JP6075023B2 - 車両用シートスライド装置 - Google Patents
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Description
さらに、請求項4に記載の発明は、前記第1ストッパ及び前記第2ストッパは、共に両持ち支持の状態で前記第1レール及び前記第2レールにそれぞれ形成されており、前記第1ストッパ及び前記第2ストッパの一方は、前記第1ストッパ及び前記第2ストッパの他方との前記第1レール又は前記第2レールの長手方向に直交する一方向における係合長よりも当該方向に延長されていることを要旨とする。
同構成によれば、製品ばらつきや組付けばらつきなどに起因して前記第1レール及び前記第2レール間が前記直交する一方向にずれたとしても、前記第1ストッパ及び前記第2ストッパの一方は、前記第1ストッパ及び前記第2ストッパの他方との前記係合長よりも当該方向に延長されていることで、前記第1ストッパ及び前記第2ストッパをより確実に係合(当接)させることができる。
図1に示すように、車両フロア2には、第1レールとしてのロアレール3が前後方向に延在する態様で固定されるとともに、該ロアレール3には、第2レールとしてのアッパレール4がロアレール3に対し前後方向に相対移動可能に装着されている。つまり、本実施形態では、ロアレール3及びアッパレール4の長手方向(相対移動方向)は前後方向に一致している。
例えば解除ハンドル6を操作して前記相対移動の係止を解除し、車両フロア2(ロアレール3)に対してシート5(アッパレール4)を前後方向に移動させた際、惰性等でアッパレール4の両第2ストッパ46がロアレール3の両第1ストッパ41に当接(衝突)したとする。この際、幅方向において、片側の第1ストッパ41及び第2ストッパ46の当接タイミングと反対側の第1ストッパ41及び第2ストッパ46の当接タイミングとが、製品ばらつきや組付けばらつきなどに起因してずれると、それらの当接時にロアレール3及びアッパレール4間に捩れが生じることがある。しかしながら、第1ストッパ41及び第2ストッパ46は、幅方向において最外側の部位である第1側壁部11の直近で当接することから、ロアレール3及びアッパレール4間に捩れが生じたとしても、ロアレール3及びアッパレール4全体が当該ばらつきの範囲を超えて更に捩れることが抑制される。
(1)本実施形態では、片側の第1ストッパ41及び第2ストッパ46の当接タイミングと反対側の第1ストッパ41及び第2ストッパ46の当接タイミングとがずれ、それらの当接時にロアレール3及びアッパレール4間に捩れが生じたとしても、ロアレール3及びアッパレール4全体としての捩れを低減することができる。
・図6に示すように、ロアレール3の両第1側壁部11に、互いの対向する幅方向内側に片持ち支持の状態で切り起こされた一対の第1ストッパ71であってもよい。これら第1ストッパ71は、幅方向において対称配置されている。各第1ストッパ71は、上下方向(第1側壁部11の立設方向)において第1側壁部11の中央部、即ち上下方向に並ぶ両ボール20a間の中央部に配置されている。
・図9(a)(b)に示すように、各第1側壁部11又は各第2フランジ16に形成された上下方向(レール長手方向に直交する一方向)に延在する1つの線状孔としてのスリット状の細長孔81を基点として形成されたストッパ(第1ストッパ又は第2ストッパ)82であってもよい。この場合、ストッパ82は、細長孔81の前後方向一側が幅方向(図9において紙面に直交する方向)に略半円錐状に張り出す形状を呈する。
・前記実施形態において、第1ストッパ41の形成に係る一対の細長孔42以外の予備の細長孔42の個数は任意である。また、第1ストッパ41の形成に係る一対の細長孔42以外の予備の細長孔42を割愛してもよい。
・前記実施形態において、第1ストッパ41の上下方向の長さは、第2ストッパ46との当該方向における係合長(L1)と同等に設定されていてもよい。また、第2ストッパ46が、第1ストッパ41との上下方向における係合長よりも当該方向に延長されていてもよい。
Claims (6)
- 車両フロア及びシートの一方に固定される第1レールと、
前記車両フロア及び前記シートの他方に固定され、前記第1レールに対し相対移動可能に連結される第2レールとを備え、
前記第1レールは、幅方向に並設された一対の第1側壁部と、前記第2レールから離隔する前記両第1側壁部の基端間を連結する第1連結壁部と、前記両第1側壁部の先端から互いの対向する幅方向内側にそれぞれ張り出して更に該第1側壁部の基端側に折り返された一対の第1フランジと、前記第1レールの長手方向における所定位置で前記両第1側壁部に互いの対向する幅方向内側に突出形成された一対の第1ストッパとを有し、
前記第2レールは、前記両第1フランジ間で幅方向に並設された一対の第2側壁部と、前記第1レールから離隔する前記両第2側壁部の基端間を連結する第2連結壁部と、前記両第2側壁部の先端から互いに離隔する幅方向外側にそれぞれ張り出して更に前記第1側壁部及び前記第1フランジに包囲されるように折り返された一対の第2フランジと、前記第2レールの長手方向における所定位置で前記第1ストッパの移動軌跡を遮るように前記両第2フランジに幅方向外側に突出形成された一対の第2ストッパとを有することを特徴とする車両用シートスライド装置。 - 請求項1に記載の車両用シートスライド装置において、
前記両第1ストッパは、前記両第1側壁部の立設方向中央部にそれぞれ配置されており、
前記両第2ストッパは、前記両第2フランジの立設方向中央部にそれぞれ配置されていることを特徴とする車両用シートスライド装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用シートスライド装置において、
前記第1ストッパ及び前記第2ストッパの少なくとも一方は、該当の前記第1レール又は前記第2レールの長手方向に直交する一方向に延在する線状孔を基点に両持ち支持の状態で該当の前記第1レール又は前記第2レールに形成されていることを特徴とする車両用シートスライド装置。 - 車両フロア及びシートの一方に固定される第1レールと、
前記車両フロア及び前記シートの他方に固定され、前記第1レールに対し相対移動可能に連結される第2レールと、
前記第1レールの長手方向における所定位置で該第1レールに突出形成された第1ストッパと、
前記第2レールの長手方向における所定位置で前記第1ストッパの移動軌跡を遮るように前記第2レールに突出形成された第2ストッパとを備え、
前記第1ストッパ及び前記第2ストッパの少なくとも一方は、該当の前記第1レール又は前記第2レールの長手方向に直交する一方向に延在する線状孔を基点に両持ち支持の状態で該当の前記第1レール又は前記第2レールに形成され、
前記第1ストッパ及び前記第2ストッパは、共に両持ち支持の状態で前記第1レール及び前記第2レールにそれぞれ形成されており、
前記第1ストッパ及び前記第2ストッパの一方は、前記第1ストッパ及び前記第2ストッパの他方との前記第1レール又は前記第2レールの長手方向に直交する一方向における係合長よりも当該方向に延長されていることを特徴とする車両用シートスライド装置。 - 請求項3又は4に記載の車両用シートスライド装置において、
両持ち支持の状態で形成される前記第1ストッパ又は前記第2ストッパは、該当の前記第1レール又は前記第2レールの長手方向に並設された一対の前記線状孔間が張り出されて形成されていることを特徴とする車両用シートスライド装置。 - 請求項3〜5のいずれか一項に記載の車両用シートスライド装置において、
前記第1レール及び第2レールの相対移動を所定間隔ごとに係止可能なロック部材を備え、
前記線状孔は、該当の前記第1レール又は前記第2レールの長手方向に前記所定間隔ごとに複数並設されていることを特徴とする車両用シートスライド装置。
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