JP2007015239A - ボールペン - Google Patents

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JP2007015239A JP2005199818A JP2005199818A JP2007015239A JP 2007015239 A JP2007015239 A JP 2007015239A JP 2005199818 A JP2005199818 A JP 2005199818A JP 2005199818 A JP2005199818 A JP 2005199818A JP 2007015239 A JP2007015239 A JP 2007015239A
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JP2005199818A
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Kyohei Shirosaki
恭平 城崎
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Tomy Co Ltd
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Tomy Co Ltd
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Abstract

【課題】筆記具を筆記状態で使用している場合は筆記具の先端から先端が突出した筆記体は筆記具内に戻ることはないが、筆記具を横にしたときには筆記体は自動的に筆記具内に没入する筆記具を提供すること。
【解決手段】ノッカー4を押し下げて筆記体2の先端を筆記具本体1の先端から突出させる筆記具Aにおいて、上記ノッカー4を自動復帰させ筆記体2の先端を筆記具本体1内に没入させる自動復帰機構Bを備え、この自動復帰機構Bは、上記ノッカー4に係脱する係合部12を備えた作動軸10と、該作動軸10の後端に設けた曲折可能なジョイント部材6と、該ジョイント部材に連結した錘部材8とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、筆記具、詳しくは筆記具本体の先端から突出させた筆記体の先端を自動的に没入させる筆記具に関するものである。
従来、筆記具で複数のボールペン筆記体を備えた構造のものが提案され実用に供されている。この筆記具は、軸内のノック操作部に固定された筆記体を、軸内に設けた縦溝に沿って夫々摺動自在として、選択的にひとつの筆記体の先端を軸先端孔から突出させて係合し、夫々が突出することにより他の筆記体の係合を解除してリターンスプリ ングの作用により軸内に収納させるように構成されているものがある(例えば、特許文献1)。
特開2001−232989号公報
本発明が解決しようとする問題点は、軸の先端から突出している筆記体を引っ込めるためには、他の筆記体を突出させて他の筆記体との係合を解除する必要があり、筆記体の先端を没入させるためには意図的な操作が必要なため、年少者が筆記具を使用している際に筆記体の細い先端が筆記具の先端から突出していると思いがけない事故が起こる恐れがある点であった。
本発明は、上記問題点を解決し、筆記具を筆記状態で使用している場合は筆記具の先端から先端が突出した筆記体は筆記具内に戻ることはないが、筆記具を横にしたときには筆記体は自動的に筆記具内に没入する筆記具を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明に係る筆記具は、ノッカーを押し下げて筆記体の先端を筆記具本体の先端から突出させる筆記具において、該ノッカーを自動復帰させ筆記体の先端を筆記具本体内に没入させる自動復帰機構を備えたことを特徴とする。
なお、前記筆記具は、以下の要件を備えることが好ましい。
(イ)前記自動復帰機構は、前記ノッカーに係脱する係合部を備えた作動軸と、該作動軸の後端に設けた曲折可能なジョイント部材と、該ジョイント部材に連結した錘部材とを備えること
(ロ)前記ノッカーを押し下げて筆記体の先端を筆記具本体の先端から突出させるとき、該ノッカーは作動軸の係合部に係合し、該作動軸を押し下げるとともに、係止片が筆記体内部の係止部に係止されること
(ハ)前記筆記体を傾けたときには、上記錘部材が傾動して上記作動軸を持ち上げ、該作動軸の係合部は上記係止部によるノッカーの係止片の係止を解除すること
また、前記ノッカーと筆記体とは弾性部材で連結され、筆記体の先端に軸方向に外力を加えると、外力を加えている間は上記弾性部材が収縮し、筆記体の先端は筆記具本体内に没入することが好ましい。
請求項1の発明によれば、ノッカーを操作して筆記体の先端を筆記具本体の先端から突出させた筆記具による筆記作業を終えたり、筆記具を振り回したりする取り扱いをすると、筆記体は自動的に筆記具本体内に引き戻されるので、特別な操作をすることなく筆記体を収容することができるので、取り扱い性に優れるとともに安全性を考慮した筆記具を実現することができる。
請求項2の発明によれば、自動復帰機構をノッカーに係脱する係合部を備えた作動軸と、該作動軸の後端に設けた曲折可能なジョイント部材と、該ジョイント部材に連結した錘部材とで構成し、ノッカーを押し下げて筆記体の先端を筆記具本体の先端から突出させるとき、該ノッカーに形成した係止片が筆記体内部の係止部に係止されるが、前記筆記体を傾けたときには、上記錘部材が傾動して上記作動軸を持ち上げ、該作動軸の係合部は上記係止部によるノッカーの係止片の係止を解除するので、筆記具を傾けるだけで自動復帰機構が作動して筆記体を収容することができる。
請求項3の発明によれば、筆記体の先端に軸方向に筆圧以上の大きさの外力を加えると、その外力を加えている間は弾性部材が収縮して筆記体の先端は筆記具本体内に没入するので、安全な筆記具を提供することができる。
図1は、本発明に係る筆記具Aの一例を示し、この筆記具Aは筆記具本体1の内部に異なる色(例えば、黒、赤、青、緑)の筆記体(ボールペン)2を収容し、筆記具本体1の周面に形成された開口部3から突出したノッカー4の操作部4aを押し下げるようにしてノッカー4を押し下げることにより、そのノッカー4に対応した筆記体2が押し下げられ、筆記体2の先端が筆記具本体1の先端から突出するようにしたもので、この筆記具Aは筆記具本体1を横に傾けるだけで自動的に筆記体2が筆記具本体1の内部に引っ込んで先端を筆記具本体1内に没入させる自動復帰機構Bを備えたものである(図2参照)。
自動復帰機構Bは、図3、図4に示すように、筆記具本体1の後端に取り付けられた保持筒5内に上下動可能に配置された曲折可能なジョイント部材(例えば、ボールジョイント)6と、保持筒5の上部に嵌合させた収容部7の内部に配置され、下端が上記ボールジョイント6の上部材6aに摺動可能に連結された錘部材8と、上記保持筒5の下面に連設されたガイド筒9の内部に上下動可能に配置されるとともに、上記ボールジョイント6の下部材に6bに連結された作動軸10とで構成されている。
上記ガイド筒9の周面には長手方向にガイド溝11が形成され、上記作動軸10の中間位置には係合部12が膨出して形成されている。この係合部12は上部に向かって先窄まりに形成されている。
ノッカー4は、図3、図4に示すように、上記ガイド溝11に沿って上下動できるように背面側が肉薄に形成され、この肉薄部13には上記作動軸10の係合部12に係脱する係合凹部14が形成され、このノッカー4の両側部には係止凸部15が突出形成されている。
上記係止凸部15は、スプリング16に抗してノッカー4を押し下げた時、係止凸部15の上面がガイド筒9の底面に当接し、ノッカー4の押し下げを解除しても、ノッカー4は押し下げられた状態が維持されるようになっており、この状態では筆記体2の先端は、筆記具本体1の先端から突出し、筆記をすることができる状態になっている。
さらに、ノッカー4の底部には凹部17が形成されこの凹部17の内部にはスプリング18が収容され、このスプリング18の下端には筆記体2の上端が連結されている。このスプリング18は筆記体2の先端に筆圧以上の外力を加えたとき、収縮して筆記体2の先端を筆記具本体1内に没入させるようにするためのものである。
なお、図3、図4において符号20は、筆記体2、作動軸10をガイドするガイド部材で、中央には作動軸10を挿通させる挿通孔21が形成され、挿通孔21の外側には筆記体2を挿通させる挿通孔22が形成されている。そして、スプリング16はノッカー4とガイド部材20との間に配置されている。
ノッカー4の係合凹部14は、図5(a)に示すように、ノッカー4を押し下げる際、作動軸10に形成された係合部16に係合し、この作動軸10を引き下げるように働き、ノッカー4の係止凸部15がガイド筒9の下方に位置するまでノッカー4を押し下げると、図5(b)に示すように、ノッカー4は係合凹部14が作動軸10の係合部16に係合した状態で、係止凸部15がガイド筒9の下端に当接し、ノッカー4が係止されている状態が維持されるようになっている。
作動軸10が押し下げられると、作動軸10の先端に取り付けられたボールジョイント6を介して錘部材8はスプリング19を圧縮した状態で下動する。
図5(c)に示すように、筆記具を横に傾けると、スプリング19の反発と錘部材8の自重とでずれてボールジョイント6を傾けるので、作動軸10が引っ張られ、作動軸10の係合部16がノッカー4の係合凹部14から外れ、ノッカー4を外方に押し出すので、ガイド筒9の底面によるノッカー4の係止凸部15の係止が解除されるので、ノッカー4はスプリング16に付勢されて後退する。ノッカー4が後退すると筆記体2も後退し、筆記体2の先端は筆記具本体に没入することになる。
なお、ノッカー4と筆記体2とは弾性部材であるスプリング18を介して連結され、ノッカー4を押し下げて筆記体2の先端を筆記具本体1の先端から突出した状態で、筆記具2の先端を強く押し付けたりして筆記体2の先端に外力を加えた場合、スプリング18が外力を吸収して縮むことにより筆記体2の先端は筆記具本体1内に没入するようになっている。
上述したように、ノッカー4を押し下げて筆記体2の先端を筆記具本体1の先端から突出させることにより筆記を行なうことができ、筆記具本体1を横に傾けることにより自動収容機構Bが働いて、筆記体2を筆記具本体内に没入させることができるので、従来の筆記具のように他のノッカーを押し下げる操作をする必要がなく、簡単に筆記体を戻すことができるので、年少者が筆記具を筆記目的以外で使用しようとすると筆記体の先端が自動的に筆記具本体内に没入するので、安全な筆記具を実現することができる。
また、ノッカー4と筆記体2とをスプリング18を介して連結することにより、突出させた筆記体2の先端に外力を加えた場合、外力を加えている間だけスプリング18が縮んで筆記体2の先端が筆記具本体1内に引っ込むのでさらに安全な筆記具を実現することができる。
本発明に係る筆記具の一例を説明する斜視図 上記筆記具の要部縦断面図 上記筆記具の内部構造を説明する平面側分解斜視図 上記筆記具の内部構造を説明する底面側分解斜視図 (a)〜(c)は上記筆記具の作動状態を説明する要部縦断面図
符号の説明
1 筆記具本体
2 筆記体
4 ノッカー
6 ジョイント部材
8 錘部材
18 弾性部材(スプリング)
A 筆記具
B 自動復帰機構

Claims (3)

  1. ノッカーを押し下げて筆記体の先端を筆記具本体の先端から突出させる筆記具において、該ノッカーを自動復帰させ筆記体の先端を筆記具本体内に没入させる自動復帰機構を備えたことを特徴とする筆記具。
  2. 以下の要件を備えることを特徴とする、請求項1記載の筆記具。
    (イ)前記自動復帰機構は、前記ノッカーに係脱する係合部を備えた作動軸と、該作動軸の後端に設けた曲折可能なジョイント部材と、該ジョイント部材に連結した錘部材とを備えること
    (ロ)前記ノッカーを押し下げて筆記体の先端を筆記具本体の先端から突出させるとき、該ノッカーは作動軸の係合部に係合し、該作動軸を押し下げるとともに、ノッカーに形成された係止片が筆記体内部の係止部に係止されること
    (ハ)前記筆記体を傾けたときには、上記錘部材が傾動して上記作動軸を持ち上げ、該作動軸の係合部は上記係止部によるノッカーの係止片の係止を解除すること
  3. 前記ノッカーと前記筆記体とは弾性部材で連結され、筆記体の先端に軸方向に外力を加えると、外力を加えている間は上記弾性部材が収縮し、筆記体の先端は筆記具本体内に没入する、請求項1又は2記載の筆記具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010167746A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Zebra Pen Corp シャープペンシル
TWI478822B (zh) * 2009-02-24 2015-04-01 Sakura Color Prod Corp pen
JP2015134427A (ja) * 2014-01-16 2015-07-27 ゼブラ株式会社 複数出没式筆記具

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