JP7407649B2 - スライド装置 - Google Patents
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Description
<1.乗物用シートの概要(図1参照)>
本実施形態に係る乗物用シート1は、2つのスライド装置10及びシート本体2等を少なくとも備える。シート本体2は、シートクッション3及びシートバック5等を少なくとも有する。
<2.1 スライド装置の概要>
本実施形態では、2つのスライド装置10は同一構造である。以下の説明は、シート幅方向左端側に配置されたスライド装置10の説明である。スライド装置10は、図2に示されるように、固定レール11、可動レール12、ロックプレート13、バネ部材14及び解除レバー16等を少なくとも備える。
固定レール11は、乗物に対して直接的又は間接的に固定される部材である。可動レール12は、シート本体2が固定されるとともに、固定レール11に対してスライド可能な部材である。
ロックプレート13は、図5に示されるように、可動レール12に保持され、当該可動レール12と共に固定レール11に対してスライド可能な部材である。当該ロックプレート13は、可動レール12に対して、スライド方向と略直交する方向(本実施形態では、上下方向)に変位可能である。
バネ部材14は、図7に示されるように、ロックプレート13をロック位置に保持する弾性力(以下、保持力という。)を発揮する。当該バネ部材14は、ロックプレート13の板面13Aに当該弾性力を作用させる。
バネ部材14は、図8に示されるように、連結部14A、第1バネ部14B、第2バネ部14C及び復帰バネ部14D等を少なくとも有する。連結部14Aは、図7に示されるように、ロックプレート13が連結された部位である。
解除レバー16は、操作力を受けて初期位置(図7参照)から解除位置に変位可能である。解除レバー16の先端側には、図10に示されるように、押圧部16Aが設けられている。
上述したように、復帰バネ部14Dは、初期位置側に向けた(本実施形態では、上向きの)弾性力Fsを常に解除レバー16に作用させている。
保持部17は、図12に示されるように、可動レール12内に設けられている。当該保持部17は、復帰バネ部14Dを係止可能であって、解除レバー16が当該可動レール12内に挿入されるときに、復帰バネ部14Dを撓ませた状態で予め決められた位置に保持可能な部位である。
離脱部18は、解除レバー16が予め決められた位置まで可動レール12内に挿入されたときに、図13に示されるように、保持部17に係止されていた復帰バネ部14Dを当該保持部17から離脱させ、当該復帰バネ部14Dを変位可能な状態とするための部位である。本実施形態に係る離脱部18は、図14に示されるように、レバー案内部18A及びバネ案内部18B等を有して構成されている。
レバー案内部18Aは、2つの側板部12B、12Cのうち解除レバー16を挟んで復帰バネ部14Dと反対側に位置する側板部12Bに設けられている。当該レバー案内部18Aは、解除レバー16に向けて突出し、解除レバー16の挿入時に先端が当該解除レバー16に滑り接触可能な突起状の部位である。
バネ案内部18Bは、図14に示されるように、解除レバー16のうち復帰バネ部14Dと対向する側面であって、当該解除レバー16の先端(押圧部16A)から挿入方向後退側(シート前方側)にずれた位置に設けられている。
解除レバー16のうち係止部14Eが係止された部位、つまり被係止部16Cは、第1壁部16D~第4壁部16Gにて構成されているので、当該部位の断面二次モーメントが上記従来例に比べて大きくなり得る。したがって、被係止部16Cが早期に損傷してしまうことが抑制され得る。
上述の実施形態では、バネ部材14は、第1バネ部14B、第2バネ部14C、連結部14A及び復帰バネ部14Dが、1本の金属製線材が所定形状に折り曲げられて成形された一体成形品であった。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、復帰バネ部14Dとそれ以外とが別々の部品であってもよい。
10… スライド装置 11… 固定レール 11C… 櫛状部
12… 可動レール 12A… 天板部 12B、12C… 側板部
12D… レール本体 12E… 軌道部 12H… 櫛状部
12K… 支持突起部 13… ロックプレート 14… バネ部材
14A… 連結部 14B… 第1バネ部 14C… 第2バネ部
14D… 復帰バネ部 14E… 係止部 16… 解除レバー
16A… 押圧部 16C… 被係止部 16D… 第1壁部
16E… 第2壁部 16F… 第3壁部 16G… 第4壁部
17… 保持部 18… 離脱部 18A… レバー案内部
18B… バネ案内部
Claims (3)
- 乗物用シートのシート本体をスライド可能に支持するスライド装置において、
乗物に対して固定される固定レールと、
前記固定レールに対してスライド可能に装着された可動レールであって、前記シート本体が固定される可動レールと、
前記可動レールのスライドを規制するロック位置と当該規制が解除された非ロック位置との間で変位可能なロック部材と、
前記ロック部材を前記非ロック位置に変位させるための解除レバーであって、前記可動レールの長手方向に沿って延びるとともに、前記ロック部材を前記非ロック位置とするための解除位置と前記ロック部材を前記ロック位置とするための初期位置との間で変位可能な解除レバーと、
前記解除レバーを前記初期位置に向けて変位させる弾性力を当該解除レバーに作用させるバネ部材であって、前記解除レバーの延び方向と略直交する方向に延びて当該解除レバーに係止された係止部を有するバネ部材とを備え、
前記解除レバーは、前記解除レバーの延び方向及び前記係止部の延び方向と直交する方向に変位可能であり、
前記解除レバーのうち前記係止部が係止された部位(以下、被係止部という。)は、
前記係止部の延び方向において互いに離隔した状態で対向した第1壁部及び第2壁部、
前記第1壁部及び前記第2壁部の端部のうち前記解除レバーの変位方向一端側を繋ぐ第3壁部、並びに
前記第1壁部の端部のうち前記解除レバーの変位方向他端側から前記第2壁部側に延出した第4壁部であって、先端が当該第2壁部から離間している第4壁部を有し、
前記係止部は、前記第2壁部の端部のうち前記解除レバーの変位方向他端に係止されており、
前記第1壁部、前記第2壁部、前記第3壁部及び前記第4壁部は、金属製の一体品であり、
前記被係止部を挟んで前記解除レバーの延び方向一方側及び他方側は、閉曲線を描くような閉じた断面形状であり、
前記係止部の先端は、前記第1壁部、前記第2壁部、前記第3壁部及び前記第4壁部で囲まれた空間内に位置し、
さらに、前記被係止部は、前記空間の内側と外側と連通させる貫通穴により構成されているスライド装置。 - 前記閉曲線は略矩形状である請求項1に記載のスライド装置。
- 前記貫通穴は、前記第2壁部の端部から前記第4壁部の前記先端に至る長穴であって、当該長穴の長径方向中間部にて略90度屈曲した長穴である請求項2に記載のスライド装置。
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