JP2003275034A - 折り畳みテーブル - Google Patents

折り畳みテーブル

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JP2003275034A
JP2003275034A JP2002085647A JP2002085647A JP2003275034A JP 2003275034 A JP2003275034 A JP 2003275034A JP 2002085647 A JP2002085647 A JP 2002085647A JP 2002085647 A JP2002085647 A JP 2002085647A JP 2003275034 A JP2003275034 A JP 2003275034A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天板が垂直位置に位置決めされている時、或
いは回動操作時等において安全性を図ることができる折
り畳みテーブルを提供すること。 【解決手段】 左右に離間する脚支4a,4bに対して
天板2が略水平な使用位置と、略垂直な待避位置との間
で回動し、且つ前記両位置を係合手段により維持すると
共に、この係合手段を天板2に設けた操作部材36によ
り解除可能とした折り畳みテーブル1において、左右両
脚支柱4a,4b上端部に上方と前後方向とが開口する
凹所を有する支持具5a,5bをそれぞれ設け、この凹
所内に天板2の左右下面側に設けた左右フレーム8a,
8bをそれぞれ枢着する枢軸と、係合手段とを配置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右に離間する脚
支柱に対して天板が略水平な使用位置と、略垂直な待避
位置との間で回動し、且つ前記両位置を係合手段により
維持すると共に、該係合手段を前記天板に設けた操作部
材により解除可能とした折り畳みテーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の折り畳みテーブルとしては、本
件出願人は天板回動係止部が外部から隠蔽されるように
すると共に、指などが挟まれる危険性が回避され、安全
性を向上することができる改良された折り畳みテーブル
を既に開発している。
【0003】図8(a)は天板が水平位置に保持された
状態を示す上述の折り畳みテーブルの側面図であり、図
8(b)は(a)のA−A断面図である。
【0004】図8の(a)に示すように、折り畳みテー
ブル01は、天板02の下面両側部に設けた左右一対の
前後方向を向くブラケット03と、それぞれ左右方向を
向く枢軸05をもって左右一対の脚柱上端部に天板02
を枢着することにより、天板02を、両脚支柱04の上
端近くにおいて倒伏する水平の使用位置と、脚支柱04
の前側が上方に起立する折り畳み位置との間を回動し得
るようになっている。
【0005】詳しくは、両脚支柱04の上端部内側面
に、枢軸05が挿通する軸孔07と、ブラケット03に
設けた左右方向を向く2本の係止ピン08、09と係合
して天板02を水平の使用位置と起立位置とに保持し得
る2個の係合溝010a、010bとを前後に有する板
状の支持片012が設けられ、この支持片012の上端
部と、操作レバー013の操作に連動して係止ピン0
8、09と両係合溝010a、010bとの係脱を行う
係止ピン移動部材015とを、図8(b)に示すよう
に、ほぼ下向きコ字形とした一方のブラケット03の対
向する両側板03a、03b間に収容している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成された折り畳みテーブル01の両係合溝010
a、010bは、板状の支持片012の外周の一部を切
り欠いて形成した構造となっているため、両側板03
a、03b間に収容されているとはいうものの、天板0
2を垂直状態に位置決めした際には片側の係合溝010
bが露呈し、他の係合溝010aは両側板03a、03
b間に位置しているが、操作レバー013の操作時やメ
ンテナンス時に指などを挟む危険性を有することから、
出願人は更に研究を進めた結果、天板02を水平または
垂直状態に位置決めする係合溝を凹所内に配置すること
が安全性を向上できる点に着目し本発明の折り畳みテー
ブルの操作装置を開発した。
【0007】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、天板が垂直位置に位置決めされている時、或
いは回動操作時等において安全性を図ることができる折
り畳みテーブルを提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の折り畳みテーブルは、左右に離間する脚支
柱に対して天板が略水平な使用位置と、略垂直な待避位
置との間で回動し、且つ前記両位置を係合手段により維
持すると共に、該係合手段を前記天板に設けた操作部材
により解除可能とした折り畳みテーブルにおいて、前記
左右両脚支柱上端部に上方と前後方向とが開口する凹所
を有する支持具をそれぞれ設け、該凹所内に前記天板の
左右下面側に設けた左右フレームをそれぞれ枢着する枢
軸と、前記係合手段とを配置したことを特徴としてい
る。この特徴によれば、凹所内に左右フレームの回動を
軸支する枢軸及び係合手段があるので安全性が高い。
【0009】本発明の折り畳みテーブルは、前記係合手
段が、前記左右フレーム内にそれぞれ摺動自在であって
前記操作部材により摺動操作される作動部材と、該作動
部材の回動を阻止する前記凹所内に形成した係合部とで
構成され、前記作動部材の摺動移動により該作動部材が
前記係合部と係脱することが好ましい。このようにすれ
ば、作動部材がフレーム内にあり、係合部が凹所内に納
められているので、不用意に指などが挟まれる危険性が
ない。
【0010】本発明の折り畳みテーブルは、前記作動部
材は前後に1対の係止軸を備え、前記支持具は前後に1
対の係合溝を備え、前記天板が略水平な使用位置となっ
た時に前記前方の係止軸と前記前方の係合溝が係止し、
前記天板が略垂直な収納位置となった時に前記後方の係
止軸と前記後方の係合溝が係止することが好ましい。こ
のようにすれば、天板が略水平な位置にある時と、略垂
直な位置にある時とで、係合手段を別々構成して、係合
状態を確実に確保することができる。
【0011】本発明の折り畳みテーブルは、前記前方の
係合溝は前方に向けて開口する水平な溝であり、前記後
方の係合溝は前方が下方に向かって折曲した逆L字状の
溝であることが好ましい。このようにすれば、水平な溝
は水平状態に天板をはめやすく抜けにくい利点があり、
逆L字状溝は起立状態の天板が水平状態に移動するのを
拘束できる。
【0012】本発明の折り畳みテーブルは、前記支持具
は対向する2枚の支持板を備え、該2枚の支持板間に前
記枢軸が軸支されて、かつ該2枚の支持板の内側に前記
係合溝が形成されていることが好ましい。このようにす
れば、2枚の支持板で左右のフレームを確実に支持する
ことができ、また、支持板の内側に形成された係合溝に
より、凹所内で係止軸が支持板の両側で確実に支持され
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の折り畳みテーブルを示
し、(a)は水平な使用状態にある折り畳みテーブルの
斜視図、(b)は垂直な待避位置にある折り畳みテーブ
ルの斜視図、図2はテーブル下面における操作装置の分
解斜視図、図3の(a)は使用状態にある折り畳みテー
ブルの係合手段を示す部分拡大側面図であり、(b)は
折り畳みテーブルの係合手段を示す一部破断した部分側
面図である。
【0014】先ず、図1において、折り畳みテーブル1
は、底面の左右に配置されて前後に開脚された一対の脚
支柱となる脚柱4a、4bの下端に設けられた4個のキ
ャスタSに支持されて床面3上を移動可能であって、床
面3の所定位置に停止保持することができるようになっ
ている。
【0015】この折り畳みテーブル1は、図1の(a)
に示すように、使用状態では脚支柱に対して前方Fが手
前に位置するように横長矩形の天板2が略水平に保持さ
れた状態に維持され、不使用時には図1の(b)に示す
ように、天板の前方Fが上方に向く垂直な待避位置に保
持した状態に維持されて複数台の折り畳みテーブルと共
に重ねて収容することができるようになっている。
【0016】そして、上記のように水平位置と不使用状
態となる垂直位置で係合保持した状態で維持される天板
2には、両位置間で回動する際に上記の係合状態を解除
するための操作装置が設けられている。
【0017】また、上記の折り畳みテーブル1は、図2
に示すように、左右一対の脚支柱4a、4bの上端に、
前後に突設した一対の支持板6a、6bから成る支持具
5a、5bがそれぞれ取着され、これら左右の支持具5
a、5b間は連結部材12で連結されている。更に、天
板2は、連結部材12と横フレーム9aとの中間にはダ
ンパー装置Dが連結されており、天板2が回動した終端
位置での衝撃を緩和している。
【0018】一方、天板2の下面には前後に延びる左右
の縦フレーム8a、8bと、これら一対の縦フレーム8
a、8b間の前後に接続された横フレーム9a、9bと
が取付けられており、これら縦、横の各フレーム8a、
8b及び9a、9bは、上方が開口する断面コ字形に形
成され、前方に配置される横フレーム9a中央の前方側
板には操作装置15に接続される一対のワイヤーW1、
W2の端部を挿通するための開口10が形成されてい
る。
【0019】更に、前方の横フレーム9aには、その下
面に上面が開口する断面コ字形のフレームカバー14が
装着されており、その中央前方には開口10を挿通した
一対のワイヤー係止片W1b、W2bが挿通するための
挿通孔14a、14bが形成されている。
【0020】左右の縦フレーム8a、8b側面の略中央
には、幅方向に貫通する一対の長孔16a、16bが前
後に形成されると共に、両長孔16a、16bの中間部
には支持孔18が穿設されている。
【0021】これら縦フレーム8a、8bの内部には略
中央に、係合手段の一方を構成する直方体状に形成され
たブロック状の作動部材20が前後方向に摺動可能に挿
嵌されており、この作動部材20には、長孔16bに対
応する係止軸26(図3参照)を挿通する貫通孔22
と、支持孔18に対応する長孔23が形成され、後方に
は左右フレーム8a、8b後方の上部に形成された切欠
き溝21に一端を係止した引っ張りバネ24の他端を係
止するための係止軸30(図3参照)を挿通する貫通孔
25が穿設されている。
【0022】上記のように構成された作動部材20は、
それぞれ両縦フレーム8a、8b内部の略中間部位に挿
嵌されると、それぞれ対応位置にあるそれぞれのフレー
ム8a、8b前方の両長孔16bと作動部材20前方の
貫通孔22に、図3に示す係止軸26が挿通されると共
に、縦フレーム8a、8b後方の両長孔16aと作動部
材20後方の貫通孔25に、図3に示す係止軸30が挿
通されることで、前後に配置された2本の係止軸26、
30により前後方向に移動可能に支持された状態で縦フ
レーム8a、8bの内部に組み込まれる。
【0023】また、脚支柱4a、4b上端の支持具5
a、5bは、図2及び図3の(a)、(b)に示すよう
に、一対の支持板6a、6bで挟まれた中間部が上方と
前後方向に開放された凹所として形成され、後方部に貫
通孔32が穿設されると共に後端側対向面には前方が下
方に向かって折曲した逆L字状の一対の係合溝35が形
成され、前方部の対向する内面には前方に向けて開口す
る水平な一対の係合溝34が形成されている。この水平
な係合溝34と逆L字状の係合溝35は本発明の係合手
段の他方である係合部を構成している。
【0024】両支持具5a、5bの支持板6a、6bに
穿設された貫通孔32より作動部材20の長孔23に枢
軸28を挿通させることで、左右のフレーム8a,8b
は、両脚支柱4a、4b上端の支持具5a、5bに枢軸
28を介して回動可能に枢着される。枢軸28はこの2
枚の支持板6a、6b間に支承されているので、左右の
フレーム8a,8bそれぞれを確実に支持することがで
きる。
【0025】図2に示すように、両縦フレーム8a、8
b内にそれぞれ組み込まれた各作動部材20前端の係合
溝に、ワイヤーW1、W2の一端に設けた係止片W1a
及びW2aが係止され、このワイヤーW1、W2を両縦
フレーム8a、8bと前方の横フレーム9a内に屈曲し
た状態で収容し、その他端側の係止片W1b、W2bを
操作装置15の操作部材36に接続する。
【0026】そして、両縦フレーム8a、8b後方の切
欠き溝21に一端を係止した引っ張りバネ24の他端が
作動部材20の後方に挿入した係止軸30に係止するこ
とで、作動部材20は後方に付勢され、各ワイヤーW
1、W2には張力が作用した状態となっている。
【0027】操作装置15は、合成樹脂等で一体的にケ
ース状に成形された操作部材36と、天板2前方の裏面
中央に固定されこの操作部材36を前後方向に移動可能
に係合保持する固定部材38と、操作部材36に対し前
方に突出し、後方に押すことで操作部材36の操作を可
能にするようにした安全レバー44とから構成されてい
る。
【0028】このように構成された操作装置15は、操
作する際は、例えば人手の親指により安全レバー44を
押圧しつつ操作部材36を手前に引き出すことにより、
作動部材20を摺動させて係合手段を駆動する。係合手
段は前後方の2つの手段からなり、図2及び図3の
(a)、(b)に示すように、前方の第1の係合手段で
ある係止軸26と係合溝34との係合、または後方の第
2の係合手段である係止軸30と係合溝35との係合状
態を解除操作することができる。
【0029】次に、天板2を水平または垂直位置に位置
決めする係合手段につき図4〜図7を参照して説明す
る。
【0030】図4は両脚支柱上端部の支持具に左右の縦
フレームが水平に支持された状態を示す部分斜視図、図
5は両脚支柱上端部の支持具に左右の縦フレームが垂直
に支持された状態を示す部分斜視図、図6は脚支柱上端
部の支持具を斜め前方側から視た部分斜視図であり、図
7は脚支柱上端部の支持具を斜め後方側から視た部分斜
視図である。
【0031】先ず、図6及び図7に示すように、脚支柱
4a、4b上端の支持具5a、5bは、前後方において
上方に突出し左右一対の対向した支持板6a、6bから
なり、上方と前後方向が開放されて左右フレーム8a,
8bが枢動できるように凹所が形成されている。
【0032】左右一対の支持板6a、6b間は湾曲形成
されており、この上面に合成樹脂などで一体成形された
緩衝機能を有する受材40が着脱可能に装着される。こ
の受材40は、この一端側の幅方向に、貫通孔33が形
成された左右一対の支持片42a、42bを有し、他端
側前方に所定の円弧で下方に折曲した突設部40bを形
成し、支持片42a、42b間の下面と突設部40b間
は下方に湾曲した湾曲帯40dで連絡されている。
【0033】更に受材40は、湾曲帯40dで連絡され
る前方側の突設部40b上面に形成される水平面が第1
当接部40aとして構成されると共に、湾曲帯に連絡す
る後方側が下方に向けて折曲した突設部が第2当接部4
0cとして構成されている。
【0034】受材40が装着された状態では、図6に示
すように、前方に形成される第1当接部40aの前方を
折曲形成した突設部40bの外側面が、支持板6a、6
bの先端より前方に若干突出した当接部として構成され
ている。
【0035】そして、第1当接部40aを挟む左右一対
の支持板6a、6bの対向面には前方に向けて開口する
水平な一対の係合溝34が形成されている。また、図7
に示すように、受材40が装着された状態では、第2当
接部40cを挟んだ左右一対の支持板6a、6bの対向
面には、前方で下方に向けて折曲した一対の逆L字状の
係合溝35が形成されている。
【0036】この係合溝34は、前方に開口する溝であ
るから天板を水平状態にしたときにはめやすく且つ一度
はめた後は抜けにくい形状であり、一方、逆L字状溝3
5は起立状態の天板2が水平状態に移動するのを拘束で
きる。
【0037】左右一対の支持板6a、6bの貫通孔32
を挿通した枢軸28は、左右のそれぞれの縦フレーム8
a、8bと受材40を枢動可能に装着し、そして、縦フ
レーム8a、8bが支持具5a、5b上に水平状態にあ
る時は、図4に示すように、縦フレーム8a、8b前方
の両側面から突出した係止軸26両端が係合溝34にバ
ネ24の付勢力により作動部材20を介して係合した状
態となっている。
【0038】また、図5に示すように、縦フレーム8
a、8bが支持具5a、5b上に支持されて垂直状態に
ある時は、縦フレーム8a、8bの下面が受材40後端
に下方に設けた突設部40cに当接した状態となる。
【0039】次に、上記のように構成された折り畳みテ
ーブルの天板を水平または垂直位置に位置決めする作用
につき説明する。
【0040】先ず、図1の(a)に示すように、水平状
態にある天板2を収納するに際し、前方Fが上方に位置
する略垂直な待避位置に回動させるために操作装置15
の操作を行う。
【0041】そこで、図2における操作装置15の安全
レバー44を押圧することで操作が可能となった操作部
材36を手前に引く操作により、一対のワイヤーW1、
W2が牽引され両作動部材20が引っ張りバネ24の付
勢力に抗して前方に移動する。
【0042】この作動部材20の移動により、両作動部
材20前方の係止軸26両端は、支持板6a,6bに形
成した係合溝34から離脱し、天板2はロック状態から
開放されて、枢軸28を中心として回動可能な状態とな
り、水平状態から人為的に前端Fを上方に回動させるこ
とができるようになる。
【0043】これによって、図5に示すように、左方の
フレーム8aが垂直状態まで回動すると、このフレーム
8aが、受材40外側面の第2当接部40cに当接して
その衝撃が緩和される。
【0044】天板2が略垂直状態になると、図3(b)
に示すように、両作動部材20後方側の係止軸30両端
が逆L字状の一対の係合溝35に係合し、引っ張りバネ
24の付勢力によってその状態が維持され、操作装置1
5は操作部材36がロックされて初期の状態に維持され
る。
【0045】そして、垂直状態に位置決めされた折り畳
みテーブル1を、前後に重ねて収納する際には、天板2
の上面が、隣接する折り畳みテーブル1の受材40の突
設部40bに当接して当接時の衝撃や擦り傷の発生を防
止することができる。
【0046】次に、天板2を再び使用状態にするとき
は、操作装置15の安全レバー44を押圧することで操
作が可能となった操作部材36を手前に引くことによ
り、一対のワイヤーW1、W2を介して両作動部材20
が引っ張りバネ24の付勢力に抗して前方に移動する。
【0047】これにより、フリー状態になった天板2
は、垂直状態の上端部に手をかけて前方に傾倒し人為的
に水平状態に回動することができる。天板2が枢軸28
を中心として水平状態まで回動した際は、図4に示すよ
うに、縦フレーム8aの下面が支持具5a上における受
材40の第1当接部40aに当接することで、当接時の
衝撃が緩和される。
【0048】このように天板2が水平状態まで回動され
ると、縦フレーム8a、8b前方の両側面から突出した
係止軸26両端は、支持板6a、6bに案内されて、引
っ張りバネ24の付勢力によって係合溝34に係合して
その状態が維持され、これと同時に操作部材36がロッ
クされて操作装置15は初期の状態に維持される。
【0049】従って、上記のように構成された折り畳み
テーブル1によれば、両脚支柱4a、4bの上端部に上
方と前後方向とが開口する凹所を有する支持具5a,5
bをそれぞれ設け、該凹所内に天板2の左右下面側に設
けた左右フレーム8a,8bをそれぞれ枢着する枢軸2
8と、係合手段とを配設したことで従来のように天板の
位置決め部を隠蔽収納するブラケットなどを設けずに簡
素化することができるだけでなく安全性を向上すること
ができる。
【0050】また、係合溝34が、凹所を形成する支持
板6a、6bの前方内面に形成されると共に、係合溝3
5が、凹所を形成する支持板6a、6bの後方内面に形
成され、且つ前方の係止軸26並びに後方の係止軸30
を、左右フレーム8a、8bの前方及び後方の両側より
両端が突設するように構成し、両係合軸26又は30が
係合時において、それらの両端が係合溝34または係合
溝35に収容されるので、係合時に不用意に指などが挟
まれる危険性がないばかりででなく、外観上の美観が向
上する。
【0051】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0052】(a)請求項1項の発明によれば、凹所内
に左右フレームの回動を軸支する枢軸及び係合手段があ
るので安全性が高い。
【0053】(b)請求項2項の発明によれば、天板が
略水平位置にある時と、略垂直な位置にある時とで、係
合手段を別々構成して、係合状態を確実に確保すること
ができる。
【0054】(c)請求項3項の発明によれば、天板が
略水平位置にある時と、略垂直な位置にある時とで、係
合手段を別々構成して、係合状態を確実に確保すること
ができる。
【0055】(d)請求項4項の発明によれば、水平な
溝は水平状態に天板をはめやすく抜けにくい利点があ
り、逆L字状の溝は起立状態の天板が水平状態に移動す
るのを拘束できる。
【0056】(e)請求項5項の発明によれば、2枚の
支持板で左右のフレームを確実に支持することができ、
また、支持板の内側に形成された係合溝により、凹所内
で係止軸が支持板の両側で確実に支持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折り畳みテーブルを示し、(a)は水
平な使用状態にある折り畳みテーブルの斜視図、(b)
は垂直な待避位置にある折り畳みテーブルの斜視図であ
る。
【図2】テーブル下面における操作装置の分解斜視図で
ある。
【図3】(a)は使用状態にある折り畳みテーブルの係
合手段を示す部分拡大側面図、(b)は折り畳みテーブ
ルの係合手段を示す一部破断した部分側面図である。
【図4】両脚支柱上端部の支持具に左右の縦フレームが
水平に支持された状態を示す部分斜視図である。
【図5】両脚支柱上端部の支持具に左右の縦フレームが
垂直に支持された状態を示す部分斜視図である。
【図6】脚支柱上端部の支持具を斜め前方側から視た部
分斜視図である。
【図7】脚支柱上端部の支持具を斜め後方側から視た部
分斜視図である。
【図8】(a)は天板が水平位置に保持された状態を示
す従来の折り畳みテーブルの側面図、(b)は(a)の
A−A断面図である。
【符号の説明】
1 折り畳みテーブル 2 天板 3 床面 4a、4b 脚支柱 5a、5b 支持具 6a、6b 支持板 8a、8b 左右の縦フレーム 9a、9b 横フレーム 10 開口 12 連結部材 14 フレームカバー 14a、14b 挿通孔 15 操作装置 16a、16b 長孔 18 支持孔 20 作動部材 21 切欠き溝 22 貫通孔 23 長孔 24 引っ張りバネ 25 貫通孔 26 係止軸 28 枢軸 30 係止軸 32、33 貫通孔 34、35 係合溝 36 操作部材 38 固定部材 40 受材 40a 第1当接部 40b 突設部 40c 第2当接部 40d 湾曲帯 42a、42b 支持片 44 安全レバー D ダンパー装置 F 前方 S キャスタ W1、W2 ワイヤー W1a、W2a 係止片 W1b、W2b 係止片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に離間する脚支柱に対して天板が略
    水平な使用位置と、略垂直な待避位置との間で回動し、
    且つ前記両位置を係合手段により維持すると共に、該係
    合手段を前記天板に設けた操作部材により解除可能とし
    た折り畳みテーブルにおいて、 前記左右両脚支柱上端部に上方と前後方向とが開口する
    凹所を有する支持具をそれぞれ設け、該凹所内に前記天
    板の左右下面側に設けた左右フレームをそれぞれ枢着す
    る枢軸と、前記係合手段とを配設したことを特徴とする
    折り畳みテーブル。
  2. 【請求項2】前記係合手段は、前記左右フレーム内にそ
    れぞれ摺動自在であって前記操作部材により摺動操作さ
    れる作動部材と、該作動部材の回動を阻止する前記凹所
    内に形成した係合部とで構成されている請求項1に記載
    の折り畳みテーブル。
  3. 【請求項3】 前記作動部材は前後に1対の係止軸を備
    え、前記支持具は前後に1対の係合溝を備え、前記天板
    が略水平な使用位置となった時に前記前方の係止軸と前
    記前方の係合溝が係止し、前記天板が略垂直な収納位置
    となった時に前記後方の係止軸と前記後方の係合溝が係
    止する請求項2に記載の折り畳みテーブル。
  4. 【請求項4】 前記前方の係合溝は前方に向けて開口す
    る水平な溝であり、前記後方の係合溝は前方が下方に向
    かって折曲した逆L字状の溝である請求項3に記載の折
    り畳みテーブル。
  5. 【請求項5】 前記支持具は対向する2枚の支持板を備
    え、該2枚の支持板間に前記枢軸が軸支されて、かつ該
    2枚の支持板の内側に前記係合溝が形成されている請求
    項3または4に記載の折り畳みテーブル。
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