JP2879260B2 - 空気式防舷材の製造方法 - Google Patents

空気式防舷材の製造方法

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JP2879260B2
JP2879260B2 JP2406723A JP40672390A JP2879260B2 JP 2879260 B2 JP2879260 B2 JP 2879260B2 JP 2406723 A JP2406723 A JP 2406723A JP 40672390 A JP40672390 A JP 40672390A JP 2879260 B2 JP2879260 B2 JP 2879260B2
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reinforcing
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英治 竹前
照男 諸星
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/30Adapting or protecting infrastructure or their operation in transportation, e.g. on roads, waterways or railways

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気式防舷材の製造
方法に係わり、更に詳しくは格納を容易にした空気式防
舷材の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、船舶が接岸する時に、船体の一部
が損傷するのを防止する目的として略円筒状に形成され
た空気式防舷材が使用されているが、従来の空気式防舷
材は、図9〜図11に示すように、使用時の形状に合わ
せて製作されていたため、中央部1は円筒形状であり、
両端側2a,2bは鏡板形状となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする間題点】このため、防舷材の
使用時は問題はないが、エアーを抜いて格納する場合、
平板状に折り畳まれないため、格納には広い場所が必要
となり、また図11に示すように、両端側2a,2bの
鏡部分は、中央部1上に積み重ねられた状態となるの
で、多数の防舷材を積み重ねることが難しく、また嵩張
るために多数の空気式防舷材を運搬するのが困難となる
問題があった。
【0004】
【発明の目的】この発明は、かかる従来の課題に着目し
て案出されたもので、エアーを注入した使用時は、従来
と同様な形状となり、またエアーを抜いた状態の時に
は、平板状となるように形成した空気式防舷材の製造方
法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、防舷材本体を構成するシート状の内面ゴム
層と、補強コードをカレンダーしてシート状に構成した
補強層と、シート状の外面ゴム層とを、予め中央の方形
状に形成された胴体部と、この胴体部の側部に直交する
向きに形成された左右一対の相対向する鏡部分とを一体
的に形成して所定の形状にしておき、最初に展開した状
態の内面ゴム層の内面側に離型部材を塗布または敷設
し、この状態で胴体部の長手方向の側縁部を互いに中央
側に折り曲げて貼り合わせ、次いで相対向する鏡部分を
胴体部に重ねて貼付けて袋状に構成し、このように構成
した最内層の内面ゴム層を、次に展開した状態の補強層
の中央に載置して、内面ゴム層と同様な順序及び操作に
より折り曲げて貼付けると共に積層させ、更に内面ゴム
層と補強層とが一体化したものを、展開した外面ゴム層
の中央に載置し、この外面ゴム層も内面ゴム層及び補強
層と同様に折り曲げて積層させ、このように構成した防
舷材本体の鏡部に、エアーの注入バルブを取付け、エア
ーを注入した時には、円筒状となり、またエアーを抜い
た時には、平板状となるようにすることを要旨とするも
のである。
【0006】
【発明の作用】この発明は上記のように構成され、防舷
材を使用時の形状に合わせて製作するのではなく、予め
シート状の内面ゴム層と、補強コードをカレンダーして
シート状に構成した補強層と、シート状の内面ゴム層と
を、防舷材本体の形状に対応させてシート状に形成して
おき、このシート状の内面ゴム層,補強層,外面ゴム層
を順次折り畳んで積層させ、中空部を有する平板状に構
成することで、エアーを注入した時には、円筒状とな
り、またエアーを抜いた時には、平板状となり、これに
よって防舷材の機能は、従来と同様に維持出来ると共
に、エアーを抜いて格納する時には、平板状となること
から広い場所を必要とせず、しかも多数の防舷材を積み
重ねることが出来、更に輸送も容易にすることが出来る
ものである。
【0007】
【発明の実施例】以下、添付図面に基づき、この発明の
実施例を説明する。図1は、防舷材本体Wにエアーを注
入した状態にした正面図、図2はエアーを抜いた状態の
平面図、図3は図2の正面図を示し、この防舷材本体W
は、図4に示すように、シート状の内面ゴム層3と、補
強コードをカレンダーしてシート状に構成した補強層4
と、シート状の外面ゴム層5とで構成され、両端鏡部6
a,6bの一方には、エアーの注入バルブ7が取付けら
れている。
【0008】次に、この防舷材本体Wの製造方法を説明
すると、図5及び図6に示すように、予め中央の方形状
に形成された胴体部Xと、この胴体部Xの側部に直交す
る向きに形成された左右一対の相対向する鏡部分Ya,
Ybとを一体的に形成した図に示すような形状で、前記
内面ゴム層3と、補強層4と、外面ゴム層5とを形成す
る。
【0009】このようにして、予め所定の形状に形成し
た内面ゴム層3と、補強層4と、外面ゴム層5とを、以
下のような順序により折り畳んで積層し、袋状の防舷材
本体Wを構成する。まず、内面ゴム層3を展開した状態
で、その内面側に離型材、ポリエチレンシート等の離型
部材8塗布または敷設する。この状態で胴体部Xの長手
方向の側縁部X,Xを互いに中央側に折り曲げて貼
り合わせ、次いで相対向する鏡部分Ya,Ybを胴体部
Xに重ねて貼付けて袋状に構成する。
【0010】このように構成した最内層の内面ゴム層3
を、次に展開した状態の補強層4の中央に載置して、内
面ゴム層3と同様な順序及び操作により折り曲げて貼付
けると共に積層させる。更に内面ゴム層3と補強層4と
が一体化したものを、展開した状態の外面ゴム層5の中
央に載置し、この外面ゴム層5も内面ゴム層3および補
強層4と同様に折り曲げて積層させる。そして、このよ
うに構成した防舷材本体Wの一方の鏡部6bに、エアー
の注入バルブ7を取付ける。
【0011】このようにして構成した防舷材本体Wにエ
アーを注入して使用状態にしたものが図1であり、従来
と同様な円筒状の形状とすることが出来、またエアーを
抜いた時には、図2及び図3に示すような平板状とする
ことが出来るものである。これにより、防舷材本体Wの
機能は、従来と同様に維持出来ると共に、エアーを抜い
て格納する時には、平板状となることから広い場所を必
要とせず、しかも多数の防舷材本体Wを積み重ねること
が出来、更に輸送も容易にすることが出来るものであ
る。
【0012】また、図7及び図8は、他の実施例を示
し、円柱状に形成された複数本の防舷材本体Waをベル
ト11により束ねて構成したものであり、このような小
径の防舷材本体Waも、上記のような方法により製造す
ることで、狭い場所での出し入れや、格納を容易にする
ことが出来るものである。
【0013】
【発明の効果】この発明は、上記のように防舷材本体を
構成するシート状の内面ゴム層と、補強コードをカレン
ダーしてシート状に構成した補強層と、シート状の外面
ゴム層とを、予め中央の方形状に形成された胴体部と、
この胴体部の側部に直交する向きに形成された左右一対
の相対向する鏡部分とを一体的に形成して所定の形状に
しておき、最初に展開した状態の内面ゴム層の内面側に
離型部材を塗布または敷設し、この状態で胴体部の長手
方向の側縁部を互いに中央側に折り曲げて貼り合わせ、
次いで相対向する鏡部分を胴体部に重ねて貼付けて袋状
に構成し、このように構成した最内層の内面ゴム層を、
次に展開した状態の補強層の中央に載置して、内面ゴム
層と同様な順序及び操作により折り曲げて貼付けると共
に積層させ、更に内面ゴム層と補強層とが一体化したも
のを、展開した外面ゴム層の中央に載置し、この外面ゴ
ム層も内面ゴム層及び補強層と同様に折り曲げて積層さ
せ、このように構成した防舷材本体の鏡部に、エアーの
注入バルブを取付け、エアーを注入した時には、円筒状
となり、またエアーを抜いた時には、平板状となるよう
にするので、従来と同様な防舷材本体の機能を維持した
上で、エアーを抜いて格納する時には、平板状となるこ
とから広い場所を必要とせず、しかも多数の防舷材を積
み重ねることが出来、更に輸送も容易にすることが出来
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】防舷材本体にエアーを注入して状態にした正面
図である。
【図2】エアーを抜いた状態の防舷材本体の平面図であ
る。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図1のA−A矢視断面図である。
【図5】防舷材本体を構成する内面ゴム層,補強層,外
面ゴム層の説明図である。
【図6】内面ゴム層,補強層,外面ゴム層を折り畳んで
防舷材本体を製造する方法の説明図である。
【図7】この発明の他の実施例を示す平面図である。
【図8】第7図のB−B矢視断面図である。
【図9】従来の防舷材の正面図である。
【図10】従来の防舷材からエアーを抜いた状態の平面
図である。
【図11】図10の正面図である。
【符号の説明】
3 内面ゴム層 4 補強層 5 外面ゴム層 6a,6b 鏡
部 7 注入バルブ 8 離型部材 W 防舷材本体 X 胴体部 Ya,Yb 鏡部分 X1 ,X2 胴体部Xの長手方向の側縁部 Ya,Yb 鏡部分

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防舷材本体を構成するシート状の内面ゴ
    ム層と、補強コードをカレンダーしてシート状に構成し
    た補強層と、シート状の外面ゴム層とを、予め中央の方
    形状に形成された胴体部と、この胴体部の側部に直交す
    る向きに形成された左右一対の相対向する鏡部分とを一
    体的に形成して所定の形状にしておき、最初に展開した
    状態の内面ゴム層の内面側に離型部材を塗布または敷設
    し、この状態で胴体部の長手方向の側縁部を互いに中央
    側に折り曲げて貼り合わせ、次いで相対向する鏡部分を
    胴体部に重ねて貼付けて袋状に構成し、このように構成
    した最内層の内面ゴム層を、次に展開した状態の補強層
    の中央に載置して、内面ゴム層と同様な順序及び操作に
    より折り曲げて貼付けると共に積層させ、更に内面ゴム
    層と補強層とが一体化したものを、展開した外面ゴム層
    の中央に載置し、この外面ゴム層も内面ゴム層及び補強
    層と同様に折り曲げて積層させ、このように構成した防
    舷材本体の鏡部に、エアーの注入バルブを取付け、エア
    ーを注入した時には、円筒状となり、またエアーを抜い
    た時には、平板状となるようにすることを特徴とする空
    気式防舷材の製造方法。
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JP4909527B2 (ja) * 2005-04-13 2012-04-04 横浜ゴム株式会社 空気式防舷材の折り畳み方法
JP4941589B1 (ja) * 2010-11-26 2012-05-30 横浜ゴム株式会社 空気式防舷材及びその搬送方法

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