピン22が係止溝32から外れた後、前記のスライド状態を保持したまま上方を向いている天板1の前部を手前側に倒すようにして下向き回動させる。すると、天板1は回動軸8を支点として前記とは逆向きに回動し、係止ピン22はテーパ部35の上方をその回動軌跡に沿って移動する。そして天板1は垂直状態から傾斜状態へ、さらに傾斜状態から支柱3の上面近くの水平状態に至り、この水平状態で係止ピン21が係止溝31に係止し、この水平状態が保持される。この水平近くの状態になったときも係止ピン21は一旦テーパ部34に当接した後に該テーパ部によりガイドされて係止溝31に係止するので、係止がきわめてスムーズである。前記においても係止ピン22がテーパ部35の上方を通った後にスライド状態を解除すると、スライド部材15は再び引張りばね28の付勢力を受けてストッパ部17が各フレーム体2,2の前端縁18に係合し、係止ピン21と係止ピン22がそれぞれ長穴24と長穴25の後端部に係合する。
このときは、天板1が下方に回動すると、プロテクタ41が枢支部42cを支点として連動して回動し、係合コロ42dがプロテクトレール44,44の凹溝45,45に沿って前記とは反対側の前方に摺動する。そして、天板1が水平状態となると、プロテクタ41の両側壁42bの開口側縁部の係合コロ42d側の第1の縁部42b’が天板下面に接近した位置となり、プロテクタ41は、再びラッチプレート部材7より支柱3の前側となる係止装置Aの下面を所定範囲にわたりラッチプレート部材7とともにその底壁42a及び両側壁42bで覆うこととなる。したがって、前記天板1の下方に向けての回動の間、操作者が係止装置Aの下面とビーム6の上面間等に手を挟まれるということが無く、きわめて安全である。
前記のようであって、プロテクタ41が図1,7に示すように天板1が水平状態と垂直状態にわたり回動する間、常時、ラッチプレート部材7より支柱3の前側となる係止装置Aの下面を所定範囲にわたりラッチプレート部材7とともに覆うので、手を挟んで思わぬ怪我をするということがなくなる。
次に、この実施の形態のスタックの作用について説明する。前記のように構成された複数の折り畳みデスクを、使用しないため一箇所にまとめてスタックして置きたいときは、係止装置Aによる操作により天板1を図7に示すように垂直状態にし、このような天板1が垂直状態になった折り畳みデスクを複数、順次スタックしていくことになる。
その際、この実施の形態においては図8(A)に示すように、スタックされる折り畳みデスクの2本の脚杆、つまり高さの高い脚杆5aと高さの低い脚杆5b間にスタッキングする折り畳みデスクの高さの低い脚杆5bをスタックされる折り畳みデスクの高さの低い脚杆5bに沿うように斜めから差し込むか、あるいは(B)に示すように、スタッキングする折り畳みデスクの高さの高い脚杆5aと高さの低い脚杆5b間にスタックされる折り畳みデスクの高さの低い脚杆5bが位置して挟まれる形になるように(この場合も実際上、スタックされる折り畳みデスクの高さの高い脚杆5aと高さの低い脚杆5b間にスタッキングする折り畳みデスクの高さの低い脚杆5bを差し込むことには変わりがない)平行に差し込む。この差し込みには眼見当で可能なので、差し込みはきわめてスムーズに行なえる。したがって、従来のもののようなぎりぎりの差し込みが必要でなくなり、きわめて容易に、かつ短時間でスタックが可能となる。
図9,10は、前記のようにして折り畳みデスクを3個、スタックした状態を示している。4個、5個、…と個数が増えても同様な状態でのスタックが可能である。このようなスタックによれば隣接するデスク間の隙間を狭くすることができ、しかもスタックが一直線方向となり、曲がったりして偏ることがないので、多数のデスクを一箇所に省スペースでスタックすることができる。
また、再び、使用するに際しては、前記とは逆に1個ずつ逆向きに引き出し、設置場所までキャスター4を利用して移動させた後、係止装置Aを操作して天板1を水平状態にすればよい。これにより使用可能な状態になる。
なお、この実施の形態は好ましい一例を示したにすぎず、脚杆5a,5bの形状や構造は任意であり、実施に際して好適なものを適宜選択して用いることが可能である。また、脚としては折り畳みデスク以外でも、テーブルや椅子用の脚にも応用することができる。
この発明の一実施の形態の折り畳みデスクを示す全体側面図である。 (A)は係止装置のある部分で切断した要部断面図であり、(B)は(A)の一点鎖線で囲った部分の拡大図である。 図2(A)から天板を外した要部斜視図である。 図3の線A−Aに沿う拡大断面図である。 ラッチプレート部材の斜視図である。 プロテクタを示し、(A)はその正面図、(B)は平面図、(C)は側面図、(D)は(B)の線D−Dに沿う断面図である (A)は天板を垂直状態に回動した状態を示す要部斜視図、(B)は平面図である。 (A),(B)は作用説明図である。 スタックされた状態を示す平面図である。 スタックされた状態を示す側面図である。 従来の家具の脚を示す斜視図である。 (A)〜(C)はその作用等を説明する図面である。
符号の説明
A 係止装置
1 天板
2 フレーム体
3 支柱
4 キャスター
5(5a,5b) 脚杆
6 ビーム
7 ラッチプレート部材
8 回動軸

Claims (4)

  1. 物体支持用の垂直支柱を具えた家具用脚において、前記支柱には4本の脚杆が放射方向に、かつ支柱の周りに等間隔に設けられ、これら脚杆のうち前記支柱を挟んで対向する2本の脚杆と、これとは別の対向する2本の脚杆が互いに異なる高さで設けられ、高さの高い2本の脚杆が高さの低い2本の脚杆より長さが長くなっていることを特徴とする家具用脚。
  2. 異なる高さが、高さの低い2本の脚杆の上辺が高さの高い2本の脚杆の下辺よりやや低くなる程度に設定されている請求項1に記載の家具用脚。
  3. 物体が、折り畳みテーブル、折り畳みデスク、椅子、のいずれかである請求項1又は2に記載の家具用脚。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の家具用脚を装備した家具のスタック方法であって、前記家具用脚を装備した複数の家具を、隣接する一方の家具の脚における高さの高い脚杆と高さの低い脚杆間に、他方の家具の脚における高さの低い脚杆を差し込み、順次重ね合わせてスタックすることを特徴とする家具のスタック方法。
JP2007283450A 2007-10-31 2007-10-31 家具用脚及び家具のスタック方法 Pending JP2009106618A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007283450A JP2009106618A (ja) 2007-10-31 2007-10-31 家具用脚及び家具のスタック方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007283450A JP2009106618A (ja) 2007-10-31 2007-10-31 家具用脚及び家具のスタック方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009106618A true JP2009106618A (ja) 2009-05-21

Family

ID=40775816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007283450A Pending JP2009106618A (ja) 2007-10-31 2007-10-31 家具用脚及び家具のスタック方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009106618A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106579751A (zh) * 2016-11-30 2017-04-26 王覃秋 一种户外组合式艺术折叠桌椅
CN108185692A (zh) * 2018-02-26 2018-06-22 杭州德昌五金家具有限公司 翻转机构以及家具
WO2022040732A1 (en) * 2020-08-25 2022-03-03 Sunset IP Pty Ltd Base for a medical cart

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11253257A (ja) * 1998-03-12 1999-09-21 Itoki Co Ltd パネル状家具
JP2002515271A (ja) * 1998-05-15 2002-05-28 スティールケイス・インコーポレーテッド 椅 子
JP2004187851A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Uchida Yoko Co Ltd スタックテーブル
JP3121428U (ja) * 2006-02-23 2006-05-18 株式会社サンテック 折り畳みデスク

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11253257A (ja) * 1998-03-12 1999-09-21 Itoki Co Ltd パネル状家具
JP2002515271A (ja) * 1998-05-15 2002-05-28 スティールケイス・インコーポレーテッド 椅 子
JP2004187851A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Uchida Yoko Co Ltd スタックテーブル
JP3121428U (ja) * 2006-02-23 2006-05-18 株式会社サンテック 折り畳みデスク

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106579751A (zh) * 2016-11-30 2017-04-26 王覃秋 一种户外组合式艺术折叠桌椅
CN108185692A (zh) * 2018-02-26 2018-06-22 杭州德昌五金家具有限公司 翻转机构以及家具
CN108185692B (zh) * 2018-02-26 2023-08-15 杭州德昌五金家具有限公司 翻转机构以及家具
WO2022040732A1 (en) * 2020-08-25 2022-03-03 Sunset IP Pty Ltd Base for a medical cart

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200484018Y1 (ko) 안전성 및 견고함을 구비한 다단 서랍장
TW201941712A (zh) 高度調整機構
US20100038500A1 (en) Foldable stand for a machine
US8381664B2 (en) Foldable table
JP2009106618A (ja) 家具用脚及び家具のスタック方法
CA3049893C (en) Articulated support bracket
JP5927029B2 (ja) テーブル装置
JP2007130362A (ja) 商品陳列装置
JP5650827B1 (ja) スライドレール及びそれを用いた玄関収納家具
US7131696B1 (en) Seat device for a vehicle
JP2006255049A (ja) 収納補助椅子
JP5165340B2 (ja) 折り畳みデスクの安全装置
TWM341450U (en) Slide rail interconnected driving and locking device
JP4315541B2 (ja) サイドキャビネットを有するデスク
JP2009077831A (ja) 踏み台兼収納庫
JP2016097236A (ja) 昇降する天板をもつ昇降台のロック機構
JP2003275034A (ja) 折り畳みテーブル
JP6601659B2 (ja) 天板付什器
JP3121428U (ja) 折り畳みデスク
JP2007195681A (ja) 引出し付きのキャビネット
DE202011005563U1 (de) Trittstufe
JP4640955B2 (ja) 伸縮テーブル
JP4209808B2 (ja) 両引き引出し構造及びそれを備えたキッチン台
KR20170122976A (ko) 양방향 접이식 테이블
JP3022382U (ja) 袖 箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120814

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130507

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131001