JP3363446B1 - 巻芯体 - Google Patents

巻芯体

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JP3363446B1
JP3363446B1 JP2002085289A JP2002085289A JP3363446B1 JP 3363446 B1 JP3363446 B1 JP 3363446B1 JP 2002085289 A JP2002085289 A JP 2002085289A JP 2002085289 A JP2002085289 A JP 2002085289A JP 3363446 B1 JP3363446 B1 JP 3363446B1
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winding core
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winding
cylindrical
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俊夫 福光
義昭 本名
東  康雄
裕明 小林
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宇部日東化成株式会社
コトコ株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】再利用するための回収輸送の際に、回収しやす
く、軽量で、かつ耐久性、形態保持性に優れた巻芯体を
提供すること。 【解決手段】 テープ等の帯状材Tが巻回される円筒状
の巻芯体1(10)に関して、円筒体を周方向所定間隔
に分割して得られる複数の湾曲体3,4,5,6(1
1,12,13)が連設された形態を備えるようにし
て、前記湾曲体の内周壁面7(14)には外周壁面2
(15)側に向けて凹設されてなる凹部14cが複数形
成されるとともに、前記湾曲体3,4,5,6(11,
12,13)が可撓性を備える薄肉部8(16)を介し
て連設されるように、合成樹脂により一体成形し、左右
端部に配置された前記湾曲体3,6(11,13)の接
合端面3a,6a(11a,13a)同士を連結させる
と円筒形態Xが形成され、前記接合端面3a,6a(1
1a,13a)を解放させると展開形態Yが形成される
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープや梱包バン
ド等の帯状材が巻回される巻芯体に関する。詳細には、
繰り返して使用できる巻芯体であって、テープや梱包バ
ンド等が使い果たされて残った巻芯体を再使用する目的
で回収輸送する際に、回収し易く、嵩張らないように工
夫された巻芯体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テープや梱包バンド等が巻回さ
れる巻芯体には、薄板状の紙を接着、積層させて円筒形
態に形成した、いわゆる「紙管」と称されるものが使用
されることが多い。
【0003】しかしながら、この紙管を巻芯体として用
いた場合には、含浸される接着剤が障害となって再生利
用が困難となる。また、紙管は耐摩耗性、耐水性が悪
く、回収・再使用を繰り返すうちに変形してしまう場合
もある。このため、特開平7−247057号報では、
合成樹脂で形成された巻芯体が提案されている。
【0004】具体的には、図15に示すような、合成樹
脂から形成された円筒形態の巻芯本体100を周方向に
複数に等分し、分割体101、101,101,101
を形成する。各分割体101は長さ方向に沿う接合面1
02に嵌合部103を設けるとともに、図示しない梱包
バンドの巻き始め端の挿入用凹部の取付け孔104を設
ける。使用時には互いに隣り合う分割体101の嵌合部
103同士を嵌合して巻芯本体100を形成する。使用
済み後の回収時には嵌合を外し、分解して輸送するとい
う技術である。
【0005】この巻芯本体100は、再利用のための回
収輸送時に該巻芯本体100を分解した状態で積載する
ことができるため、嵩張らず、輸送効率を向上させるこ
とができるという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術においては、次のような技術的課題があっ
た。
【0007】まず、巻芯本体100を、使用済み後に回
収する場合は、嵌合を外して分解する必要があるため作
業が面倒であった。また、再び巻芯本体100を形成す
る場合にも、分割体101,101,101,101を
それぞれ互いに嵌合させて組み立てる必要があるため作
業が面倒であった。更には、分割体101が分離されて
しまうので、収容や積載する際に煩雑になりやすかっ
た。
【0008】そこで、本発明の主な目的は、再使用する
ための回収輸送の際に、回収し易く嵩張ることがない巻
芯体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し、上記
技術的課題を解決するために、本発明に係る巻芯本体で
は、次の手段を採用する。なお、本発明に係る巻芯体
は、巻回された後に使用される帯状材、例えば、テー
プ、梱包バンド、シート、フィルム、金属箔、紙などに
広く適用できる。
【0010】まず、テープや梱包バンド等の帯状材を巻
回する円筒状の巻芯体に関して、円筒体を周方向所定間
隔に分割して得られる複数の湾曲体が連設された形態を
備え、前記湾曲体の内周壁面には、該湾曲体の外周壁面
側に向けて凹設されてなる凹部が複数形成されるととも
に、前記湾曲体が可撓性を備える薄肉部を介して連設さ
れるように、合成樹脂により一体成形し、左右端部に配
置された前記湾曲体の接合端面同士を連結させると円筒
形態が形成され、前記接合端面を解放させると前記湾曲
体が展開される構成とした。
【0011】ここで、本発明に係る巻芯体は、分割され
た湾曲体によって円筒形態と展開形態の両方を取り得る
前記構成を備えており、前記湾曲体同士の連設手段及び
接合端面同士の連結手段は、本発明の目的を逸脱しない
範囲で適宜採用可能である。
【0012】前記巻芯体では、巻回されていたテープ等
が全部使い果たされて残った巻芯体を、嵩張る円筒状の
形態のままではなく、略扁平状に展開させた形態で回収
し、輸送(返送)することが可能となる。このため、巻
芯体の回収・再使用が容易になり、再使用に係わる輸送
コストも大きく低減させることが可能となる。
【0013】また、組み立て又は展開作業を、左右端部
に配置されている湾曲体の接合端面同士を連結又は解放
させるだけで済むので、作業が容易になる。具体的に
は、従来技術の巻芯本体(図15参照)のように複数の
分割体をそれぞれ嵌合させたり外したりする複雑な作業
に比べ、連設された湾曲体の両接合端面同士だけを連結
又は解放させるだけで済むので、作業が簡単である。
【0014】次に、本発明に係る巻芯体では、該巻芯体
全体を合成樹脂によって一体成形し、可撓性を備える薄
肉部によって各湾曲体を連設させるように工夫した。即
ち、巻芯体を熱可塑性樹脂、とりわけポリプロピレン、
ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂によって、強度
面を考慮しつつ一体に形成した。このため、紙管製の巻
芯体に比べて大幅に軽量化できるとともに、耐久強度を
高めることができるので再使用による変形がなくなる。
また、巻芯体を洗浄し、衛生的に使用できるので、食品
包装用のフィルムを巻回する場合等に、特に好適であ
る。
【0015】また、各湾曲体を連設する部分を、合成樹
脂を薄肉に成形して可撓性を持たせ、この薄肉部にヒン
ジ機能を発揮させるようにしたことによって、巻芯体を
展開したときの形態に自由度を持たせることができる。
【0016】ここで、本発明に係る巻芯体を構成する湾
曲体のそれぞれの内周壁面に、該湾曲体の外周壁面側に
向けて凹設されてなる凹部を複数形成するように工夫し
た。なお、凹部の正面視形状は、円形、矩形、菱形その
他の形状を適宜選択可能であり、その深さについても、
強度面に問題がない範囲で適宜決定できる。また、凹部
の数も適宜採用可能である。
【0017】内周壁面に凹部を形成したことによって、
巻芯体に使用される材料(例えば合成樹脂)の量を大幅
に減少できるのでコストが安くなる。また、巻芯体の全
体重量が大幅に軽減化されるので、回収作業が容易化
し、輸送の際の積載重量を低減できる。
【0018】次に、本発明に係る巻芯体の湾曲体の連設
部に関し、隣り合った湾曲体の一方の端面には突起部が
形成され、前記端面に対向する他方の端面には前記突起
部が遊嵌する孔が形成された構成を採用した。この構成
では、隣り合った湾曲体の端面が嵌着して固定される結
果、外力が加わったとしても、端面同士の接合面がずれ
ることがないので、確実に円筒形態を保持できる。即
ち、本発明に係る巻芯体は、前記凹部を形成したことに
よって軽量化を達成できたことに加えて、形態保持性に
も優れているという特徴を備えている。
【0019】次に本発明に係る巻芯体では、テープ等が
巻回された状態の時に、前記接合端面同士を解放して一
接合端面(接合端面のいずれか一方)を、この接合端面
に最近接する前記湾曲体の内周壁面側に入り込ませるこ
とができるようにしたことによって、巻芯体を巻回状態
のテープ等からスムーズに抜き取ることができるように
工夫した。
【0020】即ち、円筒形状の巻芯体は、該巻芯体の外
周に巻回されたテープ等を堅固に保持しているところ、
このテープ等を保持している状態で、巻芯体の接合端面
同士を解放し、一接合端面を最近接する前記湾曲体の内
周壁面側に入り込ませる(巻き込ませる)ことで、該巻
芯体の外周と巻回されたテープ等との間に隙間が形成さ
れる。この作用により、この巻回作業が終了したときに
は、巻回状態のテープ等からこの巻回状態を崩さないよ
うに、巻芯体を抜き取ることができる。
【0021】この結果、巻芯体はテープ等の巻回作業現
場で専ら使用し、巻芯体を抜き取った巻回状態のテープ
等を梱包現場等に納入することができるので、巻芯体の
回収輸送作業自体を無くすことも可能となる。また、帯
状体Tが巻回された巻芯体1をユーザーに納品した段階
で巻芯体1を抜き取り、巻芯体1を回収返送することも
可能となる。
【0022】以上のように、本発明に係る巻芯体は、使
用形態である円筒形態と、回収・輸送形態である展開形
態と、抜き取り作業用の巻込み形態と、を自在に選択で
きるという新機能を備え、軽量化と形態保持性の両立を
達成したという技術的意義を有している。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る巻芯体の実施
形態について、添付した図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る巻芯体1の円筒形態Xの外観斜視
図、図2は、帯状材Tが巻回された状態の巻芯体1を上
方から見た平面図、である。
【0024】図示された本発明に係る巻芯体1は、内部
空洞の円筒形態Xを形成し、この円筒形態Xの状態で、
テープや梱包バンド等の帯状材Tを外周壁面2に引き出
し可能に巻回して保持するという機能を発揮する(図2
参照)。
【0025】ここで、巻芯体1は、一つの円筒体を周方
向(図1に示す符号Rの矢印方向)所定間隔に分割して
得られる四つの湾曲体3,4,5,6が連設された形態
を備えている。
【0026】左右端部に配置されている湾曲帯3と湾曲
体6の接合端面3a,6a同士を、後述する方法で連結
させたときには円筒形態Xを形成し、接合端面3a,6
aの連結を外して解放させると湾曲体3,4,5,6が
連なって展開する。なお、湾曲体数は、特に4つに限定
するものではなく、本発明の目的に合致する範囲で、適
宜選択可能であるが、奇数個が望ましい。偶数個の場合
には、図1、図2で示すように、接合端面3a,6aの
連結部と対向する位置に薄肉部8が配置されるようにな
るので、外圧に対する円筒形態Xの強度が弱くなるから
である。
【0027】図3は、本発明に係る巻芯体1の展開形態
Yの一態様を表した外観斜視図である。この図3に示す
ように、巻芯体1は、四つの湾曲体3,4,5,6が連
なって形成されており、円筒形態X(図1、図2参照)
と、図3の展開形態Yと、を自在に選択できる構成とさ
れている。
【0028】このため巻芯体1は、円筒形態Xの巻芯体
1に巻回されていた帯状材Tが全部引き出されて使い果
たされたときに(図1に示す状態)、残された巻芯体1
を廃棄処分とはせず、回収して再使用するのに大変適し
ている。
【0029】即ち、巻芯体1は、帯状材Tを使用する梱
包作業現場等から帯状材Tを巻芯体1に巻き取る現場へ
返送する際に、図1、図2に示す円筒形態Xのままで回
収・輸送したのでは嵩張ってしまって、収納・輸送効率
が大変悪くなることから、図3に示すような展開形態Y
の状態で積載(平積み)できるという特徴を備えてい
る。
【0030】図4は、展開形態Yの巻芯体1が積層され
た状態Wを示す外観斜視図である。
【0031】この図4に示されているように、略扁平な
展開形態Yとされた複数の巻芯体1を、一方の巻芯体1
の外周壁面2が他方の巻芯体1の内周壁面7に対向する
ように積み重ねる。なお、巻芯体1の内周壁面7には、
後述する巻芯体10と同様の凹部14c(図11、図1
3参照)を形成して軽量化を図ることができるが、図
1,図3,図8においては凹部14cを省略して示す。
【0032】図4に示すような積層状態Wでは、巻芯体
1,1間の間隙が少ないので、全体として嵩張ることが
ない。このため、輸送トラックの荷台にスペース効率良
く積載したりや所定の回収ケース(図示せず)に効率よ
く収納することが可能となる。
【0033】本願発明者らが試算したところ、6個の巻
芯体1を円筒形態Xの状態で、3個×2列に配列させた
時に必要となる収納ケースの容積と6個の巻芯体1を図
3に示すような積層状態で積み重ねた時に必要となる収
納ケースの容積とを比較すると、後者の容積は、前者の
容積の約4分の1であった。
【0034】また、図4に示す積層状態Wでは、展開形
態の各巻芯体1が、円筒形態Xに戻ろうとする力(図
3、図4の符号Gの矢印参照)が働くので、各巻芯体1
が下側の巻芯体1を把持する如き状態を形成するので、
積層状態Wが安定的に保たれ、荷崩れを起こすことがな
い。
【0035】ここで、本発明に係る巻芯体1は、合成樹
脂で一体成形することによって、紙管と比較して軽量で
あり、耐久強度を向上させて変形が起こらないようにす
ることができる。従って、回収輸送されて繰り返し使用
される巻芯体1として最適である。
【0036】合成樹脂としては、熱可塑性樹脂、とりわ
けポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン系
樹脂が、薄肉部8の一体成形性、耐久性、再生利用の容
易性等の点からより好適である。なお、合成樹脂とし
て、ベークライトや不飽和ポリエステル樹脂と補強繊維
との混合物であるSMC(シートモールドコンパウン
ド)等、熱硬化性樹脂を採用することも可能である。
【0037】巻芯体1を合成樹脂で成形する場合、湾曲
体3,4,5,6を予め合成樹脂で別体に成形してお
き、これらの湾曲体3,4,5,6を、ヒンジ機能を備
える別部材によって接合することも可能である。なお、
巻芯体1を合成樹脂で一体成形した方が、接合工程がな
いことから成形作業面で有利である。
【0038】合成樹脂材料を使用して巻芯体1を形成す
れば、加工成形が容易であるので、帯状材Tの巻き始め
端を固定するための部位を形成したり、帯状材Tを巻き
取り易くするための溝等を外周壁面2に形成したりする
こともできる。更には、湾曲体3,4,5,6の肉厚は
厚み方向に必ずしも均一である必要はなく、内周壁面7
に図示しない凹部(欠肉部)を主として周方向に部分的
に形成する等により、巻芯体1の軽量化と使用材料量の
削減を図ることも可能である。
【0039】続いて、図5、図6に基づいて、本発明に
係る巻芯体1の接合端面3a,6aを連結させるための
構成について詳説する。なお、図5は、接合端面3a,
6aの連結部Lの一実施例を表す部分拡大図、図6
は、嵌合状態の連結部Lを表す平面図、である。
【0040】まず、図5を参照すると、連結部Lは、
接合端面3aから突設された突起部3bと、該突起部3
bを嵌め込むことができるように、突起部3bに対向す
る位置の接合端面6aに形成された嵌入部6bと、から
構成されている。
【0041】突起部3bは、まず接合端面3aから板状
に突き出て、その先端部に略円筒形状に膨らんだ係合部
3cを備えている。この係合部3cが、対向する嵌入部
6bの(突起部3bに沿う形態に形成された)嵌入溝6
cに押し込まれて嵌合する。図6に示された嵌合状態で
は、接合端面3aと接合端面6aは連結固定され、図1
等に示す円筒形態Xを形成し、保持する。
【0042】なお、連結部Lの構成は、突起部3bと
嵌入部6bとからなる上記実施例に限定されることはな
く、接合端面3aと接合端面6aとを確実に連結固定で
き、円筒形態Xを保持できる構成であれば採用可能であ
る。
【0043】続いて、図7は、隣り合う湾曲体3,4の
連設部Cの部分外観図である。この図7を主に参照する
ことにより、湾曲体の連設部Cの好適な実施形態につい
て説明する。
【0044】まず、ポリプロピレン等の合成樹脂を用い
て巻芯体1を一体成形し、湾曲体3と4、湾曲体4と
5、湾曲体5と6のそれぞれの境界部分を、可撓性を備
えるように薄肉に形成する。以下、湾曲体3,4の連設
部Cを代表例として説明する。
【0045】符号8で示した薄肉部は、隣り合う湾曲体
3,4と一体に形成された合成樹脂製の薄肉部分であっ
て、可撓性を備えている。このため湾曲体3と4を、図
7中に示す矢印P,Pのように反り返したり閉じたりさ
せることができるようになるため、巻芯体1を円筒形体
Xから展開形態Yへ、または展開形態Yから円筒形態X
へ、またそれらの中間形態(図示せず)へ自在に変化さ
せることができる。即ち展開形態Yの自由度が広がる。
【0046】このため、巻芯体1の積載又は収容形態
も、図4の扁平な積層状態Wから円筒形態Xよりの形態
まで適宜選択できることから、様々な回収・輸送の際の
スペース条件に対応可能となる。なお、薄肉部5の厚み
は、使用する合成樹脂材料との兼ね合いにより、耐久強
度を考慮して決定することができる。
【0047】ここで、図8は、帯状材Tが巻回された巻
芯体1を帯状材Tから抜き取る場合の状態を表す外観斜
視図、図9は、抜き取り作業に適した連結部Lの変形
例L の構成を係止状態で示す図、図10は、連結部L
の係止状態が解放され、湾曲体6が湾曲体3の内側に
入り込んだ状態を表す図、である。
【0048】上記構成の巻芯体1は、該巻芯体1に巻回
された帯状材Tから取り外して、抜き取ることができる
ように工夫できる。具体的には、巻芯体1の外周壁面2
に帯状材Tが巻回された状態の時に、接合端面3a,6
aの連結を外して解放し、一接合端面3aを内側方向E
(図9、図10参照)に引き入れる。そして、最近接す
る湾曲体6の内周壁面7側へ、接合端面3aを入り込ま
せる(図10の符号F参照)ことによって、巻芯体1の
口径を小さくする。
【0049】これにより、巻芯体1の外周壁面2と巻回
された帯状材Tの内周面Ta(図8、図10参照)の間
に隙間S(図8,図10参照)を形成し、巻回された状
態の帯状材Tから図8の符号Uで示す上方へ、巻芯体1
を抜き取ることができるようにする。
【0050】より具体的には、円筒形態Xの巻芯体1
は、該巻芯体1の外周壁面2に巻回されたテープ等の帯
状材Tを堅固に保持しているところ、この帯状材Tを保
持している状態で、巻芯体1の接合端面3a,6aの連
結を解放する。そして、一接合端面3aを最近接する湾
曲体6の内周壁面7側に入り込ませて、巻芯体1の外周
と巻回された帯状材Tとの間に隙間Sを形成する。
【0051】これにより、帯状材Tの7の内面Taと巻
芯体1の外周壁面2の接触度合いを緩和し、巻回状態の
帯状材Tの巻回状態を崩さないように、スムーズに巻芯
体1を抜き取る。なお、図8で示す符号Zは、抜き取り
作業時の巻芯体1の巻き込み形態を表している。
【0052】この抜き取り可能とされた構成の巻芯体1
によって、巻芯体1は帯状材Tの巻き取り作業の際ある
いは輸送の際に専ら使用し、巻芯体1を抜き取って残っ
た巻回状態の帯状材Tのみを梱包現場等に納入して、巻
芯体1の回収、返送作業自体を無くしたり、帯状体Tが
巻回された巻芯体1を梱包現場等に納品した段階で巻芯
体1を抜き取って巻芯体1を回収し、再び巻き取り作業
現場に返送したりすることが可能となる。
【0053】ここで、巻芯体1の抜き取り作業の容易性
を考慮すると、図9に示されているような連結部L
構成が望ましい。具体的には、連結部Lは、接合端面
3a,6aのそれぞれの上下端部2カ所に形成された上
方視略L字状の係合部3d、6dを係止させて連結する
構成が採用されている。
【0054】係合部3d、6dの形成位置を接合端面3
a,6aのそれぞれの上下端部2カ所に限定した理由
は、連結部Lの係止を解放する作業が容易になるから
である。
【0055】更に、係合部3d、6dの係止方向を、図
9に示す内外方向Dに一致させた連結部Lの構成によ
って、巻芯体1を周方向に広げる必要がなくなることか
ら、帯状材Tが堅固に巻回された状態でも、巻芯体1の
接合端面3aと6aの連結を容易に解放することができ
る。
【0056】この連結部Lの構成は、巻芯体1が外側
に展開しようとするテンションを利用して確実に係止状
態を保ち、円筒形態Xを維持できる一方、湾曲体3を図
9、図10の矢印E方向(内側方向)に引き込むだけ
で、連結部Lの係止状態を簡単に解放させることがで
きる。
【0057】ここで、図9,図10に示された孔3e、
6eは、連結部Lの係止状態の解放を容易化するため
に設けられたもので、この孔3e、6eにドライバー、
鈎その他の治具を引っかけることにより、湾曲体3を矢
印E方向へ引き込み易くなるように工夫したものであ
る。これにより、巻芯体1の抜き取り作業を簡便化でき
る。
【0058】なお、円筒形態Xを維持でき、かつ抜き取
り作業が容易であれば、連結部Lの細部構成は、上記
構成に限定されるものではない。
【0059】次に、添付した図11〜13に基づいて、
本発明に係る巻芯体の好適な実施形態である巻芯体10
の構成について説明する。なお、図11は、本発明に係
る巻芯体の別の実施形態である巻芯体10の正面図、図
12は、同巻芯体10の接合端面部分の拡大図、図13
は、同巻芯体10の連設部C’部分の拡大図である。
【0060】図11〜13に示された巻芯体10は、図
11に示されているように、計3つの湾曲体11,1
2,13から構成されている。図11に示す展開形態Y
から左右側に配置された湾曲体11、13のそれぞれの
接合端面11a、13aを連結させることによって、図
1と同様の円筒形態(図示せず)を形成することができ
る。
【0061】巻芯体10は、湾曲体11と12、湾曲体
12と13がそれぞれ可撓性を備える薄肉部16,16
によって連設されており、この構成において上記巻芯体
1と同様である。図11,図13に示された符号C’,
C’は、その連設部を表している。
【0062】ここで、巻芯体10を構成する湾曲体1
1,12,13の各内周壁面14,14,14は、正面
視外観格子状の形態を備えている。具体的には、各内周
壁面14は、上下方向に延びる縦立壁14aと左右方向
に延びる横立壁14bがそれぞれ所定間隔で形成されて
交差し、内周壁面を正面視したときに、外観格子状の形
態として観察できる形態を備え、縦立壁14aと横立壁
14bに囲まれた正面視矩形の領域には、外周壁面15
側に凹設されてなる凹部14cが形成されている。な
お、縦立壁14a、横立壁14bの数は適宜選択可能で
ある。
【0063】前記した内周壁面14の特徴的な格子状の
形態構成によって、巻芯体10は、使用される材料(例
えば合成樹脂)の量を大幅に減少できるのでコストを安
くでき、また、巻芯体10の全体重量が大幅に軽減化さ
れるので、回収作業が容易化し、輸送の際の積載重量を
低減できるという利点がある。従って、回収輸送して再
利用することを目的とする本発明に係る巻芯体として非
常に好適である。
【0064】なお、本巻芯体10においては、正面視格
子状の外観形態を代表例にとって説明したが、巻芯体1
0の内周壁面の外観構成(外観形状パターン)は、これ
に限定されるものではなく、例えば、所定ピッチで菱形
状の凹部や円形の凹部等が形成された構成も採用でき、
巻芯体10のコスト低減や重量軽減に寄与する凹部が形
成されていればよい。この巻芯体10と同様の凹部14
cを、既述した巻芯体1の内周壁面7にも形成すること
ができる。
【0065】次に、図12に基づいて、巻芯体10の接
合端面11a、13aの構成について詳説する。
【0066】湾曲体11の接合端面11aは、上下方向
所定間隔で計4カ所の突起部11b,11c,11c,
11bが設けられている。具体的には、接合端面11a
には、上下端部位置に設けられた固定用の突起部11
b,11b(既述した巻芯体1の突起部3bと同形態)
と、該突起部11b,11bの間に形成された、三角柱
状の突起部11c,11cと、が設けられている。
【0067】上下端部位置の突起部11b,11bは、
対向する接合端面13aに設けられた嵌入部13b(既
述した巻芯体1の嵌入部6bと同形態)に嵌入して係合
し、前記突起部11c,11cは、対向する接合端面1
3aに形成された切り欠き13c,13cにそれぞれ遊
嵌される。
【0068】巻芯体10では、固定用の突起部3bが四
カ所設けられた上記巻芯体1と比較して、固定用の突起
部11b,11bを上下端部二カ所だけとした前記接合
構成を採用したことによって、連結された接合端面11
aと13aを容易に離間させることができるので、円筒
形態から展開形態Yに戻しやすいという利点を備えてい
る。具体的には、巻芯体10を、接合端面11aと13
aの連結部分を上にして横置きし、該連結部分の近傍に
外側から力を加えると、嵌入部13bの溝が広がるよう
に作用するので、ワンタッチ感覚で両接合端面11aと
13aを離間させることができる。
【0069】続いて、主に図13に基づいて、巻芯体1
0の連設部C’の構成について詳説する。なお、連設部
C’の説明は、隣り合う湾曲体12と湾曲体13の連設
部を代表例として説明し、湾曲体11と湾曲体13の連
設部の説明は同様の構成故、説明を割愛する。
【0070】巻芯体10の連設部C’は、可撓性のある
薄肉部16を介して、湾曲体12の内周壁面14を正面
視したときの右側端面12dと湾曲体13の内周壁面1
4を正面視したときの左側端面13dとが、対向してい
る。
【0071】ここで、図13に示すように、前記左側端
面13dには、上下方向所定間隔で計四カ所の突起部1
3eが形成されている。突起部13eは、上下方向に細
長い三角柱状の形態をなしており、円筒形態を形成する
際には、それぞれ対向する前記右側端面12dに形成さ
れた計四カ所の孔12eに遊嵌するように構成されてい
る。
【0072】上記した巻芯体10の連設部C’の構成に
よって、連設部Cの端面が面一の構成(特に図3参照)
の上記巻芯体1の場合と比較して、連設部C’が確実に
固定される。具体的には、巻芯体10が円筒形態とされ
ている場合において、該巻芯体10に対して外部から負
荷加わったとしても、湾曲体11,12,13の対向す
る端面にずれが生じて、円筒形態に歪みが発生すること
がないという利点がある。即ち、巻芯体10は、円筒形
態の形態保持性に優れている。なお、以上説明した連設
部C’と同様の嵌合形態を、既述した巻芯体1の連設部
Cに採用することによって、前記利点を得ることができ
る。
【0073】次に、図14に基づいて、本発明に係る巻
芯体の薄肉部の好適な構成について説明する。図14
(A)は、展開形態(Y)時の巻芯体(10)の薄肉部
(16)部分の拡大図、図14(B)は、円筒形態
(X)時の巻芯体(10)の薄肉部(16)部分の拡大
図である。なお、以下の説明は、巻芯体10における湾
曲体12,13の間の薄肉部16を代表例として説明す
るが、湾曲体11,12の間の薄肉部16についても同
様の構成であり、また、巻芯体1の薄肉部8についても
同様の構成を採用できる。
【0074】可撓性を備える薄肉部16は、展開形態Y
時には、図14(A)に示されているように、内周壁面
14側に膨出するように反り返った形態をとることが可
能とされる一方、円筒形態X時には、図14(B)の矢
印Rで示されている薄肉部16の外面16aが、両脇の
湾曲体12,13の外周壁面15,15と面一の湾曲ラ
インを形成するように工夫されている。
【0075】即ち、巻芯体10が円筒形態Xの場合に
は、薄肉部16が外側に突き出たり、凹んだりしないよ
うにされている結果、外周壁面15は、全体として滑ら
かな円筒形を形成する構成とされている。この構成によ
り、巻芯体10に対して、テープやバンド等の帯状材T
を巻回する作業や引き出す作業をスムーズに行うことが
できる。また、使用形態である円筒形態X時に、薄肉部
16が外側に突出していないので、作業現場等におい
て、巻芯体10を転がす等して、外周壁面15を床等に
擦すり付けた場合でも、薄肉部16が摩擦や衝撃によっ
て損傷することがなくなるという利点がある。この薄肉
部16と同様の構成を、既述した巻芯体1の薄肉部8に
ついても採用し、前記同様の利点を得ることができる。
【0076】以上説明した本発明に係る巻芯体1、10
は、様々な帯状材Tの巻回(巻き取り)部材として、広
く使用できる。
【0077】
【発明の効果】本発明に係る巻芯体は、展開形態で積層
させて回収輸送できるので嵩張ることがない。従って、
スペース効率が良く、回収輸送コストを低減できる。
【0078】また、円筒形態と展開形態を簡単に形成で
きるので、回収及び再使用の際の作業を簡易に行うこと
ができる。
【0079】更には、本発明に係る巻芯体を合成樹脂で
形成した場合には、巻芯体自体が変形することがないの
で、巻回されたテープ等の巻状材に積載の圧力や側圧そ
の他の外圧によって変形が生じた場合でも、平面を転が
すことによって、巻状材を真円状態に容易に復元するこ
とが可能となる。この結果、巻状材が自動梱包機におい
て使用不能となるという事態が発生することがない。変
形し、形態の復元不能になってしまった巻状体は、自動
梱包機で使用できなくなり、焼却処分等にせざるを得な
くなるが、本発明に係る巻芯体に巻回された巻状材は、
このようなロスが生じることがない。
【0080】本発明に係る巻芯体を合成樹脂で一体成形
し、かつ内周壁面に凹部を形成したことによって、紙管
製の巻芯体と比較して軽量化でき、また、耐久強度、耐
水性を向上させることができるので、洗浄を行うことに
より衛生的な状態で使用することもできる。また、円筒
形態時には、隣り合う湾曲体の端面同士を嵌着させるよ
うに工夫したため、形態保持性に優れている。即ち、本
発明に係る巻芯体は、軽量性、耐久性、形態保持性の全
てを備えている。
【0081】また、本発明に係る巻芯体は、円筒形態か
ら展開状態に戻ろうとする力が常に働いているので、巻
回された巻状体からの抜け落ちの心配がなく、加えて、
本発明に係る巻芯体を合成樹脂で形成した場合では、従
来の円筒型紙管のように、輸送や保管中において吸湿や
乾燥によって口径が縮小し、巻状材から抜けてしまうこ
とがないので、安心して使用できる。
【0082】更には、本発明に係る巻芯体は、巻芯体を
巻回された状態の帯状材から簡単に抜き取ることができ
るので、巻芯体を帯状材の巻き取り作業の際あるいは輸
送の際に専ら使用し、巻芯体を抜き取った巻回状態の帯
状材を梱包現場に納入したり、納入先である梱包現場等
で巻芯体を抜き取って回収し、再び巻芯体を巻き取り作
業現場へ返送したりすることが可能となるので、大変便
利である。
【0083】そして、巻芯体の内周壁面に複数の凹部を
形成する構成を採用することによって、強度面において
は必要のない無駄な材料を極力省いてコストを安くする
ことができ、また、この凹部を設けることで、巻芯体の
全体重量の軽減を達成することができるので、回収作業
が容易になり、輸送の際の積載重量を減少させることが
できるという有利な効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る巻芯体(1)の円筒形態(X)の
外観斜視図
【図2】を帯状材(T)が巻回された状態の巻芯体
(1)を上方から見た平面図
【図3】同巻芯体(1)の展開形態(Y)の一態様を表
す外観斜視図
【図4】展開形態(Y)の巻芯体(1)が積層された状
態(W)を示す外観斜視図
【図5】接合端面(3a,6a)の連結部(L)の一
実施例を表す部分拡大図
【図6】嵌合状態の連結部(L)を表す図、
【図7】隣り合う湾曲体(3,4)の連設部(C)の部
分外観図
【図8】帯状材(T)が巻回された巻芯体(1)を帯状
材(T)から抜き取る場合の状態を表す外観斜視図
【図9】抜き取り作業に適した連結部(L)の変形例
(L)の構成を係止状態で示す図
【図10】連結部(L)の係止状態が解放され、湾曲
体(3)が湾曲体(6)の内側に入り込んだ状態を表す
【図11】本発明に係る巻芯体の別の実施形態(10)
の正面図
【図12】同巻芯体(10)の接合端面(11a,13
a)部分の拡大図
【図13】同巻芯体(10)の連設部(C’)部分の拡
大図
【図14】(A)展開形態(Y)時の巻芯体(10)の
薄肉部(16)部分の拡大図 (B)円筒形態(X)時の巻芯体(10)の薄肉部(1
6)部分の拡大図
【図15】従来技術の構成を表す図
【符号の説明】
1,10 巻芯体 3,4,5,6 (巻芯体1を構成する)湾曲体 3a,6a (巻芯体1の)接合端面 7 (巻芯体1の)内周壁面 8,16 薄肉部 11,12,13 (巻芯体10を構成する)湾曲体 11a,13a (巻芯体10の)接合端面 14 (巻芯体10の)内周壁面 14c 凹部 T 帯状材 X 円筒形態 Y 展開形態
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東 康雄 静岡県沼津市足高292−11 株式会社コ トコ内 (72)発明者 小林 裕明 静岡県沼津市足高292−11 株式会社コ トコ内 (56)参考文献 特開2000−344425(JP,A) 特開 平11−11799(JP,A) 特開 平8−268648(JP,A) 特開 昭64−98577(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 75/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状材が巻回される円筒状の巻芯体であ
    って、円筒体を周方向所定間隔に分割して得られる複数
    の湾曲体が連設された形態を備え、前記湾曲体は奇数個から構成され、 前記湾曲体の内側には、該湾曲体の外周壁面側に向けて
    凹設されてなる凹部が複数形成されるとともに、前記湾
    曲体が可撓性を備える薄肉部を介して連設されるよう
    に、合成樹脂により一体成形され、左右端部に配置され
    た前記湾曲体の接合端面同士を連結させると円筒形態が
    形成され、前記接合端面を解放させると前記湾曲体が展
    開する構成とされており、 隣り合う前記湾曲体の連設部における対向する端面の一
    方の端面には、突起部が形成され、他方の端面には、円
    筒形態時に、前記突起部が遊嵌する孔が形成された巻芯
    体。
  2. 【請求項2】 円筒形態時には、前記薄肉部が湾曲体の
    外周壁面と面一の湾曲ラインを形成するように構成され
    たことを特徴とする請求項1記載の巻芯体。
  3. 【請求項3】 帯状材が巻回された状態の時に、前記接
    合端面を解放し、一接合端面を最近接する前記湾曲体の
    内周壁面側に入り込ませることによって、巻回された状
    態の帯状材から抜き取ることが可能とされたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の巻芯体。
  4. 【請求項4】 前記湾曲体の両端に位置する前記接合端
    面の一方側端面の上下端部二カ所には、固定用の突起部
    が形成され、他方側の接合端面の上下端部には、前記突
    起部が係合する嵌入部が設けられ、 固定用の前記突起部の間には、対向する他方側の接合端
    面に形成された切り欠きに遊嵌する突起部が形成された
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の巻芯体。
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